JP5735875B2 - 融雪機能付き舗装ブロック - Google Patents
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Description
この舗装ブロックの素材としては、例えば、アスファルト材やコンクリート等のほか、樹脂やゴム等が用いられる場合もある。
例えば、特許文献1〜3には、融雪装置として電熱ヒーターを埋め込んだ融雪機能付き舗装ブロックの技術が開示されている。
このように複数の舗装ブロックを並列させると、その並列する各舗装ブロックからそれぞれ引き出されたケーブルを、どのように舗装領域外に設けた電源又はその電源に通じるケーブルに接続するかが問題となる。
しかし、この手法では、ケーブル3を舗装領域外に引き出すに際し、その舗装ブロック1の外側において多数のケーブル3を地中に配設せざるを得ない。これらのケーブル3は、図中に示すように、隣り合う舗装ブロック1間の隙間(目地部)5に配設されたり、あるいは、その舗装ブロック1の外側を埋めるアスファルト等の舗装材A中に埋設されて舗装領域外に導かれる。このため、ケーブル3の敷設が面倒であるとともに、そのケーブル3のメンテナンス時に、舗装ブロック1や周辺舗装材Aの撤去及びその復旧を伴うので好ましくない。
しかし、この手法においても、コネクターを介してケーブル3同士を接続するのは、舗装ブロック1の外側となる。このため、例えば、特許文献1に示すように、舗装ブロック1の端面に切欠部を設けて、その切欠部によって形成される舗装ブロック1間の空間にコネクターを収容している。この構成では、ケーブル3の敷設が面倒であるとともに、そのケーブル3のメンテナンス時に、舗装ブロック1や周辺舗装材Aを撤去及びその復旧をしなければならない点は同様である。
なお、このとき、蓋部材の上面とブロック本体の上面とが面一であるとは、蓋部材の上面とブロック本体の上面のそれ自体が面一な路面となっている場合のほか、その蓋部材とブロック本体の上をそれぞれ覆う薄いアスファルト等の舗装材や、ゴム等のシート類を介して面一な路面となっている場合も考えられる。
すなわち、一のブロック本体の凹部を用いてその凹部内にケーブルを配線することにより、そのケーブルによって、隣り合う他のブロック本体の電熱ヒーター及びケーブルに給電することができる。
また、一のブロック本体の電熱ヒーターに通じるケーブル自身に、隣接する他のブロック本体の電熱ヒーターから引き出されたケーブルを接続してもよい。すなわち、一のブロック本体の電熱ヒーターと、隣接する他のブロック本体の電熱ヒーターとをケーブルを介して直列に接続してもよい。
この点について説明すると、前記ブロック本体がコンクリート製である場合、そのコンクリートの表面には微小な凹凸が形成されやすい。このため、向かい合うコンクリート面の間に弾性体のみを介在させるよりも、弾性体とフラットな金属板とを組み合わせて介在させる方が、よりがたつきの防止に効果的である。なお、前記金属板の厚さは、前記各弾性体の厚さよりも厚いことが望ましい。
また、係止手段を用いずに、蓋部材が凹部内にぴったりと嵌って、その自重により、あるいは、それに加えて蓋部材の外面と凹部の内面との摩擦により、両者が動かないように固定される構成とすることもできる。
この構成によれば、凹部を閉じる蓋部材を活用して、ブロック本体同士を固定できるので、部品点数を減少させ、その敷設作業の容易化を図ることができる。
また、ブロック本体10は、そのブロック本体10の上方と側方とに開口する凹部11を備え、さらに、その凹部11を塞ぐ蓋部材15を備えている。
この実施形態では、図3に示すように、道路が線路Tと交差する踏切の前後において、平面視矩形のブロック本体10が道路の幅員方向に複数並列して敷設され、各ブロック本体10の凹部11は、それぞれ幅員方向へ直線状に設けられている。また、凹部11は、そのブロック本体10の幅員方向両側において側面10cに開口している。このため、ブロック本体10が複数並列して敷設された状態で、その凹部11も幅員方向に沿って一直線上に繋がった状態である。
なお、道路の幅員や地形、環境、用途等、あるいは、個々のブロック本体10の形状、大きさによっては、このブロック本体10を、道路幅員方向に加え、又は代えて、道路方向に並列して配置する場合も考えられる。また、踏切内において、線路Tの軌間内あるいは軌間外に線路方向へ並列して敷設される踏切用舗装板として採用することもできる。
電熱ヒーター20に電気を供給するケーブル23は、その一端が、内部の空間に収容された電熱ヒーター20に接続されて、図4及び図5に示すように、孔12を通じてブロック本体10の内部からブロック本体10の外部へと引き出されるとともに、その他端には、別のケーブル23に接続するためのコネクター24が設けられている。
すなわち、ブロック本体10の電熱ヒーター20及びケーブル23には、並列して敷設された他のブロック本体10の凹部11内に配設されたケーブル23を通じて、電源Dからの電気が供給されている。
このとき、各ブロック本体10の電熱ヒーター20から引き出されたケーブル23は、給電ケーブルCの給電コネクター22に届くように、充分な長さとしておく。
なお、凹部11内の溝13に代えて、溝13を蓋部材15の下面15bに形成することもできる。このとき、支持部14は、その蓋部材15の溝13を挟んで両側に設けられる。
2 電熱ヒーター
3 ケーブル
4 コネクター
5 目地部
6 鉄筋
10 ブロック本体
10a 上面
10b 下面
10c 側面
11 凹部
11a 底面
11b 側面
12 孔
13 溝
13a 底
14 支持部
15 蓋部材
15a 上面
15b 下面
15c 側面
16 係止部
18 緩衝部材
19 係止手段
20 電熱ヒーター
22 給電コネクター
23 ケーブル
24 コネクター
A 舗装材
B 融雪機能付き舗装ブロック
C 給電ケーブル
D 電源
G 地盤
T 線路
W 舗装領域
Claims (6)
- ブロック本体(10)の内部に融雪用の電熱ヒーター(20)が埋設され、その電熱ヒーター(20)に電気を供給するケーブル(23)が、前記ブロック本体(10)の内部から外部へと引き出された融雪機能付き舗装ブロックにおいて、
前記ブロック本体(10)は、そのブロック本体(10)の上方と側方とに開口する凹部(11)とその凹部(11)の内面に開口する孔(12)とを備え、前記凹部(11)内に嵌る蓋部材(15)を設けてその蓋部材(15)の上面(15a)を前記ブロック本体(10)の上面(10a)と面一にし、前記ケーブル(23)は前記孔(12)を通じて前記電熱ヒーター(20)から前記凹部(11)内へ引き出され、前記凹部(11)の内面とその凹部(11)の内面に対向する前記蓋部材(15)の下面との間を通って前記ブロック本体(10)の側面(10c)から外部へ引き出されていることを特徴とする融雪機能付き舗装ブロック。 - 前記ブロック本体(10)は複数並列して設けられ、一のブロック本体(10)の前記凹部(11)は、隣り合う他のブロック本体(10)側において側方に開口し、且つその隣り合う他のブロック本体(10)側とは別の側においても側方に開口しており、前記隣り合う他のブロック本体(10)の前記電熱ヒーター(20)及び前記ケーブル(23)には、前記一のブロック本体(10)の前記凹部(11)内を通り前記別の側へ至るケーブル(23)を介して電気が供給されていることを特徴とする請求項1に記載の融雪機能付き舗装ブロック。
- 前記凹部(11)の底面(11a)又はその凹部(11)の底面(11a)に対向する前記蓋部材(15)の下面(15b)に溝(13)が設けられ、その溝(13)内に、前記孔(12)から引き出され前記ブロック本体(10)の側面(10c)に至る前記ケーブル(23)が収容され、前記蓋部材(15)と前記凹部(11)とは、前記溝(13)を挟んで両側に設けられた支持部(14)で互いに支持されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の融雪機能付き舗装ブロック。
- 前記ブロック本体(10)はコンクリート製であり、前記支持部(14)における前記凹部(11)の底面(11a)と前記蓋部材(15)の下面(15b)との間に緩衝部材(18)を介在させたことを特徴とする請求項3に記載の融雪機能付き舗装ブロック。
- 前記蓋部材(15)は、前記ブロック本体(10)に対して係止手段(19)によって固定されており、前記係止手段(19)は、前記支持部(14)に設けられていることを特徴とする請求項3又は4に記載の融雪機能付き舗装ブロック。
- 隣り合う前記ブロック本体(10)同士は、前記蓋部材(15)で連結されていることを特徴とする請求項5に記載の融雪機能付き舗装ブロック。
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