JP2007037240A - 埋設物保護板 - Google Patents
埋設物保護板 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007037240A JP2007037240A JP2005214639A JP2005214639A JP2007037240A JP 2007037240 A JP2007037240 A JP 2007037240A JP 2005214639 A JP2005214639 A JP 2005214639A JP 2005214639 A JP2005214639 A JP 2005214639A JP 2007037240 A JP2007037240 A JP 2007037240A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter blade
- width direction
- buried
- shape
- edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
Abstract
【解決手段】 舗装面の下に埋設してある長尺埋設物が、その舗装面を切断しているカッター刃3によって損傷を受けることを防止するために、複数枚をそれらの前後方向に一連に臨む端縁8どうしが互いに略平行に隣り合う帯状に並べて、埋設物の上方を覆うように打設したコンクリートに埋め込み固定可能に構成してあるセラミックス製の埋設物保護板であって、前記端縁の平面視での形状を、複数枚を帯状に並べて埋め込み固定してある状態で、カッター刃が、帯幅方向Dに沿う移動により、左右いづれの側縁9側から隣り合う端縁どうしの間に入り込んでも、端縁の帯幅方向Dでの中心位置Xよりもカッター刃移動方向上手側で接触可能な直線部11を備えた形状に形成してある。
【選択図】 図3
Description
また、複数枚を帯状に並べるにあたって、複数枚をそれらの前後方向に一連に臨む端縁どうしが互いに略平行に隣り合う帯状に並べるので、端縁どうしを上下方向から入り込ませる蟻溝状の係合部を形成してあるような保護板に比べて、作業性良く並べることができる利点がある。
従来の上記保護板は、複数枚を帯状に並べて埋め込み固定してある状態で、カッター刃が、帯幅方向に沿う移動により、略平行に隣り合う端縁どうしの間に入り込んでも、切断作業者に切断抵抗の増加や切断音の変化などを確実に感じさせることができるように、図8に示すように、端縁8の平面視での形状を、帯幅方向Dでの中心位置Xに沿って帯長手方向に平行な縦直線部12aと、その縦直線部12aに直交する帯幅方向Dに平行な横直線部12bとを備えた鈎形に形成して、カッター刃3が、帯幅方向Dの左右いづれの側縁側から隣り合う端縁8どうしの間に入り込んでも、保護板Aの縦直線部12aに確実に作用するように構成している(例えば、特許文献1参照)。
また、略平行に隣り合う端縁8の平面視での形状を、縦直線部12aと横直線部12bとが直交する鈎形に形成してあるので、縦直線部12aと横直線部12bとが対向するように交差している内隅部Bにおける応力集中係数が大きく、カッター刃3が縦直線部12aに作用したときの衝撃などでクラックCが発生し易い欠点がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、カッター刃が、帯幅方向に沿う移動により、略平行に隣り合う端縁どうしの間に入り込んでも、その端縁に早期に作用して、埋設物の損傷を効果的に防止できるようにすることを目的とする。
また、カッター刃が、略平行に隣り合う端縁どうしの間に入り込んでその端縁に作用しても、内隅部にクラックが発生しにくいようにすることを目的とする。
略平行に隣り合わせる端縁の平面視での形状を、複数枚を帯状に並べて埋め込み固定してある状態で、カッター刃が、帯幅方向に沿う移動により、その帯幅方向の左右いづれの側縁側から隣り合う端縁どうしの間に入り込んでも、そのカッター刃が、その端縁の帯幅方向での中心位置よりも、カッター刃移動方向上手側で接触可能な直線部を備えた形状に形成してあるので、カッター刃を、隣り合う端縁の帯幅方向での中心位置よりもカッター刃移動方向上手側で直線部に早期に作用させて、埋設物の損傷を効果的に防止できる。
また、カッター刃を早期に接触させるために、略平行に隣り合わせる端縁の平面視での形状を、直線部を備えた形状に形成してあるので、隣り合う保護板どうしの相対位置を、隣り合う端縁の直線部どうしが略平行に隣り合うように並べることで、簡便に位置決めすることができる。
略平行に隣り合わせる端縁の平面視における形状を、直線どうしが鈍角で交差する屈曲形状に形成してあるので、隣り合う保護板どうしの帯幅方向での相対位置を、隣り合う端縁どうしが帯幅方向で互いに係合するように入り込ませて、能率良く位置決めできる。
また、直線どうしが鈍角で交差する内隅部における応力集中係数が小さく、カッター刃が、略平行に隣り合う端縁どうしの間に入り込んでその端縁に作用しても、内隅部にクラックが発生しにくい。
略平行に隣り合わせる端縁の帯幅方向の左右両側に、直線どうしが鈍角で交差する交差箇所を形成してあるので、隣り合う端縁の帯幅方向の左右両側に形成してある交差箇所が互いに入り込むように保護板を並べて、相対位置がずれにくい状態で位置決めできる。
図1は、道路面を構成するアスファルト舗装面1下の200mm未満の深さHに埋設してある、例えば、送電ケーブルや通信ケーブルを挿通してある保護管、或いは、水道管やガス管など長尺埋設物2を示し、この埋設物2が、舗装面1を切断しているダイヤモンドホイールなどの回転式カッター刃3によって損傷を受けることを防止するために、埋設物1の防護コンクリート4の上面側に、ほう化チタン,窒化けい素,ジルコニアなどのセラミックス粉末を焼成して形成してある本発明によるセラミックス製の埋設物保護板Aを埋め込み固定して、その上部を鋼板5で覆い、土6を被せて、アスファルト7で舗装してある。
図4は本発明による保護板Aの別実施形態を示し、一方の端縁8aの平面視での形状と、他方の端縁8bの平面視での形状とを、左右側縁9に対して斜めに交差する二つの傾斜直線部10cが帯幅方向の中心位置Xにおいて鈍角θで交差する相似形状に形成し、一方の端縁8aは二つの傾斜直線部10cが左右側縁9間に入り込む凹形端縁とし、他方の端縁8bは二つの傾斜直線部10cが左右側縁9間から外れている凸形端縁として、隣り合う保護板Aの一方の端縁8aに、他方の端縁8bが入り込んで略平行に隣り合うように形成してある。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
図5は本発明による保護板Aの別実施形態を示し、一方の端縁8aの平面視での形状と、他方の端縁8bの平面視での形状とを、左右両側縁9に亘って斜めに交差する傾斜直線部10cで相似形状に形成して、隣り合う保護板Aの端縁8どうしが略平行に隣り合うように形成してある。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
図6は本発明による保護板Aの別実施形態を示し、一方の端縁8aの平面視での形状と、他方の端縁8bの平面視での形状とを、左右側縁9の夫々に対して直交する、帯幅方向Dに平行な二つの側部直線部10aと、帯幅方向Dに平行な中央直線部10bとの各々を帯長手方向に互いに位置をずらして設けるとともに、側部直線部10aと中央直線部10bとに対して鈍角θで交差する左右の傾斜直線部10cとを備えた相似形状に形成してある。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
図7は本発明による保護板Aの別実施形態を示し、一方の端縁8aの平面視での形状と、他方の端縁8bの平面視での形状とを、帯長手方向の同じ位置で左右側縁9の夫々に対して直交する、帯幅方向Dに平行な二つの側部直線部10aと、帯幅方向Dに平行な中央直線部10bとを帯長手方向に位置をずらして設けるとともに、側部直線部10aと中央直線部10bとに対して直交する左右の二つの縦直線部10dとを備えた相似形状に形成し、一方の端縁8aは、中央直線部10bが左右側縁9間に入り込む凹形端縁とし、他方の端縁8bは中央直線部10bが左右側縁9間から外れている凸形端縁として、隣り合う保護板Aの一方の端縁8aに、他方の端縁8bが入り込んで略平行に隣り合うように形成してある。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
本発明による保護板は、車道や歩道などの道路の他に、駐車場や運動場,広場などの舗装面の下に埋設してある長尺埋設物が、その舗装面を切断しているカッター刃によって損傷を受けることを防止するため埋め込み固定するものであっても良い。
2 埋設物
3 カッター刃
4 コンクリート
8 端縁
9 側縁
11 直線部
X 帯幅方向での中心位置
θ 鈍角
Claims (3)
- 舗装面の下に埋設してある長尺埋設物が、その舗装面を切断しているカッター刃によって損傷を受けることを防止するために、
複数枚をそれらの前後方向に一連に臨む端縁どうしが互いに略平行に隣り合う帯状に並べて、前記埋設物の上方を覆うように打設したコンクリートに埋め込み固定可能に構成してあるセラミックス製の埋設物保護板であって、
前記端縁の平面視での形状を、
複数枚を帯状に並べて埋め込み固定してある状態で、前記カッター刃が、帯幅方向に沿う移動により、その帯幅方向の左右いづれの側縁側から隣り合う端縁どうしの間に入り込んでも、そのカッター刃が、前記端縁の帯幅方向での中心位置よりもカッター刃移動方向上手側で接触可能な直線部を備えた形状に形成してある埋設物保護板。 - 前記端縁の平面視における形状を、直線どうしが鈍角で交差する屈曲形状に形成してある請求項1記載の埋設物保護板。
- 前記直線どうしが鈍角で交差する交差箇所を、帯幅方向の左右両側に形成してある請求項2記載の埋設物保護板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005214639A JP2007037240A (ja) | 2005-07-25 | 2005-07-25 | 埋設物保護板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005214639A JP2007037240A (ja) | 2005-07-25 | 2005-07-25 | 埋設物保護板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007037240A true JP2007037240A (ja) | 2007-02-08 |
Family
ID=37795814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005214639A Pending JP2007037240A (ja) | 2005-07-25 | 2005-07-25 | 埋設物保護板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007037240A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008253071A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Kubota Corp | 埋設物保護板及び埋設物保護板設置構造 |
JP2009041738A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Kubota Corp | 地中埋設物の敷設構造及び敷設方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02139423U (ja) * | 1989-04-25 | 1990-11-21 | ||
JPH07189279A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-28 | Kyocera Corp | 埋設保護部材 |
JP2005035803A (ja) * | 2003-07-15 | 2005-02-10 | Nippon Steel Corp | 粒子分散炭化珪素質焼結体及びこれを用いた防護材料 |
JP2006050795A (ja) * | 2004-08-04 | 2006-02-16 | Taiheiyo Cement Corp | 切断防止用保護板 |
-
2005
- 2005-07-25 JP JP2005214639A patent/JP2007037240A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02139423U (ja) * | 1989-04-25 | 1990-11-21 | ||
JPH07189279A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-28 | Kyocera Corp | 埋設保護部材 |
JP2005035803A (ja) * | 2003-07-15 | 2005-02-10 | Nippon Steel Corp | 粒子分散炭化珪素質焼結体及びこれを用いた防護材料 |
JP2006050795A (ja) * | 2004-08-04 | 2006-02-16 | Taiheiyo Cement Corp | 切断防止用保護板 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008253071A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Kubota Corp | 埋設物保護板及び埋設物保護板設置構造 |
JP2009041738A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Kubota Corp | 地中埋設物の敷設構造及び敷設方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7632036B2 (en) | Notched paving stone unit and paved assemblies fabricated therewith | |
JP2007037240A (ja) | 埋設物保護板 | |
JP2006257739A (ja) | 縁石付き水路ブロック及びこれを用いた舗装路面の排水構造 | |
JP6457337B2 (ja) | 路面の仮復旧工法 | |
JP6067661B2 (ja) | 防草構造 | |
CA2336674C (en) | Process for the articulated imbrication of concrete slabs ¢i(in situ) | |
JP2008215026A (ja) | 道路橋継目部舗装の施工方法 | |
JP6964643B2 (ja) | 防護板設置構造および防護板 | |
JP5054407B2 (ja) | 埋設物保護板及び埋設物保護板設置構造 | |
JP4351077B2 (ja) | 地中埋設物保護板 | |
JP7429965B2 (ja) | 保護板 | |
JP2005304198A (ja) | 電線共同溝用浅層埋設物の防護鉄蓋 | |
JP4301803B2 (ja) | 配管保護体 | |
US10280569B2 (en) | Golf course modular bunker paver blocks | |
JP5995829B2 (ja) | ブレード誘導板及びブレード誘導板を有するコンクリートブロック | |
JP2007143355A (ja) | セラミック防護板 | |
JP2012180724A (ja) | 多機能性ブロックマット | |
JP3073943U (ja) | 舗装面保護板 | |
JP4707116B2 (ja) | 排水性舗装用排水路の連結装置 | |
JP2003268861A (ja) | 側 溝 | |
Wegan et al. | Surfacing of concrete bridges | |
JP2006064143A (ja) | 地中埋設物保護板及び地中埋設物保護構造 | |
JP2006050795A (ja) | 切断防止用保護板 | |
JP5068117B2 (ja) | 地中埋設物の敷設構造及び敷設方法 | |
JP3164718U (ja) | 切断防止用保護板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080321 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091026 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091203 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100128 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100715 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101013 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20101013 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20101108 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20110114 |