JP6053471B2 - クリーニング装置、画像形成装置 - Google Patents

クリーニング装置、画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6053471B2
JP6053471B2 JP2012256237A JP2012256237A JP6053471B2 JP 6053471 B2 JP6053471 B2 JP 6053471B2 JP 2012256237 A JP2012256237 A JP 2012256237A JP 2012256237 A JP2012256237 A JP 2012256237A JP 6053471 B2 JP6053471 B2 JP 6053471B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compression coil
cleaning
coil springs
cleaning blade
bosses
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012256237A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013174862A (ja
JP2013174862A5 (ja
Inventor
小倉 基博
基博 小倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2012256237A priority Critical patent/JP6053471B2/ja
Publication of JP2013174862A publication Critical patent/JP2013174862A/ja
Publication of JP2013174862A5 publication Critical patent/JP2013174862A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6053471B2 publication Critical patent/JP6053471B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/0005Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium
    • G03G21/0011Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium using a blade; Details of cleaning blades, e.g. blade shape, layer forming
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/0005Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium
    • G03G21/0011Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium using a blade; Details of cleaning blades, e.g. blade shape, layer forming
    • G03G21/0029Details relating to the blade support

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Description

プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に用いられるクリーニング装置に関するものである。
近年の画像形成装置において、感光体ドラム(像担持体)の削れ量を従来の4分の1以下に抑え、高寿命化を図ったものが増えている。削れ量が4分の1以下になるということは、従来、3万枚〜7万枚だった寿命を、12万枚〜30万枚近くまで延ばせることになる。
この高寿命化に伴い、感光体ドラムをクリーニングするクリーニング装置においても、長寿命で、クリーニングブレードを安定的な押し付け圧で感光体ドラムに加圧する構成が要求されている。この構成として、クリーニングブレードの板金の端部に引っ張りコイルバネを引っ掛けて圧の均一化を図った構成が提案されている(特許文献1参照)。
特開平11−38846号公報
しかしながら、特許文献1は、クリーニングブレードの板金の端部に引っ張りコイルバネを引っ掛けて、クリーニングブレードを感光体ドラムに加圧する構成である。このため、クリーニングブレードの長手方向中央部の圧が弱くなり、感光体ドラムの中央部と端部の削れ量が異なる削れムラが発生してしまう。特に、近年の高画質化した画像形成装置においては、少しの削れムラが画像不良につながり、ハーフトーンの均一画像を出力した際、削れムラが画像の濃淡としてでてしまう。
そこで本発明は、簡易な構成で、クリーニングブレードから像担持体への圧を長期に渡って均一化しつつ、長手方向での圧分布調整が可能なクリーニング装置、及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係るクリーニング装置は、枠体と、前記枠体内に設けられ、像担持体をクリーニングするクリーニングブレードと、前記クリーニングブレードを前記像担持体へ付勢する複数の圧縮コイルバネと、前記複数の圧縮コイルバネの数よりも多く設けられ、前記複数の圧縮コイルバネを固定するための複数のボスと、を有し、前記複数のボスの中から前記複数の圧縮コイルバネを設置するボスが選択可能となっており、前記複数の圧縮コイルバネを設置するボスの位置を変更することで前記クリーニングブレードの当接圧が変更可能となっていることを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構成で、クリーニングブレードから像担持体への圧を長期に渡って均一化しつつ、長手方向での圧分布調整が可能なクリーニング装置、及びこれを備えた画像形成装置を提供することができる。
本実施形態に係る画像形成装置の構成図である。 本実施形態に係るクリーニング装置の構成図である。 本実施形態に係る圧縮コイルバネの説明図である。 本実施形態に係るクリーニングブレード、圧縮コイルバネを外した状態における枠体の正面図である。 本実施形態に係るボスに圧縮コイルバネを取り付けた状態を示す図である。 本実施形態に係る圧縮コイルバネの圧の均一化の測定方法を示す図である。 クリーニングブレードの圧の均一化を図る別の方法を示す図である。 フィシャースコープH100V(H.Fishere社製)の出力チャートを示す図である。 本実施形態に係る感光体ドラムの構成図である。 本発明を用いた実施例1〜3と、比較例1〜4の実験結果を示す図である。
図1は本実施形態に係る画像形成装置100の構成図である。図1に示すように、本実施形態の画像形成装置100において、感光体ドラム(像担持体)1が帯電ローラ2により所定の極性・電位に一様に帯電される。帯電された感光体ドラム1は、露光装置3により画像情報に応じたレーザー光を露光され、静電潜像が形成される。
感光体ドラム1に形成された静電潜像は、現像装置4によりトナーを用いてトナー像として現像される。現像装置4において、現像スリーブ5がホッパー部6に収容されたトナーを感光体ドラム1へ搬送している。
一方、不図示のトレイに収納されたシートPは、給送ローラ(不図示)、レジストローラ8により、感光体ドラム1と転写ローラ7とのニップ部である転写部Tに搬送され、トナー像を転写される。トナー像を転写されたシートPは、搬送ベルト10により、定着装置11に搬送され、ヒートローラ12と加圧ローラ13とのニップ部である定着部Nにて、加熱、加圧されてトナー像を定着され、装置本体外へ排出される。
一方、シートPへトナー像を転写した後、感光体ドラム1に残った転写残トナー、紙粉等の残留物は、クリーニング装置14のクリーニングブレード15により除去され、回収トナー収容部16に収容される。
(クリーニング装置14)
図2はクリーニング装置14の構成図である。図2に示すように、クリーニング装置14は、枠体21、クリーニングブレード15、搖動軸28、板金29、複数の圧縮コイルバネ27、廃トナー搬送スクリュー23、飛散防止シート24を有している。
クリーニングブレード15は、枠体内に設けられ、板金29に固定されている。板金29は搖動軸28を中心に回動可能となっている。圧縮コイルバネ27は、枠体21と板金29の間に設けられており、板金29を付勢することで、クリーニングブレード15を感光体ドラム1に加圧している。
クリーニングブレード15は、感光体ドラム1の表面にカウンター方向に当接しており、感光体ドラム1に残った転写残トナー等を掻き取り、枠体21内に回収する。回収された転写残トナーは、飛散防止シート24によりクリーニング装置14の外へ漏れないようになっている。
クリーニングブレード15の材質は、適度の弾性と硬度を有する材料であればいずれでもよい。一般的なものとして、例えばポリウレタン、スチレン−ブタジエン共重合体、クロロプレン、ブタジエンゴム、エチレン−プロピレン−ジエン系ゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム、フッ素ゴム、シリコーンゴム、アクリルゴム、二トリルゴム、クロロプレンゴム等のエラストマー等が挙げられる。
クリーニングブレード15の材質は、特に、摩擦により感光体ドラムを傷付けず、耐摩耗性の大きなポリウレタンが好ましい。更に、永久歪が小さいことを考えて、2液性熱硬化型ポリウレタン材料を用いることもある。硬化剤としては、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ハイドロキノンジエチロールエーテル、ビスフェノールA、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン等の一般的なウレタン硬化剤を用いることができる。
クリーニングブレード15は、高硬度(JIS−A)のものがよく、65〜80度、好ましくは70〜77度のものがよい。65度より低い硬度だと長寿命に問題があり、クリーニングブレード15を長期にわたって使用した場合、クリーニングブレード15の先端が丸まってきて、クリーニング能力が低下してしまう。また、80度より高い硬度だと、クリーニングブレード15を長期にわたって使用した場合、クリーニングブレード15のへたり(倒れ)が発生する。このため、クリーニングブレード15の長手方向におけるクリーニングブレード15から感光体ドラム1への圧が均一でなくなってしまう。
圧縮コイルバネ27の材質は、鉄、銅、SUSなどの一般的な金属がよい。圧縮コイルバネ27のバネ定数としては0.4〜2.7N/mmがよい。バネ定数が0.4N/mmより小さくなると、クリーニング性能に支障がでてしまう。バネ定数が2.7N/mmより大きくなると、圧が強くなりすぎて、クリーニングブレード15が屈曲し、エッジではなく腹あたりになり、クリーニング性能に支障がでてしまう。
圧縮コイルバネ27の径は、1〜10mmでよく、好ましくは2〜8mmでよい。1mmより小さいと圧縮コイルバネ27が細くなり、板金29に安定した力を与えられない。10mmより大きいと、圧の加重範囲が大きくなり、圧のムラが大きくなってしまう。すなわち、圧縮コイルバネ27の径を、1〜10mm、好ましくは2〜8mmとすることにより、クリーニングブレード15を安定した力で付勢でき、圧のムラを抑えることができる。
図3(a)は本実施形態に係る圧縮コイルバネの説明図である。図3(b)は比較例としての圧縮コイルバネの説明図である。図3(a)に示すように、本実施形態の圧縮コイルバネ27において、圧縮コイルバネ27の先端部27aが圧縮コイルバネ27の長手方向に対して斜めに形成されており、先端部27aが板金29を略垂直に付勢する。これにより、圧縮コイルバネ27から板金29への付勢が安定し、クリーニングブレード15から感光体ドラム1への圧が安定する。
図3(b)に示す比較例のように、先端部を斜めに形成していない圧縮コイルバネでは、クリーニングブレード15を組みつけるとき、圧縮コイルバネが曲がりやすくなり、圧の掛かり方が不安定になり、圧の均一化が困難となる。但し、図3(a)の構成に限定されるわけではなく、図3(b)の形態を採用してもよい。
図3(a)に示すように、本実施形態の圧縮コイルバネ27の低面27b(先端部27aの逆側の端部で、圧縮コイルバネ27の長手方向に直交する面)に対する先端部27aの角度θは、1〜30°になればよい。角度θが1°より小さい場合、角度θが30°より大きい場合には、圧をかけたとき、圧縮コイルバネ27が曲がりやすくなり、圧の均一化ができない。すなわち、角度θを1〜30°とするとにより、圧縮コイルバネ27が曲がることなく組み付けることができ、圧の均一化が容易となる。
図4はクリーニングブレード15を外した状態における枠体21の正面図である。図4に示すように、枠体21には、クリーニング装置14の位置を決める位置決め軸304、回収した転写残トナーを排出する排出口305が設けられている。
また、枠体21には、圧縮コイルバネ27を固定する複数のボス31、32、33が設けられている。ボス31は、クリーニングブレード15の長手方向一端に、間隔301を開けて長手方向に3つ配置されている。ボス33は、クリーニングブレード15の長手方向他端に、間隔303を開けて長手方向に3つ配置されている。ボス32は、クリーニングブレード15の長手方向中央に、間隔302を開けて長手方向と直交する方向に3つ配置されている。
図5はボス31〜33に圧縮コイルバネ27を取り付けた状態を示す図である。図5に示すように、圧縮コイルバネ27は、3つのボス31のうちの1つと、3つのボス32のうちの1つと、3つのボス33のうちの1つと、の合計3つに嵌められる。圧縮コイルバネ27を嵌めるボスの選択は、長手方向におけるクリーニングブレード15から感光体ドラム1への圧が均一となるように行われる。
具体的には、ボス31、33においては、長手方向中央に近いボスを選択することで、長手方向中央の圧を高めることができる。また、ボス32においては、搖動軸28に近いボス32を選択することで、長手方向中央の圧を高めることができる。
また、長手方向中央のボス32の間隔302は、長手方向端部のボス31、33の間隔301、303に比べて広くしている。基本的には長手方向中央の圧が変化が大きいため、端部に比べて中央の方が広い間隔で圧の精度を出せるようにしている。また、左右のバランスを微妙に変化させることができるように、端部の間隔301、303を狭くしている。
なお、本実施形態では、ボス31〜32の個数は、それぞれ3個としたが、本発明は3個に限定されるものではない。また、ボス31〜32の径は、1〜10mmでよく、好ましくは2〜8mmでよい。1mmより小さいと圧縮コイルバネ27が細くなり、板金29に安定した力を与えられない。また、10mmより大きくなると、圧の加重範囲が大きくなってしまい、圧のムラが大きくなってしまう。すなわち、ボス31〜32の径を、1〜10mm、好ましくは2〜8mmとすることにより、クリーニングブレード15を安定した力で付勢でき、圧のムラを抑えることができる。
図6は本実施形態に係る圧縮コイルバネの圧の均一化の測定方法を示す図である。図6に示すように、クリーニングブレード15を長手方向に5分割した5つの仮想ドラム56に圧センサ57をつける。そして、5つの圧センサ57が検知した圧を素子58にデジタル表示させる。これにより、クリーニングブレード15の長手方向における圧の分布を測定する。
クリーニングブレード15の感光体ドラム1への当接圧は、長手方向に5分割して測定した測定値の最大値と最小値の差が0.1N以内、好ましくは0.07N以内となるように設定するのがよい。0.1N以内、好ましくは0.07N以内とすることにより、簡易な構成で、圧を長期に渡って均一化し、安定的に維持することができ、削れムラの発生を抑え、長期に渡って良好な画像形成を行うことができる。
なお、クリーニングブレード15の圧の均一化を図る別の方法として、図7に示すように、枠体21のボス32が設けられている部分に厚さ(圧縮コイルバネ27の圧縮量)を調整できる多重構成となっている底部61を設けてもよい。底部61の厚さを厚くした場合には、圧縮コイルバネ27の圧が大きくなる。このように、底部61の厚さを調整することで、長手方向中央の圧縮コイルバネ27の圧を調整することができ、圧の均一化を図ることができる。
(感光体ドラム1)
HU(ユニバーサル硬さ値)、弾性変形率は、微小硬さ測定装置:フィシャースコープH100V(Fischer社製)を用いて測定した。フィシャースコープH100V(Fischer社製)は、圧子に連続的に荷重をかけ、荷重下での押し込み深さを直読し連続的硬さを求めることができる。圧子は対面角136°のビッカース四角錐ダイヤモンド圧子を使用した。荷重の条件は最終荷重6mNまで段階的に(各点0.1sの保持時間で273点)測定した。
図8はフィシャースコープH100V(H.Fishere社製)の出力チャートを示す図である。縦軸は荷重(mN)を示し、横軸は押し込み深さh(μm)を示す。段階的に荷重を増加させ6mNまで荷重をかけ、その後同様に段階的に荷重を減少させた結果である。
HU(ユニバーサル硬さ値:以下HUと呼ぶ)は、6mNで押し込んだ時の同荷重下での押し込み深さから下記式(数1)によって規定される。
Figure 0006053471

弾性変形率は圧子が膜に対して行った仕事量(エネルギー)、すなわち圧子の膜に対する荷重の増減によるエネルギーの変化より求めたものであり、弾性変形率=We/Wt×100(%)となる。全仕事量Wt(nW)は図8中のA−B−D−Aで囲まれる面積で表される。弾性変形の仕事量We(nW)は図8中のC−B−D−Cで囲まれる面積で表される。
有機電子写真感光体(感光体ドラム1)に求められる性能として機械的劣化に対する耐久性の向上が挙げられる。一般的に膜の硬度は外部応力に対する変形量が小さいほど高く、電子写真感光体も当然の如く鉛筆硬度やビッカース硬度が高いものが機械的劣化に対する耐久性が向上すると考えられている。しかしながら、これらの測定により得られる硬度が高いものが必ずしも耐久性の向上を望めたわけではなかった。
我々は鋭意検討の末、HUと弾性変形率の値が、ある範囲の場合に感光体表面層の機械的劣化が起り難くなることを見出した。すなわち、ビッカース四角錐ダイヤモンド圧子を用いて硬度試験を行い、最大荷重6mNで押し込んだ時のHUが150N/mm以上220N/mm以下であり、かつ、弾性変形率が40%以上65%以下である電子写真感光体を用いることによって飛躍的に向上した。また、更なる特性の向上にはHU値が160N/mm以上200N/mm以下であることがより好ましい。
HUと弾性変形率を切り離してとらえることはできないが、例えばHUが220N/mmを超えるものであるとき、弾性変形率が40%未満であるとクリーニングブレード15や帯電ローラ2に挟まれた紙粉やトナーが感光体ドラム1の弾性力が不足しているが故に、弾性変形率が65%より大きいと弾性変形率は高くても弾性変形量は小さくなってしまうが故に、結果として局部的に大きな圧力がかかり深い傷が発生してしまう。よって、HUが高いものが必ずしも感光体ドラム1として最適ではないと考えられる。
また、HUが150N/mm未満で弾性変形率が65%を超えるものの場合、たとえ弾性変形率が高くても塑性変形量も大きくなってしまいクリーニングブレード15や帯電ローラ2に挟まれた紙粉やトナーが擦られることで、感光体ドラム1が削れたり細かい傷が発生したりしてしまう。
本発明に用いられる感光体ドラム1は、少なくとも表面層が重合または架橋して硬化された化合物を含有した電子写真感光体からなる。なお、この硬化手段としては、熱、可視光や紫外線などの光、更に放射線を用いることができる。
したがって、本実施形態において、感光体ドラム1の表面層を形成する方法としては、表面層用として用いられる、重合または架橋により硬化可能な化合物を、融解または含有している塗布溶液を用い、浸漬コーティング法、スプレーコーティング法、カーテンコーティング法、スピンコーティングなどにより塗布した後、この塗布された化合物を硬化手段により硬化する方法が採用される。
これらのうち、感光体ドラム1を効率よく大量生産する方法としては、浸漬コーティング法がもっとも好ましく、この本実施形態においても浸漬塗布法を採用することが可能である。
図9は本実施形態に係る感光体ドラム1の構成図である。図9(a)は外径がたとえば30mmの導電性基体(支持体)91上に、電荷発生物質と電荷輸送物質の双方を同一の感光層93に含有する層構成の単層型の感光体ドラム1を示す。図9(b)は支持体91上に、電荷発生物質を含有する電荷発生層94と電荷輸送物質を含有合する電荷輸送層95を、順次または逆順に積層した構成の積層型を示す。感光層93上に表面保護層96を形成することも可能である。
また、本実施形態においては、少なくとも感光体ドラム1の表面層が、熱や可視光、紫外線などの光、さらに放射線により重合または架橋し硬化させることができる化合物を含有していればよい。そして、好ましくは、感光体ドラム1としての特性、特に残留電位などの電気的特性および耐久性の観点から、電荷発生層94および電荷輸送層95を順次積層した機能分離型の感光体構成、または、この機能分離型の感光体構成で積層された感光層93上に、さらに表面保護層96を形成した構成とするのが好ましい(図9(b))。
本実施形態においては、表面層における、重合または架橋における化合物の硬化方法としては、感光体特性の劣化が少なく、残留電位の上昇が発生せず、十分な硬度を示すことができることから、放射線が用いられる。
この重合または架橋を発生させる際に使用する放射線としては、電子線またはガンマ線が望ましい。これらのうちの電子線を使用する場合、加速器として、スキャニング型、エレクトロンカーテン型、ブロードビーム型、パルス型およびラミナー型などのあらゆる形式を使用することが可能である。
また、電子線を照射する場合においては、本実施形態による感光体ドラム1における電気特性および耐久性能を発現するために、照射条件としては、加速電圧を250kV以下とするのが好ましく、150kV以下がより好ましい。また、照射線量を、10kJ/kg以上1000kJ/kg以下の範囲内にするのが好ましく、15kJ/kg以上500kJ/kg以下の範囲内とするのがより好ましい。
加速電圧が上述の範囲の上限より大きいと、感光体特性に対する電子線照射による損傷、いわゆるダメージが増加する傾向にある。また、照射線量が上述の範囲の下限より少ないと、硬化が不十分となりやすい。また、線量が多い場合には感光体特性の劣化が生じやすいため、この観点から、線量は、上述の範囲内から選択するのが望ましい。
また、重合または架橋が生じて硬化可能な表面層用の化合物としては、反応性の高さ、反応速度の速さ、および硬化後に達成される硬度の高さの観点から、分子内に不飽和重合性官能基を含むものが好ましい。
さらに、不飽和重合性官能基を分子内に有する分子の中でも、特に、アクリル基、メタクリル基およびスチレン基を有する化合物が好ましい。
また、本実施形態による不飽和重合性官能基を有する化合物とは、その構成単位の繰り返しの状態により、モノマーとオリゴマーとに大別される。モノマーとは、不飽和重合性官能基を有する構造単位の繰り返しがなく、比較的分子量の小さいものを示す。他方、オリゴマーとは、不飽和重合性官能基を有する構造単位の繰り返し数が2〜20程度の重合体である。また、ポリマーまたはオリゴマーの末端のみに不飽和重合性官能基が結合した、いわゆるマクロノマーを、この第1の実施形態による表層用の硬化性化合物として使用することも可能である。
また、本実施形態による不飽和重合性官能基を有する化合物は、表面層として必要とされる電荷輸送機能を満足させるために、化合物が電荷輸送化合物を採用することが、より好ましい。この電化輸送化合物の中でも、正孔輸送機能を持った不飽和重合性化合物であることがさらに好ましい。
すなわち、感光体ドラム1の支持体91としては、導電性を有するものであれば良く、具体的には、たとえばアルミニウム、銅、クロム、ニッケル、亜鉛およびステンレスなどの金属や、これらの合金を、ドラムまたはシート状に形成したもの、アルミニウムおよび銅などの金属箔をプラスチックフィルムにラミネートしたもの、アルミニウム、酸化インジウムおよび酸化錫などをプラスチックフィルムに蒸着したもの、導電性物質を単独または結着樹脂とともに塗布することにより導電層を設けた金属、または、プラスチックフィルムや紙などを挙げることができる。
また、本実施形態においては、導電性支持体91の表面上には、バリアー機能と接着機能とを有する下引き層92を設けることができる。
下引き層92は、感光層の接着性改良、塗工性改良、支持体の保護、支持体上の欠陥の被覆、支持体からの電荷注入性改良、または感光層の電気的破壊に対する保護などのために形成される層である。
下引き層92の材料としては、ポリビニルアルコール、ポリ−N−ビニルイミダゾール、ポリエチレンオキシド、エチルセルロース、エチレン−アクリル酸共重合体、カゼイン、ポリアミド、N−メトキシメチル化6ナイロン、共重合ナイロン、ニカワおよびゼラチンなどを使用することができる。これらの材料は、それぞれに適合した溶剤に溶解されて支持体表面に塗布される。そして、この下引き層の膜厚は、好適には、0.1〜2μmである。
感光体ドラム1が機能分離型の感光体である場合は、電荷発生層94および電荷輸送層95を積層する。電荷発生層94に用いる電荷発生物質としては、セレン−テルル(Se−Te)、ピリピウム、チアピリリウム系染料、または、各種の中心金属および結晶系、具体的には、たとえばα、β、γ、ε、およびX型などの結晶型を有するフタロシアニン系化合物、アントアントロン顔料、ジベンズピレンキノン顔料、ピラントロン顔料、トリスアゾ顔料、ジスアゾ顔料、モノアゾ顔料、インジゴ顔料、クナクリドン顔料、非対称キノシアニン顔料、キノシアニンおよびアモルファスシリコンなどを挙げることができる。
また、機能分離型の感光体の場合、電荷発生層94は、電荷発生物質を0.3〜4倍量の結着樹脂および溶剤とともに、ホモジナイザー、超音波分散、ボールミル、振動ボールミル、サンドミル、アトライターおよびロールミルなどの手段によって良好に分散し、分散液を塗布し、乾燥させて形成されるか、または電荷発生物質の蒸着膜など、単独組成の膜として形成される。ここで、この電荷発生層94の膜圧は、典型的には、5μm以下であり、好適には、0.1〜2μmである。
また、結着樹脂を用いる場合の例は、スチレン、酢酸ビニル、塩化ビニル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、フッ化ビニリデン、トリフルオロエチレン、などのビニル化合物の重合体および共重合体、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、ポリカーボネイト、ポリエステル、ポリスルホン、ポリフェニレンオキサイド、ポリウレタン、セルロース樹脂、フェノール樹脂、メラニン樹脂、ケイ素樹脂、エポキシ樹脂などを挙げることができる。
本実施形態による不飽和重合性官能基を有する正孔輸送性化合物は、上述した電荷発生層54上に電荷輸送層95として用いることができる。または、電荷発生層94上に、電荷輸送層55と結着樹脂とからなる電荷輸送層55を形成した後に、表面保護層96として用いることもできる。
そして、正孔輸送性化合物を表面保護層96として用いた場合、その下層にあたる電荷輸送層95は適当な電荷輸送物質、たとえばポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリスチルアントラセンなどの複素環や縮合多環芳香族を有する高分子化合物や、ピラゾリン、イミダゾール、オキサドール、トリアゾール、またはカルバゾールなどの複素環化合物、トリフェニルアミンなどのトリアリールアミン誘導体、フェニレジンアミン誘導体、N−フェニルカルバゾール誘導体、スチルベン誘導体、ヒドラゾン誘導体などの低分子化合物などを、上述の電荷発生層用樹脂から選択可能で適当な結着樹脂とともに溶剤に分散または溶解した溶液を、上述の公知の方法によって塗布し、乾燥させて形成することができる。
この場合の電荷輸送物質と結着樹脂との比率は、両者の全重量を100とした場合に、電荷輸送物質の重量が30〜100の範囲内にあることが望ましく、更には50〜100の範囲で適宜選択するのが好ましい。
電荷輸送層95における電化輸送物質の重量が、これらの範囲より小さいと、電荷輸送能が低下し、感度低下や残留電位の上昇などの問題点が発生する。この場合にも感光層93の厚みは、5〜30μmの範囲である。また、このときの感光層93の膜厚とは、電荷発生層94、電荷輸送層95および表面保護層96におけるそれぞれの膜厚を合計したものである。
いずれの場合も、表面層の形成方法は、正孔輸送性化合物を含有する溶液を塗布後、重合または硬化反応させるのが一般的である。なお、あらかじめ正孔輸送性化合物を含む溶液を反応させることにより硬化物を得た後、再度溶剤中に分散または溶解させたものなどを用いて、表面層を形成することも可能である。
また、上述の溶液を塗布する方法としては、浸漬コーティング法、スプレーコーティング法、カーテンコーティング法、およびスピンコーティングなどが知られている。そして、効率性/生産性の観点から、溶液を塗布する方法としては、浸漬コーティング法が望ましい。なお、蒸着やプラズマ処理などの、その他公知の製膜方法を適宜選択することが可能である。
また、本実施形態による表面保護層96中においては、導電性粒子を混入させることも可能である。この導電性粒子としては、金属、金属酸化物およびカーボンブラックなどを挙げることができる。
これらの導電性粒子としての金属は、具体的には、アルミニウム、亜鉛、銅、クロム、ニッケル、ステンレスおよび銀を挙げることができ、さらに、導電性粒子としては、これらの金属をプラスチックの粒子の表面に蒸着したものなどを挙げることができる。
また、導電性粒子としての金属酸化物は、具体的には、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化スズ、酸化アンチモン、酸化インジウム、酸化ビスマス、スズをドープした酸化インジウム、アンチモンをドープした酸化スズおよびアンチモンをドープした酸化ジルコニウムなどを挙げることができる。
また、これらの金属酸化物は、それぞれ単独で用いたり、2種類以上を組み合わせて用いたりすることが可能である。なお、2種以上を組み合わせる場合には、単に混合することも可能であり、固溶体や融着を施すことも可能である。
また、本実施形態において用いられる導電性粒子の平均粒径は、表面保護層96の透明性の観点から、0.3μm以下にすることが好ましく、より好適には、0.1μm以下にすることが望ましい。さらに、上述した導電性粒子の材料において、透明性などの観点から金属酸化物を用いることが特に好ましい。
表面保護層96中における導電性金属酸化物粒子の割合は、直接的に表面保護層96の抵抗を決定する要因の1つである。したがって、表面保護層96の比抵抗は、10〜1013Ωm(1010〜1015Ωcm)の範囲にすることが望ましい。
また、本実施形態においては、表面層中にはフッ素原子含有樹脂粒子を含有することも可能である。このフッ素原子含有樹脂粒子としては、4フッ化チレン樹脂、3フッ化塩化エチレン樹脂、6フッ化エチレンプロピレン樹脂、フッ化ビニル樹脂、フッ化ビニリデン樹脂、2フッ化2塩化エチレン樹脂および、これらの共重合体の中から少なくとも1種類以上を適宜選択するのが好ましい。
そして、上述のフッ素原子含有樹脂粒子としては、特に、4フッ化エチレン樹脂およびフッ化ビニリデン樹脂が好ましい。なお、樹脂粒子の分子量や粒径は、適宜選択することが可能であり、必ずしも上述の分子量や粒径に限定されるものではない。
表面層中におけるフッ素原子含有樹脂の割合は、表面層の全質量に対して、典型的には、5〜40重量%であり、好適には、10〜30重量%である。これは、フッ素原子含有樹脂粒子の割合が、40重量%より多いと表面層の機械的強度が低下し易くなり、5重量%より少ないと表面層の表面の離型性、表面層の耐磨耗性や耐傷性が不十分になる可能性があるためである。
本実施形態においては、分散性、結着性および対候性をより向上させるために、表面層中に、ラジカル補足剤や酸化防止剤などの添加物を加えることも可能である。また、この第1の実施形態において表面保護層の膜厚は、好適には、0.2〜10μmの範囲であり、より好適には、0.5〜6μmの範囲である。
また、本発明の重要なポイントとなる表面形状であるが、表面が基本的に研磨されていることが特徴である。研磨の状態であるが、表面の粗さ(Rz:十点平均粗さ[JISB0601−1982])が0.2〜2μmであることが重要である。0.2μm以下だと無機粉体が研磨目にうまく入らずに研磨剤の効果をなさない。また、2μmより大きいと傷の大きさが画像に表れ、画像不良となる。
また、研磨手段としては、研磨テープ(ラッピングペーパー)、研磨ローラ、磁性粉体、バフ研磨等の研磨方法やこれらの組合せによる研磨等、特に制限されるものではなく、目的の表面形状に制御するために適宜選択して使用することが好ましい。
特に本発明における感光体ドラム1の研磨方法は不図示の研磨装置を使用して、回転する感光体ドラム1に対して、研磨テープを周巻した弾性ローラを加圧回転させ、研磨テープの定量送り出しを行いながら、調整を行った。ここで使用した研磨テープは、SiCを砥粒としたラッピングテープLT−C2000を用いたが、砥粒は、AL2O3やFe2O3などを用いても良い。
本発明に係わる感光体ドラム1の削れ量の求め方及び測定方法としては、電子写真装置(例えばiR2545[キヤノン株式会社製])に上記の感光体(30Φ)を入れ、通常環境(20℃/50%)でトナー載り量0.025±0.015g/A4サイズの画像を1枚間欠で通紙試験を行い、表層の膜厚を渦電流式膜厚計(Fisher社製)で測定し、初期の膜厚と比べていくら削れたかを計算する。その数字を通紙枚数で割り、単位をμm/1万枚とすると削れ量がでてくる。この感光体の削れ量については、0.01μm以上0.5μm以下/1万枚がよい。更に好ましくは0.05μm以上0.3μm以下/1万枚がよい。これは、0.01μm未満/1万枚になると、それこそほとんど削れないために帯電生成物条件の影響が多きすぎてトナーの潤滑効果だけでトルクアップは防げなくなる。また、0.5μm/1万枚より大きく削れると100枚で5μmよりも多く削れ、高寿命をかたる上では物足りないものとなる。
(実験)
図10は本発明を用いた実施例1〜3と、比較例1〜4の実験結果を示す図である。
(実施例1)
本発明を用いた実施例1のクリーニング装置14は、下記に示す配合にもとづいて、クリーニングブレード用のシートを作成している。ポリエステルポリオール(商品名:ニッポラン、日本ポリウレタン社製):100重量部、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI):41重量部、1,4−ブタンジオール:6重量部。
ポリエステルポリオールを脱水処理後、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)を混入し、115℃で20分間加熱反応させて、プレポリマーを得た。このプレポリマーに1,4−ブタンジオールを添加し混合物を得た。この混合物を用いて、遠心成形機を使用してシート状物を作製した。
このシートは、厚み2mm、硬度が70°(JISA)で、永久歪は0.5%であった。このシートを短冊状に所定の大きさにカットし、リン酸塩処理されたリン酸塩処理された鉄板(新日本製鉄(株)製、商品名:ボンデ鋼板)の上部4mmの位置に接着剤(セメダイン(株)製EP−001)、100μm)を80℃に加熱融着し、クリーニングブレード15を得た。
このクリーニングブレード15を用い、圧縮コイルバネ27(バネ定数1N/mm、4mm径、先端角度15°)は、ボス31〜33の各3つの位置のうちすべて真ん中のボスにセットした。
圧を測定したところ、長手方向に5分割して測定した測定値の最大値と最小値の差が0.4Nになった。このため、長手方向中央のボス32の真ん中のボス32に設置した圧縮コイルバネ27を搖動軸28に近い上部のボス32に移動し、再度計測した。その結果、5分割の最大値と最小値の差が0.05Nになった。この構成のクリーニングブレード15を用いて感光体ドラム1としては、以下のようにして作成した。そのとき組むのが非常に容易だった。
次に、感光体ドラム1として、30φのアルミニウムシリンダー(スラスト長360mm)を硬度試験用と実機テスト用との2つ用意する。導電層用の塗料を以下の手順で調整した。10%の酸化アンチモンを含有する酸化スズで被覆した導電性酸化チタン粉体:50重量部、フェノール樹脂:25重量部、メチルセロソルブ:20重量部、メタノール:5重量部、シリコーンオイル(ポリジメチルシロキサンポリオキシアルキレン共重合体、平均分子量3000):0.002重量部をφ1mmガラスビーズを用いたサンドミル装置で2時間分散して調整した。この塗料をアルミニウムシリンダー上に浸漬塗布方法で塗布し、140℃で30分乾燥して、膜厚20μmの導電層を形成した。
次に、N−メトキシメチル化ナイロン:5重量部をメタノール:95重量部中に溶解し、中間層用塗料を調整した。この塗料を前記の導電層上に浸漬コーティング法によって塗布し、100℃で20分間乾燥して、0.6μmの中間層を形成した。
次に、CuKαのX線回折におけるブラック角2θ±0.2度が9.0度、14.2度、23.9度及び27.1度に強いピ−クを有するオキシチタニウムフタロシアニン:3重量部、ポリビニルブチラ−ル(商品名エスレックBM2、積水化学(株)製):3重量部、シクロヘキサノン:35重量部をφ1mmガラスビ−ズを用いたサンドミル装置で2時間分散して、その後に酢酸エチル:60重量部を加えて電荷発生層用塗料を調製した。この塗料を前記の中間層の上に浸漬塗布方法で塗布して50℃で10分間乾燥し、膜厚0.2μmの電荷発生層を形成した。
電荷発生層を形成した後、下記構造式(化1)のスチリル化合物:10重量部、下記構造式(化2)の繰り返し単位を有するポリカーボネイト樹脂:10重量部を、モノクロロベンゼン:50重量部、ジクロロメタン:30重量部の混合溶媒中に溶解し、電荷輸送層用塗布液を調整した。この塗布液を前記の電荷発生層上に浸漬コーティングし、120℃で一時間乾燥することによって膜厚が20μmの電荷輸送層を形成した。
Figure 0006053471
Figure 0006053471

次いで、下記構造式(化3)の正孔輸送性化合物:60重量部をモノクロロベンゼン:50重量部、ジクロロメタン:50重量部の混合溶媒中に溶解し保護層用塗料を調整した。この保護層用塗料には、フッ素原子含有樹脂粒子として4フッ化エチレン樹脂を保護層の全重量に対して30重量%を含有させた。
Figure 0006053471
この塗布液を前記の電荷輸送層上にコーティングしたあと、画像形成領域(現像可能領域)が295mmなのでドラムシリンダの両端部(両端から32.5mmの部分)に電子線があたらないようにマスキングをし、酸素濃度10ppmの雰囲気下で加速電圧150KV、照射線量50KGyの条件で電子線を照射した。その後、マスキングをとって、引き続いて、同雰囲気下で感光体の温度が100℃になる条件で10分加熱処理をおこない、膜厚5μmの保護層を形成し、感光体ドラム1を得た。
硬度試験用の感光体ドラム1を25℃湿度50%の環境下に24時間放置した後、前述した微小硬さ測定装置:フィシャースコープH100V(Fischer社製)を用いて、HU及び弾性変形率を求めると、HU(ユニバーサル硬さ値)が190N/mm2、We(弾性変形率)が46%であった。
試験用の感光体ドラム1をiR2545(キヤノン株式会社製)に入れ、通常環境下(20℃/50%)でトナー載り量0.025g/A4サイズの画像を1枚間欠で通紙画像試験(10万枚)を行い、表層の膜厚を渦電流式膜厚計(Fisher社製)で測定した。その際、画像可能領域の削れ量は0.1μm/1万枚となった。
この通紙耐久の結果、10万枚以上通紙しても削れムラによる画像不良もなく、安定的なクリーニング性能も満足しながら高耐久可能な結果となった。
(実施例2)
本発明を用いた実施例2では、上記実施例1において、図7に示すように底部61による底上げを2mm行い、すべてボス31〜33において真ん中のボスに圧縮コイルバネ27をセッティングした。そして、実施例1と同様の通紙、画像試験を行った。
実施例2における5分割の最大値と最小値の差は0.02Nとなった。その際の画像可能領域の削れ量は0.1μm/1万枚となった。
この通紙耐久の結果、10万枚以上通紙しても画像上問題なく、しかもクリーニング性能も満足しながらクリーニングブレード15の捲れも発生せず、高耐久可能な結果となった。
(実施例3)
本発明を用いた実施例3では、上記実施例1での圧縮コイルバネ27のバネ定数を、長手方向端部の圧縮コイルバネ27はバネ定数1N/mm、4mm径とし、長手方向中央の圧縮コイルバネ27は、バネ定数1.2N/mm、4mm径にした。そして、実施例1と同様の通紙、画像試験を行った。
実施例3における5分割の最大値と最小値の差は0.05Nとなった。その際の画像可能領域の削れ量は0.1μm/1万枚となり、クリーニング端部の削れ量は2.5μm/1万枚となった。
この通紙耐久の結果、10万枚以上通紙しても画像上問題なく、しかもクリーニング性能も満足しながらクリーニングブレードの捲れも発生せず、高耐久可能な結果となった。
(実施例4)
実施例1と異なる点について説明する。本実施例では、それぞれ異なる製品機種A(第1の画像形成装置)と機種B(第2の画像形成装置)に対して装着可能なカートリッジ(クリーニング装置)とし、機種に応じて、クリーニングブレードを加圧するボスの位置を選択できるように複数のボス(A機種用ボス、B機種用ボス)を用意している。こうすることで、異なる機種のカートリッジ構成を共通化でき、生産コストをさげるメリットがある。ボスの位置を変更することでクリーニングブレードの当接圧が変更可能となっている。
例えば、B機種用のボスを選択すると、圧縮コイルバネの位置を内側にもってくることで中央部のブレード圧が上がりクリーニング性が向上する。そのため、クリーニングしにくいトナー(例えば、円形度の高いトナー)を採用した機種でも良好なクリーニングを保証できる。一方、A機種用を選択すると、例えば、クリーニング圧を小さくすることができる。このため、比較的クリーニングしやすいトナーを採用する機種の場合は、寿命を優先してこのような構成を選択することもできる。
(実施例5)
実施例4では、異なる機種に装着可能なカートリッジとし、かつ、機種に応じてバネを装着するボスの位置を選択できる例について説明した。本実施例では、同一機種において、色毎に用いるカートリッジ(着脱可能なクリーニング装置)を共通化しつつも、枠体内部に設けられたクリーニングブレードを加圧するボスの位置を色毎に選択できる構成となっている。すなわち、画像形成装置の第1の色の画像形成を行う第1の画像形成部と、画像形成装置の第1の画像形成部とは異なる第2の色の画像形成を行う第2の画像形成部と、の各々に装着可能となっている。
例えば、本体におけるドラムカートリッジが色カートリッジとBkカートリッジでドラム材料が異なる場合といった場合において、ドラムに応じて上記カートリッジの圧縮コイルバネの位置を変更する。こうすることで同一なカートリッジとして使用可能としながら、良好なクリーニングを保証できる。図11のようなカートリッジで色カートリッジは使用枚数もBkより少ないので、内側にコイルバネを設置してもよい。また、Bkカートリッジは使用枚数が基本的に多くなり、ドラムも実施例1と同様の超寿命のドラムを使用してもよい。
その際の色カートリッジの画像可能領域の削れ量は2μm/1万枚であった。また、Bkカートリッジの削れ量は0.1μm/1万枚となった。これを実施例1と同様の通紙耐久の結果、4万枚以上の色カートリッジ寿命に対して、更に10万枚以上のBKカートリッジの寿命に対してもクリーニング不良もなく、同一のカートリッジを複数の本体に可能に使用できることが分かった。
(比較例1)
比較例1では、上記実施例1の圧縮コイルバネ27、ボス31〜33に変えて、板金29の端部に引っ張りコイルバネ設けて、圧を均一にした。そして、実施例1と同様の通紙、画像試験を行った。
比較例1における5分割の最大値と最小値の差は0.4Nとなり、5万枚ぐらいから端部にスジが発生し、10万枚時点では画像不良となった。
(比較例2)
比較例2では、上記実施例1のボス31〜33がないものとした。そして、実施例1と同様の通紙、画像試験を行った。
比較例1における5分割の最大値と最小値の差は0.2Nだったが、耐久すると、2万枚ぐらいから圧縮コイルバネ27が外れ、クリーニング不良が発生し、とても使い物にならなかった、
(比較例3)
比較例3では、上記実施例1におけるボス31〜33の位置について、長手方向中央のボス32と、長手方向端部のボス31、33において、ボスの間隔301〜303をそれぞれ等間隔にした。そして、実施例1と同様の通紙、画像試験を行った。
比較例3における5分割の最大値と最小値の差は0.25Nまで小さくできたが、15万枚ぐらいで画像不良がうっすら見えてくるようになった。
(比較例4)
比較例4では、上記実施例1における圧縮コイルバネ27の先端部を斜めに形成していない平らなものとした。そして、実施例1と同様の通紙、画像試験を行った。
比較例3における5分割の最大値と最小値の差は1.25Nまで大きくなり、すぐにクリーニング不良が発生し、とても使いものにならなかった。また、組立性は最悪であった。
P …シート
1 …感光体ドラム
14 …クリーニング装置
15 …クリーニングブレード
16 …回収トナー収容部
21 …枠体
23 …廃トナー搬送スクリュー
24 …飛散防止シート
27 …圧縮コイルバネ
27a …先端部
28 …搖動軸
29 …板金
301〜303 …間隔
304 …位置決め軸
31〜33 …ボス
56 …仮想ドラム
57 …圧センサ
58 …素子
61 …底部
91 …導電性基体
93 …感光層
94 …電荷発生層
95 …電荷輸送層
96 …表面保護層
100 …画像形成装置

Claims (8)

  1. 枠体と、
    前記枠体内に設けられ、像担持体をクリーニングするクリーニングブレードと、
    前記クリーニングブレードを前記像担持体へ付勢する複数の圧縮コイルバネと、
    前記複数の圧縮コイルバネの数よりも多く設けられ、前記複数の圧縮コイルバネを固定するための複数のボスと、を有し、
    前記複数のボスの中から前記複数の圧縮コイルバネを設置するボスが選択可能となっており、前記複数の圧縮コイルバネを設置するボスの位置を変更することで前記クリーニングブレードの当接圧が変更可能となっていることを特徴とするクリーニング装置。
  2. 第1の画像形成装置と、前記第1の画像形成装置とは異なる機種の第2の画像形成装置の各々に着脱可能なクリーニング装置であって、
    枠体と、
    前記枠体内部に設けられ、像担持体をクリーニングするクリーニングブレードと、
    前記クリーニングブレードを前記像担持体へ付勢する複数の圧縮コイルバネと、
    前記複数の圧縮コイルバネの数よりも多く設けられ、前記複数の圧縮コイルバネを固定するための複数のボスと、を有し、
    装着される機種に応じて、前記複数のボスの中から前記複数の圧縮コイルバネを設置するボスが選択可能となっており、前記複数の圧縮コイルバネを設置するボスの位置を変更することで前記クリーニングブレードの当接圧が変更可能となっていることを特徴とするクリーニング装置。
  3. 画像形成装置の第1の画像形成部と、前記画像形成装置の前記第1の画像形成部とは異なる第2の画像形成部と、の各々に装着可能なクリーニング装置であって、
    枠体と、
    前記枠体内部に設けられ、像担持体をクリーニングするクリーニングブレードと、
    前記クリーニングブレードを前記像担持体へ付勢する複数の圧縮コイルバネと、
    前記複数の圧縮コイルバネの数よりも多く設けられ、前記複数の圧縮コイルバネを固定するための複数のボスと、を有し、
    装着される画像形成部に応じて、前記複数のボスの中から前記複数の圧縮コイルバネを設置するボスが選択可能となっており、前記複数の圧縮コイルバネを設置するボスの位置を変更することで前記クリーニングブレードの当接圧が変更可能となっていることを特徴とするクリーニング装置。
  4. 前記複数のボスは、前記クリーニングブレードの長手方向中央と、長手方向端部に設けられており、
    前記長手方向中央のボスが設けられている部分の厚さを調整し、前記クリーニングブレードの当接圧を調整することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のクリーニング装置。
  5. 前記複数のボスは、前記クリーニングブレードの長手方向中央と、長手方向端部に設けられており、
    前記長手方向中央の複数のボスの間隔は、前記長手方向端部の複数のボスの間隔より広くなっていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のクリーニング装置。
  6. 前記圧縮コイルバネの先端部が前記圧縮コイルバネの長手方向に対して斜めに形成されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のクリーニング装置。
  7. 静電潜像を担持する像担持体と、
    前記像担持体をクリーニングする請求項1乃至のいずれか1項に記載のクリーニング装置と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記像担持体は、25℃湿度50%の環境下で、ビッカース四角錐ダイヤモンド圧子を最大荷重6mNで押し込んだ時のHU(ユニバーサル硬さ値)が150N/mm以上220N/mm以下であり、かつ弾性変形率が40%以上65%以下であることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
JP2012256237A 2012-01-27 2012-11-22 クリーニング装置、画像形成装置 Expired - Fee Related JP6053471B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012256237A JP6053471B2 (ja) 2012-01-27 2012-11-22 クリーニング装置、画像形成装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012014901 2012-01-27
JP2012014901 2012-01-27
JP2012256237A JP6053471B2 (ja) 2012-01-27 2012-11-22 クリーニング装置、画像形成装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013174862A JP2013174862A (ja) 2013-09-05
JP2013174862A5 JP2013174862A5 (ja) 2016-01-14
JP6053471B2 true JP6053471B2 (ja) 2016-12-27

Family

ID=48870342

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012256237A Expired - Fee Related JP6053471B2 (ja) 2012-01-27 2012-11-22 クリーニング装置、画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9031490B2 (ja)
JP (1) JP6053471B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014163995A (ja) * 2013-02-21 2014-09-08 Ricoh Co Ltd 画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP6432061B2 (ja) * 2014-11-10 2018-12-05 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP6659114B2 (ja) 2015-10-26 2020-03-04 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6833360B2 (ja) * 2016-06-24 2021-02-24 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP7195760B2 (ja) * 2018-04-24 2022-12-26 キヤノン株式会社 クリーニング装置
JP7494068B2 (ja) 2020-09-15 2024-06-03 キヤノン株式会社 クリーニング装置

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4595280A (en) * 1982-12-02 1986-06-17 Ricoh Company, Ltd. Blade cleaning device
JPS59101687A (ja) * 1982-12-02 1984-06-12 Ricoh Co Ltd クリ−ニング装置
JPH0229772A (ja) * 1988-07-20 1990-01-31 Ricoh Co Ltd 電子写真装置のクリーニング装置
US5812918A (en) * 1995-11-10 1998-09-22 Mita Industrial Co., Ltd. Electrostatic latent image developing device with developing agent-limiting means
US5659865A (en) * 1996-04-19 1997-08-19 Eastman Kodak Company Pressure roller cleaning blade
JPH1138846A (ja) 1997-07-16 1999-02-12 Minolta Co Ltd 画像形成装置
JP3537076B2 (ja) * 1997-12-11 2004-06-14 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP4712946B2 (ja) * 2000-08-23 2011-06-29 東芝テック株式会社 クリーニング装置およびこのクリーニング装置を備えた画像形成装置
JP2002182418A (ja) * 2000-12-11 2002-06-26 Konica Corp 画像形成方法、画像形成装置
US6721533B2 (en) * 2000-12-25 2004-04-13 Konica Corporation Toner cleaning device, image forming method using the device, and image forming apparatus using the device
US20020137607A1 (en) * 2001-03-20 2002-09-26 Ken Endelman Device for attaching an elastic member to exercise apparatus
JP2003029586A (ja) * 2001-07-16 2003-01-31 Canon Inc 画像形成装置及びブレードユニット
US7272344B2 (en) * 2004-05-14 2007-09-18 Canon Kabushiki Kaisha Image forming method capable of maintaining sustained stable cleaning performance without causing an image smearing phenomenon even with a high strength and high abrasion image bearing member
US7289759B2 (en) 2004-08-27 2007-10-30 Canon Kabushiki Kaisha Cleaning apparatus
US7711308B2 (en) * 2006-09-11 2010-05-04 Ricoh Company, Ltd. Cleaning device, process cartridge, and image forming apparatus
CN101169608B (zh) * 2006-10-26 2011-01-05 京瓷美达株式会社 防漏构件及清洁装置
JP5073331B2 (ja) * 2007-03-19 2012-11-14 株式会社リコー クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP5252280B2 (ja) 2008-09-16 2013-07-31 株式会社リコー 画像形成装置
US8131199B2 (en) * 2008-09-16 2012-03-06 Ricoh Company, Ltd. Cleaning device for image forming apparatus, and process cartridge having cleaning device
JP5354330B2 (ja) * 2008-09-16 2013-11-27 株式会社リコー クリーニング装置、並びに、これを備える画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP5582757B2 (ja) * 2009-10-22 2014-09-03 キヤノン株式会社 画像形成装置
US8725055B2 (en) * 2011-09-09 2014-05-13 Xerox Corporation Pivoting cleaning blade to minimize blade stress and photoreceptor torque with increasing friction coefficient
JP5889001B2 (ja) * 2012-01-25 2016-03-22 キヤノン株式会社 クリーニング装置及び画像形成装置
JP5936370B2 (ja) * 2012-01-25 2016-06-22 キヤノン株式会社 クリーニング装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置
JP6120598B2 (ja) * 2012-02-28 2017-04-26 キヤノン株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US9031490B2 (en) 2015-05-12
JP2013174862A (ja) 2013-09-05
US20130195529A1 (en) 2013-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5087904B2 (ja) 帯電ローラ、電子写真プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP6403586B2 (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置
JP6053471B2 (ja) クリーニング装置、画像形成装置
US8275301B2 (en) Cleaning device, method of manufacturing the cleaning device, and process unit and image forming apparatus using same
JP6562804B2 (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置
JP6704739B2 (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置
JP2006267652A (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP5786563B2 (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法
JP2009031499A (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP5776264B2 (ja) 電子写真感光体、画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP3571923B2 (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置
JP2013104974A (ja) 電子写真感光体、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ
JP5556272B2 (ja) プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP7146459B2 (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置
JP2013195970A (ja) 電子写真感光体、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ
JP2006251554A (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP4250487B2 (ja) 電子写真装置、プロセスカートリッジ及びファクシミリ装置
JP4018529B2 (ja) 電子写真感光体
JP4045944B2 (ja) 電子写真感光体、電子写真感光体の製造方法、プロセスカートリッジ及び電子写真装置
JP2013200418A (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP2005309073A (ja) 画像形成装置
JP2000250245A (ja) 電子写真装置及びそれに用いられるプロセスカートリッジ
US20230105110A1 (en) Electrophotographic photosensitive member, process cartridge, and electrophotographic apparatus, and method of producing electrophotographic photosensitive member
JP2005121884A (ja) 画像形成装置
JP2018087874A (ja) 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151118

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160816

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161013

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161101

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161129

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6053471

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees