JP4715594B2 - 車両用駆動力制御装置 - Google Patents
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Description
図1から図4を参照して、第1実施形態について説明する。本実施形態は、運転指向がスポーツ走行指向であると推定された場合に、運転者の車両の制動操作に基づく減速度アシスト制御(例えば急減速時制御としてのダウンシフト制御)が許可される車両用駆動力制御装置において、上記制動操作のブレーキ踏力(ブレーキマスタシリンダ圧)が減少しているときには、上記制動操作に基づく減速度アシスト制御が許可されないものである。
図2に示すように、車両のエンジン10の吸気配管には、アクセル操作量センサ52により検出されたアクセルペダル50の操作量に基づいてスロットルアクチュエータ54により駆動されるスロットル弁56が設けられている。
運転指向推定部115は、複数種類の運転操作関連変数のいずれかの算出毎にその運転操作関連変数が入力されて推定演算が起動されるニューラルネットワークNNを備え、そのニューラルネットワークNNの出力に基づいて車両(運転者)の運転指向を推定する。ニューラルネットワークNNの出力は、運転指向推定値(図4の符号404参照)として出力される。運転指向推定値が予め設定された所定以上となると、運転者の運転指向がスポーツ走行指向であると推定される。運転指向推定部115により、スポーツ走行指向であると推定された場合には、スポーツパターン判定(図4の符号405参照)がなされる。スポーツ走行指向であると推定された場合には、変速線がスポーツパターンに切り換えられるとともに、各種制御が切り換えられる。
図1は、急減速時制御(急減速時ダウンシフト制御)の開始判定の動作を示すフローチャートである。
図1のステップS−1において、変速用電子制御装置78は、変速パターン(変速線)がノーマルパターンであるか否かを判定する。ノーマルパターンであると判定された場合には、本制御フローはリターンされ、ノーマルパターンではないと判定された場合には、ステップS−2に進む。本実施形態でにおいて、ノーマルパターンではない場合とは、パワーパターンであるか、スポーツパターンである場合である。
ステップS−2では、アイドルオンか否かが判定される。即ち、アクセル操作量センサ52により検出されたアクセルペダル50の開度が全閉であるか否かが判定される。アクセルが全閉である場合(ステップS−2−Y)にはステップS−3に進み、そうでない場合(ステップS−2−N)には本制御はリターンされる。急減速時制御が行なわれるには、アクセルが全閉であることが条件とされる。
ステップS−3では、ブレーキスイッチ70に基づいて、ブレーキがオンされているか否かを判定する。ブレーキがオンである場合(ステップS−3−Y)にはステップS−4に進み、そうでない場合(ステップS−3−N)には本制御はリターンされる。急減速時制御が行なわれるには、ブレーキがオンであることが条件とされる。
ステップS−4では、変速出力(現在の変速段)がn速以上であるか否かが判定される。変速出力がn速以上である場合(ステップS−4−Y)にはステップS−5に進み、そうでない場合(ステップS−4−N)には本制御はリターンされる。急減速時制御が行なわれるには、変速出力がn速以上であることが条件とされる。
ステップS−5では、車速センサ66に基づいて、車速は、予め設定された所定範囲内であるか否かが判定される。車速が所定範囲内である場合(ステップS−5−Y)にはステップS−6に進み、そうでない場合(ステップS−5−N)には本制御はリターンされる。急減速時制御が行なわれるには、車速が所定範囲内であることが条件とされる。その所定範囲は、変速段ごとに変更される。
ステップS−6では、加速度センサ87に基づいて、前後加速度が予め設定された閾値(n速禁止判定値)KG以下であるか否かが判定される。閾値KGは、負の値であり、変速段ごとに変更される。前後加速度が閾値KG以下である場合(ステップS−6−Y)には、ステップS−7に進み、そうでない場合(ステップS−6−N)には本制御はリターンされる。急減速時制御が行なわれるには、前後加速度が閾値KG以下であることが条件とされる。
ステップS−7では、ブレーキスイッチ70に基づいて、ブレーキ踏力(ブレーキマスタシリンダー圧)の変化量が≧0であるか否かが判定される。即ち、ブレーキを戻しているか否かが判定される。ブレーキを戻していない場合、即ち、ブレーキを踏込んでいる場合、又は、ブレーキをそのままの状態で保持している場合(ステップS−7−Y)には、ステップS−8に進み、そうでない場合(ステップS−7−N)には本制御はリターンされる。急減速時制御が行なわれるには、ブレーキを戻していないことが条件とされる。運転者がブレーキを戻しているときに、急減速時制御によるダウンシフトが実行されると、運転者は違和感を感じる場合があるためである。
ステップS−8では、変速用電子制御装置78によって、急減速時制御が実行される。即ち、n速を禁止することにより、ダウンシフト制御が行われる。ステップS−8の次には、本制御フローがリターンされる。
次に、図5を参照して、第2実施形態について説明する。
第2実施形態では、上記第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
次に、図6を参照して、第3実施形態について説明する。
第3実施形態では、上記第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
14 自動変速機
20 入力軸
42 出力軸
54 スロットルアクチュエータ
56 スロットル弁
58 エンジン回転速度センサ
60 吸入空気量センサ
62 吸入空気温度センサ
64 スロットルセンサ(スロットル弁開度)
66 車速センサ
68 冷却水温センサ
70 ブレーキスイッチ
72 シフトレバー
74 操作位置センサ
75 クラッチC0回転センサ
76 エンジン用電子制御装置
77 油温センサ
78 変速用電子制御装置
79 燃料噴射弁
80 イグナイタ
82 VSC用電子制御装置
83 ヨーレートセンサ
84 油圧制御回路
85 舵角センサ
86 車輪回転速度センサ
87 加速度センサ(車両加速度G)
88 ハイドロブースタアクチュエータ
96 信号読込手段
98 前処理手段
98a 発進時出力操作量算出手段
98b 加速操作時出力操作量最大変化率算出手段
98c 制動時最大減速度算出手段
98d 惰行走行時間算出手段
98e 車速一定走行時間算出手段
98f 入力信号区間最大値算出手段
98g 最大車速算出手段
100 運転指向推定手段
113 ナビゲーションシステム装置
114 レーダー
115 運転指向推定部
116 カメラ
NN ニューラルネットワーク
S1〜S4 電磁弁
SL1、SL2、SLU リニアソレノイド弁
Claims (3)
- 運転者の車両の制動操作に基づいて減速度をアシストする減速度アシスト制御を行なう車両用駆動力制御装置において、
前記減速度アシスト制御の許否は、運転指向の推定結果に基づいて決定され、
運転者の車両の操作状態及び前記車両の走行環境の少なくともいずれか一方が、予め前記減速度アシスト制御が行なわれたときには運転者に違和感を与える可能性があるとして設定された設定状況に該当する場合には、前記減速度アシスト制御は許可されず、
前記設定状況とは、前記制動操作に対応する圧力の変化量が0よりも小さい状況である
ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。 - 請求項1記載の車両用駆動力制御装置において、
前記制動操作に対応する圧力は、前記制動操作のブレーキ踏力、又はブレーキマスタシリンダ圧である
ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。 - 請求項1または2に記載の車両用駆動力制御装置において、
前記減速度アシスト制御は、車両の急制動時にダウンシフトを実行する急減速時制御である
ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
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- 2006-03-31 JP JP2006099298A patent/JP4715594B2/ja not_active Expired - Fee Related
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