JP4736596B2 - 包装容器 - Google Patents

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Description

本発明は、モアレ模様を生じ、そのモアレが自在に変化する美粧性や意匠性に優れ、かつ、視認不可能な隠蔽されている潜像画像を特殊の装置を必要とせず簡単な方法で顕像化して、可視化画像を表示する情報表示を可能とする包装容器に関する。
従来、包装材料や包装容器に加飾性を付与する加飾表現技術として、特殊な素材を使用したり、紙基材の表面にアルミニウム箔などで金属光沢を施し、それに印刷とエンボス加工で模様状の微細な凹凸とが見当が合った状態で施されたものがある。また、上記美麗化のためのエンボス加工の模様(デザインなど)として、基材の表面の金属箔(アルミニウム箔)層に万線方向が異なる万線状凹凸パターン群が複数集合したエンボスパターンを形成したもので、見る角度を変化させると万線状凹凸パターン群の濃淡や輝きが動的に変化するものが提案されている。(例えば、特許文献1)
しかしながら、特殊な素材を使用したり、上記のようなエンボス加工などの特殊な精密技術を必要とするためにコスト上昇の問題を招いていた。
そこで、特殊な素材を使用することがなく、既存の印刷加工で行える低コストのパッケージの加飾表現技術や、さらに、パッケージに情報表示が可能とすることで、商品イメージや商品情報を表示することで情報媒体としてのパッケージの機能を拡大することが求められている。
下記に特許文献を記す。
特開2005−153978号公報
本発明は、上記の技術的背景および課題を考慮してなされたものであって、既存の印刷加工で行える低コストのパッケージの加飾表現技術による美粧性や意匠性に優れ、かつ、視認不可能な隠蔽されている潜像画像を特殊の装置を必要とせず簡単な方法で顕像化して、図柄、数字、文字、記号等の可視化画像を表示する情報表示を可能とする包装容器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、すなわち、
請求項1に係る発明は、
透明なプラスチック樹脂製の外箱と、内箱とからなり、前記外箱に内箱がスライド可能に配設してなり、前記外箱に設けられた微細パターンと前記内箱の表面に設けられた微細パターンとが干渉し合ってモアレ模様を形成する包装容器であって、
外箱と内箱の間に間隙を設ける手段を有し、包装容器を持ち上げたときにモアレ模様が自在に変化することを特徴とする包装容器である。
請求項2に係る発明は、
前記内箱の周壁を構成するいずれかの側壁に内容物取り出し開口部とその開口部を有する側壁のいずれかの角にスライドを停止する所望の長さの係止片が設けられており、一方、前記係止片が設けられた内箱の側壁の角に対向する外箱の側壁の角を跨ぐように側壁の一部に所望の長さの開口部が設けてあり、外箱に内箱をスライドさせて、内箱に設けた係止片のスライド方向前端部が外箱に設けた開口部のスライド方向前端部に係止してスライドが停止することを特徴とする請求項1記載の包装容器である。
請求項3に係る発明は、
透明なプラスチック樹脂製の外箱と、内箱とからなり、前記外箱に内箱がスライド可能に配設してなり、前記外箱に設けられた微細パターンと前記内箱の表面に設けられた微細パターンとが干渉し合ってモアレ模様を形成する包装容器であって、
前記内箱の周壁を構成するいずれかの側壁に内容物取り出し開口部とその開口部を有する側壁のいずれかの角にスライドを停止する所望の長さの係止片が設けられており、一方、前記係止片が設けられた内箱の側壁の角に対向する外箱の側壁の角を跨ぐように側壁の一部に所望の長さの開口部が設けてあり、外箱に内箱をスライドさせて、内箱に設けた係止片のスライド方向前端部が外箱に設けた開口部のスライド方向前端部に係止してスライドが停止することを特徴とする包装容器である。
請求項4に係る発明は、
請求項3に記載の包装容器において、
内箱の周壁を構成するいずれかの側壁に視認不可能な潜像画像からなる画像形成印刷層が設けられ、前記画像形成印刷層と外箱の透明部上に印刷により形成された顕像化用パターンとを、外箱に内箱をスライドさせて、前記画像形成印刷層上に前記顕像化用パターンを重ね合わせ整合させることにより可視化画像の表示が可能となることを特徴とする包装容器である。
請求項5に係る発明は、
前記微細パターンが、点、線、点線等からなる周期的に配列した微細パターンであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の包装容器である。
請求項6に係る発明は、
前記微細パターンが、2色以上の異なる色調が周期的に配列した微細パターンであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の包装容器である。
請求項7に係る発明は、
前記外箱に内箱がスライドすることにより、前記モアレ模様を形成することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の包装容器である。
請求項8に係る発明は、
前記内箱の素材が、紙、プラスチック、金属等からなる素材であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の包装容器。
本発明により、透明なプラスチック樹脂製の外箱と、内箱とからなり、前記外箱に内箱がスライド可能に配設してなり、上記外箱に設けられた微細パターンと上記内箱の表面に設けられた微細パターンとが干渉し合ってモアレ模様を形成する構成であるから、外箱に内箱がスライドすることにより、モアレ模様が生じたり、容器を手で持ち上げることで外箱と内箱の間の間隙が変化するので自在に変化するモアレ模様を得ることができるので、美粧性や意匠性に優れた包装容器を提供することができる。
また、包装容器に美粧性や意匠性の付加だけでなく、視認不可能な隠蔽されている潜像画像を特殊の装置を必要とせず簡単な方法で顕像化して、図柄、数字、文字、記号等の可視化画像の表示が可能な構成としたことで、おもしろさやくじ(例えば、「アタリ、ハズレ」)等のキャンペーン情報を表示する機能を付加することが可能であり、パッケージの機能を拡大することができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1(a)は、本発明の包装容器の一例を示す斜視図であり、(b)は、同図(a)に示した包装容器の外箱に内箱がスライドしてモアレ模様が生じた包装容器の斜視図である。図2は、本発明の包装容器を構成する内箱の展開状態を示す平面図である。図3は、本発明の包装容器を構成する透明なプラスチック樹脂製の外箱の展開状態を示す平面図である。図4(a)は、本発明における、一例として、所望のピッチにて周期的に配列した波線からなる微細パターンが
印刷された内箱のブランクシートであり、(b)は、同図(a)に示した微細パターンの一部拡大して示した拡大平面図である。図5(a)は、本発明における、一例として、所望のピッチにて周期的に配列した波線からなる微細パターンが印刷された外箱のブランクシートの平面図であり、(b)は、同図(a)に示した微細パターンの一部拡大して示した拡大平面図である。図6は、本発明の包装容器の内箱の所定の位置に万線モアレによる潜像万線パターンからなる潜像画像が印刷されてなる画像形成印刷層が形成され、外箱の透明部の所定の位置に顕像化万線パターンが印刷形成された包装容器の斜視図であり、(b)は、同図(a)に示した包装容器の外箱に内箱をスライドさせて、前記画像形成印刷層上に顕像化用万線パターンを重ね合わせ整合させると、顕像化されて、一例として「TPO」の文字画像が表示された包装容器の斜視図である。図7は、図6に示した本発明における外箱に設けられる顕像化万線パターンを拡大して示した平面図である。図8は、図6に示した本発明における内箱に設けられた画像形成印刷層上に顕像化用万線パターンとを重ね合わせ整合させて、顕像化された「TPO」の文字画像部を拡大して示した平面図である。図9は、本発明における内箱に設けられた画像形成印刷層上に顕像化用万線パターンとを重ね合わせ整合させて潜像パターンが浮かび上がるという「万線モアレ」を応用した仕組みを説明する説明図である。
先ず、本発明の包装容器の一例として、図1(a)に示すように、透明なプラスチック樹脂製の外箱(10)と、例えば紙製の内箱(20)とからなり、その外箱(10)に内箱(20)がスライド可能に配設してなり、上記外箱(10)に設けられた、例えば波線からなる微細パターン(11)と上記内箱(20)の表面に設けられた、例えば波線からなる微細パターン(21)とが干渉し合ってモアレ模様が形成して外部からそのモアレ模様が視認できるモアレ模様が生じる包装容器(1)であって、上記内箱(20)の周壁を構成する各側壁の一つに内容物取り出し開口部(22)とその開口部(22)が設けられた側壁の一方の角にスライドを停止する所望の長さの係止片(23)が設けられており、一方、上記係止片(23)が設けられた内箱の角に対向する外箱(10)の側壁の角を跨ぐように側壁の一部に所望の長さの開口部(12)が設けられている。そして、図(b)に示すように、外箱(10)に内箱(20)をスライドさせて、内箱に設けた係止片(23)のスライド方向前端部(23a)が外箱(10)に設けた開口部(12)のスライド方向前端部(12a)に係止してスライドが停止する。そして、上記外箱(10)に設けられた波線からなる微細パターンと上記内箱(20)の表面に設けられた波線からなる微細パターン(21)とが干渉し合ってモアレ模様(A)が生じ外部からそのモアレ模様(A)が視認できる包装容器である。なお、上記波線からなる微細パターン(11),(21)の白線と黒線は模式的に表したものであって、正確なピッチ間隔を表示してあるものではない。また、モアレ模様(A)も模式的に示したものである。
本発明におけるモアレ模様を発生させる微細パターンは、波線に限定されず、点、点線、直線などからなる微細パターンでもよく、交差角度、ピッチなど模様を種々変化させることにより発生するモアレ模様を任意に変化させることが可能である。
また、本発明におけるモアレ模様を発生させる微細パターンは、2色以上の異なる色調が周期的に配列した微細パターンでもよく、例えば、黄、赤、藍の3色からなる場合には虹状のモアレ模様が出現する。本発明では、上記の黄、赤、藍に限定されるものではなく任意であって、異なる2色以上の色を互いに異なる色と隣接するように規則的に繰り返すように配列したものであればよい。
上記の紙製の内箱(20)と透明なプラスチック樹脂製の外箱(10)は、各々、図2および図3に示した一枚のブランクシートを折り曲げて、内箱と外箱が形成される。すなわち、内箱(20)を構成するブランクシート(30)は、図2に示すように、周壁を構成する第1側壁(31)、第2側壁(32)、第3側壁(33)、第4側壁(34)がそ
れぞれ縦折り曲げ線(36),(37),(38),(39)を介して横一連に連設され、さらに、第4側壁(34)の側縁に縦折り曲げ線(39)を介して第1側壁(31)の内面側縁部に接合される接合片(35)が連設されている。
また、第2側壁(32)の長さ方向端縁近傍には内容物取り出し用の開口部となる四角形状の開口部(45)が設けられ、また、長さ方向中央近傍には外箱にスライドして係止する第3側壁(33)の縦折り曲げ線(37)近傍の一部をコの字状に切り出した係止片(46)が設けられ、さらに、長さ方向端縁には横折り曲げ線(40)を介して第1蓋片本体(42)が連接されている。この第1蓋片本体(42)にはスリット状の切り込み(43a),(43a)が設けられて舌状の差し込み片(43)が折り曲げ線(44)を介して連設されている。
上記第1蓋片本体(42)と反対側の第4側壁(34)の長さ方向端縁には横折り曲げ線(41)を介して第2蓋片本体(49)が連接されている。この第2蓋片本体(49)にはコの字状に切り出した切り込み片(50)が設けられ、さらに、スリット状の切り込み(51a),(51a)が設けられて舌状の差し込み片(51)が折り曲げ線(52)を介して連設されている。
さらに、第1側壁(31)および第3側壁(33)の長さ方向両端縁には、略台形状の蓋片用内フラップ(47),(48)および(53),(54)が各々横折り曲げ線(40)および(41)を介して連設されている。さらに必要に応じて、内箱縦折り曲げ線(38)近傍の第3側壁(33)の一部をコの字状に切り出した切り込み片(33b),(33b)や第1側壁(31)の一部延長したコの字状の延長片(33c),(33c)等を設けることもできる。
内箱本体の開口部を閉塞する蓋片は、このような差込み片(43)を連設する第1蓋片本体(42)および差込み片(51)を連設する第2蓋片本体(49)と蓋片用内フラップ(47),(48)および蓋片用内フラップ(53)、(54)とで構成されている。
一方、外箱(10)を構成するブランクシート(60)は、図3に示すように、周壁を構成する第1側壁(61)、第2側壁(62)、第3側壁(63)、第4側壁(64)がそれぞれ縦折り曲げ線(66),(67),(68),(69)を介して横一連に連設され、さらに、第4側壁(64)の側縁に縦折り曲げ線(69)を介して第1側壁(61)の内面側縁部に接合される接合片(65)が連設されている。また、第1側壁(61)および第3側壁(63)の長さ方向の一方の端縁には、略半円状の切り欠き部(71),(72)が設けられ、さらに、縦折り曲げ線(67)を跨ぐ略長方形の開口部(70)が設けられている。
外箱本体の両端は、内箱(20)がスライドできるように開口されており、上記内箱(20)の係止片(46)が上記外箱開口部(70)の長さ方向の両端端部で係止してスライドが停止する
上記の内箱(20)を構成するブランクシート(30)に、一例として、波線からなる微細パターン(21)を印刷して形成したものを図4(a)に例示した。同図(a)の波線からなる微細パターンの一部領域(B)を拡大して図4(b)に示してある。所望の線幅の互いに異なる色の波線(p1),(p2),(p3)とが隣接するように周期的に繰り返すように所望のピッチ(P1)で配列した波線からなる微細パターンである。なお、周期的に配列した波線からなる微細パターンの線幅およびピッチ間隔は模式的に表したものであって、正確な線幅およびピッチ間隔を表示してあるものではない。
また、上記の外箱(10)を構成するブランクシート(60)に、一例として、波線か
らなる微細パターンを印刷して形成したものを図5(a)に示した。同図の波線からなる微細パターンの一部領域(C)を拡大して図4(b)に示してある。所望の線幅の互いに異なる色の波線(p4),(p5)とが隣接するように周期的に繰り返すように所望のピッチ(P2)で配列した波線からなる微細パターンである。なお、周期的に配列した波線からなる微細パターンの線幅およびピッチ間隔は模式的に表したものであって、正確な線幅およびピッチ間隔を表示してあるものではない。
上記の波線からなる微細パターンをブランクシートに印刷する方法としては、特に限定されず、例えば、オフセット印刷、グラビア印刷など通常の公知の印刷方法で印刷することができる。
本発明における内箱(20)を構成する素材としては、プラスチック樹脂フィルムないしシート、紙、金属などが使用できる。プラスチック樹脂フィルムないしシート、紙などを使用する場合は、箱に成形されて自立性を有する素材とフィルムないしシート厚さを適宜選択して用いることができる。
一方、本発明における外箱(10)を構成する素材としては、透明なプラスチック樹脂フィルムないしシートであれば良く、箱に成形されて自立性を有する素材とフィルムないしシート厚さを適宜選択して用いることができる。
また、本発明のモアレを発生する包装容器の外箱と内箱の間に間隙を設けることで、包装容器(1)を持ち上げた時に外箱(10)と内箱(20)の間に間隙が変化するので自在に変化するモアレ模様(A)を得ることができる。
上記の包装容器の外箱(10)と内箱(20)の間に間隙を設ける手段としては、例えば、図2に示すように、内箱(20)のブランクシート(30)にコの字状に切り出した切り込み片(50)やスリット状の切り込み部(51a),(51a)を設ける方法、内箱縦折り曲げ線(38)近傍の第3側壁(33)の一部をコの字状に切り出した切り込み片(33b),(33b)や第1側壁(31)の一部延長したコの字状の延長片(33c),(33c)等を設ける方法が挙げられる。また、(20)表面に凹凸エンボス加工を施すこともできる。
上記で詳細に説明したように、本発明の包装容器は、透明なプラスチック樹脂製の外箱と内箱とからなり、前記外箱に内箱がスライド可能に配設してなり、前記外箱に設けられた微細パターンと前記内箱の表面に設けられた微細パターンとが干渉し合ってモアレ模様を形成し外部からそのモアレ模様が視認できる構成であるから、外箱に内箱がスライドすることにより、モアレ模様が生じたり、容器を手で持ち上げることで外箱と内箱の間の間隙が変化するので自在に変化するモアレ模様を得ることができるので、美粧性、意匠性に優れた包装容器を提供することができる。
次に、本発明の包装容器の内箱の周壁を構成するいずれかの側壁に視認不可能な潜像画像からなる画像形成印刷層設けられ、前記画像形成印刷層と外箱の透明部上に印刷により形成された顕像化用パターンとを、外箱に内箱をスライドさせて、その画像形成印刷層上に前記顕像化用パターンを重ね合わせ整合させることにより可視化画像の表示が可能となる包装容器の一例として「万線モアレ」を応用した潜像万線パターンからなる視認不可能な隠蔽されている潜像画像(図柄、数字、文字、記号等)が印刷されてなる画像形成印刷層が特殊の装置を必要とせず簡単な方法で潜像画像が顕像化して、図柄、数字、文字、記号等の可視化画像の表示が可能となる包装容器を提供することができる。以下、本発明の実施形態について説明する。
図6(a)に示すように、本発明の包装容器(1)の内箱(20)に形成された潜像画像を構成する潜像万線パターンからなる画像形成印刷層(90)と、外箱(10)の透明部上に印刷により形成された顕像化用万線パターン(100)とを、外箱(10)に内箱(20)をスライドさせて、その画像形成印刷層(90)上に顕像化用万線パターン(100)を重ね合わせ整合するように配設されている。そして、同図(b)に示すように、外箱(10)に内箱(20)をスライドさせて、その画像形成印刷層(90)上に顕像化用万線パターン(100)を重ね合わせ整合させると画像形成印刷層(90)を構成する潜像パターンが浮かび上がり、顕像化された例えば「TPO」の文字画像が得られる。もちろん、可視化画像は文字に限定されるものではなく、おもしろさやキャンペーン情報に応じて適宜、文字以外の図柄、数字、記号等の画像を用いることができる。
このように、包装容器に、美粧性や意匠性の付加だけでなく、視認不可能な隠蔽されている潜像画像を特殊の装置を必要とせず簡単な方法で顕像化して、図柄、数字、文字、記号等の可視化画像を表示可能な構成としたことで、おもしろさやくじ(例えば、「アタリ、ハズレ」)等のキャンペーン情報を表示する機能を付加することが可能であり、パッケージの機能を拡大することができる。
上記の顕像化用万線パターン(100)の拡大して示した平面図を図7に示した。また、上記画像形成印刷層(90)上に顕像化用万線パターン(100)とが重なり合って整合することにより、「TPO」の文字画像が表示された状態の拡大平面図を図8に示した。上記の画像形成印刷層(90)を構成する潜像万線パターン(90a)は、内箱(20)上に線部と非線部の万線比率が1:1の同一万線ピッチによる万線を平行に配置した複数種類の万線パターンが形成され、その万線パータン領域内に万線パターンに対して万線位相を半ピッチ分だけずらして形成した潜像万線パターンである。
また、上記の顕像化万線パターン(100)は、上記潜像万線パターン(90a)の万線パターンと同じ万線比率と同じ万線ピッチである。
上記の万線パータンの万線の万線角度の設定は、特に限定されるものではないが、潜像万線パターン(90a)と顕像化万線パターン(100)を、互いにその万線角度が整合する(平行となる)ように重ね合わせる必要がある。
まず、本発明における内箱(20)に設けられた万線モアレによる潜像万線パターン(90a)からなる潜像画像が印刷されてなる画像形成印刷層(90)は、外箱(10)に設けられた顕像化万線パターン(100)をその画像形成印刷層(90)上に重ね合わせ整合すると、潜像パターンからなる潜像画像が浮かび上がるという「万線モアレ」を応用したものであり、特開2001−213042号公報で開示されている技術を適用することができる。これは図9(a)〜(d)、および図10に示すような仕組みとなっている。
図9(a)は、用紙120に印刷により形成された万線パターンのない通常印刷画像130、図9(b)は、別の用紙120に印刷形成された同一線幅の多数本の平行な直線をその線幅と同一ピッチ(等間隔)で配置した平行直線により構成された万線パターン140、図9(c)は、同一用紙120に前記通常印刷画像130と万線パターン140とを重ね刷り印刷した印刷物Dである。
図9(b)に示す万線パターン140には、潜像万線パターン140a(例えば図示するようにハート形パターン部分)を備え、この万線パターン140における潜像万線パターン140aは、図4(d)のM部分拡大図に示すように、潜像万線パターン140aの内側領域と外側領域のそれぞれ平行直線(万線)のピッチ位相を両領域の境界相当部分(
潜像万線パターン140aの輪郭線)に沿って半ピッチ分ずらすことにより形成されている。
上記万線パターン140を構成する平行直線(万線)は、通常印刷画像130の印刷デザインの支障にならない程度の細い微細な線幅となっていて、また、この万線パターン140の内側領域に形成されている潜像万線パターン140aの万線はその外側領域の万線に対してピッチ位相がずれているだけであり、しかも万線は微細であるので、潜像万線パターン140aは視覚的には(見かけ上は)画像としては何も目視観察されず、印刷物Dには通常印刷画像130と万線パターン140だけが観察される。
図10に示すように、この印刷物D(図9(c))上に、透明フィルム150面に印刷物Aの万線パターン140と同じ線幅とピッチの万線パターン160を形成した万線シートEを平行に重ね合わせると、印刷物Dに形成されている万線パターン140の潜像パターン部140aの内側領域と外側領域のそれぞれ万線は半ピッチ分ずれているために、万線パターン160の万線と、印刷物Dに形成されている万線パターン140の潜像万線パターン140aの内側領域と外側領域の半ピッチ分ずれているそれぞれ万線とに、互いに重なり合う(万線パターン140の万線が隠れる)部分と、重なり合わない(万線パターン140の万線が隠れない)部分が発生する。
その結果、例えば、万線パターン160の万線と重なり合わない万線パターン140の万線が、潜像万線パターン140a(例えば、図示するようにハート形パターン部)領域内の万線パターン140を構成する万線であれば、その万線が万線パターン160の各万線(不透明線;黒線)の間の透明部分(透明線;白線)を透して目視にて観察されて潜像万線パターン140aが顕像化して、ポジティブ画像の顕像画像として観察される。
他方、例えば、万線パターン160の万線と重なり合わない万線パターン140の万線が、潜像万線パターン140a(例えば図示するようにハート形パターン部)領域外の万線パターン140を構成する万線であれば、その万線が万線パターン160の各万線(不透明線;黒線)の間の透明部分(透明線;白線)を透して目視にて観察されて潜像万線パターン140aは顕像化して、ネガティブ画像の顕像画像として観察される。
なお、本発明において、印刷物Dの潜像万線パターンの各万線の万線角度の設定は、特に限定されるものではないが、印刷物Aの万線パターン上に万線シートEを重ね合わせて、潜像万線パターン上にその各々万線角度に整合する(平行となる)角度にて重ね合わせた際に、その角度に対応する潜像万線パターンによる潜像パターンが顕像化される。
以上説明したように、包装容器の内箱表面に視認不可能な潜像画像からなる画像形成印刷層設けられ、その画像形成印刷層と外箱の透明部上に印刷により形成された顕像化用パターンとを、外箱に内箱をスライドさせて、その画像形成印刷層上に前記顕像化用パターンを重ね合わせ整合させることにより視認不可能な隠蔽されている潜像画像を特殊の装置を必要とせず簡単な方法で顕像化して、図柄、数字、文字、記号等の可視化画像を表示可能となり、包装容器に美粧性や意匠性の付加だけでなく、おもしろさやくじ(例えば、「アタリ、ハズレ」)等のキャンペーン情報を表示する機能を付加することができることからパッケージの機能を拡大することができる。
本発明の包装容器の一例を示したものであり、斜視図であり、(a)は、その斜視図である。(b)は、同図(a)に示した包装容器の外箱に内箱がスライドしてモアレ模様が生じた包装容器の斜視図である。 本発明の包装容器を構成する内箱の展開状態を示す平面図である。 本発明の包装容器を構成する外箱の展開状態を示す平面図である。 本発明における、一例として、所望のピッチにて周期的に配列した波線からなる微細パターンが印刷された内箱のブランクシートであり、(a)は、その平面図である。(b)は、同図(a)に示した微細パターンの一部Bを拡大して示した拡大平面図である。 本発明における、一例として、所望のピッチにて周期的に配列した波線からなる微細パターンが印刷された外箱のブランクシートであり、(a)は、その平面図である。(b)は、同図(a)に示した微細パターンの一部Cを拡大して示した拡大平面図である。 (a)は、本発明の包装容器の内箱に形成された潜像画像を構成する潜像万線パターンからなる画像形成印刷層と、外箱の透明部上に印刷により形成された顕像化用万線パターンとを、外箱に内箱をスライドさせて、その画像形成印刷層上に顕像化用万線パターンを重ね合わせ整合するように配設されている包装容器の斜視図である。(b)は、外箱に内箱をスライドさせて、その画像形成印刷層上に顕像化用万線パターンを重ね合わせ整合させると画像形成印刷層を構成する潜像パターンが浮かび上がり、顕像化された、一例として「TPO」の文字画像が表示された包装容器の斜視図である。 図6に示した外箱の透明部に形成される顕像化万線パターンを拡大して示した平面図である。 図6に示した画像形成印刷層上に顕像化用万線パターンを重ね合わせ整合させて画像形成印刷層を構成する潜像パターンが浮かび上がり顕像化された、一例としての「TPO」の文字画像表示部を拡大して示した平面図である。 本発明における潜像パターンが浮かび上がるという「万線モアレ」を応用した印刷物の仕組みを説明する説明図である。(a)は、通常印刷画像の平面図である。(b)は、万線パターンによる潜像画像の平面図である。(c)は、通常印刷画像を下地画像として万線パターンによる潜像印刷画像を合成した平面図である。(d)は、万線パターンによる潜像画像のM部分を拡大して示した拡大平面図である。 印刷物上に顕像化万線シートを重ね合わせて顕像化したM部分の顕像画像の拡大平面図である。
符号の説明
1・・・モワレ模様を生じる包装容器
10・・・外箱
11、21・・・周期的に配列して微細パターン
12、22、45、70・・・開口部
12a・・・開口部スライド方向端部
13、71、72・・・切り欠き部
20・・・内箱
23・・・係止片
23a・・・係止片スライド方向端部
30、60・・・ブランクシート
31、61・・・第1側壁
31c・・・延長片
32、62・・・第2側壁
33、63・・・第3側壁
33b、50・・・コの字状に切り出した切り込み片
34、64・・・第4側壁
35、65・・・第5側壁
36、37、38、39、66、67、68、69・・・縦折り曲げ線
40、41・・・横折り曲げ線
42・・・第1蓋片本体
49・・・第2蓋片本体
43、51・・・差し込み片
43a・・・スリット状の切り込み
44、52・・・折り曲げ線
46・・・係止片
47、48、53、54・・・蓋片用内フラップ
90・・・潜像万線パターンからなる画像形成印刷層
90a、140a・・・潜像画像(潜像万線パターン)
100・・・顕像化用万線パターン
101、150・・・線部(万線)
102、160・・・非線部(透明部)
110・・・顕像画像
120・・・シート
130・・・通常印刷画像
140・・・万線パターン

Claims (8)

  1. 透明なプラスチック樹脂製の外箱と、内箱とからなり、前記外箱に内箱がスライド可能に配設してなり、前記外箱に設けられた微細パターンと前記内箱の表面に設けられた微細パターンとが干渉し合ってモアレ模様を形成する包装容器であって、
    外箱と内箱の間に間隙を設ける手段を有し、包装容器を持ち上げたときにモアレ模様が自在に変化することを特徴とする包装容器。
  2. 前記内箱の周壁を構成するいずれかの側壁に内容物取り出し開口部とその開口部を有する側壁のいずれかの角にスライドを停止する所望の長さの係止片が設けられており、一方、前記係止片が設けられた内箱の側壁の角に対向する外箱の側壁の角を跨ぐように側壁の一部に所望の長さの開口部が設けてあり、外箱に内箱をスライドさせて、内箱に設けた係止片のスライド方向前端部が外箱に設けた開口部のスライド方向前端部に係止してスライドが停止することを特徴とする請求項1記載の包装容器。
  3. 透明なプラスチック樹脂製の外箱と、内箱とからなり、前記外箱に内箱がスライド可能に配設してなり、前記外箱に設けられた微細パターンと前記内箱の表面に設けられた微細パターンとが干渉し合ってモアレ模様を形成する包装容器であって、
    前記内箱の周壁を構成するいずれかの側壁に内容物取り出し開口部とその開口部を有する側壁のいずれかの角にスライドを停止する所望の長さの係止片が設けられており、一方、前記係止片が設けられた内箱の側壁の角に対向する外箱の側壁の角を跨ぐように側壁の一部に所望の長さの開口部が設けてあり、外箱に内箱をスライドさせて、内箱に設けた係止片のスライド方向前端部が外箱に設けた開口部のスライド方向前端部に係止してスライドが停止することを特徴とする包装容器。
  4. 請求項3に記載の包装容器において、
    内箱の周壁を構成するいずれかの側壁に視認不可能な潜像画像からなる画像形成印刷層が設けられ、前記画像形成印刷層と外箱の透明部上に印刷により形成された顕像化用パターンとを、外箱に内箱をスライドさせて、前記画像形成印刷層上に前記顕像化用パターンを重ね合わせ整合させることにより可視化画像の表示が可能となることを特徴とする包装容器。
  5. 前記微細パターンが、点、線、点線等からなる周期的に配列した微細パターンであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の包装容器。
  6. 前記微細パターンが、2色以上の異なる色調が周期的に配列した微細パターンであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の包装容器。
  7. 前記外箱に内箱がスライドすることにより、前記モアレ模様を形成することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の包装容器。
  8. 前記内箱の素材が、紙、プラスチック、金属等からなる素材であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の包装容器。
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