JP3073943U - 舗装面保護板 - Google Patents

舗装面保護板

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JP3073943U
JP3073943U JP2000003988U JP2000003988U JP3073943U JP 3073943 U JP3073943 U JP 3073943U JP 2000003988 U JP2000003988 U JP 2000003988U JP 2000003988 U JP2000003988 U JP 2000003988U JP 3073943 U JP3073943 U JP 3073943U
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JP
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plate
pavement surface
protection plate
steel plate
pavement
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JP2000003988U
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Inventor
亮一 辻
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株式会社 辻さく
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補修した舗装面を覆うのに用いる保護板(覆
土板)に関し、道路に融雪装置を埋設した場合のよう
に、硬化していない舗装面が細長く形成されるような場
合に特に有効な保護板を提供する。 【解決手段】 上面側から剪断切断された長手方向の両
側辺を有する矩形鋼板の前記両側辺部を15ないし45
度、好ましくは20ないし40度の角度で下方に屈曲し
てなるものであり、鋼板としては表面に滑り止め模様を
備えた縞鋼板を用いる。表面側から剪断切断された鋼板
の側辺の裏面側は、下縁に鋭いエッジが形成される。側
辺下縁に鋭いエッジが形成された鋼板の当該側辺側を下
方に若干折り曲げることにより、側辺下縁の鋭角の稜線
が舗装面に対向し、この稜線に保護板の荷重が作用する
ので、当該稜線が舗装面に食い込むように載置され、保
護板のずれが防止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、道路や駐車場に新たな地下配管を行なったり、地表面の一部を補 修した際に、新たに設けた舗装面が硬化するまでの間、当該舗装面を覆うのに用 いる保護板(覆土板)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
道路や駐車場として用いられている地面に、電力や電気通信用のケーブル、融 雪パイプ、下水管などを埋設するときは、地表面を溝状に掘削して配管を行なっ た後、溝を埋め戻して地表面を舗装するという工事が行なわれる。新しく舗装さ れた舗装面が硬化して、人車の通行に耐えるようになるまでには数日間を必要と するが、その間道路を閉鎖したままにしておくのは、著しい交通の障害となるた め、新しく舗装した部分を覆う保護板を設けて、舗装面の硬化を待たずに人車の 通行を開始するのが普通である。
【0003】 特に積雪時における融雪装置は、人車の交通の激しい所で、かつ比較的道路幅 の狭い所でも道路の中央に設けられることが多いので、車線規制などによって部 分的に道路を使用しながら工事を行なうことが不可能な場合も多く、保護板を用 いて路面を保護しながら人車を通行させる必要性が高い。
【0004】 この保護板として従来は矩形の鉄板が用いられており、新たに舗装した面を鉄 板で覆って、通行する人車の荷重を分散させて舗装面に伝えることにより、硬化 していない舗装面の保護を行なっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、鉄板を舗装面に覆着しただけでは鉄板がずれやすい、雨に濡れたとき に滑りやすい等の問題が生じていた。そこでこの考案は、簡単な構造で地表面に より安定に保持することができ、硬化していない舗装面を確実に保護することが できる保護板を提供することを課題としており、特に道路に融雪装置を埋設した 場合のように、硬化していない舗装面が道路の中央に細長く形成されるような場 合に特に有効な舗装面の保護板を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決したこの考案の舗装面保護板は、上面側から剪断切断された長 手方向の両側辺を有する矩形鋼板の前記両側辺部を15ないし45度、好ましく は20ないし40度の角度で下方に屈曲してなるものであり、鋼板としては表面 に滑り止め模様を備えた縞鋼板を用いる。
【0007】 この考案の舗装面保護板は、特に道路に融雪パイプを埋設した後の新しい溝状 の舗装面の保護板として特に適している。鋼板の裏面の複数箇所に両側辺部の屈 曲部を含む長さで帯状の鋼板からなる補強板を溶着することにより、強度的に弱 くなりやすい長手端部付近に外力に対する抵抗力を付与できる。
【0008】 表面側から剪断切断された鋼板の側辺の裏面側は、剪断時に作用する強大な応 力による変形によって、下縁に鋭いエッジが形成される。側辺下縁に鋭いエッジ が形成された鋼板の当該側辺側を下方に若干折り曲げることにより、側辺下縁の 鋭角の稜線が舗装面に対向し、この稜線に保護板の荷重が作用するので、当該稜 線が新たに舗装された部分の両側の舗装面に食い込むように載置され、かつ保護 板上を人車が通行することによって、保護板に外力が作用したときは、その外力 も上記鋭い稜線に作用するため、保護板のずれが防止される。
【0009】 更に、保護板として表面に滑り止め模様のある縞目鋼板を用いることによって 、降雨時などに表面が滑りやすくなるのも保護できる。
【0010】 なお、両側辺部を下向きに屈曲させる角度は、小さすぎると路面に対する稜線 の食い込み作用が不十分となり、角度が大きすぎると路面に段差ができて、車両 通行時に保護板に作用するずれ方向の外力が大きくなるため、30度前後の角度 とするのが実用的である。
【0011】 なお、融雪用送水管を埋設した場合のように、新たな舗装面が帯状に現れると きは、この帯状の部分に沿って保護板が並べ置かれるため、保護板の長手方向の ずれは、隣接する保護板によって阻止される。また、融雪用送水管を設けた場合 のように、保護板が道路の中央に設けられるときは、緩く山形になった道路の中 央に保護板が水平に置かれるため、側辺部の屈曲により、保護板の側辺と道路と の間に隙間が生ずることがなく、保護板に作用する人車の荷重も設置している側 辺部に分散されるため、新たな舗装面の保護作用も良好である。
【0012】
【考案の実施の形態】
図1ないし4は、この考案の一実施例を示した図である。図の保護板1は、短 辺約750mm、長辺約1500mm、厚さ16mmの縞鋼板からなり、長手両 側辺2から約200mmの位置で裏面側にくの字状に屈曲されている。屈曲部3 の角度αは約30度である。長手側辺2は、シアリングカッタで表面側から剪断 切断されており、その切断部は、図2に示すように、切断時に生じる大きな内部 応力により下方に変形して、切断辺2の裏面側に鋭角の稜線5が形成されている 。この鋭角の稜線5は、鋼板側辺部の前記屈曲により地面に対向する方向に向け られている。保護板1の裏面側には、図3で示すように、その長手方向両端部に 幅25mm、厚さ12mmの平鉄製の補強板6が溶着されている。
【0013】 図4は、道路中央に融雪用水の送水管7を配置した後の新たな舗装面8を図1 の保護板1で保護している状態を示している。保護板1の幅は、送水管7を配置 するために掘削した溝の溝幅Wより広く、従って、長手側辺の稜線5が、古い舗 装面9に食い込むような形で保護板1が設置される。保護板1の裏面と新たな舗 装面8との間には遊隙10が存在し、新たな舗装面8が保護されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】保護板の一実施例を示す斜視図
【図2】保護版の側辺部分を示す拡大断面図
【図3】保護板の裏面図
【図4】設置状態を示す断面図
【符号の説明】
1 保護板 3 屈曲部 5 稜線 6 補強板

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面側から剪断切断された長手方向の両
    側辺を有する矩形鋼板の前記両側辺部を15ないし45
    度の角度で下方に屈曲してなる、舗装面保護板。
  2. 【請求項2】 表面に滑り止め模様を備えた矩形の縞鋼
    板の長手両側辺部を15ないし45度の角度で下方に屈
    曲してなる、舗装面保護板。
  3. 【請求項3】 表面側から剪断切断された長手両側辺を
    備えた矩形の縞鋼板の当該両側辺部を裏面側に15ない
    し45度の角度で屈曲してなる、融雪パイプ埋設溝の舗
    装面保護板。
  4. 【請求項4】 屈曲角が20ないし40度である、請求
    項3記載の舗装面保護板。
  5. 【請求項5】 矩形鋼板の長手両端部付近の箇所を含む
    裏面の複数箇所に両側辺部の屈曲部を含む長さで帯状の
    鋼板からなる補強板(6)が溶着されていることを特徴と
    する、請求項1、2、3または4記載の舗装面保護板。
JP2000003988U 2000-06-09 2000-06-09 舗装面保護板 Expired - Lifetime JP3073943U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116556154A (zh) * 2023-06-25 2023-08-08 广东匠达建设工程有限公司 一种市政道路维护装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN116556154A (zh) * 2023-06-25 2023-08-08 广东匠达建设工程有限公司 一种市政道路维护装置
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