JP6067661B2 - 防草構造 - Google Patents
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Description
しかし、アスファルトやコンクリート等の舗装材は、時間の経過や気候の変化等の様々な外的要因により収縮することから、舗装材が構造物から離れてしまい、舗装材と構造物との間に微小な隙間(クラック)が発生していた。
この微小な隙間には、風雨で運ばれた土砂や植物の種子等が入り込み、これが発芽して成長したり、或いは舗装材や構造物の下地側の土壌で発芽した植物が、その隙間を通じて地上へ成長したりすることがあった。
このような舗装材と構造物との隙間から繁茂した雑草を放置しておくことは美観上好ましくないばかりか、繁茂した雑草により車両等の運転手の視野が遮られたり、或いは歩行者の通行の邪魔になったりして、交通安全上の障害となることがあった。また、除草作業に膨大な労力と費用を要するばかりでなく、車両が頻繁に往来する路肩での作業では危険を伴うことがあった。
そこで、舗装材と構造物との隙間から雑草が繁茂するのを防止するために、種々の構造や製品が提案されている。
例えば、(特許文献1)には「舗装材の下に敷かれた防草シートの端部が、舗装端部界面を形成するコンクリートブロックなどの背面に沿って上方に伸びると共に、接着していることにより密に界面を遮断する防草構造であって、接着材の形質が、遮光性と、施工後の変形に対する追従性とを備えた可変型であることを特徴とする舗装界面の防草構造。」が開示されている。
また、(特許文献2)には「ブロックの長手方向に沿って形成される少なくとも一方端面に設けた凹部は、その開放部が、このブロックの上面に達する構成とするとともに、この凹部は、その底部に向かって、下向き角度が70°となる傾斜接合面と成り得る傾斜辺を備えた構成とし、また、この凹部の先端部、及び/又は、底部を面取り加工したことを特徴とする防草を意図したブロック。」が開示されている。
しかし、防草シートの端部と舗装材の端部との界面に隙間が発生した場合、その隙間に土砂や植物の種子等が入り込んで発芽すると、下方に伸びた根は舗装材の下面と防草シートの上面との間を水平方向に伸びて行き、舗装材の下地側の土壌に達して成長し続けるおそれがある。
また、舗装材や構造物の下地側の土壌で植物が発芽した際に、防草シートの端部と舗装材の端部との界面に隙間が発生していると、舗装材の下面と防草シートの上面との間に入り込んだ芽が、その隙間から差込む光に向かって伸び、そのまま端部の隙間に沿って真上に伸びて行き、地上まで達するおそれがある。
このように、(特許文献1)では、防草シートと舗装材との間に侵入する植物への防草効果が不十分であるため、防草の確実性、信頼性に優れる防草具や防草構造の開発が強く望まれている。
(2)(特許文献2)は、植物の芽の屈光性と、根の屈地性に基づいて、凹部の底部に向かって、下向き角度が70°の傾斜接合面となる傾斜辺を形成することにより、植物の成長を自然に止め、阻害する機能を付与したものである。
しかし、所定の形状の凹部(切り欠き)を有するブロックを新たに製造するか、既存のブロックの角を切り欠いて凹部を追加工する必要があり、既存のブロックをそのまま使用することができず、製造に手間がかかるため、省資源性、量産性に優れる防草具や防草構造の開発が強く望まれている。
(3)また、上記従来の技術は、縁石等の構造物と舗装材との間に発生する隙間における防草対策に関するものであり、コンクリート舗装又は土系舗装の目地からの雑草等の繁茂を防止するための防草具や防草構造については検討されていない。
つまり、コンクリート舗装又は土系舗装において、舗装面積があまりに大きいと、乾燥収縮によってひび割れが発生することがあるので、所定の位置にひび割れを発生させるために、一定間隔或いは縦横(格子状)に目地(誘発目地)が設けられているが、この目地のひび割れ(隙間)からも雑草が繁茂するおそれがあり、防草対策のための防草具や防草構造の開発が強く望まれている。
本発明の請求項1に記載の防草構造は、合成樹脂製又はゴム製で、長尺板状の底板部と、前記底板部の幅方向の中央部に前記底板部の長手方向と平行に立設された立設部と、前記立設部の内側面の高さ方向の途中に形成された遮蔽部と、を有し、目地の形成位置に合わせて下地上に設置された防草具と、前記防草具を覆うように前記立設部の上端面よりも上方まで充填され前記防草具が埋設された土系舗装材と、を備えた構成を有している。
この構成により、以下のような作用、効果を有する。
(1)合成樹脂製又はゴム製の防草具が土系舗装の目地に沿って埋設されることにより、時間経過や気候の変化等に伴って土系舗装の目地の表面側に隙間が発生しても、土系舗装材と防草具の各部との間に隙間が発生し難く、雑草等の繁茂を防止することができる。
(2)土系舗装の下方に目地に沿って配置され土系舗装材に埋設される防草具が、長尺板状の底板部と、底板部の幅方向の中央部に底板部の長手方向と平行に立設された立設部と、立設部の内側面の高さ方向の途中に形成された遮蔽部を有するので、目地と底板部の長手方向が平行になるように防草具を目地の形成位置に合わせて土系舗装の下地上に設置して、防草具の両側に土系舗装材を打設し、両側の土系舗装材で立設部を挟むようにして立設部の上方に目地を形成することにより、径時変化や気温の変化等によって目地に隙間が発生し、種子等が入り込んで発芽したとしても、根が遮蔽部に邪魔されて真下に伸びることができず、遮蔽部及び底板部を回り込んで土系舗装の下地側の土壌まで達することがなく、成長途中で枯れてしまい、雑草等の繁茂を確実かつ効果的に防止することができる。
(3)土系舗装の下方に目地に沿って配置され土系舗装材に埋設される防草具が、長尺板状の底板部と、底板部の幅方向の中央部に底板部の長手方向と平行に立設された立設部と、立設部の内側面の高さ方向の途中に形成された遮蔽部を有するので、目地と底板部の長手方向が平行になるように防草具を目地の形成位置に合わせて土系舗装の下地上に設置して、防草具の両側に土系舗装材を打設し、両側の土系舗装材で立設部を挟むようにして立設部の上方に目地を形成することにより、径時変化や気温の変化等によって立設部と土系舗装材の間に隙間が発生したとしても、隙間から差込む光は遮蔽部に遮られて底板部まで届くことがないため、土系舗装の下地側の土壌で発芽した植物の芽が底板部と土系舗装材の間から底板部の上面に侵入する可能性が低い。また、芽が底板部と土系舗装材の間から底板部の上面に侵入し、立設部に沿って上方に伸びようとしても、遮蔽部に遮られ、遮蔽部を回り込んで地上まで達することはなく、成長途中で枯れてしまい、雑草等の繁茂を確実かつ効果的に防止することができる。
防草具の全長は縁石や側溝等の構造物の長さに応じて、適宜、選択することができる。また、防草具の底板部の幅は40mm〜150mmが好ましい。底板部の幅が40mmより狭くなるにつれ、底板部と舗装材との接触面積が減少して植物の芽(茎)や根が侵入し易くなる傾向があり、150mmより広くなるにつれ、取扱い性、搬送性、省資源性が低下する傾向があり、いずれも好ましくない。
防草具の遮蔽部は植物の芽(茎)や根が立設部に沿って直進しないように、立設部の内側面(底板部が形成されている側の側面)の高さ方向の途中に、突出又は膨出するように形成され、その形状は適宜、選択することができる。具体的には、断面が長方形状や半円状等の突条に形成したもの、立設部の一部を半円弧状や波形等に湾曲させて形成したもの等が好適に用いられる。尚、防草具の立設部の厚さ方向の中心(仮想中心)を基準とした遮蔽部の突出(膨出)量(遮蔽部の水平方向の最大幅)は10mm〜50mmが好ましい。遮蔽部の突出(膨出)量が10mmより小さくなるにつれ、植物の芽(茎)や根が侵入し易くなる傾向があり、50mmより大きくなるにつれ、舗装材の充填性が低下し、強度不足が発生し易くなる傾向があり、いずれも好ましくない。
尚、防草具の立設部の高さは舗装の厚さに合わせて、適宜、選択することができる。また、防草具の各部の厚さは一般的な目地材と同等で10mm以下が好ましい。
この構成により、以下のような作用、効果を有する。
(1)防草具の遮蔽部が、土系舗装材との間の空気溜まりの発生を防ぐように膨出状、湾曲状、波形等のいずれかの形状に形成されることにより、立設部や遮蔽部の周囲に土系舗装材が斑なく充填され、立設部及び遮蔽部と土系舗装材との間に隙間が発生し難く、強度の安定性、均一性、耐久性に優れる。
尚、土系舗装材は、整地や雑草対策(防草)を目的として使用され、天然の土や砂と、それらの粒子を結合する結合剤との混合物により構成されるものである。結合剤としてはセメント系、アスファルト系、石灰系、樹脂系の他、酸化マグネシウム等が用いられる。
(参考例1)
図1は参考例1の防草具を示す模式斜視図である。
図1中、1はポリオレフィンやポリ塩化ビニル、ポリエステル、エポキシ樹脂等の合成樹脂、ニトリルブタジエンゴム、フッ素ゴム等の合成ゴム又は天然ゴムで一体に成型された参考例1の防草具、2は長尺板状に形成された防草具1の底板部と、3は底板部2の幅方向の一端部に底板部2の長手方向と平行に立設された防草具1の立設部、3aは立設部3の内側面、3bは立設部3の外側面、4は立設部3の内側面3a(底板部2が形成された側の側面)の高さ方向の途中に底板部2と平行で底板部2よりも幅狭の突条に形成された防草具1の遮蔽部である。
防草具1の底板部2の幅は40mm〜150mmに形成した。底板部2の幅が40mmより狭くなるにつれ、底板部2の接地面積が減少して植物の芽(茎)や根が侵入し易くなる傾向があり、150mmより広くなるにつれ、取扱い性、搬送性、省資源性が低下する傾向があることが分かったためである。
防草具1の立設部3の厚さ方向の中心(仮想中心)を基準とした遮蔽部4の突出(膨出)量(遮蔽部4の水平方向の最大幅)は10mm〜50mmに形成した。遮蔽部4の突出(膨出)量が10mmより小さくなるにつれ、植物の芽(茎)や根が侵入し易くなる傾向があり、50mmより大きくなるにつれ、舗装材の充填性が低下し、強度不足が発生し易くなる傾向があることが分かったためである。
尚、防草具1の立設部3の高さは舗装の厚さに合わせて、適宜、選択することができる。また、防草具1の各部の厚さは一般的な目地材と同等の10mm以下に形成した。
図2は参考例1の防草具を用いた防草構造を示す要部模式断面図である。
図2中、10は車道11等に併設して形成された歩道、12は歩道10の下地側の土壌、13は砕石等を用いて土壌12上に形成され歩道10の下地となる路盤、15は敷モルタル14によって路盤13上に設置された縁石等の構造物、15aは構造物15の内側面、16は構造物15の内側面15aに沿って配置された実施の形態1の防草具1を覆うように構造物15の内側に敷設されたコンクリートやアスファルト等の舗装材、16aは舗装材16の下面である。
歩道10を形成する工程は従来とほぼ同様であるが、舗装材16を敷設する前に、防草具1の底板部2と構造物15の長手方向が平行になるように防草具1を構造物15の下方内側に設置し、立設部3の外側面3bを構造物15の内側面15aに当接させることにより、実施の形態1の防草具1を用いた防草構造が得られる。
尚、構造物15の内側面15aと防草具1の立設部3の外側面3bとの間は柔軟性(弾力性)を有する接着材等により接着される。
本参考例では、構造物15として縁石を例に説明したが、構造物15はこれに限定されるものではなく、車道11と歩道10の間を仕切るL字型やU字型の側溝等の各種構造物に対して適宜、適用して同様の防草構造を得ることができる。
以上のように構成された防草構造を有する歩道10においては、径時変化や気温の変化等によって立設部3の内側面3aと舗装材16の間に隙間が発生し、種子等が入り込んで発芽したとしても、根が遮蔽部4に邪魔されて真下に伸びることができず、遮蔽部4及び底板部2を回り込んで舗装材16の下地側の土壌12まで達することがなく、成長途中で枯れてしまい、雑草等の繁茂を防止できる。また、径時変化や気温の変化等によって立設部3の内側面3aと舗装材16の間に隙間が発生したとしても、隙間から差込む光は遮蔽部4に遮られて底板部2まで届くことがないため、舗装材16の下地側の土壌12で発芽した植物の芽が舗装材16の下面16aから底板部2の上面に侵入する可能性は低い。もし、芽が底板部2と舗装材16の間から底板部2の上面に侵入し、立設部3に沿って上方に伸びようとしても、遮蔽部4の下面で遮られ、遮蔽部4を回り込んで地上まで達することはなく、成長途中で枯れてしまい、雑草等の繁茂を防止できる。
図3(a)は参考例1の防草具の第1の変形例を示す模式正面図であり、図3(b)は参考例1の防草具の第2の変形例を示す模式正面図である。
図3(a)において、第1の変形例の防草具1aが参考例1と異なるのは、遮蔽部4aが断面が半円状の突条に膨出して形成されている点である。
また、図3(b)において、第2の変形例の防草具1bが参考例1と異なるのは、遮蔽部4bが立設部3の一部を半円弧状に湾曲させて形成されている点である。
尚、図3中、5は立設部3と遮蔽部4a、4bとの境目である。
図3(a)、(b)に示すように、遮蔽部4a、4bの表面が円弧状に湾曲していることにより、舗装材16の充填性を向上させ、生コンクリートへの気泡溜まりの発生を防ぐことができ、舗装材16の強度低下を招くことなく、雑草等の繁茂を効果的に防止することができる。
尚、防草具1aを押し出し成形で形成する場合、遮蔽部4aは中空状に形成してもよい。
また、立設部3と遮蔽部4a、4bとの境目5を円弧状に面取りしたり、滑らかに湾曲させたりすることにより、立設部3及び遮蔽部4a,4bの周辺への舗装材の充填性を向上させることができ、施工性に優れる。
(1)防草具が合成樹脂製又はゴム製なので、縁石や側溝等の構造物の側壁面とコンクリートやアスファルト等の舗装材との間に埋設することにより、時間経過や気候の変化等に伴って発生する舗装材の収縮を吸収することができ、舗装材と構造物との間に隙間が発生し難く、雑草等の繁茂を防止することができる。
(2)長尺板状の底板部と、底板部の幅方向の一端部に底板部の長手方向と平行に立設された立設部と、立設部の内側面の高さ方向の途中に形成された遮蔽部を有するので、底板部と構造物の長手方向が平行になるように防草具を構造物の下方内側に設置し、立設部の外側面を構造物の内側面に当接させ、構造物の内側に舗装材を敷設することにより、径時変化や気温の変化等によって立設部の内側面と舗装材の間に隙間が発生し、種子等が入り込んで発芽したとしても、根が遮蔽部に邪魔されて真下に伸びることができず、遮蔽部及び底板部を回り込んで舗装材の下地側の土壌まで達することがなく、成長途中で枯れてしまい、雑草等の繁茂を確実かつ効果的に防止することができる。
(3)長尺板状の底板部と、底板部の幅方向の一端部に底板部の長手方向と平行に立設された立設部と、立設部の内側面の高さ方向の途中に形成された遮蔽部を有するので、底板部と構造物の長手方向が平行になるように防草具を構造物の下方内側に設置し、立設部の外側面を構造物の内側面に当接させ、構造物の内側に舗装材を敷設することにより、径時変化や気温の変化等によって立設部の内側面と舗装材の間に隙間が発生したとしても、隙間から差込む光は遮蔽部に遮られて底板部まで届くことがないため、舗装材の下地側の土壌で発芽した植物の芽が底板部と舗装材の間から底板部の上面に侵入する可能性が低い。また、芽が底板部と舗装材の間から底板部の上面に侵入し、立設部に沿って上方に伸びようとしても、遮蔽部に遮られ、遮蔽部を回り込んで地上まで達することはなく、成長途中で枯れてしまい、雑草等の繁茂を確実かつ効果的に防止することができる。
(4)遮蔽部が生コンクリートや土系舗装材等の舗装材との間の空気溜まりの発生を防ぐように膨出状や湾曲状に形成されることにより、成型性、量産性に優れ、立設部や遮蔽部の周囲にコンクリートやアスファルト等の舗装材を斑なく確実に充填して強度低下を効果的に防ぐことができる。
(1)防草具が、歩道上の構造物の下方内側に沿って配置され舗装材に埋設されることにより、時間経過や気候の変化等に伴って発生する舗装材の収縮を吸収することができ、舗装材と構造物との間に隙間が発生し難く、雑草等の繁茂を防止することができる。
(2)歩道上の構造物の下方内側に沿って配置され舗装材に埋設される防草具が、長尺板状の底板部と、底板部の幅方向の一端部に底板部の長手方向と平行に立設された立設部と、立設部の内側面の高さ方向の途中に形成された遮蔽部を有するので、径時変化や気温の変化等によって立設部の内側面と舗装材の間に隙間が発生し、種子等が入り込んで発芽したとしても、根が遮蔽部に邪魔されて真下に伸びることができず、遮蔽部及び底板部を回り込んで舗装材の下地側の土壌まで達することがなく、成長途中で枯れてしまい、雑草等の繁茂を確実かつ効果的に防止することができる。
(3)歩道上の構造物の下方内側に沿って配置され舗装材に埋設される防草具が、長尺板状の底板部と、底板部の幅方向の一端部に底板部の長手方向と平行に立設された立設部と、立設部の内側面の高さ方向の途中に形成された遮蔽部を有するので、径時変化や気温の変化等によって立設部の内側面と舗装材の間に隙間が発生したとしても、隙間から差込む光は遮蔽部に遮られて底板部まで届くことがないため、舗装材の下地側の土壌で発芽した植物の芽が底板部と舗装材の間から底板部の上面に侵入する可能性が低い。また、芽が底板部と舗装材の間から底板部の上面に侵入し、立設部に沿って上方に伸びようとしても、遮蔽部に遮られ、遮蔽部を回り込んで地上まで達することはなく、成長途中で枯れてしまい、雑草等の繁茂を確実かつ効果的に防止することができる。
(4)防草具の遮蔽部が舗装材との間の空気溜まりの発生を防ぐように膨出状や湾曲状に形成されることにより、立設部や遮蔽部の周囲にコンクリートやアスファルト等の舗装材が斑なく充填され、立設部及び遮蔽部と舗装材との間に隙間が発生し難く、強度の安定性、均一性、耐久性に優れる。
図4は実施の形態1の防草構造に用いる防草具を示す模式斜視図である。尚、参考例1と同様のものは、同じ符号を付して説明を省略する。
図4において、実施の形態1の防草構造に用いる防草具1cが参考例1と異なるのは、立設部3が底板部2aの幅方向の略中央部に立設されている点と、遮蔽部4が立設部3の両側面に形成されている点である。
防草具1cの全長、底板部2aの幅、遮蔽部4の片側の突出(膨出)量(遮蔽部4の水平方向の片側の最大幅)、立設部の高さ、各部の厚さは参考例1と異なるのは、立設部3が底板部2aの幅方向の略中央部に立設されている点と、遮蔽部と同様なので説明を省略する。
図5は実施の形態1の防草構造を示す要部模式断面図である。
図5中、20は土系舗装、21は土系舗装20の下地側の土壌、22は砕石等を用いて土壌21上に形成され土系舗装20の下地となる路盤、23は目地24の形成位置に合わせて路盤22上に所定の間隔や格子状に設置された防草具1cを覆うように立設部3の両側から打設された土系舗装材、23aは土系舗装材23の下面、24aは目地24の立設部3の上方に充填された目地材である。
土系舗装20の工程は従来とほぼ同様であるが、土系舗装材23を打設する前に、防草具1cを目地24の形成位置に合わせて路盤22上に所定の間隔や格子状に設置し、立設部3を両側から挟むように土系舗装材23を打設することにより、実施の形態1の防草構造が得られる。
図6(a)は実施の形態1の防草構造に用いる防草具の第1の変形例を示す模式正面図であり、図6(b)は実施の形態1の防草構造に用いる防草具の第2の変形例を示す模式正面図である。
図6(a)において、第1の変形例の防草具1dが実施の形態1と異なるのは、遮蔽部4aが断面が半円状の突条に膨出して形成されている点である。
また、図6(b)において、第2の変形例の防草具1eが実施の形態1と異なるのは、左右の遮蔽部4cが立設部3の一部をそれぞれ異なる高さで略円弧状の波形に湾曲させて形成されている点である。
図6(a)、(b)に示すように、遮蔽部4a、4cの表面が略円弧状に湾曲していることにより、土系舗装材23の充填性を向上させ、気泡溜まりの発生を防ぐことができ、土系舗装20の強度低下を招くことなく、雑草等の繁茂を効果的に防止することができる。
尚、防草具1dを押し出し成形で形成する場合、遮蔽部4aは中空状に形成してもよい。
また、立設部3と遮蔽部4a、4cとの境目5を円弧状に面取りしたり、滑らかに湾曲させたりすることにより、立設部3及び遮蔽部4a,4cの周辺への土系舗装材の充填性を向上させることができ、施工性に優れる。
(1)防草具が合成樹脂製又はゴム製なので、土系舗装の目地に埋設することにより、時間経過や気候の変化等に伴って土系舗装の目地の表面側に隙間が発生しても、防草具が伸縮して土系舗装材と防草具の各部との間に隙間が発生し難く、雑草等の繁茂を防止することができる。
(2)長尺板状の底板部と、底板部の幅方向の中央部に底板部の長手方向と平行に立設された立設部と、立設部の両側面の高さ方向の途中に形成された遮蔽部を有するので、目地と底板部の長手方向が平行になるように防草具を目地の形成位置に合わせて土系舗装の下地上に設置して、防草具の両側に土系舗装材を打設し、両側の土系舗装材で立設部を挟むようにして立設部の上方に目地を形成することにより、径時変化や気温の変化等によって目地に隙間が発生し、種子等が入り込んで発芽したとしても、根が遮蔽部に邪魔されて真下に伸びることができず、遮蔽部及び底板部を回り込んで土系舗装の下地側の土壌まで達することがなく、成長途中で枯れてしまい、雑草等の繁茂を確実かつ効果的に防止することができる。
(3)長尺板状の底板部と、底板部の幅方向の中央部に底板部の長手方向と平行に立設された立設部と、立設部の両側面の高さ方向の途中に形成された遮蔽部を有するので、目地と底板部の長手方向が平行になるように防草具を目地の形成位置に合わせて土系舗装の下地上に設置して、防草具の両側に土系舗装材を打設し、両側の土系舗装材で立設部を挟むようにして立設部の上方に目地を形成することにより、径時変化や気温の変化等によって立設部と土系舗装材の間に隙間が発生したとしても、隙間から差込む光は遮蔽部に遮られて底板部まで届くことがないため、土系舗装の下地側の土壌で発芽した植物の芽が底板部と土系舗装材の間から底板部の上面に侵入する可能性が低い。また、芽が底板部と土系舗装材の間から底板部の上面に侵入し、立設部に沿って上方に伸びようとしても、遮蔽部に遮られ、遮蔽部を回り込んで地上まで達することはなく、成長途中で枯れてしまい、雑草等の繁茂を確実かつ効果的に防止することができる。
(4)遮蔽部が土系舗装材との間の空気溜まりの発生を防ぐように膨出状、湾曲状、波形のいずれかの形状に形成されることにより、成型性、量産性に優れ、立設部や遮蔽部の周囲に土系舗装材を斑なく確実に充填して強度低下を効果的に防ぐことができる。
(1)防草具が土系舗装の目地に沿って埋設されることにより、時間経過や気候の変化等に伴って土系舗装の目地の表面側に隙間が発生しても、防草具が伸縮して土系舗装材と防草具の各部との間に隙間が発生し難く、雑草等の繁茂を防止することができる。
(2)土系舗装の下方に目地に沿って配置され土系舗装材に埋設される防草具が、長尺板状の底板部と、底板部の幅方向の中央部に底板部の長手方向と平行に立設された立設部と、立設部の両側面の高さ方向の途中に形成された遮蔽部を有するので、径時変化や気温の変化等によって目地に隙間が発生し、種子等が入り込んで発芽したとしても、根が遮蔽部に邪魔されて真下に伸びることができず、遮蔽部及び底板部を回り込んで土系舗装の下地側の土壌まで達することがなく、成長途中で枯れてしまい、雑草等の繁茂を確実かつ効果的に防止することができる。
(3)土系舗装の下方に目地に沿って配置され土系舗装材に埋設される防草具が、長尺板状の底板部と、底板部の幅方向の中央部に底板部の長手方向と平行に立設された立設部と、立設部の両側面の高さ方向の途中に形成された遮蔽部を有するので、径時変化や気温の変化等によって立設部と土系舗装材の間に隙間が発生したとしても、隙間から差込む光は遮蔽部に遮られて底板部まで届くことがないため、土系舗装の下地側の土壌で発芽した植物の芽が底板部と土系舗装材の間から底板部の上面に侵入する可能性が低い。また、芽が底板部と土系舗装材の間から底板部の上面に侵入し、立設部に沿って上方に伸びようとしても、遮蔽部に遮られ、遮蔽部を回り込んで地上まで達することはなく、成長途中で枯れてしまい、雑草等の繁茂を確実かつ効果的に防止することができる。
(4)防草具の遮蔽部が土系舗装材との間の空気溜まりの発生を防ぐように膨出状、湾曲状、波形のいずれかの形状に形成されることにより、立設部や遮蔽部の周囲に土系舗装材が斑なく充填され、立設部及び遮蔽部と土系舗装材との間に隙間が発生し難く、強度の安定性、均一性、耐久性に優れる。
2,2a 底板部
3 立設部
3a 内側面
3b 外側面
4,4a,4b,4c 遮蔽部
5 境目
10 歩道
11 車道
12,21 土壌
13,22 路盤
14 敷モルタル
15 構造物
15a 内側面
16 舗装材
16a,23a 下面
20 土系舗装
23 土系舗装材
24a 目地材
24 目地
Claims (2)
- 合成樹脂製又はゴム製で、長尺板状の底板部と、前記底板部の幅方向の中央部に前記底板部の長手方向と平行に立設された立設部と、前記立設部の両側面の高さ方向の途中に形成された遮蔽部と、を有し、目地の形成位置に合わせて下地上に設置された防草具と、前記防草具を覆うように前記立設部の上端面よりも上方まで充填され前記防草具が埋設された土系舗装材と、を備えたことを特徴とする防草構造。
- 前記防草具の前記遮蔽部が、前記土系舗装材との間の空気溜まりの発生を防ぐように膨出状、湾曲状、波形のいずれかの形状に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の防草構造。
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