JP4710063B2 - 記録媒体処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、預金通帳又は貯金通帳等のような記録媒体に設けられた磁気ストライプの磁気データを処理する記録媒体処理装置(カードリーダ等)に関し、特に、記録媒体に設けられた磁気ストライプと磁気ヘッドとの相対的な摺動位置を変更することができる記録媒体処理装置に関するものである。
例えば預金通帳又は貯金通帳に設けられた帯状の磁気ストライプに対する磁気データの読み込み/書き込みを行う記録媒体処理装置(通帳リーダ)では、磁気ヘッドのライトトラック幅よりも、磁気ストライプの幅が狭いシステムが知られている。このようなシステムの場合、磁気ヘッドと磁気ストライプとの相対的な摺動位置を一定に設定して使用し続けていると、磁気ストライプに摺動する磁気ヘッド面は、接触部分のみが摩耗するという現象が生じる。
図6は、従来のシステムでの磁気ヘッドの摩耗状態を示す図である。図6中、(A)は記録媒体8に設けられた磁気ストライプ6の断面図であり、(B)は磁気ヘッド220を磁気ストライプ6に接触する側から見た正面図であり、(C)は磁気ヘッド220の側面図である。図6(A)に示すように、預金通帳や貯金通帳等の通帳である記録媒体8には、通常、厚さ(T)20μm程度の帯状の磁気ストライプ6が設けられている。図6(B)に示すように、磁気ヘッド220の形状はなだらかな凸形状をしており、磁気ヘッド220の中央部には、磁気ストライプ6に情報を書き込むと共に磁気ストライプ6から情報を読み取るヘッドギャップ221が存在している。このヘッドギャップ221の形成部分が最も突出した部分である。
こうした磁気ヘッド220は、ヘッドギャップ221の全面で書き込みを行うと共に、ヘッドギャップ221の読取部分220aで情報の読み出しを行う「ワイドライト・ナローリード・ヘッド」である。従来のシステムでは、磁気ヘッド220と磁気ストライプ6とが常に同じ位置で摺動接触しているので、磁気ヘッド220は接触部分のみが選択的に摩耗し、段付きの偏摩耗219が発生していた。なお、本願において、「選択的に摩耗」とは、磁気ヘッドと磁気ストライプの所定の位置関係により同じ部位のみが摩耗することをいう。
上述した磁気ヘッドの偏摩耗により磁気ヘッドの摩耗面と磁気ストライプとの間にスペーシング(隙間)が発生し、その結果、磁気ストライプに対する磁気データの読み込み/書き込み時にデータエラーが発生し易くなるという不具合を生じていた。
特に近年では、磁性体の技術発展に伴い、従来は300〜650エルステッド程度であった磁気ストライプの抗磁力が、2750エルステッド程度に向上している。こうした抗磁力の上昇は、外部磁場等による磁気ストライプデータの破壊を防ぐことができるが、磁気データの書き込み時の印加磁場を強くする必要がある。しかしながら、こうした磁気ストライプと磁気ヘッドとが、磁気ヘッドの段付き摩耗や偏摩耗によりスペーシングを生じると、磁気データの書き込みや読み込みが正常に行えないという不具合が発生することがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、磁気ヘッドの段付き摩耗や偏摩耗を防ぎ、磁気ヘッドと磁気ストライプとの間にスペーシングを生じさせない記録媒体処理装置を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明の記録媒体処理装置は、記録媒体に設けられた帯状の磁気ストライプに対する磁気データの読み取り/書き込みを行う磁気ヘッドと、前記磁気ストライプの長手方向に前記磁気ストライプと前記磁気ヘッドとを相対的に摺動させる磁気ヘッド摺動機構と、前記磁気ストライプの幅方向に前記磁気ヘッド又は前記記録媒体を変位させる摺動位置設定機構と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、磁気ストライプの幅方向に磁気ヘッド又は記録媒体を変位させる摺動位置設定機構を備えるので、磁気ヘッドと磁気ストライプとが同じ位置で接触することがない。その結果、磁気ヘッドが選択的に摩耗することがなく、より均一な磁気ヘッド摩耗を実現することができる。こうした本発明によれば、磁気ヘッドと磁気ストライプとの間にスペーシングが生じないので、磁気ストライプに対する磁気データの読み込み/書き込み時のデータエラーが発生せず、磁気データの読み込み/書き込みを安定して行うことができる。特に抗磁力の高い磁気ストライプに対しても有効である。
上記本発明の記録媒体処理装置において、前記摺動位置設定機構は、前記磁気ヘッドによる磁気データの読み取り/書き込みを所定回数行う毎に、前記磁気ストライプの幅方向に前記磁気ヘッド又は前記記録媒体を変位させることを特徴とする。
この発明によれば、磁気ヘッド又は記録媒体の変位を、磁気データの読み取り/書き込みを所定回数行う毎に行うので、磁気ヘッドが選択的に摩耗することがなく、より均一な磁気ヘッド摩耗を実現することができる。
また、上記本発明の記録媒体処理装置において、前記摺動位置設定機構は、前記磁気ヘッドによる磁気データの読み取り/書き込みを行う毎に、ランダム又は擬似ランダムに前記磁気ストライプの幅方向に前記磁気ヘッド又は前記記録媒体を変位させることを特徴とする。
この発明によれば、磁気ヘッド又は記録媒体の変位を、磁気データの読み取り/書き込みを行う毎に、ランダム又は擬似ランダムに行うので、磁気ストライブに対する磁気ヘッドの摺動位置が平均的に分散し、磁気ヘッドが選択的に摩耗することがなく、より均一な磁気ヘッド摩耗を実現することができる。
上記本発明の記録媒体処理装置において、(1)記録媒体取入口から記録媒体処理装置奥側に向かう方向又はその反対方向に前記記録媒体を搬送すると共に、当該搬送方向が前記磁気ストライプの長手方向と直交する記録媒体搬送機構を備え、当該記録媒体搬送機構が前記摺動位置設定機構を兼ねるように構成してもよいし、(2)記録媒体取入口から記録媒体処理装置奥側に向かう方向又はその反対方向に前記記録媒体を搬送すると共に、当該搬送方向が前記磁気ストライプの長手方向と同じ記録媒体搬送機構を備え、当該記録媒体搬送機構が前記磁気ヘッド摺動機構を兼ねるように構成してもよい。
この発明のうち、(1)の発明は搬送方向が磁気ストライプの長手方向と直交する場合であり、(2)の発明は搬送方向が磁気ストライプの長手方向と同じ方向である。前者(1)の発明によれば、記録媒体搬送機構が摺動位置設定機構を兼ねるので、記録媒体搬送機構の他に新たに摺動位置設定機構を設けることなく、磁気ヘッドの段付摩耗や偏摩耗を減少させることができる。また、後者(2)の発明によれば、記録媒体搬送機構が磁気ヘッド摺動機構を兼ねるので、記録媒体搬送機構により磁気ストライプと磁気ヘッドとを相対的に摺動させて磁気データの読み取り/書き込み動作を行うことができる。
上記本発明の記録媒体処理装置において、前記磁気ヘッドによる磁気データの読み取り/書き込み回数情報、前記記録媒体の挿入回数情報、及び、前記記録媒体の挿入の日時情報のうち少なくともいずれか1つの情報に応じて、前記磁気ヘッド又は前記記録媒体の変位を指示する摺動位置変更指示手段を備えることを特徴とする。
この発明によれば、磁気ヘッド又は記録媒体の変位を上記各情報に応じて指示する摺動位置変更指示手段を備えるので、バラツキのない均一且つ安定した摩耗を磁気ヘッドに与えることができる。その結果、磁気ヘッドと磁気ストライプとの間にスペーシングが生じないので、磁気ストライプに対する磁気データの読み込み/書き込み時のデータエラーが発生せず、磁気データの読み込み/書き込みを安定して行うことができる。
本発明の記録媒体処理装置によれば、磁気ヘッドの段付き摩耗や偏摩耗を防ぎ、磁気ヘッドと磁気ストライプとの間にスペーシングを生じさせない記録媒体処理装置とすることができる。その結果、磁気ヘッドの寿命を格段に伸ばすことができると共に、磁気データの読み取りや書き込みをより確実に行うことができる。また、本発明の記録媒体処理装置によれば、記録媒体搬送機構を摺動位置設定機構又は磁気ヘッド摺動機構と兼用することにより、記録媒体処理装置を小型化できると共に、安価な記録媒体処理装置を提供することができる。
以下、本発明の記録媒体処理装置について図面に基づいて説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
本発明の記録媒体処理装置は、記録媒体に設けられた帯状の磁気ストライプに対する磁気データの読み取り/書き込みを行う磁気ヘッドと、その磁気ストライプの長手方向に磁気ストライプと磁気ヘッドとを相対的に摺動させる磁気ヘッド摺動機構と、磁気ストライプの幅方向に磁気ヘッド又は記録媒体を変位させる摺動位置設定機構とを備えることに特徴を有するものである。こうした本発明の記録媒体処理装置は、記録媒体取入口から記録媒体処理装置奥側に向かう方向又はその反対方向に記録媒体を搬送する記録媒体搬送機構を備えているが、この記録媒体搬送機構による記録媒体の搬送方向により以下の2つの実施形態に大別される。第1実施形態に係る記録媒体処理装置は、その搬送方向が、帯状の磁気ストライプの長手方向と直交する場合であり、第2実施形態に係る記録媒体処理装置は、その搬送方向が、帯状の磁気ストライプの長手方向と同じ場合である。なお、本願において、「読み取り/書き込み」は、読み取り及び/又は書き込みを意味している。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る記録媒体処理装置の一例を示す構成図である。この記録媒体処理装置10は、利用者が預金通帳又は貯金通帳等の記録媒体8を記録媒体取入口14に挿入すると、その記録媒体8が記録媒体処理装置10の搬送路12に沿って磁気データの読み取り/書き込み位置に搬送され、その読み取り/書き込み位置で、記録媒体8に設けられた磁気ストライプ6に記録されている識別情報が読み取られ、金銭の支払い、預け入れ、振り込み、記帳等の処理が行われ、各処理が終了すると記録媒体8が記録媒体取入口14から排出されて利用者に返却される機能を有するユニットである。この第1実施形態は、記録媒体8の搬送方向が、帯状の磁気ストライプの長手方向と直交する場合の形態である。
記録媒体処理装置10には、預金通帳又は貯金通帳等のように帯状の磁気ストライプ6を有する記録媒体8が挿入される記録媒体取入口14と、挿入した記録媒体8を搬送路12に沿って搬送する搬送ローラ16と、記録媒体8の存在位置を確認するフォトセンサ18と、磁気ストライプ6に記録されている識別情報等の磁気データを読み取り/書き込みを行う磁気ヘッド20と、金銭の収支や残高等の各種情報を図1に現れる面の反対面側から記録媒体8に印刷する印字手段22とが設けられている。図1中、制御手段98は、印字ドライバ86に対して印字する文字情報を出力し、印字ドライバ86は、制御手段98から入力した文字情報に基づいた印字用の駆動信号を印字手段22に出力して預金通帳等の記録媒体8に印字する。なお、この実施形態において、搬送ローラ16は、摺動位置設定機構及び記録媒体搬送機構として機能する。
記録媒体処理装置10の記録媒体取入口14付近には、記録媒体8が挿入されたことを検出する挿入センサ30が配置され、その挿入センサ30により利用者が記録媒体8を記録媒体取入口14に挿入したことが検出され、その検出信号が計数手段80を介して制御手段98に伝達される。挿入センサ30が記録媒体8の挿入を検出して、その検出信号が制御手段98に伝達されると、制御手段98は搬送ローラ16を回転させる搬送信号を送りドライバ84に出力し、記録媒体8を記録媒体処理装置10の奥側に搬入する処理を行う。また、各処理が終了して記録媒体8を排出した場合には、挿入センサ30は利用者により記録媒体8が抜き取られたことを確認する。
この実施形態では、計数手段80が記録媒体8の挿入回数を計数し、制御手段98(設定位置変更手段)がその挿入回数に応じて記録媒体8の位置を変更する。例えば図1に示すように、「位置1」、「位置2」、「位置3」のように変更する。これにより、磁気ヘッド20に対する磁気ストライプ6の設定位置の変更が行われる。こうした設定位置の変更により、変更した各位置で磁気ヘッド20を摺動させることができるので、磁気ヘッド20の接触面に段差摩耗や偏摩耗が生じないように、より均一に摩耗させることができる。したがって、読み取り時や書き込み時のスペーシングをなくすことができ、情報の読み取りエラーや書き込みエラーを減少させることができる。また、磁気ヘッド20を均一に摩耗させることができるので、磁気ヘッド20の寿命を延ばすことができる。
図1においては、挿入センサ30に接触式のマイクロスイッチを使用した例を示しているが、非接触式のフォトセンサを用いることもできる。また、挿入センサ30の設置位置も、図1に示す位置に限定するものではない。
搬送ローラ16は、摺動位置設定機構及び記録媒体搬送機構として機能し、記録媒体8と接触して記録媒体8を搬送路12に沿って搬入・排出のための搬送を行うと共に、磁気ヘッド20に対して磁気ストライプ6を位置決めし、印字手段22に対して記録媒体8の所定の記入欄を位置決めする。
記録媒体処理装置10には、制御手段98から入力した回転速度信号又は位置信号に基づいた駆動信号を送りモータ34に出力する送りドライバ84と、送りドライバ84から入力した駆動信号に基づいて搬送ローラを回転・位置決めする送りモータ34とが備えられており、制御手段98の指令に基づいて記録媒体8の送りと位置決めとが制御される。
磁気ヘッド20は、キャリッジ40に取り付けられており、磁気ヘッド摺動機構により磁気ストライプ6の長手方向(磁気データ記録方向と同じ。)に摺動可能となっている。磁気ヘッド摺動機構は、キャリッジ40を磁気ストライプ6の長手方向に案内するガイドバー42と、キャリッジ40をガイドバー42に沿って駆動する送りねじ44と、ヘッドドライバ82から入力した駆動信号に基づいて送りねじ44を回転させる磁気ヘッド駆動モータ46とから構成されている。
ヘッドドライバ82は、制御手段98から入力した回転速度信号又は位置信号に応じて磁気ヘッド駆動モータ46の駆動信号を出力する。これにより、制御手段98が出力する回転速度信号又は位置信号に基づいて、磁気ヘッド20の摺動速度、摺動方向、停止位置等を制御する。
磁気ヘッド20の入出力端子は、ヘッドアンプ88の入出力端子と接続されている。磁気ストライプ6への記録信号は、磁気ヘッド20を磁気ストライプ6の長手方向に摺動する際にヘッドアンプ88の入出力端子から出力される。そして、その記録信号は、磁気ヘッド20の入出力端子を経由して磁気ヘッド20に伝達される。これにより、識別情報等の各種情報を磁気ストライプ6に記録する。
一方、磁気ストライプ6に記録されている識別情報等の情報は、磁気ヘッド20を磁気ストライプ6の長手方向に摺動させる際に磁気ヘッド20により読み込まれる。そして、その記録情報は、磁気ヘッド20の入出力端子を経由してヘッドアンプ88に伝達される。ヘッドアンプ88はその情報を増幅し、イコライジング、フィルタリング等の処理を行った後に制御手段98又は外部に出力する。
図2(A)は、記録媒体8及び磁気ストライプ6の断面を示す図である。預金通帳又は貯金通帳等の記録媒体8には、厚さ(T)20μm程度の磁気ストライプ6が設けられている。磁気ストライプ6の幅は記録媒体8の種類に応じて異なるので特に限定されないが、例えば6mm程度の幅を例示できる。
図2(B)は、磁気ヘッド20が磁気ストライプ6に接触する側から見た正面図である。磁気ヘッド20は、その先端がなだらかな凸形状をしており、磁気ヘッド20の中央部には、磁気ストライプ6に対して情報を書き込むと共に、磁気ストライプ6に記録された情報を読み取るヘッドギャップ21が存在する。このヘッドギャップ21の部分が最も突出した部分である。図2の例では、磁気ヘッド20のライトトラック幅を8mm程度とした場合を示している。
図2(C)は、記録媒体8を「位置1」及び「位置3」に位置決めして、磁気ストライプ6に記録されている情報を読み取る場合の磁気ヘッド20の摩耗状態を示す側面図である。磁気ヘッド20として、ヘッドギャップ21の全幅で書き込みを行うと共に、読取部分20aのみで情報の読み出しを行う「ワイドライト・ナローリード・ヘッド」を用いて説明するが、本発明はこのタイプの磁気ヘッドに限定するものではない。
この実施形態では、記録媒体8の挿入回数に応じて、磁気ヘッド20に対する磁気ストライプ6の設定位置を「位置1」、「位置3」の各位置に変更している。なお、「位置1」及び[位置3」の差は2.5mm程度とした状態を示している。
図2に示すように、磁気ヘッド20に対する磁気ストライプ6の設定位置を変更することにより、磁気ヘッド20の凸部分の全幅に磁気ストライプ6が接触するようになるので、磁気ヘッド20の凸部分の摩耗は、より均一になる。したがって、磁気ヘッド20の凸部分には極端な段付摩耗か発生しないので、摩耗量Mが磁気ヘッド20の使用可能限界となる摩耗限界に達するまで使用することができる。本発明によれば、従来(図6参照)のような、磁気ヘッドの凸部分に生ずる段付摩耗や偏摩耗を抑制することができるので、磁気ストライプ6とヘッドギャップ21との間に極端なスペーシング(隙間)が発生せず、安定して磁気データの書き込み/読み取りを行うことができる。
図3は、記録媒体の挿入回数に応じて磁気ヘッドに対する磁気ストライプの設定位置を変更する処理を含む通帳処理のフローチャートの一例である。このフローチャートは、記録媒体8が預金通帳又は貯金通帳である場合の、制御手段98又は上位の制御手段等が実行する通帳処理を示している。
ステップS102「START」(以降、S102のように省略して記載する。)は、記録媒体8の取扱い時間帯での待機状態である。S104「通帳挿入」では、通帳が挿入された際に挿入センサ30が記録媒体8(通帳)を検出し、S106「挿入回数を計数」において、計数手段80により挿入回数がカウントされる。
S108「設定位置判断」では、記録媒体8の挿入回数を示す計数値に応じて記録媒体8の停止位置を変更することによって、磁気ヘッド20に対する磁気ストライプ6の相対的な設定位置を変更する処理を行う。
例えば、記録媒体8の挿入回数を示す計数値の下2桁が00〜49の場合には、S110「位置1」に分岐し、記録媒体8の停止位置としてシフトした「位置1」を選択する。また、例えば、計数値の下2桁が50〜99の場合には、S114「位置3」に分岐し、記録媒体8の停止位置としてシフトした「位置3」を選択する。
上述のS106とS108では、記録媒体8が挿入された回数を計数し、この計数値に基づいて記録媒体8の停止位置を選択する実施形態を説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、記録媒体8の挿入毎に停止位置を選択するようにしてもよいし、記録媒体8が挿入された日時、月等の挿入の日時情報に応じて停止位置を選択するようにしてもよい。こうして、同一の設定位置で使用し続けないようにすることにより、本発明の目的を達成することができる。
また、上述の実施例において、挿入回数や挿入の日時情報を乱数テーブル等のデータと比較することにより、ランダム又は擬似ランダムなタイミングで位置を設定してもよい。更に、S108「設定位置判断」自体を乱数テーブル等のデータに基づいて実行してもよい。例えば、通帳挿入毎に、ランダム変数をチェックし、変数が偶数の場合は「位置1」とし、奇数の場合は「位置3」に分岐した位置を選択する。このようにしても、同一の設定位置で磁気ヘッドを使用し続けることはないので、本発明の目的を達成することができる。
S110〜S114では、所定の停止位置情報を送りドライバ84に出力する処理を行う。送りドライバ84は、停止位置に応じた駆動信号を送りモータ34に出力する。例えば、送りモータ34としてステッピングモータを使用している場合には、送りドライバ84は搬送距離に応じたパルスを、送りモータ34に出力する。
記録媒体8の位置決めが完了すると、S115「通帳処理」が開始する。S115の通帳処理は、S116「磁気データ読み込み」、S118「磁気データ処理」、S120「印字処理」、S122「通帳排出処理」からなる。
S116「磁気データ読み込み」では、制御手段98はヘッドドライバ82に対して磁気ヘッド20の駆動信号を出力する。すると、磁気ヘッド20が磁気ストライプ6の長手方向に摺動して、磁気ヘッド20は磁気ストライプ6に記録されている情報をヘッドアンプ88に出力する。ヘッドアンプ88は、入力した情報を増幅し、イコライジング、フィルタリング等の処理を行った後に制御手段98又は外部に出力する。
次のS118「磁気データ処理」では、ヘッドアンプ88から取得した識別情報等と利用者が入力した暗証番号等とを上位のサーバ(図示せず)に送信して認証を行った後に、金銭の支払い、預け入れ、振り込み等の処理を行う。
次のS120「印字処理」では、取扱い事項に関する印字を行うために、制御手段98が記録媒体8を所定の位置に搬送する位置情報を、送りドライバ84に出力する。記録媒体8の位置決めが完了すると、記帳する文字情報を印字ドライバ86に出力して必要事項を印字する処理を行う。
次のS122「通帳排出処理」では、記録媒体8を排出する方向に搬送ローラ16を回転させる指令を、送りドライバ84に出力する。すると、処理済の記録媒体8は記録媒体処理装置10から排出される。排出された記録媒体8を利用者が取り除くと、挿入センサ30は記録媒体8が取り除かれたことを検出して、計数手段80に伝達し、制御手段98が計数手段80から記録媒体8が取り除かれた旨の情報を取得すると、通帳排出処理を終了してS124「終了」に進む。なお、このS124は、新たな通帳の挿入を待つステップであり、上記S102「START」と同じステップである。
図4は、磁気ヘッドの摺動回数に応じて磁気ヘッドに対する磁気ストライプの設定位置を変更する処理を含む通帳処理のフローチャートの一例である。このフローチャートも上記同様、記録媒体8が預金通帳又は貯金通帳である場合の、制御手段98又は上位の制御手段等が実行する通帳処理を示している。なお、図4のフローチャートにおいて、同一符号のステップは図3に示すものと基本的に同じ動作を示すので、以下の説明においては、図3で説明したものとは異なる動作をする箇所についてのみ説明して、重複する記載を省略する。
図4に示すフローチャートにおいては、S115「通帳処理」は、S102「START」及びS104「通帳挿入」に引き続いて行われ、上記同様、S116「磁気データ読み込み」、S118「磁気データ処理」、S120「印字処理」、S122「通帳排出処理」が行われる。
S122「通帳排出処理」で通帳排出処理が終了すると、S105「摺動回数を計数」に進み、ヘッドドライバ82から取得した駆動信号又はヘッドドライバ82に出力する駆動信号を制御手段98が計数して摺動回数がカウントされる。なお、S105は、S118「磁気データ処理」に引き続きS120〜S122と平行して実行してもよい。
S107「設定回数判断」では、予め設定しておいた摺動回数に到達したか否かを制御手段98が判断し、設定回数に満たない場合にはS104[通帳挿入]に戻って次の通帳処理(S115)が行われる。一方、設定回数に到達した場合にはS108[設定位置判断]に進み、記録媒体8の停止位置を上記設定回数判断毎に、例えば「位置1」→「位置2」→「位置3」→「位置1」→…、の順に変更することによって、磁気ヘッド20に対する磁気ストライプ6の相対的な設定位置を変更する処理を行う。設定回数は、例えば10回などのように任意の回数とすることができる。位置変更処理後には、S124「終了」に進み、新たな通帳の挿入を待機する(S102「START」と同じ)。
また、上述のS107「設定回数判断」において、磁気ヘッド20の設定位置の選択は、摺動回数を乱数テーブル等のデータと比較することにより、ランダム又は擬似ランダムなタイミングで設定してもよい。更に、S108「設定位置判断」自体を乱数テーブル等のデータに基づいて実行し、磁気ヘッド20の設定位置を選択してもよいことは勿論である。
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2実施形態に係る記録媒体処理装置の一例を示す構成図である。この第2実施形態は、記録媒体108の搬送方向が、帯状の磁気ストライプ106の長手方向と同じ場合の形態である。全体の構成は、上述した第1実施形態に係る記録媒体処理装置と同じであるので、以下においては特徴的な相違点のみを説明し、同じ構成については同じ符号を付してその説明を省略する。
この第2実施形態の記録媒体処理装置110では、キャリッジ140を複数の位置に変更して、搬送ローラ16を回転させて磁気ストライプ106に記録されている情報を読み取るようにしている。こうすることにより、磁気ヘッド20の接触面がより均一に摩耗する。したがって、読み取り時や書き込み時のスペーシング(隙間)を減少させることができ、情報の読み取りエラーや書き込みエラーを減少させることができる。また、磁気ヘッド20をより均一に摩耗させることができるので、段付摩耗が減少し、磁気ヘッド20の寿命を延ばすことができる。
搬送ローラ16(磁気ヘッド摺動機構)は、記録媒体108と接触して記録媒体108を搬送路112に沿って搬入・排出のための搬送を行うと共に、磁気ヘッド20と磁気ストライプ106とを相対的に摺動させて磁気データの書き込み/読み出しを行う。また、搬送ローラ16は、印字処理を行うために、印字手段122に対して記録媒体108の所定の記入欄を位置決めする。
磁気ヘッド20は、キャリッジ140に取り付けられており、磁気ヘッドの摺動位置設定機構により磁気ストライプ106に対する位置を例えば「位置1」、「位置2」、「位置3」の各位置に変更することができる。
磁気ヘッドの摺動位置設定機構は、キャリッジ140を磁気ストライプ106の長手方向に対して直角方向に案内するガイドバー142と、キャリッジ140をガイドバー142に沿ってシフトさせるシフトアクチュエータ146とから構成されている。
ヘッドドライバ82は、制御手段98から取得したシフト位置信号に基づいて、シフトアクチュエータ146を駆動する信号を出力する。したがって、制御手段98の指令に基づいて磁気ヘッド20の設定位置を制御することができる。なお、例えばシフトアクチュエータ146として、3ポジションのラッチングソレノイド等を用いることができる。
磁気ヘッド20の入出力端子は、ヘッドアンプ88の入出力端子と接続されている。磁気ストライプ6への記録信号は、記録媒体108を搬送して磁気ヘッド20と磁気ストライプ6とを摺動させる際にヘッドアンプ88の入出力端子から出力される。そして、その記録信号は、磁気ヘッド20の入出力端子を経由して磁気ヘッド20に伝達される。これにより、識別情報等の各種情報を磁気ストライプ6に記録することができる。
一方、磁気ストライプ6に記録されている識別情報等の情報は、制御手段98により記録媒体108が搬送路12に沿って搬送される際に磁気ヘッド20により読み込まれる。そして、その記録情報は、磁気ヘッド20の入出力端子を経由してヘッドアンプ88に伝達される。ヘッドアンプ88はその情報を増幅し、イコライジング、フィルタリング等の処理を行った後に制御手段98又は外部に出力することができる。
図5に示した記録媒体処理装置110において、磁気ストライプ106に対する磁気ヘッド20の設定位置を変更する処理を、前述の図3のフローチャートを用いて説明する。なお、S102〜S106の処理については、第1実施形態にて説明した処理と同一であるので説明を省略する。
S108「設定位置判断」では、計数値の値に応じて磁気ヘッド20をシフトすることによって、磁気ストライプ106に対する磁気ヘッド20の設定位置を変更する処理を行う。
例えば、記録媒体108の挿入回数を示す計数値の下2桁が00〜49の場合にはS110「位置1」に分岐し、磁気ヘッド20の設定位置として「位置1」を選択する。また、例えば、計数値の下2桁が50〜99の場合には、S114「位置3」に分岐し、磁気ヘッド20の設定位置として「位置3」を選択する。また、例えば、磁気データを磁気ストライプ6に書き込む場合には、S112「位置2」に分岐し、磁気ヘッド20の設定位置として中央の「位置2」を選択する。
この第2の実施形態においても、磁気ヘッド20の設定位置の選択は、記録媒体108が挿入された回数に基づくものに限定するものではなく、記録媒体108が挿入された日時、月等の挿入の日時情報に応じて停止位置を選択するようにして、同一の設定位置で使用し続けないようにしても本発明の目的を達成することができる。また、乱数テーブル等のデータを用いて、ランダム又は擬似ランダムに磁気ヘッド20の設定位置を選択してもよい。
S110〜S114では、所定の設定位置情報をヘッドドライバ82に出力する。ヘッドドライバ82は、制御手段98の指令に基づいて磁気ヘッド20の位置を制御する駆動信号をシフトアクチュエータ146に出力して、磁気ヘッド20を所定の位置に位置決めする。
S116「磁気データ読み込み」では、制御手段98は送りドライバ84に対して記録媒体108を搬入する搬送信号を出力する。すると、送りモータ34が回転して搬送ローラ16を回転させ、記録媒体108が搬入される。すると、磁気ストライプ106は磁気ヘッド20に接触した状態で相対的に摺動するので、磁気ヘッド20は磁気ストライプ106に記録されている情報を読み出してヘッドアンプ88に出力する。ヘッドアンプ88は、入力した情報を増幅し、イコライジング、フィルタリング等の処理を行った後に制御手段98又は外部に出力する。
以降のS118〜S124の処理については、第1実施形態にて説明した処理と同一であるので説明を省略する。
この第2実施形態は、図4に示すような、磁気ヘッドの摺動回数に応じて磁気ヘッドに対する磁気ストライプの設定位置を変更する処理も同様に適用できる。なお、以下においては、第1実施形態にて説明した処理と異なる処理についてのみ説明する。
図4のS116「磁気データ読み込み」では、制御手段98は送りドライバ84に対して記録媒体108を搬入する搬送信号を出力する。すると、送りモータ34が回転して搬送ローラ16を回転させ、記録媒体108が搬入される。すると、磁気ストライプ106は磁気ヘッド20に接触した状態で相対的に摺動するので、磁気ヘッド20は磁気ストライプ106に記録されている情報を読み出してヘッドアンプ88に出力する。ヘッドアンプ88は、入力した情報を増幅し、イコライジング、フィルタリング等の処理を行った後に制御手段98又は外部に出力する。
S108「設定位置判断」では、計数値の値に応じて磁気ヘッド20をシフトすることによって、磁気ストライプ106に対する磁気ヘッド20の設定位置を変更する処理を行う。磁気ヘッド20の停止位置を上記設定回数判断毎に、例えば「位置1」→「位置2」→「位置3」→「位置1」→…、の順に変更することによって、磁気ヘッド20に対する磁気ストライプ6の相対的な設定位置を変更する処理を行う。
S110〜S114では、所定の設定位置情報をヘッドドライバ82に出力する。ヘッドドライバ82は、制御手段98の指令に基づいて磁気ヘッド20の位置を制御する駆動信号をシフトアクチュエータ146に出力して、磁気ヘッド20を所定の位置に位置決めする。
位置変更処理後には、S124「終了」に進み、新たな通帳の挿入を待機する(S102「START」と同じ)。
以上説明したように、本発明によれば、磁気ストライプ106に対する磁気ヘッド20の設定位置を変更して磁気データの読取を行うので、磁気ヘッド20の接触面の摩耗をより均一にすることができる。
本発明に係る記録媒体処理装置の第1実施形態を示す構成図である。 記録媒体を「位置1」及び「位置3」に位置決めして、磁気ストライプに記録されている情報を読み取る場合の磁気ヘッドの摩耗状態を示す図である。 記録媒体の挿入回数に応じて磁気ヘッドに対する磁気ストライプの設定位置を変更する処理を含む通帳処理のフローチャートの一例である。 磁気ヘッドの摺動回数に応じて磁気ヘッドに対する磁気ストライプの設定位置を変更する処理を含む通帳処理のフローチャートの一例である。 本発明に係る記録媒体処理装置の第2実施形態を示す構成図である。 従来の磁気ヘッドの摩耗状態を示す図である。
符号の説明
6,106 磁気ストライプ
8,108 記録媒体
10,110 記録媒体処理装置
14 記録媒体取入口
12 搬送路
16 搬送ローラ
18 フォトセンサ
20,220 磁気ヘッド
20a,220a 読取部分
21,221 ヘッドギャップ
22 印字手段
30 挿入センサ
34 送りモータ
40,140 キャリッジ
42,142 ガイドバー
44 送りねじ
46 磁気ヘッド駆動モータ
80 計数手段
82 ヘッドドライバ
84 送りドライバ
86 印字ドライバ
88 ヘッドアンプ
98 制御手段
146 シフトアクチュエータ
219 偏摩耗
M 摩耗量
T 磁気ストライプの厚さ

Claims (5)

  1. 記録媒体に設けられた帯状の磁気ストライプに対する磁気データの読み取り/書き込みを行う磁気ヘッドと、前記磁気ストライプの長手方向に前記磁気ストライプと前記磁気ヘッドとを相対的に摺動させる磁気ヘッド摺動機構と、前記磁気ストライプの幅方向に前記磁気ヘッド又は前記記録媒体を変位させる摺動位置設定機構と、を備え
    前記摺動位置設定機構は、前記磁気ヘッドによる磁気データの読み取り/書き込みを所定回数行う毎に、前記磁気ストライプの幅方向に前記磁気ヘッド又は前記記録媒体を変位させることを特徴とする記録媒体処理装置。
  2. 記録媒体に設けられた帯状の磁気ストライプに対する磁気データの読み取り/書き込みを行う磁気ヘッドと、前記磁気ストライプの長手方向に前記磁気ストライプと前記磁気ヘッドとを相対的に摺動させる磁気ヘッド摺動機構と、前記磁気ストライプの幅方向に前記磁気ヘッド又は前記記録媒体を変位させる摺動位置設定機構と、を備え
    記摺動位置設定機構は、前記磁気ヘッドによる磁気データの読み取り/書き込みを行う毎に、ランダム又は擬似ランダムに前記磁気ストライプの幅方向に前記磁気ヘッド又は前記記録媒体を変位させることを特徴とする記録媒体処理装置。
  3. 記録媒体取入口から記録媒体処理装置奥側に向かう方向又はその反対方向に前記記録媒体を搬送すると共に、当該搬送方向が前記磁気ストライプの長手方向と直交する記録媒体搬送機構を備え、当該記録媒体搬送機構が前記摺動位置設定機構を兼ねることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録媒体処理装置。
  4. 記録媒体取入口から記録媒体処理装置奥側に向かう方向又はその反対方向に前記記録媒体を搬送すると共に、当該搬送方向が前記磁気ストライプの長手方向と同じ記録媒体搬送機構を備え、当該記録媒体搬送機構が前記磁気ヘッド摺動機構を兼ねることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録媒体処理装置。
  5. 前記磁気ヘッドによる磁気データの読み取り/書き込み回数情報、前記記録媒体の挿入回数情報、及び、前記記録媒体の挿入の日時情報のうち少なくともいずれか1つの情報に応じて、前記磁気ヘッド又は前記記録媒体の変位を指示する摺動位置変更指示手段を備えることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の記録媒体処理装置。
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