JPH11229308A - 融雪覆工板 - Google Patents

融雪覆工板

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JPH11229308A
JPH11229308A JP4857798A JP4857798A JPH11229308A JP H11229308 A JPH11229308 A JP H11229308A JP 4857798 A JP4857798 A JP 4857798A JP 4857798 A JP4857798 A JP 4857798A JP H11229308 A JPH11229308 A JP H11229308A
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JP
Japan
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snow
electric heater
plate
lining
lining plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP4857798A
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English (en)
Inventor
Takashi Honda
隆 本田
Norito Masamoto
憲人 政本
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Marufuji Sheetpiling Co Ltd
Original Assignee
Marufuji Sheetpiling Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 寒冷地にて使用する際に、表面に付着、堆積
した氷雪を融解除去することの可能な融雪覆工板を提供
することが課題である。 【解決手段】 覆工板表面の周囲部に枠体5を周設し、
且つ、該枠体の内側部分に複数本の補強部材6を配置
し、そして、各補強部材6の間の部分に充填材9及び電
熱ヒータ8,18を設置した後、上面に縞鋼板7を載置
し、更にこの上に舗装材10を設置している。このよう
な構成により、電熱ヒータ8,18を通電させて発熱さ
せると、舗装材10が加温され、表面に付着、堆積した
氷雪を融解除去することができる。また、車両の通行に
より加えられる荷重は、枠体5及び補強部材6にて支持
することができるので、電熱ヒータ8,18に無理な荷
重が加えられることは無く、損傷などの問題は発生しな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地下鉄の工事現場
や仮設の橋梁等に使用される覆工板に係り、特に寒冷地
にて使用する際に、覆工板表面に堆積または付着した氷
雪を加温して融解除去することが可能な融雪覆工板に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、地下鉄の工事現場では、地下を
掘削して工事を行うと同時に、地上における交通を確保
する必要があり、このような場合には、覆工板と称する
矩形状の金属製板を路上に複数枚敷設して仮設の道路を
形成し、車両、歩行者の通行を確保する。このような覆
工板は通常、支柱となる基礎杭上に覆工板とほぼ同一間
隔で覆工桁を複数本横架し、各覆工桁間を渡すように覆
工板の両端部を乗せながら敷き詰めて、車両や歩行者の
通路としている。
【0003】また、上記の覆工板を寒冷地にて使用する
際には、降雪により覆工板表面に氷雪が付着し、更に降
雪量が多い場合には氷雪が堆積してしまうことがある。
このため、覆工板の表面には滑り止め用の突起が形成さ
れているものの、車両がスリップすることや、通行人が
滑って転倒し思わぬ事故につながる恐れがある。従っ
て、このようなトラブルを未然に防止するため、覆工板
表面に付着、堆積した氷雪を融解除去したいという要望
が高まっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
における覆工板は融雪機能を有しておらず、従って、覆
工板表面に付着、堆積した氷雪を除去することができな
いので、スリップ、転倒等を招くおそれがあった。この
発明はこのような従来の課題を解決するためになされた
ものであり、その目的とするところは、表面に付着、堆
積した氷雪を電熱ヒータにて加温することにより、融解
除去することのできる融雪覆工板を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願請求項1に記載の発明は、覆工板に電熱ヒータ
を設置し、該電熱ヒータを通電させて加温することによ
り、覆工板の表面に堆積または付着した氷雪を融解除去
する融雪覆工板において、覆工板の表面周囲部を囲暁す
るように設置される枠体と、前記枠体の上面に配置さ
れ、該枠体にて囲暁されたスペースを覆設する板材と、
前記覆工板表面の枠体内部に設置され、前記板材を補強
する補強部材と、前記覆工板表面と前記板材との間の空
間部に少なくとも1個配置される電熱ヒータと、前記電
熱ヒータ設置後の、覆工板と板材との間の隙間空間部に
充填される充填材と、前記電熱ヒータと連結され、電源
と接続するための電線と、を有することが特徴である。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、前記補強
部材は、覆工板の長手方向に沿って略等間隔で配置され
る長尺状部材、または該長尺状部材を断続的に分割した
構成であることを特徴とする。請求項3に記載の発明
は、前記補強部材は、覆工板の縦横方向に対して一定の
角度をもって配置される長尺状部材、または該長尺状部
材を断続的に分割した構成であることを特徴とする。
【0007】請求項4に記載の発明は、前記板材の上面
に、舗装材を設置したことを特徴とする。請求項5に記
載の発明は、前記電線は、当該覆工板内部の適所に配置
されるコネクタに接続され、該コネクタを介して電源電
圧を供給することを特徴とする。
【0008】上述の如く構成された本発明によれば、覆
工板上面に配置される板材裏面側に取り付けられた電熱
ヒータに電源電圧を供給することにより該電熱ヒータを
発熱させることができ、この熱により当該融雪覆工板の
表面が加温される。これにより、降雪地域で使用する場
合においても、融雪覆工板の表面に付着、堆積する氷雪
は融解除去されるので、車両のスリップや歩行者の転倒
を未然に防止することができる。
【0009】また、本発明の融雪覆工板は一般的に使用
されている既存の覆工板を改良することにより容易に製
作することが可能である。即ち、既存の覆工板表面周囲
部に枠体を形成し、更に、この内部に補強部材を設置す
る。そして、ウレタンフォーム等の充填材を充填し、且
つ、電熱ヒータを配置した後に縞鋼板等の板材載置し、
その上に舗装材を設置することにより製作することがで
きる。
【0010】更に、補強部材により車両通行時等、表面
に加えられる荷重を支えており、一方、電熱ヒータは、
板材の裏面側に接触しているが、その下側にはウレタン
フォーム等の充填材が充填されているので、電熱ヒータ
に無理な荷重が作用することは無く、損傷を防止するこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
融雪覆工板の平面図(センターラインより左側は透視
図)、図2は図1における「A−A」矢視図、図3は同
「B−B」矢視図、図4は同「C−C」矢視図、及び図
5は分解斜視図をそれぞれ示している。各図に示すよう
に、この融雪覆工板は一般的に使用される覆工板1の表
面部分に電熱ヒータ及び路面を形成するべく板材、舗装
材を設置し、電熱ヒータを通電させて加温することによ
り、表面に付着、堆積した氷雪を融解除去可能としたも
のである。
【0012】即ち、覆工板1は、全体が矩形状の金属製
板として構成され、表面部は断面コ字形状のチャンネル
材3が複数本並設され(図2参照)、更に、4隅部の適
所には当該覆工板を吊る上げる際に使用する吊持用丸孔
4が穿設されている(図1参照)。そして、この覆工板
1の表面部の周囲には図3に示す如くの一部欠切角棒材
にて形成される断面L字形状の枠体5が周設され、覆工
板1表面の周囲部を囲暁し溶接により固定されている。
【0013】また、図1、図5に示すように、覆工板1
表面には平板(フラットバー)にて形成される補強部材
6が、覆工板1の長手方向に沿って略等間隔で複数本
(図では7本)配置されており、該補強部材6の上端面
6aと枠体5の切り欠き面5aとは面一とされている
(図3参照)。更に、この上端面6aと切り欠き面5a
とにより面一とされた面上には、縞鋼板7(板材)が載
置され、溶接により固定されており、該縞鋼板7の裏面
側には、各補強部材6の間隔部分の長手方向に沿って、
複数本(図では6本)の長尺状の面状電熱ヒータ8が設
置されている。なお、面状電熱ヒータ8の本数は必要に
応じて設定することができる。即ち、気温が低く且つ、
積雪量が多い地域で使用する場合には、面状電熱ヒータ
8を多く設置し、気温があまり低くなく、且つ積雪が少
ない地域では面状電熱ヒータ8の本数を少なくすること
が望ましい。
【0014】更に、面状電熱ヒータ8を取り付けた際に
生じる縞鋼板7と覆工板1表面との間の隙間部分には、
ウレタンフォーム等の充填材9が充填される。また、縞
鋼板7の上面には車両、歩行者が通行する路面となる舗
装材10が配置されており、該舗装材10の上面は枠体
5の上面5b(図3,図4参照)とほぼ面一とされ、こ
れにより当該融雪覆工板表面がフラットな面とされる。
【0015】面状電熱ヒータ8は、直流または交流の商
用電源より電圧が供給されると、ジュール熱により発熱
して一定の温度まで到達し、縞鋼板7、更にはその上面
の舗装材10を加温し、該舗装材10上に付着、堆積し
た氷雪を融解除去するものである。そして、図6に示さ
れるように、各面状電熱ヒータ8に取り付けられた電線
は、1本のメインケーブル11を介して、覆工板1の下
部適所に設けられたコネクタ12に連結されている。従
って、該コネクタ12に商用電源の出力端(例えば、プ
ラグ)を接続することにより、容易に各面状電熱ヒータ
8に電圧を供給することができるようになっている。
【0016】次に、上記の如く構成された本実施形態の
作用について説明すると、一般的に使用されている既存
の覆工板1の表面周囲部に枠体5を溶接により固定し、
更に、複数本の補強部材6をやはり溶接により覆工板1
の表面に固定する。次いで、補強部材6間の隙間部分に
適量の充填材9を充填し、その上に面状電熱ヒータ8を
載置し、各面状電熱ヒータ8の接続用電線を主幹となる
メインケーブル11に連結する。このメインケーブル1
1を、覆工板1の適所に穿設された透孔2を介して該覆
工板1の裏面側に導いてコネクタ12に連結する。
【0017】その後、縞鋼板7を補強部材6及び枠体5
の切り欠き面5aの上に載置し、溶接により固定する。
これにより、面状電熱ヒータ8が縞鋼板7裏面側に面接
触するので、面状電熱ヒータ8より発生する熱が効率良
く縞鋼板7に伝達される。次いで、縞鋼板7の上面側に
舗装材を敷き詰める。こうして作成される融雪覆工板を
複数枚敷設して路面覆工、橋梁覆工用とし、コネクタ1
2に商用電源を接続して各面状電熱ヒータ8に電圧を供
給すれば、該面状発熱ヒータ8から発生するジュール熱
により舗装材10の表面に付着、堆積した氷雪を融解除
去することができる。
【0018】このようにして、本実施形態に係る融雪覆
工板では、寒冷地にて使用する際、表面に氷雪が付着、
堆積した場合においても、該融雪覆工板の表面を加温し
て氷雪を融解除去することができるので、車両のスリッ
プや歩行者の転倒を未然に防止することができ、安全な
通行を確保することができる。また、融雪覆工板上を車
両が通過することにより過大な荷重が加えられた場合に
おいても、補強部材6により強度が確保されているか
ら、損傷を防止することができる。更に、面状電熱ヒー
タ8は縞鋼板7の裏面側に密着接触しているので、熱の
伝達効率が良く、また、面状電熱ヒータ8の周囲部には
充填材9が充填されているので、当該融雪覆工板に加え
られる荷重が直接面状電熱ヒータ8に加えられることは
無く、面状電熱ヒータ8に無理な力が加えられることが
無い。
【0019】加えて、各面状電熱ヒータ8と電源との接
続は、コネクタ12を使用して容易に着脱することがで
きるので、配線作業が極めて容易となる。更に、当該融
雪覆工板を使用する地域に応じて、使用する面状電熱ヒ
ータ8の本数を適宜設定することができるので、使用地
域に応じた効率のよい融雪が可能となる。
【0020】なお、上記した実施形態では、断面L字形
状の枠体5として、角材の1隅部を切り欠いて形成した
ものを使用する例について説明したが、切り欠き作業が
面倒であれば、2本の角材を溶接にて固着して断面L字
形状の枠体5を形成することも可能である。
【0021】図7は、上記実施形態の第1の変形例を示
す説明図であり、同図に示すように、該変形例に示す融
雪覆工板は、補強部材13が長手方向に沿って断続的に
形成されている点で上記実施形態と異なる。即ち、補強
部材13を断続的に配置したことにより補強部材13の
長手方向に隙間が生じるので、この隙間部分に電線14
を挿通させて各面状電熱ヒータ8どうしを連結すること
ができる。そして、メインケーブル11を覆工板1の裏
面側に導いてコネクタ12に接続している。このような
構成によれば、電線14の配線ルートを任意に決めるこ
とができ、配線作業が容易になる。また、図8に示すよ
うに、補強部材13を長手方向に断続的に配置し、且
つ、隣合う補強部材13どうしが千鳥状に配置されるよ
うに構成することも可能であり、図7に示す例と同様の
効果を得ることができる。
【0022】図9は、上記実施形態の第2の変形例を示
す説明図であり、図7に示した融雪覆工板と略同一であ
るが、各面状電熱ヒータ8とメインケーブル11との接
続の方法が異なる。即ち、この変形例では、各面状電熱
ヒータ8に連結される電線は各電熱ヒータ8毎に穿設さ
れた透孔2を介して裏面側に導かれ、ここでメインケー
ブル11に連結され、更に、コネクタ12へと接続され
ている。このような構成によれば、各面状電熱ヒータ8
への接続切り換え作業が容易となる。
【0023】図10は、第3の変形例を示す説明図であ
り、図示のようにこの変形例では覆工板1の表面に形成
される長尺状の補強部材15が、長手方向を渡すように
配置されており、上記したものと比較すると、長手方向
の隙間が無い構成とされている。そして、図示は省略す
るが、面状電熱ヒータを取り付けた際には、図9に示し
た方法と同様に、透孔2を介して電線を一端裏面側に引
き出し、ここでメインケーブル11に接続することによ
り、電源配線を容易に行うことができる。そして、この
ような構成によれば、補強部材15が長手方向一杯に渡
されているので、荷重に対する強度を向上させることが
できる。
【0024】図11は、第4の変形例を示す説明図であ
り、同図に示すように、この変形例では、覆工板1の表
面に形成される補強部材18が、覆工板1の長手方向に
対して一定の角度傾斜されて配置され、且つ、各補強部
材18は長手方向に沿って断続的に配置されている。そ
して、面状電熱ヒータ8は、各補強部材18の間の部分
に複数本(図では3本)略平行に配置され、各面状電熱
ヒータ8の接続用電線は、メインケーブル11に連結さ
れて裏面側、即ち、覆工板内部へと導かれ、前記と同様
にコネクタを介して電源電圧が供給されるようになって
いる。
【0025】そして、このような構成によれば、車両通
行時に加えられる荷重を分散することができるので、強
度的に堅固なものとすることができる。即ち、融雪覆工
板を路上に敷き詰めた場合には、通常、図11の矢印
「Y」に示す方向に車両が通行することになるので、補
強部材18をこの方向「Y」に対して一定の角度をもっ
て配置することにより、車両通行時に生じる荷重は各補
強部材18に分散されて加えられることになる。これに
より、荷重に対する強度を向上させることができるよう
になる。また、図12に示すように、各面状電熱ヒータ
8に接続される電線を、透孔2を介して一端裏面側に導
き、メインケーブルに接続することもできる。
【0026】図13は第5の変形例を示す説明図であ
り、この変形例では、電熱ヒータとして棒状電熱ヒータ
18を使用した点で、上記した実施例、各変形例と相違
する。即ち、図示のように、覆工板1の表面には複数本
の補強部材13が配置されており、各補強部材13の間
の部分には断面略円形状の棒状電熱ヒータ18が複数本
配置され、各棒状電熱ヒータ18はメインケーブル11
にて連結されている。そして、上記の実施形態と同様に
このメインケーブル11は透孔2を介して裏面側に導か
れ、覆工板1の内部にてコネクタ12に接続される。そ
して、このような構成によれば、面状電熱ヒータ8と比
較して棒状電熱ヒータ18は、引き回しが容易であるか
ら、配線が極めて容易になるという効果を奏する。更
に、図14に示すように、覆工板1の長手方向に対して
一定の角度傾斜させて補強部材17が配置されたものに
ついても棒状電熱ヒータ18を搭載することが可能であ
る。このような構成によれば、図11に示した変形例と
同様に強度を向上させることができ、且つ、図13に示
した変形例と同様に、電熱ヒータ18の引き回しが容易
となり、配線の際の作業効率が向上する。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の融雪覆工
板では、既存の覆工板の表面に、枠体、補強部材及び板
材(縞鋼板)にて一定の空間を形成し、この空間部分に
電熱ヒータを配置し、これに電圧を供給することによっ
て発熱させ、表面に付着する氷雪を融解除去している。
これにより、覆工板を寒冷地にて使用する際において
も、容易に氷雪を取り除くことができるので、車両がス
リップしたり、歩行者が滑って転倒する等の問題を解消
することができる。
【0028】また、板材を、枠体、補強部材にて支持す
る構成としているので、車両通行時に電熱ヒータには無
理な荷重が加えられることが無く、該電熱ヒータを損傷
する等の問題を解消することができる。更に、電熱ヒー
タの個数を適宜変更することができるので、設置する地
域の温度、降雪量等の気候条件に則して好適な個数を決
めることができ、融雪に必要な熱量で効率良く積雪を除
去することができる。
【0029】また、補強部材を覆工板長手方向に沿って
一定の角度をもって配置した場合には、通行車両より受
ける荷重を各補強部材に分散させることができるので、
強度を向上させることができる。更に、各電熱ヒータに
接続される電線は、コネクタに連結されるので、電源と
の接続が極めて容易となる。加えて、本発明では、電熱
ヒータを覆工板の上面側に配置する構成としているの
で、既存の覆工板を加工することにより容易に製作する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る融雪覆工板の平面
図。
【図2】図1に示す融雪覆工板の[A−A」矢視図。
【図3】図1に示す融雪覆工板の「B−B」矢視図。
【図4】図1に示す融雪覆工板の「C−C」矢視図。
【図5】本実施形態に係る融雪覆工板の分解斜視図。
【図6】各面状電熱ヒータに接続された電線をメインケ
ーブルに接続し、更にコネクタに連結した様子を示す説
明図。
【図7】第1の変形例の構成を示す説明図であり、補強
部材が長尺方向に沿って分割されて配置される様子を示
す。
【図8】補強部材を長尺方向に沿って分割、且つ、隣合
う補強部材が千鳥配置される様子を示す説明図。
【図9】第2の変形例の構成を示す説明図であり、メイ
ンケーブルを覆工板の内部側に配置した様子を示す説明
図。
【図10】第3の変形例の構成を示す説明図であり、補
強部材を覆工板長手方向一杯の長さに構成した様子を示
す。
【図11】第4の変形例の構成を示す説明図であり、覆
工板の長手方向に対して一定の角度傾斜させて補強部材
を配置した様子を示す説明図。
【図12】図11に示した融雪覆工板において、覆工板
の内部にメインケーブルを配置する様子を示す説明図。
【図13】第5の変形例の構成を示す説明図であり、電
熱ヒータとして棒状電熱ヒータを使用した様子を示す。
【図14】図13に示した融雪覆工板の補強部材を、該
融雪覆工板の長尺方向に対して一定の角度傾斜させて配
置した様子を示す説明図。
【符号の説明】
1 覆工板 2 透孔 3 チャンネル材 4 吊持用丸孔 5 枠体 6,13,15,17 補強部材 7 縞鋼板(板材) 8 面状電熱ヒータ 9 充填材 10 舗装材 11 メインケーブル 12 コネクタ 14 電線 18 棒状電熱ヒータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 覆工板に電熱ヒータを設置し、該電熱ヒ
    ータを通電させて加温することにより、覆工板の表面に
    堆積または付着した氷雪を融解除去する融雪覆工板にお
    いて、 覆工板の表面周囲部を囲暁するように設置される枠体
    と、 前記枠体の上面に配置され、該枠体にて囲暁されたスペ
    ースを覆設する板材と、 前記覆工板表面の枠体内部に設置され、前記板材を補強
    する補強部材と、 前記覆工板表面と前記板材との間の空間部に少なくとも
    1個配置される電熱ヒータと、 前記電熱ヒータ設置後の、覆工板と板材との間の隙間空
    間部に充填される充填材と、 前記電熱ヒータと連結され、電源と接続するための電線
    と、 を有することを特徴とする融雪覆工板。
  2. 【請求項2】 前記補強部材は、覆工板の長手方向に沿
    って略等間隔で配置される長尺状部材、または該長尺状
    部材を断続的に分割した構成であることを特徴とする請
    求項1記載の融雪覆工板。
  3. 【請求項3】 前記補強部材は、覆工板の縦横方向に対
    して一定の角度をもって配置される長尺状部材、または
    該長尺状部材を断続的に分割した構成であることを特徴
    とする請求項1記載の融雪覆工板。
  4. 【請求項4】 前記板材の上面に、舗装材を設置したこ
    とを特徴とする請求項1記載の融雪覆工板。
  5. 【請求項5】 前記電線は、当該覆工板内部の適所に配
    置されるコネクタに接続され、該コネクタを介して電源
    電圧を供給することを特徴とする請求項1記載の融雪覆
    工板。
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Cited By (3)

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