JP4712946B2 - クリーニング装置およびこのクリーニング装置を備えた画像形成装置 - Google Patents
クリーニング装置およびこのクリーニング装置を備えた画像形成装置 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はクリーニング装置およびこのクリーニング装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファクシミリ、プリンタあるいは複写機として用いられる電子写真方法を採用した画像形成装置では、感光体ドラムの回転により帯電、露光の各ステップを経て現像ステップで感光体ドラムの周面にトナー像を形成し、次の転写ステップでトナー像を記録紙に転写した後に除電ステップで感光体ドラムの周面を除電するというサイクルで画像形成を行っている。
【0003】
この画像形成サイクルにおいては、転写ステップを終了した後で感光体ドラムの周面に残像したトナーは後の除電ステップあるいは帯電ステップでは不要となるので、転写ステップと除電ステップとの間にクリーニングステップのためにクリーニング装置を設け、このクリーニング装置により感光体ドラムの周面に残存するトナーを取り除いて回収することが行われている。
【0004】
このクリーニング装置は、感光体に周面に向けて開口するトナー回収空間部を有する装置ケースと、この装置ケースに感光体に対して接近離間する方向に沿い揺動可能に支持されトナー回収空間部の開口部分に延び出るブレード保持体と、このブレード保持体に取付けられてこのブレード保持体とともにトナー回収空間部の開口部分を覆い且つブレード保持体が感光体に対して接近する向きへの揺動により感光体の周面に接触してこの感光体の外周面に存在するトナーをトナー回収空間部の内部に向けて掻き取るブレードと、ブレード保持体に対して感光体へ接近する向きへ力を加えてブレードを感光体の周面に押圧接触させる弾性部材とを具備している。
【0005】
そして、このクリーニング装置では,装置ケースに形成されたトナー回収空間部に回収されたトナーを外部へ漏出させないために、トナー回収空間部における感光体ドラムの周面に面する開口部分は、ブレード保持体およびブレードと感光体ドラムによって覆われて封鎖されており、トナー回収空間部を形成する壁部の外面とブレード保持体との間は、トナー回収空間部の壁部またはブレード保持体に取付けられてブレード保持体またはトナー回収空間部の壁部に押圧接触する弾性シール部材によって封鎖されている。
【0006】
従来は、弾性シール部材はブレード保持体またはトナー回収空間部の壁部と押圧接触する接触面が平坦面をなし、また弾性シール部材の接触面が押圧接触するブレード保持体またはトナー回収空間部の壁部の接触面もまた平坦面に形成されて、平坦面全体同士が接触するようになっている。そして、弾性シール部材とブレード保持体またはトナー回収空間部の壁部の夫々の平坦面をなす接触面同士の接触部からのトナー漏出を防止するために、ブレード保持体またはトナー回収空間部の壁部が弾性シール部材に必要な圧力をもって押圧接触するようにクリーニング装置を画像形成装置本体に組込んでいる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来クリーニング装置では、トナー回収空間部を形成する壁部の外面とブレード保持体との間を封鎖するために、弾性シール部材の平坦面である接触面全体とブレード保持体またはトナー回収空間部の壁部の平坦をなす接触面とを押圧接触させるので、クリーニング装置を画像形成装置本体に組込む際にブレード保持体およびブレードが予定位置より感光体ドラム側(弾性シール部材から離れる側)へ変位し、また弾性シール部材が経年変化により弾性が低減して圧縮して接触面が接触位置より後退してゆくと弾性シール部材とブレード保持体またはトナー回収空間部の壁部の各接触面が確実に押圧接触することが困難となり、この接触部におけるシール特性が低下してこの接触部からトナーが漏出するおそれがある。
【0008】
そこで、このような接触の不確実性を解消するために、ブレード保持体またはトナー回収空間部の壁部が弾性シール部材に押圧接触する圧力を高めることが行われている。しかし、この場合には弾性シール部材は強く圧縮されるためにその反動で圧縮に対する強い反力が生じ、この弾性シール部材の反力がブレード保持体に作用してブレードが感光体ドラムの周面に接触する圧力を増大させることになる。ブレードが感光体ドラムの周面に必要以上に大きい圧力で接触すると、感光体ドラムの周面が損傷するなどの不具合を生じる。
【0009】
本発明は、ブレードが感光体の表面に接触する圧力を必要以上に増大することなく、弾性シール部材とブレード保持体またはトナー回収空間部の壁部との接触部におけるシール特性を高めたクリーニング装置を提供することを目的とする。
【0010】
また、本発明は、前記クリーニング装置を装備した画像形成装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明のクリーニング装置は、感光体の表面に向けて開口するトナー回収空間部を有する装置ケースと、
この装置ケースに、前記感光体に対し接近離間する方向に沿い揺動可能に支持され、前記トナー回収空間部の開口部分に延び出るブレード保持体と、
このブレード保持体に取付けられ、前記感光体の表面に存在するトナーを前記トナー回収空間部の内部に向けて掻き取るブレードと、
前記ブレード保持体に対して前記感光体へ接近する方向に力を加え、前記ブレードを前記感光体の表面に押圧接触させる加圧部材と、
前記ブレード保持体または前記トナー回収空間部の壁部とのいずれか一方に取付けられ、ブレード保持体とトナー回収空間部の壁部との間において、加圧部材がブレード保持体を介してブレードを感光体の表面に押圧接触させることで感光体の反力を受け、ブレード保持体によりトナー回収空間部の壁部に向けて押圧接触される弾性シール部材と、
前記ブレード保持体または前記トナー回収空間部の壁部とのいずれか他方に設けられ、ブレード保持体が弾性シール部材に押圧接触することにより弾性シール部材の表面の一部領域に食い込んで、弾性シール部材を厚さ方向に屈曲させ、ブレード保持体とトナー回収空間部との間を弾性シール部材を介在して封止する突部とを具備することを特徴とする。
【0012】
この発明の構成によれば、前記突部が前記弾性シール部材の表面一部の領域に食い込み、弾性シール部材を厚さ方向に屈曲させることで、突部と弾性シール部材との接触部に屈曲した経路が形成されるために、トナー回収空間部に回収されたトナーがこの接触部を通して外部へ漏出することを防止できる。
特にクリーニング装置を画像形成装置本体に組込む際に、ブレード保持体およびブレードと弾性シール部材との接触部が開いた場合でも、その開いた分を前記屈曲した経路で吸収して、確実な接触を維持できる。このため、ブレード保持体またはトナー回収空間部の壁部が弾性シール部材に押圧接触する圧力を高める必要がない。
さらに、前記突部が、前記弾性シール部材の表面一部の領域に接触するので、弾性シール部材の表面全体が接触する場合に比較して、表面上での接触面積が減少して弾性シール部材に発生する反力が小さくなり、ブレードが感光体に与える不具合の発生を一層確実に防止できる。
【0013】
請求項2の発明は、請求項1に記載のクリーニング装置において、前記突部は、前記ブレード保持体または前記トナー回収空間部の壁部に形成された屈曲部の先端角部であることを特徴とする。
【0014】
請求項3の発明は、請求項1に記載のクリーニング装置において、前記突部は、断面が尖頭形状をなすものであることを特徴とする。
【0015】
請求項4の発明は、請求項1に記載のクリーニング装置において、前記突部は、断面が波形をなすものであることを特徴とする。
【0016】
これら請求項2〜4の発明によれば、前記突部を適切な構成で提供できる。
【0017】
請求項5の発明の画像形成装置は、感光体と、請求項1ないし4にいずれかに記載のクリーニング装置を備えたことを特徴とする。
【0018】
この発明の構成によれば、ブレードが感光体の表面に接触する圧力を必要以上に増大することなく、弾性シール部材とブレード保持体またはトナー回収空間部の壁部との接触部におけるシール特性を高めたクリーニング装置を備えた画像形成装置を得ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明における一実施の形態について図1および図2を参照して説明する。図1はクリーニング装置を備えた画像形成装置を模式的に示す断面図であり、この装置は記録紙を下側から上側へ向けて垂直に搬送させて画像記録を行う方式を採用したものである。
【0020】
図1において1は画像形成装置本体、2は図示矢印方向へ回転される感光体ドラム、3は感光体ドラム2の表面である外周面を露光して静電潜像を形成する露光装置、4は感光体ドラム2の外周面にトナーを供給して静電潜像を現像してトナー像を形成する現像装置、5は記録紙Pを感光体ドラム2の外周面に接触させてこの外周面に形成されたトナー像を記録紙Pに転写する転写装置、6は記録紙Pを感光体ドラム2から剥離する剥離装置、7は感光体ドラム2の外周面に残存するトナーを取り除いて回収するクリーニング装置、8は感光体ドラム2の外周面を一様に帯電する帯電装置、9はトナー像を転写された記録紙Pにトナー像を定着する定着装置である。ここで、感光体ドラム2、現像装置4、クリーニング装置7および帯電装置8はユニットとして一体にまとめられてプロセスユニットUを構成している。
【0021】
10は記録紙Pを積層して収容する給紙カセット、11は給紙カセット10から記録紙Pを一枚ずつ取り出す取り出しローラ、12はこの取り出しローラ11から取り出された記録紙PをプロセスユニットUに向けて搬送する搬送ローラ、13は画像形成を終えた記録紙Pを画像形成装置本体1の外部に設けた排紙トレイ14へ排出する排出ローラである。
【0022】
次にクリーニング装置7について図2を参照して説明する。
図2はこの実施の形態におけるクリーニング装置を示す断面図である。この実施の形態におけるクリーニング装置7は、弾性シール部材をクリーニング装置本体のトナー回収空間部の壁部に設け、ブレード保持体に突部を設けたものである。このクリーニング装置7は図1において感光体ドラム2の左上側に設けられている。
【0023】
図2において21は感光体ドラム2と平行に配置された装置ケースで、この装置ケース21には下面部が感光体ドラム2の外周面に面して開口するトナー回収空間部22が設けられており、このトナー回収空間部22は感光体ドラムの回転方向に関して間隔を存して配置された一対の側壁部22a、22bに挟まれて形成されている。
【0024】
23は感光体ドラム2と平行に配置されたブレード保持体で、このブレード保持体23はトナー回収空間部22より離れた位置からトナー回収空間部22の開口部の下側にかけて延びるものである。先端部がトナー回収空間部22の開口部を覆う位置にある。ブレード保持体23は基端部が装置ケース21に感光体ドラム2と平行に設けられた枢軸24により支持されて、トナー回収空間部22の開口部分を覆う位置にある先端部が感光体ドラム2に対して接近、離間する方向に沿い揺動するように設けられている。
【0025】
25はブレードで、このブレード25は感光体ドラム2と平行に配置されてブレード保持体23の先端部に取付けられてこのブレード保持体23とともにトナー回収空間部22の開口部分を覆うようになっている。すなわち、ブレード24はブレード保持体23の揺動により一体に感光体ドラム2に対して接近、離間する方向に沿って揺動され、ブレード保持体23が感光体ドラム2に対して接近する向きへ揺動すると感光体ドラムの外周面に接触するようになっている。そして、ブレード25は感光体ドラム2の外周面に接触した状態で回転する感光体ドラム2の外周面に付着するトナーを掻き取って装置ケース21のトナー回収空間部22の開口部分から内部に向けて送り込むものである。
【0026】
26は加圧部材の一例である圧縮コイルばねで、この圧縮コイルばね26はトナー回収空間部22の外側に位置して装置ケース21に形成されたばね受け部21aと、ブレード保持体23の基端部に形成したばね受け部23aとの間に配置されており、ブレード保持体23に対して感光体ドラム2へ接近する向きへ力を加えてブレード25を感光体ドラム2の外周面に押圧接触させるようになっている。
【0027】
装置ケース21におけるトナー回収空間部22の下側開口部分は、ブレード保持体23、ブレード25および感光体ドラム2の外周面により覆われ、さらに補助的に側壁部22bの下端に取付けられたリカバリシート27により覆われて閉塞されている。
【0028】
そして、トナー回収空間部22を形成する側壁部22aの外面と、この側壁部22aの外側に位置するブレード保持体23との間は次に述べる構成が採用されている。
図2において28は弾性シール部材で、この弾性シール部材28は弾性を有する材料、例えばスポンジにより形成され、感光体ドラム2の長さに相当する長さを有するとともに断面が四角形をなす棒状をなすものである。
トナー回収空間部22を形成する側壁部22aの下端部の外面には、ブレード保持体23に向けて傾斜する取付け面22cが感光体ドラム2と平行に形成され、この取付け面22cには弾性シール部材28が感光体ドラム2と平行に配置されて接着などの手段により取付けられている。
すなわち、この弾性シール部材28は、トナー回収空間部22を形成する壁部22aの外面と、この壁部に対面するブレード保持体23との間に配置され、トナー回収空間部22の壁部22aに取付けられる。この取付けられた部分とは反対側の部分が、ブレード保持体23に押圧接触するものである。
ブレード保持体23には、トナー回収空間部22を形成する側壁部22aの下端部の取付け面22cに取付けた弾性シール部材28に対向する部分に、ブレード保持体23に面する弾性シール部材28の表面の一部の領域に食い込んで押圧接触する突部29が形成されている。
この突部29はブレード保持体23の中間部を弾性シール部材28に向けて例えば直角に屈曲し、この屈曲部の先端角部を弾性シール部材28に向けて突き付けるように形成して突部とする。この突部(屈曲部の先端角部)29における弾性シール部材25に食い込んで押圧接触する幅Bは、ブレード保持体23に面する弾性シール部材28の表面の幅Aより小さい。
【0029】
そして、このクリーニング装置7をプロセスユニットUに組込む際に、ブレード25を感光体ドラム2に押圧接触させると、感光体ドラム2の抵抗によりブレード25を介してブレード保持体23には感光体ドラム2から離間する向きへ反力が加わる。
これにより、ブレード保持体23における屈曲部の先端角部からなる突部29が、トナー回収空間部22を形成する側壁部22aに取付けた弾性シール部材28のブレード保持体に面する表面の一部の領域に食い込んで、弾性シール部材28を押圧接触する。弾性シール部材28は、ブレード保持体23の突部29に押圧されて弾性により圧縮される。
この場合、ブレード保持体23における屈曲部の先端角部からなる突部29が、弾性シール部材28の表面から食い込む(断面上での)幅寸法Bは、弾性シール部材28のブレード保持体に面する表面での幅寸法Aに対して小さい。
【0030】
また、ブレード保持体23における屈曲部の先端角部の外面は、屈曲部の先端角部であるが故に山形をなしている。
このため、ブレード保持体23における屈曲部の先端角部からなる突部29の外面が弾性シール部材28の表面に食い込むと、弾性シール部材28は突部29の外面の形状に応じ形状で圧縮され、突部29の外面と弾性シール部材28の表面との間に弾性シール部材28の厚さ方向に入り込んで屈曲する経路(接触面)が形成される。
この弾性シール部材28の厚さ方向に入り込んでV字形に屈曲する経路(接触面)は、屈曲しているが故にトナーが通過しにくくシール性が高い構成であり、且つ屈曲することにより弾性シール部材28の厚さ方向へ入り込む。
そのため、突部29と弾性シール部材28とが互いに離れる向きに変位した場合でも、弾性シール部材28の厚さ方向へ入り込んだ突部29の外面は弾性シール部材28の厚さ方向の範囲内で離れる向きに変位するだけで、弾性シール部材28から抜け出ることがなく、突部29の外面と弾性シール部材28の表面との接触が維持される。
【0031】
このようにしてトナー回収空間部22を形成する側壁部22aの外面と、この側壁部22の外側に位置するブレード保持体24との間は弾性シール部材28を介在して封止されている。
【0032】
なお、装置ケース21のトナー回収空間部22の内部には、ブレード25が感光体ドラム2から剥離したトナーを集める回転バドル31、この回転バドル31に付着したトナーを取り除くスクレーパ32、回収したトナーを外部へ搬送する搬送オーガ33が設けられている。
【0033】
このクリーニング装置7の構成によれば、ブレード保持体23に設けた突部29は、弾性シール部材28におけるブレード保持体23に面する表面の一部の領域に食い込んで押圧接触する。
ブレード保持体23と弾性シール部材28との接触部にはV字形に屈曲した経路が形成されるために、トナー回収空間部22に回収されたトナーがこの接触部を通して外部へ漏出することを防止できる。
特に、クリーニング装置7を画像形成装置本体1に組込む際に、ブレード保持体23およびブレード25が予定位置より感光体ドラム側(弾性シール部材から離れる側)へ変位し、また弾性シール部材28が経年変化により弾性が低減して圧縮して、接触面が接触位置より後退して接触部が開いた場合でも、その開いた分をブレード保持体23と弾性シール部材28との接触部には屈曲した経路で吸収して確実な接触を維持できる。
従って、弾性シール部材28とブレード保持体23またはトナー回収空間部22の壁部との接触部におけるシール特性、言換えればブレード保持体またはトナー回収空間部22の壁部との間のシール性を高めることができる。
【0034】
このため、ブレード保持体23が弾性シール部材28に押圧接触する圧力を高める必要がなく、この接触圧力の増大に伴い弾性シール部材28の反力によりブレード25が感光体ドラム2の表面に接触する圧力が増大して感光体ドラム2を損傷させるなどの不具合の発生を防止できる。
【0035】
さらに、ブレード保持体23の壁部に設けた突部29が、ブレード保持体23に面する弾性シール部材28の表面の一部の領域に接触するので、弾性シール部材28の表面全体が接触する場合に比較して表面上での接触面積が減少して弾性シール部材28に発生する反力を小さくしてブレード25が感光体ドラム2に与える不具合を一層確実に解消できる。
【0036】
この実施の形態によれば、ブレード保持体23に設ける突部29を、ブレード保持体23と弾性シール部材28との接触部に屈曲した経路をする上で適切な構成で提供できる。
【0037】
この実施の形態の画像形成装置は、ブレード25が感光体ドラム2の外周面に接触する圧力を必要以上に増大することなく、弾性シール部材28とブレード保持体23との接触部、換言すればブレード保持体23とトナー回収空間部22の壁部との間のシール性を高めたクリーニング装置7を装備している。
【0038】
図3は他の実施の形態におけるクリーニング装置を示す断面図であり、この実施の形態ではブレード保持体23に断面が尖頭形状をなす突部41が形成されている。
【0039】
図4は他の実施の形態におけるクリーニング装置を示す断面図であり、この実施の形態ではブレード保持体23に断面波形形状をなす突部42が形成されている。
【0040】
これら図3および図4において図2と同じ部分は同じ符号を付して示しており、これら図3および図4に示す突部41,42も前述した実施の形態と同じ効果を得ることができる。これらの実施の形態によれば、ブレード保持体23に設ける突部を、ブレード保持体8またはトナー回収空間部22の壁部と弾性シール部材28との接触部に屈曲した経路をする上で適切な構成で提供できる。
【0041】
図5および図6は、トナー回収空間部の壁部に突部を設ける実施の形態であるクリーニング装置におけるブレード保持体とトナー回収空間部の壁部との間の封止部を拡大して示す断面図である。図5はブレード保持体23に弾性シール部材52を取付け、トナー回収空間部22の側壁部22aの外面に屈曲部の先端角部からなる突部51を形成してブレード保持体23に設けた弾性シール部材52を押圧接触する形態を示している。
【0042】
図6はブレード保持体23に弾性シール部材52を取付け、トナー回収空間部22の側壁部22aの外面に波形をなす突部53を形成してブレード保持体23に設けた弾性シール部材52を押圧接触する形態を示している。
【0043】
これらの実施の形態によれば、トナー回収空間部22の側壁部22aに設ける突部を、ブレード保持体23またはトナー回収空間部22の壁部22aと弾性シール部材52との接触部に屈曲した経路をする上で適切な構成で提供できる。
【0044】
なお、本発明は前述した実施の形態に限定されず、種々変形して実施することができる。
【0045】
【発明の効果】
請求項1の発明のクリーニング装置によれば、ブレード保持体またはトナー回収空間部の壁部とのいずれか一方に取付けられる弾性シール部材の表面一部の領域に、ブレード保持体またはトナー回収空間部の壁部とのいずれか他方に設けられる突部が食い込んで押圧接触し、これらの接触部に屈曲した経路が形成されるために、トナー回収空間部に回収されたトナーがこの接触部を通して外部へ漏出することを防止できる。
特に、クリーニング装置を画像形成装置本体に組込む際に、ブレード保持体およびブレードが予定位置より感光体ドラム側(弾性シール部材から離れる側)へ変位し、また弾性シール部材が経年変化により弾性が低減して圧縮して接触面が接触位置より後退して接触部が開いた場合でも、その開いた分を前記屈曲した経路で吸収して確実な接触を維持できる。
【0046】
このため、ブレード保持体またはトナー回収空間部の壁部が弾性シール部材に押圧接触する圧力を高める必要がなく、この接触圧力の増大に伴い弾性シール部材の反力によりブレードが感光体の表面に接触する圧力が増大して感光体ドラムを損傷させるなどの不具合の発生を防止できる。
【0047】
さらに、前記突部が、前記弾性シール部材の表面一部の領域に接触するので、弾性シール部材の表面全体と接触する場合に比較して表面上での接触面積が減少し、弾性シール部材に発生する反力を小さくして、ブレードが感光体に与える不具合を一層確実に解消できる。
【0048】
請求項2〜4の発明によれば、前記突部は、前記弾性シール部材との接触部に屈曲した経路を形成する上で適切な構成で提供できる。
【0049】
請求項5の発明によれば、ブレードが感光体の表面に接触する圧力を必要以上に増大することなく、弾性シール部材とブレード保持体またはトナー回収空間部の壁部との接触部におけるシール特性、言換えればブレード保持体またはトナー回収空間部の壁部との間のシール性を高めたクリーニング装置を備えた画像形成装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるクリーニング装置を装備した画像形成装置を模式的に示す断面図。
【図2】同実施の形態におけるクリーニング装置を示す断面図。
【図3】他の実施の形態におけるクリーニング装置を示す断面図。
【図4】他の実施の形態におけるクリーニング装置を示す断面図。
【図5】他の実施の形態のクリーニング装置におけるブレード保持体とトナー回収空間部の壁部との間の封止部を拡大して示す断面図。
【図6】他の実施の形態のクリーニング装置におけるブレード保持体とトナー回収空間部の壁部との間の封止部を拡大して示す断面図。
【符号の説明】
1…画像形成装置本体、2…感光体ドラム、7…クリーニング装置、21…装置ケース、22…トナー回収空間部、22a…側壁部、23…ブレード保持体、25…ブレード、26…圧縮コイルばね(加圧部材)、28…弾性シール部材、29…突部、41…突部、42…突部、51…突部、53…突部。
Claims (5)
- 感光体の表面に向けて開口するトナー回収空間部を有する装置ケースと、
この装置ケースに、前記感光体に対し接近離間する方向に沿い揺動可能に支持され、前記トナー回収空間部の開口部分に延び出るブレード保持体と、
このブレード保持体に取付けられ、前記感光体の表面に存在するトナーを前記トナー回収空間部の内部に向けて掻き取るブレードと、
前記ブレード保持体に対して前記感光体へ接近する方向に力を加え、前記ブレードを前記感光体の表面に押圧接触させる加圧部材と、
前記ブレード保持体または前記トナー回収空間部の壁部とのいずれか一方に取付けられ、ブレード保持体とトナー回収空間部の壁部との間において、前記加圧部材がブレード保持体を介して前記ブレードを前記感光体の表面に押圧接触させることで感光体の反力を受け、前記ブレード保持体によりトナー回収空間部の壁部に向けて押圧接触される弾性シール部材と、
前記ブレード保持体または前記トナー回収空間部の壁部とのいずれか他方に設けられ、前記ブレード保持体が前記弾性シール部材に押圧接触することにより弾性シール部材の表面の一部領域に食い込んで、弾性シール部材を厚さ方向に屈曲させ、ブレード保持体とトナー回収空間部との間を弾性シール部材を介在して封止する突部と、
を具備することを特徴とするクリーニング装置。 - 前記ブレード保持体または前記トナー回収空間部の壁部とのいずれか他方に設けられる前記突部は、前記ブレード保持体または前記トナー回収空間部の壁部に形成された屈曲部の先端角部であることを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
- 前記ブレード保持体または前記トナー回収空間部の壁部とのいずれか他方に設けられる前記突部は、断面が尖頭形状をなすものであることを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
- 前記ブレード保持体または前記トナー回収空間部の壁部とのいずれか他方に設けられる前記突部は、断面が波形をなすものであることを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
- 感光体と、請求項1ないし4にいずれかに記載のクリーニング装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (3)
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