JP2001092324A - トナーリサイクル装置及び画像形成装置 - Google Patents

トナーリサイクル装置及び画像形成装置

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JP2001092324A
JP2001092324A JP27044099A JP27044099A JP2001092324A JP 2001092324 A JP2001092324 A JP 2001092324A JP 27044099 A JP27044099 A JP 27044099A JP 27044099 A JP27044099 A JP 27044099A JP 2001092324 A JP2001092324 A JP 2001092324A
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toner
paddle
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image forming
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JP27044099A
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English (en)
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Junichi Koiso
順一 小磯
Atsushi Okane
淳 大金
Sanji Nemoto
三次 根本
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナーリサイクル装置内でのトナー搬送性の
向上と、トナーリサイクル装置の小型化と省スペース化
を達成する。 【解決手段】 像担持体10上に形成された静電潜像を
現像してトナー像を形成する現像器14と、画像処理後
の像担持体10上に残留するトナーを除去するクリーニ
ング装置20とを有し、クリーニング装置20により回
収されたトナーを、現像器14内に補給するトナーリサ
イクル装置30において、クリーニング装置20により
回収されたトナーを排出するトナー搬送スクリュー23
の回転軸23Aの先端部に設けたパドル34と、パドル
34の先端部近傍に当接する可撓性のスクレーパ35と
を備え、パドル34の回転により排出されたトナーを下
流側に搬送するとともに、パドル34面上に残留するト
ナーを可撓性のスクレーパ35により除去するトナーリ
サイクル装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機、
プリンタ、ファクシミリ、これらの複数の機能を有する
複合機や印刷機等の画像形成装置に関し、特に、画像形
成装置に備えられたトナーリサイクル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、感光体ドラムや感光体ベルト等の
像担持体上に形成された静電潜像を、現像処理、転写処
理した後に、像担持体面上の残留トナーをクリーニング
装置により除去する電子写真方式が一般に知られてい
る。
【0003】前記クリーニング装置により回収された回
収トナーを、現像器に導入して再使用するトナーリサイ
クル装置が配置された画像形成装置も利用されている。
【0004】従来のトナーリサイクル装置は、クリーニ
ング装置により回収された回収トナーを、導管内を通過
させ、直接現像器内に導入して再使用させていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像形成装置に
おいては、トナーリサイクル装置は、クリーニング装置
により回収された回収トナーと、トナー補給装置から補
給される新トナーとをそれぞれ直接現像器内に投入する
ものであるから、現像器内での新トナーとリサイクルさ
れた回収トナーとの混合性が充分でない。特に、コピー
処理数が増すに従って、リサイクルトナーの含有率が増
大し、現像器内での現像剤の均一性も低下し、良質な画
像が得られなくなるという問題点がある。
【0006】本発明は、クリーニング装置により回収さ
れた回収トナーと新トナーとを混合、撹拌するトナー補
給器に搬送するトナーリサイクル装置、又はクリーニン
グ装置により回収されたトナーを直接現像器に搬送する
トナーリサイクル装置における諸問題を解消し、確実な
トナー搬送性、トナーリサイクル装置の小型化、トナー
搬送部材へのトナー固着防止等を達成することを目的と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する本
発明のトナーリサイクル装置は、像担持体上に形成され
た静電潜像を現像してトナー像を形成する現像器と、画
像処理後の前記像担持体上に残留するトナーを除去する
クリーニング装置とを有し、前記クリーニング装置によ
り回収されたトナーを、前記現像器内に補給するトナー
リサイクル装置において、前記クリーニング装置により
回収されたトナーを排出する排出手段の回転軸の先端部
に設けたパドルと、該パドルの先端部近傍に当接する可
撓性のスクレーパとを備え、前記パドルの回転により排
出されたトナーを前記パドルにより逆流を阻止して下流
側に搬送するとともに、前記パドル面上に残留するトナ
ーを前記可撓性のスクレーパにより除去することを特徴
とするものである。
【0008】また、本発明の画像形成装置は、前記トナ
ーリサイクル装置を備えて成ることを特徴とするもので
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明のトナーリサイクル
装置を備えた画像形成装置の実施の形態を図面に基づい
て説明する。
【0010】図1は自動原稿送り装置DFと画像読み取
り装置(スキャナ)SCとを装備した画像形成装置の全
体構成図である。
【0011】図示の画像形成装置本体Aは、画像形成部
1、画像処理部2、画像書き込み部3、高圧電源部4、
給紙搬送部5、定着装置6、排紙部7、自動両面コピー
のための再搬送手段(ADU)8を備えている。
【0012】画像形成装置本体Aの上部には、画像読み
取り装置SCと自動原稿送り装置DFが搭載されてい
る。画像形成装置本体Aの図示の左上部の排紙部7側に
は、排紙トレイ7C、又は図示しない用紙後処理装置が
連結可能である。
【0013】自動原稿送り装置DFの原稿台上に第1面
を上向きにして載置された原稿dは、矢印方向に搬送さ
れ画像読み取り装置SCの光学系により原稿の片面又は
両面の画像が読みとられ、CCDイメージセンサに読み
込まれる。
【0014】CCDイメージセンサにより光電変換され
たアナログ信号は、画像処理部2において、アナログ処
理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等
を行った後、画像書き込み部3に信号を送る。
【0015】画像書き込み部3においては、半導体レー
ザからの出力光が画像形成部1の像担持体10に照射さ
れ、潜像を形成する。画像形成部1においては、帯電、
露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理が行わ
れ、給紙搬送部5から搬送された用紙Sに画像が転写さ
れる。画像を担持した用紙Sは、定着装置6により定着
され、排紙部7から排紙トレイ7Cに排出される。或い
は排紙路切り替え板7Aにより再搬送手段8に送り込ま
れた片面画像処理済みの用紙Sは、再び画像形成部1に
おいて両面画像処理された後、排紙部7の排紙ローラ7
Bにより排紙トレイ7Cに排出される。
【0016】図1において、画像形成装置本体A内の右
寄り側には、画像形成部1を中心にして、画像形成装置
本体Aの高さ方向下方に給紙搬送部5の給紙カセット5
Aが、上方に定着装置6と排紙部7が設けられている。
この垂直配列構成により、ほぼ垂直方向の用紙搬送路
が形成される。給紙カセット5Aから送り出された用紙
Sは、この垂直上方の用紙搬送路に沿って搬送されて
画像形成装置本体A外に排出される。
【0017】この垂直方向用紙搬送路にほぼ平行し
て、再搬送手段8による用紙搬送路が形成されてい
る。上記の垂直方向の用紙搬送路、を形成すること
により、給紙カセット5Aから排紙部7に至る最短距離
の用紙搬送路が構成される。
【0018】図2は、本発明の実施の形態を適用する画
像形成装置本体Aの要部断面図である。
【0019】図において、10は像担持体で、OPC,
Se等の光導電性層を有する感光体ドラムである。該像
担持体10は矢印方向に駆動回転される。12はコロナ
帯電器で、像担持体10の表面を一様に帯電する。13
は像露光手段で、像担持体10上に光像を照射し静電潜
像を形成する。14は現像器で、像担持体10上に形成
された静電潜像を現像してトナー像を形成する。5Bは
レジストローラで、給紙カセット5Aから給送される用
紙Sを、像担持体10上の静電潜像形成に同期して転写
位置へ送り込む。15は転写用コロナ放電器であり、像
担持体10上のトナー像を用紙Sに転写する。16は分
離用コロナ放電器であり、転写後の用紙Sを像担持体1
0面から剥離する。17は像担持体10の表面に圧接す
る分離爪で、像担持体10上に付着した用紙Sを剥離す
る。18は帯電前除電手段、19は転写同時露光手段で
ある。
【0020】20は本発明に基づく実施の形態を適用し
たクリーニング装置である。
【0021】図2において、21は弾性材から成るクリ
ーニングブレード(以下、ブレードと称す)であって、
転写後の像担持体10上に残留しているトナーを像担持
体10から除去する。ブレード21の先端部は、像担持
体10の回転中心の反重力方向である垂直上方位置より
上流側で、回転する像担持体10外周面に対してカウン
ター型に圧接する。
【0022】ブレード21を支持するトナー搬送案内部
材22の内面側は、半円筒面に形成され、トナー排出手
段であるトナー搬送スクリュー23の外周面と所定の間
隙を保って対向している。
【0023】トナー搬送案内部材22の一部には、フィ
ルム状の可撓性薄板24の基部が貼着されている。可撓
性薄板24の先端部は自由端になっていて、回転する可
撓性回転羽根部材25に押圧されて弾性的に撓む。
【0024】ブレード21を保持するホルダー部材26
は、クリーニング装置20のハウジング27の一部に介
装されたコイルバネ28により加圧される。ブレード2
1、ホルダー部材26、トナー搬送案内部材22から成
る組立ユニットは、回転軸体22Aを回転中心にして回
動し、ブレード21を像担持体10に圧接する。
【0025】ハウジング27の内壁と、トナー搬送案内
部材22の内壁とに囲まれた空間には、スパイラル状の
トナー搬送スクリュー23が所定位置で回転可能に支持
されている。
【0026】像担持体10の上部であって、ハウジング
27の内壁と、ハウジング27の開口部を遮蔽するカバ
ー部材27Aの内壁とに囲まれた空間には、2枚の可撓
性回転羽根部材25が回転可能に支持されている。
【0027】カバー部材27Aの底部には、PETシー
トから成る可撓性のトナーガイド部材29が貼着されて
いる。トナーガイド部材29の先端部は像担持体10の
外周面にトレール型に当接する。従って、画像形成装置
の使用可能状態では、像担持体10の外周面の上部は、
ブレード21の先端部とトナーガイド部材29の先端部
とにより遮蔽されている。
【0028】回転する2枚の可撓性回転羽根部材25の
先端部は、ブレード21の先端部上面側に軽接触して滞
留するトナーを掃引し、更に像担持体10上に滞留する
トナーを掻き上げて搬送し、可撓性薄板24に当接して
撓ませ、トナー搬送スクリュー23上に送り込む。
【0029】トナー搬送スクリュー23上に送り込まれ
た残留トナーは、トナー搬送スクリュー23の推進力に
より搬送され、トナー搬送案内部材22の内面に沿って
移動されて一方の端部に集められた後、リサイクルトナ
ーとして後述のトナーリサイクル装置30及びトナー補
給器40を通過して現像装置に還流される。
【0030】図3は、クリーニング装置20、トナーリ
サイクル装置30、トナー補給器40、現像器14の正
面断面図を示す。
【0031】トナーリサイクル装置30は、クリーニン
グ装置20から排出されたトナーを受け入れ、撹拌して
トナー補給器40に送り込む。
【0032】トナー補給器40は、クリーニング装置2
0により回収され、トナーリサイクル装置30により搬
送される回収トナーと、トナー補給装置50のトナー容
器から補給される新トナーとを受容して、後述の撹拌搬
送手段により前記両トナーを混合、撹拌して現像器14
に搬送する。
【0033】トナー補給器40は、第1ケーシング4
1、第2ケーシング42、蓋部材43から成る筐体と、
第1搬送部材44、第2搬送部材45、第3搬送部材4
6から成る撹拌搬送手段、及びトナー残量検知センサ4
7から構成されている。
【0034】第1搬送部材44は、回転軸48の中心線
に対して所定のヘリカル角を有するスパイラルスクリュ
ー形状をなし、主としてクリーニング装置20からトナ
ーリサイクル装置30を経て搬出される回収トナーを回
転軸方向に搬送する。回転軸48の一方の軸端は、図示
しない駆動手段に接続され、駆動回転される。
【0035】第2搬送部材45は、回転軸48の中心線
に対して所定の傾斜角を有する複数の楕円板により形成
され、主としてトナー補給装置50から補給される新ト
ナーと前記回収トナーとを撹拌、搬送する。なお、この
複数の楕円板は、約半分が切り欠かれた形状をなし、良
好な撹拌性を有する。
【0036】第3搬送部材46は、回転軸46Aとスパ
イラルスクリュー46Bとから成る。回転軸46Aの一
方の軸端は、図示しない駆動手段に接続され、駆動回転
される。
【0037】蓋部材43の右端付近には開口部43A
が、中央付近には開口部43Bが穿設されている。クリ
ーニング装置20により回収されたトナーは、トナーリ
サイクル装置30を介して開口部43Aからトナー補給
器40内に送り込まれ、回転する第1搬送部材44によ
り搬送され、図示の白抜き矢印方向に進行する。
【0038】トナー容器内の新トナーは、トナー補給装
置50により搬送されて、開口部43Bからトナー補給
器40内に送り込まれ、回転する第2搬送部材45によ
り搬送され、図示の白抜き矢印方向に進行する。
【0039】第2搬送部材45は、第1搬送部材44に
より搬送された回収トナーと、開口部43Bから投入さ
れた新トナーとを均一に混合、撹拌して、第1ケーシン
グ41底部の排出口41Aから第2ケーシング42内に
排出させる。
【0040】第2ケーシング42内に送り込まれた回収
トナーと新トナーとの混合トナーは、回転する第3搬送
部材46により回転軸方向の図示の白抜き矢印方向に進
行し、第2ケーシング42底部の排出口42Aから排出
され、現像器14内に送り込まれる。
【0041】図4は本発明のトナーリサイクル装置の実
施の形態を示し、図4(a)はトナーリサイクル装置3
0の平面断面図、図4(b)はA−A断面図である。図
5はトナーリサイクル装置30の部分拡大断面図、図6
はトナーリサイクル装置30のトナー搬送スクリュー近
傍の斜視図である。
【0042】トナー搬送スクリュー23の回転軸23A
の一方の軸端は、クリーニング装置20のハウジング2
7より外方に突出し、トナーリサイクル装置30の筐体
31内の軸受け部材32Aに回転可能に支持されてい
る。
【0043】筐体31の上部には、蓋部材33が固定さ
れ、トナー入口開口部31A、トナー排出開口部31B
以外は、密閉状態に構成されている。
【0044】回転軸23Aの軸端付近には、第1パドル
34が固定されている。第1パドル34は、金属薄板又
は樹脂板により形成される。第1パドル34が耐久性を
有する金属で形成される場合には、ステンレス鋼、燐青
銅等の薄板で、その板厚は、0.05〜1.0mmであ
る。
【0045】第1パドル34が樹脂の場合は、板厚が、
0.2〜1.0mmの薄板部材であり、ポリアミドイミ
ド(PAI)、ポリイミド(PI)、ポリエチレンテレ
フタレート(PET)等により成型される。
【0046】蓋部材33の内壁の一部には、スクレーパ
35の一端面が両面粘着テープ又は接着剤により接着固
定され、片持ち状に支持されている。スクレーパ35
は、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の樹脂材
により形成された可撓性の薄板で、その板厚は、0.1
〜0.3mmが好適である。
【0047】スクレーパ35の自由端部は、弾性変形可
能であり、その先端部は第1パドル34の平面部に接離
する。
【0048】第1パドル34が図示の矢印方向に回転さ
れると、第1パドル34の先端部は、内周面部31Cを
摺接してトナーを掻き取り、図示の白抜き矢印の方向に
移動させる。
【0049】第1パドル34が回転して、その平面部が
スクレーパ35の先端部にに当接すると、スクレーパ3
5の自由端部が弾性変形して湾曲され、図示の破線位置
に移動する。
【0050】図7は第1パドル34の回転過程を示す断
面図である。
【0051】トナー搬送スクリュー23の回転により搬
送される回収トナーが、第1トナー収容室30A内で回
転する第1パドル34により搬送されて、第2パドル3
7が回転する第2トナー収容室30B内に搬送される。
【0052】スクレーパ35の先端部は、第1パドル3
4の平面部に当接しながら移動する過程で、スクレーパ
35の先端部は、第1パドル34の平面部上に付着した
トナーを掻き落として清掃する。
【0053】回転する第1パドル34は、スクレーパ3
5により掻き取られ常に清掃されるから、トナーの搬送
性が向上する。
【0054】図7は第1パドル34の回転過程を示す断
面図である。図7(a)は第1パドル34が図5に示す
位置から更に回転して、スクレーパ35が最大に変位し
た状態を示す。
【0055】回転する第1パドル34により搬送される
トナーが、第2パドル37を回転可能に収容する第2ト
ナー収容室30B内に搬送される過程で、第1パドル3
4の先端部に当接するスクレーパ35により、第1トナ
ー収容室30Aと第2トナー収容室30Bとは仕切られ
るから、第1パドル34の平面部上のトナーは、スクレ
ーパ35により掻き落とされ、第1トナー収容室30A
の上方空間に投入されることはない。これにより、トナ
ーの搬送性が向上する。
【0056】図7(b)は第1パドル34が更に回転し
て、第1パドル34とスクレーパ35とが離間した状態
を示す断面図である。スクレーパ35は図5に示す初期
位置に復帰する。
【0057】図4及び図5において、第1パドル34の
トナー搬送方向下流側には、筐体31内の軸受け部材3
2B,32Cに回転可能に支持された回転軸36が、回
転軸23Aと平行に配置されている。
【0058】回転軸36には、第2パドル37が固定さ
れている。第2パドル37の下方の筐体31の内面底部
には、第2パドル部材37の先端部の回転軌跡とほぼ同
一の半円筒面形状の内周面部31Dと、突起部31Eが
形成されている。
【0059】第2パドル37が図示の矢印方向に回転さ
れると、第2パドル37の先端部は、内周面部31Dを
摺接してトナーを掻き取って移動し、更に、その先端部
が突起部31Eに当接して、突起部31Eを通過して離
間する時、第2パドル37の面上のトナーを弾き飛ば
し、下流側に搬送する。
【0060】駆動源に接続して回転する回転軸23Aの
軸端に固定された第1タイミングプーリ38Aは、タイ
ミングベルト39を介して、回転軸36の軸端に固定さ
れた第2タイミングプーリ38Bを回転させる。
【0061】第1タイミングプーリ38Aのピッチ径
は、第2タイミングプーリ38Bのピッチ径より大であ
るから、回転軸36の回転速度は、回転軸23Aの回転
速度より大である。また、第2パドル37の外径は、第
1パドル34の外径より大である。
【0062】従って、回転軸23A,36の回転速度差
と、第1パドル34、第2パドル37の外径差とによ
り、第2パドル37の先端部の周速は、第1パドル34
の先端部の周速より高速に設定される。
【0063】回転するトナー搬送スクリュー23により
クリーニング装置20から排出された回収トナーは、ト
ナー入口開口部31Aから筐体31内に搬送され、回転
する第1パドル34により搬送され、第1パドル34の
先端部の周速より高速の第2パドル37により搬送され
て移動し、下方のトナー排出開口部31Bから排出さ
れ、トナー補給器40に送り込まれる。
【0064】なお、本発明の画像形成装置は、図1、図
2に示すような像担持体10、クリーニング装置20、
トナーリサイクル装置30、トナー補給器40、現像器
14を垂直方向に縦列配置した垂直搬送方式に限定され
るものではなく、水平搬送方式等の画像形成装置にも適
用可能である。
【0065】
【発明の効果】本発明のクリーニング装置は、クリーニ
ング装置により回収されたトナーを排出する排出手段の
回転軸の先端部に設けたパドルと、該パドルの先端部近
傍に当接する可撓性のスクレーパとを備え、前記パドル
の回転により排出されたトナーを下流側に搬送するとと
もに、前記パドル面上に残留するトナーを前記可撓性の
スクレーパにより除去するとともに、パドルに当接する
スクレーパにより、回収トナーの逆流が阻止されて、下
流側に搬送されるから、トナー滞留によって発生するト
ナーリサイクル装置筐体内のトナーのパッキングが防止
され、確実なトナー搬送性が達成される。
【0066】また、パドルはクレーパにより清掃され、
パドル表面のトナー固着が防止される。
【0067】更に、本発明のトナーリサイクル装置を備
えて成る画像形成装置により、クリーニング装置から排
出された回収トナーを、トナーリサイクル装置において
方向変換して搬送し、現像器に接続するトナー補給器に
送り込むトナー搬送経路を小型化して狭いスペースに設
置可能にするとともに、回収トナーの搬送性向上によ
り、安定した画像形成が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の全体構成図。
【図2】本発明の実施の形態を適用する画像形成装置本
体の要部断面図。
【図3】クリーニング装置、トナーリサイクル装置、ト
ナー補給器、現像器の正面断面図。
【図4】本発明のトナーリサイクル装置の平面断面図及
びA−A断面図。
【図5】トナーリサイクル装置の部分拡大断面図。
【図6】トナーリサイクル装置のトナー搬送スクリュー
近傍の斜視図。
【図7】第1パドルの回転過程を示す断面図。
【符号の説明】
1 画像形成部 20 クリーニング装置 21 クリーニングブレード(ブレード) 23 トナー搬送スクリュー(トナー排出手段) 30 トナーリサイクル装置 30A 第1トナー収容室 30B 第2トナー収容室 31 筐体 31C,31D 内周面部 33 蓋部材 34 第1パドル 35 スクレーパ 36 回転軸 37 第2パドル 40 トナー補給器 50 トナー補給装置 A 画像形成装置本体 S 用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H034 AA06 BF01 CA02 CB01 2H077 AA12 AA25 AA37 AB02 AB06 AB13 AB15 AC00 AC02 AC03 AC16 AD06 DA15 DA35 GA00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に形成された静電潜像を現像
    してトナー像を形成する現像器と、画像処理後の前記像
    担持体上に残留するトナーを除去するクリーニング装置
    とを有し、前記クリーニング装置により回収されたトナ
    ーを、前記現像器内に補給するトナーリサイクル装置に
    おいて、前記クリーニング装置により回収されたトナー
    を排出する排出手段の回転軸の先端部に設けたパドル
    と、該パドルの先端部近傍に当接する可撓性のスクレー
    パとを備え、前記パドルの回転により排出されたトナー
    を前記パドルにより逆流を阻止して下流側に搬送すると
    ともに、前記パドル面上に残留するトナーを前記可撓性
    のスクレーパにより除去することを特徴とするトナーリ
    サイクル装置。
  2. 【請求項2】 前記トナーリサイクル装置を備えて成る
    ことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7330690B2 (en) 2004-06-15 2008-02-12 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus, developer recycle apparatus and developer recycle method
JP2010002671A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Ricoh Co Ltd トナー補給装置及び画像形成装置
JP2010175836A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Kyocera Mita Corp トナー搬送装置、クリーニング装置および画像形成装置
JP2018004679A (ja) * 2016-06-27 2018-01-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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