JP3224116B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP3224116B2 JP3224116B2 JP06818494A JP6818494A JP3224116B2 JP 3224116 B2 JP3224116 B2 JP 3224116B2 JP 06818494 A JP06818494 A JP 06818494A JP 6818494 A JP6818494 A JP 6818494A JP 3224116 B2 JP3224116 B2 JP 3224116B2
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- toner conveying
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- Cleaning In Electrography (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置に関する
ものである。
ものである。
【０００２】
【従来の技術】複写機やプリンタなどの画像形成装置
で、例えばドラム状の感光体等から成る像担持体上に形
成された静電潜像を現像装置によりトナー像として可視
像化し、このトナー像を所定の記録媒体に転写したの
ち、像担持体上に残留付着するトナーをクリーニング装
置によって除去回収するようにした画像形成装置が知ら
れている。更に、このような画像形成装置で、ランニン
グコストの一段の低減化を図るために、クリーニング装
置によって回収したトナーを現像装置の方に導き、この
導いたトナーを現像装置で再利用する方式の画像形成装
置が知られている。
で、例えばドラム状の感光体等から成る像担持体上に形
成された静電潜像を現像装置によりトナー像として可視
像化し、このトナー像を所定の記録媒体に転写したの
ち、像担持体上に残留付着するトナーをクリーニング装
置によって除去回収するようにした画像形成装置が知ら
れている。更に、このような画像形成装置で、ランニン
グコストの一段の低減化を図るために、クリーニング装
置によって回収したトナーを現像装置の方に導き、この
導いたトナーを現像装置で再利用する方式の画像形成装
置が知られている。
【０００３】この種の画像形成装置では、クリーニング
装置と現像装置との間に、トナー搬送管を介設し、この
トナー搬送管内に、例えばスクリュー部材（オーガ）よ
り成るトナー搬送部材を設け、これを回転駆動すること
によって、クリーニング装置によって回収したトナーを
リサイクルトナーとして現像装置に送り込んでいる。
装置と現像装置との間に、トナー搬送管を介設し、この
トナー搬送管内に、例えばスクリュー部材（オーガ）よ
り成るトナー搬送部材を設け、これを回転駆動すること
によって、クリーニング装置によって回収したトナーを
リサイクルトナーとして現像装置に送り込んでいる。
【０００４】かかる構成のトナーリサイクル装置におい
ては、搬送すべきトナー（リサイクル用トナー）が、新
しいトナーに比べ、流動性の非常に悪いものとなってい
るため、トナー搬送部材に絡み付き易く、かような絡み
付きを生じると、トナーがトナー搬送管内で堆積し易く
なり、所謂、トナーブロッキングを生じてしまい、トナ
ーが円滑に搬送されなくなったり、或いはトナー搬送部
材の回転に支障を来たしたりする。
ては、搬送すべきトナー（リサイクル用トナー）が、新
しいトナーに比べ、流動性の非常に悪いものとなってい
るため、トナー搬送部材に絡み付き易く、かような絡み
付きを生じると、トナーがトナー搬送管内で堆積し易く
なり、所謂、トナーブロッキングを生じてしまい、トナ
ーが円滑に搬送されなくなったり、或いはトナー搬送部
材の回転に支障を来たしたりする。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、トナ
ー搬送部材へのリサイクル用トナーの絡み付きを防止し
て、クリーニング装置からのリサイクル用トナーを、円
滑に安定して、しかも確実に現像装置に向けて搬送でき
るようにした画像形成装置を提供することにある。
ー搬送部材へのリサイクル用トナーの絡み付きを防止し
て、クリーニング装置からのリサイクル用トナーを、円
滑に安定して、しかも確実に現像装置に向けて搬送でき
るようにした画像形成装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、像担持体上に形成された静電潜像をトナー像
として可視像化する現像装置と、前記トナー像を記録媒
体に転写したのち、像担持体上に残留付着するトナーを
除去して回収するクリーニング装置とを有した画像形成
装置において、クリーニング装置と現像装置との間に設
けられたトナー搬送管と、このトナー搬送管内に設けら
れ、回転駆動されることにより、クリーニング装置によ
って回収されたトナーをリサイクルトナーとして現像装
置に向けて搬送するトナー搬送部材と、このトナー搬送
部材に対して振動を付与する振動付与手段とを具備し、
振動付与手段は、トナー搬送管のうち、現像装置へのリ
サイクルトナーの受け渡し口よりも、トナー搬送方向上
の下流側の位置に設けられている画像形成装置を提案す
るものである。
するため、像担持体上に形成された静電潜像をトナー像
として可視像化する現像装置と、前記トナー像を記録媒
体に転写したのち、像担持体上に残留付着するトナーを
除去して回収するクリーニング装置とを有した画像形成
装置において、クリーニング装置と現像装置との間に設
けられたトナー搬送管と、このトナー搬送管内に設けら
れ、回転駆動されることにより、クリーニング装置によ
って回収されたトナーをリサイクルトナーとして現像装
置に向けて搬送するトナー搬送部材と、このトナー搬送
部材に対して振動を付与する振動付与手段とを具備し、
振動付与手段は、トナー搬送管のうち、現像装置へのリ
サイクルトナーの受け渡し口よりも、トナー搬送方向上
の下流側の位置に設けられている画像形成装置を提案す
るものである。
【０００７】なお、振動付与手段は、基端側がトナー搬
送管に固定され、トナー搬送部材の回転駆動時に、該ト
ナー搬送部材に自由端側が当接する弾性部材であると、
効果的である。
送管に固定され、トナー搬送部材の回転駆動時に、該ト
ナー搬送部材に自由端側が当接する弾性部材であると、
効果的である。
【０００８】又、振動付与手段は、トナー搬送管の内壁
部に形成され、トナー搬送部材の回転駆動時に、トナー
搬送管内でトナー搬送部材に当接してこれを上下動させ
る、トナー搬送部材側に延伸した突起であると、効果的
である。
部に形成され、トナー搬送部材の回転駆動時に、トナー
搬送管内でトナー搬送部材に当接してこれを上下動させ
る、トナー搬送部材側に延伸した突起であると、効果的
である。
【０００９】
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って詳細に
説明する。
説明する。
【００１１】図１は、本発明一実施例の画像形成装置を
示す概略構成図である。同図において、符号１は像担持
体の一構成例であるドラム状の感光体を示し、この感光
体１は、図示されない駆動手段によって図示矢印方向に
回転駆動される。この回転時に、感光体１の表面が帯電
チャージャ２の作用により、一様に帯電される。次い
で、露光部３において、画像露光又は光書き込み（レー
ザ光などを用いる光書き込み）が行われる。例えば、画
像露光の場合は、図示されないプラテンガラス上に載せ
た原稿を光源で走査して、その原稿での反射光を、ミラ
ー，レンズ等の光学系を介して、感光体１上に結像投影
する。感光体１上には、かような画像露光等によって、
所定の静電潜像が形成される。
示す概略構成図である。同図において、符号１は像担持
体の一構成例であるドラム状の感光体を示し、この感光
体１は、図示されない駆動手段によって図示矢印方向に
回転駆動される。この回転時に、感光体１の表面が帯電
チャージャ２の作用により、一様に帯電される。次い
で、露光部３において、画像露光又は光書き込み（レー
ザ光などを用いる光書き込み）が行われる。例えば、画
像露光の場合は、図示されないプラテンガラス上に載せ
た原稿を光源で走査して、その原稿での反射光を、ミラ
ー，レンズ等の光学系を介して、感光体１上に結像投影
する。感光体１上には、かような画像露光等によって、
所定の静電潜像が形成される。
【００１２】かくの如くして形成された静電潜像は、現
像装置４による現像機能によって、トナー像として可視
像化される。この現像装置４は、その現像ケーシング４
Ａ内に一成分系又は二成分系の現像剤（不図示）が収容
され、この現像剤が現像ローラ４Ｂに供給され、かく供
給搬送された現像剤のトナーによって、感光体１上の静
電潜像がトナー像として可視像化される。また、この現
像装置４は、現像ケーシング４Ａ内にトナーを補給する
ためのトナー補給部５を有するものとなっている。この
ようにして形成された感光体１上のトナー像は、転写チ
ャージャ６の作用により、転写紙等より成る記録媒体８
に転写される。このあと、分離チャージャ７の作用によ
り、記録媒体８は感光体１の表面から分離され、図示さ
れない定着装置へと送られ、画像形成装置本体外に排出
される。
像装置４による現像機能によって、トナー像として可視
像化される。この現像装置４は、その現像ケーシング４
Ａ内に一成分系又は二成分系の現像剤（不図示）が収容
され、この現像剤が現像ローラ４Ｂに供給され、かく供
給搬送された現像剤のトナーによって、感光体１上の静
電潜像がトナー像として可視像化される。また、この現
像装置４は、現像ケーシング４Ａ内にトナーを補給する
ためのトナー補給部５を有するものとなっている。この
ようにして形成された感光体１上のトナー像は、転写チ
ャージャ６の作用により、転写紙等より成る記録媒体８
に転写される。このあと、分離チャージャ７の作用によ
り、記録媒体８は感光体１の表面から分離され、図示さ
れない定着装置へと送られ、画像形成装置本体外に排出
される。
【００１３】感光体１には、現像装置４と反対側の部位
にクリーニング装置９が対置され、この装置のケーシン
グ１０内に設けられたクリーニング部材の一例であるク
リーニングブレード１１によって、トナー像を記録媒体
８に転写したのち、感光体１上に残留付着するトナーが
掻き取り除去され、この除去トナーは、クリーニング装
置９のケーシング１０内に回収される。
にクリーニング装置９が対置され、この装置のケーシン
グ１０内に設けられたクリーニング部材の一例であるク
リーニングブレード１１によって、トナー像を記録媒体
８に転写したのち、感光体１上に残留付着するトナーが
掻き取り除去され、この除去トナーは、クリーニング装
置９のケーシング１０内に回収される。
【００１４】クリーニング装置９と、現像装置４のトナ
ー補給部５との間には、トナー搬送管１２が設けられ、
この内部には、スクリュー部材（オーガ）などより成る
トナー搬送部材１３が挿設されている。すなわち、この
トナー搬送部材１３は、トナー搬送管１２内に形成され
るリサイクルトナー搬送路１４中に設けられているので
ある。
ー補給部５との間には、トナー搬送管１２が設けられ、
この内部には、スクリュー部材（オーガ）などより成る
トナー搬送部材１３が挿設されている。すなわち、この
トナー搬送部材１３は、トナー搬送管１２内に形成され
るリサイクルトナー搬送路１４中に設けられているので
ある。
【００１５】トナー搬送部材１３は、例えば、図示左側
の端部で、図示されない駆動手段により、トナー搬送管
１２内を回転駆動されるようになっていて、これに伴
い、クリーニング装置９のケーシング１０内に回収され
たトナー（不図示）が、トナー搬送管１２内を矢印Ａ方
向に搬送され、現像装置４のトナー補給部５内に入れら
れる。すなわち、リサイクルトナーとして、トナー補給
部５内に入れられ、現像に再利用されるのである。
の端部で、図示されない駆動手段により、トナー搬送管
１２内を回転駆動されるようになっていて、これに伴
い、クリーニング装置９のケーシング１０内に回収され
たトナー（不図示）が、トナー搬送管１２内を矢印Ａ方
向に搬送され、現像装置４のトナー補給部５内に入れら
れる。すなわち、リサイクルトナーとして、トナー補給
部５内に入れられ、現像に再利用されるのである。
【００１６】リサイクルトナーは、先にも述べたよう
に、流動性の非常に悪いものとなっているために、トナ
ー搬送部材１３に絡み付き易くなっている。かかる絡み
付きを生じると、トナーのブロッキングが発生し易くな
り、リサイクルトナーが円滑に搬送されなくなったり、
或いは、トナー搬送部材１３の回転に支障を来たしたり
し、場合によっては、これが破損することもある。いず
れにしても、リサイクルトナー搬送上の信頼性が損われ
るようになるのである。
に、流動性の非常に悪いものとなっているために、トナ
ー搬送部材１３に絡み付き易くなっている。かかる絡み
付きを生じると、トナーのブロッキングが発生し易くな
り、リサイクルトナーが円滑に搬送されなくなったり、
或いは、トナー搬送部材１３の回転に支障を来たしたり
し、場合によっては、これが破損することもある。いず
れにしても、リサイクルトナー搬送上の信頼性が損われ
るようになるのである。
【００１７】ここで、図１において、トナー搬送管１２
の内壁部には、例えば板バネより成る弾性部材１５の基
端側が固定されている。図２（ａ）は、弾性部材１５を
取り付けたトナー搬送管部分を拡大して示した断面図で
あり、弾性部材１５の自由端側は、トナー搬送管１２内
に挿設されたトナー搬送部材１３に向けて延び出てい
る。
の内壁部には、例えば板バネより成る弾性部材１５の基
端側が固定されている。図２（ａ）は、弾性部材１５を
取り付けたトナー搬送管部分を拡大して示した断面図で
あり、弾性部材１５の自由端側は、トナー搬送管１２内
に挿設されたトナー搬送部材１３に向けて延び出てい
る。
【００１８】トナー搬送部材１３が回転駆動されると、
その山形の螺旋状部（以下、「螺旋状部分」と言う）
は、図示左側から右側へと移動し、この移動の間で、同
図（ｂ）に示す如く、螺旋状部分が弾性部材１５に当接
し、これを撓ませる。そして、当接した螺旋状部分が過
ぎ去ると、撓んでいた弾性部材１５は、同図（ｃ）に示
すように、「パチン」とはじかれつつ、元の形状に自己
弾性力で復元する。これらの一連の動作の間で、トナー
搬送部材１３は振動させられ、これに絡み付いたリサイ
クル用トナーがふるい落とされる。このように、基端側
がトナー搬送管１２に固定された弾性部材１５は、その
自由端側が、トナー搬送部材１３の回転時に、トナー搬
送部材１３に当接してトナーをふるい落とすのである。
その山形の螺旋状部（以下、「螺旋状部分」と言う）
は、図示左側から右側へと移動し、この移動の間で、同
図（ｂ）に示す如く、螺旋状部分が弾性部材１５に当接
し、これを撓ませる。そして、当接した螺旋状部分が過
ぎ去ると、撓んでいた弾性部材１５は、同図（ｃ）に示
すように、「パチン」とはじかれつつ、元の形状に自己
弾性力で復元する。これらの一連の動作の間で、トナー
搬送部材１３は振動させられ、これに絡み付いたリサイ
クル用トナーがふるい落とされる。このように、基端側
がトナー搬送管１２に固定された弾性部材１５は、その
自由端側が、トナー搬送部材１３の回転時に、トナー搬
送部材１３に当接してトナーをふるい落とすのである。
【００１９】トナー搬送部材１３に絡み付いたトナー
が、このようにふるい落とされると、トナー搬送管１２
内においてトナーが堆積しにくくなり、トナーブロッキ
ングの発生を効果的に抑えることができる。これによ
り、クリーニング装置で回収したリサイクル用トナー
を、円滑に安定して、しかも、確実に現像装置に向けて
搬送することができる。いずれにしても、リサイクルト
ナー搬送上の信頼性を高めることができるのである。
が、このようにふるい落とされると、トナー搬送管１２
内においてトナーが堆積しにくくなり、トナーブロッキ
ングの発生を効果的に抑えることができる。これによ
り、クリーニング装置で回収したリサイクル用トナー
を、円滑に安定して、しかも、確実に現像装置に向けて
搬送することができる。いずれにしても、リサイクルト
ナー搬送上の信頼性を高めることができるのである。
【００２０】弾性部材１５は、トナーをふるい落とすべ
く、トナー搬送部材１３に対して振動を付与する振動付
与手段の一構成例をなすものであるが、この他、かかる
振動付与手段として、次に構成されるようなものを用い
てもよい。
く、トナー搬送部材１３に対して振動を付与する振動付
与手段の一構成例をなすものであるが、この他、かかる
振動付与手段として、次に構成されるようなものを用い
てもよい。
【００２１】図３（ａ）に示すように、トナー搬送管１
２の内壁部には、突起１６がトナー搬送部材１３の側に
延伸するように形成されている。
２の内壁部には、突起１６がトナー搬送部材１３の側に
延伸するように形成されている。
【００２２】トナー搬送部材１３が回転駆動されると、
その螺旋状部分は先にも述べたように図示右側へと移動
し、この移動の間で、同図（ｂ）に示すように突起１６
に乗り上げ、螺旋状部分が突起１６を通過すると、同図
（ｃ）に示すように、螺旋状部分が下に落ち込む。な
お、同図（ｃ）において、破線は上昇したトナー搬送部
材を示し、これに対して、実線は落下したトナー搬送部
材を示す。このように、突起１６は、トナー搬送部材１
３の回転時に、トナー搬送管１２内でトナー搬送部材１
３に当接してこれを上下動させ、トナー搬送部材１３が
落下移動するとき、絡み付いたトナーが、ふるい落とさ
れるのである。なお、トナー搬送部材１３が上下動可能
となるように、トナー搬送管１２内は余裕をもたせた空
間構成にしてある。
その螺旋状部分は先にも述べたように図示右側へと移動
し、この移動の間で、同図（ｂ）に示すように突起１６
に乗り上げ、螺旋状部分が突起１６を通過すると、同図
（ｃ）に示すように、螺旋状部分が下に落ち込む。な
お、同図（ｃ）において、破線は上昇したトナー搬送部
材を示し、これに対して、実線は落下したトナー搬送部
材を示す。このように、突起１６は、トナー搬送部材１
３の回転時に、トナー搬送管１２内でトナー搬送部材１
３に当接してこれを上下動させ、トナー搬送部材１３が
落下移動するとき、絡み付いたトナーが、ふるい落とさ
れるのである。なお、トナー搬送部材１３が上下動可能
となるように、トナー搬送管１２内は余裕をもたせた空
間構成にしてある。
【００２３】かような振動付与手段を用いても、前の実
施例と同様に、トナーブロッキングの発生を抑えること
ができ、リサイクルトナー搬送上の信頼性を高めること
ができる。
施例と同様に、トナーブロッキングの発生を抑えること
ができ、リサイクルトナー搬送上の信頼性を高めること
ができる。
【００２４】ところで、何らかの電力の供給を必要とす
る振動付与手段などによって、トナー搬送部材１３を振
動させる構成を採用した場合、電気配線などが必要とな
り、トナーリサイクル装置としての構成が複雑になった
り、或いは、そのコストが上昇したりするが、図２に示
した実施例では、単純な形の弾性部材１５をトナー搬送
管１２の内壁部に取り付けるだけで済み、電気配線など
は全く不要であり、トナーリサイクル装置の構成を複雑
にさせたり、そのコストを上昇させたりすることはな
い。又、図３に示した実施例では、トナー搬送管１２に
突起１６を形成するだけで済み、部品点数を増やすこと
なく、所期の目的を達成することができ、コスト的に非
常に有利になり、又、その構成も極めて簡単になる。
る振動付与手段などによって、トナー搬送部材１３を振
動させる構成を採用した場合、電気配線などが必要とな
り、トナーリサイクル装置としての構成が複雑になった
り、或いは、そのコストが上昇したりするが、図２に示
した実施例では、単純な形の弾性部材１５をトナー搬送
管１２の内壁部に取り付けるだけで済み、電気配線など
は全く不要であり、トナーリサイクル装置の構成を複雑
にさせたり、そのコストを上昇させたりすることはな
い。又、図３に示した実施例では、トナー搬送管１２に
突起１６を形成するだけで済み、部品点数を増やすこと
なく、所期の目的を達成することができ、コスト的に非
常に有利になり、又、その構成も極めて簡単になる。
【００２５】なお、図４に示すように、トナー搬送管１
２内のうち、トナー搬送部材１３の終端より、トナー搬
送方向下流側部位に、空間１７を設け、この空間を、リ
サイクルトナーがトナー搬送部材１３に絡み付いたとき
の逃げ部として利用するようにした技術が既に提案され
ているが、この構成は、トナーの逃げ部を設けたにすぎ
ず、トナー搬送部材に絡み付いたトナーを除去する根本
的な対策としては不充分である。図示した画像形成装置
においては、絡み付いたトナーを積極的にふるい落とす
ようにしたものである。上述の技術に関連するものとし
て、例えば、特開昭６３−２１４７８２号公報によるも
のなどが提案されている。
２内のうち、トナー搬送部材１３の終端より、トナー搬
送方向下流側部位に、空間１７を設け、この空間を、リ
サイクルトナーがトナー搬送部材１３に絡み付いたとき
の逃げ部として利用するようにした技術が既に提案され
ているが、この構成は、トナーの逃げ部を設けたにすぎ
ず、トナー搬送部材に絡み付いたトナーを除去する根本
的な対策としては不充分である。図示した画像形成装置
においては、絡み付いたトナーを積極的にふるい落とす
ようにしたものである。上述の技術に関連するものとし
て、例えば、特開昭６３−２１４７８２号公報によるも
のなどが提案されている。
【００２６】ところで、図３（ａ）において、符号１８
で示すものは、現像装置のトナー補給部５（図１）への
リサイクルトナーの受け渡し口である。振動付与手段で
ある突起１６を、同図（ａ）に示すように、トナー搬送
管１２のうち、現像装置４へのリサイクルトナーの受け
渡し口１８よりも、トナー搬送方向上の下流側の位置に
設けると、受け渡し口１８よりも上流側における、トナ
ーのふるい落としに伴うトナーの集中を防ぐことができ
る。また突起１６がトナーの搬送を妨げることがなく、
トナーのブロッキングの発生を効果的に防止できる。こ
のようにして、リサイクルトナーの、受け渡し口１８ま
での搬送をスムーズに行うことができるのである。同様
なことを目的として、図２（ａ）に示した弾性部材１５
を、トナー搬送管１２のうち、現像装置４へのリサイク
ルトナーの受け渡し口よりも、トナー搬送方向上の下流
側の位置に設けることもできる。
で示すものは、現像装置のトナー補給部５（図１）への
リサイクルトナーの受け渡し口である。振動付与手段で
ある突起１６を、同図（ａ）に示すように、トナー搬送
管１２のうち、現像装置４へのリサイクルトナーの受け
渡し口１８よりも、トナー搬送方向上の下流側の位置に
設けると、受け渡し口１８よりも上流側における、トナ
ーのふるい落としに伴うトナーの集中を防ぐことができ
る。また突起１６がトナーの搬送を妨げることがなく、
トナーのブロッキングの発生を効果的に防止できる。こ
のようにして、リサイクルトナーの、受け渡し口１８ま
での搬送をスムーズに行うことができるのである。同様
なことを目的として、図２（ａ）に示した弾性部材１５
を、トナー搬送管１２のうち、現像装置４へのリサイク
ルトナーの受け渡し口よりも、トナー搬送方向上の下流
側の位置に設けることもできる。
【００２７】なお、本発明は、像担持体として、ドラム
状の感光体のみならず、ベルト状の感光体や、誘電体ド
ラム又は誘電体ベルトなどを用いる画像形成装置に対し
ても、適用が可能である。
状の感光体のみならず、ベルト状の感光体や、誘電体ド
ラム又は誘電体ベルトなどを用いる画像形成装置に対し
ても、適用が可能である。
【００２８】
【発明の効果】請求項１に記載のトナーリサイクル装置
によれば、トナー搬送部材へのリサイクルトナーの絡み
付きを防止できるので、トナーのブロッキングが生じに
くくなり、リサイクルトナーを円滑に安定して、しかも
確実に現像装置に向けて搬送することができる。又、ト
ナー搬送部材の破損なども防止でき、この寿命を延ばす
ことができる。さらに、現像装置へのリサイクルトナー
の受け渡し口よりも、上流側の搬送路中におけるトナー
の集中を防止でき、しかも振動付与手段がトナーの搬送
の妨げとなることがないため、リサイクルトナーを、そ
の受け渡し口までスムーズに搬送することができる。
によれば、トナー搬送部材へのリサイクルトナーの絡み
付きを防止できるので、トナーのブロッキングが生じに
くくなり、リサイクルトナーを円滑に安定して、しかも
確実に現像装置に向けて搬送することができる。又、ト
ナー搬送部材の破損なども防止でき、この寿命を延ばす
ことができる。さらに、現像装置へのリサイクルトナー
の受け渡し口よりも、上流側の搬送路中におけるトナー
の集中を防止でき、しかも振動付与手段がトナーの搬送
の妨げとなることがないため、リサイクルトナーを、そ
の受け渡し口までスムーズに搬送することができる。
【００２９】請求項２に記載のトナーリサイクル装置に
よれば、トナー搬送部材へのリサイクルトナーの絡み付
きを、極めて簡単な構成で、防止できる。
よれば、トナー搬送部材へのリサイクルトナーの絡み付
きを、極めて簡単な構成で、防止できる。
【００３０】請求項３に記載のトナーリサイクル装置に
よれば、トナー搬送部材へのリサイクルトナーの絡み付
きを、部品点数を増やしたりすることなしに、極く簡単
な構成で、防止できる。
よれば、トナー搬送部材へのリサイクルトナーの絡み付
きを、部品点数を増やしたりすることなしに、極く簡単
な構成で、防止できる。
【００３１】
【図１】本発明一実施例の画像形成装置の概略断面構成
図である。
図である。
【図２】同上リサイクル装置の一構成体であるトナー搬
送管の一部を示すと共に、同管内に挿設されたトナー搬
送部材の振動の仕方について順を追って説明するための
断面図である。
送管の一部を示すと共に、同管内に挿設されたトナー搬
送部材の振動の仕方について順を追って説明するための
断面図である。
【図３】別の実施例におけるトナー搬送管の終端部を示
すと共に、このトナー搬送管内に挿設されたトナー搬送
部材の振動の仕方について順を追って説明するための断
面図である。
すと共に、このトナー搬送管内に挿設されたトナー搬送
部材の振動の仕方について順を追って説明するための断
面図である。
【図４】従来のトナーリサイクル装置におけるトナー搬
送管の終端部側を、現像装置のトナー補給部と共に示す
断面図である。
送管の終端部側を、現像装置のトナー補給部と共に示す
断面図である。
４ 現像装置 ８ 記録媒体 ９ クリーニング装置 １２ トナー搬送管 １３ トナー搬送部材 １５ 弾性部材 １６ 突起 １８ 受け渡し口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G03G 21/10 - 21/12 G03G 15/08 - 15/08 507
Claims (3)
- 【請求項１】 像担持体上に形成された静電潜像をトナ
ー像として可視像化する現像装置と、前記トナー像を記
録媒体に転写したのち、像担持体上に残留付着するトナ
ーを除去して回収するクリーニング装置とを有した画像
形成装置において、クリーニング装置と現像装置との間
に設けられたトナー搬送管と、このトナー搬送管内に設
けられ、回転駆動されることにより、クリーニング装置
によって回収されたトナーをリサイクルトナーとして現
像装置に向けて搬送するトナー搬送部材と、このトナー
搬送部材に対して振動を付与する振動付与手段とを具備
し、振動付与手段は、トナー搬送管のうち、現像装置へ
のリサイクルトナーの受け渡し口よりも、トナー搬送方
向上の下流側の位置に設けられている画像形成装置。 - 【請求項２】 振動付与手段は、基端側がトナー搬送管
に固定され、トナー搬送部材の回転駆動時に、該トナー
搬送部材に自由端側が当接する弾性部材である請求項１
に記載の画像形成装置。 - 【請求項３】 振動付与手段は、トナー搬送管の内壁部
に形成され、トナー搬送部材の回転駆動時に、トナー搬
送管内でトナー搬送部材に当接してこれを上下動させ
る、トナー搬送部材側に延伸した突起である請求項１に
記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06818494A JP3224116B2 (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06818494A JP3224116B2 (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 画像形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07253741A JPH07253741A (ja) | 1995-10-03 |
| JP3224116B2 true JP3224116B2 (ja) | 2001-10-29 |
Family
ID=13366450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06818494A Expired - Lifetime JP3224116B2 (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3224116B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007233083A (ja) * | 2006-03-01 | 2007-09-13 | Kyocera Mita Corp | 現像装置及び画像形成装置 |
| JP2009080191A (ja) | 2007-09-25 | 2009-04-16 | Oki Data Corp | クリーニング装置及び画像形成装置 |
| JP2010210867A (ja) * | 2009-03-10 | 2010-09-24 | Kyocera Mita Corp | トナー搬送機構及びこれを備えたクリーニング装置、画像形成装置 |
| JP4625533B2 (ja) * | 2009-10-27 | 2011-02-02 | 株式会社沖データ | 現像剤搬送装置及び画像形成装置 |
-
1994
- 1994-03-14 JP JP06818494A patent/JP3224116B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07253741A (ja) | 1995-10-03 |
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