JP4685686B2 - 角形鋼管を用いた覆工板 - Google Patents

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本発明は、地下鉄工事,地下街建設工事,あるいは桟橋施工などに用いられる路面の覆工板およびその滑り止め部材に関するものである。
地下鉄工事,地下街建設工事,あるいは桟橋工事などに用いられる一般的な覆工板は、H形鋼を並列し、隣り合うH形鋼のフランジ同士を溶接して一体化した構造である(例えば、非特許文献1参照)。
自動車などの通行車両のスリップを防止するため、該覆工板に用いられるH形鋼のフランジには圧延により凹凸が設けられている。それ以外に、樹脂モルタルやアスファルトを表面に舗装したものが商品として流通している。
特許文献1では、覆工板と舗装構造を分離し、舗装構造として底板上に所定の厚さからなる滑り止め層を形成し、底板に覆工板に固定するための固定部を備えたことを特徴としている。実施例では、鋼製の枠を組み、そこに舗装材を施している。
特開2000-27108 「滑り止めプレート及びそれを用いた複合覆工板」 新日本製鐵株式会社カタログ「メトロデッキ」
近年、施工の効率化、経済化などを目的として、覆工板を大型化して、路面開削の際に必要となる受桁の数を減らすことが考えられている。また、自動車などが通行する路面となる覆工板の表面には滑り止めとして表面の凹凸が必要になる。
大型の覆工板構造を考えた場合、角形鋼管などの従来よりも剛性の高い形鋼を用いる必要があるが、角形鋼管は製造時に表面に凹凸をつけることは困難である。
また、覆工板は転用され、繰り返し何度も利用されることがあるため、長期間(例えば10年)の使用に耐えられる耐久性が求められ、疲労強度等、耐久性に優れた構造とすることが求められるため、溶接部は少なくするのが有利である。この点で、従来の覆工板は溶接を多用しており、溶接長が長くなり、加工度、ならびに耐久性の面で課題があった。
本発明は、大型化が可能で、滑り止め機能も付与した疲労耐久性に優れた覆工板を提供することを目的とする。
第1発明の角形鋼管を用いた覆工板では、上面および側面に開口部を有し、その側面の開口部の位置を揃えて複数本並列して配置された角形鋼管と、前記側面の開口部に挿入されて前記各角形鋼管に渡って配置された棒状部材と、前記角形鋼管内の棒状鋼材を埋め込むように充填されて前記角形鋼管と棒状部材とを一体に固定している経時硬化性材料とを備えた覆工板本体を有する覆工板であって、
更に、前記覆工板本体の上面に敷設される滑り止め部材と、前記経時硬化性材料に埋め込み固定されて前記角形鋼管の上面の開口部に配置された定着金具とを有し、前記定着金具が前記滑り止め部材の上面に係合されることにより当該滑り止め部材前記覆工板本体に固定されていることを特徴とする
た、第発明では、第1発明の角形鋼管を用いた覆工板において、前記角形鋼管内に前記棒状部材を挟んで、その両側に仕切り板が設けられ、前記仕切り板で区画される内側に前記経時硬化性材料が充填されていることを特徴とする。
発明では、第1発明又は第2発明の角形鋼管を用いた覆工板において、前記棒状部材の端部には、経時硬化性材料に対するずれ止めを有することを特徴とする。
また、第発明では、第1、第3、第4発明のいずれかの角形鋼管を用いた覆工板において、覆工板本体と滑り止め部材を一体化する定着金具は、定着用受け金具とこれに着脱可能に連結されて滑り止め部材を固定する定着用連結金具とにより構成され、前記定着用受け金具は角形鋼管の上面側に設けられた開口部に位置するように前記経時硬化性材料に埋め込み固定されていることを特徴とする。
また、第発明では、第発明の角形鋼管を用いた覆工板において、前記定着用受け金具がねじ付き部材であり、前記定着用連結金具が前記定着用受け金具に螺合されるボルトであり、前記定着用受け金具に螺合される前記定着用連結金具が前記滑り止め部材の上面に係合されることにより、前記滑り止め部材が覆工板本体に固定されていることを特徴とする。
発明では、第1発明〜第5発明の角形鋼管を用いた覆工板において、滑り止め部材が、エキスパンドメタル、パンチングメタルまたは縞鋼板のいずれかであることを特徴とする。
また、第発明では、第1発明〜第発明のいずれかの角形鋼管を用いた覆工板において、覆工板本体と滑り止め部材との間に、緩衝材が設けられていることを特徴とする。
発明では、第1発明〜第発明のいずれかの角形鋼管を用いた覆工板において、前記覆工板の上面の一部にアスファルトまたはコンクリートが敷設されていることを特徴とする。

本発明の角形鋼管を用いた覆工板では、並列して配置された角形鋼管と、各角形鋼管の側面の開口部から挿通した棒状部材と、これらを固定する経時硬化性材料の充填により一体化された覆工板本体としているので、その覆工板本体を構成する角形鋼管相互の接合に、溶接あるいはボルトを使用することなく本体構造を形成でき、しかも、滑り止め部材の定着にも溶接を用いることがないので、覆工板の疲労強度の向上など耐久性に優れた構造とすることができる。また、並列配置された角形鋼管内に棒状鋼材を配置すると共に前記棒状部材と角形鋼管を固定するための経時硬化性材料により、容易に角形鋼管を一体化した覆工板本体を構成することができる。
また、並列して配置された角形鋼管と、各角形鋼管の側面の開口部から挿通した棒状部材と、これらを固定する経時硬化性材料の充填により一体化された覆工板本体を備えた本発明のような構成を取ることで、覆工板の大型化が可能となり、しかもこれに滑り止め部材を設けるだけで、滑り止め機能も付与することができる。また、覆工板の組み立ておよび滑り止め部材の固定に溶接を用いないので、疲労耐久性を向上できる。
また、覆工板本体に角形鋼管を使用しているので、角形鋼管の閉鎖断面のコーナー部はアールとなっているので、コーナー端部に角がなく、車両のタイヤ等からの泥などがたまりにくく、そのため、角形鋼管の防食塗装が長持ちする。
また、第1発明によると、定着金具を使用しているので、角形鋼管の上面側の開口部を利用して、容易に定着金具を開口部の位置において角形鋼管内に経時硬化性材料により埋め込むように配置することができ、その定着金具を利用して滑り止め部材を固定することができる。
第2発明によると、滑り止め部材の脚部を利用して滑り止め部材を覆工板本体に固定することができ、また、角形鋼管の間に脚部を配置することにより容易に滑り止め部材を固定することができる。
第3発明によると、棒状部材を挟んでその両側に仕切り板を設けるだけで、角形鋼管に部分的に経時硬化性材料を充填して、各角形鋼管を容易に一体化することができ、覆工板の軽量化を図ることができると共に、低コストな覆工板とすることができる。
第4発明によると、棒状部材の端部にずれ止めが設けられているので、経時硬化性材料を介した角形鋼管との一体化が高まり、剛性および強度の高い覆工板本体を構成することができ、そのため、これに着脱可能に固定される滑り止め部材の変形が抑制され、耐久性の高い覆工板とすることができる。
第5発明によると、定着用受け金具を覆工板本体に固定した状態で、定着用連結金具により容易に滑り止め部材を着脱可能に覆工板本体に固定することができ、したがて、滑り止め部材を有する覆工板を容易に製作することができる。また、滑り止め部材が着脱可能であるので、滑り止め部材が損傷してもその取替えが容易である。滑り止め部材を変えるだけで、覆工板本体は変えずに、仕様の異なる覆工板を容易に構成することができる。
第6発明によると、定着用受け金具にねじ付き部材を用い、滑り止め部材を覆工板本体に固定する部材をボルトとしたので、ボルトとねじの簡単な固定構造とすることができ、滑り止め部材の取付けおよび取り外しを容易に機械的に行うことができる。
第7発明によると、市販されているかまたは加工が容易な安価なエキスパンドメタル、パンチングメタルまたは縞鋼板に、必要に応じ、定着用の孔等を設けることより、容易に滑り止め部材とすることができるため、覆工板を容易に安価に製作することができる。
第8発明によると、覆工板本体と滑り止め部材との間に、緩衝材が設けられているので、
緩衝材が、滑り止め部材と覆工板本体との金属部材同士の接触を防止し、消音効果、および緩衝の役割を果たすことができる。したがって、覆工板上を車両等が通過するときの騒音等を緩和することができる。
第9発明によると、覆工板の上面の一部にアスファルトまたはコンクリートが敷設されているので、敷設されたアスファルト層表面またはコンクリート層表面との摩擦による滑り防止効果および滑り止め部材による滑り防止効果を発揮することができる覆工板とすることができる。
次に、本発明を図示の実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1〜図3は本発明の一実施形態の覆工板1Aを示すものであって、覆工板1Aは、覆工板本体2と、滑り止め部材3と、滑り止め部材3を覆工板本体2に定着するための定着金具4とより構成されている。
前記の覆工板本体2には、図21に示すような角形鋼管1が使用され、覆工板本体2は、長手方向に延長する角形鋼管1を長手方向に直角な方向に複数本並列して平行に配設されてこれらが一体化されて構成されている。すなわち、完成状態の覆工板の幅寸法に対して、角形鋼管1一本あたり上辺の幅が小さいため、この角形鋼管1を複数並列して平行に配設し、角形鋼管1相互を一体化して覆工板本体2が構成される。
また、前記の角形鋼管1相互の接合は、基本的に溶接レス・ボルトレス構成により複数の角形鋼管を結合するもので、溶接接合、ボルト接合、補強板取付け作業などが不要な構成としている。このため本発明において使用する角形鋼管1の左右両側あるいはどちらか片側(端部は必ずしも孔(開口部)が無くてもよい。後記した。)の側面板5には、部材長手方向に所定の間隔をあけて複数の開口部6が開設されている。部材長手方向に伸長する複数の角形鋼管1を部材長手方向に直角な方向に平行に並べたとき、前記開口部6は前記直角方向の直線上に揃っているので、この各開口部6から図19(a)(b)に示すような棒状部材7を挿入して、鉛直方向にせん断キーを構成して、前記棒状鋼材7を埋め込むようにコンクリート等の経時硬化性材料8を角形鋼管1内に充填することにより、前記角形鋼管1相互がずれないように強固に締結して覆工板本体2を構成している。前記の棒状部材7としては、鋼管、棒鋼、鉄筋など所定の直径寸法および長さの何れの材料でもよいが、コンクリート等の経時硬化性材料8との付着が高まるように、表面に突起を有する外径の大きい異形鉄筋あるいは鋼棒を用いたり、鋼管の表面に突起を設けたり、棒状部材7の端部にフランジ9等の半径方向外側に突出部をを設けるのが望ましい。
このように複数の角形鋼管1の開口部6からこれらに渡って棒状部材7を挿通配設することで、前記棒状部材7を介して複数の角形鋼管1相互が結合されると共に、上方からの荷重に対して棒状部材7がせん断キーとして機能し、複数の角形鋼管1相互に作用するずれを防止して上面にたわみ差が生じないように構成するもので、したがって角形鋼管1の耐荷重を増大することができ、角形鋼管1に作用する荷重による疲労破壊の恐れを少なくし、覆工板本体2の製作および施工管理を容易・確実にできる。
さらに、角形鋼管1と棒状部材7の確実な一体化を図るため、該角形鋼管1と棒状部材7との交差部分における角形鋼管1の内部にコンクリートなどの経時硬化性材料8を角形鋼管1の上面板に設けた充填用開口部11から充填する。この場合、角形鋼管1内において、棒状部材7が貫通している角形鋼管長手方向の両側部に所定の間隔をあけて仕切り板10を設けているため、この仕切り板10で区画された内側に前記の経時硬化性充填材8が充填される。
こうして経時硬化性材料8を介して角形鋼管1と棒状部材7が一体化され、角形鋼管1に作用するせん断に対する棒状部材7のキー機能は一層向上する。また、経時硬化性材料8は仕切り板10を介して角形鋼管1内の必要箇所のみ部分的に充填されるから、角形鋼管の全長に渡って充填する場合に比べ、覆工板本体2の自重をできるだけ軽くすることができ、工場にて製作したうえ現場に搬送するうえで好都合である。
覆工板本体2およびこれに着脱可能に固定される後記の滑り止め部材3を有する本発明の覆工板1Aは、工場においてまたは現場において製作するようにしてもよい。
また、覆工板本体2を構成する角形鋼管1は、特に潮風や雨水など錆の発生し易い環境で使用される場合もあることから、前記角形鋼管1の表面は、チタン、ステンレス、亜鉛鉄板、アルミニュウムなどの金属系の防食材料で被覆される場合もある。
複数の角形鋼管1を敷き並べて棒状鋼材7を内部に配置し、前記棒状鋼材7をコンクリート等の経時硬化性材料8により埋め込むように一体化して覆工板本体2を構成すると、工場製作が容易であり、このような方法は長さが長く幅の広い大型の覆工板本体2を容易に構築できる利点がある。必要なら覆工板本体2の現場組立も可能である。
また、前記の経時硬化性材料8を充填するときに、図3に示すように、充填用開口部11を通して、角形鋼管1内に、鋼製でねじ付き定着用受け金具4aを埋め込み固定している。前記の定着用受け金具4aは、その上端面は、角形鋼管1の上面レベルと同じレベルとされ、外側周面には、環状の係止凸部12が設けられて、コンクリート等の経時硬化性材料8との一体化を図っている。
前記の定着用受け金具4aは、これに連結される後記の定着用連結金具4bと共同して、覆工板本体2に着脱可能に固定される滑り止め部材3の浮き上がりおよびズレを防止して一体化するためのものであって、その配置は例えば、覆工板本体2の各4隅部等の必要個所に設ければよい。
経時硬化性材料8を充填硬化させて、前記の定着用受け金具4aおよび後記のずれ止め金具13が固定されるまでの仮固定手段としては、前記の定着用受け金具4aおよび後記のずれ止め金具13の上端部に仮支持部材を仮止めして、その仮支持部材を角形鋼管1上面に支持させることにより、所定の位置に埋め込み固定するようにしてもよく(前記仮支持部材は適宜撤去する)、また角形鋼管1内の底板上面あるいは棒状部材7の上面に埋め込みスペーサーを設け、その埋め込みスペーサーに設置して所定の位置に埋め込み固定するようにしてもよい。
また、前記の定着用受け金具4a間等において、図5〜図7に示すような滑り止め部材3の横方向のずれ止めを主に機能させるずれ止め金具13a〜13cを使用することも可能である。
図5に示す形態のずれ止め金具13aは、鋼製等外周面に係止用凸部(図示の場合は、多段の環状突起)を有する鋼製円柱状等の柱状部材14を、その上端面が角形鋼管1から突出するように配置されると共に、角形鋼管1内の経時硬化性材料8に埋め込み固定されている。ずれ止め金具13の角形鋼管1から突出する寸法は、例えば、後記の滑り止め部材3の厚さ寸法に収まるように、滑り止め部材3に設けられる段付き孔17(または縦孔17)の深さ以下に配置するとよい。
図6に示す形態では、下端部に張り出しフランジ部15を有する鋼製円柱状等の柱状部材14のずれ止め金具13bを示している。また、図7に示す形態では、上部を中空(図示の場合)または中実(図示を省略)の柱状部材14とし、下部を外側に拡開するように放射状に配置された放射状脚部16を有するずれ止め金具13cを埋め込み固定した形態である。
図5〜図7に示す形態のずれ止め金具13a〜13cのいずれかを、前記定着用受け金具4aと組み合わせて、滑り止め部材3を覆工板本体2に着脱可能に取り付けてもよい。
あるいは、図5〜図7に示す形態のずれ止め金具13a〜13cのいずれかを、前記定着用受け金具4aと組み合わせずに、単独の種類,あるいは複数の種類を組み合わせて、滑り止め部材3を覆工板本体2に着脱可能に取り付けるようにしてもよい。
次に、前記の覆工板本体2に着脱可能に取り付けられる滑り止め部材3の形態について説明すると、滑り止め部材3は、鋼製のエキスパンドメタル,パンチングメタル,縞鋼板,コンクリート版など表面に滑り止め機能を有する凹凸または孔あるいは粗面を有するものであればよい。コンクリート版とする場合には、例えば、上部または上下部が開放された鋼製箱体内または鋼製枠体内に必要に応じ鉄筋あるいはずれ止めを設けてコンクリートを充填する形態で、ボルト挿通用孔を有する鋼製連結部を備えたコンクリート版とし、鋼製部分でボルト等の定着用連結金具4bにより定着用受け金具4aに固定するようにすればよい。
第1実施形態として図1、2あるいは変形形態として図8に示す矩形状の縞鋼板からなる滑り止め部材3では、その各4辺に沿って、または中間部に間隔をおいて段付き孔17を設け、ボルトからなる定着用連結金具4bを、前記定着用受け金具4aにねじ込み固定すればよい。
また、覆工板本体2にずれ止め金具13a〜13cを設けている場合には、滑り止め部材3に孔を設けて、その孔にずれ止め金具13a〜13cを挿入して、横方向の一体化を図るようにすればよい。
図9には、エキスパンドメタルからなる滑り止め部材3が示されている。本発明ではこのようなエキスパンドメタルからなる滑り止め部材3でもよく、このような滑り止め部材3では、図10に示すように、エキスパンドメタルを配置した状態で、その網目19の側部片20に係止される係止アーム21および埋め込み係止脚部22を有する定着金具4を経時硬化性材料8に埋め込み固定するようにすればよい。なお、エキスパンドメタルからなる滑り止め部材3の場合にも、前記網目19を利用して、前記実施形態と同様な定着用受け金具4aと定着用連結金具4bとからなる定着金具4により着脱可能に覆工板本体2に固定してもよい。
図11〜図13に示す形態は、覆工板本体2と滑り止め部材3の間に、緩衝材18を介在させた形態である。緩衝材18は、円形,多角形などのシート状あるいは板状のものでも(図示の場合)あるいはリング状等小型の板状のものでもよく、前記の定着用受け金具4aあるいはずれ止め金具13の軸頭部を挿通するための透孔あるいは切れ目等の係止部が予め設けられており、このような緩衝材18の係止部が定着用受け金具4aあるいはずれ止め金具13の軸頭部に装着された状態で覆工板本体2に設置され、その後、滑り止め部材3が前記緩衝材18上に載置されると共に、定着用連結金具4bにより滑り止め部材3を介して覆工板本体2に着脱可能に固定される。
このように、緩衝材18を設けると、緩衝材18が、滑り止め部材3と角形鋼管1の覆工板本体2との金属部材同士の接触を防止し、覆工板1A上を車両等が通過するときの消音効果、および緩衝の役割を果たす。したがって、覆工板1A上を車両等が通過するときの騒音等を緩和することができる。
図14〜図18には、さらに他の参考形態の覆工板1Aが示されている。この形態では、横方向に隣り合う角形鋼管1の側板間に滑り止め部材3の帯板状脚部23を介在させて、滑り止め部材3を固定するようにした形態である。
前記の滑り止め部材3は、図19(c)〜(e)に示すように、上部フランジ24とウェブ25を備えた鋼製カットT形鋼等の断面T字状部材26が用いられ、前記ウェブ25中間部には、角形鋼管1の側面に設けられた開口部6と同じ大きさ、同じピッチで、部材長手方向に間隔をおいて横孔27が設けられている。また、前記上部フランジ24上面には上部フランジ24幅方向全長に渡り、かつ上部フランジ長手方向に多数の滑り止め用の突起28が設けられている。前記の滑り止め用の突起28は、圧延等により形成されているが、網目等の他の形態の突起でもよい。
前記のようなカットT形鋼を使用した覆工板1Aでは、滑り止め部材3の上部フランジ24間の間隔は、例えば、100mm程度とされている。このように間隔を置くことにより、上部フランジ24全体が凸部となり、上部フランジ24間の角形鋼管1上面が凹部となり、これらの凹凸部により、滑り止め効果を有する。また、上部フランジ24間の間隔は、例えば、100mm程度とすることにより、経時性固化材料充填用開口部11の幅を100mm程度確保することができる。
なお、この参考形態では、滑り止め部材3の帯板状脚部23の横孔27に、棒状部材7が挿通されていると共に、コンクリート等の経時性固化材料8が棒状部材7と横孔27との間の間隙に充填されて、棒状部材7が滑り止め部材3の定着金具として機能していると共に、角形鋼管1間に帯板状脚部23が挟み込まれることによっても固定されている。

なお、前記各実施形態の覆工板1Aを製作する場合、各角形鋼管1を並べて、両端部の角形鋼管1の側部から側圧を作用させた状態で、コンクリート等の経時性固化材料8を充填するようにすると、硬化後、側圧を開放すると棒状部材7からコンクリート等の経時性固化材料8に圧縮力を作用させて一体性を高めることができる。
図20に示す参考形態は、覆工板本体2と滑り止め部材3の間に、緩衝材18を介在させた形態である。緩衝材18は、円形,多角形などのシート状あるいは板状のものでよく、覆工板本体2の滑り止め部材3との当接面に緩衝材を置き、その後から滑り止め部材3を挟み込むことにより固定される。
このように、緩衝材18を設けると、緩衝材18が、滑り止め部材3と角形鋼管1の覆工板本体2との金属部材同士の接触を防止し、覆工板1A上を車両等が通過するときの消音効果、および緩衝の役割を果たす。したがって、覆工板1A上を車両等が通過するときの騒音等を緩和することができる。

なお、図示を省略するが、本発明を実施する場合、滑り止め部材3と覆工板本体2は滑り止め部材3に取り付けられたアンカー部材からなる定着金具をコンクリート等の経時性固化材料8に埋め込み固定する形態でもよく、滑り止め部材3が車両の通行によって位置ズレ、離脱しないものであれば任意の定着金具を利用してもよい。
また、図示を省略するが、本発明を実施する場合、覆工板1Aの上面にアスファルトまたはコンクリートを設けて車両タイヤとの摩擦を高めるようにしてもよい。前記のアスファルトまたはコンクリートを設ける場合には、滑り止め部材3の一部が露出するように設けてもよく、滑り止め部材3の一部を埋め込むように、アスファルトまたはコンクリートと滑り止め部材の表面が交互に帯状となるようにしてもよい。
本発明を実施する場合、覆工板本体2を構成するために、並列して配置される中間部に位置する角形鋼管1にあっては、棒状部材を挿通配置するために、左右両側面に開口部が必要であるが、並列して配置される端部側に位置する角形鋼管1には、内側側面に開口部があると、中間部の角形鋼管1に棒状部材7を挿通した後、最後に端部側の角形鋼管をセットすることで、全ての覆工板本体に棒状部材7を配置可能であるので、端部側に位置する角形鋼管1の外側側面に開口部6を設けなくてもよい。
本発明において使用される角形鋼管1は、矩形断面で一片の幅寸法が、例えば、250mm〜550mm程度とされ、上面の長円形の経時性固化材料充填用開口部11の短半円形の直径寸法が100mm〜200mmとされ、長円方向の寸法は、100mm〜400mmとされている。
本発明を実施する場合、定着用受け金具がねじ付き部材である場合の形態としては、図示のように雌ねじを備えた形態でも、雄ねじを備えた形態(図示を省略)でもよい。
本発明の一実施形態の覆工板の構成を示す概略分解斜視図である。 (a)は滑り止め部材を覆工板本体に定着させた一実施形態の覆工板の縦断正面図、(b)はその一部を示す横断平面図である。 図2の端部を拡大して示す拡大縦断正面図である。 コンクリートに埋め込み固定される定着用受け金具と、滑り止め部材の隅部と、定着用係止金具とを分解して示す斜視図である。 定着金具に代えて一部にずれ止め金具を使用して、滑り止め部材を覆工板本体に係止した状態を示す拡大縦断正面図である。 他の形態のずれ止め金具を使用して滑り止め部材を覆工板本体に係止した状態を示す拡大縦断正面図である。 さらに他の形態のずれ止め金具を使用して滑り止め部材を覆工板本体に係止した状態を示す拡大縦断正面図である。 他の形態の滑り止め部材を示す平面図である。 本発明において使用可能なエキスパンドメタルからなる滑り止め部材の平面図である。 エキスパンドメタルからなる滑り止め部材を覆工板本体に固定した状態を示す拡大縦断正面図である。 滑り止め部材と覆工板本体との間に緩衝材を設ける実施形態の覆工板を分解して示す斜視図である。 図9に示す覆工板を組み立てた場合の端部の拡大縦断正面図である。 滑り止め部材と覆工板本体との間に緩衝材を設ける別の実施形態の覆工板を分解して示す斜視図である。 断面T字状の滑り止め部材を使用した本発明の参考形態の覆工板を組み立てる場合の説明図である。 断面T字状の滑り止め部材を使用した本発明の参考形態の覆工板を組み立てた状態を示す斜視図である。 図15に示す覆工板の縦断正面図である。 図16に示す覆工板の端部の拡大縦断正面図である。 図16に示す一部の横断平面図である。 (a)は本発明において使用する棒状部材の一例を示す正面図、(b)はその側面図、(c)は上面に突起を有する断面T字状の滑り止め部材の平面図、(d)は(c)の側面図、(e)は正面図である。 断面T字状の滑り止め部材と覆工板本体との間に緩衝材を設ける参考形態を示す縦断正面図である。 本発明において使用する角形鋼管を示すものであって、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は底面図、(e)は正面図である。
符号の説明
1 角形鋼管
1A 覆工板
2 覆工板本体
3 滑り止め部材
4 定着金具
4a 定着用受け金具
4b 定着用連結金具
5 側面板
6 開口部
7 棒状部材
8 経時硬化性材料
9 フランジ
10 仕切り板
11 充填用開口部
12 係止凸部
13a ずれ止め金具
13b ずれ止め金具
13c ずれ止め金具
14 柱状部材
15 フランジ部
16 放射状脚部
17 段付き孔または縦孔
18 緩衝材
19 網目
20 側部片
21 係止アーム
22 埋め込み係止脚部
23 帯板状脚部
24 上部フランジ
25 ウェブ
26 断面T字状部材
27 横孔
28 突起

Claims (8)

  1. 上面および側面に開口部を有し、その側面の開口部の位置を揃えて複数本並列して配置された角形鋼管と、前記側面の開口部に挿入されて前記各角形鋼管に渡って配置された棒状部材と、前記角形鋼管内の棒状部材を埋め込むように充填されて前記角形鋼管と棒状部材とを一体に固定している経時硬化性材料とを備えた覆工板本体を有する覆工板であって、
    更に、前記覆工板本体の上面に敷設される滑り止め部材と、前記経時硬化性材料に埋め込み固定されて前記角形鋼管の上面の開口部に配置された定着金具とを有し、前記定着金具が前記滑り止め部材の上面に係合されることにより当該滑り止め部材前記覆工板本体に固定されていることを特徴とする角形鋼管を用いた覆工板。
  2. 前記角形鋼管内に前記棒状部材を挟んで、その両側に仕切り板が設けられ、前記仕切り板で区画される内側に前記経時硬化性材料が充填されていることを特徴とする請求項1記載の角形鋼管を用いた覆工板。
  3. 前記棒状部材の端部には、経時硬化性材料に対するずれ止めを有することを特徴とする請求項1または2に記載の角形鋼管を用いた覆工板。
  4. 覆工板本体と滑り止め部材を一体化する定着金具は、定着用受け金具とこれに着脱可能に連結されて滑り止め部材を固定する定着用連結金具とにより構成され、前記定着用受け金具は角形鋼管の上面側に設けられた開口部に位置するように前記経時硬化性材料に埋め込み固定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の角形鋼管を用いた覆工板。
  5. 前記定着用受け金具がねじ付き部材であり、前記定着用連結金具が前記定着用受け金具に螺合されるボルトであり、前記定着用受け金具に螺合される前記定着用連結金具が前記滑り止め部材の上面に係合されることにより、前記滑り止め部材が覆工板本体に固定されていることを特徴とする請求項に記載の角形鋼管を用いた覆工板。
  6. 滑り止め部材が、エキスパンドメタル、パンチングメタルまたは縞鋼板のいずれかであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の角形鋼管を用いた覆工板。
  7. 覆工板本体と滑り止め部材との間に、緩衝材が設けられていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の角形鋼管を用いた覆工板。
  8. 前記覆工板の上面の一部にアスファルトまたはコンクリートが敷設されていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の角形鋼管を用いた覆工板。
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