JP3576341B2 - 画像形成装置のクリーニング装置 - Google Patents
画像形成装置のクリーニング装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3576341B2 JP3576341B2 JP32913796A JP32913796A JP3576341B2 JP 3576341 B2 JP3576341 B2 JP 3576341B2 JP 32913796 A JP32913796 A JP 32913796A JP 32913796 A JP32913796 A JP 32913796A JP 3576341 B2 JP3576341 B2 JP 3576341B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- blade
- guide plate
- cleaning
- transport
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真複写機、静電記録装置等の各種画像形成装置におけるクリーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電子写真複写機などの各種画像形成装置においては、光導電性感光層を外表面に有する回転ドラム式の像担持体が使用されており、この像担持体を回転させながら感光層に静電潜像を形成し、それをトナーにより現像することによって顕像化する。この現像工程により像担持体上に形成されたトナー像は、転写工程で記録用紙上に転写されるが、転写工程を過ぎた後の像担持体の外表面には、未転写領域等に残留トナーが付着したままになる。そこで、この像担持体上の残留トナーをクリーニング装置によって除去・回収し、再び像担持体上に静電潜像を形成して新たな画像による転写を行う。
【0003】
上記したクリーニング装置における残留トナーの除去・回収作用は、像担持体表面にブレード部材や他のクリーニング部材を当接させることによって行われるが、代表的なクリーニング方式としてブレードクリーニング方式が挙げられる。このブレードクリーニング方式は、像担持体の外表面上にブレードのエッジ部分を当接させ、その掻き落とし作用によって像担持体の外表面に付着しているトナーを強制的に除去し回収するものである。このブレードクリーニング方式は、構造が簡単で、しかもクリーニング効果が高いという特徴を持つため広く採用されている。
【0004】
上述したクリーニングブレードによって、像担持体表面から除去・回収された残留トナーは、クリーニング装置の内部に配設されたトナー搬送スクリューやトナー搬送羽根によって一方向に搬送され、所定の位置からそのまま、あるいは一時的に貯蔵タンク内に貯蔵された後に廃棄され、またはトナーリサイクル装置により現像装置に戻されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように構成されたクリーニング装置においては、近年、小型化が強く要望されており、そのため像担持体に近接する限られたスペースに必ずしも設置する必要のない部材、例えば上述したトナー搬送スクリューやトナー搬送羽根を、像担持体から少し離れた位置、すなわちクリーニングブレードの直下位置から少し側方に寄った位置に移動して配設することが最近行われている。
【0006】
しかしながら、このような小型化のための配置関係を採用すると、クリーニングブレードと、トナー搬送スクリューやトナー搬送羽根との間にデッドスペースが形成されることとなり、そのデッドスペース内にトナー溜まりを生じ易くなる。このトナー溜まりは、画像形成動作が繰り返される毎に助長されていき、使用が長期にわたると、クリーニングローラ表面のトナーを掻き落とすスクレーパ上や、トナーの外部飛散防止用のトナー回収シート部にトナーが堆積してしまい、その結果、クリーニングローラ表面の付着トナーがスクレーパに掻き落とされなくなって、いわゆる「すり抜け」を発生させ、画像品質の低下を招来することとなったり、堆積トナーによりトナー回収シートが像担持体に押し付けられて像担持体の表面に傷を発生させたり、トナーの外部飛散が生じて機内汚染を発生させたりすることがある。
【0007】
本発明は、上述した従来装置の問題点に鑑みなされたものであって、クリーニングブレードの下方にトナー溜まりが生じないような方策を講じ、溜まったトナーが原因で発生する画質の低下、部品の損傷、トナー飛散による機内汚染等を防止することが可能なクリーニング装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】
このような目的を達成するため、請求項1にかかる発明では、像担持体表面の残留トナーを掻き落とすクリーニングブレードと、このクリーニングブレードにより掻き落とされたトナーを下方から受けて装置内部側に残留トナーを回収するクリーニングローラと、当該クリーニングローラの表面上に付着したトナーを掻き落とすスクレーパと、上記スクレーパにより掻き落とされた残留トナーを、所定の方向に向って搬送するトナー搬送スクリューと、を有するクリーニング装置において、前記スクレーパとトナー搬送スクリューとの間にトナーガイド板を掛け渡し、上記スクレーパからトナー搬送スクリューに至るトナー搬送路を形成したものであって、上記トナーガイド板は、前記スクレーパ側に固定された基部と、この基部からトナー搬送スクリュー側に延出して上記トナー搬送路を形成する案内部と、を有し、上記トナーガイド板の案内部を、前記トナー搬送スクリューの下半側部分に接触するように配置している。
【0009】
このような構成を有する発明では、スクレーパとトナー搬送スクリューとの間の従来デッドスペースとなっていた部位に、トナー搬送路を形成するトナーガイド板が掛け渡されているため、クリーニングブレードにより掻き落とされた残留トナーが、トナーガイド板により形成されたトナー搬送路に沿ってトナー搬送スクリュー側に確実かつ効率的に移動されていく。したがって、従来のように、クリーニングブレードとトナー搬送スクリューとの間に残留トナーが蓄積されることが防止されるようになっている。
【0010】
また、請求項2にかかる発明では、上記請求項1記載のトナー搬送スクリューの外周部に、トナーガイド板を振動させる突起が設けられている。
【0011】
このような構成を有する発明では、トナー搬送スクリューによるトナーガイド板の振動によって、トナーの移動がより一層確実かつ効率的に行われるようになっている。
【0012】
さらに、請求項3にかかる発明では、像担持体表面の残留トナーを掻き落とすクリーニングブレードと、このクリーニングブレードにより掻き落とされたトナーを下方から受けてトナーの外部飛散を防止するトナー回収シートと、前記クリーニングブレードにより掻き落とされてトナー回収シートにより受けられた残留トナーを装置内部側に搬送するトナー搬送羽根と、上記トナー搬送羽根により搬送されたトナーを蓄えるトナー貯蔵部と、を有するクリーニング装置において、前記トナー回収シートとトナー搬送羽根及びトナー貯蔵部との間にトナーガイド板を掛け渡して、上記トナー回収シートからトナー搬送羽根及びトナー貯蔵部に至るトナー搬送路を形成したものであって、上記トナーガイド板は、前記トナー回収シート側に固定された基部と、この基部からトナー搬送羽根及びトナー貯蔵部側に向って延出して上記トナー搬送路を形成する案内部と、を有し、上記トナーガイド板の案内部を、前記トナー搬送羽根における回転半径の内側領域に侵入させて上記トナー搬送羽根に接触するように配置している。
【0013】
このような構成を有する発明では、トナー回収シートと、トナー搬送羽根及びトナー貯蔵部との間の従来デッドスペースとなっていた部位に、トナー搬送路を形成するトナーガイド板が掛け渡されているため、クリーニングブレードにより掻き落とされた残留トナーが、トナーガイド板により形成されたトナー搬送路に沿ってトナー搬送羽根及びトナー貯蔵部側に確実かつ効率的に移動されていく。したがって、従来のように、クリーニングブレード及びトナー回収シートと、トナー搬送羽根及びトナー貯蔵部との間に残留トナーが蓄積されることが防止されるようになっている。
【0014】
さらにまた、請求項4にかかる発明では、像担持体表面の残留トナーを掻き落とすクリーニングブレードと、このクリーニングブレードにより掻き落とされたトナーを下方から受けてトナーの外部飛散を防止するトナー回収シートと、このトナー回収シートから微小間隔を隔てて略平行に延在し、上記トナー回収シート上へのトナー蓄積を防止するトナー押付け防止部材と、前記クリーニングブレードにより掻き落とされてトナー回収シートにより受けられた残留トナーを装置内部側に搬送するトナー搬送羽根と、当該トナー搬送羽根により搬送されたトナーを蓄えるトナー貯蔵部と、を有するクリーニング装置において、前記トナー押付け防止部材とトナー搬送羽根及びトナー貯蔵部との間にトナーガイド板を掛け渡して、上記トナー押付け防止部材からトナー搬送羽根及びトナー貯蔵部に至るトナー搬送路を形成したものであって、上記トナーガイド板は、前記トナー押付け防止部材側に固定された基部と、この基部からトナー搬送羽根及びトナー貯蔵部側に向って延出して上記トナー搬送路を形成する案内部と、を有し、上記トナーガイド板の案内部を、前記トナー搬送羽根における回転半径の内側領域に侵入させて上記トナー搬送羽根に接触するように配置している。
【0015】
このような構成を有する発明では、トナー回収シート及びトナー押しつけ防止部材と、トナー搬送羽根及びトナー貯蔵部との間の従来デッドスペースとなっていた部位に、トナー搬送路を形成するトナーガイド板が掛け渡されているため、クリーニングブレードにより掻き落とされた残留トナーが、トナーガイド板により形成されたトナー搬送路に沿ってトナー搬送羽根及びトナー貯蔵部側に確実かつ効率的に移動されていく。したがって、従来のように、クリーニングブレード及びトナー回収シートと、トナー搬送羽根及びトナー貯蔵部との間に残留トナーが蓄積されることが防止されるようになっている。
【0016】
そして、特にトナー押しつけ防止部材が設けられていることによって、トナー回収シート及びその近傍に蓄積しようとするトナーが、このトナー押付け防止部材の案内作用によって、トナー搬送羽根及びトナーガイド板側に送られていくこととなり、一層良好な画像形成が行われる。また、トナーガイド板の振動が、トナー回収シート側に直接伝わることがなくなるため、トナー回収シートの振動によるトナーの外部飛散のおそれが無くなる。
【0017】
一方、請求項5にかかる発明では、上記請求項1又は3又は4記載のトナーガイド板の案内部を片持構造に構成し、当該案内部の先端部分を振動可能な自由端に形成している。
【0018】
このような構成を有する発明では、トナーガイド板の振動が良好に行われこととなり、トナーの移動がより一層確実かつ効率的に行われるようになっている。
【0019】
また、請求項6にかかる発明では、上記請求項1又は3又は4記載のトナーガイド板の案内部を、基部側から下方に傾斜するように設けている。
【0020】
このような構成を有する発明では、トナーガイド板の傾斜配置によって、トナーの移動がより一層確実かつ効率的に行われるようになっている。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態にかかるクリーニング装置を図面に基づいて詳細に説明するが、それに先立って、電子写真複写機等の画像形成装置における各画像形成工程を説明しておく。
【0022】
まず、本発明にかかるクリーニング装置が付設される像担持体は、例えば、導電性基板上に光導電性物質が一定の厚さで積層されたドラム状の感光体からなっており、画像形成装置の本体に対して回転可能に支持され、一方向に回転することによって当該像担持体の光導電面が、以下のような複数の処理工程を順次通過していく。
【0023】
上記像担持体の表面は、まず帯電器により一様に帯電され、像担持体の光導電面に一様な電荷が保持される。この帯電工程で一様に帯電された像担持体は、回転して次の露光工程に入る。
【0024】
露光工程では、原稿からの反射光が、ミラー・レンズ等の光学系を通して像担持体の光導電面に照射・露光され、その露光部分の電荷が中和されることによって原稿の静電潜像が像担持体上に形成される。この静電潜像が形成された像担持体は、回転して現像工程に入る。
【0025】
現像工程において、上記像担持体上の静電潜像は現像器により現像され、荷電トナー粒子を含む現像剤が静電潜像に付着して顕像化が行われる。このトナーによって顕像化されたトナー像を担持した像担持体は、さらに回転して転写工程に入る。
【0026】
転写工程では、像担持体上のトナー像に同期して記録用紙が搬送され、該記録用紙上にトナー像が転写される。トナー像が転写された記録用紙は、分離器により像担持体から分離された後、定着器により定着されて機外に排紙される。
【0027】
一方、上記分離器によって記録用紙が分離された像担持体は、未転写部分等に残留トナーを担持したまま本発明にかかるクリーニング装置に入り、そのクリーニング装置によるクリーニング工程によって像担持体上の残留トナーが除去される。以下、そのクリーニング装置の実施形態について説明する。
【0028】
図1に示されている第1の実施形態にかかるクリーニング装置1は、像担持体としての感光体ドラム2の表面に近接して一部が接触するように配置されており、枠体フレーム3の一部を構成するブレードホルダ4に、上記感光体ドラム2上の残留トナーを掻き落とすクリーニングブレード5が保持されている。このクリーニングブレード5は、クリーニング装置1の最上位置、すなわち、上記感光体ドラム2の図1下方から上方へ向う回転方向において最下流に相当する位置に配置されている。
【0029】
上記クリーニングブレード5は、例えば、厚さ約3mmのウレタンゴムにより形成された板状部材からなり、感光体ドラム2の表面に対して斜め上方から下方に向って傾斜するように取り付けられていて、当該クリーニングブレード5の下端縁部が、上記感光体ドラム2の表面上に圧接されている。このクリーニングブレード5の圧接縁部は、感光体ドラム2の軸方向に沿って延びており、実質的に、感光体ドラム2の少なくとも画像領域に相当する長さを有している。
【0030】
また、上記クリーニングブレード5よりも下方側、すなわち感光体ドラム2の回転方向においてクリーニングブレード5よりもやや上流側には、上記クリーニングブレード5によって掻き落とされた感光体ドラム2上の残留トナーを受けるクリーニングローラ6が配置されている。このクリーニングローラ6は、例えば、外径15mmの金属円筒体6aの外表面に弾性部材6bを周状に被覆した円筒状部材からなり、表層側の弾性部材6bとしては、厚さ2mmのシリコンスポンジの表面に厚さ1mmのウレタンゴムを被覆した構成が採用される。
【0031】
上記クリーニングローラ6の表層弾性部材6bは、前記クリーニングブレード5の下方において、感光体ドラム2の表面に良好な密閉性を有するように当接されており、図示を省略した駆動手段によって図中矢印で示したように感光体ドラム2と逆の方向に回転されている。これらクリーニングローラ6と感光体ドラム2の周速度は、略同一もしくは僅かにクリーニングローラ6の方が速くなるように設定されている。
【0032】
そして、上記クリーニングブレード5により感光体ドラム2上から掻き落とされたトナーは、クリーニングローラ6の表面に付着してクリーニング装置1の内部側(図示左側)へ搬送されていき、さらにこのクリーニングローラ6の背部側、すなわち感光体ドラム2の反対側で当該クリーニングローラ6が下方向へ回転されることにしたがって、クリーニング装置1の底部側にトナーが送り込まれるように構成されている。
【0033】
さらに、上述したクリーニングローラ6の背部側(図示左側)の表面には、当該クリーニングローラ6上に付着したトナーを枠体フレーム3の底板3a側に掻き落とすスクレーパ7が配置されている。このスクレーパ7は、例えば、厚さ約100μmのステンレス製のシート状部材からなるものであって、前記枠体フレーム3の底板3aにネジ止め固定されたスクレーパ支持板8に、両面テープや接着剤等により固着されている。スクレーパ7は、上記スクレーパ支持板8から斜め上方に向かって突出するように取り付けられており、自由長6mmを有する当該スクレーパ7の突出上端縁部が、前記クリーニングローラ6の表面に圧接されている。このスクレーパ7の圧接縁部は、クリーニングローラ6の軸方向に沿って延びており、クリーニングローラ6のほぼ全長に相当する長さを有している。
【0034】
さらにまた、上記クリーニングローラ6の背部側(図示左側)には、当該クリーニングローラ6から所定間隔離してトナー搬送スクリュー9が配置されている。このトナー搬送スクリュー9は、上述したスクレーパ7によりクリーニングローラ6から掻き落とされた回収トナーを、回転により軸方向に送って装置内部の所定位置に搬送するものであり、上記クリーニングローラ6の側部に略平行に並列するように配置されている。すなわち、このトナー搬送スクリュー9は、クリーニング装置1の内部側において、クリーニングローラ6よりも感光体ドラム2から離れた位置に配置されており、前記クリーニングローラ6へ対面する側の表面が、下方側に向かって回転するように設けられている。
【0035】
本実施形態におけるトナー搬送スクリュー9は、前述したクリーニングローラ6の軸方向と略平行に延びる軸9aの周りに、トナー搬送用のスパイラー部9bを有している。このトナー搬送スクリュー9の軸9a及びスパイラー部9bは、共にポリカーボネート樹脂によって形成されており、例えば、外径9mmの軸9aの周囲にスパイラー部9bがピッチ間隔10mmの螺旋状をなすようにして配されている。上記スパイラー部9bの外径は16mmであり、そのスパイラル状の最外周面には、周方向に約1mmピッチで高さ0.5mm程度の突起9cが多数設けられている。
【0036】
一方、上述したスクレーパ7からトナー搬送スクリュー9の間を掛け渡すようにして、本発明にかかるトナーガイド板11が配置されている。このトナーガイド板11は、上記スクレーパ7からトナー搬送スクリュー9に至るトナー搬送路を形成するものであって、例えば、厚さ約50μmのポリエチレンテレフタレート(PET)からなるシート状の弾性部材からなり、略「へ」の字形状に折り曲げ形成されている。すなわち、上記トナーガイド板11は、折曲げ部を境にして両側に、基部11aと案内部11bとを有しており、そのうち、上記「へ」の字形状の短辺側を構成している基部11aが、上述したスクレーパ7の背面側(図示左面側)に対して両面テープにより接着固定されているとともに、当該基部11aから案内部11bが、斜め下方に傾斜するように延びてトナー搬送路を形成している。
【0037】
より具体的には、上記トナーガイド板11は、上記スクレーパ7と略同等の長さを有しており、幅寸法5mmに設定された基部11aが、前述した自由長6mmのスクレーパ7の全長に沿って貼り付けられ、クリーニングローラ6の表面から約1mm離して設けられている。すなわち、このトナーガイド板11の折曲げ部は、クリーニングローラ6の表面に対して非接触の状態に配置されており、この非接触の折曲げ部から、上記案内部11bが、上記トナー搬送スクリュー9の下面側に向かって片持ち状に延びている。案内部11bは、上述したスクレーパ7によりクリーニングローラ6表面から掻き落とされたトナーを下方に落下させることなく受けてトナー搬送スクリュー9のスパイラー部9b下部側に向かって案内するものである。
【0038】
この案内部11bにおけるトナー搬送スクリュー9側に延びる片持ち部分の幅寸法は、10mmに設定されており、当該案内部11bが片持ち状に構成されることによって振動可能な自由端縁部分が形成されている。そして、この案内部11bの自由端縁部分は、前記トナー搬送スクリュー9のスパイラー部9bに対して下面側から接触するように配置されており、このトナー搬送スクリュー9のスパイラー部9bに設けられた突起9cが、上記トナーガイド板11の案内部11bの表面に対して順次接触しながら回転することによって、トナーガイド板11の案内部11bに折曲げ部を支点とした振動が付与されるように構成されている。
【0039】
このような構成を有する第1の実施形態におけるクリーニング装置1は、次のように動作する。
上述したように、転写工程の終了後に転写されずに感光体ドラム2の外表面に付着している未転写等の残留トナーは、感光体ドラム2の回転に従ってクリーニング装置1に入る。クリーニング装置1内では、感光体ドラム2上の残留トナーがクリーニングローラ6をすり抜けてクリーニングブレード5の圧接位置に達し、ここでクリーニングブレード5のエッジ作用によって掻き落とされる。掻き落とされたトナーは、クリーニングブレード5の直下に設けられたクリーニングローラ6上に落下し、当該クリーニングローラ6の回転によって感光体ドラム2の表面から離反する方向に搬送される。そして、スクレーパ7によってクリーニングローラ6の表面から掻き取られた回収トナーは、トナーガイド板11の案内部11b上に落下し、当該案内部11bに沿ってトナー搬送スクリュー9の下部側に送り込まれる。
【0040】
このとき、トナー搬送スクリュー9のスパイラー部9bに設けられた多数の突起9cが、上記トナーガイド板11の案内部11bに接触することによって、上記トナーガイド板11の案内部11bには振動が付与される。また、このトナーガイド板11の案内部11bは、スクレーパ7側からトナー搬送スクリュー9側に向けて下降するように傾斜をもたせてあることから、トナーの移動は確実かつ効率的に行われる。したがって従来のように、クリーニングブレード5及びクリーニングローラ6と、トナー搬送スクリュー9との間がデッドスペースとなって、そこに回収トナーが蓄積されるような事態が回避される。
【0041】
その結果、クリーニングブレード5の下方に溜まったトナーが原因で発生する部品の損傷、画質の低下、クリーニング装置1外への飛散トナーによる機内汚染等が未然に防止され、画像形成の各工程は良好に維持される。
【0042】
なお、本実施形態においては、上述したようにトナー搬送スクリュー9のスパイラー部9bの最外周面に、トナーガイド板11を効率よく振動させるための突起9cを設けているが、他の振動付与手段を採用することも可能である。例えば、トナー搬送スクリュー9の回転数を変えたり、回転中心に対する偏心を故意に持たせる等の適宜の設計変更を施すことによって、またはトナー搬送スクリュー9あるいはトナーガイド板11の表面粗さをRz4〜10程度とすることなどにより、同様の振動を付与することが可能である。
【0043】
次に、図2に示した本発明の第2の実施形態にかかるクリーニング装置21では、感光体ドラム22上の残留トナーを掻き落とすクリーニングブレード25の下方に、当該クリーニングブレード25により掻き落とされたトナーを下方側から受けるトナー回収シート26が配置されている。上記クリーニングブレード25は、例えば、厚さ約2mmのウレタンゴムにより形成されている。
【0044】
また、上記トナー回収シート26は、枠体フレーム23の開口部を覆うように斜めに立設されており、その先端部分が感光体ドラム22に圧接することによってトナーの外部漏出・飛散を防止するように構成されている。このトナー回収シート26は、厚さ約35μmのポリエチレンテレフタレートで構成されており、前記感光体ドラム22の長さと同程度あるいはやや長く形成されていて、枠体フレーム23の開口内壁部分に固定されたシート支持板28に、両面テープや接着剤等により固着されている。
【0045】
上記トナー回収シート26の後方(図示左方)領域には、前記クリーニングブレード25により掻き落とされてトナー回収シート26により受けられたトナーを装置内部側に搬送するトナー搬送羽根29が設けられている。このトナー搬送羽根29は、断面クランク形状に成形された長尺板金からなる羽根部29aの表面上に、厚さ約100μmのポリエチレンテレフタレートを両面テープで貼り付けてなるものであって、上記羽根部29aの長手方向両端部から突出する軸29bに対して、感光体ドラム22と同方向の回転駆動力が与えられることにより、当該トナー搬送羽根29の後方側に設けられたトナー貯蔵部32内に回収トナーを送り込むように構成されている。
【0046】
一方、上記トナー貯蔵部32は、枠体フレーム23により画成された細長状の空間からなるものであって、当該トナー貯蔵部32内に、上記トナー搬送羽根29により送り込まれた回収トナーを一時的に蓄える構成になされている。
【0047】
さらに、上記トナー回収シート26と、トナー搬送羽根29及びトナー貯蔵部32との間には、トナーガイド板31が掛け渡されている。このトナーガイド板31は、上記トナー回収シート26からトナー搬送羽根29及びトナー貯蔵部32に至るトナー搬送路を形成するものであって、厚さ約50μmのポリエチレンテレフタレート(PET)で構成されている。そして、このトナーガイド板31の略「へ」の字形状の短辺を形成している約3mm幅の基部31aが、前記シート支持板28側に両面テープにより固定されているとともに、この基部31aから斜め下方に向って約20mm延びる案内部31bは、前記トナー搬送羽根29の下方側を通ってトナー貯蔵部32の入口部分に至っており、当該案内部31bによって、上記トナー搬送路が形成されている。
【0048】
このとき、上記トナーガイド板31の案内部31bは、前記トナー搬送羽根29の回転半径の内側領域に侵入するように配置されており、上記トナー搬送羽根29の羽根部29aが、トナーガイド板31の案内部31bに接触しながら回転されるように構成されている。これにより、上記トナーガイド板31の案内部31bには、トナー搬送羽根29側から振動が付与されるようになっている。
【0049】
このような構成を有する第2の実施形態におけるクリーニング装置21は、次のように動作する。
転写工程の終了後に転写されずに感光体ドラム22の外表面に付着している未転写等の残留トナーは、トナー回収シート26をすり抜けてクリーニングブレード25の圧接位置に達して掻き落とされる。掻き落とされたトナーは、クリーニングブレード25の直下に設けられたトナー回収シート26上に落下して受け止められて、トナーガイド板31上に堆積しようとするが、当該トナーガイド板31の案内部31bにより形成されるトナー搬送路に沿って、トナー搬送羽根29及びトナー貯蔵部32側に良好に移動されていく。
【0050】
特に、上記トナーガイド板31の案内部31bには、トナー搬送羽根29との回転接触によって振動が付与されるとともに、トナー回収シート26側からトナー搬送羽根29及びトナー貯蔵部32側に向けて下降するように傾斜をもたせてあることから、トナーの移動は確実かつ効率的に行われる。したがって従来のように、クリーニングブレード25及びトナー回収シート26と、トナー搬送羽根29との間がデッドスペースとなって、そこに回収トナーが蓄積されるような事態は回避される。
【0051】
その結果、クリーニングブレード25の下方に溜まったトナーが原因で発生する部品の損傷、画質の低下、クリーニング装置21外への飛散トナーによる機内汚染等が未然に防止され、画像形成の各工程は良好に維持される。
【0052】
一方、図3に示した本発明の第3の実施形態にかかるクリーニング装置41は、上述した図2に示した装置と同様な構成を有しており、同一の構成物には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。異なる点は、トナー回収シート26から装置内方側(図示左側)に微小間隔を隔ててトナー押付け防止部材47が設けられていることである。
【0053】
このトナー押付け防止部材47は、上記トナー回収シート26上へのトナー蓄積を防止する機能を有するものであって、厚さ約0.5mmの板金を、シート支持板28の内側面(図示左側面)上に両面テープや接着剤等により固着したものである。より具体的には、このトナー押付け防止部材47は、トナー回収シート26と略平行に約1.5mmの間隔を隔てて斜め上方に延びており、トナー回収シート26のほぼ長手方向全域にわたって配置されている。
【0054】
また、上記トナー押付け防止部材47の内側面(図示左側面)には、両面テープや接着剤等によりトナーガイド板31の基部31aが固定されており、この基部31aから斜め下方に向って、トナー搬送路を形成する案内部31bが延びている。このとき、上記トナー押付け防止部材47の高さは、約6mmに設定されており、当該トナー押付け防止部材47の下方側3mm部分に、トナーガイド板31の基部31aが両面テープにより全長に沿って貼り付けられている。したがって、上記トナー押付け防止部材47は、トナーガイド板31の案内部31bから上側に約3mm突出するように設けられている。
【0055】
このような構成を有する第3の実施形態によれば、上述した図2にかかる第2の実施形態に加えて、以下のような利点が得られる。
すなわち図2にかかる第2の実施形態では、前述したように、トナーガイド板31のトナー搬送作用によってトナー溜りが好適に防止されるものであるが、高濃度の画像形成モードが長期にわたって行われる場合等の特殊な状態において、トナー回収シート26及びその近傍にトナーの蓄積が行われる可能性があり、その蓄積トナーが感光体ドラムの表面に接触して損傷の原因になるおそれがある。
【0056】
このような場合に、図3にかかる本実施形態のようなトナー押付け防止部材47が設けられていれば、トナー回収シート26及びその近傍に蓄積しようとするトナーが、トナー押付け防止部材47のトナー案内作用によって、トナー搬送羽根29及びトナーガイド板31側に送り込まれていき、上述したような問題を生じることなく良好な画像形成が維持される。
【0057】
さらに、本実施形態のようなトナー押付け防止部材47が設けられていれば、トナーガイド板31の振動が、トナー回収シート26側に直接伝わることがなくなるため、トナー回収シート26の振動によるトナーの外部飛散のおそれを無くすことができる。
【0058】
なお、特公平8−30933号公報に記載のクリーニング装置にも、本発明に類似したトナーガイド板が設けられているが、このものにおけるトナーガイド板は、像担持体とトナー搬送スクリューとの間に配置したものであって、本発明のように、スクレーパとトナー搬送スクリューとの間(図1)、トナー回収シートとトナー搬送羽根及びトナー貯蔵部との間(図2)、トナー押付け防止部材とトナー搬送羽根及びトナー貯蔵部との間(図3)に、トナーガイド板を配置したものとは異なっている。すなわち、本発明は、上記公報に記載のクリーニング装置を小型化した場合の改良発明であって、小型化した際に生じるトナー蓄積の問題を解消するために、トナーガイド板を公報記載の装置とは異なる特有の配置関係としたものである。
【0059】
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であるということはいうまでもない。例えば、本発明は、複写機を始めとして、ファクシミリ、ブリンタ等の多種多様な画像形成装置に対しても同様に適用することができる。
【0060】
【発明の効果】
以上述べたように、請求項1にかかる発明は、スクレーパとトナー搬送スクリューとの間の従来デッドスペースとなっていた部位に、トナー搬送路を形成するトナーガイド板を掛け渡し、クリーニングブレードにより掻き落とされた残留トナーをトナー搬送スクリュー側に向って確実かつ効率的に移動させることによって、クリーニングブレードとトナー搬送スクリューとの間に残留トナーが蓄積されることを防止したものであるから、蓄積トナーが原因で発生する画質の低下、部品の損傷、トナー飛散による機内汚染等を防止して、良好な画像形成を長期にわたって維持することができ、画像形成装置の信頼性を向上させることができる。
【0061】
また、請求項2にかかる発明は、上記請求項1記載のトナー搬送スクリューの外周部にトナーガイド板を振動させる突起を設けて、トナーの移動をより一層確実かつ効率的にしたものであるから、上述した請求項1記載の発明の効果を一層高めることができる。
【0062】
さらに、請求項3にかかる発明は、トナー回収シートと、トナー搬送羽根及びトナー貯蔵部との間の従来デッドスペースとなっていた部位に、トナー搬送路を形成するトナーガイド板を掛け渡し、クリーニングブレードにより掻き落とされた残留トナーをトナー搬送羽根及びトナー貯蔵部側に向って確実かつ効率的に移動させることによって、クリーニングブレード及びトナー回収シートと、トナー搬送羽根及びトナー貯蔵部との間に残留トナーが蓄積されることを防止したものであるから、蓄積トナーが原因で発生する画質の低下、部品の損傷、トナー飛散による機内汚染等を防止して、良好な画像形成を長期にわたって維持することができ、画像形成装置の信頼性を向上させることができる。
【0063】
さらにまた、請求項4にかかる発明は、トナー回収シート及びトナー押しつけ防止部材と、トナー搬送羽根及びトナー貯蔵部との間の従来デッドスペースとなっていた部位に、トナー搬送路を形成するトナーガイド板を掛け渡し、クリーニングブレードにより掻き落とされた残留トナーをトナー搬送羽根及びトナー貯蔵部側に向って確実かつ効率的に移動させ、クリーニングブレード及びトナー回収シートと、トナー搬送羽根及びトナー貯蔵部との間に残留トナーが蓄積することを防止したものであるから、蓄積トナーが原因で発生する画質の低下、部品の損傷、トナー飛散による機内汚染等を防止して、良好な画像形成を長期にわたって維持することができ、画像形成装置の信頼性を向上させることができる。
【0064】
そして特に、この請求項4記載の発明は、トナー押しつけ防止部材を設けることによって、トナー回収シート及びその近傍に蓄積しようとするトナーをトナー搬送羽根及びトナーガイド板側に送り出し、一層良好な画像形成を可能とするとともに、トナーガイド板の振動がトナー回収シート側に直接伝わることを無くして、トナー回収シートの振動によるトナーの外部飛散のおそれを無くしたものであるから、画像形成装置の信頼性をさらに向上させることができる。
【0065】
一方、請求項5にかかる発明は、上記請求項1又は3又は4記載のトナーガイド板の案内部を振動可能な自由端に形成することによって、トナーガイド板の振動を良好とし、トナーの移動をより一層確実かつ効率的にしたものであるから、上述した請求項1又は3又は4記載の発明の効果を一層高めることができる。
【0066】
さらに、請求項6にかかる発明は、上記請求項1又は3又は4記載のトナーガイド板の案内部を基部側から下方に傾斜するように設けて、トナーの移動をより一層確実かつ効率的に行わせるようにしたものであるから、上述した請求項1又は3又は4記載の発明の効果をより一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかるクリーニング装置の構造を表した横断面説明図である。
【図2】本発明の第2の実施形態にかかるクリーニング装置の構造を表した横断面説明図である。
【図3】本発明の第3の実施形態にかかるクリーニング装置の構造を表した横断面説明図である。
【符号の説明】
1,21,41 クリーニング装置
2,22 感光体ドラム
5,25 クリーニングブレード
6 クリーニングローラ
7 スクレーパ
9 トナー搬送スクリュー
9c 突起
11,31 トナーガイド板
11a,31a 基部
11b,31b 案内部
26 トナー回収シート
29 トナー搬送羽根
32 トナー貯蔵部
47 トナー押しつけ防止部材
Claims (6)
- 像担持体表面の残留トナーを掻き落とすクリーニングブレードと、
このクリーニングブレードにより掻き落とされたトナーを下方側で受けて装置内部側に搬送するクリーニングローラと、
このクリーニングローラの表面に圧接して、当該クリーニングローラの表面に付着したトナーを掻き落とすスクレーパと、
上記スクレーパにより掻き落とされたトナーを、所定の方向に向って搬送するトナー搬送スクリューと、を有する画像形成装置のクリーニング装置において、
前記スクレーパとトナー搬送スクリューとの間にトナーガイド板を掛け渡して、上記スクレーパからトナー搬送スクリューに至るトナー搬送路を形成したものであって、
上記トナーガイド板は、前記スクレーパ側に固定した基部と、この基部からトナー搬送スクリュー側に延出することにより上記トナー搬送路を形成する案内部と、を有し、
上記トナーガイド板の案内部を、前記トナー搬送スクリューの下半側部分に接触するように配置したことを特徴とする画像形成装置のクリーニング装置。 - 請求項1記載のトナー搬送スクリューの外周部に、トナーガイド板に当接して振動を付与する突起を設けたことを特徴とする画像形成装置のクリーニング装置。
- 像担持体表面の残留トナーを掻き落とすクリーニングブレードと、
このクリーニングブレードにより掻き落とされたトナーを下方側で受けてトナーの外部飛散を防止するトナー回収シートと、
前記クリーニングブレードにより掻き落とされてトナー回収シートにより受けられたトナーを装置内部側に搬送するトナー搬送羽根と、
上記トナー搬送羽根により搬送されたトナーを蓄えるトナー貯蔵部と、を有する画像形成装置のクリーニング装置において、
前記トナー回収シートとトナー搬送羽根及びトナー貯蔵部との間にトナーガイド板を掛け渡して、上記トナー回収シートからトナー搬送羽根及びトナー貯蔵部に至るトナー搬送路を形成したものであって、
上記トナーガイド板は、前記トナー回収シート側に固定した基部と、この基部からトナー搬送羽根及びトナー貯蔵部側に向って延出することにより上記トナー搬送路を形成する案内部と、を有し、
上記トナーガイド板の案内部を、前記トナー搬送羽根における回転半径の内側領域に侵入するように配置し、上記トナー搬送羽根に接触可能に設けたことを特徴とする画像形成装置のクリーニング装置。 - 像担持体表面の残留トナーを掻き落とすクリーニングブレードと、
このクリーニングブレードにより掻き落とされたトナーを下方側で受けてトナーの外部飛散を防止するトナー回収シートと、
このトナー回収シートから微小間隔を隔てて略平行に延在し、上記トナー回収シート上へのトナー蓄積を防止するトナー押付け防止部材と、
前記クリーニングブレードにより掻き落とされてトナー回収シートにより受けられたトナーを装置内部側に搬送するトナー搬送羽根と、
当該トナー搬送羽根により搬送されたトナーを蓄えるトナー貯蔵部と、を有する画像形成装置のクリーニング装置において、
前記トナー押付け防止部材とトナー搬送羽根及びトナー貯蔵部との間にトナーガイド板を掛け渡して、上記トナー押付け防止部材からトナー搬送羽根及びトナー貯蔵部に至るトナー搬送路を形成したものであって、
上記トナーガイド板は、前記トナー押付け防止部材側に固定した基部と、この基部からトナー搬送羽根及びトナー貯蔵部側に向って延出することにより上記トナー搬送路を形成する案内部と、を有し、
上記トナーガイド板の案内部を、前記トナー搬送羽根における回転半径の内側領域に侵入するように配置し、上記トナー搬送羽根に接触可能に設けたことを特徴とする画像形成装置のクリーニング装置。 - 請求項1又は3又は4記載のトナーガイド板の案内部を片持ち構造に構成し、当該案内部の先端部分を振動可能な自由端に形成したことを特徴とする画像形成装置のクリーニング装置。
- 請求項1又は3又は4記載のトナーガイド板の案内部を、基部側から下方に傾斜するように設けたことを特徴とする画像形成装置のクリーニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32913796A JP3576341B2 (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | 画像形成装置のクリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32913796A JP3576341B2 (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | 画像形成装置のクリーニング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10153934A JPH10153934A (ja) | 1998-06-09 |
JP3576341B2 true JP3576341B2 (ja) | 2004-10-13 |
Family
ID=18218052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32913796A Expired - Fee Related JP3576341B2 (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | 画像形成装置のクリーニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3576341B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4060809B2 (ja) * | 2004-02-23 | 2008-03-12 | シャープ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2008157990A (ja) * | 2006-12-20 | 2008-07-10 | Kyocera Mita Corp | クリーニング装置及びこれを搭載した画像形成装置 |
JP5155982B2 (ja) * | 2009-10-28 | 2013-03-06 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | クリーニング装置及びこれを備えた画像形成装置 |
JP2019203956A (ja) * | 2018-05-22 | 2019-11-28 | コニカミノルタ株式会社 | クリーニング装置および画像形成装置 |
-
1996
- 1996-11-25 JP JP32913796A patent/JP3576341B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10153934A (ja) | 1998-06-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6035158A (en) | Image forming apparatus and belt unit thereof | |
JPH11296042A (ja) | 電子写真式画像形成装置 | |
EP1239345A1 (en) | Recovery toner classifier capable of effectively removing foreign substance and crushing aggregation of toner | |
JP4357774B2 (ja) | クリーニング装置及びそれを用いた画像形成装置 | |
JPS58215678A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3576341B2 (ja) | 画像形成装置のクリーニング装置 | |
US4819031A (en) | Rotating vane toner transport for blade cleaning on horizontal surfaces | |
US6760554B2 (en) | Drop seal actuator | |
JPH10282854A (ja) | 画像形成方法及び画像形成装置 | |
JPH05313441A (ja) | クリーニング装置、クリーニングシステム及び画像形成装置 | |
US7729654B2 (en) | Cleaning apparatus and image forming apparatus | |
JP2004177754A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH11242418A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2000147973A (ja) | クリーニング装置及びこれを備えた画像形成装置 | |
JP2675445B2 (ja) | 電子写真装置のクリーニング装置 | |
US5500723A (en) | Method and apparatus employing variable pressure to clean a substrate in a printing apparatus | |
JPH0830933B2 (ja) | クリ−ニング装置 | |
JP3224116B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3205159B2 (ja) | 電子写真装置のクリーニング装置 | |
JP4139057B2 (ja) | トナー飛散防止装置及び画像形成装置 | |
JP2001092324A (ja) | トナーリサイクル装置及び画像形成装置 | |
JP2004198562A (ja) | 画像形成装置のクリーニング装置 | |
JP3692232B2 (ja) | 画像形成装置におけるクリーニング装置、及び、該クリーニング装置を備えた画像形成装置 | |
JP2003330276A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 | |
JP2000305431A (ja) | クリーニング装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040615 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040621 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040707 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080716 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090716 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |