JP2001347851A - アダプティブクルーズコントロール装置 - Google Patents

アダプティブクルーズコントロール装置

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JP2001347851A
JP2001347851A JP2000168773A JP2000168773A JP2001347851A JP 2001347851 A JP2001347851 A JP 2001347851A JP 2000168773 A JP2000168773 A JP 2000168773A JP 2000168773 A JP2000168773 A JP 2000168773A JP 2001347851 A JP2001347851 A JP 2001347851A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定速走行および追従走行を行うアダプティブ
クルーズコントロール装置において、不適切なシフトダ
ウンが行われてドライバーが違和感を感じるのを防止す
る。 【解決手段】 追従走行中に設定車間距離を変更してか
ら所定時間が経過するまでの間(ステップS9,S1
1)、追従走行中に先行車が入れ代わってから所定時間
が経過するまでの間(ステップS10,S11)、追従
走行から定速走行に切り替わってから所定時間が経過す
るまでの間(ステップS4,S12)、シフトダウンの
タイミングが不適切であると判定してシフトダウンの要
求を禁止する。また定速走行中には、設定車速Vmem
の増加操作および減少操作から所定時間が経過するまで
の間、シフトダウンのタイミングが不適切であると判定
してシフトダウンの要求を禁止する(ステップS5〜S
7,S12)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、先行車が存在する
ときに自車および先行車の車間距離を設定車間距離に維
持して追従走行を行わせ、先行車が存在しないときに自
車を設定車速で定速走行させるアダプティブクルーズコ
ントロール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高速道路等を走行する際のドライバーの
負担を軽減すべく、ドライバーがアクセルペダルから足
を離しても予め設定した車速で定速走行を行えるように
したクルーズコントロール装置は公知である。また自車
の設定車速よりも低速の先行車が存在するとクルーズコ
ントロール装置による定速走行が行えなくなるため、か
かる低速の先行車をレーダー装置が検知した場合に、そ
の先行車との車間距離を設定車間距離に保持して追従走
行を行い、レーダー装置が先行車を検知しなくなると通
常の定速走行に復帰するアダプティブクルーズコントロ
ール装置も公知である。
【0003】またクルーズコントロール装置による定速
走行中に登り坂にさしかかった場合、設定車速を維持す
るためにオートマチックトランスミッションをシフトダ
ウンして加速力を増加させる制御が行われる。しかしな
がら、クルーズコントロール装置のセットスイッチやリ
ジュームスイッチを操作した直後の過渡期において加速
力を増加させるべくシフトダウンが実行されると、その
変速ショックがドライバーに違和感を与える問題があ
る。そこで、クルーズコントロール中でないときにセッ
トスイッチを操作した場合、クルーズコントロール中で
ないときにリジュームスイッチを操作した場合、あるい
はクルーズコントロール中にリジュームスイッチを操作
した場合にシフトダウンの実行を所定時間禁止するもの
が、特開平11−78605号公報により提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記特開平
11−78605号公報に記載されたものは、設定車速
での定速走行を行うクルーズコントロール装置に対して
は有効であるが、先行車が存在する場合に設定車間距離
を保って追従走行を行うアダプティブクルーズコントロ
ール装置に対しては充分な効果が期待できないという問
題があった。
【0005】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、定速走行および追従走行を行うアダプティブクルー
ズコントロール装置において、不適切なシフトダウンが
行われてドライバーが違和感を感じるのを防止すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明によれば、先行車を検知
する先行車検知手段と、先行車が存在しないときに自車
を設定車速で定速走行させる定速走行制御手段と、先行
車が存在するときに先行車検知手段の検知結果に基づい
て自車および先行車の車間距離を設定車間距離に維持し
て追従走行を行わせる追従走行制御手段と、設定車間距
離を変更する設定車間距離変更手段と、定速走行制御手
段あるいは追従走行制御手段による走行中に車速を制御
すべくシフトダウンを行うシフトダウン制御手段とを備
えたアダプティブクルーズコントロール装置において、
定速走行中および追従走行中にシフトダウンのタイミン
グが適切であるか否かを判定するシフトダウン判定手段
を備え、シフトダウン判定手段がシフトダウンのタイミ
ングが不適切であると判定したときに、シフトダウン制
御手段はシフトダウンの要求を禁止することを特徴とす
るアダプティブクルーズコントロール装置が提案され
る。
【0007】上記構成によれば、定速走行中および追従
走行中にシフトダウンのタイミングが適切であるか否か
を判定し、シフトダウンのタイミングが不適切であれば
シフトダウンの要求を禁止するので、不適切なシフトダ
ウンが行われてドライバーが違和感を感じるのを防止す
ることができる。
【0008】また請求項2に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、追従走行制御手段による追従
走行中に、設定車間距離変更手段が設定車間距離を変更
してから所定時間が経過するまで、シフトダウン判定手
段はシフトダウンのタイミングが不適切であると判定す
ることを特徴とするアダプティブクルーズコントロール
装置が提案される。
【0009】上記構成によれば、追従走行中に設定車間
距離を変更してから所定時間が経過するまでシフトダウ
ンのタイミングが不適切であると判定するので、新たな
設定車間距離を確保すべく加速を行う際に不適切なシフ
トダウンが行われるのを防止することができる。
【0010】また請求項3に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、追従走行制御手段による追従
走行中に、先行車検知手段が先行車の入れ代わりを検知
してから所定時間が経過するまで、シフトダウン判定手
段はシフトダウンのタイミングが不適切であると判定す
ることを特徴とするアダプティブクルーズコントロール
装置が提案される。
【0011】上記構成によれば、追従走行中に先行車が
入れ代わってから所定時間が経過するまでシフトダウン
のタイミングが不適切であると判定するので、新たな先
行車に追従走行すべく加速を行う際に不適切なシフトダ
ウンが行われるのを防止することができる。
【0012】また請求項4に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、追従走行制御手段による追従
走行から定速走行制御手段による定速走行に切り替わっ
てから所定時間が経過するまで、シフトダウン判定手段
はシフトダウンのタイミングが不適切であると判定する
ことを特徴とするアダプティブクルーズコントロール装
置が提案される。
【0013】上記構成によれば、追従走行から定速走行
に切り替わってから所定時間が経過するまでシフトダウ
ンのタイミングが不適切であると判定するので、設定車
速で定速走行すべく加速を行う際に不適切なシフトダウ
ンが行われるのを防止することができる。
【0014】また請求項5に記載された発明によれば、
請求項1〜請求項4の何れか1項の構成に加えて、設定
車速を変更する設定車速変更手段を備え、定速走行制御
手段による定速走行中に設定車速変更手段が設定車速を
変更したときに、シフトダウン判定手段はシフトダウン
のタイミングが不適切であると判定することを特徴とす
るアダプティブクルーズコントロール装置が提案され
る。
【0015】上記構成によれば、定速走行中に設定車速
が変更されるとシフトダウンのタイミングが不適切であ
ると判定するので、設定車速の変更に伴って加速を行う
際に不適切なシフトダウンが行われるのを防止すること
ができる。
【0016】また請求項6に記載された発明によれば、
請求項5の構成に加えて、定速走行制御手段による定速
走行中に設定車速変更手段が設定車速を増加させたと
き、設定車速の増加開始から所定時間が経過するまで、
シフトダウン判定手段はシフトダウンのタイミングが不
適切であると判定することを特徴とするアダプティブク
ルーズコントロール装置が提案される。
【0017】上記構成によれば、定速走行中に設定車速
の増加を開始してから所定時間が経過するまでシフトダ
ウンのタイミングが不適切であると判定するので、新た
な設定車速まで加速を行う際に不適切なシフトダウンが
行われるのを防止することができる。
【0018】また請求項7に記載された発明によれば、
請求項5の構成に加えて、定速走行制御手段による定速
走行中に設定車速変更手段が設定車速を増加させたと
き、設定車速の増加終了から所定時間が経過するまで、
シフトダウン判定手段はシフトダウンのタイミングが不
適切であると判定することを特徴とするアダプティブク
ルーズコントロール装置が提案される。
【0019】上記構成によれば、定速走行中に設定車速
の増加を終了してから所定時間が経過するまでシフトダ
ウンのタイミングが不適切であると判定するので、自車
速が新たな設定車速に収束する前に不適切なシフトダウ
ンが行われるのを防止することができる。
【0020】また請求項8に記載された発明によれば、
請求項5の構成に加えて、定速走行制御手段による定速
走行中に設定車速変更手段が設定車速を減少させたと
き、設定車速の減少中および設定車速の減少終了から所
定時間が経過するまで、シフトダウン判定手段はシフト
ダウンのタイミングが不適切であると判定することを特
徴とするアダプティブクルーズコントロール装置が提案
される。
【0021】上記構成によれば、定速走行中に設定車速
を減少させている間と、設定車速の減少を終了してから
所定時間が経過するまでシフトダウンのタイミングが不
適切であると判定するので、自車速が新たな設定車速に
収束する前に不適切なシフトダウンが行われるのを防止
することができる。
【0022】尚、実施例のレーダー装置13は本発明の
先行車検知手段に対応し、実施例のセットスイッチ12
bおよびリジュームスイッチ12cは本発明の設定車速
変更手段に対応し、実施例の車間距離設定スイッチ12
eは本発明の設定車間距離変更手段に対応する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0024】図1〜図3は本発明の一実施例を示すもの
で、図1はアダプティブクルーズコントロール装置の全
体構成を示すブロック図、図2はシフトダウン判定ルー
チンのフローチャート、図3は車間距離制御ECU内の
シフトダウン判定回路のブロック図である。
【0025】図1に示すように、先行車が存在するとき
に自車および先行車の車間距離を設定車間距離に維持し
て追従走行を行わせ、先行車が存在しないときに自車を
設定車速で定速走行させるアダプティブクルーズコント
ロール装置は車間距離制御ECU11を備える。車間距
離制御ECU11の入力ポートにはメインスイッチ12
a、セットスイッチ12b、リジュームスイッチ12
c、キャンセルスイッチ12d、車間距離設定スイッチ
12e、アクセルペダルスイッチ12f、レーダー装置
13、ヨーレートセンサ14a、車速センサ14b、ス
ロットル開度センサ14cおよびブレーキ油圧センサ1
4dが接続され、また出力ポートには報知手段15、ス
ロットルアクチュエータ16、ブレーキアクチュエータ
17、ブレーキランプ18およびオートマチックトラン
スミッションECU19が接続される。
【0026】メインスイッチ12aはアダプティブクル
ーズコントロール装置の電源をオン・オフするためのも
のである。セットスイッチ12bはアダプティブクルー
ズコントロールの開始と、定速走行の設定車速の減少方
向への変更とを指令するものである。リジュームスイッ
チ12cは一旦中止されたアダプティブクルーズコント
ロールの再開と、定速走行の設定車速の増加方向への変
更とを指令するものである。キャンセルスイッチ12d
はアダプティブクルーズコントロールを中止を指令する
ためのものである。車間距離設定スイッチ12eは先行
車に追従走行する際の設定車間距離の変更を指令するた
めのものである。セットスイッチ12b、リジュームス
イッチ12cおよび車間距離設定スイッチ12eの機能
は表1に纏めて示されている。
【0027】
【表1】
【0028】而して、アダプティブクルーズコントロー
ルにより定速走行あるいは追従走行を行う際に、自車を
減速する必要がある場合には車間距離制御ECU11か
らの指令でスロットルアクチュエータ16によりスロッ
トル開度が減少方向に制御されるとともに、ブレーキア
クチュエータ17により自動制動が行われ、それに伴っ
てブレーキランプ18が点灯する。また自車を加速する
必要がある場合には車間距離制御ECU11からの指令
でスロットルアクチュエータ16によりスロットル開度
が増加方向に制御されるとともに、大きな加速力が必要
な場合にはオートマチックトランスミッションECU1
9にシフトダウンの指令が出力される。このような定速
走行あるいは追従制御が行われている間、液晶パネルや
スピーカよりなる報知手段15によりドライバーに種々
の情報や警報が与えられる。
【0029】次に、アダプティブクルーズコントロール
装置の作用を説明する。
【0030】レーダー装置13により先行車が検知され
ていないときには定速走行が行われる。即ち、セットス
イッチ12bあるいはリジュームスイッチ12cで設定
した設定車速Vmemと車速センサ14bで検出した自
車速Vとを比較し、自車速Vが設定車速Vmemよりも
高い場合にはスロットルアクチュエータ16およびブレ
ーキアクチュエータ17を制御して自車速Vを設定車速
Vmemまで減少させ、自車速Vが設定車速Vmemよ
りも低い場合にはスロットルアクチュエータ16を制御
して自車速を設定車速Vmemまで増加させることによ
り、自車を設定車速Vmemで定速走行させる。また定
速走行中にセットスイッチ12bあるいはリジュームス
イッチ12cが操作されて設定車速Vmemが変更され
ると、新たな設定車速Vmemに移行するようにスロッ
トルアクチュエータ16および/またはブレーキアクチ
ュエータ17が制御される。
【0031】このような定速走行中に、例えば上り坂に
さしかかってスロットルアクチュエータ16の制御だけ
では設定車速Vmemを維持することが難しくなると、
オートマチックトランスミッションECU19からの指
令でシフトダウンを行って設定車速Vmemを維持する
のに充分な加速力を得るようになっている。
【0032】定速走行中にレーダー装置13が先行車を
検知した場合、レーダー装置13の出力から算出した先
行車の車間距離および相対速度と、車速センサ14bで
検出した自車速Vと、ヨーレートセンサ14aで検出し
た自車の旋回状態とから追従走行すべき先行車を選択
し、この先行車との車間距離を略一定に保持するように
追従走行を実行する。追従走行中の先行車との車間距離
は、車間距離設定スイッチ12eで車頭時間を選択する
ことにより設定される。車頭時間は自車が現在の先行車
の位置に達するまでの時間であり、例えば1.5秒、
1.9秒、2.3秒の何れかを設定することができる。
車頭時間が設定されると、追従走行の目標車速Vacc
が以下のようにして算出される。
【0033】目標車速=先行車の車速+車間距離偏差×
係数+定数 但し、車間距離偏差=目標車間距離−実車間距離 目標車間距離=車頭時間×自車速 そして、定速走行の設定車速Vmemと追従走行の目標
車速Vaccとを比較し、Vmem≦Vaccであれば
設定車速Vmemに基づく定速走行中が行われ、Vme
m>Vaccであれば目標車速Vaccに基づく追従走
行が行われる。この追従走行中においても、スロットル
アクチュエータ16およびブレーキアクチュエータ17
により自車速Vを目標車速Vaccに一致させる制御が
行われ、上り坂等でスロットルアクチュエータ16の制
御だけでは目標車速Vaccを維持することが難しくな
ると、オートマチックトランスミッションECU19か
らの指令で目標車速Vaccを維持すべくシフトダウン
が行われる。
【0034】車間距離設定スイッチ12eで車頭時間が
変更された場合、あるいは先行車が入れ替わった場合に
も、新たな目標車速Vaccに自車速Vを一致させるべ
く加速制御あるいは減速制御が行われる。また追従走行
中に先行車が自車の前方から存在しなくなった場合に
は、目標車速Vaccに基づく追従走行から設定車速V
memに基づく定速走行に切り替えられる。
【0035】そしてアダプティブクルーズコントロール
中にアクセルペダルスイッチ12f(またはスロットル
開度センサ14c)がドライバーのアクセル操作を検出
した場合、あるいはブレーキ油圧センサ14dがドライ
バーのブレーキ操作を検出した場合に、その時点でアダ
プティブクルーズコントロールが中止される。
【0036】ところで、従来のアダプティブクルーズコ
ントロール装置では、設定車間距離の変更時、先行車の
入れ替わり時、定速走行への切り替わり時、定速走行の
設定車速の変更時にシフトダウンが行われ、ドライバー
が違和感を感じる場合がある。そこで本実施例では所定
の条件が成立したときにシフトダウンの要求を所定時間
だけ禁止するようになっている。
【0037】図3に示すように、車間距離制御ECU1
1内のシフトダウン判定回路は、定速走行制御手段M1
と、追従走行制御手段M2と、シフトダウン判定手段M
3と、シフトダウン制御手段M4とを備える。
【0038】定速走行制御手段M1は、レーダー装置1
3で先行車が検知されないときに、セットスイッチ12
bおよびリジュームスイッチ12cで設定された設定車
速で自車を定速走行させる。追従走行制御手段M2は、
レーダー装置13で先行車が検知されたときに、車間距
離設定スイッチ12eで設定された車間距離を維持する
ように自車を先行車に追従走行させる。シフトダウン判
定手段M3は、定速走行制御手段M1による定速走行が
行われている場合および追従走行制御手段M2による追
従走行が行われている場合に、レーダー装置13、セッ
トスイッチ12b、リジュームスイッチ12cおよび車
間距離設定スイッチ12eの出力に基づいてシフトダウ
ンを実行するタイミングの可否を判定する。そしてシフ
トダウンの実行が不適切な場合には、シフトダウン制御
手段M4によるシフトダウンの要求を所定時間だけ禁止
する。
【0039】上記作用を図2のフローチャートに基づい
て更に説明する。アダプティブクルーズコントロール中
にシフトダウンの要求を所定時間だけ禁止する場合、ル
ープ毎にインクリメントされる加算形のシフトダウン判
定マスクタイマーtMskSDが0にセットされ、その
カウント値がシフトダウン判定マスク時間TOMSKに
達するまでの間、シフトダウンが禁止される。図2のフ
ローチャートにおいて、後述する〜の条件の何れか
が成立すると、ステップS11あるいはステップS12
でシフトダウン判定マスクタイマーtMskSDが0に
セットされる。
【0040】ステップS1でアダプティブクルーズコ
ントロールの非制御中の場合。
【0041】ステップS2でイニシャル出力中の場
合。つまり制御開始時の車速の落ち込み等を防止するた
めに、車速フィードバック制御を行なわずにスロットル
を開閉している場合。
【0042】ステップS3で先行車が検知されず、ス
テップS4で前回追従走行が行われていた場合。つまり
先行車が車線変更等で検知されなくなって追従走行から
定速走行に切り替わった場合。
【0043】ステップS5で定速走行中にリジューム
スイッチ12cによる設定車速Vmemの増加操作を開
始した場合。
【0044】ステップS6で定速走行中にリジューム
スイッチ12cによる設定車速Vmemの増加操作を終
了した場合。
【0045】ステップS7で定速走行中にセットスイ
ッチ12bによる設定車速Vmemの減少操作を行って
いる場合。
【0046】ステップS3で先行車が検知されてお
り、かつステップS8で定速走行の設定車速Vmemが
追従走行の目標車速Vaccよりも大きいために追従走
行が行われているとき、ステップS9で車間距離設定ス
イッチ12eによる設定車間距離の変更操作が行われた
場合。
【0047】同じく追従走行が行われているとき、車
線変更等により先行車が切り替わった場合。
【0048】尚、ステップS3で先行車が検知されてい
ても、ステップS8で定速走行の設定車速Vmemが追
従走行の目標車速Vacc以下である場合には、つまり
先行車の車速が高いために自車が設定車速Vmemで走
行する妨げにならない場合には、定速走行が実行されて
ステップS5に移行する。
【0049】以上のようにしてステップS11あるいは
ステップS12でシフトダウン判定マスクタイマーtM
skSDが0にセットされると、ステップS13でシフ
トダウン判定マスクタイマーtMskSDのカウント値
がシフトダウン判定マスク時間TOMSKに達するまで
の間、ステップS14でシフトダウン判定マスクタイマ
ーtMskSDのカウント値がループ毎にインクリメン
トされる。そして所定時間が経過してステップS13で
シフトダウン判定マスクタイマーtMskSDのカウン
ト値がシフトダウン判定マスク時間TOMSKに達する
と、ステップS15に移行してシフトダウンを実行する
必要があるか否かを判定する。
【0050】即ち、以下に示す2つの条件が共に成立し
た場合にシフトダウンの必要があると判定し、何れか一
方の条件が成立しない場合にシフトダウンの必要がない
と判定する。第1の条件は車速条件であり、自車速Vと
設定車速Vmemとの偏差である車速偏差VCCerr
(=V−Vmem)を負値のシフトダウン判定車速偏差
VSD(<0)と比較した結果、VCCerr<VSD
が成立することである。この条件は、自車速Vが設定車
速Vmemよりも大幅に低く、シフトダウンを行わない
と自車速Vを設定車速Vmemに速やかに一致させられ
ない場合に相当する。第2の条件は、自車速Vを時間微
分して算出した加速度αとシフトダウン判定加速度AL
SD(≧0)とを比較した結果、α<ALSDが成立す
ることである。この条件は、自車の加速度αがシフトダ
ウン判定加速度ALSDよりも低く、シフトダウンを行
わないと自車速Vを設定車速Vmemに速やかに一致さ
せられない場合に相当する。
【0051】而して、ステップS15で前記第1および
第2の条件が成立してシフトダウンの必要があると判定
されると、ステップS16で車間距離制御ECU11か
らオートマチックトランスミッションECU19にシフ
トダウンの要求が出力される。
【0052】以上のように、アダプティブクルーズコン
トロール中に前記〜の条件が成立したとき、つまり
制御の過渡期において、シフトダウン判定マスクタイマ
ーtMskSDがタイムアップするまでシフトダウンの
要求を禁止するので、不必要なシフトダウンが実行され
てドライバーに違和感を与えることが防止しながら、登
坂時等に必要なシフトダウンを確実に実行することがで
きる。
【0053】具体的には、前記において追従走行から
定速走行に切り替わってから所定時間が経過するまでの
間、自車速Vを追従走行の目標車速Vaccから定速走
行の設定車速Vmemまで加速しようとしてシフトダウ
ンが行われるのを防止することができる。また前記に
おいて追従走行中に設定車間距離の変更操作が行われて
から所定時間が経過するまでの間、自車速Vを追従走行
の新たな目標速度Vaccまで加速しようとしてシフト
ダウンが行われるのを防止することができる。また前記
において追従走行中に車線変更等により先行車が切り
替わってから所定時間が経過するまでの間、新たな先行
車との車間距離を設定車間距離に一致させるべく自車を
加速しようとしてシフトダウンが行われるのを防止する
ことができる。
【0054】更に前記において設定車速Vmemの増
加操作を開始してから所定時間が経過するまでの間、増
加後の設定車速Vmemまで自車を加速しようとしてシ
フトダウンが行われるのを防止することができる。また
前記において設定車速Vmemの増加操作を終了して
から所定時間が経過するまでの間、自車速Vが設定車速
Vmemに収束するまでに発生するオーバーシュート等
に起因する自車速Vの乱れによってシフトダウンが行わ
れるのを防止することができる。また前記において設
定車速Vmemの減少操作を行っている間と、減少操作
を終了してから所定時間が経過するまでの間、自車速V
が設定車速Vmemに収束するまでに発生するアンダー
シュート等に起因する自車速Vの乱れによってシフトダ
ウンが行われるのを防止することができる。
【0055】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0056】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、定速走行中および追従走行中にシフトダウン
のタイミングが適切であるか否かを判定し、シフトダウ
ンのタイミングが不適切であればシフトダウンの要求を
禁止するので、不適切なシフトダウンが行われてドライ
バーが違和感を感じるのを防止することができる。
【0057】また請求項2に記載された発明によれば、
追従走行中に設定車間距離を変更してから所定時間が経
過するまでシフトダウンのタイミングが不適切であると
判定するので、新たな設定車間距離を確保すべく加速を
行う際に不適切なシフトダウンが行われるのを防止する
ことができる。
【0058】また請求項3に記載された発明によれば、
追従走行中に先行車が入れ代わってから所定時間が経過
するまでシフトダウンのタイミングが不適切であると判
定するので、新たな先行車に追従走行すべく加速を行う
際に不適切なシフトダウンが行われるのを防止すること
ができる。
【0059】また請求項4に記載された発明によれば、
追従走行から定速走行に切り替わってから所定時間が経
過するまでシフトダウンのタイミングが不適切であると
判定するので、設定車速で定速走行すべく加速を行う際
に不適切なシフトダウンが行われるのを防止することが
できる。
【0060】また請求項5に記載された発明によれば、
定速走行中に設定車速が変更されるとシフトダウンのタ
イミングが不適切であると判定するので、設定車速の変
更に伴って加速を行う際に不適切なシフトダウンが行わ
れるのを防止することができる。
【0061】また請求項6に記載された発明によれば、
定速走行中に設定車速の増加を開始してから所定時間が
経過するまでシフトダウンのタイミングが不適切である
と判定するので、新たな設定車速まで加速を行う際に不
適切なシフトダウンが行われるのを防止することができ
る。
【0062】また請求項7に記載された発明によれば、
定速走行中に設定車速の増加を終了してから所定時間が
経過するまでシフトダウンのタイミングが不適切である
と判定するので、自車速が新たな設定車速に収束する前
に不適切なシフトダウンが行われるのを防止することが
できる。
【0063】また請求項8に記載された発明によれば、
定速走行中に設定車速を減少させている間と、設定車速
の減少を終了してから所定時間が経過するまでシフトダ
ウンのタイミングが不適切であると判定するので、自車
速が新たな設定車速に収束する前に不適切なシフトダウ
ンが行われるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アダプティブクルーズコントロール装置の全体
構成を示すブロック図
【図2】シフトダウン判定ルーチンのフローチャート
【図3】車間距離制御ECU内のシフトダウン判定回路
のブロック図
【符号の説明】 12b セットスイッチ(設定車速変更手段) 12c リジュームスイッチ(設定車速変更手段) 12e 車間距離設定スイッチ(設定車間距離変更
手段) 13 レーダー装置(先行車検知手段) M1 定速走行制御手段 M2 追従走行制御手段 M3 シフトダウン判定手段 M4 シフトダウン制御手段 Vmem 設定車速
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D044 AA01 AA42 AB01 AC03 AC24 AC26 AC31 AC59 AD04 AD17 AD21 AE04 AE06 3J552 MA01 NA01 NB01 PA19 PA39 RA06 RA27 RB11 RB15 RB18 SB20 SB33 TB02 UA07 VA76W VB01W VB11W

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先行車を検知する先行車検知手段(1
    3)と、 先行車が存在しないときに自車を設定車速(Vmem)
    で定速走行させる定速走行制御手段(M1)と、 先行車が存在するときに先行車検知手段(13)の検知
    結果に基づいて自車および先行車の車間距離を設定車間
    距離に維持して追従走行を行わせる追従走行制御手段
    (M2)と、 設定車間距離を変更する設定車間距離変更手段(12
    e)と、 定速走行制御手段(M1)あるいは追従走行制御手段
    (M2)による走行中に車速を制御すべくシフトダウン
    を行うシフトダウン制御手段(M4)と、を備えたアダ
    プティブクルーズコントロール装置において、 定速走行中および追従走行中にシフトダウンのタイミン
    グが適切であるか否かを判定するシフトダウン判定手段
    (M3)を備え、 シフトダウン判定手段(M3)がシフトダウンのタイミ
    ングが不適切であると判定したときに、シフトダウン制
    御手段(M4)はシフトダウンの要求を禁止することを
    特徴とするアダプティブクルーズコントロール装置。
  2. 【請求項2】 追従走行制御手段(M2)による追従走
    行中に、設定車間距離変更手段(12e)が設定車間距
    離を変更してから所定時間が経過するまで、シフトダウ
    ン判定手段(M3)はシフトダウンのタイミングが不適
    切であると判定することを特徴とする、請求項1に記載
    のアダプティブクルーズコントロール装置。
  3. 【請求項3】 追従走行制御手段(M2)による追従走
    行中に、先行車検知手段(13)が先行車の入れ代わり
    を検知してから所定時間が経過するまで、シフトダウン
    判定手段(M3)はシフトダウンのタイミングが不適切
    であると判定することを特徴とする、請求項1に記載の
    アダプティブクルーズコントロール装置。
  4. 【請求項4】 追従走行制御手段(M2)による追従走
    行から定速走行制御手段(M1)による定速走行に切り
    替わってから所定時間が経過するまで、シフトダウン判
    定手段(M3)はシフトダウンのタイミングが不適切で
    あると判定することを特徴とする、請求項1に記載のア
    ダプティブクルーズコントロール装置。
  5. 【請求項5】 設定車速(Vmem)を変更する設定車
    速変更手段(12b,12c)を備え、定速走行制御手
    段(M1)による定速走行中に設定車速変更手段(12
    b,12c)が設定車速(Vmem)を変更したとき
    に、シフトダウン判定手段(M3)はシフトダウンのタ
    イミングが不適切であると判定することを特徴とする、
    請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のアダプティブ
    クルーズコントロール装置。
  6. 【請求項6】 定速走行制御手段(M1)による定速走
    行中に設定車速変更手段(12b,12c)が設定車速
    (Vmem)を増加させたとき、設定車速(Vmem)
    の増加開始から所定時間が経過するまで、シフトダウン
    判定手段はシフトダウンのタイミングが不適切であると
    判定することを特徴とする、請求項5に記載のアダプテ
    ィブクルーズコントロール装置。
  7. 【請求項7】 定速走行制御手段(M1)による定速走
    行中に設定車速変更手段(12b,12c)が設定車速
    (Vmem)を増加させたとき、設定車速(Vmem)
    の増加終了から所定時間が経過するまで、シフトダウン
    判定手段(M3)はシフトダウンのタイミングが不適切
    であると判定することを特徴とする、請求項5に記載の
    アダプティブクルーズコントロール装置。
  8. 【請求項8】 定速走行制御手段(M1)による定速走
    行中に設定車速変更手段(12b,12c)が設定車速
    (Vmem)を減少させたとき、設定車速(Vmem)
    の減少中および設定車速(Vmem)の減少終了から所
    定時間が経過するまで、シフトダウン判定手段(M3)
    はシフトダウンのタイミングが不適切であると判定する
    ことを特徴とする、請求項5に記載のアダプティブクル
    ーズコントロール装置。
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