JP4603923B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、像担持体に接離可能な部材を複数有して像担持体上のトナーを除去する、トナー除去手段を備えた画像形成装置に関し、特に、接離可能な部材の像担持体に対する接離のシーケンスに関する。
近年、電子写真方式の画像形成装置の画像品位向上対する要求が高くなり、画像品位の向上に必要な像担持体からのトナー除去を適当に行うため、像担持体に接離可能な部材を複数設けられたトナー除去手段を備えた画像形成装置が開示されている。
従来、像担持体に接離可能な部材を複数有し像担持体上のトナーを除去する、トナー除去手段としては、特開昭61-193176号に示されるように、像担持体上の転写残トナーを残らず除去するとともに、像担持体上のトナー像を乱すことを防止するため、トナー像が担持されていない領域において、上記接離可能な部材(接離部材)が像担持体に対して離間される。
また、像担持体に接している上記接離部材が離間する際、上記接離部材に塞き止められていたトナーが、像担持体回転方向に直交する方向に延びる筋状の塊となって残留する。この筋状のトナーの塊を一箇所にまとめるため、ブレードを離間した後、所定の時間が経過してから、下流側に設けられたブラシ部材を離間する。
特開昭61−193176号公報 特開2001−255749号公報 特開平7−84494号公報 特開2001−175086号公報
しかしながら、特開昭61-193176号に示された画像形成装置においては、下流側に設けられたブラシ部材が離間するまでの間、像担持体上のトナー像は、ブラシ部材が像担持体に接する領域を通過することができないため、像担持体上に形成されるトナー像の間隔が長くなり、画像形成に要する時間が長くなる問題が発生した。
そこで、本発明の目的は、像担持体に接離可能な部材を複数有して像担持体上のトナーを除去する、トナー除去手段を備えた画像形成装置において、像担持体上に形成されるトナー像の間隔を短くし、画像形成に要する時間を短くすることが可能な画像形成装置を提供することである。
上記課題を解決するための本発明における代表的な手段は、所定の方向に回転し、トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体に対して接離可能で、前記像担持体上のトナー像が担持されていない領域にて前記像担持体に対し離間し、前記像担持体に接する間に所定の極性のバイアスが印加されて前記像担持体上のトナーを除去する第1のトナー除去部材と、前記像担持体の前記所定の回転方向において前記第1のトナー除去部材の下流側に位置し、前記像担持体に対して接離可能で、前記像担持体上のトナー像が担持されていない領域にて前記像担持体に対して離間し、前記像担持体に接する間に前記所定の極性と反対の極性のバイアスが印加されて前記像担持体上のトナーを除去する第2のトナー除去部材と、を有する画像形成装置において、前記第1のトナー除去部材と前記第2のトナー除去部材は、前記像担持体上の略同じ位置で、前記像担持体から離間することを特徴とする。
本発明にあっては、第1のトナー除去部材と第2のトナー除去部材を像担持体上の略同じ位置にて離間することにより、像担持体上、第1のトナー除去部材の離間に起因して筋状のトナー塊が形成された位置に、第2のトナー除去部材の離間に起因して筋状のトナー塊を形成することが可能になる。このため、第2のトナー除去部材が像担持体に接する時間を短くすることができる。
従って、像担持体上に形成されるトナー像の間隔を短くすることが可能になり、画像形成に要する時間が長くなる問題を解決することができる。
以下に、本願発明の実施形態の詳細な説明を行う。
〔第1の実施形態〕
次に本発明の第1の実施形態に係るクリーニング装置及びこれを備えた画像形成装置について図1乃至図5を参照して説明する。なお、図1はクリーニング手段を構成する各部材間距離を示す断面説明図であり、図2は画像形成装置の模式断面説明図、図3はクリーニング手段の構成説明図である。また、図4はクリーニング手段の接離動作の説明図であり、図5はクリーニング手段の接離タイミングチャートである。
{画像形成装置の全体構成}
まず、図2を参照して画像形成装置の全体構成について概略説明する。本実施形態の画像形成装置は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4色のトナーによるフルカラー画像形成装置であり、装置本体上部にデジタルカラー画像リーダ部、下部にデジタルカラー画像プリンタ部を有する、ドラム、ロータリ現像構成、及び中間転写構成を有する複写機である。
本実施形態の画像形成装置は、コピーキーが押されると装置上部に配置されたリーダ部1において原稿を光学的に読み取り、レーザー出力部にて各色毎(各色ステーション毎)の光信号に変換して、露光手段2から感光体ドラム3へ選択的なレーザー光を照射して露光を行う。
前記感光体ドラム3の周りには、感光体ドラム3の表面を一様に帯電する帯電器4、現像ロータリ5内に回転可能に設けられ、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色トナー像を感光体ドラム3に形成する4個の現像器5a,5b,5c,5d(各現像器内では、各色トナーは負極性に帯電されている)、感光体ドラム3に残留したトナーを除去するクリーニング手段6が配置されている。
本実施形態の画像形成装置は各色ごとに現像ロータリ5を回転させて現像を行うものであり、感光体ドラム3上の露光を現像ロータリ5の回転により、現像器5a,5b,5c,5dをその都度切り替える行程を必要色の分繰り返すことで現像し、現像した各色トナー像をその都度像担持体としての中間転写ベルト(中間転写体)7の上に重畳するように一次転写してカラー画像を得る。なお、前記中間転写ベルト7はローラ15a,15b,15c,15dに懸架されて図2の時計回転方向(図2中の矢印A方向)へ回転する。
前記中間転写ベルト7への画像形成と同期するように、装置下部に装填されたシートカセット8に積載された転写材としてのシートが給送ローラ9、分離ローラ対10、搬送ローラ対11等からなるシート搬送手段によって二次転写部へ搬送される。なお、シートはマルチ手差しトレイ12から送られることもある。
その後、二次転写部において転写ローラ13に正極性のバイアス印加することで前記中間転写ベルト7に形成されたカラー画像が搬送されたシート(転写材)に二次転写される。そして、画像転写部を抜けたシートは、定着部14にてトナーが熱定着され、排出或いは両面画像形成行程に向かう。
一方、シートにトナー像を転写した後の中間転写ベルト7は、クリーニング装置であるクリーニング手段Cによって残留したトナーが除去される。
{クリーニング装置}
次に中間転写ベルト7に対するクリーニング手段(トナー除去手段)Cの構成について説明する。本実施形態のクリーニング手段Cは、図3に示すように、クリーニング部材として複数のファーブラシを用いるものである。具体的には、中間転写ベルト7に対して当接、離間可能な接離部材である第1のトナー除去部材としての第1のファーブラシ21と、これに接触する金属製の第1のバイアスローラ22と、第1のバイアスローラ22上のトナーを掻き取る第1のクリーニングブレード23とが設けられている。また、前記第1のファーブラシ21から中間転写ベルト7の回転方向下流側に配置され、中間転写ベルト7に対して当接、離間可能な接離部材である第2のトナー除去部材としての第2のファーブラシ31と、これに接触する金属製の第2のバイアスローラ32と、第2のバイアスローラ32上のトナーを掻き取る第2のクリーニングブレード33とが設けられている。
更に第1のクリーニングブレード23と第2のクリーニングブレード33から掻き落とされたトナーを図示しないトナー回収部に搬送するスパイラル状の搬送スクリュー50を有している。
なお、本実施形態においては、前記第1のファーブラシ21と第2のファーブラシ31は、電気抵抗値が102〜109Ω・cmの導電性アクリル繊維で構成されている。また、第1のクリーニングブレード23と第2のクリーニングブレード33は厚さ2〜3mmのウレタンで構成される。
上記各部材はすべてクリーニング枠体であるハウジング60の中に収められている。そして、ハウジング60の下端開口部には、該ハウジング60と中間転写ベルト7との隙間から回収したトナーが漏れるのを防止するためのフィルム状のシートからなるスクイシート3940が取り付けられている。このスクイシート40も先端が中間転写ベルト7に対して当接、離間可能な接離部材である第3のトナー除去部材として構成されている。
また、前記トナー除去部材、すなわち第1、第2のファーブラシ21,31及びスクイシート40は中間転写ベルト7に一次転写像が転写されているときは中間転写ベルト7から離間しており、これによって中間転写ベルト7に転写されたトナー像を乱さないようにしている。一方、前記一次転写像が中間転写ベルト7からシートに転写された後は、中間転写ベルト7に残留したトナーを掻き取り除去するために、中間転写ベルト7に当接する。
そして、本実施形態にあっては前記第1、第2のファーブラシ21,31及びスクイシート40は図示しない機構によって中間転写ベルト7に対して個々の部材が独立して当接、離間可能に構成されている。
{クリーニング動作}
次に前記クリーニング手段Cによる中間転写ベルト7のクリーニング動作について説明する。
中間転写ベルト7のクリーニングに際しては、第1、第2のファーブラシ21,31及びスクイシート40を中間転写ベルト7に当接させ、両ファーブラシ21,31を回転させるとともに、第1のバイアスローラ32には負のバイアスが印加される。これにより、この第1のバイアスローラ32に接触している第1のファーブラシ31にも負のバイアスが印加される。
上記バイアス印加により、中間転写ベルト7からシートSに転写された後中間転写ベルト7に残った正極性のトナーは、第1のファーブラシ21によって静電気的に掻き取られる。そして、掻き取られたトナーは第1のバイアスローラ22上に移動し、第1のクリーニングブレード23によって掻き落とされる。
一方、第2のバイアスローラ32には正のバイアスが印加される。これにより、第2のバイアスローラ32に接触している第2のファーブラシ31にも正の直流電圧が印加される。
これにより、第1のファーブラシ21によってクリーニングされずに中間転写ベルト7上に残った負極性のトナーが第2のファーブラシ31によって静電気的に掻き取られる。
掻き取られたトナーは第2のバイアスローラ32上に移動し、第2のクリーニングブレード33によって掻き落とされる。
第1のクリーニングブレード23、第2のクリーニングブレード33によって掻き落とされたトナーは前記搬送スクリュー50によって図示しないトナー回収部へ搬送される。
{クリーニング手段の退避}
前記クリーニング手段Cの第1、第2のファーブラシ21,31及びスクイシート40は、前述したように中間転写ベルト7へトナー像が形成されるときは該ベルト7から離間する。次に図4(a)〜(d)、及び図5を用いて前記各部材の離間動作について説明する。
なお、本実施形態の装置では中間転写体の長さを534.1mm(=φ170mm)、作像する画像長さを482.6mm(=19インチ)とし、複数イメージ連続して作像するものとする。また、ベルトの移動速度を300mm/sと規定する。
図4(a)は第1のファーブラシ21と、第2のファーブラシ31、スクイシート40とが中間転写ベルト7に圧接し、中間転写ベルト7表面をクリーニング可能な状態を示す。
中間転写ベルト7のクリーニングは先行する画像の二次転写が行われた後であって、次の画像先端(本実施形態ではイエロー画像の先端)がクリーニング手段に到達するまでの間に行われる(図5の(3)から(4)の間)。
つまり、先行する画像の2次転写が行われた後であって、次の画像先端が第1のファーブラシ21、第2のファーブラシ31、スクイシート40に到達するまでの間に、第1のファーブラシ21、第2のファーブラシ31、スクイシート40は、離間状態から、当接状態になる。
ここで、第1のファーブラシ21、第2のファーブラシ31、スクイシート40は、感光体ドラム3のトナー像が担持されていない領域(非画像域)にて、離間状態から、当接状態になる。
次いで、次の画像が二次転写部6を通過し、クリーニング手段Cに到達する直前にスクイシート40は、図中反時計回転方向に回動し、中間転写ベルト7の表面から離間する(図4(b))。
ここで、画像の先端の検出は、図示しないベルトの位置検出センサと図示しない制御部によるタイマカウントによりおこなっている。
また、スクイシート40は弾性をもつシート材であるため、中間転写ベルト7の当接位置(図4(b)の破線位置)から移動を開始しても、完全に退避位置(図4(b)の実線位置)に到達するまでにはある所定時間T1が必要となる。そのため、少なくともT1分は次の画像先端から早めに動作させる必要がある。
スクイシート40は僅かに撓んだ状態で中間転写ベルト7に圧接すると共に、その先端には掻き落とされた残留トナーが溜まっている。この状態から退避位置への移動が開始されると、スクイシート40の先端に溜まっていたトナーはそのまま中間転写ベルト7の表面に残り、中間転写ベルト7表面にはスクイシート40の離間位置を示すトナー筋が出現する。
しかしながら、本実施形態ではスクイシート40の退避位置への移動開始を次の画像先端が画像作成領域外(非画像域)で開始するように設定しているので、スクイシート39によって中間転写ベルト7上に出現したトナー筋が次の画像に重なってしまうことはない。
次いで、図4(b)の状態(スクイシート 40が離間したとき)から所定時間T2経過後に、図4(c)に示すように、第1のファーブラシ31が離間を行う(図5の(5))。
ここでもスクイシート40と同様に第1のファーブラシ31の離間時にトナー筋が発生するが、この場合もスクイシート40の場合と同様、非画像域において第1のファーブラシ21が中間転写ベルト7から離間するように設定しているため、第1のファーブラシ21によって中間転写ベルト7上に出現したトナー筋が次の画像に重なってしまうことはない。
次いで、図4(c)の状態(第1のファーブラシ31が離間したとき)から所定時間T3経過後に、図4(d)に示すように、第2のファーブラシ34が中間転写ベルト7から離間を行う(図5の(6))。
ここでもスクイシート40、第1のファーブラシ21と同様に離間時のトナー筋が発生するが、この場合も前述した場合と同様に、非画像域において第2のファーブラシ31が中間転写ベルト7から離間するように設定しているため、第2のファーブラシ31によって中間転写ベルト7上に出現したトナー筋が次の画像に重なってしまうことはない。
ここで、本実施形態のように中間転写ベルト7に対して接離する部材が複数ある場合、これら全ての部材によるトナー筋の位置(本実施形態にあっては3個の部材による3つのトナー筋の位置)についてであるが、全てが非画像域の中に収まっていれば画像上問題が生じることはない。
そのための条件を図1を用いて説明する。非画像域の長さL2、クリーニング手段の範囲L1、中間転写ベルトの速度VB、スクイシート39の離間時間T1、スクイシート40と第1のファーブラシ21の退避時間差T2、第1のファーブラシ31と第2のファーブラシ31の退避時間差T3、としたとき、
(L2/VB)−(L1/VB)>T1−(T2+T3)の条件を満たせばよいことになる。
ある例として感光体ドラム径φ85mmの画像形成装置を想定して具体的な数字を入れてみる。中間転写体の長さはその2倍の周長534.1mm(=φ170mm)とし、作像する最大画像長さを482.6mm(=19インチ)とする。そうすると、非画像域の長さL2は、
L2=534.1mm−482.6mm=51.5mmとなる。
第1のファーブラシ31と第2のファーブラシ31の直径をφ20mm、当接する対向ローラの直径をφ36mmとした場合、スクイシートの先端から第2ファーブラシまでに要するクリーニング手段の範囲L1は、約36mm程度となる。中間転写ベルトの移動速度が300mm/sなので、
(L2/VB)−(L1/VB)=(51.5/300)−(36/300)=51.2msecとなる。
スクイシートの退避に要する時間T1がこれ以内であれば特に時間差を設ける必要がないが、これより大きくなる場合は時間差T2、T3をつける必要が生じる。
上記のように設定することにより、中間転写ベルト7に接離するクリーニング手段Cの複数の部材について、個々独立して中間転写ベルト7から離間可能にするとともに、所定の時間差をもって離間するようにすることで、複数の部材全てを中間転写ベルト7の非画像域で離間させることができる。これにより、クリーニング部材が離間する際に中間転写ベルト7に生ずるトナー筋により画像品位を低下させることを防止できる。
なお、本実施形態にあっては2個のファーブラシ21,31及びスクイシート40の3個の部材が中間転写ベルト7から離間するが、離間時のトナー筋の発生等を考慮すると、各部材が中間転写ベルト7から離間する位置は極力同じ箇所であることが望ましい。
ここで、極力同じ箇所とは、中間転写ベルト7上、第1のファーブラシ21が中間転写ベルト7から離間した位置に対し、第1のファーブラシが中間転写ベルト7から離間した位置は、中間転写ベルト7の回転方向において、±3mm以内であることが好ましい。
つまり、中間転写ベルト7に対して第1のファーブラシ21が離間した位置が、中間転写ベルト7に対して第2のファーブラシ31が当接している位置に到達する±0.01秒以内に、第2のファーブラシ31が中間転写ベルト7に対して離間することが好ましい。
そこで、各部材が中間転写ベルト7の同じ位置で離間するための条件を考えてみると、
スクイシート40と第1のファーブラシ21のベルト沿面距離L3、
第1のファーブラシ21と第2のファーブラシ31のベルト沿面距離L4、
とすると、スクイシート39と第1のファーブラシ21の退避時間差T2及び第1のファーブラシ21と第2のファーブラシ31の退避時間差T3を以下のように設定すればよい。
T2=L3/VB、
T3=L4/VB、
ある例として具体的な数字を入れた場合、L3=10mm、L4=22mm、VB=300mm/sとすると、
T2=10/300=33.3msec
T3=22/300=73.3msec
となり、このように設定すれば第1、第2ファーブラシ21,31及びスクイシート40による3つのトナー筋はほぼ一直線上になる。
上記のように、中間転写ベルト7に当接している複数のクリーニング部材を離間させるに際し、中間転写ベルト7の非画像域であって略同じ位置で離間させるように離間タイミングを設定すれば、中間転写ベルト7に残るトナー筋が少なくなり、画像品位の低下を効果的に防止することができる。
なお、前述した実施形態では2個のファーブラシを用いる例を示したが、これは2個に限定する必要はなく、1個であっても3個以上であってもよい。
また、中間転写ベルト7に接離する部材はファーブラシやスクイシートに限定する必要はなく、中間転写ベルト7に残留したトナーを掻き取るクリーニングブレードのような部材であっても、同様に適用することができる。
〔第2の実施形態〕
次に第2の実施形態の中間転写ベルト7に対するクリーニング装置Cの構成について説明する。本実施形態のクリーニング装置Cは、図5に示すように、主に正に帯電されたトナーをクリーニングするための第1のクリーニング手段としての第1のクリーニング部20と、主に負に帯電されたトナーをクリーニングするための第2のクリーニング手段としての第2のクリーニング部30と、中間転写ベルト7の表面から掻き落とされたトナーがこぼれ落ちるのを防止するためにケース60と中間転写ベルト7の隙間を封止するシート部材であるスクイシート40と、第1のクリーニングブレード(第1のブレード)23と第2のクリーニングブレード(第2のブレード)33の両方から掻き落とされたトナーを図示しないトナー回収部に搬送するスパイラル状のトナー搬送手段としての搬送スクリュー50、これらを一体的に保持するためのクリーナケース601、上カバー602から構成される。
ここで、第2の実施形態のクリーニング装置は、第1の実施形態と同様に、図4に示す画像形成装置にて使用される。図4に示した画像形成装置の構成は、クリーニング装置C以外は、第1の実施形態で説明した内容と同じであるため、説明を略す。
第1のクリーニング部20は、接離部材である第1のトナー除去部材としての第1のファーブラシ21と、第1のファーブラシ21に接触してバイアスを印加する金属製の第1のバイアスローラ(第1のローラ)22と、第1のバイアスローラ22と接触領域B1にて接触して、第1のバイアスローラ22表面上のトナーを掻き取る第1のクリーニングブレード23と、これら3つを一体的に保持し、クリーナケース60に対し支点25を中心に回動可能に支持された第1のクリーニング支持体24から構成される。
第2のクリーニング部30も同様に、接離部材である第2のトナー除去部材としての第2のファーブラシ31と、この第2のファーブラシ31に接触してバイアスを印加する金属製の第2のバイアスローラ(第2のローラ)32と、第2のバイアスローラ33と接触領域B2にて接触して、第2のバイアスローラ32表面上のトナーを掻き取る第2のクリーニングブレード33と、これら3つを一体的に保持し、クリーナケース60に対し支点35を中心に回動可能に支持された第2のクリーニング支持体34から構成される。
スクイシート40はフィルム状のシートであり、クリーナケース60の下端開口部に位置し、クリーナケース60に対し支点41を中心に回動可能に支持されている。
ここで、第1のファーブラシ21と第2のファーブラシ31に用いられるブラシは、電気抵抗値は、102〜109Ω・cmの導電性アクリル繊維から構成されている。また、第1のクリーニングブレード23と第2のクリーニングブレード33は厚さ2〜3mmのウレタンで構成されている。
また、前記第1のクリーニング支持体24及び第2のクリーニング支持体34は図示しない駆動手段により、それぞれの支点25,35を中心に相互が独立に回動可能に構成されている。このため、前記第1のファーブラシ21と第2のファーブラシ31は中間転写ベルト7に対して個別に当接、離間可能になっている。
さらに、前記スクイシート40を支持するシート支持体42も図示しない駆動手段により、支点41を中心に前記第1のクリーニング支持体24及び第2のクリーニング支持体34とは独立して回動可能に構成されている。このため、スクイシート40は前記ファーブラシ21,31とは独立して、図5の矢印A方向に回転する中間転写ベルト7に対して当接、離間可能となっている。
{クリーニング動作}
次に前記クリーニング装置Cによる中間転写ベルト7のクリーニング動作について説明する。
中間転写ベルト7のクリーニングに際しては、第1、第2のファーブラシ21,31及びスクイシート40を中間転写ベルト7に当接させ、両ファーブラシ21,31を回転させるとともに、第1のバイアスローラ22には負のバイアスが印加される。これにより、この第1のバイアスローラ22に接触している第1のファーブラシ21にも負のバイアスが印加される。
前記バイアス印加によって、中間転写ベルト7からシートに転写された後、中間転写ベルト7に残った正極性のトナーは、第1のファーブラシ21によって静電気的に掻き取られる。そして、掻き取られたトナーは第1のバイアスローラ22上に移動し、第1のクリーニングブレード23によって掻き落とされる。
一方、第2のバイアスローラ32には正のバイアスが印加される。これにより、第2のバイアスローラ32に接触している第2のファーブラシ31にも正の直流電圧が印加される。
前記バイアス印加によって、第1のファーブラシ21ではクリーニングされずに中間転写ベルト7上に残った負極性のトナーが第2のファーブラシ32によって静電気的に掻き取られる。そして、掻き取られたトナーは第2のバイアスローラ35上に移動し、第2のクリーニングブレード33によって掻き落とされる。
第1のクリーニングブレード23、第2のクリーニングブレード33によって掻き落とされたトナーは前記搬送スクリュー50によって図示しないトナー回収部へ搬送される。
ここで、第2のファーブラシ31は第1のファーブラシ21よりも直径が大きなものを使用し、第2のバイアスローラ32は第1のバイアスローラ22よりも直径が大きなものを使用している。その理由は、第2のクリーニング部30は第1のクリーニング部20の鉛直上方向に位置するが、前記のように直径が大きいために、第2のバイアスローラ32と、第2のバイアスローラ32表面上のトナーを掻き取る第2のクリーニングブレード33の掻き取り位置(図5のライン36)は、第1のファーブラシ21、第2のバイアスローラ22の鉛直上方向よりも外側(本実施形態では図5の左側へ外れた位置)に位置するようになる。
つまり、第2のバイアスローラ32と第2のクリーニングブレード33の接する領域は、第1のファーブラシ21及び、第1のバイアスローラ22及び、第1のクリーニングブレード23に対し、画像形成装置の設置時における鉛直方向上方に位置し、且つ、画像形成装置の設置時において、画像形成装置の鉛直上方から画像形成装置の底面に対する、第2のバイアスローラ32と第2のクリーニングブレード33の接する領域の投影面の外側に、第1のファーブラシ21及び、第1のバイアスローラ22及び、第1のクリーニングブレード23の投影面は存在する。
このため、第2のクリーニングブレード33によって掻き取られたトナーが第1のクリーニング部20へ直接落下して悪影響を及ぼすことがない。
ここで、クリーニング装置Cの第1、第2のファーブラシ21、31及びスクイシート40は、第1の実施形態のクリーニング装置Cの第1、第2のファーブラシ21、31及びスクイシート40と同様に、中間転写ベルト7へトナー像が形成されるときは中間転写ベルト7から離間する。
第2の実施形態における、第1のファーブラシ21及び、第2のファーブラシ31、スクイシート40の中間転写ベルト7に対する離間動作は、第1の実施形態にて図5を用いて説明した内容と同じであるため、説明を略する。
また、第2の実施形態においても、第1、第2のファーブラシ21、31及びスクイシート40の中間転写ベルト7に対する当接のタイミングは、第1の実施形態と同様に、先行する画像の2次転写が行われた後であって、次の画像先端が第1のファーブラシ21、第2のファーブラシ31、スクイシート40に到達するまでの間に、離間状態から、当接状態になる。また、第1のファーブラシ21、第2のファーブラシ31、スクイシート40は、感光体ドラム3のトナー像が担持されていない領域(非画像域)にて、離間状態から、当接状態になる。
なお、本実施形態にあっては2個のファーブラシ21,31及びスクイシート40の3個の部材が中間転写ベルト7から離間するが、離間時のトナー筋の発生等を考慮すると、各部材が中間転写ベルト7から離間する位置は極力同じ箇所であることが望ましい。
ここで、極力同じ箇所とは、中間転写ベルト7上、第1のファーブラシ21が中間転写ベルト7から離間した位置に対し、第1のファーブラシが中間転写ベルト7から離間した位置は、中間転写ベルト7の回転方向において、±3mm以内であることが好ましい。
つまり、中間転写ベルト7に対して第1のファーブラシ21が離間した位置が、中間転写ベルト7に対して第2のファーブラシ31が当接している位置に到達する±0.01秒以内に、第2のファーブラシ31が中間転写ベルト7に対して離間することが好ましい。
上述の様に、本実施形態にあっては中間転写ベルト7に当接するスクイシート40、第1のファーブラシ21、第2のファーブラシ31はそれぞれが独立して中間転写ベルト7から離間可能であるため、それぞれの部材が中間転写ベルト7における非画像域で離間するように設定するものである。
また、第1のクリーニング部20、第2のクリーニング部30とも、ファーブラシ21,31、バイアスローラ22,32、クリーニングブレード23,33の3つをクリーニング支持体24,34で支持し、これらを一体的に保持した状態で移動するようにしているため、退避動作によってクリーニング性能そのものが悪化することはない。
また、ひとつのクリーナケース60の中に第1のクリーニング部20、第2のクリーニング部30を各々独立して回動可能に構成し、1本のトナー搬送スクリュー50で装置外へ排出できる構成にしたため、クリーニング装置そのものを小さくかつ低コストで実現可能となる。
なお、中間転写ベルト7に当接、離間する部材はファーブラシやスクイシートに限定する必要はなく、中間転写ベルト7に残留したトナーを掻き取るクリーニングブレードのような部材であっても、同様に適用することができる。
第1及び第2の実施形態クリーニング手段を構成する各部材間距離を示す断面説明図である。 第1及び第2の実施形態の画像形成装置の模式断面説明図である。 第1の実施形態のクリーニング手段の構成説明図である。 第1及び第2の実施形態のクリーニング手段の接離動作の説明図である。 第1及び第2の実施形態のクリーニング手段の着脱のタイミングチャートである。 第2の実施形態のクリーニング装置を構成する各部材間距離を示す断面説明図である。
符号の説明
C …クリーニング手段
3 …感光体ドラム
5 …現像ロータリ
5a,5b,5c,5d …現像器
6 …クリーニング手段
7 …中間転写ベルト
13 …転写ローラ
15a,15b,15c,15d …ローラ
21,31 …ファーブラシ
22,32 …バイアスローラ
23,33 …クリーニングブレード
50 …搬送スクリュー
60 …ハウジング
40 …スクイシート

Claims (5)

  1. 所定の方向に回転し、トナー像を担持する像担持体と、
    前記像担持体に対して接離可能で、前記像担持体上のトナー像が担持されていない領域にて前記像担持体に対し離間し、前記像担持体に接する間に所定の極性のバイアスが印加されて前記像担持体上のトナーを除去する第1のトナー除去部材と、
    前記像担持体の前記所定の回転方向において前記第1のトナー除去部材の下流側に位置し、前記像担持体に対して接離可能で、前記像担持体上のトナー像が担持されていない領域にて前記像担持体に対して離間し、前記像担持体に接する間に前記所定の極性と反対の極性のバイアスが印加されて前記像担持体上のトナーを除去する第2のトナー除去部材と、
    を有する画像形成装置において、
    前記第1のトナー除去部材と前記第2のトナー除去部材は、前記像担持体上の略同じ位置で、前記像担持体から離間することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1及び第2のトナー除去部材は、前記像担持体に接しながら回転するブラシローラであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記第1のトナー除去部材に接し、前記第1のトナー除去部材に付着するトナーを除去する第1のローラと、
    前記第1のローラに接し、前記第1のローラに付着するトナーを除去する第1のブレードと、
    前記第2のトナー除去部材に接し、前記第2のトナー除去部材に付着するトナーを除去する第2のローラと、
    前記第2のローラに接し、前記第2のローラに付着するトナーを除去する第2のブレードと、
    を有し、
    前記第2のローラと前記第2のブレードの接する領域は、前記第1のトナー除去部材及び、前記第1のローラ及び、前記第1のブレードに対し、画像形成装置の設置時における鉛直方向上方に位置し、且つ、画像形成装置の設置時において、画像形成装置の鉛直上方から画像形成装置の底面に対する、前記第2のローラと前記第2のブレードの接する前記領域の投影面の外側に、前記第1のトナー除去部材及び、前記第1のローラ及び、前記第1のブレードの投影面は位置することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記第2のトナー除去部材の直径は、前記第1のトナー除去部材の直径よりも大きいことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記第2のローラの直径は、前記第1のローラの直径よりも大きいことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
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