JP2011084935A - 舗装板構造 - Google Patents

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【課題】融雪用の熱供給手段の交換を目的とする舗装板の取替えを、簡単にできるようにする。
【解決手段】舗装板10を地盤G上に敷いて路面を形成し、その舗装板10に、融雪用の熱供給手段20を埋設した舗装板構造において、前記舗装板10は、前記地盤G上に載置される下部ブロック11と、その下部ブロック11上に載置される上部ブロック12とを備え、前記熱供給手段20は前記上部ブロック12に埋設されている構成とした。舗装板10を下部ブロック11と上部ブロック12とに分け、熱供給手段20を上部ブロック12に埋設したので、熱供給手段20が劣化する等して交換の必要が生じた際に、上部ブロック12のみを別のものに取替えればよく、下部ブロック11は取替える必要がない。このため、下部ブロック11は地盤G上に載置した状態のまま、上部ブロック12のみの交換により、融雪用の熱供給手段20を取替えることができ、作業が簡単である。
【選択図】図1

Description

この発明は、融雪装置を備えた舗装板構造に関するものである。
道路などの路面は、通常、アスファルト舗装やコンクリート舗装によって形成されるが、道路の地形や環境、用途等によっては、路盤上に敷き並べた舗装板によって、路面を形成する場合もある。
この舗装板の素材としては、例えば、アスファルト材やコンクリート等のほか、樹脂やゴム等が用いられる場合もある。
ところで、特に、寒冷地では、冬季の積雪や凍結により、路面が滑りやすくなり、タイヤのスリップや、二輪車の転倒、歩行者の転倒等が危惧される。このため、道路などの路面下に、熱により雪や氷を溶かす融雪装置として、内部に熱流体が供給されるヒートパイプや、通電により発熱するヒーター等の熱供給手段が埋設される場合がある。
この融雪装置は、一般的なアスファルト舗装やコンクリート舗装の場合だけでなく、舗装板によって路面を形成する場合にも、その舗装板の内部に融雪装置を埋め込んだものが使用される。
例えば、特許文献1には、融雪装置の熱供給手段としてのヒーターを、舗装板に埋め込んで用いる舗装板構造の技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−71707号公報
上記特許文献1の舗装板構造によると、融雪装置の熱供給手段(ヒーター)が、舗装板を構成する素材に一体に埋め込まれて固定されている。
熱供給手段は、経年とともに腐食等により劣化する傾向があるので、定期的に熱供給手段を取替える必要がある。例えば、道路荷重の繰り返し作用や、雨水の浸入等により、熱供給手段が傷んで、その交換が必要となる場合等が考えられる。
このとき、熱供給手段は、舗装板を構成する素材に一体に埋め込まれているから、舗装板全体を、別の舗装板に取替える必要がある。
舗装板全体の取替えは、その舗装板を載置する路盤をその都度整備することや、周囲の取付け舗装の撤去・復旧、隣り合う舗装板間への充填材の注入等、大がかりな作業を伴う上、道路の通行止めや、あるいは、車線の一部規制等も伴う。
このような作業の繁雑さの観点から、融雪装置の熱供給手段の交換を目的とする舗装板の取替えは、できるだけ簡単であることが望ましい。
そこで、この発明は、融雪装置としてヒーター等の熱供給手段を備えた舗装板構造において、その熱供給手段の交換を目的とする舗装板の取替えを、簡単にできるようにすることを課題とする。
上記の課題を解決するために、この発明は、舗装板を地盤上に敷いて路面を形成し、その舗装板に、融雪用の熱供給手段を埋設した舗装板構造において、前記舗装板は、前記地盤上に載置される下部ブロックと、その下部ブロック上に載置される上部ブロックとを備え、前記熱供給手段は前記上部ブロックに埋設されていることを特徴とする舗装板構造とした。
舗装板を下部ブロックと上部ブロックとに分け、熱供給手段を上部ブロックに埋設したので、熱供給手段が劣化する等して交換の必要が生じた際に、上部ブロックのみを別のものに取替えればよく、下部ブロックは取替える必要がない。
このため、下部ブロックは地盤上に載置した状態のまま、上部ブロックのみの交換により、融雪用の熱供給手段を取替えることができ、作業が簡単である。
この構成において、上部ブロックは、例えば、単に、下部ブロック上に載置されてその自重で所定の位置に固定される構成、周囲にある他の上部ブロックに拘束されて所定の位置に固定される構成、あるいは、その上部ブロックの周囲に充填される目地材等を介して、周囲にある他の上部ブロックに拘束されて所定の位置に固定される構成等とすることができる。
また、上部ブロックと下部ブロックとが離れないように一体化する手段を備えた構成とすることもできる。すなわち、前記舗装板は、前記上部ブロックと前記下部ブロックとを固定する一体化手段を備え、前記上部ブロックは、前記下部ブロックが地盤上に載置された状態のまま、前記一体化手段によって、前記下部ブロックに着脱可能である構成を採用することもできる。
一体化手段が備えられていれば、上部ブロックが所定の位置から動かないようにしっかりと固定できる。また、その一体化手段によって、下部ブロックに対する上部ブロックの位置決めが容易となり得る。
この一体化手段としては、上部ブロックと下部ブロックとを上下方向に、又はそれに加えて若しくは代えて横方向に固定し得る周知の手段を採用することができる。
例えば、上部ブロックと下部ブロックとをねじ機構により上下に締め付けて固定する手法や、レバー操作等により動作するクランプ機構により両者を上下から夾んで押さえつけて固定する手法、その他、凹部と凸部との嵌合、面ファスナー等による固定の手法を採用することができる。
例えば、前記ねじ機構を用いた前記一体化手段として、前記下部ブロックに設けられその下部ブロックの上面に開口するねじ孔と、前記上部ブロックに設けられた表裏方向の貫通孔と、その貫通孔に挿通され前記ねじ孔にねじ込まれるボルトとを備える構成とすることができる。
また、他の構成からなる一体化手段としては、前記下部ブロックに設けられその下部ブロックの上面から立ち上がるボルトと、前記上部ブロックに設けられた表裏方向の貫通孔と、その貫通孔に挿通された前記ボルトにねじ込まれるナットとを備える構成とすることができる。
これらの一体化手段は、前記上部ブロックの上方からの操作により、上部ブロックを下部ブロックとの一体化、又はその解除といった着脱が可能となっているようにすることが望ましい。
例えば、ねじ機構を用いる場合、そのねじ機構を構成するボルトやナットのうち、上部ブロックの上面側に露出した部分(ボルト頭部、ナット等)で、その締め付け、緩めの操作が可能となっている構成である。クランプ機構の場合は、その締め付け、緩めの操作を行うレバー等の操作部材が、少なくとも操作時に上部ブロックの上面側に露出している構成が考えられる。その他、凹部と凸部との嵌合、面ファスナー等による固定の手法の場合は、上部ブロックを上方へ持ち上げることにより、自ずから一体化手段は切り離されるので、この場合も、上方からの操作で着脱が可能である。
なお、融雪用の前記熱供給手段としては、例えば、通電により発熱するヒーターである構成とすることができる。このとき、ヒーターに通電するための電源ケーブルは、上部ブロックの下面又は側面からその上部ブロック外に引き出されて、その上部ブロックと下部ブロックとの間、又は、上部ブロック同士の目地部分などに沿わせるように配線し、道路外等に設けられた電源に導くことができる。
また、一つの上部ブロックのヒーターから引き出された電源ケーブルを、周囲の他の上部ブロックのヒーターから引き出された電源ケーブルと電気的に接続することにより、複数の上部ブロックにそれぞれ埋設されるヒーターを並列に接続することもできる。
その他、融雪用の前記熱供給手段として、金属や樹脂、その他物質からなる蓄熱材を上部ブロックに埋設する構成、あるいは、内部に熱流体を流通できる機能を有するヒートパイプを上部ブロックに埋設する構成などが考えられる。
この発明は、融雪装置としてヒーター等の熱供給手段を備えた舗装板構造において、その熱供給手段の交換を目的とする舗装板の取替えを簡単にできる。
一実施形態の舗装板の敷設状態を示す斜視図 同実施形態の舗装板の分解斜視図 同実施形態の舗装板の上部ブロックの斜視図 同実施形態の舗装板の単体を示す斜視図 同実施形態の舗装板の敷設状態を示す断面図 踏切における敷設例を示す斜視図
この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。この実施形態の舗装板構造は、融雪用の熱供給手段20として、通電によって発熱するヒーター(電熱ヒーター)21を埋設した舗装板10を用い、その舗装板10を地盤G上に多数敷き並べることにより、その舗装板10の上面でもって道路の路面を形成したものである。
図1及び図2に示すように、舗装板10は、地盤G上に載置される下部ブロック11と、その下部ブロック11上に載置される上部ブロック12とを備える。
この実施形態では、下部ブロック11及び上部ブロック12は、それぞれ平面視矩形の平板状を成すコンクリート製のものであるが、他の素材を用いてもよい。また、その上面11a,12a及び下面がそれぞれフラットに形成されている。なお、下部ブロック11と上部ブロック12の間には、ゴムやクッション材等からなる緩衝材13を介在させている。
前記熱供給手段20としてのヒーター21は、図3に示すように、上部ブロック12に埋設されている。そのヒーター21は、上部ブロック12の上面12aにおいて、出来る限りまんべんなく融雪機能を発揮できるよう、その上部ブロック12の全域を網羅するように配置されている。このように、熱供給手段20は、上部ブロック12の上面12aに露出しない限りにおいて、融雪機能を確保し得る自由な位置に埋設することができる。
なお、ヒーター21に通電するための電源ケーブル22は、図4に示すように、上部ブロック12の側面12bからその上部ブロック12外に引き出されている。
この電源ケーブル22は、上部ブロック12と下部ブロック11との間、又は、上部ブロック12同士の目地部分などに沿わせるように配線し、道路外等に設けられた電源に導くことができる。
また、この舗装板10は、前記上部ブロック12と前記下部ブロック11とを固定する一体化手段30を備えている。
この実施形態では、1枚の舗装板10、すなわち、1組の上部ブロック12と下部ブロック11に、2種類の一体化手段30を併せて備えている。
1種類目の一体化手段30(以下、「第一の一体化手段30」という。)は、前記下部ブロック11に設けられその下部ブロック11の上面11aに開口する上下方向のねじ孔31と、前記上部ブロック12に設けられた表裏を貫通する貫通孔32と、その貫通孔32に挿通され前記ねじ孔31にねじ込まれるボルト33とを備える。
貫通孔32に挿通されたボルト33がねじ孔31にねじ込まれ、締め付けられることにより、上部ブロック12と下部ブロック11とが動かないように固定される。図中の符号33aはワッシャである。また、緩衝材13には、ボルト挿通用の孔13aが設けられている。
もう1種類の一体化手段30(以下、「第二の一体化手段30」という。)は、前記下部ブロック11に設けられその下部ブロック11の上面11aから立ち上がる上下方向のボルト34と、前記上部ブロック12に設けられた表裏を貫通する貫通孔35と、その貫通孔35に挿通された前記ボルト34にねじ込まれるナット36とを備える。
ボルト34が貫通孔35に挿通され、そのボルト34の先端にナット36がねじ込まれ、締め付けられることにより、上部ブロック12と下部ブロック11とが動かないように固定される。図中の符号36aはワッシャである。また、緩衝材13には、ボルト挿通用の孔13aが設けられている。
また、前記上部ブロック12と前記下部ブロック11の一方には、両者の位置決め用の突起41,44が、他方には、その突起41,44が嵌る凹部42,45が設けられ、この突起41,44及び凹部42,45が、さらなる一体化手段30として機能している。突起41が、凹部42に、突起44が凹部45にぴったりと嵌ることにより、下部ブロック11上に載置された上部ブロック12が位置決めされるとともに、その後のがたつきが防止される。
なお、この実施形態では、突起41,44が下部ブロック11の上面に突出して形成され、凹部42,45が上部ブロックの下面に開口して形成されているが、これを上下逆転させ、突起41,44を上部ブロック12の下面に突出して形成し、凹部42,45を下部ブロックの上面に開口して形成してもよい。
以下、その熱供給手段20の交換を目的とする舗装板10の取替え方法について説明する。
いま、仮に、既に道路に敷設されている舗装板10に埋設された熱供給手段20(この実施形態ではヒーター21)が、交換の必要な状態になっているとする。
例えば、熱供給手段20が経年とともに腐食等により劣化したケースや、定期的に熱供給手段20を取替えることになっていて、その交換時期が来た場合等が想定される。
図1、図4及び図5に示す敷設状態において、地盤Gに下部ブロック11が固定され、その下部ブロック11上に上部ブロック12が載置されている。このとき、下部ブロック11と上部ブロック12とは、第一の一体化手段30、第二の一体化手段30により動かないように固定されている。
まず、第一の一体化手段30、第二の一体化手段30をそれぞれ緩めて、上部ブロック12を下部ブロック11から切り離す。この切り離しは、第一の一体化手段30のボルト33、第二の一体化手段30のナット36をそれぞれ緩めることで容易に可能である。
第一の一体化手段30、第二の一体化手段30が、それぞれ舗装板10の上方から締め付け及び緩めの操作ができるようになっているからである。
第一の一体化手段30のボルト33及びワッシャ33a、第二の一体化手段30のナット36及びワッシャ36aをそれぞれ除去し、上部ブロック12を持ち上げて取り外す。
そして、別の新しい舗装板10を持ち込み、既に除去した古い舗装板10と同じ場所に載置する。古い舗装板10と新しい舗装板10は同じ形状、大きさを成す同一規格であるから、一体化手段30も共通で使用できる。
図2に示す状態から、図4及び図5へ示す状態へと、下部ブロック11上に上部ブロック12を載置する。このとき、下部ブロック11は、継続して地盤G上に固定された状態である。このため、地盤Gを整地し直す必要はないし、周囲の取付け舗装の撤去・復旧も必要最小限に抑えられる。
第一の一体化手段30において、貫通孔32に挿通されたボルト33がねじ孔31にねじ込まれ、締め付けられることにより、上部ブロック12と下部ブロック11とが動かないように固定される。
また、第二の一体化手段30において、ボルト34が貫通孔35に挿通され、そのボルト34の先端にナット36がねじ込まれ、締め付けられることにより、上部ブロック12と下部ブロック11とが動かないように固定される。
このとき、第一の一体化手段30と第二の一体化手段30とは、それぞれ二つずつ配置され、それら同種類の一体化手段30同士を結ぶ線が、舗装板10の対角線状に位置しているから、舗装板10の全面に亘って、締め付け作用の強弱に不均衡が生じにくいようになっている。
また、この実施形態では、前記突起41が前記ねじ孔31周囲に設けられている。また、突起44は、ボルト34の周囲に設けられている。このため、上部ブロック12と下部ブロック11との位置合わせの基準となる点が、前記各一体化手段30と一致するので、その位置合わせの作業が簡単である。
さらに、そのねじ孔31周囲の突起41、及び、ボルト34周囲の突起44が、それぞれ円錐台状であり、凹部42,45の内周面もその円錐台に対応する形状となって、突起41,44と凹部42,45とがテーパ面を介して面接触できるようになっている。
このため、一体化手段30の締め付けに伴う両テーパ面同士の面接触の効果で、上部ブロック12と下部ブロック11とが、よりしっかりと密着した状態に固定される。
さらに、その突起41及び突起44を構成する各円錐台は、それぞれねじ孔31、ボルト34と同心状になっている点も、前記両テーパ面同士の面接触の効果を高めている。
このように、上部ブロック12は、前記下部ブロック11が地盤G上に載置された状態のまま、前記一体化手段30によって、前記下部ブロック11に着脱可能であるから、熱供給手段20が劣化する等して交換の必要が生じた際に、上部ブロック12のみを別のものに取替えればよく、下部ブロック11は取替える必要がない。
このため、下部ブロック11は地盤G上に載置した状態のまま、上部ブロック12のみの交換により、融雪用の熱供給手段20を取替えることができ、作業が簡単である。
なお、熱供給手段20としてのヒーター21の電源ケーブル22を、周囲の他の上部ブロック12のヒーター21から引き出された電源ケーブル22と電気的に接続することにより、複数の上部ブロック12にそれぞれ埋設されるヒーター21同士を並列に接続した電気回路とすることもできる。
また、この実施形態では、前記熱供給手段20は、通電により発熱するヒーター21としたが、この実施形態には限定されず、例えば、金属や樹脂、その他物質からなる蓄熱材を上部ブロック12に埋設してそれらを熱供給手段20とする構成、あるいは、内部に熱流体を流通できる機能を有するヒートパイプを上部ブロック12に埋設することで熱供給手段20とする構成などが考えられる。
さらに、この実施形態では、1枚の舗装板10、すなわち、1組の上部ブロック12と下部ブロック11に2種類の一体化手段30を併せて備えたが、これを単一の種類の一体化手段30としてもよい。また、その一体化手段30の数や配置は自由に設定できる。
なお、この発明の舗装板構造は、一般的な道路(通路や階段等を含む)の路面を形成するものとして、その道路に対して連続的に広範囲に採用することができるし、例えば、図6に示すように、道路と線路とが平面交差する踏切1において、レール2を支える踏切用ブロック3に隣接して、その踏切1と道路との取付け部分に限定して配置することもできる。もちろん、その踏切1内での路面を形成するために、前記踏切用ブロック3に代えて、線路の対のレール2,2間や、そのレール2,2の外側近傍にこの発明の舗装板10を配置することもできる。
1 踏切
2 レール
3 踏切用ブロック
10 舗装板
11 下部ブロック
11a 上面
12 上部ブロック
12a 上面
12b 側面
20 熱供給手段
21 ヒーター
22 電源ケーブル
30 一体化手段(第一の一体化手段/第二の一体化手段)
31 ねじ孔
32,35 貫通孔
33,34 ボルト
36 ナット
41,44 突起
42,45 凹部
G 地盤

Claims (6)

  1. 舗装板(10)を地盤(G)上に敷いて路面を形成し、その舗装板(10)に、融雪用の熱供給手段(20)を埋設した舗装板構造において、
    前記舗装板(10)は、前記地盤(G)上に載置される下部ブロック(11)と、その下部ブロック(11)上に載置される上部ブロック(12)とを備え、前記熱供給手段(20)は前記上部ブロック(12)に埋設されていることを特徴とする舗装板構造。
  2. 前記舗装板(10)は、前記上部ブロック(12)と前記下部ブロック(11)とを固定する一体化手段(30)を備え、前記上部ブロック(12)は、前記下部ブロック(11)が地盤(G)上に載置された状態のまま、前記一体化手段(30)によって、前記下部ブロック(11)に着脱可能であることを特徴とする請求項1に記載の舗装板構造。
  3. 前記一体化手段(30)は、前記下部ブロック(11)に設けられその下部ブロック(11)の上面(11a)に開口するねじ孔(31)と、前記上部ブロック(12)に設けられた表裏方向の貫通孔(32)と、その貫通孔(32)に挿通され前記ねじ孔(31)にねじ込まれるボルト(33)とを備えることを特徴とする請求項2に記載の舗装板構造。
  4. 前記一体化手段(30)は、前記下部ブロック(11)に設けられその下部ブロック(11)の上面(11a)から立ち上がるボルト(34)と、前記上部ブロック(12)に設けられた表裏方向の貫通孔(35)と、その貫通孔(35)に挿通された前記ボルト(34)にねじ込まれるナット(36)とを備えることを特徴とする請求項2に記載の舗装板構造。
  5. 前記一体化手段(30)は、前記上部ブロック(12)の上方からの操作により、前記着脱が可能となっていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一つに記載の舗装板構造。
  6. 前記熱供給手段(20)は、通電により発熱するヒーター(21)であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一つに記載の舗装板構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101513532B1 (ko) 2013-07-26 2015-04-21 한국교통대학교산학협력단 도로 융설 시스템 및 그의 설치방법
CN106192668A (zh) * 2016-08-30 2016-12-07 天津派塔尔节能技术有限公司 一种平铺式伴热板融雪装置
JP2018178698A (ja) * 2017-04-19 2018-11-15 株式会社Regalo 融雪ブロックおよび融雪路盤

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