JP3850428B2 - 床構造体 - Google Patents

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Description

本発明は河川や陸上の橋梁における床版橋構造、又は鉄骨建物や鉄筋コンクリート建物等の各階層のスラブ構造、若しくは地下工事の上面に設ける路盤構造、或いは地面覆工に用いる路盤構造等の床構造体に関する。
特許文献1の図1,図2等には、鋼矢板11を底板とし、該鋼矢板11にT形鋼又はH形鋼(主桁部材13)を溶接付けして間隔的に並設し、該各鋼矢板11の左右側端面に設けた爪部12により各鋼矢板11間を接合し、各T形鋼又はH形鋼の上部フランジ間に形成された間隔より各T形鋼又はH形鋼の上部フランジと鋼矢板11間のスペース内にコンクリートを打設して下部床コンクリート層を形成すると同時に、上記上部フランジ上にコンクリートを打設して上記下部床コンクリート層と上記間隔を通じ結合せる上部床コンクリート層を形成した床版橋を示している。
又同様に図5においては、一枚物の鋼板から成る底板3に複数本のT形鋼又はH形鋼を並設してコンクリートを打設した床版橋構造を示している。
又鉄骨建物の各階層のスラブ構造は梁材に床板を支持して形成しており、又鉄筋コンクリート建物の各階層のスラブ構造は一体打ちコンクリートで形成するのが通常である。同様に地下工事の上面に仮設する路盤構造は鉄板を梁材で支持する方法、又トラックや重機が出入りする工事現場においては単に鉄板を敷設して仮路盤を形成する方法等が採られている。
特開平9−221717号公報
特許文献1の図1,図2等には、鋼矢板11を底板とし、該鋼矢板11にT形鋼又はH形鋼(主桁部材13)を溶接付けして間隔的に並設し、上記上部床コンクリート層と下部床コンクリート層を結合している。
上記間隔を設定する手段として、各鋼矢板11の左右側端面に設けた爪部12により各鋼矢板11間を接合して上記各T形鋼又はH形鋼の上部フランジ間に形成された間隔より各T形鋼又はH形鋼の上部フランジと鋼矢板11間のスペース内にコンクリートを打設して下部床コンクリート層を形成すると同時に、上記上部フランジ上にコンクリートを打設して上記下部床コンクリート層と上記間隔を通じ結合せる上部床コンクリート層を形成している。
本発明は上記問題点を適切に解決する床版橋における架橋床構造体、鉄骨建物や鉄筋コンクリート建物における床構造体、地下構築物における床構造体、地面を覆工する床構造体を提供する。
上記床構造体は腹板の上端に上部フランジを有すると共に下端に下部フランジを有する複数本の鋼材を並設し、該鋼材の上部フランジと下部フランジと腹板間に画成されたスペース内に打設された下部床コンクリート層を有し、上記上部フランジ上に打設され且つ上記上部フランジ間のコンクリート流入間隔を介して上記下部床コンクリート層と互いに結合された上部床コンクリート層を有する床構造体に関する。
上記床構造体において上記各下部フランジ間に継ぎ板を介在し、該各継ぎ板の一方の板厚側端面と隣接する下部フランジの板厚側端面とを互いに突き合わせ状態にすると共に、各継ぎ板の他方の板厚側端面と隣接する下部フランジの板厚側端面とを互いに突き合わせ状態にし、上記継ぎ板の介在によって各上部フランジ間にコンクリート流入間隔を形成し、上記継ぎ板から左右へ張り出して隣接する下部フランジ間に掛け止めされる上掛けを設け、該上掛けを隣接する下部フランジの各上面に掛け止めすることにより上記継ぎ板の隣接下部フランジ間への介在と突き合わせ状態を形成した床構造体を構成する。
上記上掛けにより各下部フランジ間に継ぎ板を介在して互いに突き合わせする状態が適正に形成できる。
上記継ぎ板の介在によって各上部フランジ間にコンクリート流入間隔を適正に形成でき、又継ぎ板を介しての下部フランジ相互の突き合わせによって閉鎖された底板を形成し、コンクリート打設型枠として機能せしめることができる。
以下本発明に係る床構造体の実施の形態を床版橋(橋梁)における床構造体(架橋床構造体)を代表例として、図1乃至図13に基づき説明する。
この床版橋における床版構造体は腹板3の上端に上部フランジ2を有すると共に下端に下部フランジ4を有する複数本の鋼材(床版構造体においては鋼桁と称する)1を用い、該鋼材1を上記下部フランジ4を以って橋脚5間(建物や地下構築物の床構造体においては橋脚に代わる架橋支持体)に架橋しつつ橋幅方向(短手方向)に配設し、該鋼材1の上部フランジ2と下部フランジ4と腹板3間に画成されたスペース内に打設された下部床コンクリート層6を有し、上記上部フランジ2上に打設され且つ上記上部フランジ2間の間隔7を介して上記下部床コンクリート層6と互いに結合された上部床コンクリート層8を有する。
上記鋼材1はその両端をゴム支承24等の衝撃吸収座を介して橋脚(橋台を含む)5の上面に支持せしめる。
上記鋼材1は汎用のH形鋼を用いるか、又は長尺鋼板から成る腹板3の上端と下端に長尺鋼板から成る上部フランジ2と下部フランジ4を溶接しH形にしたものを用いる。
上記床版橋に代表される架橋床構造体において、上記鋼材1の上部フランジ2から上記上部床コンクリート層8中に埋入せる抵抗材9を設け、該抵抗材9を鋼材1の長手方向(橋長方向)に亘って間隔的に配設し、該抵抗材9の脚部10を上記上部フランジ2に貫挿して同フランジ2の下方へ延出し上記下部床コンクリート層6中に埋入し、該抵抗材9と脚部10により上記鋼材1と上部床コンクリート層8と下部床コンクリート層6の長手方向(橋長方向)におけるベンディング抗力を生起せしめる。
上記抵抗材9はその脚部10と協働して上下床コンクリート層8,6と鋼材1から成る床版橋の架橋床構造体の活荷重に対するベンディング抗力を有効に惹起する。
上記上下床コンクリート層8,6によって床コンクリート層を形成し、該上部床コンクリート層8の上面に車輌路面層を形成する。
図1,図2に示すように、上記抵抗材9として抵抗棒11を用い、該抵抗棒11を上記鋼材1の上部フランジ2から上記上部床コンクリート層8中に埋入し、該抵抗棒11を鋼材1の長手方向(橋長方向)に亘って間隔的に配設し、該抵抗棒11の脚部10を上部フランジ2に貫設した貫通孔12に貫挿して脚部10に螺合したナット14により上記上部フランジ2に固定すると共に、該脚部10を上部フランジ2の下方へ延出して上記下部床コンクリート層6中に埋入し、該抵抗棒11と脚部10により上記鋼材1と上部床コンクリート層8と下部床コンクリート層6の長手方向におけるベンディング抗力を生起せしめる。
上記ナット14は上部フランジ2の上面側と下面側において抵抗棒11を上部フランジ2に締結するダブルナット構造が有効である。
従って上記貫通孔12は雌ねじを有しない馬鹿孔であり、抵抗棒11の脚部10を該貫通孔12に緩貫挿しつつ上記ナットにより上部フランジ2に固定する。
上記抵抗棒11は上端に径大のヘッド13を有し、その頸下の軸部周面、即ち脚部10の周面に貫通孔12の深さよりも充分に長く、例えばその略全長に亘り雄ねじを形成しており、これによりナット14による螺合位置を調整して抵抗棒11の貫通孔12に対する螺合深さを調整し、その上部床コンクリート層8中への埋入深さを調整可能な構成とする。
上記抵抗棒11は図1に示すように直棒状のものを用いるか、例えば図2に示すように、U字形抵抗棒11を用い、該U字形抵抗棒11の左右脚部10を上記上部フランジ2の貫通孔12に貫挿しつつ、ナット14により上部フランジ2に締結固定し、U字曲げ部16を上部床コンクリート層8中に埋入し、上記ベンディング抗力を向上する。この場合U字形抵抗棒11はそのU字形面が互いに対向するように長手方向に間隔を置いて配設する。
図3,図4に示すように、上記抵抗材9として抵抗棒11を用い、上記図1,図2で説明した構造の直棒形又はU字形の抵抗棒11の脚部10を上記上部フランジ2の貫通孔12に貫挿しつつ、上部フランジ2の下方へ延出してその下端を上記下部フランジ4に貫設した貫通孔15に挿入し、抵抗棒11を上部フランジ2と下部フランジ4に支持する構造を採りながら、上部フランジ2と下部フランジ4間に延在する該脚部10を下部床コンクリート層6中に埋入して上記ベンディング抗力を更に向上する。
上記図3に示す直棒状の抵抗棒11はその脚部10を図1に示すナット締め構造により上部フランジ2に固定する。
又は上記図3に示す直棒状の抵抗棒11はその脚部10を上部フランジ2の貫通孔12にナット締めしつつ、下部フランジ4の貫通孔15にナット締めすることができる。
又図4に示すU字形抵抗棒11はU字曲げ部16を上部床コンクリート層8中に埋入し、上記ベンディング抗力を向上する。該U字形抵抗棒11はその一対の脚部10を上部フランジ2の左端と右端に貫設した貫通孔12に貫挿しナット締めすると共に、下部フランジ4の左端と右端に貫設した貫通孔12に緩挿入する。又は上記U字形抵抗棒11はその一対の脚部10を上部フランジ2の左端と右端に貫設した貫通孔12に緩貫挿しその下端を下部フランジ4の貫通孔15に緩挿入し、左右脚部10の下端に螺合したナットにより下部フランジ4に締結固定する。
図5,図6に示すように、上記抵抗材9として抵抗棒11を用い、該抵抗棒11を鋼材1の上部フランジ2から上記上部床コンクリート層8中に埋入し、該抵抗棒11を鋼材1の長手方向(橋長方向)に亘って間隔的に配設し、該抵抗棒11の脚部10を上部フランジ2に貫設した貫通孔12に貫挿すると共に、該脚部10の下端を下部フランジ4に貫設した貫通孔15に挿入し、該脚部10下端に螺合したナット17により上記下部フランジ4に締結固定し、上記上部フランジ2と下部フランジ4間に延在する脚部10を上記下部床コンクリート層6中に埋入し、該抵抗棒11と脚部10により上記鋼材1と上部床コンクリート層8と下部床コンクリート層6の長手方向におけるベンディング抗力を生起せしめる。
従って上記下部フランジ4の貫通孔15は雌ねじを有しない馬鹿孔であり、この貫通孔15に緩貫挿し、上記ナット締めを行う。
上記抵抗棒11は上端に径大のヘッド13を有し、その頸下の軸部周面、即ち脚部10の周面に貫通孔15の深さよりも充分に長く、例えばその略全長に亘り雄ねじを形成しており、抵抗棒11のナット17による締結螺合位置を調整して螺合深さを調整し、その上部床コンクリート層8中への埋入深さを調整可能な構成とする。
又図6に示す上部フランジの左端と右端に一対の貫通孔12を設け、該貫通孔12は雌ねじを有しない馬鹿孔にしてU字形抵抗棒11の左右脚部10を緩貫挿し、該脚部10の下端を下部フランジ4の雌ねじを有しない貫通孔15に緩貫挿し、ナット17により下部フランジ4に締結固定する。このU字形抵抗棒11はそのU字形面が長手方向において対向するように間隔的に配設する。
上記抵抗棒11の脚部10を上記上部フランジ2の貫通孔12に貫挿しつつ、その下端を上記下部フランジ4に貫設した貫通孔15に挿入し、抵抗棒11を上部フランジ2と下部フランジ4に支持しつつ、上部フランジ2と下部フランジ4間において下部床コンクリート層6中に埋入することにより上記ベンディング抗力を更に向上する。
図6に示すU字形抵抗棒11はU字曲げ部16を上部床コンクリート層8中に埋入し、上記ベンディング抗力を更に向上する。
次に図7乃至図9に基づき各鋼材1の上部フランジ2間に形成された、コンクリート流入間隔7について説明する。
基本的には上記鋼材1として、下部フランジ4と上部フランジ2と腹板3とから成るJIS仕様(JISG3101鋼材、JISG3106鋼材、JISG3114鋼材等)のH形鋼を用い、図7に示すように、該H形鋼の腹板3の左右へ均等に張り出す上部フランジ2の両端部を等幅ずつ切除して下部フランジ4より短幅にし、腹板3の左右へ均等に張り出す下部フランジ4の左右端面を突き合わせつつ短手方向(橋幅方向)に並設し、以って上記短幅にした上部フランジ2間にコンクリート流入間隔7を形成する。
又は図8に示すように、上記JIS規格のH形鋼の上部フランジ2の片半部を腹板3との接合部より切除して鋼材1を形成し、該鋼材1の下部フランジ4の左右端面を突き合わせつつ並設して上記除去した片フランジによる上記コンクリート流入間隔7を形成する。
又は図9に示すように、上記JIS規格のH形鋼の上部フランジ4を幅詰めせずに、JIS仕様のH形鋼をそのまま橋脚5,5間に架橋支持すると共に、各下部フランジ4間に鋼材から成る継ぎ板25を介在して上記橋脚5,5間に架橋支持し、該各継ぎ板25の一方の板厚側端面と隣接する下部フランジ4の板厚側端面とを互いに突き合わせ状態にすると共に、各継ぎ板25の他方の板厚側端面と隣接する下部フランジ4の板厚側端面とを互いに突き合わせ状態にする。上記継ぎ板25の介在によって各上部フランジ2間にコンクリート流入間隔7を形成する。
上記図9において説明した継ぎ板25を、図7,図8において説明した下部フランジ4の端面間に介在して上記コンクリート流入間隔7を拡大することができる。
又上記継ぎ板25には該継ぎ板25の中央部上面より立ち上げて下部床コンクリート層6内に埋設せる補強板26を具備せしめる。この継ぎ板25と補強板26とでT形を呈する。この継ぎ板25は市販のJIS規格のT形鋼を適用するか、又は市販のJIS規格のH形鋼の上部フランジを切除してT形鋼を形成し、上記継ぎ板25と補強板26を形成する。
図10,図11は上記継ぎ板25を鋼材1の下部フランジ4間に介在する具体例を示している。同図に示すように、継ぎ板25から左右へ張り出して隣接する下部フランジ4間に掛け止めされる上掛け27を設け、該上掛け27を隣接する下部フランジ4の各上面に掛け止めすることにより、継ぎ板25を隣接下部フランジ4間に介在する。
例えば上掛け27を鋼材等から成るL形材にて形成し、該L形材を継ぎ板25の上面にボルト28又は溶接にて一体に取り付け、該L形材の両端を短手方向において張り出して上掛け部を形成し、該上掛け部を隣接する下部フランジ4の上面に載置して継ぎ板25を隣接下部フランジ4間に介在する。上記L形材の立ち上がり板は前記補強板26を形成する。この補強板26は下部床コンクリート層6のベンディングを抑止する補強板として機能する。
図12,図13に示すように、上記各例によって形成されたコンクリート流入間隔7より上部フランジ2と下部フランジ4と腹板3間に画成されたスペース内にコンクリートを打設して下部床コンクリート層6を形成する。
同時に上部フランジ2上にコンクリートを打設して、上記コンクリート流入間隔7を介して下部床コンクリート層6と結合された上部床コンクリート層8を形成する。
上記何れの例においても継ぎ板25を介しての下部フランジ4相互の突き合わせによって閉鎖された底板を形成し、コンクリート打設型枠として機能せしめる。
上記上部床コンクリート層8と下部床コンクリート層6によって床コンクリート層を形成し、床版橋の場合には該上部床コンクリート層8の上面に車輌路面層を形成し、又建物の床構造である場合には、上記上部床コンクリート層8の上面に床仕上げ材を設ける。この建物においては上記構造の床構造体の両端を外壁に支持するように架橋する。又地面覆工の場合には上記構造の床構造体を設置し路盤を形成する。
上記抵抗材9、抵抗棒11、これらの脚部10により車輌走行時又は歩行や設備品による活荷重に対するベンディング抗力を上記各床構造体に与える。
各床コンクリート層8,6中には適宜鉄筋を配設埋入するが、図示は省略している。又上記鋼材1及び継ぎ板25は何れもその外表面に亜鉛メッキ等のメッキ、又は塗料を塗装したもの、或いは耐候性鋼材を用いる。
Aは抵抗棒を鋼材の上部フランジにナット締めし貫挿した例を示す短手方向要部断面図、Bは同長手方向要部断面図。 Aは抵抗棒をU字形にして鋼材の上部フランジにナット締めし貫挿した例を示す短手方向要部断面図、Bは同長手方向要部断面図。 Aは抵抗棒を鋼材の上部フランジにナット締めしつつ下部フランジに支持した例を示す短手方向要部断面図、Bは同長手方向要部断面図。 Aは抵抗棒をU字形にし鋼材の上部フランジにナット締めしつつ下部フランジに支持した例を示す短手方向要部断面図、Bは同長手方向要部断面図。 Aは抵抗棒を鋼材の上部フランジに貫挿しつつ下部フランジにナット締めした例を示す短手方向要部断面図、Bは同長手方向要部断面図。 Aは抵抗棒をU字形にし鋼材の上部フランジに貫挿しつつ下部フランジにナット締めした例を示す短手方向要部断面図、Bは同長手方向要部断面図。 鋼材間にコンクリート流入間隔を形成する例を示す短手方向断面図。 鋼材間にコンクリート流入間隔を形成する他の例を示す短手方向断面図。 鋼材間にコンクリート流入間隔を形成する更に他の例を示す短手方向断面図。 上記図9の継ぎ板の具体例を示す短手方向断面図。 上記図9の継ぎ板の具体例を示す長手方向断面図。 上記継ぎ板を用いた床版橋の短手方向断面図、即ち架橋床構造体の同断面図。 上記床版橋の長手方向断面図、即ち架橋床構造体の同断面図。
符号の説明
1…鋼材、2…上部フランジ、3…腹板、4…下部フランジ、5…橋脚、6…下部床コンクリート層、7…間隔、8…上部床コンクリート層、9…抵抗材、10…脚部、11…抵抗棒、12…貫通孔、13…ヘッド、14…ナット、15…貫通孔、16…U字曲げ部、17…ナット、24…ゴム支承、25…継ぎ板、26…補強板、27…上掛け、28…ボルト

Claims (1)

  1. 腹板の上端に上部フランジを有すると共に下端に下部フランジを有する複数本の鋼材を並設し、該鋼材の上部フランジと下部フランジと腹板間に画成されたスペース内に打設された下部床コンクリート層を有し、上記上部フランジ上に打設され且つ上記上部フランジ間のコンクリート流入間隔を介して上記下部床コンクリート層と互いに結合された上部床コンクリート層を有する床構造体であって、各下部フランジ間に継ぎ板を介在し、該各継ぎ板の一方の板厚側端面と隣接する下部フランジの板厚側端面とを互いに突き合わせ状態にすると共に、各継ぎ板の他方の板厚側端面と隣接する下部フランジの板厚側端面とを互いに突き合わせ状態にし、上記継ぎ板の介在によって各上部フランジ間にコンクリート流入間隔を形成し、上記継ぎ板から左右へ張り出して隣接する下部フランジ間に掛け止めされる上掛けを設け、該上掛けを隣接する下部フランジの各上面に掛け止めすることにより上記継ぎ板の隣接下部フランジ間への介在と突き合わせ状態を形成したことを特徴とする床構造体。
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