JPH11327397A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11327397A
JPH11327397A JP10127532A JP12753298A JPH11327397A JP H11327397 A JPH11327397 A JP H11327397A JP 10127532 A JP10127532 A JP 10127532A JP 12753298 A JP12753298 A JP 12753298A JP H11327397 A JPH11327397 A JP H11327397A
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toner
image
image forming
photosensitive drum
waste toner
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Jiro Shirogata
二郎 白潟
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高品位な画像形成に何ら影響を及ぼすことな
く、廃トナー搬送経路又はスクリュー部材に付着したト
ナーを崩してトナー付着による廃トナー搬送不良を未然
に防ぐことができる画像形成装置を提供すること。 【構成】 像担持体と、該像担持体のトナー像形成面を
清掃するクリーニング装置6と、該クリーニング装置6
により回収された廃トナーを搬送するクリーナケース
(廃トナー搬送経路)60と、廃トナーを搬送する廃ト
ナー搬送スクリュー(スクリュー部材)66を有する画
像形成装置において、前記クリーナケース60又は前記
廃トナー搬送スクリュー66に対して衝撃力を加える打
撃部材(衝撃手段)101を設け、該打撃部材101に
よる衝撃付与動作を像担持体への画像形成時以外にのみ
行うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を採
用する複写機やプリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を採用するカラー画像形成
装置を図6に示す。
【0003】即ち、図6はカラー画像形成装置の縦断面
図であり、該カラー画像形成装置では画像読み取り部に
おいて原稿30を原稿台ガラス31上に載せ、露光ラン
プ32により露光走査することにより、原稿30からの
反射光像をミラー33a,33b,33c及びレンズ3
4によりフルカラーセンサ35に集光し、カラー色分解
画像信号を得る。そして、カラー色分解画像信号は不図
示の増幅回路を経て不図示のビデオ処理ユニットにて処
理された後、画像形成部に送出される。
【0004】画像形成部においては、画像形成スタート
の信号が入力されると先ず像担持体である感光ドラム1
が不図示の駆動手段によって図示矢印方向に回転駆動さ
れる。そして、感光ドラム1の回転がスタートした後、
転写ドラム5aが感光ドラム1に対して押圧され、感光
ドラム1より駆動力を伝達されて等速で従動回転を開始
する。
【0005】ところで、転写ドラム5aの感光ドラム1
に対する押圧は、図7及び図8に示すように、不図示の
駆動系により回転駆動される転写ドラム押圧カム50の
動作によって行われる。即ち、押圧動作前においては、
転写ドラム5aは図7に示す位置にあり、この転写ドラ
ム5aはフレーム51に回転可能に支持されている。フ
レーム51は揺動中心軸52を中心に揺動可能に画像形
成装置本体に支持されており、下部のカムフォロワー5
3が転写ドラム押圧カム50に接して保持されている。
【0006】そして、転写ドラム5aは転写ドラム押圧
カム50が回転することによって図8に示すように感光
ドラム1に押圧保持される。このように転写ドラム5a
が感光ドラム1に押圧された後、感光ドラム1の回転が
安定し、記録紙の搬送等の準備が整うと感光ドラム1に
対して作像動作が開始される。
【0007】而して、感光ドラム1の周りには前露光ラ
ンプ11、コロナ帯電器2、露光手段であるレーザ露光
光学系3、電位センサ12、色の異なる4個の現像器4
y,4c,4m,4bk、ドラム上光量検知手段13、
転写装置5及びクリーニング装置6が配置されている。
【0008】而して、レーザ露光光学系3において、画
像読み取り部からの画像信号はレーザ出力部(不図示)
にて光信号に変換され、変換されたレーザ光が回転多面
鏡3aで反射され、レンズ3b及びミラー3cを通って
感光ドラム1の円筒面に投影される。
【0009】画像形成時には、感光ドラム1を矢印方向
に回転させ、前露光ランプ11で除電した後の感光ドラ
ム1をコロナ帯電器2により一様に帯電させて各分解色
毎に光像Eを感光ドラム1照射して該感光ドラム1上に
静電潜像を形成する。
【0010】次に、所定の現像器(4y,4c,4m,
4bk)を動作させて感光ドラム1上の潜像を現像し、
感光ドラム1上に樹脂を基本としたトナー画像を形成す
る。尚、現像器4y,4c,4m,4bkは偏心カム2
4y,24c,24m,24bkの動作によって各分解
色に応じて択一的に感光ドラム1に接近するよう構成さ
れている。
【0011】その後、感光ドラム1上のトナー像を記録
材カセット7より搬送系及び転写ドラム5aを介して感
光ドラム1と対向した位置に供給された記録材に転写す
る。ここで、転写ドラム5aは、内部に転写帯電器5
b、記録材を静電吸着させるための吸着帯電器5c及び
内側除電帯電器5dを有し、その全体が感光ドラム1に
対して押圧されて当接している。そして、記録材を静電
吸着した転写ドラム5aが回転すると、感光ドラム1上
のトナー像が転写帯電器5bによって記録材上に転写さ
れる。
【0012】以上のようにして、転写ドラム5aに吸着
搬送される記録材には所望数の色画像が転写されてフル
カラー画像が形成される。
【0013】フルカラー画像を形成する場合、前述のよ
うにして4色のトナー像の転写が終了すると、記録材は
分離爪8a及び分離押し上げコロ8bの作用によって転
写ドラム5aから分離されて熱ローラ定着器9に搬送さ
れ、熱ローラ定着器9によってトナー像の定着を受けた
後、機外に排出されてトレイ10上に積載される。
【0014】尚、複数枚の記録紙に連続して画像形成が
行われる場合、続けて次の記録紙が転写ドラム5aに搬
送され、感光ドラム1への画像形成動作及び記録紙への
転写動作が繰り返される。
【0015】転写ドラム5aは最終記録紙を分離した
後、そのまま感光ドラム1に押圧されて従動回転してお
り、転写ドラムクリーナ40によってその表面が清掃さ
れる。尚、清掃動作は少なくとも転写ドラム5aが1回
転するだけの時間行われ、清掃が終了すると図8に示す
転写ドラム押圧カム50が回転し、図7に示すように転
写ドラム5aが感光ドラム1から離間する。この転写ド
ラム5aの接離動作は画像形成装置の非動作時に感光ド
ラム1と転写ドラム5aが長時間押圧されることにより
発生する感光ドラム1表面の静電潜像形成層のダメージ
を防止する目的で行われる。そして、感光ドラム1の回
転は転写ドラム5aが離間した後に停止される。
【0016】感光ドラム1のクリーニングは感光ドラム
1が回転している間常に行われている。ここで、前記ク
リーニング装置6の概略構成を図9及び図10に示す。
尚、図9はクリーニング装置の正断面図、図10は同ク
リーニング装置の縦断面図である。
【0017】図10に示すように、ウレタンゴムで構成
されたクリーニングブレード61はブレード揺動板62
に固定されており、ブレード揺動板62は揺動支点軸6
3を中心に揺動可能に支持されている。又、ブレード揺
動板62にはバネ64が張架されており、このバネ64
のバネ力によってブレード61が感光ドラム1に所定の
圧力で押圧されている。
【0018】而して、クリーニングブレード61によっ
て感光ドラム1から掻き落とされた廃トナーは、送り羽
根65により下部の廃トナー搬送スクリュー66へと送
られる。
【0019】図9に示すように、廃トナー搬送スクリュ
ー66はクリーナケース60に回転可能に支持されてお
り、不図示の駆動系によってカップリング67を介して
回転駆動される。そして、廃トナー搬送スクリュー66
が回転駆動されると、廃トナーは廃トナー搬送スクリュ
ー66の作用によって図9の矢印方向に搬送され、端部
の開口部68から下部の受け口69に落下して不図示の
廃トナー貯蔵部に送られる。尚、廃トナー搬送スクリュ
ー66の回転駆動は画像形成装置の動作中常に行われて
おり、廃トナーがクリーナケース60内に滞留すること
なく速やかに排出されるようになっている。
【0020】又、クリーニングブレード61が固定され
た揺動支点軸63は長手方向にも移動可能にクリーナケ
ース60に支持されており、圧縮バネ70の作用によっ
て端部71がレシプロカム72に付勢されて当接されて
いる。レシプロカム72はモータ73によって適時回転
駆動され、これによりクリーニングブレード61が感光
ドラム1に対して長手方向にレシプロ動作できるよう構
成されている。
【0021】ところで、クリーニングブレード61には
感光ドラム1のクリーニングに伴って経時的に異物の付
着が発生する。この異物の付着を放置すると、やがてク
リーニング不良等の不具合を発生する可能性がある。前
述のクリーニングブレード61のレシプロ動作はこの異
物の除去を目的として行われる。但し、感光ドラム1上
に画像形成しているときにレシプロ動作を行うと感光ド
ラム1にスラスト力等を与えて画像形成に悪影響を及ぼ
す可能性があるため、該レシプロ動作は感光ドラム1上
の画像形成動作が終了し、転写ドラム5aの清掃が行わ
れている間に行われる。
【0022】ここで、感光ドラム1が回転を開始する時
間t0 から感光ドラム1上に画像形成動作が開始される
時間t1 までを前回転、最終記録紙が転写ドラム5aか
ら分離される時間t2 から感光ドラム1の回転が停止す
る時間t3 までを後回転とした場合の各動作のタイミン
グチャートを図11に示す。
【0023】このような画像形成装置においては、近
年、その高画質化及び高速化に伴って溶融温度の低いト
ナーが使用される傾向にある。溶融温度の低いトナーに
は或る程度の温度上昇によりトナー同士が凝集する所謂
ケーキングやブロッキングを起こし易いものもあり、そ
のようなトナーが図9に示す廃トナー搬送スクリュー6
6等にケーキングして付着し、廃トナーの搬送不良を招
くという問題が発生することがあった。
【0024】上記問題の対策としては、例えば図12に
示すようなものが以前から提案されている。
【0025】即ち、クリーナケース60内に廃トナー搬
送スクリュー66のスクリュー部に接触するような弾性
体の突起80が設けられており、廃トナー搬送スクリュ
ー66が回転すると突起80がスクリュー66にパルス
状に接触して廃トナー搬送スクリュー66に対して振動
を与える。すると、この振動によって廃トナー搬送スク
リュー66に付着したトナーが崩され、廃トナーの搬送
不良を未然に防ぐことができる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記提案に
係る方式においては、廃トナー搬送スクリュー66に付
与される振動が画像形成中常に発生することになり、こ
の振動が高品位な画像形成に悪影響を与える場合がある
という問題があった。
【0027】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、高品位な画像形成に何ら影響
を及ぼすことなく、廃トナー搬送経路又はスクリュー部
材に付着したトナーを崩してトナー付着による廃トナー
搬送不良を未然に防ぐことができる画像形成装置を提供
することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、像担持体と、該像担持体の
トナー像形成面を清掃するクリーニング装置と、該クリ
ーニング装置により回収された廃トナーを搬送する廃ト
ナー搬送経路と、廃トナーを搬送するスクリュー部材を
有する画像形成装置において、前記廃トナー搬送経路又
は前記スクリュー部材に対して衝撃力を加える衝撃手段
を設け、該衝撃手段による衝撃付与動作を像担持体への
画像形成時以外にのみ行うようにしたことを特徴とす
る。
【0029】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記クリーニング装置の全体若しくは一部
を前記像担持体に対して長手方向に相対的に往復移動さ
せるレシプロ機構を有し、該レシプロ機構を前記衝撃手
段の駆動源として用いることを特徴とする。
【0030】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記像担持体上のトナーを転写するための
転写手段及び該転写手段の像担持体に対する接離機構を
有し、該接離機構を前記衝撃手段の駆動源として用いる
ことを特徴とする。
【0031】従って、請求項1記載の発明によれば、廃
トナー搬送経路又はスクリュー部材に対して衝撃力を加
える衝撃手段を設け、該衝撃手段による衝撃付与動作を
像担持体への画像形成時以外にのみ行うようにしたた
め、高品位な画像形成に何ら影響を及ぼすことなく、廃
トナー搬送経路又はスクリュー部材に付着したトナーを
崩してトナー付着による廃トナー搬送不良を未然に防ぐ
ことができるという効果が得られる。
【0032】又、請求項2又は3記載の発明によれば、
既存のレシプロ機構又は接離機構をを衝撃手段の駆動源
としてを利用するため、駆動系等を新たに付設する必要
がなく、簡単な構成で前記請求項1記載の発明の効果を
得ることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0034】<実施の形態1>図1は本発明の実施の形
態1に係る画像形成装置のクリーニング装置部の正断面
図、図2及び図3は図1のA−A線断面図であり、これ
らの図においては図9に示したと同一要素には同一符号
を付しており、以下、それらについての説明は省略す
る。
【0035】本実施の形態においては、レシプロカム7
2に弾性部材100を介して小球状の打撃部材101が
連結されており、この打撃部材101はレシプロカム7
2が回転すると一体に回転するよう構成されている。
【0036】図2及び図3に示すように、弾性部材10
0は打撃部材101がクリーナケース60のパイプ部6
0aに十分接触し、且つ、弾性で撓めば該クリーナケー
ス60のパイプ部60aを乗り越えて回転可能になるよ
うな長さ及び弾性に設定されている。
【0037】又、レシプロカム72の回転方向において
クリーナケース60のパイプ部60aの上流側には壁部
材102が配置されている。この壁部材102は打撃部
材101が十分接触し、且つ、弾性で弾性部材100が
十分撓めば打撃部材101が乗り越えて回転する位置に
配置されている。
【0038】以上の構成により、レシプロカム72が回
転すると以下の動作が行われる。
【0039】先ず、図2に示すように、レシプロカム7
2の回転によって打撃部材101が壁部材102の位置
まで移動し、そこで壁部材102により更なる回転を阻
害される。そして、レシプロカム72が更に回転する
と、打撃部材101が壁部材102に堰き止められてい
るために弾性部材100の撓みが成長してゆき、その撓
みが十分成長すると打撃部材101が壁部材102を乗
り越える。その際、図3に示すように弾性部材100に
蓄えられた撓みの復元力によって打撃部材101がクリ
ーナケース60のパイプ部60aの外周面に衝突する。
【0040】而して、廃トナー搬送スクリュー66や廃
トナーの搬送路であるクリーナケース60の内面にトナ
ーの付着凝集があった場合には、打撃部材101の衝突
による衝撃力によってトナーの付着凝集は崩されること
になり、廃トナーの搬送不良が未然に防がれる。
【0041】又、クリーニングブレード61のレシプロ
動作は異物の除去を目的に行われるが、感光ドラム1上
に画像形成しているときにレシプロ動作を行うと感光ド
ラム1等にスラスト力を与えて画像形成に悪影響を及ぼ
す可能性があるため、該レシプロ動作は、感光ドラム1
上の画像形成動作が終了して転写ドラム5aの清掃が行
われている間に行われる。このため、レシプロカム72
の回転により行われる打撃部材101の衝突もレシプロ
動作時のみ行われることとなり、衝撃により画像形成動
作に悪影響を与えることはない。
【0042】ここで、感光ドラム1が回転を開始する時
間t0 から、感光ドラム1上に画像形成動作が始める時
間Tt1 までを前回転、最終記録紙が転写ドラム5aか
ら分離される時間t2 から、感光ドラム1の回転が停止
する時間t3 までを後回転とした場合の各動作のタイミ
ングチャートを図11に示す。
【0043】而して、本実施の形態によれば、高品位な
画像形成に悪影響を及ぼすことなく、廃トナー詰まりに
よる動作不良を未然に防ぐことができる。そして、本実
施の形態においては、打撃部材101の駆動源として既
存のレシプロ機構を利用するため、駆動系等を新たに付
設する必要がなく、簡単な構成で前記効果を得ることが
できる。
【0044】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2を図4及び図5に基づいて説明する。
【0045】図4及び図5は本発明の実施の形態2に係
る画像形成装置の転写ドラムの接離動作を示す断面図で
あり、これらの図においては図7及び図8において示し
たと同一要素には同一符号を付しており、以下、それら
についての説明は省略する。
【0046】本実施の形態においては、図4に示すよう
に、転写ドラム5aのフレーム51には弾性部材120
を介して打撃部材121が支持されている。弾性部材1
20及び打撃部材121は、図4に示すように転写ドラ
ム5aが感光ドラム1から離間しているときには打撃部
材121とクリーナケース60が離間し、図5に示すよ
うに転写ドラム5aが感光ドラム1に当接しているとき
には打撃部材121がクリーナケース60の下部に当接
するよう構成されている。
【0047】このように構成することによって、転写ド
ラム5aと感光ドラム1の当接動作が行われると同時に
打撃部材121がクリーナケース60と衝突してクリー
ナに衝撃力を伝える。このため、廃トナー搬送スクリュ
ー66や廃トナーの搬送路であるクリーナケース60の
内面にトナーの付着凝集があった場合、前述の打撃部材
121の衝突による衝撃力によってトナーの付着凝集は
崩されることになり、この結果、前記実施の形態1と同
様に廃トナーの搬送不良が未然に防がれる。
【0048】又、転写ドラム5aの感光ドラム1への当
接動作は感光ドラム1上に画像形成を開始する以前に行
われるため、打撃部材121の衝撃により画像形成動作
に悪影響を与えることはない。
【0049】ここで、感光ドラム1が回転を開始する時
間t0 から、感光ドラム1上に画像形成動作が始める時
間Tt1 までを前回転、最終記録紙が転写ドラム5aか
ら分離される時間t2 から、感光ドラム1の回転が停止
する時間t3 までを後回転とした場合の各動作のタイミ
ングチャートを図11に示す。
【0050】而して、本実施の形態においても、高品位
な画像形成に悪影響を及ぼすことなく、廃トナー詰まり
による動作不良を未然に防ぐことができるという効果が
得られる。そして、本実施の形態においては、打撃部材
121の駆動源として既存の接離機構を利用するため、
駆動系等を新たに付設する必要がなく、簡単な構成で前
記効果を得ることができる。
【0051】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
記載の発明によれば、廃トナー搬送経路又はスクリュー
部材に対して衝撃力を加える衝撃手段を設け、該衝撃手
段による衝撃付与動作を像担持体への画像形成時以外に
のみ行うようにしたため、高品位な画像形成に何ら影響
を及ぼすことなく、廃トナー搬送経路又はスクリュー部
材に付着したトナーを崩してトナー付着による廃トナー
搬送不良を未然に防ぐことができるという効果が得られ
る。
【0052】又、請求項2又は3記載の発明によれば、
既存のレシプロ機構又は接離機構をを衝撃手段の駆動源
としてを利用するため、駆動系等を新たに付設する必要
がなく、簡単な構成で前記請求項1記載の発明の効果を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置のク
リーニング装置部の正断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置の転
写ドラムの接離動作を示す断面図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置の転
写ドラムの接離動作を示す断面図である。
【図6】従来のカラー画像形成装置の縦断面図である。
【図7】従来の画像形成装置の転写ドラムの接離動作を
示す断面図である。
【図8】従来の画像形成装置の転写ドラムの接離動作を
示す断面図である。
【図9】従来の画像形成装置のクリーニング装置部の正
断面図である。
【図10】従来の画像形成装置のクリーニング装置部の
縦断面図である。
【図11】各機器の動作タイミングを示すのタイミング
チャートである。
【図12】従来の画像形成装置のクリーニング装置部の
正断面図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体) 5 転写装置(転写手段) 6 クリーニング装置 50 転写ドラム押圧カム(接離機構) 60 クリーナケース(廃トナー搬送経路) 66 廃トナー搬送スクリュー(スクリュー
部材) 72 レシプロカム(レシプロ機構) 100,120 弾性部材 101,121 打撃部材(衝撃手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、該像担持体のトナー像形成
    面を清掃するクリーニング装置と、該クリーニング装置
    により回収された廃トナーを搬送する廃トナー搬送経路
    と、廃トナーを搬送するスクリュー部材を有する画像形
    成装置において、 前記廃トナー搬送経路又は前記スクリュー部材に対して
    衝撃力を加える衝撃手段を設け、該衝撃手段による衝撃
    付与動作を像担持体への画像形成時以外にのみ行うよう
    にしたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記クリーニング装置の全体若しくは一
    部を前記像担持体に対して長手方向に相対的に往復移動
    させるレシプロ機構を有し、該レシプロ機構を前記衝撃
    手段の駆動源として用いることを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記像担持体上のトナーを転写するため
    の転写手段及び該転写手段の像担持体に対する接離機構
    を有し、該接離機構を前記衝撃手段の駆動源として用い
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
JP10127532A 1998-05-11 1998-05-11 画像形成装置 Pending JPH11327397A (ja)

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