JP2882166B2 - 読取装置 - Google Patents

読取装置

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JP2882166B2
JP2882166B2 JP4814292A JP4814292A JP2882166B2 JP 2882166 B2 JP2882166 B2 JP 2882166B2 JP 4814292 A JP4814292 A JP 4814292A JP 4814292 A JP4814292 A JP 4814292A JP 2882166 B2 JP2882166 B2 JP 2882166B2
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貢 浦尾
秀之 梅野
一郎 梅澤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀行等で使用される記
帳機等の通帳や伝票を扱う通帳プリンタに係り、特に通
帳と伝票を識別してページコード等を読み取るべき通帳
の時だけイメージセンサを通帳に密着させることができ
る読取装置に関するものである。
【0002】近来、銀行等において記帳機等の通帳取扱
装置が普及しており、このような装置では、通帳の他、
伝票にも取引データを印字しており、通帳は各ページに
印刷されたページコードや既印字行に印字されたハイフ
ン等を読み取ってページの確認と印字可能行をプリンタ
部へセットするが、伝票では通常このような読み取りの
必要がない。
【0003】しかし伝票の手書き文字を光学的に読み取
るOCR機能を備えた装置もある。従来、通帳のページ
コードやハイフンを読みとる読取部では密着型イメージ
と押えローラの間隙が狭く、腰の弱い伝票ではジャムの
発生頻度が高い。また装置のコスト低減の要請が強く出
ている。そこでジャムの発生を防止すると共に、コスト
改善の要請に応えることができる方法が望まれている。
【0004】
【従来の技術】以下図6〜図8により従来方法を説明す
る。全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
【0005】図6に示すように、記帳機は通帳5aが挿入
される挿入口1a及び伝票50が挿入される挿入口1bを備え
た装置本体2と、顧客の口座番号及び取引内容等を操作
入力するキーボード3と、操作処理内容等が表示される
ディスプレイ(以下CRTという)4とで構成されてい
る。装置本体2は図示省略したホストコンピュータ(以
下ホストという)に回線で接続されている。
【0006】図7に通帳プリンタの内部側面図を示す。
図に示すように、搬送路6a,6b 、ストッパ7a,7b 、通帳
5a及び伝票50を移送する送りローラR1〜R4及び押えロー
ラR5〜R8、挿入された通帳5a及び伝票50の先端を検出す
るセンサS1〜S3、リードライト部 (以下R/W部とい
う)8、OCRセンサ9、密着型イメージセンサ (以下読
取センサという)10a及び読取ローラ11aから成る読取部
12及びプリンタ部13で構成されている。
【0007】送りローラR1〜R4は図示省略したモータに
連結され、モータの駆動によって回転して通帳5a或いは
伝票50を搬送する。R/W部8は搬送される通帳5aの磁
気ストライプ(以下MSという)の記録データを読取り
/書込みする。
【0008】読取センサ10aは、電荷結合素子(CC
D)で構成された自己走査型の光学センサで、ページコ
ード読取/既印字行検出のハイフン(他の文字または記
号の場合もある) を読み取る。読取センサ10aは通帳5a
及び伝票50を密着させて読み取るために、読取ローラ11
aとのギャップは例えば0〜0.3mm 程度に設定されてお
り、読取ローラ11aは読取センサ10aの方向へ弾性的に
付勢されている。
【0009】図8に示すように、ストッパ7a,7b は、常
態では搬送路6a,6b 内に突出している。また押えローラ
R5,R6 は常態では送りローラR1,R2 と通帳5a及び伝票50
が夫々通過できるように退避してオープンになってい
る。ストッパ7a,7b 及び押えローラR5,R6 はレバー機構
70を介してプランジャーマグネット (以下PMという)1
4a,14b 及びスプリング15a,15b に連結しいる。
【0010】従ってPM14a,14b の励磁によってストッ
パ7a,7b は退避し、押えローラR5,R6 は送りローラR1,R
2 に転接するように前進してクローズする。このような
構成を有するので、テラーがキーボード3から口座番号
及び預金金額等の取引内容を入力するとホストへ通知さ
れ、ホストからの取引可能通知が応答される。
【0011】そこで通帳5aを挿入口1aから矢印A方向に
挿入してストッパ7aに突当てると、ほぼ同時に通帳5aの
先端をセンサS1が検出してPM14aが励磁される。する
とストッパ7aが退避すると共に押えローラR6がクローズ
してモータM1が駆動して搬送が開始され、R/W部8に
よって通帳5aのMSの記録データが読み取られ、読取情
報がホストへ送信される。
【0012】やがて読取部12の手前でセンサS3が通帳5a
の先端を検出してから所定ステップ数Nだけ搬送した位
置で、読取センサ10aによる通帳5aの印字ページ及び既
印字行のハイフンの読み取りが開始される。
【0013】この時、通帳5aは前記ギャップ0〜0.3mm
より厚いので、その搬送力によって読取ローラ9aが押さ
れて読取センサ10aから離れる方向に逃げて通帳5aは読
取センサ10aと読取ローラ11aの間に挟持される。
【0014】印字ページの確認及び既印字行の読み取り
により印字可能行がプリンタ部12にセットされる。する
とホストからの印字指示によりプリンタ部13によって通
帳5aに預金残高を含む取引データが印字される。印字が
複数行に亙る時は改行動作を行って印字される。
【0015】印字が終了すると送りローラR1〜R6が逆方
向駆動して通帳は矢印B方向に送られ、R/W部8でM
Sに預金残高等が記録されて、挿入口1aから排出され
る。また伝票50に記帳する時は、伝票50を挿入口1bから
矢印A′方向に挿入してストッパ7bに突当てると、ほぼ
同時に伝票50の先端をセンサS2が検出してPM14bが励
磁される。
【0016】するとストッパ7bが退避すると共に押えロ
ーラR6がクローズしてモータM1が駆動して搬送が開始さ
れ、伝票50の手書き文字 (口座番号及び取引金額等) を
読み取る時はOCRセンサ9で文字が読み取られ、更に
搬送されてプリンタ部13においてOCRセンサ9が読み
取って認識した文字及びその他の取引データを印字し
て、矢印B′方向に搬送されて挿入口1bへ送出される。
【0017】通帳5aと伝票50を併用する場合もあるが、
夫々の搬送プロセスは同様であるので説明を省略する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法によれ
ば、読取部12における読取センサ10aと読取ローラ11a
は所定のギャップに設定されており、通帳5aは読取ロー
ラ11aを押して読取センサ10aと読取ローラ11aの間に
進入できるが、伝票50のように腰の弱い媒体では多少と
も変形があると、読取ローラ11aを押して進入すること
ができず、ジャムが発生することがある。
【0019】また読取部12によって通帳5a或いは伝票50
からデータを読み取る時は、センサS3が読取部12の直前
で先端を検出してから、所定ステップ数だけ搬送して読
取センサ10aによる読取りを開始しているが、センサS3
を設置する分だけ搬送路6aの長さが長くなっており、装
置の小型化やコスト低減の要請が強く出てきたので、改
善する必要がある。という問題点がある。
【0020】本発明は、媒体に記されたデータを読み取
る読取手段と押えローラの間で発生するジャム障害を防
止し、且つコストの改善を図ることができる読取装置を
提供することを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図
で、(a) は請求項1に対応する構成図、(b) は請求項3
に対応する構成図である。 1)請求項1に対応する手段 図1(a) において、1は挿入口、5は媒体、6は搬送
路、10は搬送路6を搬送された媒体5に密着して媒体5
に記されたデータを読み取る読取手段、11は読取手段10
に間隙を介して対向する押えローラ、16は読取手段10及
び押えローラ10の少なくとも一方を移動させて互いに接
触又は接近させる移動手段、20は読取手段10によってデ
ータを読み取るべき媒体5及び読み取りを行わない媒体
5を識別する識別手段である。
【0022】従って識別手段20による識別の結果、デー
タを読み取るべき媒体5の時だけ、移動手段16により読
取手段10及び押えローラ11の少なくとも一方を移動させ
て読取手段10及び押えローラ11を接触又は接近させるよ
うに構成されている。 2)請求項3に対応する手段 図1(b) において、1は挿入口、5は媒体、6は搬送
路、7は挿入口1に挿入された媒体5の先端が突当てら
れ、搬送路6から退避可能に構成されたストッパ、26は
ストッパ7の直前位置に設けられ、挿入された媒体5の
先端を検出する検出手段、27はストッパ7及び検出手段
26の前段に媒体5が通過する間隙を介して対向し、少な
くとも一方が対向方向に前進して互いに転接可能な一対
の送りローラ、10は搬送路6を搬送された媒体5に密着
して媒体5に記されたデータを読み取る読取手段であ
る。
【0023】従って検出手段26の検出出力に基いて、ス
トッパ7を搬送路6から退避させると共に、送りローラ
27が前進して媒体5を挟持して所定距離搬送した後、読
取手段10による読み取りを開始するように構成されてい
る。
【0024】
【作用】
1)請求項1に対応する作用 挿入口2から挿入された媒体5が、データを読み取るべ
き媒体5か、読み取りを行わない媒体5かを識別手段20
によって識別して、読み取るべき媒体5の時だけ、移動
手段16により読取手段10及び押えローラ11の少なくとも
一方を移動させて読取手段10及び押えローラ11を接触又
は接近させることにより、搬送路6を搬送された読み取
るべき媒体5に読取手段10を密着させて媒体5に記され
たデータを読み取り、読み取りを行わない媒体5は読取
手段10及び押えローラ11の間隙を通過して搬送される。
【0025】このようにして、データを読み取るべき媒
体5の時だけ、読取手段10に媒体5を密着させてデータ
を読み取り、読み取りを行わない媒体5、即ち、通常伝
票のように腰の弱い媒体5は、読取手段10及び押えロー
ラ11の間隙を通過するので、簡単な機構でジャムの発生
を防止することができ、且つ読取手段10と押えローラ11
の厳格なギャップ調整を必要とせず、製造時の組立調整
時間が削減されてコストの低減が図れる。 2)請求項3に対応する作用 挿入口1に媒体5を挿入すると、媒体5の先端がストッ
パ7に突き当てられると共に、媒体5の先端が検出手段
26に検出され、ストッパ7が退避し、送りローラ27が媒
体5を挟持して搬送路6を搬送し、所定距離搬送した位
置で読取手段10による読み取りを開始することにより、
従来方法のように、読取手段10の直前に媒5の先端を検
出する検出手段を設ける必要がなく、その検出手段を省
略できることによって、搬送路6を短くしてスペースを
小さくすることができ、コストの改善を図ることができ
ると共に、装置を小型化を図ることができる。
【0026】
【実施例】以下、従来例で説明した通帳プリンタに本発
明を適用した一実施例を図2〜図5を参照して説明す
る。全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
【0027】図2の読取センサ10a、読取ローラ11a、
PM16a、識別部20a及びセンサS1,S2 は、図1の読取
手段10、押えローラ11、移動手段16、識別手段20及び検
出手段26に夫々対応し、図2の送りローラR1,R2 及び押
えローラR5,R6 は図1の送りローラ27に対応している。
また図3の通帳5a及び伝票50は、図1の媒体5に対応し
ている。
【0028】図2のブロック図において、16aはPM、
18は制御部、19は送受信部、20aは識別部、21はカウン
タ、22,23 はセンサアンプ、24はモータドライバ、25は
マグネットドライバ、Ma〜Mcはマグネットを示す。
【0029】制御部18は、図示省略したプロセッサ(C
PU)及び制御プログラムを備え、CPUは制御部プロ
グラムに従って各部を制御して、取引情報の送受信及び
通帳5a/伝票50の搬送、読取り及び記帳処理を遂行す
る。
【0030】送受信部19は、図示省略したホストに対す
る問い合わせや通知電文、及び応答電文の送受信を行
う。識別部20aは、通帳5a或いは伝票50を挿入する前
に、テラーが操作入力した取引内容に対するホストから
送信される応答電文中の情報から、読取センサ9aによる
読み取りを行うべき媒体か、読み取りを行わない媒体か
を識別する。
【0031】カウンタ21は、センサS1が通帳5aの先端を
検出した時に起動して、図示省略した設定部に設定され
た送りローラR1〜R4の所定駆動ステップ数N1,N2を計数
する。ここで、所定駆動ステップ数N1は、通帳5a及び伝
票50の読取部12のセット位置までの距離であり、また所
定駆動ステップ数N2は、読取開始位置までの距離であっ
て、N1<N2である。
【0032】図3に示すように、読取ローラ11aはPM
16a及びスプリング17に連結され、常態では読取センサ
10aに間隙を介して対向しており、PM16aの励磁によ
り移動して図中2点鎖線で示すように読取センサ10aに
接触する。
【0033】また従来例で説明したセンサS3は削除され
ている。また送りローラR1及び押えローラR5と、送りロ
ーラR2及び押えローラR6とに斜行防止機構が設けられて
いる。
【0034】即ち、図4に示すように、軸25a,25b に夫
々複数の送りローラR1,R2 が設けられているが、図にお
いて左端の1個を中央部の径を送りローラR1,R2 と同じ
径にしたテーパローラ26a,26b が設けられ、軸25a,25b
に摺動自在に嵌合し止めねじで固定されている。従って
止めねじを緩めることにより位置調整ができる。
【0035】また押えローラR5,R6 が夫々複数個設けら
れているが、図において左端の1個を太鼓ローラ27a,27
b として、押えローラR5,R6 と同様に図示省略したスプ
リングによってテーパローラ26a,26b に押圧され、また
図示省略したPMによりオープン/クローズするように
構成されている。
【0036】そして送りローラR1,R2 に押えローラR5,R
6 と太鼓ローラ27a,27b がクローズした時に、テーパロ
ーラ26a,26b のテーパ面に太鼓ローラ27a,27b が転接す
るように構成されている。
【0037】従って製造時の組立調整において、斜行量
が少ない時には、テーパローラ26a,26b をローラ径が大
きくなる方向へ動かし、また斜行量が多い時には、テー
パローラ26a,26b をローラ径が小さくなる方向へ動かし
て斜行を修正し、トライアンドエラーによってテーパロ
ーラ26a,26b の位置を調節して調整完了位置で固定す
る。
【0038】このような構成及び機能を有するので、次
に図5のフローチャートにより作用を説明する。 まず、テラーがキーボード3から口座番号及び取引内
容を入力するとホストへ通知され、ホストからの取引可
能通知が応答され、識別部20aは応答信号中に含まれた
情報から通帳5aか伝票50かを識別し、制御部18へ通知す
る。
【0039】通帳5aに記帳する時は、テラーが通帳5a
を挿入口1aから挿入してストッパ7aに突当てると、ほぼ
同時に通帳5aの先端をセンサS1が検出してPM14aが励
磁される。
【0040】するとストッパ7aが退避すると共に押え
ローラR6がクローズしてモータM1が駆動して搬送が開始
され、カウンタ21による所定駆動ステップ数N1,N2 の計
数が開始される。この時、送りローラR1及び押えローラ
R5と共に設けられたテーパローラ26aと太鼓ローラ27a
により通帳5aの斜行が防止されて搬送される。
【0041】搬送中にR/W部8によって通帳5aのMS
の記録データが読み取られ、読取情報がホストへ送信さ
れる。 やがて所定駆動ステップ数N1だけ搬送した位置で、P
M16aが励磁されて読取ローラ11aが移動して通帳5aを
読取センサ10aに密着させ、更に所定駆動ステップ数N2
の計数が完了して読取センサ10aによる通帳5aの印字ペ
ージ及び既印字行のハイフンの読み取りが開始される。
【0042】実際にはセンサS1から読取センサ10aまで
の距離が長いため、理論上の所定ステップ数N2の計数で
搬送される距離との間に誤差を生じるので、予めセンサ
S1及び読取センサ10aの距離と、所定ステップ数N2での
移動距離を実測して誤差分だけステップ数N2を補正して
おく。
【0043】印字ページの確認及び既印字行の読み取
りにより印字可能行がプリンタ部13にセットされる。そ
こでホストからの印字指示によりプリンタ部13によって
通帳5aに取引データが印字される。
【0044】印字が終了すると送りローラR1〜R4が逆
方向駆動して通帳5aは矢印B方向に送られ、R/W部8
でMSに預金残高等が更新記録された後、挿入口1aから
送出される。
【0045】またの認識で伝票50に記帳する時は、
テラーが伝票50を挿入口1bから矢印A′方向に挿入して
ストッパ7bに突当てると、ほぼ同時に伝票50の先端をセ
ンサS2が検出してPM14bが励磁される。
【0046】するとストッパ7bが退避すると共に押え
ローラR6がクローズしてモータM1が駆動して搬送が開始
され、送りローラR2及び押えローラR6と共に設けられた
テーパローラ26bと太鼓ローラ27bにより伝票50の斜行
が防止されて搬送され、プリンタ部13で取引データが印
字される。
【0047】伝票50の手書き文字を読み取る時は、伝票
50を挿入する前の入力が省略され、OCRセンサ9で文
字が読み取られた後、プリンタ部13へ送られて、従来例
で説明したように印字される。
【0048】印字が終了すると送りローラR1〜R4が逆
方向駆動して伝票50は矢印B′方向に送られて挿入口2b
から送出される。このようにして、読取センサ10aによ
る読み取りを行うべき媒体、即ち、通帳5aと、読み取り
を行わない媒体、即ち、伝票50を識別して、通帳5aの時
だけ、読取センサ10aに通帳5aを密着させてデータを読
み取り、伝票50の時は、伝票50が読取センサ10a及び読
取ローラ11aの間隙を通過するので、簡単な機構でジャ
ムの発生を防止することができ、且つ読取センサ10aと
読取ローラ11aの厳格なギャップ調整を必要とせず、製
造時の組立調整時間が削減されてコストの低減が図れ
る。
【0049】また従来例で説明したセンサS3を削除して
センサS1によって読取センサ10aの読取開始タイミング
を規定することができ、装置の小型化を図ることができ
る。上記例では、PM14a,14b によって開閉するストッ
パ7a,7b を設けた場合を説明したが、他の方法でも良
く、例えば送りローラR1と押えローラR5、送りローラR2
と押えローラR6を接触させて、電磁ブレーキによって回
転を防止させた状態にしておき、挿入した通帳5a、伝票
50を突当てる方法としても良い。
【0050】また上記例では、ホストから応答される信
号中の情報から、読取部12で読み取るかどうか、即ち、
通帳5aか伝票50かを識別部20aで識別する場合を説明し
たが、他の信号によって識別しても良く、例えば挿入口
1a又は挿入口1bから挿入された通帳5a又は伝票50をセン
サS1又はセンサS2が検出した検出信号、或いはキーボー
ド3に選択指示釦を設けて、テラーが通帳5aか伝票50か
を指示した入力信号を識別する方法としても良い。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項1及び請求項2では、データを読み取るべき媒体
か、読み取りを行わない媒体かを識別手段によって識別
し、データを読み取るべき媒体の時だけ、移動手段によ
って読取手段及び押えローラの少なくとも一方を移動さ
せて読取手段及び押えローラを接触又は接近させること
により、データを読み取るべき媒体、例えば通帳の場合
には、押えローラによって読取手段に媒体を密着させて
読み取ることができ、読み取りを行わない媒体、例えば
伝票の場合には、読取手段と押えローラの間隙を通過さ
せることができので、伝票のように腰の弱い媒体のジャ
ムの発生を防止することができ、且つ読取手段と押えロ
ーラの厳格なギャップ調整を必要とせず、製造時の組立
調整時間が削減されてコストの低減が図れる。
【0052】請求項3では、挿入口に挿入した媒体の先
端を検出手段が検出した検出出力に基いて、ストッパを
搬送路から退避させると共に、送りローラが前進して媒
体を挟持して所定距離搬送した後、読取手段による読み
取りを開始するように制御されることにより、従来例の
ように読取手段の直前の搬送路に媒体の先端を検出する
手段を備える必要がなく、その検出手段を備えるために
要していた分だけ搬送路を短縮することができ、装置の
小型化を図ることができる。という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 本発明の実施例を示すブロック図
【図3】 実施例を示す側面図
【図4】 実施例の斜行防止機構の説明図
【図5】 実施例のフローチャート
【図6】 記帳機を例示する斜視図
【図7】 本発明が適用される通帳プリンタの内部側面
【図8】 従来例の説明図
【符号の説明】
1,1a,1bは挿入口、 5は媒体、 5aは通
帳、6,6a,6bは搬送路、 7,7a,7bはストッパ、 10
は読取手段、10aは読取センサ、 11,R5 〜R8は押え
ローラ、11aは読取ローラ、 16は移動手段、
16aはPM手段、20は識別手段、 20aは識別
部、 21はカウンタ、26は検出手段、 2
7,R1 〜R4は送りローラ、S1〜S3はセンサ、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−164874(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06K 7/01 G06F 19/00 G06K 13/063

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入して搬送される媒体に記録された情
    報を密着して読み取る読取手段を有する読取装置におい
    て、 搬送されてきた媒体が、前記 読取手段によって前記情報
    を読み取るべき媒体及び読み取りを行わない媒体である
    を識別する識別手段と、前記識別手段によって情報を読み取るべき媒体と識別さ
    れたときは、前記 読取手段及び該読取手段に間隙を介し
    て対向する押えローラの少なくとも一方を対向方向に
    動させて互いに接触又は接近させる移動手段と、 を設けた ことを特徴とする読取装置。
  2. 【請求項2】 前記移動手段は、前記媒体が前記読取手
    段及び前記押えローラの対向位置にセットされた後に、
    該読取手段及び該押えローラの少なくとも一方の移動を
    行うことを特徴とする請求項1の読取装置。
  3. 【請求項3】 挿入して搬送される媒体に記録された情
    報を密着して読み取る読取手段を有する読取装置におい
    て、 挿入された媒体の先端が突当てられ、搬送路から退避可
    能に構成されたストッパと、前記 ストッパの直前位置に設けられ、挿入された媒体の
    先端を検出する検出手段と、前記 ストッパ及び前記検出手段の前段に位置し、前記
    体が通過する間隙を介して対向し、前記検出手段の検出
    出力に基づいて、少なくとも一方が該対向方向に移動
    て互いに転接可能な一対の送りローラと、を設けた ことを特徴とする読取装置。
JP4814292A 1992-03-05 1992-03-05 読取装置 Expired - Fee Related JP2882166B2 (ja)

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