JP4704426B2 - 電気的接続装置、その製造方法および電気的接続装置 - Google Patents

電気的接続装置、その製造方法および電気的接続装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4704426B2
JP4704426B2 JP2007517706A JP2007517706A JP4704426B2 JP 4704426 B2 JP4704426 B2 JP 4704426B2 JP 2007517706 A JP2007517706 A JP 2007517706A JP 2007517706 A JP2007517706 A JP 2007517706A JP 4704426 B2 JP4704426 B2 JP 4704426B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
probe
substrate
support member
electrical connection
deformation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007517706A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2006126279A1 (ja
Inventor
清敏 三浦
英博 清藤
雄治 宮城
伸治 国吉
仁 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Micronics Japan Co Ltd
Original Assignee
Micronics Japan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Micronics Japan Co Ltd filed Critical Micronics Japan Co Ltd
Publication of JPWO2006126279A1 publication Critical patent/JPWO2006126279A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4704426B2 publication Critical patent/JP4704426B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/2851Testing of integrated circuits [IC]
    • G01R31/2886Features relating to contacting the IC under test, e.g. probe heads; chucks
    • G01R31/2889Interfaces, e.g. between probe and tester
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R1/00Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
    • G01R1/02General constructional details
    • G01R1/06Measuring leads; Measuring probes
    • G01R1/067Measuring probes
    • G01R1/073Multiple probes
    • G01R1/07307Multiple probes with individual probe elements, e.g. needles, cantilever beams or bump contacts, fixed in relation to each other, e.g. bed of nails fixture or probe card
    • G01R1/07314Multiple probes with individual probe elements, e.g. needles, cantilever beams or bump contacts, fixed in relation to each other, e.g. bed of nails fixture or probe card the body of the probe being perpendicular to test object, e.g. bed of nails or probe with bump contacts on a rigid support
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49117Conductor or circuit manufacturing
    • Y10T29/49204Contact or terminal manufacturing

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Measuring Leads Or Probes (AREA)
  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)

Description

本発明は、電気回路の電気的検査のために、被検査体である例えば集積回路の電気回路とその電気的検査を行うテスタの電気回路との接続に用いられるプローブカードのような電気的接続装置、この電気的接続装置に用いられるプローブ組立体およびその製造方法に関する。
従来のこの種の電気的接続装置の一つとして、プローブ基板と該プローブ基板から伸長する多数のプローブとが設けられたプローブ組立体を備える電気的接続装置であって前記プローブ基板の平坦性を調整可能とする電気的接続装置が提案されている(特許文献1参照)。この従来の電気的接続装置によれば、プローブ基板を支持する支持部材からプローブ基板の一部に押圧力あるいは引張り力を作用させることができる。この作用力の調整により、プローブ組立体のプローブ基板に曲がりが生じていても、プローブ基板の曲がり変形を修正し、該プローブ基板の平坦性を維持することができる。
したがって、プローブ組立体の製造時に、プローブが設けられるプローブ基板に曲がり変形が生じても、前記電気的接続装置へのプローブ組立体の組み付け後の前記した調整作業により、プローブ基板を平坦に保持することができることから、該プローブ基板から伸長する多数のプローブの先端を同一平面上に保持することができる。これにより、全ての前記プローブの先端を被検査体の電気回路の前記各プローブに対応する電気接続端子に確実に接触させることができることから、この両者間に良好な電気的接触を得ることができる。
しかしながら、特許文献1に記載の前記した従来技術によれば、プローブカード組立体の電気的接続装置への組み付け時毎に、各プローブ基板に導入された曲がり変形に応じて、全てのプローブ先端が同一平面上に位置するように調整する必要がある。プローブ組立体を電気的接続装置に組み付けた状態で、その全てのプローブの先端が被検査体の前記した対応する各電気接続端子に適正に接触するように調整する作業は繁雑であり、熟練を要する。特に、半導体ウエハ上に形成された多数の集積回路の検査では、プローブ組立体のプローブ数が著しく増大することから、このような多数のプローブが半導体ウエハ上の対応する各パッドに適正に接触するように、調整する作業は容易ではない。しかも、このような調整作業は、プローブ組立体の取り替え毎に必要となることから、この調整作業を不要とすることが強く望まれていた。
特表2003−528459号公報
本発明の目的は、プローブ基板の変形に拘わらずプローブ組立体の電気的接続装置への組み付け後におけるプローブ基板の平坦化調整作業を不要とし、プローブと被検査体の電気回路の対応する電気接続端子との確実な電気的接続を得ることができるプローブ組立体、その製造方法および電気的接続装置を提供することにある。
本発明に係るプローブ組立体は、被検査体の電気的測定に用いられるプローブ組立体であって、負荷を受けない自由状態で曲がり変形を生じた平板状のプローブ基板と、該プローブ基板の一方の面に該面から突出して形成された複数のプローブとを備え、全ての前記プローブの先端は、前記プローブ基板の前記変形を保持した状態で、仮想基準面に平行な同一平面上に位置する。また、前記プローブ基板の他方の面には、前記プローブ基板を所定箇所に取付けるためのアンカー部が形成されており、全ての前記アンカー部の頂面は、前記プローブ基板の前記変形を保持した状態で前記仮想基準面に平行な同一平面上に位置する。
本発明に係る前記プローブ組立体では、前記複数のプローブは、前記プローブ基板の前記変形を保持した状態で前記仮想基準面に平行な同一平面上に位置するように設定されている。そのため、前記プローブ組立体がそのプローブ基板の曲がり変形を保持した状態で所定箇所に組み付けられる限り、前記プローブ基板を平坦にするための煩雑な作業を行うことなく、全ての前記プローブの先端を被検査体である電気回路の各電気接続端子にほぼ均等に押し付けることができる。これにより、前記プローブ組立体の全ての前記プローブとこれに対応する被検査体の前記電気接続端子とを適正に接続することができる。
前記プローブ基板は、基板部材と、該基板部材の一方の面に形成され、表面に電気接続部を有する配線層とで形成することができる。この場合、前記配線層の前記電気接続部には前記プローブが前記基板部材から遠ざかる方向へ突出して形成される。
この基板部材に、セラミック板を用いることができる。セラミック板は、耐熱性及び絶縁性を示すことから、配線層を好適に支持する。
前記配線層を多層配線層とすることができる。このプローブ基板の多層配線層は、集積回路のような微細回路に対応した多数のプローブをプローブ基板に高密度で配置するのに有利である。
前記セラミック板の他方の面に設けられた前記アンカー部には、前記プローブ基板を所定箇所に取付けるための複数の雄ねじ部材の端部をそれぞれ受け入れる雌ねじ穴を形成することができる
このアンカー部の頂面位置を揃えることにより、セラミック板の変形すなわちプローブ基板の変形に応じて、前記各アンカー部の高さ寸法にばらつきが生じる。しかしながら、各アンカー部の頂部と前記雄ねじ部材による取付け面との間に例えばスペーサ部材を配置する場合、前記したようにアンカー部の頂面位置を揃えることにより、同一長さ寸法のスペーサ部材を用いて、前記プローブ基板の変形を保持した状態でプローブ組立体を電気的接続装置の平坦な取付け基準面に適正に取り付けることができるので、前記プローブ基板の変形に応じた長さ寸法の異なる多種類のスペーサ部材が不要となる。
前記多層配線層の表面に形成される前記電気接続部に、前記各プローブのためのプローブランドを前記セラミック板から遠ざかる方向へ突出して形成することができる。該各プローブランドの突出する端面から前記各プローブが伸長する。前記プローブ基板の前記変形を保持した状態で、この全ての前記プローブランドの前記端面を前記仮想基準面に平行な同一平面上に位置させることができる。このように、全てのプローブランドの前記端面を揃えることにより、プローブ基板の前記した変形に拘わらず、同一高さ寸法すなわち同一長さ寸法を有するプローブを各プローブランドの前記端面に形成すれば、全てのプローブの先端位置を同一平面上に揃えることができる。したがって、前記プローブ基板の変形に拘わらずその変形に応じて異なる高さ寸法のプローブを用いることなく、等長のプローブを用いることができるので、プローブの製造工程の簡素化を図ることができる。
本発明に係るプローブ組立体の製造方法は、基板部材の一方の面に多層配線層を形成すると共に該多層配線層の表面に複数のプローブランドを形成すること、前記プローブランドの全ての端面を前記基板部材の曲がり変形に拘わらず仮想基準面に平行な同一平面上に位置させるべく前記基板部材に導入された変形を保持した状態で前記プローブランドの端面を揃えること、前記基板部材の他方の面に雄ねじ部材の端部が螺合可能なねじ穴を有する複数のアンカー部を形成すること、前記基板部材の前記変形を保持した状態で前記全てのアンカー部の頂面を前記基板部材の前記曲がり変形に拘わらず前記仮想軸線に平行な他の同一平面上に位置させるべく前記アンカー部の頂面を揃えること、揃えられた前記プローブランドの端面に同一高さ寸法を有するプローブを形成することを含む、
本発明に係る前記プローブ組立体の製造方法では、基板部材の一方の面に多層配線層が形成され、該多層配線層の形成に関連して前記プローブランドが形成される。また、基板部材の他方の面にアンカー部が形成される。これらプローブランドおよびアンカー部は、それぞれの同一平面上に揃えられることから、基板部材に曲がり変形が生じていても基板部材の曲がり変形に拘わらず、全てのアンカー部の頂面および全てのプローブの先端は、仮想基準面に平行なそれぞれの平面上に揃えられる。
したがって、基板部材の曲がり変形に拘わらず、全てのプローブの先端が同一平面上に揃えられ、しかも取付けのための全てのアンカー部の頂面を同一平面上に揃えたプローブ基板を比較的容易に製造することができるので、基板部材の平坦性の調整が不要であり、しかも取付けに長さの異なる多種類のスペーサを不要とするプローブ組立体を比較的容易に形成することができる。
前記プローブランドの端面および前記アンカー部の頂面を前記多層配線層の形成後に揃えることにより、たとえ多層配線形成工程で例えばセラミック板から成る前記基板部材に曲がり変形が生じても、この基板部材の曲がり変形に拘わらず、全てのアンカー部の頂面および全てのプローブの先端をそれぞれの前記同一平面上に揃えることができる。
前記多層配線層の前記表面の前記複数のプローブランドを相互に等しい高さ寸法に形成した後、それらの端面を前記プローブ基板の曲がりに応じて揃えることができる。また、前記基板部材の前記他方の面の前記複数のアンカー部を相互に等しい高さ寸法に形成した後、それらの頂面を前記プローブ基板の曲がりに応じて揃えることができる。
前記プローブランドの端面およびアンカー部の頂面をそれぞれ揃えるために、前記プローブランドおよびアンカー部の端部を研磨することができる。この研磨には、化学機械研磨を適用することができる。この化学機械研磨には、例えば駆動回転する平面研磨面が設けられた研磨装置を用い、この平面研磨面に全てのアンカー部または全てのプローブランドの端部を押し当てることにより、アンカー部の頂面またはプローブランドの端面を効率的に揃えることができる。
前記基板部材に前記したと同様なセラミック板を用いることができ、また前記多層配線層は、フォトリソグラフィ技術を用いて形成することができる。フォトリソグラフィ技術を用いて多層配線層を形成することにより、被検査体の微細化に応じたプローブ組立体の微細化が比較的容易に行える。
微細化を図る上で、フォトリソグラフィ技術を用いてカンチレバータイプのプローブを形成し、該プローブを前記プローブランドの端面に固着することが好ましい。プローブとして、その他、タングステンのようなニードルタイプのプローブを用いることができる。
本発明に係る電気的接続装置は、テスタと、該テスタによる電気的検査を受ける被検査体の電気接続端子とを接続する電気的接続装置であって、取付け基準面を有する支持部材と、前記テスタに接続される配線回路が形成され、前記支持部材の前記基準面に一方の面を対向させて配置され、他方の面に前記配線回路の複数の接続端子が形成された配線基板と、負荷を受けない自由状態で曲がり変形を生じた平板状のプローブ基板および該プローブ基板の一方の面に設けられ前記被検査体の前記接続端子に先端部を当接可能な複数のプローブを有するプローブ組立体であって前記プローブ基板の他方の面が前記配線基板の前記他方の面に対向して配置されたプローブ組立体と、前記プローブ基板と前記配線基板との間に配置され該配線基板の前記接続端子を該接続端子に対応する前記プローブに接続するための電気接続器と、該電気接続器を経て前記プローブを前記配線基板の前記接続端子に接続すべく前記プローブ組立体が前記支持部材に取り付けられたとき、前記プローブ基板の前記変形を保持すべく前記プローブ基板の前記他方の面と前記支持部材の前記基準面との間に適合して配置される複数のスペーサとを備え、前記各プローブの先端は前記プローブ基板の前記変形を保持した状態で同一平面上に位置する。
本発明に係る電気的接続装置では、そのプローブ組立体は、該プローブ組立体のプローブ基板と前記支持部材の基準面との間に挿入される前記スペーサにより、確実に前記した変形を維持した状態で前記支持部材の基準面に取り付けられ、この取付け状態で、全てのプローブの先端が同一平面上に位置する。
したがって、プローブ組立体の支持部材への取付け後、従来のようなプローブ基板を平坦化するための調整作業を行うことなく、全てのプローブの先端を被検査体である電気回路の各電気接続端子にほぼ均等に押し付けることができる。そのため、プローブ組立体の取り替え毎においても、従来のような前記した煩わしい平坦化調整作業が不要となり、効率的な電気的検査が可能となる。
前記プローブ基板は、セラミック板と、該セラミック板の一方の面に形成され、表面に電気接続部を有する多層配線層で構成することができ、該多層配線層の前記電気接続部に前記プローブを、該プローブが前記セラミック板から遠ざかる方向へ突出するように、形成することができる。
前記プローブ基板は、前記支持部材、前記配線基板および前記電気的接続器を貫通して配置される雄ねじ部材を介して前記支持部材に取り付けることができる。この場合、前記スペーサは、前記セラミック板の他方の面に形成され前記支持部材の前記基準面に向けて立ち上がる複数のアンカー部であって前記基準面と平行な同一面上に頂面を有しかつ前記雄ねじ部材の端部を受け入れる雌ねじ穴が形成された複数のアンカー部と、該アンカー部の頂面と前記基準面との間に挿入された均一な長さ寸法を有する複数のスペーサ部材とで構成することができる。
また、この例に代えて、前記プローブ基板と前記配線基板との間に、前記電気接続器の貫通を許し前記支持部材に結合され均一な厚さ寸法を有するスペーサ板を配置することができる。この場合、前記プローブ基板は、前記スペーサ板を貫通して配置された雄ねじ部材を介して前記スペーサ板に取り付けられており、前記スペーサは、前記セラミック板の他方の面に形成され前記支持部材の前記基準面に向けて立ち上がる複数のアンカー部であって前記基準面と平行な同一面上に頂面を有しかつ前記雄ねじ部材の端部を受け入れる雌ねじ穴が形成されたアンカー部と、該アンカー部の頂面と前記基準面との間に挿入された前記スペーサ板とで構成される。また、この場合、前記雄ねじ部材に、前記配線基板と前記スペーサ板との間で該スペーサ部材に埋設された頭部を有するボルトを用いることができる。
また、前記支持部材の前記基準面と反対側の面に、前記支持部材のたわみ変形を抑制すべく該支持部材の熱膨張係数よりも大きな熱膨張係数を有する熱変形抑制部材を取り付けることができる。
この熱変形抑制部材は、その一方の面が熱変形抑制部材の熱膨張係数よりも小さな熱膨張係数を有する支持部材への取付け面となるのに対し、反対側に位置する他方の面が自由面となることから、雰囲気温度の上昇によって伸長しようとするとき、当該熱変形抑制部材の両面間に応力差が生じる。この応力差を利用して熱変形抑制部材が取り付けられた前記支持部材の中央部のたるみ変形を抑制することができる。
本発明に係るプローブ組立体によれば、プローブ基板に設けられる複数のプローブはプローブ基板の変形を保持した状態で仮想基準面に平行な同一平面上に位置するように設定されていることから、前記プローブ組立体は、そのプローブ基板の曲がり変形を保持した状態で所定箇所に組み付けられる限り、このプローブ基板の煩雑な平坦化調整作業を行うことなく、全てのプローブの先端を被検査体である電気回路の各電気接続端子にほぼ均等に押し付けることができるので、全てのプローブをこれに対応する被検査体の電気接続端子に適正に接触させることができる。
また、本発明に係るプローブ組立体の製造方法によれば、基板部材の曲がり変形に拘わらず、全てのプローブの先端が同一平面上に揃えられ、しかも取付けのための全てのアンカー部の頂面が同一平面上に揃えられたプローブ基板を比較的容易に製造することができるので、基板部材の平坦性の調整が不要であり、しかも取付けに長さの異なる多種類のスペーサを不要とする本発明に係るプローブ組立体を比較的容易に形成することができる。
また、本発明に係る電気的接続装置によれば、プローブ組立体のプローブ基板と支持部材の基準面との間に挿入されるスペーサにより、前記プローブ基板はその前記した変形を確実に維持した状態で前記支持部材の基準面に取り付けることができる。したがって、プローブ組立体の支持部材への取付け後、従来のようなプローブ基板を平坦化するための調整作業を行うことなく、全てのプローブの先端を被検査体である電気回路の各電気接続端子にほぼ均等に押し付けることができる。そのため、プローブ組立体の取り替え毎においても、従来のような煩わしいプローブ基板の平坦化調整作業が不要となり、効率的な電気的検査が可能となる。
本発明に係る電気的接続装置10が、図1に分解して示されている。この電気的接続装置10は、下面12aが平坦な取付け基準面となる平板状の支持部材12と、該支持部材の前記取付け面12aに保持される円形平板状の配線基板14と、該配線基板14に電気接続器16を経て電気的に接続されるプローブ組立体18と、電気接続器16を受け入れる中央開口20aが形成されたベースリング20と、該ベースリングの中央開口20aの縁部と共同してプローブ組立体18の縁部を挟持する固定リング22とを備える。この固定リング22は、その中央部に、プローブ組立体18の後述するプローブ18bの露出を許す中央開口22aを有する。図示の例では、配線基板14を保持する支持部材12の熱変形を抑制するための熱変形抑制部材24が支持部材12に取り付けられている。
これらの部材12〜24は、図2ないし図4に示すように、一体的に組み付けられ、図3に示すように、例えば半導体ウエハ26に作り込まれた多数のIC回路(図示せず)の電気的検査のために、該IC回路の接続端子である各接続パッド26aをテスタ28の電気回路(図示せず)に接続するのに用いられる。
配線基板14は、図示の例では、全体的に円形板状の例えばポリイミド樹脂板からなり、その上面14aの環状周部には、テスタ28の前記電気回路に接続される多数のコネクタ30が図2に示すよう環状に整列して配置されている。配線基板14の下面14b(図1参照)の中央部には、コネクタ30に対応する多数の接続端子14c(図5参照)が矩形マトリクス状に配列されており、前記ポリイミド樹脂板内に形成された図示しないが従来よく知られた配線回路を経て、各コネクタ30と、前記各接続端子14cとが相互に電気的に接続可能である。また、図2に示すように、配線基板14の上面14aの中央部には、試験内容に応じてコネクタ30と該コネクタに接続される前記接続端子とを切り換え、あるいは緊急時に前記配線回路を遮断するための多数のリレー32が配列されている。
支持部材12は、これらコネクタ30およびリレー32の露出を許す例えばステンレス板からなる枠部材であり、その下面12a(図1参照)が配線基板14の上面14aに当接して配置されている。支持部材12は、図2に明確に示されているように、リレー32を取り巻く内方環状部12cと、外方環状部12dとを有し、該外方環状部の外周にコネクタ30が配列されている。
熱変形抑制部材24は、支持部材12の上面12bにおける外方環状部12dを覆って配置される環状部材からなり、例えばアルミニゥムのような金属材料で構成されている。
プローブ組立体18は、基本的には、図5に示すように、プローブ基板18aと、該プローブ基板の下面に形成された多数のプローブ18bとを備える。プローブ基板18aは、従来よく知られているように、例えばセラミック板からなる基板部材34と、該基板部材すなわちセラミック板の下面34aに形成された多層配線層36とを備える。多層配線層36は、従来よく知られているように、電気絶縁性を示す例えばポリイミド樹脂材料からなる多層板と、該各多層板間に形成された配線路36aとを有する。各プローブ18bは、多層配線層36の表面であるその下面36bから下方へ突出して形成されている。
セラミック板34には、その板厚方向に貫通する多数の導電路38が、配線基板14のそれぞれの接続端子14cに対応して形成されている。プローブ基板18aの上面となるセラミック板34の上面34bには、各導電路38の一端に形成された接続部38aが配置されており、該各接続部は電気接続器16を介して配線基板14の対応する接続端子14cに接続される。また、セラミック板34の下面34aには、各導電路38の他端に形成された接続部38bが配置されている。多層配線層36の各配線路36aの一端は、多層配線層36の上面36cで各導電路38の対応する接続部38bに接続されており、また各配線路36aの他端は、プローブ組立体18の下面すなわち多層配線層36の下面36bに形成されたプローブランド40にそれぞれ接続されている。各プローブランド40には、カンチレバータイプのプローブ18bがそれぞれ接続されており、これにより各プローブ18bは、プローブ基板18aの上面34bで、電気接続器16を介して配線基板14の対応する接続端子14cに接続される。
電気接続器16は、図5に示す例では、板厚方向に形成された多数の貫通孔42が形成された電気絶縁性を示す板状部材から成るポゴピンブロック16aと、各貫通孔42内に直列的に配置され、それぞれが貫通孔42からの脱落を防止された状態で貫通孔42の軸線方向へ摺動可能に収容される一対のポゴピン16b、16cとを備える。各一対のポゴピン16b、16c間には、両ポゴピン16b、16cに相離れる方向への偏倚力を与え、両ポゴピン間の導電路となる圧縮コイルばね16dが配置されている。電気的接続装置10の組み立て状態では、電気接続器16はその圧縮コイルばね16dのばね力により、各一対のポゴピン16b、16cの一方のポゴピン16bが対応する導電路38の接続部38aに圧接され、また他方のポゴピン16cが配線基板14の対応する接続端子14cに圧接されることから、各プローブランド40に設けられたプローブ18bは、配線基板14の対応する接続端子14cに接続される。その結果、プローブ18bの先端が被検査体である半導体ウエハ26の接続パッド26aに当接されると、該接続パッドは対応するコネクタ30を経て、テスタ28に接続されることから、該テスタによる半導体ウエハ26の前記電気回路の電気的検査が行える。
前記した電気的接続装置10は、多数の雄ねじ部材からなるボルト44〜52によって組み立てられている。すなわち、図6に示すように、熱変形抑制部材24は、支持部材12に形成された雌ねじ穴54に螺合するボルト44により、支持部材12の上面12bに固定されている。この支持部材12には、配線基板14を貫通して配置されるボルト46により、電気接続器16が取り付けられている。ボルト46は、その先端が支持部材12に形成された雌ねじ穴56に螺合することにより、電気接続器16のポゴピンブロック16aと、支持部材12との間で配線基板14を挟持する。
また、ベースリング20および固定リング22は、ベースリング20に形成された雌ねじ穴58に先端が螺合するボルト48により、プローブ組立体18のプローブ基板18aの縁部を挟持するように相互に結合されている。このベースリング20は、該ベースリングに形成された雌ねじ穴60に先端が螺合するボルト50により、支持部材12に固定されている。ボルト50は、配線基板14をその板厚方向に貫通するスペーサ62内に挿入されている。スペーサ62は、その両端を支持部材12およびベースリング20に当接させることにより、プローブ基板18aの縁部を挟持するベースリング20および固定リング22を支持部材12の取付け面である下面12aから所定の間隔で保持する。
前記したように、プローブ組立体18のプローブ基板18aの縁部はベースリング20および固定リング22により縁部を挟持される。この縁部を挟持されるプローブ基板18aの基板部材であるセラミック板34に導電路38を形成するとき、または多層配線層36を形成するとき、その製造工程の熱と外力とによって平坦なセラミック板34に例えば波状の曲がり変形を生じることがある。あるいは、導電路38及び多層配線層36の形成前に、セラミック板34自体に曲がり変形を生じることがある。そのような基板部材34の変形によるプローブ基板18aの変形は、該プローブ基板にたとえ外力が作用していない自由状態であっても保持される。
本発明に係るプローブ組立体18は、そのようなプローブ基板18aの変形に拘わらず、該変形を維持した自由状態で、全てのプローブ18bの先端が同一平面P1上に整列するように、予め揃えられている。この平面P1は、基板部材であるセラミック板34に変形が生じていない場合に得られる平坦なセラミック板の仮想平面Pに平行とすることが望ましい。
このように各先端が揃えられたプローブ18bを有するプローブ組立体18は、そのプローブ基板18aに変形を保持した状態で、複数のボルト52を介して支持部材12に支持されている。
このボルト52による支持のために、図7に拡大して示されているように、セラミック板34の上面34bには、各ボルト52の先端部を受け入れる雌ねじ穴64を有するアンカー部材66が接着剤により固着されている。
アンカー部材66は、例えば電気絶縁性を示す合成材料からなり、このアンカー部材66の固着により、セラミック板34の上面であるプローブ基板18aの上面34bには、ボルト52の先端部が螺合するアンカー部66が形成されている。各アンカー部66の頂面は、プローブ基板18aに前記した曲がり変形が保持された該プローブ基板の自由状態で、前記仮想平面Pに平行な同一平面P2に一致するように、揃えられている。したがって、各アンカー部66の高さ寸法は、曲がりを生じたプローブ基板18aの各アンカー部66が設けられた部分の高さ位置に応じて、異なる高さ寸法を有する。
各アンカー部66に対応して配線基板14には、スペーサ部材68を受け入れる貫通孔70が配線基板14の板厚方向に貫通して形成されている。各ボルト52は、その頭部52aを支持部材12の側に位置させてスペーサ部材68を貫通して配置され、その軸部52bの先端部分が対応するアンカー部66の雌ねじ穴64に螺合する。
各スペーサ部材68は、相互に等しい高さ寸法を有する。スペーサ部材68の各下端は、対応するアンカー部66の平面P2上の頂面に当接し、またスペーサ部材68の各上端は取付け基準面となる支持部材12の下面12aに当接する。そのため、支持部材12の上方からボルト52を締め付けることにより、該ボルトの先端部が螺合するアンカー部66と、該各アンカー部上に配置されたスペーサ部材68とのスペーサ作用により、仮想平面Pが支持部材12の取付け基準面12aに平行となるように、プローブ基板18aが前記した曲がり変形を保持した状態で確実に支持部材12に支持される。
したがって、プローブ組立体18の各プローブ18bの先端は、仮想平面Pに平行な平面P1上に揃った状態で、電気的接続装置10に組み付けられることから、従来のようなプローブ基板の煩雑な平坦化作業を行うことなく、全てのプローブ18bの先端を同一平面P1上に揃えることができる。そのため、半導体ウエハ26の各接続パッド26aに対応するプローブ18bの先端を均等に押し付けることができるので、被検査体である半導体ウエハ26の電気回路の電気的検査を適正かつ容易におこなうことができる。
また、図7に明確に示されているように、プローブ18bの先端を揃えるために、プローブ基板18aのセラミック板34から遠ざかる方向へ突出するプローブランド40の高さ寸法をプローブ基板18aの曲がり変形に応じて異ならせることができる。各プローブランド40は、プローブ基板18aの曲がり変形に応じて、その下端面を平面P1に平行な平面P3上に揃える高さに設定されている。このように、プローブランド40の下端面を平面P3上に揃えることにより、同一高さ寸法すなわち同一長さ寸法のプローブ18bを各プローブランド40に固着することによって、プローブ基板18aの曲がり変形に拘わらず、この同一寸法のプローブ18bを用いてプローブ18bの先端を揃えることができる。
したがって、プローブ基板18aの曲がり変形に応じた、相互に異なる高さ寸法の多種類のプローブを用意することなく、単一の高さ寸法のプローブ18bを各プローブランド40に固着することにより、プローブ18bの先端を平面P1上に揃えることができる。
同様に、アンカー部66の高さ寸法を等しく設定し、他方、スペーサ部材68の高さ寸法を異ならせることにより、プローブ基板18aの変形を保持した状態でプローブ組立体18を組み込むことができる。しかしながら、この場合、プローブ基板18aの変形に応じてそれぞれ最適な高さ寸法を有する多種類のスペーサ部材を用意する必要があることから、多種類のスペーサ部材を不要とし、電気的接続装置10の製造の簡素化を図る上で、前記したように等長のスペーサ部材68を用いることが好ましい。
また、図6および図7には、支持部材12の上方から挿入され、その先端がプローブ基板18aのアンカー部66に螺合されたボルト52の例を示したが、これに代えて、図示しないがプローブ基板18a下面の側から該プローブ基板、ポゴピンブロック16aおよび配線基板14を貫通するボルトを用い、該ボルトの先端を支持部材12に形成された雌ねじ穴に螺合させることができる。この場合、アンカー部66およびスペーサ部材68に代えて、両部材66、68の高さ寸法に等しいスペーサが用いられる。
多層配線層36に代えて、単層の配線を用いることができるが、多数のプローブ18bのために各配線路36aを高密度で配置するために、多層配線技術を用いることが望ましい。
また、前記電気的接続装置10では、支持部材12は、その下面12aに保持された配線基板14を補強する作用をなすが、高温環境下での検査では、温度上昇に伴う熱変形と、電気接続器16およびプローブ組立体18等の重量により、中央部が下方へ向けて凸状に変形を生じる傾向が見られる。
しかしながら、熱変形抑制部材24は、ボルト44(図6参照)により、支持部材12の上面12bに当接して該支持部材に固定されている。また、熱変形抑制部材24は、例えばステンレス(SUS410:熱膨張係数 9.9PPM/℃)からなる支持部材12よりも熱膨張係数の大きな金属材料であるアルミニゥム(A5052:熱膨張係数23.8PPM/℃)で形成されている。そのため、高温環境下では、図8の概念図に示すように、熱変形抑制部材24が支持部材12よりも大きく伸長しようとするが、その下面24aが熱変形抑制部材24よりも熱膨張係数の小さな支持部材12によりその伸長が拘束される。このため、自由面となる上面24bが拘束を受ける下面24aよりも大きく伸長しようとすることから、その応力差により、全体に自由面の中央部が支持部材から遠ざかるように凸状に膨らむ傾向を示す。この応力差による作用力は、前記した支持部材12の中央部における下方への凸状変形を抑制する力として作用する。
その結果、熱変形抑制部材24を設けることにより、高温環境下での支持部材12の熱膨張変形による下方へのたわみを抑制し、この支持部材12のたわみに伴うプローブ組立体18のたわみ変形を抑制することができる。
図9(a)ないし図9(g)は、図1に示したプローブ組立体の製造工程を示す。
プローブ組立体18のためのプローブ基板18aの基板部材として、例えばセラミック板34が用意される。セラミック板34は、その全面にわたってほぼ等しい厚さ寸法を有する。このセラミック板34には、既に図5に沿って説明した各導電路38が形成されている。この導電路38の形成加工のために、セラミック板34には、図9(a)に示すように、その仮想平坦面Pに関して全体に波状の曲がり変形が導入されている。この変形によるセラミック板34の下面におけるもっとも低い箇所と高い箇所との高低差は、例えば数十μm〜100μmを示す。
曲がり変形を生じたセラミック板34の一方の面34aには、図9(b)に示すように、集積回路の製造工程で用いられるフォトリソグラフィを利用して図5に示したと同様な多層配線層36が形成される。また、多層配線層36の表面に露出する配線路36aの所定箇所には、例えば前記したと同様なフォトリソグラフィおよび電気メッキ法を用いて、導電材料を均等な厚さで選択的に堆積させることにより、プローブ18bのための互いに等しい高さ寸法を有するプローブランド40が形成される。
このプローブランド40の下端面は、図9(c)に示すように、仮想平坦面Pと平行な前記平面P3に揃えられる。このプローブランド40の下端面を揃えるために、例えば化学機械研磨(CMP)が用いられる。これにより、プローブランド40の下端面は、例えば10μm未満の誤差で前記平面P3に揃えられる。
図9(d)に示すように、セラミック板34の上面34bの所定箇所に、例えば合成樹脂材料からなるアンカー部材66が接着材により固着される。このアンカー部材66は、前記した雌ねじ穴64を有し、互いに等しい高さ寸法をする。アンカー部材66は、等しい高さ寸法を有することから、このアンカー部材66により形成される各アンカー部66の頂面の高さ位置は、セラミック板34の変形に応じて異なる。このアンカー部66の高さ位置は、図9(e)に示すように、研磨工程で、仮想平坦面Pと平行な前記平面P2に揃えられる。このアンカー部材66の頂面を前記平面P2上に揃えるために、例えば機械研磨が用いられる。この機械研磨により、アンカー部材66の頂面は、前記プローブランド40の下端面におけると同様に、例えば10μm未満の誤差で前記平面P2に揃えられる。
図9(d)および図9(e)に示したアンカー部66の形成およびその研磨工程を前記したプローブランド40および多層配線層36の形成前におこなうことができる。
しかしながら、多層配線層36およびプローブランド40の形成工程の加熱下でセラミック板34にさらに曲がり変形が導入される虞がある。この多層配線層36およびプローブランド40の形成でセラミック板34に導入される曲がり変形の影響によるアンカー部66の頂面のばらつきを確実に防止する上で、図9(b)〜図9(e)に示すように、多層配線層36の形成およびプローブランド40の形成およびその研磨工程後に、アンカー部66の研磨工程を行うことが好ましい。
いずれにしても、プローブランド40の研磨およびアンカー部66の研磨により、図9(f)に示すように、前記平面P2に頂面が揃ったアンカー部66および前記平面P3に揃った端面を有するプローブランド40を有するプローブ基板18aが形成される。したがって、その後、図9(g)に示すように、等長のプローブ18bを例えば半田のような導電性接着を用いて各アンカー部66の下端面に接着することにより、前記したように、プローブ基板18aの曲がり変形に拘わらず、前記平面P1上に先端を揃えたプローブ組立体18が形成される。
このプローブ組立体18は、アンカー部66の頂面が前記平面P2に揃えられていることから、例えば10μm未満の高さ寸法誤差で形成された等長のスペーサ部材68および該スペーサ部材に挿入されるボルト52を用いて、前記したように支持部材12に支持されるように、これに組み付けられることにより、プローブ基板18aの曲がり変形を調整することなく、各プローブ18bの先端を所定の許容誤差内で同一平面P1上に揃えることができる。
したがって、煩わしいプローブ基板18aの平坦化調整をおこなうことなく、全てのプローブ18bと、半導体ウエハ26の前記電気回路の対応する接続パッド26aとの良好な電気的接触を得ることができる。
また、前記した製造方法により、本発明に係るプローブ組立体18を比較的容易に製造することができる。
図10ないし図14は、本発明の他の実施例を示す。図10ないし図14では、図1ないし図9に示した実施例におけると同様な機能を有する構成部分には、同一の参照符号が付されている。
図10および図11に示す例では、プローブ組立体18自体は前記した実施例におけると同一であり、電気接続器16に関連して、プローブ組立体18の支持部材12への取り付け形態が図6および図7に示した例と異なる。すなわち、図10および図11に示す例では、配線基板14とベースリング20との間には、均等な厚さ寸法を有するスペース板168が配置されている。このスペース板168には、図12および図13に示されているように、複数の電気接続器16を受け入れるための板厚方向に貫通する複数の開口168aが形成されている。電気接続器16は、図11に示すように、前記したと同様なポゴピンブロック16a、それぞれが対をなすポゴピン16b、16cおよび対をなす両ポゴピン16b、16cに相離れる方向へ偏倚力を与える圧縮コイルばね16dを備える。各電気接続器16のポゴピンブロック16aは、対応する開口168aに挿入されている。この挿入により、各一対のポゴピン16b、16cのうちの一方のポゴピン16bは、図13に示すように、スペース板168の下面168bから突出可能である。また、各他方のポゴピン16cは、図12に示すように、スペース板168の上面168cから突出可能である。
スペース板168は、図11に明確に示されているように、その雌ねじ穴160に螺合するボルト50により、各一方のポゴピン16bがセラミック板34上の接続部38a(図5参照)に当接し、各他方のポゴピン16cが配線基板14の接続端子14c(図5参照)に当接するように、配線基板14およびベースリング20間で固定されている。支持部材12の下面12aとスペース板168の上面168cとの間隔は、スペーサ62により規定されている。
また、固定リング22と共同してプローブ基板18aの縁部を挟持するベースリング20は、ボルト148によりスペース板168に固定されている。このボルト148は、スペース板168の上面168cから貫通孔168dに挿入され、その先端がベースリング20の雌ねじ穴158に螺合する。固定リング22は、前記した例におけると同様なボルト48によりベースリング20に結合されている。
また、スペース板168には、プローブ基板18aの各アンカー部66に対応して該アンカー部に螺合するボルト52の軸部52bの貫通を許す貫通孔170が形成されており、スペース板168の上面168cには、各貫通孔170に対応してボルト52の頭部52aを収容する凹所170aが形成されている。
したがって、電気接続器16が組み込まれたスペース板168をボルト50で支持部材12に結合するに先立ち、ボルト52をスペース板168の貫通孔170を経てアンカー部66の雌ねじ穴64に螺合させ、その頭部52aの頂面が凹所170aから突出することなく該凹所に頭部52aが完全に収容されるように、ボルト52を締め付けることができる。このボルト52の締め付けに関して、アンカー部66およびスペース板168がプローブ基板18aの変形を保持するためのスペーサとして機能する。そのため、ボルト52の締め付けにより、プローブ基板18aの自由状態での前記した変形を保持した状態で、かつ電気接続器16とプローブ組立体18とが前記した適正な電気的接続を保持した状態で、電気接続器16が組み込まれたスペース板168にプローブ組立体18を適正に保持することができる。したがって、このプローブ基板18aが取り付けられたスペース板168をボルト50により支持部材12に結合することにより、プローブ基板18aの前記変形を保持した状態で、スペース板168を介してプローブ基板18aを支持部材12に適正に支持することができる。
その結果、従来のようなプローブ基板の煩雑な平坦化作業を行うことなく、全てのプローブ18bの先端を同一平面P1上に揃えることができるので、前記したと同様に、プローブ基板の煩雑な平坦化作業を行うことなく、被検査体である半導体ウエハ26の電気回路の電気的検査を適正かつ容易におこなうことができる。
また、スペース板168を用いた例では、図11に明確に示されているように、各アンカー部66の頂面の高さ位置(平面P2)がスペース板168の下面168bに当接するベースリング20の上面20bに一致する。そのため、図14に示すように、ベースリング20および固定リング22がプローブ組立体18のプローブ基板18aの縁部を挟持するように、両リング20、22をボルト48で結合することにより、図9(e)に示したアンカー部66の研削工程で、これらをプローブ組立体18の保持具として利用すると共に、ベースリング20の上面20bをアンカー部66の研削工程での頂面の基準面として利用することができる。
本発明は、上記実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない限り、種々変更することができる。
本発明に係る電気的接続装置の一実施例を分解して示す斜視図である。 図1に示した電気的接続装置の上面図である。 図1に示した電気的接続装置の正面図である。 図1に示した電気的接続装置の底面図である。 図5は、図1に示したプローブ組立体のプローブ基板内の電気的接続関係の一例を示すプローブ基板の断面図である。 図6は、図2に示した線VI-VIに沿って得られた断面の一部を拡大して示す断面図である。 図7は、図6の一部をさらに拡大して示す断面図である。 図8は、図1に示した電気的接続装置に設けられた熱変形抑制板の作用を概念的に説明する説明図である。 図9(a)ないし図9(g)は、図1に示したプローブ組立体の製造工程を示す工程図であり、図9(a)は多層配線層の形成前のセラミック板の状態を示し、図9(b)はセラミック板への多層配線およびプローブランドの形成工程を示し、図9(c)はプローブランドの研磨工程を示し、図9(d)は、セラミック板へのアンカー部の形成工程を示し、図9(e)はアンカー部の研磨工程を示し、図9(f)は、プローブランド及びアンカー部のそれぞれの研磨後の状態を示し、図9(g)は各プローブランドへのプローブの取付け工程を示す。 図10は、本発明に係る電気的接続装置の他の実施例を示す図6と同様な図面である。 図11は、図10に示した電気的接続装置の他の実施例を示す図7と同様な図面である。 図12は、図10に示した電気接続器が組み込まれたスペーサを上方から見た斜視図である。 図13は、図10に示した電気接続器が組み込まれたスペーサを下方から見た斜視図である。 図14は、図10に示した電気的接続装置のプローブ基板の製造方法を示す断面図である。 符号の説明
10 電気的接続装置
12 支持部材
14 配線基板
16 電気接続器
18 プローブ組立体
18a プローブ基板
18b プローブ
24 熱変形抑制部材
26 被検査体(半導体ウエハ)
28 テスタ
34 基板部材(セラミック板)
36 多層配線層
36a 多層配線層の配線路
40 プローブランド
64 雌ねじ穴
66 アンカー部(アンカー部材)
68 スペーサ部材
168 スペース板

Claims (19)

  1. 被検査体の電気的測定に用いられるプローブ組立体であって、負荷を受けない自由状態で曲がり変形を生じた平板状のプローブ基板と、該プローブ基板の一方の面に該面から突出して形成された複数のプローブとを備え、全ての前記プローブの先端は、前記プローブ基板の前記変形を保持した状態で、仮想基準面に平行な同一平面上に位置し、前記プローブ基板の他方面には、前記プローブ基板を所定箇所に取付けるための複数のアンカー部が形成されており、全ての前記アンカー部の頂面は、前記プローブ基板の前記変形を保持した状態で前記仮想基準面に平行な同一平面上に位置する、プローブ組立体。
  2. 前記プローブ基板は、基板部材と、該基板部材の一方の面に形成され、表面に電気接続部を有する配線層とを備え、該配線層の前記電気接続部には前記プローブが前記基板部材から遠ざかる方向へ突出して形成されている、請求項1に記載のプローブ組立体。
  3. 前記プローブ基板の前記基板部材は、セラミック板である請求項2に記載のプローブ組立体。
  4. 前記配線層は多層配線層である、請求項3に記載のプローブ組立体。
  5. 前記セラミック板の他方の面に形成された前記アンカー部は、前記プローブ基板を前記所定箇所に取り付けるための複数の雄ねじ部材の端部をそれぞれ受け入れる雌ねじ穴を有する、請求項3に記載のプローブ組立体。
  6. 前記多層配線層の表面に形成された電気接続部には、前記プローブのための複数のプローブランドが前記セラミック板から遠ざかる方向へ突出して形成されており、該各プローブランドの突出する端面から前記各プローブが伸長し、全ての前記プローブランドの前記端面は、前記プローブ基板の前記変形を保持した状態で、前記仮想基準面に平行な同一平面上に位置する、請求項4に記載のプローブ組立体。
  7. 基板部材の一方の面に多層配線層を形成すると共に該多層配線層の表面に複数のプローブランドを形成すること、前記プローブランドの全ての端面を前記基板部材の曲がり変形に拘わらず仮想基準面に平行な同一平面上に位置させるべく前記基板部材に導入された変形を保持した状態で前記プローブランドの端面を揃えること、前記多層配線層の形成後、前記基板部材の他方の面に雄ねじ部材の端部が螺合可能なねじ穴を有する複数のアンカー部を形成すること、前記基板部材の前記変形を保持した状態で前記全てのアンカー部の頂面を前記基板部材の前記曲がり変形に拘わらず前記仮想軸線に平行な他の同一平面上に位置させるべく前記アンカー部の頂面を揃えること、揃えられた前記プローブランドの端面に同一高さ寸法を有するプローブを形成することを含む、プローブ組立体の製造方法。
  8. 前記プローブランドの端面および前記アンカー部の頂面は、前記多層配線層の形成後、揃えられる、請求項7に記載の製造方法。
  9. 前記多層配線層の前記表面の前記複数のプローブランドは相互に等しい高さ寸法に形成された後、それらの端面が揃えられ、また前記基板部材の前記他方の面の前記複数のアンカー部は相互に等しい高さ寸法に形成された後、それらの頂面が揃えられる、請求項7に記載の製造方法。
  10. 前記プローブランドの端面およびアンカー部の頂面をそれぞれ揃えるために、前記プローブランドおよびアンカー部の端部はそれぞれ研磨を受ける、請求項9に記載の製造方法。
  11. 前記基板部材にセラミック板が用いられる、請求項7に記載の製造方法。
  12. 前記多層配線層は、フォトリソグラフィ技術を用いて形成される、請求項7に記載の製造方法。
  13. 前記プローブは、フォトリソグラフィで形成されたカンチレバータイプのプローブが接着により前記アンカー部の頂面に固着されて形成される、請求項7に記載の製造方法。
  14. テスタと、該テスタによる電気的検査を受ける被検査体の電気接続端子とを接続する電気的接続装置であって、
    取付け基準面を有する支持部材と、前記テスタに接続される配線回路が形成され、前記支持部材の前記基準面に一方の面を対向させて配置され、他方の面に前記配線回路の複数の接続端子が形成された配線基板と、負荷を受けない自由状態で曲がり変形を生じた平板状のプローブ基板および該プローブ基板の一方の面に設けられ前記被検査体の前記接続端子に先端部を当接可能な複数のプローブを有するプローブ組立体であって前記プローブ基板の他方の面が前記配線基板の前記他方の面に対向して配置されたプローブ組立体と、前記プローブ基板と前記配線基板との間に配置され該配線基板の前記接続端子を該接続端子に対応する前記プローブに接続するための電気接続器と、該電気接続器を経て前記プローブを前記配線基板の前記接続端子に接続すべく前記プローブ組立体が前記支持部材に取り付けられたとき、前記プローブ基板の前記変形を保持すべく前記プローブ基板の前記他方の面と前記支持部材の前記基準面との間に適合して配置される複数のスペーサとを備え、前記各プローブの先端は前記プローブ基板の前記変形を保持した状態で同一平面上に位置する、電気的接続装置。
  15. 前記プローブ基板は、セラミック板と、該セラミック板の一方の面に形成され、表面に電気接続部を有する多層配線層とを備え、該多層配線層の前記電気接続部には前記プローブが前記セラミック板から遠ざかる方向へ突出して形成されている、請求項14に記載の電気的接続装置。
  16. 前記プローブ基板は、前記支持部材、前記配線基板および前記電気的接続器を貫通して配置される雄ねじ部材を介して前記支持部材に取り付けられており、前記スペーサは、前記セラミック板の他方の面に形成され前記支持部材の前記基準面に向けて立ち上がる複数のアンカー部であって前記基準面と平行な同一面上に頂面を有しかつ前記雄ねじ部材の端部を受け入れる雌ねじ穴が形成された複数のアンカー部と、該アンカー部の頂面と前記基準面との間に挿入された均一な長さ寸法を有する複数のスペーサ部材とからなる、請求項14に記載の電気的接続装置。
  17. 前記プローブ基板と前記配線基板との間には、前記電気接続器の貫通を許し前記支持部材に結合され均一な厚さ寸法を有するスペーサ板が配置されており、前記プローブ基板は、前記スペーサ板を貫通して配置された雄ねじ部材を介して前記スペーサ板に取り付けられており、前記スペーサは、前記セラミック板の他方の面に形成され前記支持部材の前記基準面に向けて立ち上がる複数のアンカー部であって前記基準面と平行な同一面上に頂面を有しかつ前記雄ねじ部材の端部を受け入れる雌ねじ穴が形成されたアンカー部と、該アンカー部の頂面と前記基準面との間に挿入された前記スペーサ板とからなる、請求項15に記載の電気的接続装置。
  18. 前記雄ねじ部材は、前記配線基板と前記スペーサ板との間で該スペーサ部材に埋設された頭部を有するボルトである請求項17に記載の電気的接続装置。
  19. 前記支持部材の前記基準面と反対側の面には、前記支持部材のたわみ変形を抑制すべく該支持部材の熱膨張係数よりも大きな熱膨張係数を有する熱変形抑制部材が取り付けられている、請求項14に記載の電気的接続装置。
JP2007517706A 2005-05-23 2005-05-23 電気的接続装置、その製造方法および電気的接続装置 Active JP4704426B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2005/009812 WO2006126279A1 (ja) 2005-05-23 2005-05-23 プローブ組立体、その製造方法および電気的接続装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2006126279A1 JPWO2006126279A1 (ja) 2008-12-25
JP4704426B2 true JP4704426B2 (ja) 2011-06-15

Family

ID=37451715

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007517706A Active JP4704426B2 (ja) 2005-05-23 2005-05-23 電気的接続装置、その製造方法および電気的接続装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7667472B2 (ja)
JP (1) JP4704426B2 (ja)
DE (1) DE112005003580B4 (ja)
MY (1) MY146719A (ja)
TW (1) TWI284379B (ja)
WO (1) WO2006126279A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220060904A (ko) * 2020-11-05 2022-05-12 주식회사 에스디에이 프로브 카드

Families Citing this family (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7764073B2 (en) * 2005-04-18 2010-07-27 Kabushiki Kaisha Nihon Micronics Electrical connecting apparatus
WO2006126279A1 (ja) 2005-05-23 2006-11-30 Kabushiki Kaisha Nihon Micronics プローブ組立体、その製造方法および電気的接続装置
WO2007015314A1 (ja) * 2005-08-02 2007-02-08 Kabushiki Kaisha Nihon Micronics 電気的接続装置
US7728608B2 (en) 2005-10-24 2010-06-01 Kabushiki Naisha Nihon Micronics Method for assembling electrical connecting apparatus
JP4823667B2 (ja) 2005-12-05 2011-11-24 日本発條株式会社 プローブカード
US8018242B2 (en) 2005-12-05 2011-09-13 Nhk Spring Co., Ltd. Probe card
WO2007141867A1 (ja) 2006-06-02 2007-12-13 Kabushiki Kaisha Nihon Micronics 電気的接続装置
JP5190195B2 (ja) 2006-11-29 2013-04-24 株式会社日本マイクロニクス 電気的接続装置
JP2008145238A (ja) * 2006-12-08 2008-06-26 Micronics Japan Co Ltd 電気接続器及びこれを用いた電気的接続装置
JP2008203036A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Micronics Japan Co Ltd 電気的接続装置
JP2008216060A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Micronics Japan Co Ltd 電気的接続装置
WO2008126601A1 (ja) * 2007-03-14 2008-10-23 Nhk Spring Co., Ltd. プローブカード
WO2009011365A1 (ja) * 2007-07-19 2009-01-22 Nhk Spring Co., Ltd. プローブカード
JP2009043640A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Micronics Japan Co Ltd 電気接続器及びこれを用いた電気的接続装置
JP5164543B2 (ja) * 2007-12-05 2013-03-21 東京エレクトロン株式会社 プローブカードの製造方法
JP5553480B2 (ja) * 2008-02-26 2014-07-16 株式会社日本マイクロニクス 電気的接続装置
TW200937704A (en) * 2008-02-26 2009-09-01 Anor Prec Ceramic Ind Co Ltd Ceramic plate capable of increasing working area
JP5530124B2 (ja) * 2009-07-03 2014-06-25 株式会社日本マイクロニクス 集積回路の試験装置
JP5941713B2 (ja) * 2012-03-14 2016-06-29 東京エレクトロン株式会社 ウエハ検査用インターフェース及びウエハ検査装置
JP6084882B2 (ja) * 2013-04-04 2017-02-22 株式会社日本マイクロニクス プローブ組立体及びプローブ基板
EP3019879A4 (en) * 2013-07-11 2017-08-16 JohnsTech International Corporation Testing apparatus and method for microcircuit and wafer level ic testing
TWI493195B (zh) * 2013-11-04 2015-07-21 Via Tech Inc 探針卡
US10067164B2 (en) 2015-08-24 2018-09-04 Johnstech International Corporation Testing apparatus and method for microcircuit testing with conical bias pad and conductive test pin rings
US10973413B2 (en) * 2015-10-07 2021-04-13 Fiomet Ventures, Inc. Advanced compression garments and systems
TWI596344B (zh) * 2016-04-27 2017-08-21 Replaceable probe module probe card and its assembly method and probe module replacement side law
US10120020B2 (en) * 2016-06-16 2018-11-06 Formfactor Beaverton, Inc. Probe head assemblies and probe systems for testing integrated circuit devices
TWI739764B (zh) * 2016-10-04 2021-09-21 旺矽科技股份有限公司 同軸探針卡裝置
CN107894521B (zh) * 2016-10-04 2021-08-20 旺矽科技股份有限公司 同轴探针卡装置
TWI678537B (zh) * 2018-01-05 2019-12-01 旺矽科技股份有限公司 探針卡
JP6609073B1 (ja) * 2019-01-15 2019-11-20 株式会社日本マイクロニクス プローブ基板及び電気的接続装置
JP7198127B2 (ja) * 2019-03-20 2022-12-28 株式会社アドバンテスト インタポーザ、ソケット、ソケット組立体、及び、配線板組立体
CN116879598B (zh) * 2023-09-01 2023-12-01 江苏鹏利芝达恩半导体有限公司 一种用于连接探头卡和半导体检测装置的接口制造方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1031034A (ja) * 1996-07-17 1998-02-03 Denki Kagaku Kogyo Kk 平行度調整器付きプローブカード
JPH116845A (ja) * 1997-06-17 1999-01-12 Seiko Epson Corp プローブカード
JP2002313856A (ja) * 2001-04-12 2002-10-25 Mitsubishi Electric Corp 半導体素子試験装置およびこれを用いた半導体素子試験方法
JP2003179110A (ja) * 1994-11-15 2003-06-27 Formfactor Inc プローブカード・アセンブリ及びキット、及びそれらを用いる方法
JP2003203954A (ja) * 1999-11-18 2003-07-18 Ibiden Co Ltd 検査装置およびプローブカード
WO2003062837A1 (fr) * 2002-01-25 2003-07-31 Advantest Corporation Carte sonde

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100196195B1 (ko) * 1991-11-18 1999-06-15 이노우에 쥰이치 프로우브 카드
JP2003528459A (ja) * 2000-03-17 2003-09-24 フォームファクター,インコーポレイテッド 半導体接触器を平坦化するための方法と装置
TW200525675A (en) * 2004-01-20 2005-08-01 Tokyo Electron Ltd Probe guard
JP2005265720A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Nec Corp 電気接点構造及びその形成方法と素子検査方法
WO2006126279A1 (ja) 2005-05-23 2006-11-30 Kabushiki Kaisha Nihon Micronics プローブ組立体、その製造方法および電気的接続装置
JP5190195B2 (ja) * 2006-11-29 2013-04-24 株式会社日本マイクロニクス 電気的接続装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003179110A (ja) * 1994-11-15 2003-06-27 Formfactor Inc プローブカード・アセンブリ及びキット、及びそれらを用いる方法
JPH1031034A (ja) * 1996-07-17 1998-02-03 Denki Kagaku Kogyo Kk 平行度調整器付きプローブカード
JPH116845A (ja) * 1997-06-17 1999-01-12 Seiko Epson Corp プローブカード
JP2003203954A (ja) * 1999-11-18 2003-07-18 Ibiden Co Ltd 検査装置およびプローブカード
JP2002313856A (ja) * 2001-04-12 2002-10-25 Mitsubishi Electric Corp 半導体素子試験装置およびこれを用いた半導体素子試験方法
WO2003062837A1 (fr) * 2002-01-25 2003-07-31 Advantest Corporation Carte sonde

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220060904A (ko) * 2020-11-05 2022-05-12 주식회사 에스디에이 프로브 카드
KR102454947B1 (ko) * 2020-11-05 2022-10-17 주식회사 에스디에이 프로브 카드

Also Published As

Publication number Publication date
DE112005003580B4 (de) 2013-05-16
US7667472B2 (en) 2010-02-23
JPWO2006126279A1 (ja) 2008-12-25
US20090058440A1 (en) 2009-03-05
DE112005003580T5 (de) 2008-05-29
MY146719A (en) 2012-09-14
TWI284379B (en) 2007-07-21
WO2006126279A1 (ja) 2006-11-30
TW200642027A (en) 2006-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4704426B2 (ja) 電気的接続装置、その製造方法および電気的接続装置
JP5190195B2 (ja) 電気的接続装置
EP1364221B1 (en) Planarizing interposer
US7511521B2 (en) Assembly for electrically connecting a test component to a testing machine for testing electrical circuits on the test component
JP4920769B2 (ja) 導電性接触子用ホルダ
KR101242004B1 (ko) 프로브 카드
JP4791473B2 (ja) 電気的接続装置
JP2007003334A (ja) プローブ組立体およびこれを用いた電気的接続装置
KR20040103956A (ko) 도전성 접촉자
US7382143B2 (en) Wafer probe interconnect system
JP4567063B2 (ja) 電気的接続装置の組み立て方法
US7586316B2 (en) Probe board mounting apparatus
KR101328136B1 (ko) 프로브 카드
KR100920790B1 (ko) 프로브 조립체, 그 제조방법 및 전기적 접속장치
JP2009222680A (ja) プローブカード及びプローブカードの製造方法
KR100679167B1 (ko) 동축케이블을 이용한 반도체 웨이퍼 테스트용 프로브 카드
JP2009002760A (ja) プローブカード及びそのプローブ基板の固定支持方法
KR20080099996A (ko) 열변형 방지용 프로브카드

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110309

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4704426

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250