JP2000204510A - 電線共同溝における接続函の仮舗装蓋 - Google Patents

電線共同溝における接続函の仮舗装蓋

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JP2000204510A
JP2000204510A JP11007348A JP734899A JP2000204510A JP 2000204510 A JP2000204510 A JP 2000204510A JP 11007348 A JP11007348 A JP 11007348A JP 734899 A JP734899 A JP 734899A JP 2000204510 A JP2000204510 A JP 2000204510A
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lid
paving
temporary
pavement
cover
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JP11007348A
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Shoya Suzuki
捷也 鈴木
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NSP Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で取り扱いが容易であり、正規の舗装蓋
に簡単に切り換えできる電線共同溝における接続函の仮
舗装蓋を提供する。 【解決手段】 接続函の仮舗装蓋10は、電線共同溝に
おける接続函4の上面に装着された蓋フレーム11と、
蓋フレーム11の上部に着脱可能に且つ歩道とほぼ面一
状態に取着された合成樹脂製の舗装部材12とを備えた
ところに特徴を有し、軽量であって正規の舗装蓋への切
換えが簡単にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線共同溝におい
て、施設工事中に接続函の上部開口部を閉鎖するための
電線共同溝における仮舗装蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電力線、通信ケーブル等を一括し
て道路の下に敷設した電線共同溝が多用されている。
【0003】この電線共同溝においては、保守、点検の
ために途中の適宜の位置に上部に開口部を有する接続函
を設けている。そして、通常時は舗装蓋により接続函の
上部開口部を閉鎖して歩行者の通行に供しており、点検
時には舗装蓋を外して接続函の内部に入り、作業を行っ
ている。
【0004】ところで、電線共同溝の工事期間中は道路
が整備されていないので、従来は、正規の舗装蓋に代え
て仮舗装蓋を開口部に取着して接続函の上面を閉鎖し、
歩行者の安全通行を図っている。
【0005】この仮舗装蓋は、蓋フレームの上面にモル
タルを打ち込んで製作している。そして、電線共同溝の
施設工事が完了したときには、振動機を用いてモルタル
を破砕して蓋フレームから取り除いた後、蓋フレームの
上面に歩道と同じ意匠の舗装材を装着している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記した
従来の仮舗装蓋には、次の問題点を有している。 1)仮舗装蓋は、蓋フレームにモルタルやアスファルト
等を打ち込んで製作されているので、重量が大であり、
操作が面倒である。 2)工事完了後にモルタルを破砕して取り除く必要があ
るので、破砕作業が面倒であり且つ埃が発生するので衛
生的でない。 3)コストが高い。
【0007】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、軽量で取り扱いが容易であり、正規
の舗装蓋に簡単に切り換えできる電線共同溝における接
続函の仮舗装蓋を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の接続函の仮舗
装蓋10は、電線共同溝2における接続函4の上面に装
着された蓋フレーム11と、この蓋フレーム11の上部
に着脱可能に且つ歩道とほぼ面一状態に取着された合成
樹脂製の舗装部材12とを備えたところに特徴を有し、
軽量であって正規の舗装蓋への切換えが簡単にできる。
【0009】請求項2の接続函の仮舗装蓋10は、舗装
部材12と蓋フレーム11との間に係止手段20が設け
られているところに特徴を有し、仮舗装蓋12が脱落す
ることがない。
【0010】請求項3の接続函の仮舗装蓋10は、舗装
部材12の表面が滑り止めの為凹凸状に形成されている
ところに特徴を有し、歩行者が足を滑らすことがない。
【0011】
【発明の実施の形態】先ず図2において、道路1の下に
はトンネル状の電線共同溝2が形成され、電力線、通信
ケーブル3等が一括して収容されており、途中の適宜の
位置に上面が開口した接続函4が設けられている。接続
函4の側面には電力線、通信ケーブル3が貫通する開口
部5が形成されており、また、上部の開口部6(図1参
照)には受け枠7が取付けられている。
【0012】仮舗装蓋10は、受け枠7に取付けられて
開口部6を閉鎖している。この仮舗装蓋10は、図1に
示すように、受け枠7に収容される金属製の箱状の蓋フ
レーム11と、蓋フレーム11の上面に取付けられた合
成樹脂製の舗装部材12とから構成されている。
【0013】蓋フレーム11は例えば複数個の補強枠1
3により仕切られており、補強枠13間に複数個の凹状
部14が形成されている。
【0014】舗装部材12はそれぞれの凹状部14内に
収容されて周囲の道路と面一状態になっている。この舗
装部材12の表面は、歩行者が滑らないように粗面に仕
上げられている。尚、舗装部材12の表面は、複数の凸
部を間隔をおいて配置した凹凸状に形成してもよい。
【0015】この舗装部材12は、凹状部14と同じ大
きさに形成してもよく、または、凹状部14を複数個に
分割した大きさのものを凹状部14内に複数個敷き詰め
ても良い。
【0016】使用される合成樹脂としては、機械的強度
が大で且つ耐摩耗性の良い合成樹脂であれば良く、例え
ば、ポリアセタール樹脂、ポリカーボネイト樹脂、ポリ
エチレン樹脂、ABS樹脂、ポリウレタン樹脂等が好適
であり、また、軽量化のために発泡性樹脂であってもよ
い。
【0017】舗装部材12は、蓋フレーム11との間に
係止手段20が設けられ着脱可能に構成されている。例
えば、図1及び図3は第1の実施例を示すもので、舗装
部材12の下面には複数個例えば2個の弾性爪21が突
設してある(図1には2箇所のみ図示してある)。この
弾性爪21を蓋フレーム11の孔22に宛って押し込め
ば、図3に示すように、舗装部材12は蓋フレーム11
に係止されるので、使用中に脱落することはない。
【0018】尚、舗装部材12を取り外す場合は、蓋フ
レーム11の裏面側から弾性爪21を縮小させれば、弾
性爪21は孔22を通過するので、舗装部材12を簡単
に取り外すことができる。
【0019】この仮舗装蓋10は、両側に取っ手(図示
せず)を取付けて操作される。また、仮舗装蓋10が受
け枠7に取付けられた後は、取っ手は取り外され、その
後にシンボルマーク15等が装着される(図4参照)。
【0020】図5〜図11は、係止手段の第2の実施例
を示すもので、係止手段30は、舗装部材12に設けら
れた弾発部31と、蓋フレーム11の裏面に設けられた
係止段部32とから構成されている。
【0021】先ず、図5を参照して弾発部31を説明す
る。軸33は舗装部材12のほぼ中央に立設され、先端
部に小判状の回り止め部34(図9参照)が形成されて
いる。 図6に示す摺動ワシヤ35は、中心の孔35a
が回り止め部34に挿入されて一体に回動され、これと
先端に固定されたワシヤ36との間にばね37が介装さ
れている。摺動ワシヤ35は、軸33と一体に回動され
るとともに軸33に沿って移動可能に構成されており、
円周方向の2箇所に突部38が設けられている。
【0022】蓋フレーム11の凹状部14には、それぞ
れ軸33に対応する位置に孔40が形成されている。こ
の孔40は、中心部の丸孔40aと両側の長孔40bと
から形成され、摺動ワシヤ35が挿通される。
【0023】尚、舗装部材12が蓋フレーム11に取付
けられた状態においては、長孔40bは突部38に対し
てほぼ直交している。
【0024】係止段部32は、図7及び図8に示すよう
に、孔40に沿った傾斜面から構成されており、長孔4
0b側が低く、円周方向に90度回動した位置が高くな
っている。この高さは、蓋フレーム11の凹状部14の
高さにほぼ同じである。
【0025】尚、係止段部32には回動角度を制約する
ストッパ41が突設されている。
【0026】この係止手段30においては、舗装部材1
2を取付ける場合には、舗装部材12を手に持って、摺
動ワシヤ35を孔40に挿通して蓋フレーム11の裏面
側に突出させる(図9参照)。
【0027】そして、舗装部材12を図7に示す矢印B
方向に回動させると、摺動ワシヤ35が係止段部32に
沿って移動してばね37が圧縮される(図10参照)。
【0028】突部38がストッパ41に当接すると、舗
装部材12が凹状部14に一致する(図11参照)。
【0029】そこで、舗装部材12を離せば、舗装部材
12はばね37の弾発力により凹状部14に圧接されて
収容される。
【0030】尚、係止手段は上記構成に限らず、例え
ば、舗装部材12に立設したねじを蓋フレーム11を貫
通して下方に突出させ、ナットにより固定するようにし
てもよい。
【0031】上記実施例によれば、つぎの効果を奏する
ものである。 (1)仮舗装蓋10は、蓋フレーム11の上部に合成樹
脂製の舗装部材12を着脱可能に取付けたので、軽量で
あり取り扱いが容易である。 (2)仮舗装蓋10を正規の舗装蓋に切換える際に、舗
装部材12を簡単に取り外すことができるので、切換え
が容易にできる。 (3)舗装部材12と蓋フレーム11との間には係止手
段が設けられているので、舗装部材12が蓋フレーム1
1から簡単に外れることがない。 (4)舗装部材は、表面が凹凸状に形成されているの
で、歩行者が滑ることがなく、雨天の場合でも安全であ
る。
【0032】
【発明の効果】請求項1の発明は、電線共同溝における
接続函の上面に装着された蓋フレームと、この蓋フレー
ムの上部に着脱可能に且つ歩道とほぼ面一状態に取着さ
れた合成樹脂製の舗装部材とを備えているので、仮舗装
蓋を軽量化することができ、操作が容易であり、しか
も、舗装部材を簡単に取り外すことができるので、正規
の舗装蓋へ切り換えることが簡単にできるという効果を
奏するものである。
【0033】請求項2の発明は、舗装部材と蓋フレーム
との間に係止手段が設けられているので、舗装部材が簡
単に外れることがないという効果を奏するものである。
【0034】請求項3の発明は、舗装部材の表面が滑り
止めの為凹凸状に形成されているので、雨天の場合で
も、歩行者は安全に通行できるという効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の全体の構成を示す分解斜視図であ
る。
【図2】 電線共同溝の構成を示す一部を破断した斜視
図である。
【図3】 舗装部材と蓋フレームとの取付部における縦
断面図である。
【図4】 仮舗装蓋の外観斜視図である。
【図5】 舗装部材を蓋フレームに取付けた状態におけ
る係止手段の第2の実施例の縦断面図である。
【図6】 摺動ワシヤの平面図である。
【図7】 蓋フレームの要部の平面図である。
【図8】 図7におけるA−A線に沿った断面図であ
る。
【図9】 舗装部材を蓋フレームに取付ける第1の過程
における断面図である。
【図10】 舗装部材を蓋フレームに取付ける第2の過
程における断面図である。
【図11】 舗装部材を蓋フレームに取付ける第3の過
程における断面図である。
【符号の説明】
1 道路 2 電線共同溝 3 接続函 6 開口部 7 受け枠 10 仮舗装蓋 11 蓋フレーム 12 舗装部材 14 凹状部 20 係止手段 21 弾性爪 22 孔 30 係止手段 31 弾発部 32 係止段部 33 軸 34 回り止め部 35 摺動ワシヤ 36 ワシヤ 37 ばね 38 突部 40 孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線共同溝における接続函の上面に装着
    された蓋フレームと、 この蓋フレームの上部に着脱可能に且つ歩道とほぼ面一
    状態に取着された合成樹脂製の舗装部材とを備えたこと
    を特徴とする電線共同溝における接続函の仮舗装蓋。
  2. 【請求項2】 舗装部材は、蓋フレームとの間に係止手
    段が設けられていることを特徴とする請求項1記載の電
    線共同溝における接続函の仮舗装蓋。
  3. 【請求項3】 舗装部材は、表面が滑り止めの為凹凸状
    に形成されていることを特徴とする請求項1または2記
    載の電線共同溝における接続函の仮舗装蓋。
JP11007348A 1999-01-14 1999-01-14 電線共同溝における接続函の仮舗装蓋 Pending JP2000204510A (ja)

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