JP4865255B2 - 携帯情報記録担体発行装置 - Google Patents

携帯情報記録担体発行装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4865255B2
JP4865255B2 JP2005160098A JP2005160098A JP4865255B2 JP 4865255 B2 JP4865255 B2 JP 4865255B2 JP 2005160098 A JP2005160098 A JP 2005160098A JP 2005160098 A JP2005160098 A JP 2005160098A JP 4865255 B2 JP4865255 B2 JP 4865255B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
information
wristband
record carrier
rfid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005160098A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006338180A (ja
Inventor
秀彦 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sato Holdings Corp
Original Assignee
Sato Holdings Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sato Holdings Corp filed Critical Sato Holdings Corp
Priority to JP2005160098A priority Critical patent/JP4865255B2/ja
Publication of JP2006338180A publication Critical patent/JP2006338180A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4865255B2 publication Critical patent/JP4865255B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は携帯情報記録担体発行装置に関し、特に、リストバンドに内蔵されたRFIDインレットに対してデータの書込みおよび読込みを行う手持ち式の携帯情報記録担体発行装置に関する。
従来、RFIDに各種情報を記憶させ、この各種情報を用いて各種の管理を行うことが実施されている。
例えば、野外で開かれる競技会において、情報記録担体としてのRFIDタグを競技者に発行し、走行時間等を管理するようなことが行われている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1によれば、予め発行したRFIDタグを競技者のゼッケンに取り付ける一方、審判員や補助員等には取っ手付きの軽量のアンテナ(図4)と携帯コントローラ(図5)とからなるRFIDリーダ/ライタを携帯させ、審判員がゴールした競技者のゼッケンにアンテナをかざすことによりRFIDタグからゼッケン番号等の競技者特定情報を読み取るようになっている。
しかしながら、上記特許文献1では、詳細な記載はないものの、参加者が多いためRFIDタグを予め発行する必要があり、埋め込むRFIDタグとゼッケン番号との一致は図れるものの、所定のゼッケン番号を該当競技者に割当てるための処理、すなわち、該当競技者が集中する受付時に該当番号のゼッケンを渡すための処理、および該当ゼッケンが該当競技者に渡ったか否かの確認が難しく、混乱をきたす恐れがあるという問題があった。
発行したRFIDタグ(情報記録担体)をゼッケンに取り付ける代わりにリストバンドに挟み込むようなことも行われているが(図10参照)、前述した該当競技者に該当番号のリストバンドを確実に渡すための受付時処理が難しいという問題は依然として残った。
また、リストバンドを発行するプリンタ(発行装置)としては、例えば、特許文献2がある(同文献の図3参照)。
特許文献2のプリンタによれば、台紙およびリストバンド部を備えたリストバンド用ラベルが長尺状に巻回された「連続体」を装着し、「連続体」を繰り出すとともに、熱転写リボンによりリストバンドの表面にID番号、生年月日などの患者情報を印字するようになっている。
しかしながら、上記特許文献2のプリンタ(発行装置)は、熱転写リボンを用い、かつ、「連続体」を装着して印字するため装置の大型化が避けられず、しかも、巻回した「連続体」を用いるため、アンテナを備えたRFIDが内蔵されたリストバンドに対するプリンタとして用いようとした場合、前記アンテナが丸まって断線のおそれがあるなど、RFID内蔵のリストバンド(情報記録担体)の印字用としては不向きであるという問題があった。
特開2004−248703号公報 特開2005−24582号公報
個人情報保護法の施行に伴い、患者氏名、生年月日などの患者情報が他人の目に触れることを極力抑えるため、RFID内蔵の情報記録担体に患者情報を記憶し、この情報記録担体を患者に保持させるようなことが望まれた。
さらに、在宅の介護患者などに前記患者情報が記憶された情報記録担体を保持させるため、患者のいる現場(派遣先)でRFID内蔵の情報記録担体が発行でき、しかも、患者情報が読取れるような携帯情報記録担体発行装置の開発が望まれた。
本発明は、上記のような状況に着目してなされたものであって、小型で、介護患者が在宅している現場に携帯が可能であり、しかも、RFIDへの情報の読込み・書込み、および目に見える最小限情報の印字も可能な携帯情報記録担体発行装置を提供することを課題とする。
本発明の携帯情報記録担体発行装置は、RFIDインレットが内蔵され、かつ、表面の適宜位置に印字表示部が形成されたリストバンドに対し所望の情報を印字するとともに書込む情報記録担体発行ユニットと、この情報記録担体発行ユニットとの間で情報の授受を行うデータ入力ユニットと、を備えた携帯情報記録担体発行装置であって、前記情報記録担体発行ユニットは、前記リストバンドのRFIDインレットに対する情報の読込み・書き込みを行うRFID読取り・書込み部と、挿入される前記リストバンドを案内するとともに、前記RFID読取り・書込み部に前記リストバンドのRFIDインレットを位置決めする担体挿入部と、前記担体挿入部に挿入され位置決めされた前記リストバンドの印字表示部に印字を施す印字文字部、および前記印字文字部に対応する見出し文字部を対向位置に配した印字用のエンドレスバンドと、前記印字文字部を前記リストバンドの印字表示部に位置決めすべく、前記印字用のエンドレスバンドを回転可能に支持した印字文字選択手段と、前記印字表示部に印字文字部が位置決めされた前記エンドレスバンドを前記印字表示部に押圧させる押圧手段と、情報記録担体発行ユニット全体を手持ち支持するためのグリップと、を具備し、また、前記データ入力ユニットは、前記情報記録担体発行ユニットのRFID読取り・書込み部に対し送信する前記所望の情報を入力可能なキーボード部と、前記キーボード部から入力された前記所望情報を表示するとともに、前記RFID読取り・書込み部に書込まれた前記所望情報を表示する表示部と、前記キーボードよりの入力、および表示部に対する表示を前記情報記録担体発行ユニットとの間で送受信する伝送手段と、を具備し、前記押圧手段による押圧がされたとき、前記担体挿入部に前記リストバンドが存在するか否か判定し、存在すると判定された場合は、前記担体挿入部に位置決めされた前記リストバンドのRFIDインレットに対しRFID読取り・書込み部を介して情報の書き込みを行うとともに、前記エンドレスバンドを介して前記印字表示部に情報を印字し、また、存在しないと判定された場合は、前記情報記録担体発行ユニットの外のリストバンドのRFIDインレットの情報を前記RFID読取り・書込み部を介して読取ることを特徴とする。
また、情報記録担体発行ユニットには、下方部を覆う底板部が形成され、この底板部は平坦に形成されるとともに、この底板部とエンドレスバンドとの間に担体挿入部が形成されるようにできる。
また、RFID読取り・書込み部は、底板部の先端部に設けられるようにできる。

本発明の携帯情報記録担体発行装置は、情報記録担体発行ユニットに設けた印字文字選択手段によりエンドレスバンドの印字文字部を情報記録担体の印字表示面に対し位置決めし、押圧手段により印字させるとともに、情報記録担体に内蔵されたRFIDインレットに対してはRFID読取り・書込み部を介して所望の情報の読込み・書き込みを行うようにしたため、1台でRFID内蔵の情報記録担体に対する所望の情報の印字および記憶が可能であり、さらに、記憶した所望の情報の読取りが可能であるという効果がある。
また、情報記録担体発行ユニットに対し、データ入力ユニットより伝送手段を介して所望情報を送受信できるため、介護患者が在宅する現場などでの情報記録担体の発行が可能であるという効果がある。
また、情報記録担体をリストバンドとすれば、患者への装着が容易であり、かつ、本人確認が確実に実施できる。
また、エンドレスバンドに、インクを含浸させたインクローラを当接すれば、鮮明な印字が期待できる。
また、底板部を平坦に形成すれば、手持ち状態で情報記録担体を発行せずともテーブル等への載置が可能であり、情報記録担体が安定した状態で容易に発行できるようになる。
さらに、印字文字選択手段に、印字用のエンドレスバンドを回転させる選択つまみ、および見出し文字部を視認可能とした見出し窓を備えるようにすれば、所望の活字体の選択が容易かつ確実となる。
以下、本発明の携帯情報記録担体発行装置の一実施の形態につき、図1ないし図5に基づき説明する。
携帯式情報記録担体発行装置は、「情報記録担体」としてのリストバンド50を印字・発行するハンディタイプ(手持ち式)の装置であって、主に、情報記録担体発行ユニット(以下、適宜、単に「発行ユニット」と称す)1と、この発行ユニット1との間で所望のデータの授受を行うデータ入力ユニット(以下、適宜、単に「入力ユニット」と称す)2(図4)とより構成される。
図1は、発行ユニット1の概略側面図、図2は、図1中、矢示II方向より見た概略平面図である。
同図に示すように、発行ユニット1は、主に、グリップ3が形成された発行ユニット本体4と、前記グリップ3に対設された作動レバー5と、底板部6と、を備えている。
発行ユニット本体4は、印字用のエンドレスバンド7と、選択つまみ8と、インクローラ9と、見出し窓部10と、制御部11と、位置決めセンサ19と、スイッチ20と、バッテリ12とを備える。
グリップ3は、発行ユニット本体4の手元側(図1、図2における右側)に形成されており、これを握ることにより発行ユニット1全体が手持ち支持されるようになっている。
エンドレスバンド7は、一般にその外周半分が押印用の活字体が形成された印字文字部13で、残る外周半分が見出し文字部14であり、前記印字文字部13および見出し文字部14とも0〜9のアラビア数、あるいは、「ID」や「No」などの特殊文字で形成されている。このエンドレスバンド7は、図2における幅方向(矢示W方向)に複数列配置されており、かつ、図1における下半分が印字文字部13、また、上半分が見出し文字部14となるように設けられている。
選択つまみ8は、前記エンドレスバンド7を回転可能に支持した「印字文字選択手段」であり、前記複数列のエンドレスバンド7のうち、所望列のエンドレスバンド7を選択して回転できるようになっている。
インクローラ9は、前記エンドレスバンド7の印字文字部13に当接して該印字文字部13に図示省略のインクを塗付するためのインク塗布手段であり、インク(図示省略)が含浸されている。
見出し窓部10は、発行ユニット本体4の図1における左先端部の上方部に形成されており、前記エンドレスバンド7の見出し文字14の視認(確認)用の窓であって、前記選択つまみ8により所望列の見出し文字部14を選択して回転し見出し窓部10に所望の「見出し文字」が見えるよう位置決めすると、この見出し窓部10に表示された「見出し文字」に該当する印字文字部13の「活字体」が、外周の対向する下端部に位置決めされるようになっている。
制御部11については、後述する。
位置決めセンサ19は、印字対象のリストバンド50が発行ユニット1の所定位置に位置決めされたか否かの確認用のセンサであり、発光部と受光部とを備える。詳細は後述する。
バッテリ12は、制御部11や後述の各部への供給用電源である。
スイッチ20は、後述の作動レバー5の作動を検出するようになっている。
また、15は、LED(light emitting diode:発光ダイオード)であり、このLED15の点灯、消灯、あるいは点滅により、「携帯情報記録担体発行装置」の各種の状態を表すようになっている。
また、「押圧手段」としての作動レバー5は発行ユニット本体4の機枠に枢軸16にて保持され、作動レバー5の先端部には、前記複数列のエンドレスバンド7が固着され、さらに、手元部には前記スイッチ20が設けられている。そして、手でグリップ3と作動レバー5を手で支持し(握り)作動レバー5を握り締めていくと、枢軸16を挟んで作動レバー5の他端側(図1における左先端部側)に固定されたエンドレスバンド7が枢軸16を回動中心点として下方へ押圧され、かつ、手元側のスイッチ20がONとなって作動レバー5によるエンドレスバンド7の押圧が検出され、さらに、握っている力を緩めると作動レバー5が元の位置に戻って前記押圧力を解くとともに、エンドレスバンド7を元の位置に復帰するようになっている。なお、作動レバー5の緩みに伴い前記スイッチ20はOFFとなる。
底板部6は、発行ユニット本体4の図1における下方部を覆うように形成されており、先端部に、リストバンド50の後述する「RFIDインレット」に対する情報の読取り・書込みを行うRFID読取り・書込み部17を備える。
そして、底板部6と前記エンドレスバンド7との間にリストバンド50を案内するとともに、RFID読取り・書込み部17に後述の「RFIDインレット」を位置決め可能な担体挿入部18が、底板部6の上方部と前記発行ユニット本体4の下方部との間に形成されている。
なお、底板部6は平滑面状態に形成されており、テーブル上などに載せると発行ユニット1全体が安定した状態に置かれるようになっている。
ここで、主に、図2を参照して、「情報記録担体」としてのリストバンド50につき説明する。
リストバンド50は、長手方向Xの中央部分に形成された印字表示部51と、この印字表示部51に連続して形成された係止部52と、確認用の切欠き部56から成り、係止部52には図示省略の留め具により係止するための係止孔53およびセット孔54が形成されている。
また、表示部51の部分には図示省略のICチップおよびアンテナを備えたRFIDインレット55が挟み込まれた状態で内蔵されている。
印字表示部51は、前記エンドレスバンド7の印字文字部13により所望の印字が行え、かつ、油性のマジックなどにより文字などが手書きできるようになっている。
また、RFIDインレット55は介護患者などの情報(データ)が記憶されるようになっており、このRFIDインレット55に対する情報の読取り・書込みは前述したように底板部6の先端に設けられたRFID読取り・書込み部17により行われるようになっている。
また、切欠き部56は、リストバンド50が前記発行ユニット本体4、およびRFID読取り・書込み部17に対し所望の状態に位置決めされたか否かを確認するための切欠きであり、前記位置決めセンサ19により確認されている。すなわち、前記担体挿入部18に先端部側(図1における左端部)よりリストバンド50を挿入すると案内に従い奥側(図1における右側)へと進み、始めはリストバンド50により位置決めセンサ19の発光が遮断され、最奥部にリストバンド50の端部が突き当たってそれ以上、奥に挿入できずに止まり、切欠き部56が検出されると今度は発光部と受光部との間に光が通過するため、リストバンド50が所定の位置に位置決めされたことが検出されるものであり、RFID読取り・書込み部17に対しRFIDインレット55が位置決めされるとともに、印字表示部51が前記エンドレスバンド7の印字文字部13に対しても位置決めされるようになっている。なお、この所定状態への位置決めは前記LED15を点灯させることにより操作者に知らせるようになっている。
印字表示部51に所望の情報が印字され、かつ、RFIDインレット55に所望の情報が書込まれた(記憶された)リストバンド50は、病院における患者や在宅介護を受ける介護患者に装着される。すなわち、患者や要介護患者(図示省略)の手首に巻き付け、手首の太さに見合う係止孔53およびセット孔54を選んで図示省略の留め具により留めることにより装着されるものである。
次に、主に、図3に基づき、発行ユニット本体4の制御部11につき説明する。
図3は、制御部11の要部を示す電気的なブロック図である。同図に示すように、制御部11は、主に、所定の制御プログラムや各種設定データを記憶するROM(Read Only Memory)22と、ROM22に記憶されている制御プログラムに従って動作し、各部を制御するCPU(Central Processing Unit)21と、CPU21が動作する上で必要となる各種データを記憶するRAM(Random
Access Memory)23と、ブルートゥース制御部24と、前記LED15を制御する表示制御部25と、前記位置決めセンサ19の発光部を制御し、光を出射させるとともに、受光部から出力される電気信号を受け取り、ディジタルのデータに変換して位置検出データとしてCPU21に供給するセンサ制御部26と、スイッチ20のON、OFF信号をCPU21に供給するスイッチ制御部28と、前記RFID読取り・書込み部17を制御するRFID制御部29と、無線LAN制御部27とを備える。
ブルートゥース制御部24は、無線を通じて外部に接続された図示しないパーソナルコンピュータや前記入力ユニット2等の各種機器との間で前記リストバンド50に記憶する情報などの各種データやコマンドの送受信を行うことができるようになっている(伝送手段)。
また、無線LAN制御部27は、ブルートゥース制御部24と同様、無線LANなどのイントラネットを介して図示しないパーソナルコンピュータ等の各種機器との間で各種データやコマンドの送受信を行うことができるようになっている。
次ぎに、図4に基づき、入力ユニット2につき説明する。
入力ユニット2は、患者番号や介護者IDなどを入力するためのキーボード部30と、このキーボード部30より入力した患者番号や介護者IDなどに基づき各種情報を表示するための液晶ディスプレイなどで作製された表示部31と、図示省略のCPUおよびRAMなどの記憶部と、を備えており、かつ、図示省略のベルト留め用フックや肩掛けベルトなどにより操作者(図示省略)の身に携帯可能とされている。
また、キーボード部30には、図示省略の送信ボタンなどの各種制御キーなども備えられており、送信ボタンなどの制御キー(図示省略)の押下により前記発行ユニット1との間でデータの送受信が可能とされている。
なお、前記記憶部(図示省略)には、PCなどの外部機器より患者の氏名や生年月日、介護保険情報などが記憶できるようになっている。
次ぎに、主に、図5のフローチャートに基づき、本発明の携帯情報記録担体発行装置の使用状態を説明する。
なお、本実施の形態においては、介護患者(以下、適宜、単に「患者」と称す)に装着するリストバンド(情報記録担体)50の発行を例に説明する。
ステップS01にて、新たな訪問先の患者情報を予め入力ユニット2に記憶する。すなわち、図示省略の患者番号や介護保険情報、訪問予定日(何曜日に訪問するか)、健康保険番号、どのような介護を必要としているかなどのリストバンド50のRFIDインレット55に記憶させたい患者情報を、図示省略の介護者派遣センターのメインコンピュータ(図示省略)より入力ユニット2にダウンロードして記憶させる。
ステップS02において、新しい患者宅を訪問する。
ステップS03において、患者情報を入力ユニット2に入力する。すなわち、患者の名前を確認し、名前や生年月日入力などにより予め介護者派遣センターで記憶させた前記患者情報(図示省略)の中から該当患者番号などを検索して表示部31に表示する。なお、緊急時、すなわち、災害時などの野外テントなどで使用する場合は、予め患者情報を記憶させる必要はなく、ユニークな患者番号を入力すればよい。
ステップS04にて、入力ユニット2から発行ユニット1へデータを転送する。すなわち、入力ユニット2の表示部31で確認した患者に間違いないか確認後、キーボード部30の図示省略の送信ボタンを押すと、患者情報が発行ユニット1に送信され、CPU21の働きによりブルートゥース制御部24を介してRAM23に一時的に記憶される。
ステップS05にて、発行ユニット1の先端方向から担体挿入部18にRFIDインレット55内蔵のリストバンド50を差し込む。リストバンド50は案内に従い奥へ進むと、リストバンド50の切欠き部56が検出されるとともにLED15が点灯して所定の位置への位置決めが確認される。
ステップS06にて、患者番号を発行ユニット1の見出し文字部14に合せる。すなわち、見出し窓部10から見えるエンドレスバンド7の見出し文字部14を見ながら選択つまみ8を回し、入力ユニット2に表示された患者番号と同じ番号に前記見出し文字部14を合せると、この見出し文字部14の対向外周位置に設けられた印字文字部13の「活字体」がリストバンド50の印字表示部51に対峙した位置に位置決めされる。
ステップS07にて、発行ユニット1のグリップ3を握ることでリストバンド50に患者情報を書込むとともに印字する。すなわち、手でグリップ3部分と作動レバー5部分を握り作動レバー5を握り締めると、エンドレスバンド7の選択・位置決めされた印字文字部13の患者番号(図示省略)がリストバンド50の印字表示部51に押圧され、かつ、スイッチ20がONになると信号がスイッチ制御部28を介してCPU21へと送られ、CPU21の働きによりRAM23に一時的に記憶した前記患者情報(図示省略)をRFID制御部29を介してRFID読取り・書込み部17へと送り、このRFID読取り・書込み部17を通じてリストバンド50のRFIDインレット55に図示省略の患者情報を書き込むものである。RFIDインレット55への患者情報(図示省略)の書込み終了をLED15の点灯により確認し、作動レバー5の握りを緩めると、エンドレスバンド7側は枢軸16を回動中心点として図1における上方側へと戻り、元の位置に復帰する。
ステップS08にて、リストバンド50を発行ユニット1から外して、図示省略の患者の手首に装着する。
ステップS09にて、発行ユニット1をリストバンド50に重ねて作動レバー5を握ることでリストバンド50の情報を読取る。すなわち、発行ユニット1の底板部6の先端部の外側がリストバンド50のRFIDインレット55の部分に重なるように当てることによりRFID読取り・書込み部17をRFIDインレット55に位置決めし、さらに、作動レバー5を握りしめることによりスイッチ20が作動し、RFIDインレット55に記憶された患者情報(図示省略)をRFID読取り・書込み部17およびRFID制御部29を介して発行ユニット1に読込むものである。読込まれた介護患者情報は、ブルートゥース制御部24を介して入力ユニット2へ送信され表示部31に表示される。操作者(介護士・看護士)は表示内容を見ることにより、作成したリストバンド50の患者番号などの内容に間違いがないか確認する。2回目以降には、同様に患者情報読取り、訪問曜日や介護内容などに間違いがないか確認する。
なお、RFIDインレット55に対する読取り、書込みは、同じスイッチ20にて行っており、担体挿入部18にリスバンド50が存在するか否かにより読取りか書込みかの判定ができるようになっている。
上述したように、リストバンド50の印字表示面51には、作動レバー5の押圧力によってエンドレスバンド7の印字文字部13の「活字体」を押し付けて患者番号を印字し、また、RFIDインレット55には、底板部6の先端部に設けたRFID読取り・書込み部17を介して目に見えない電子データとして患者の氏名や生年月日などの患者情報を記憶できるなど、手持ちの状態でリストバンド50の発行ができるものである。
一方、患者情報を読取る際はグリップ3で発行ユニット1を支持し、前記RFID読取り・書込み部17を底板部6の外側からリストバンド50のRFIDインレット55の部分に重なるように当てて作動レバー5のスイッチ20を作動させるだけで、非接触状態で読取れるので、リストバンド50の発行、および発行したリストバンド50の患者情報が1台の手持ち式の携帯情報記録担体発行装置で実現できるものである。
さらに、発行ユニット1に対する患者情報は、入力ユニット2、または図示省略のPCなどの外部機器よりブルートゥース制御部24を介して送受信できるので、要介護患者が在宅する現場での発行が可能となる。
なお、上記実施の形態の構成および動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
例えば、上記実施の形態では説明の都合上、患者情報は介護者派遣センターのメインコンピュータ(図示省略)より入力ユニット2にダウンロードし、現場にて入力ユニット2より発行ユニット1に送信する例で説明したがこれに限定されないことは勿論であり、入力ユニット2より患者番号などを送信し、介護者派遣センターのメインコンピュータから直接発行ユニット1に送信するようにしても勿論構わない。
本実施の形態の携帯式情報記録担体発行装置の情報記録担体発行ユニットを示す概略側面図である。 同、図1中、矢示II方向より見た概略平面図である。 同、制御部の要部を示す電気的なブロック図である。 同、データ入力ユニットの概略説明図である。 同、使用状態を示すフローチャート図である。
符号の説明
1 情報記録担体発行ユニット(発行ユニット)
2 データ入力ユニット(入力ユニット)
3 グリップ
4 発行ニット本体
5 作動レバー
6 底板部
7 エンドレスバンド
8 選択つまみ
9 インクローラ
10 見出し窓部
11 制御部
12 バッテリ
13 印字文字部
14 見出し文字部
15 LED(発光ダイオード)
16 枢軸
17 RFID読取り・書込み部
18 担体挿入部
19 位置決めセンサ
20 スイッチ
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 ブルートゥース制御部
25 表示制御部
26 センサ制御部
27 無線LAN制御部
28 スイッチ制御部
29 RFID制御部
30 キーボード部
31 表示部
50 情報記録担体(リストバンド)
51 印字表示部
52 係止部
53 係止孔
54 セット孔
55 RFIDインレット
56 切欠き部

Claims (3)

  1. RFIDインレットが内蔵され、かつ、表面の適宜位置に印字表示部が形成されたリストバンドに対し所望の情報を印字するとともに書込む情報記録担体発行ユニットと、この情報記録担体発行ユニットとの間で情報の授受を行うデータ入力ユニットと、を備えた携帯情報記録担体発行装置であって、
    前記情報記録担体発行ユニットは、
    前記リストバンドのRFIDインレットに対する情報の読込み・書き込みを行うRFID読取り・書込み部と、
    挿入される前記リストバンドを案内するとともに、前記RFID読取り・書込み部に前記リストバンドのRFIDインレットを位置決めする担体挿入部と、
    前記担体挿入部に挿入され位置決めされた前記リストバンドの印字表示部に印字を施す印字文字部、および前記印字文字部に対応する見出し文字部を対向位置に配した印字用のエンドレスバンドと、
    前記印字文字部を前記リストバンドの印字表示部に位置決めすべく、前記印字用のエンドレスバンドを回転可能に支持した印字文字選択手段と、
    前記印字表示部に印字文字部が位置決めされた前記エンドレスバンドを前記印字表示部に押圧させる押圧手段と、
    情報記録担体発行ユニット全体を手持ち支持するためのグリップと、
    を具備し、また、
    前記データ入力ユニットは、
    前記情報記録担体発行ユニットのRFID読取り・書込み部に対し送信する前記所望の情報を入力可能なキーボード部と、
    前記キーボード部から入力された前記所望情報を表示するとともに、前記RFID読取り・書込み部に書込まれた前記所望情報を表示する表示部と、
    前記キーボードよりの入力、および表示部に対する表示を前記情報記録担体発行ユニットとの間で送受信する伝送手段と、を具備し、
    前記押圧手段による押圧がされたとき、前記担体挿入部に前記リストバンドが存在するか否か判定し、
    存在すると判定された場合は、前記担体挿入部に位置決めされた前記リストバンドのRFIDインレットに対しRFID読取り・書込み部を介して情報の書き込みを行うとともに、前記エンドレスバンドを介して前記印字表示部に情報を印字し、また、
    存在しないと判定された場合は、前記情報記録担体発行ユニットの外のリストバンドのRFIDインレットの情報を前記RFID読取り・書込み部を介して読取ることを特徴とする携帯情報記録担体発行装置。
  2. 前記情報記録担体発行ユニットには、下方部を覆う底板部が形成されており、この底板部は平坦に形成されるとともに、この底板部と前記エンドレスバンドとの間に前記担体挿入部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯情報記録担体発行装置。
  3. 前記RFID読取り・書込み部は、前記底板部の先端部に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の携帯情報記録担体発行装置。
JP2005160098A 2005-05-31 2005-05-31 携帯情報記録担体発行装置 Expired - Fee Related JP4865255B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005160098A JP4865255B2 (ja) 2005-05-31 2005-05-31 携帯情報記録担体発行装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005160098A JP4865255B2 (ja) 2005-05-31 2005-05-31 携帯情報記録担体発行装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006338180A JP2006338180A (ja) 2006-12-14
JP4865255B2 true JP4865255B2 (ja) 2012-02-01

Family

ID=37558705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005160098A Expired - Fee Related JP4865255B2 (ja) 2005-05-31 2005-05-31 携帯情報記録担体発行装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4865255B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100923630B1 (ko) * 2007-06-20 2009-10-23 주식회사 대우일렉트로닉스 휴대용 rfid 태그 기록/판독장치 및 이를 이용한 홈네트워크 시스템

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1081049A (ja) * 1996-09-09 1998-03-31 Sato:Kk 印字器における印字選択装置
JP3994492B2 (ja) * 1997-11-28 2007-10-17 松下電器産業株式会社 カードリーダ
JP2003050978A (ja) * 2001-08-03 2003-02-21 Fuji Electric Co Ltd 非接触icメディア発行装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006338180A (ja) 2006-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7876223B2 (en) RFID tag information communicating apparatus
US6409401B1 (en) Portable printer with RFID encoder
EP1534530B2 (en) Supply items for printers and the like, and method of loading supply items
US4706095A (en) Portable thermal label printer
JP2009539656A (ja) ラベルサプライ及びラベルプリンタ
RU2005123352A (ru) Информация на расходуемых материалах
JP2005251164A (ja) 採集装置
EP2927005A2 (en) Systems and methods for automatic printer configuration
CA2657997C (en) System for printing hospital labels and wristbands
JP4865255B2 (ja) 携帯情報記録担体発行装置
JP2007188320A (ja) タグテープ、印字済みタグラベル用テープ
US20160350625A1 (en) Hand-held qr code label printer using thermal transfer printing
JP2007286193A (ja) タグテープ及び無線タグラベル
US4903232A (en) Electronic programmable stamping marking device
JP2006027677A (ja) 携帯型ラベル発行装置
JP2008293474A (ja) 情報処理装置
JP2007015115A (ja) 携帯情報記録担体発行装置
US20090201158A1 (en) RFID tag and RFID tag producing apparatus
JP6509042B2 (ja) リストバンド製造装置
JP2007125723A (ja) 印鑑及び印鑑ホルダ
JP4448278B2 (ja) 個人識別装置
JP4812984B2 (ja) 個人識別装置
JP7169918B2 (ja) プリンタおよび情報処理システム
JP4591127B2 (ja) 文書に関する情報識別管理システム
US10832806B1 (en) Medical labeling system and method of use

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080522

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110523

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110714

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111031

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111110

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees