JP2675445B2 - 電子写真装置のクリーニング装置 - Google Patents

電子写真装置のクリーニング装置

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JP2675445B2 JP3051660A JP5166091A JP2675445B2 JP 2675445 B2 JP2675445 B2 JP 2675445B2 JP 3051660 A JP3051660 A JP 3051660A JP 5166091 A JP5166091 A JP 5166091A JP 2675445 B2 JP2675445 B2 JP 2675445B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電転写型複写機等の
電子写真装置に供され、転写工程後、感光体表面に付着
している残留トナーを除去して回収するクリーニング装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】静電転写型複写機等の電子写真装置で
は、図6に示すように、転写工程後、感光体ドラム34
に付設されたクリーニング装置31により、感光体ドラ
ム34の表面に残留するトナーが除去されて回収される
ようになっている。
【0003】このクリーニング装置31では、感光体ド
ラム34表面に付着している残留トナーは、クリーニン
グブレード32等のトナー剥離手段によって掻落とされ
るようになっている。そして、上記クリーニングブレー
ド32により感光体ドラム34表面から剥離されたトナ
ーは、クリーニングブレード32下方に設けられたトナ
ー受け部材39に受けられ、トナー搬送スクリュ40へ
と導くガイド部43の傾斜にそって自重でトナー搬送ス
クリュ40へと落下するようになっている。
【0004】また、特公平1−31626号公報には、
トナー搬送スクリュの一部に設けたカム等の駆動部材に
よってガイド板を取り付けた金具に揺動運動を行わせ、
その振動によってガイド板上のトナーの堆積を防止する
ようにしたクリーニング装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】今日では、複写機の小
型化と共に多機能化が要求され、機内スペース確保の上
で、ガイド板の傾斜が抑えられて出来るだけ平行に近づ
けられたり、複写機内部の複雑化により、ガイド板によ
り形成されるトナー受け部とトナー搬送スクリュとの間
の経路が長くとられたりするようになっている。
【0006】しかしながら、上記特公平1−31626
号公報に開示されている構成では、ガイド板に与えられ
る振動は僅かであり、上記のような状況では、ガイド板
上のトナーの堆積を防止するには充分とはいい難く、ト
ナーの堆積にともなってクリーニング機能が低下し、コ
ピー品位の低下を招来することになり兼ねない。このた
め、ガイド板に充分な傾斜をもたせ、トナー受け部とト
ナー搬送スクリュとの間の経路を短くする必要があり、
今日の小型化および多機能化に対応する上で難点があ
る。
【0007】本発明は、上記に鑑みなされたものであ
り、その目的は、今日の小型化および多機能化に対応す
る上で、ガイド板の傾斜を小さくしたり、トナー受け部
とトナー搬送スクリュとの間の経路を長くした場合であ
っても、ガイド板上のトナーを堆積することなく、速や
かにトナー搬送スクリュへと導くことができる電子写真
装置のクリーニング装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電子写真装置の
クリーニング装置は、上記の課題を解決するために、剥
離手段、例えば剥離ローラやクリーニングブレード等に
より感光体表面から剥離されたトナーを下方で受けるト
ナー受け部と、回転軸の表面に上記トナーを所定方向へ
と搬送する螺旋状の羽部が形成されてなるトナー搬送ス
クリュと、上記トナー受け部と連接してトナーをトナー
搬送スクリュへと導くガイド部とを備えている電子写真
装置のクリーニング装置において、以下の手段を講じて
いる。
【0009】即ち、上記トナー搬送スクリュの羽部の間
隔よりも狭い幅を有する、複数枚の板ばね部材、一端
部が上記ガイド部に取り付けられると共に、他端部が
該トナー搬送スクリュの回転にともなって該板ばね部材
を揺動するように、該トナー搬送スクリュに圧接されて
いる状態で、該トナー搬送スクリュの回転軸方向に一定
の間隔で配設されており、かつ、上記の各板ばね部材に
は、補助シートがそれぞれ貼着されており、該補助シー
トは、該板ばね部材の揺動端側とは反対側の端部が、該
板ばね部材の揺動にともなって上記ガイド部の上方で、
揺動するように形成されている
【0010】
【作用】上記の構成によれば、トナー剥離ローラやクリ
ーニングブレード等の剥離手段により感光体表面から剥
離されたトナーは、トナー受け部で受けられて、さらに
ガイド部に導かれてトナー搬送スクリュへと移動する。
このトナー搬送スクリュは、回転軸の表面に螺旋状の羽
部が形成されたものであり、トナー搬送スクリュを駆動
して所定方向に回転させれば、上記のトナーは螺旋状の
羽部により所定方向へと搬送されて回収されるようにな
っている。
【0011】また、上記ガイド部には、板ばね部材の一
端部が取り付けられており、この板ばね部材の他端部は
上記トナー搬送スクリュに圧接されている。この板ばね
部材の幅は、回転軸における螺旋状の羽部の間隔よりも
狭くなっているため、板ばね部材におけるトナー搬送ス
クリュに圧接されている側の先端部は、上記トナー搬送
スクリュの回転にともなって、回転軸に圧接する場合と
羽部に圧接する場合とを繰り返すことになる。即ち、板
ばね部材は、トナー搬送スクリュの回転にともなって揺
動するようになっている。この板ばね部材の揺動によ
り、板ばね部材の一端部が取り付けられたガイド部に振
動が発生し、トナー受け部に受けられたトナーは、ガイ
ド部上に堆積することなく速やかにトナー搬送スクリュ
へと送られる。そして、上記のような板ばね部材が複数
枚、トナー搬送スクリュの回転軸方向に一定の間隔で配
設されているため、ガイド部に対して常に十分な振動を
加えることができ、トナーの堆積を確実に防止すること
ができる。
【0012】さらに、上記の各板ばね部材には、補助シ
ートがそれぞれ貼着されている。そして、上記補助シー
トは、上記板ばね部材の揺動端側とは反対側の端部が、
トナー搬送スクリュの回転にともなってガイド部の上方
で、揺動するように形成されている。これによって、ト
ナー受け部に受けられたトナーをガイド部に堆積させる
ことなく、トナー搬送スクリュへ送ることができる。
【0013】以上により、ガイド部の傾斜が小さい場合
や、トナー受け部とトナー搬送スクリュとの間の経路が
長い場合でも、トナー受け部に受けられたすべてのトナ
ーをガイド部に堆積させることなく、速やかにトナー搬
送スクリュへ送ることができる。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図5に
基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0015】電子写真装置としての静電転写型複写機
(以下、複写機と称する)は、図5に示すように、回転
可能に設けられた感光体としての感光体ドラム4を有し
ている。この感光体ドラム4は、図中矢印方向へ回転す
るように図示しない駆動モータにより駆動されるように
なっている。
【0016】上記感光体ドラム4の周囲には、感光体ド
ラム4の表面を所定の電位に帯電させる帯電チャージャ
16と、図示しない光学系部にて導かれた原稿からの反
射光17により感光体ドラム4に形成された静電潜像の
非画像部を消去するブランクランプ18と、画像部の静
電潜像を現像する現像ユニット19と、この現像ユニッ
ト19の現像動作により感光体ドラム4の表面に形成さ
れたトナー像を転写紙に転写する転写チャージャ20
と、感光体ドラム4から転写紙を剥離する剥離チャージ
ャ21および剥離爪22と、クリーニングのまえに感光
体ドラム4を露光して除電し、残存トナーの感光ドラ
への付着力を弱める除電ランプ23と、転写動作終
了後に感光体ドラム4の表面に残留するトナーを除去し
て回収するクリーニング装置1と、感光体ドラム4表面
の残留電位を除去する除電ランプ24とが配設されてい
る。
【0017】ここで、上記クリーニング装置1の詳細に
ついて、以下に説明する。
【0018】上記クリーニング装置1は、図1に示すよ
うに、周面が感光体ドラムに当接するようにして設けら
れた、剥離手段としてのトナー剥離ローラ2を有してい
る。このトナー剥離ローラ2は、図中矢印方向へ回転す
るように図示しないローラ駆動モータにより駆動され、
感光体ドラム4の表面に残留するトナーを掻落とすよう
になっている。
【0019】上記トナー剥離ローラ2における感光体ド
ラム4の反対側には、先端がトナー剥離ローラ2に当接
するようにしてガイド板6に取り付けられたローラブレ
ード5が設けられている。このローラブレード5は、上
記トナー剥離ローラ2に付着したトナーを掻落とすよう
になっている。
【0020】また、感光体ドラム4の移動の下流側に
は、先端が感光体ドラム4に当接するように、取付部材
7によってケーシング8に取り付けられた、剥離手段と
してのクリーニングブレード3が設けられている。この
クリーニングブレード3は、例えばゴム等からなり、上
記トナー剥離ローラ2によって感光体ドラム4から剥離
されなかった残留トナーを掻落とすようになっている。
【0021】このように、本クリーニング装置1では、
剥離手段としてトナー剥離ローラ2とクリーニングブレ
ード3とを併用することにより、クリーニング性能が高
められている。
【0022】上記トナー剥離ローラ2の下方(感光体ド
ラム4の移動の上流側)には、トナー剥離ローラ2およ
びクリーニングブレード3により感光体ドラム4の表面
から剥離された落下トナーを下方で受けるトナー受け部
9が設けられている。このトナー受け部9は、例えば合
成樹脂等からなる断面くの字状の薄板であり、折曲部位
よりも感光体ドラム4側の折曲部9aは感光体ドラム4
の接線とのなす角度が小さくなるように、また、その反
対側の折曲部9bは、水平方向とのなす角度(傾斜)が
小さくなるように配設されている。また、上記折曲部9
aの先端は、感光体ドラム4に軽く圧接されている。
【0023】また、ケーシング8内部の最下部には、図
4に示すように、回転軸11の表面に螺旋状の羽部12
が形成されてなるトナー搬送スクリュ10が設けられて
いる。上記トナー搬送スクリュ10は、回転軸11にお
ける羽部12の間隔Aが略一定になるように外装されて
いる。また、上記トナー搬送スクリュ10は、図中矢印
方向へ回転するように、図示しないスクリュ駆動モータ
によって駆動されるようになっており、トナー搬送スク
リュ10が回転すれば、トナーが羽部12により所定方
向へと搬送されて回収されるようになっている。
【0024】また、上記クリーニング装置1は、図1に
示すように、上記トナー受け部9と連接して、トナー受
け部9で受けられた落下トナーをトナー搬送スクリュ1
0へと導くガイド部13を有している。このガイド部1
3は、例えば合成樹脂等からなる断面くの字状の板であ
り、折曲部位よりも感光体ドラム4側の折曲部13aの
端部はトナー受け部9の折曲部9bに、また、その反対
側の折曲部13bの端部はケーシング8に各々貼着され
ている。
【0025】即ち、トナー剥離ローラ2およびクリーニ
ングブレード3により感光体ドラム4表面から剥離され
た落下トナーは、トナー受け部9で受けられて、さらに
ガイド部13に導かれてケーシング8下部のトナー搬送
スクリュ10へと移動し、トナー搬送スクリュ10によ
り所定方向へと搬送されて回収されるようになってい
る。
【0026】さらに、上記クリーニング装置1は、図2
に示すように、回転軸11における螺旋状の羽部12の
間隔A(図4)よりも狭い幅Bを有する板ばね部材とし
ての複数のトナー送りプレート14…を備えている。上
記複数のトナー送りプレート14は、例えば可撓性合成
樹脂等からなり、所定間隔で略平行に並べられると共
に、一端が貼着部14aで係着されており、一体成型さ
れたものである。また、上記トナー送りプレート14の
折曲部14bの上面には、図3に示すように、補助シー
ト15が貼着されている。
【0027】上記トナー送りプレート14の貼着部14
aは、図1に示すように、ガイド部13の折曲部13a
に貼着されており、また、トナー送りプレート14の折
曲部14bの先端部は、トナー搬送スクリュ10に圧接
されている。
【0028】上記トナー送りプレートの幅B(図2)
は、回転軸11における螺旋状の羽部12の間隔A(図
4)よりも狭いので、トナー送りプレートの14の折曲
部14bの先端部は、トナー搬送スクリュ10の回転に
ともなって、回転軸11に圧接する場合と、二点鎖線で
示すように羽部12に圧接する場合とを繰り返すことに
なる。即ち、トナー搬送スクリュ10の回転により、ト
ナー送りプレート14の折曲部14bが揺動し、それに
ともなって補助シート15の端部15aも揺動するよう
になっている。
【0029】上記の構成において、複写動作を行う場合
には、図示しない原稿載置台上に配された原稿が光学系
部の露光ランプにて照射されることにより走査される。
これによる原稿からの反射光17は、図5に示すよう
に、光学系部によって感光体ドラム4に導かれる。この
とき、感光体ドラム4の表面は、帯電チャージャ16に
よって予め所定の電位に帯電されており、感光体ドラム
4の表面に原稿画像に対応した静電潜像が形成される。
上記の静電潜像は、現像ユニット19から供給されるト
ナーによって現像され、トナー像となる。
【0030】次に、感光体ドラム4がさらに回転してト
ナー像が転写チャージャ20に達すると、感光体ドラム
4の回転と同期して図示しない給紙装置から転写紙が供
給され、感光体ドラム4表面のトナー像が転写チャージ
ャ20により転写紙に転写される。
【0031】この転写工程終了後、転写紙は剥離チャー
ジャ21および剥離爪22にて感光体ドラム4から剥離
され、図示しない定着装置による定着工程を経て機外に
排出される。
【0032】一方、転写紙の剥離が行われた後の感光体
ドラム4は、除電ランプ23にて照射され、これによっ
て感光体ドラム4に残存しているトナーの感光体ドラム
4への付着力が弱められる。この後、感光体ドラム4表
面の残存トナーは、クリーニング装置1により掻落とさ
れて回収される。さらに、感光体ドラム4表面の残存電
位は除電ランプ24にて均一に除電され、その後、次の
複写サイクルが行われる。
【0033】ここで、上記クリーニング装置1の動作の
詳細について、以下に説明する。
【0034】図1に示すように、トナー受け部9の折曲
部9aは感光体ドラム4の接線とのなす角度が小さくな
るように設けられているので、感光体ドラム4に付着し
ている残存トナーは、トナー受け部9で殆ど掻落とされ
ることなく通過し、ローラ駆動モータに駆動されて図中
矢印方向へ回転するトナー剥離ローラ2によって掻落と
される。さらに、トナー剥離ローラ2において掻落とさ
れないで残ったトナーが、クリーニングブレード3によ
り掻落とされる。
【0035】これらトナー剥離ローラ2およびクリーニ
ングブレード3により感光体ドラム4表面から掻落とさ
れた落下トナーは、上記トナー受け部9で受けられる。
【0036】また、トナー搬送スクリュ10はスクリュ
駆動モータによって駆動されて常に所定方向に回転して
おり、このトナー搬送スクリュ10の回転にともなって
トナー送りプレート14の折曲部14bが上下方向に揺
動する。そして、上記折曲部14bの揺動により、貼着
部14aが貼着されたガイド部13に振動が発生する。
また、折曲部14bが上下方向に揺動するのにともなっ
て、補助シート15の端部15aも上下方向に揺動す
る。
【0037】このように、ガイド部13が振動すると共
に、補助シート15の端部15aが上下方向に揺動する
ので、トナー受け部9に受けられたトナーは、ガイド部
13上に堆積することなく速やかにトナー搬送スクリュ
10へと送られる。
【0038】その後、上記トナーはトナー搬送スクリュ
10により所定方向へと搬送されて回収されるようにな
っている。
【0039】以上のように、本発明のクリーニング装置
1は、ガイド部13の折曲部13aの傾斜が小さく、さ
らにトナー受け部9とトナー搬送スクリュ10との間の
経路が長いため、僅かな振動をガイド部13に加える構
成の従来のクリーニング装置(特公平1−31626号
公報参照)では、ガイド部13にトナーが堆積し易い構
造になっている。
【0040】しかしながら、本発明のクリーニング装置
1においては、トナー送りプレート14の揺動により、
ガイド部13により大きな振動が得られ、上記従来のも
のに比べてガイド部13にトナーが堆積し難く、さら
に、トナー送りプレート14に補助シート15が取り付
けられることにより、補助シート15の端部15aの揺
動を利用したガイド部13上のトナーの除去効果の拡大
が図られている。
【0041】このため、本発明のクリーニング装置1
は、上記のように、ガイド部13の折曲部13aの傾斜
が小さく、さらにトナー受け部9とトナー搬送スクリュ
10との間の経路が長くても、ガイド部13上のトナー
の堆積を防止することが可能である。
【0042】従って、本発明のクリーニング装置1は、
上記のように、ガイド部13の折曲部13aの傾斜を小
さくし、トナー受け部9とトナー搬送スクリュ10との
間の経路を長くすることで、複写機の小型化をなし得る
と共に、多機能化による機内の複雑化にも対応し得るも
のとなっており、本実施例の場合、上記ガイド部9と剥
離爪22との間にできた空間部には、除電ランプ23が
設けられている。
【0043】尚、本実施例においては、トナー受け部9
とガイド部13とは別部材であり、これらを貼着するこ
とにより連接させているが、トナー受け部9とガイド部
13とが一体成型されたものであってもよい。
【0044】尚、本実施例においては、トナー送りプレ
ート14の折曲部14bの上面に、補助シート15を貼
着することによって、端部15aを設けているが、これ
に限るものではない。
【0045】また、本実施例においては、トナー送りプ
レート14に補助シート15を取り付けているが、補助
シート15がない場合であっても、従来に比べてガイド
部13上のトナーの除去効果は多大である。
【0046】
【発明の効果】本発明の電子写真装置のクリーニング装
置は、以上のように、トナー搬送スクリュの羽部の間隔
よりも狭い幅を有する、複数枚の板ばね部材、一端部
上記ガイド部に取り付けられると共に、他端部が、該
トナー搬送スクリュの回転にともなって該板ばね部材を
揺動するように、該トナー搬送スクリュに圧接されてい
状態で、該トナー搬送スクリュの回転軸方向に一定の
間隔で配設されており、かつ、上記の各板ばね部材に
は、補助シートがそれぞれ貼着されており、該補助シー
トは、該板ばね部材の揺動端側とは反対側の端部が、該
板ばね部材の揺動にともなって上記ガイド部の上方で、
揺動するように形成されている構成である。
【0047】それゆえ、トナー搬送スクリュの回転にと
もなって板ばね部材と補助シートが揺動し、この板ばね
部材と補助シートの揺動によりガイド部に振動が発生す
と共に、トナー受け部のトナーがトナー搬送スクリュ
へ送られる。この板ばね部材と補助シートの揺動によ
り、僅かな振動をガイド部に加える構成の従来のクリー
ニング装置(特公平1−31626号公報参照)に比べ
て、より大きな振動をガイド部に加えることができる
共に、トナーをより速やかにトナー搬送スクリュへ送る
ことができる。
【0048】このため、例えば、ガイド部の傾斜(ガイ
ド部が水平方向となす角度)が小さい場合や、トナー受
け部とトナー搬送スクリュとの間の経路が長い場合にお
いても、トナー受け部に受けられたトナーは、ガイド部
上に堆積することなく速やかにトナー搬送スクリュへと
送られる。従って、ガイド部の傾斜を小さくしたり、ト
ナー受け部とトナー搬送スクリュとの間の経路を長くす
ることが可能となり、複写機の小型化をなし得ると共
に、多機能化による機内の複雑化にも対応できるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すものであり、電子写真
装置のクリーニング装置を示す概略の縦断面図である。
【図2】上記クリーニング装置の補助シートが貼着され
たトナー送りプレートを示す概略の平面図である。
【図3】上記補助シートが貼着されたトナー送りプレー
トの側面図である。
【図4】上記クリーニング装置におけるトナー搬送スク
リュと補助シートが貼着されたトナー送りプレートとの
動作関係を説明する概略の斜視図である。
【図5】上記電子写真装置の感光体ドラムの周囲の構成
を示す説明図である。
【図6】従来例を示すものであり、電子写真装置のクリ
ーニング装置を示す概略の縦断面図である。
【符号の説明】
1 クリーニング装置 2 トナー剥離ローラ(剥離手段) 3 クリーニングブレード(剥離手段) 4 感光体ドラム(感光体) 9 トナー受け部 10 トナー搬送スクリュ 11 回転軸 12 羽部 13 ガイド部 14 トナー送りプレート(板ばね部材) 15 補助シート

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】剥離手段により感光体表面から剥離された
    トナーを下方で受けるトナー受け部と、回転軸の表面に
    上記トナーを所定方向へと搬送する螺旋状の羽部が形成
    されてるトナー搬送スクリュと、上記トナー受け部と
    連接してトナーをトナー搬送スクリュへと導くガイド部
    とを備えている電子写真装置のクリーニング装置におい
    て、上記トナー搬送スクリュ の羽部の間隔よりも狭い幅を有
    する、複数枚の板ばね部材、一端部が上記ガイド部に
    取り付けられると共に、他端部が、該トナー搬送スクリ
    ュの回転にともなって該板ばね部材を揺動するように、
    トナー搬送スクリュに圧接されている状態で、該トナ
    ー搬送スクリュの回転軸方向に一定の間隔で配設されて
    おり、 かつ、上記の各板ばね部材には、補助シートがそれぞれ
    貼着されており、該補助シートは、該板ばね部材の揺動
    端側とは反対側の端部が、該板ばね部材の揺動にともな
    って上記ガイド部の上方で、揺動するように形成されて
    いる ことを特徴とする電子写真装置のクリーニング装
    置。
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