JPH03270958A - 通帳類搬送制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は通帳類搬送制御方法にかかり、さらに詳しくは
異なるサイズの通帳類に設けられた磁気ストライプの読
み取り及び書き込みを高速に行うのに好適な通帳類搬送
制御方法に関する。

［従来の技術］ 従来の通帳類取扱装置においては、磁気ストライプへの
データの読取／書込位置の変更及びフォーマットの変更
に対応して、磁気ストライプからのデータ読取／書込を
行うために、磁気データを読み書きする磁気ヘットを移
動させるキャリアにセンサを搭載し、媒体幅を検出する
ものが知られている。

なおこの種の装置としては、例えば特開昭６１−１０２
２７５号公報に開示された発明が存在する。

［発明が解決しようとする課題］ 上記した従来技術においては、通帳類の検出または通帳
類の幅の検出のために、読取／書込動作を行う前に、磁
気ヘッドを移動させるキャリアを移動する動作が必要に
なり、その後に検出された通帳幅に適合する磁気ヘッド
の移動制御等を行う必要があり、処理能力の点で問題が
あった。

本発明は上記の問題点を解決するものであり、異なるサ
イズの通帳類に設けられた磁気ストライプの読み取り及
び書き込みを高速に行うのに好適な通帳類搬送制御方法
を提供することを目的としている。

［１［題を解決するための手段］ 本発明の通帳類搬送制御方法は、磁気ストライプを有す
る通帳類を搬送して、磁気ストライプに磁気データの書
込／読出を行うものであり、特に通帳類の挿入部に設け
られたセンサによって通帳類の幅を検知し、検知された
通帳類の幅に基づいて、あらかじめ記憶されている通帳
類の種類に応じた磁気ストライプの存在位置に関する情
報を読み出し、上記磁気ストライプの存在位置に関する
情報に基づいて、磁気ヘッドの存在位置まで通帳類を搬
送し、さらに磁気ストライプ上の所定位置まで磁気ヘッ
ドを移動させることを特徴としている。

［作用］ 本発明によれば、通帳類が挿入されたとき、挿入部に設
けられたセンサによって通帳類の幅を検出し、その情報
に基づいて、通帳類の搬送と磁気ヘッドの移動が行われ
る。したがって、通帳類の幅の検出のために、磁気ヘッ
ドを搭載したキャリアを移動させる必要がなく、しかも
通帳類の種類に応じて、磁気ストライプ上の所定位置に
磁気データの書込／読出を行うことが可能になる。

［実施例］ 以下、添付の図面に示す実施例により、更に詳細に本発
明について説明する。

第２図は本発明の一実施例を示す通帳類取扱装置の側面
図である。第２図において、挿入口２から挿入された媒
体１は、センサ６によってその幅を検知された後、ドラ
イブローラ３ａ、　３ｂ、　３ｃによって搬送され、磁
気読書部５または印字部７の位置において停止し、磁気
ストライプ読取／書込または印字を行うように構成され
ている。

第３図は、第１図に示す挿入口２の近傍を示す上面図で
あり、第３図を用いてセンサ６が媒体１の幅を検知する
動作を説明する。図示するように、センサ６はライン状
に配置された複数のセンサ６ａ〜６ｅによって構成され
ている。いま、媒体上が挿入口２から挿入されたとする
と、センサ６ａは暗、センサ６ｂ〜６ｅは明となり、こ
れによって媒体ｌの幅が検知される。また、媒体１′が
挿入口２から挿入されたとすると、センサ６ａ、　６ｂ
、　６ｃは暗、センサ６ｄ、６ｅは明となり、媒体ｌ′
の幅が検出される。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図であり、第
１図及び第２図を用いて説明したセンサ６によって検出
される媒体の幅に関する情報は、制御部８に入力される
。以後の説明においては、第３図に示す媒体１が挿入口
２から挿入されたものとして説明する。制御部８は、媒
体ｌの幅に関する情報を受けて、媒体１の種類を判定す
る。即ち、制御部８は媒体１の幅に関するデータをキー
として、図示しないメモリから媒体の種類や当該媒体に
おける磁気ストライプｌＯの位置情報を読み出す。この
位置情報に基づいて、制御部８はドライブローラ３ａ〜
３ｃを駆動するモータ９を回転させ、媒体１の磁気スト
ライプ部１０を磁気読書部５の磁気ヘッド１１の位置に
合わせる。続いて、制御部８は磁気ヘッド１１を移動さ
せるモータ１２を駆動し、これによって磁気ストライプ
ｌＯの上にヘッド１１を移動させる。その後、制御部８
は、磁気ストライプ部１０の所定の位置に所定のフォー
マットで読み書きを行うために、磁気ヘッド１１を制御
する。

なお、第３図に示す媒体１′が挿入口２に挿入された場
合も同様の動作が行われるが、媒体１と媒体１′の磁気
ストライプ部１０．１０’の位置は、左右方向に加えて
、上下方向の位置が変化してもよいし、そのフォーマッ
トが変化してもよい。

次に、媒体１が印字部７に搬送されて印字が行われ、そ
の後媒体１が排出されて取引が終了する。

以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は
これに限定されるものではなく、各部の具体的構造は図
示されるものに限らず、所定の機能を有するものであれ
ば良い。例えば、センサの数は、対応する通帳幅により
増減させても良し、ラインセンサを使用しても良い。さ
らに、取引シーケンスもいろいろ考えられるし、頁替他
の機能を有することにより、種々のバリエーションが考
えられる。

［発明の効果］ 本発明によれば、媒体幅に基づいて変化する磁気ストラ
イプの位置、フォーマットの変化に対し、磁気ヘッドを
搭載するキャリアを移動させることなく、通帳類の幅を
検出することが可能になる６したがって、高速に磁気ス
トライプを読出〆書込することができ、処理能力の優れ
た通帳類搬送装置を提供することが可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の通帳類搬送装置の一実施例を示すブ
ロック図、第２図は第１図に示す実施例の側面を示す説
明図、第３図は第２図に示す挿入口近傍の上面図である
。 ｌ、１′・・・媒体、２・・・挿入口、３８〜３Ｃ・・
・ドライブローラ、５・・・磁気読書部、６，６ａ〜６
Ｃ・・・センサ、７・・印字部、８・・制御部、９・・
・モータ、１０．　ｔｏ’・・・・・・磁気ストライプ
部、１１・・・磁気ヘット、１２・・・モータ。 ６０〜６ｅ・・・じ−１勺

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、磁気ストライプを有する通帳類を搬送して、磁気ス
   トライプに磁気データの書込／読出を行う通帳類搬送装
   置において、 通帳類の挿入部に設けられたセンサによって通帳類の幅
   を検知し、検知された通帳類の幅に基づいて、あらかじ
   め記憶されている通帳類の種類に応じた磁気ストライプ
   の存在位置に関する情報を読み出し、上記磁気ストライ
   プの存在位置に関する情報に基づいて、磁気ヘッドの存
   在位置まで通帳類を搬送し、さらに磁気ヘッドを磁気ス
   トライプ上の所定位置まで移動させることを特徴とする
   通帳類搬送制御方法。