JP4681703B2 - 撮影装置及び撮影方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フィルム等の画像記録媒体に複数の画像を順次記録させることができると共に各画像に関連するデータを記録させることができる撮影装置及び撮影方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
カメラ等の撮影装置においては、フィルム上に撮像した日付けを記録する、いわゆるデート写し込みが一般に行われている。このデート写し込みは、撮影装置に設けられた設定部を操作することによって、この機能をオンしたりオフしたりできるようになっている。
【0003】
フィルム上にデートを記録する場合、一般にデータ・パックと呼ばれている記録方法がある。この方法では、カメラの後蓋にデートの記録を行うLED等のデート記録手段が設けられており、フィルムの被写体露光が行われるのとほぼ同時に、かつ同じ駒中にデート記録がなされる。また、他にはデート・ドット式と呼ばれるデートの記録方法がある。この方法では、毎回の撮影終了後に引き続いて行われるフィルム給送の最中に、デート記録手段が作動して、デートの記録が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、後者のデート・ドット式のデート記録方法では、データを記録するためには、記録したいフィルム駒の後ろに、少なくとも1駒以上必要となる。すなわち、たとえば20枚目のフィルムの撮影が終了した場合、21枚目へのフィルム給送の最中に20枚目のフィルムにデートの記録が行われる。
【0005】
ところで、通常、たとえば20枚撮りのフィルムにおいては、規定撮影枚数の最終駒である20枚目以降でもフィルムの長さに余裕が持たされており、通例は、最終駒プラス2枚程度撮像可能となっている。そのため、たとえば20枚撮りのフィルムにおいて、22枚目を撮像できるが、それ以上フィルム送りができないので、22枚目にはデートの記録が行えない、といった問題を有している。
【0006】
ところで、フィルムが20枚撮りの1種類であれば、撮影した駒数をカウントし、21枚目まで送ったときに、すなわち、20枚までの画像にデートを写し込んだ後に、撮影を終了し、全体を巻き戻すようにすれば、撮影画像すべてにデートを写し込むことが可能となる。
【0007】
しかしながら、フィルムには、12枚撮り、20枚撮り、24枚撮り、36枚撮り等複数の種類のフィルムがあり、カメラにセットされたフィルムが何枚撮り用なのかが不明であるときは、上述の方法では対応できない。すなわち、撮影された駒数をカウントしていく上述の方法では規定撮影枚数まで到達したか否かが分からず、撮影画像すべてにデートを写し込んだ状態で巻き戻すことはできない。
【0008】
本発明は、上記の事情に基づきなされたもので、その目的とするところは、撮影できる枚数が異なる画像記録媒体のどのいずれをもセットしても規定撮影枚数に対して、確実にデータの記録が行える撮影装置及び撮影方法を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、撮影した画像に関するデータを画像が写し込まれた駒が隣接位置へ給送される際又は給送後にその撮影画像の中又はその近傍に記録させることが可能とされ、複数の撮影画像を記録する画像記録媒体を1駒ずつ撮影・給送する撮影装置であって、異なる規定撮影枚数となる複数の種類の画像記録媒体をセットできる撮影装置において、画像記録媒体は、規定撮影枚数まで到達してもさらに1駒以上の撮影が可能なものであり、画像記録媒体を駆動させる駆動手段と、駆動手段での駆動中または駆動停止後に画像記録媒体にデータを記録させるデータ記録手段と、セットされた画像記録媒体の規定撮影枚数での撮影が終了したか否かの判別を、セットされ得る画像記録媒体の各規定撮影枚数のうち少なくともより少ない数の規定撮影枚数にその撮影枚数が到達した時点で、駆動手段を駆動させ到達した当該規定撮影枚数以上に画像記録媒体を給送して予め設定された判別点であって少なくともより少ない数の規定撮影枚数より大きい値で次に少ない数の規定撮影枚数となる判別点を通過できるか否かを給送した画像記録媒体の駒数を認識することにより行うように制御する制御判別手段と、を具備し、制御判別手段は、判別点を通過しなかった場合は撮影を終了し画像記録媒体を撮影開始状態またはその以前に巻き戻し、判別点を通過した場合は、撮影した駒の次の駒が撮影可能な状態まで巻き戻し、撮影を継続するように制御する、ものである。
【0010】
このため、判別点の通過有無の検知結果を有効利用することで、何枚撮りかが不明なフィルムであっても、撮影できる枚数が異なる画像記録媒体のどのいずれをもセットしても規定撮影枚数に対して、確実にデータの記録が行えるようになる。さらに、判別点を通過しないことを検知すると、所定の撮影枚数を撮影し終えたと判断し、完全に巻き戻しされるので、撮影された全画像に関するデータ、たとえばデートをその画像部分またはその付近に写し込むことができる。また、判別点を通過したときは、今まで撮影した駒に続いて問題なく撮影を行うことができる。
【0013】
また、請求項2記載の発明は、上述の各発明の撮影装置に加え、画像記録媒体は、当該媒体を給送するときに使用するパーフォ穴が長手方向に沿って幅方向両端部に形成されていると共に、制御判別手段は、パーフォ穴を検出するパーフォ検出手段と、検出されたパーフォ穴の個数をカウントするパーフォカウント手段と、このパーフォカウント手段でのカウント結果に基づいて画像記録媒体の駒数を判別する駒数判別手段とを具備し、この駒数判別手段によって判別点を検知するようにしている。
【0014】
このように、画像記録媒体に設けられる給送用のパーフォ穴を利用することで判別点を検知しているので、判別点検知のために特別な工夫が不要で、検知が容易となる。
【0015】
さらに、請求項3記載の発明は、上述の各発明の撮影装置に加え、データの記録なしの撮影を画像記録媒体に行えるように切り替える切替え手段が設けられ、データの記録なしの撮影に切り替えられたときは、制御判別手段は、画像記録媒体の規定撮影枚数での撮影が終了したか否かの判別にかかわらず、1駒ずつの送りのみを実行するように制御するようにしている。
【0016】
このため、データの記録無しの撮影を行えると共に、このデータの記録無しの撮影では、画像記録媒体一杯を使用して、すなわち24枚撮りのフィルムの場合は、26〜27枚の撮影が可能となる。
【0017】
また、請求項4記載の発明は、撮影した画像に関するデータを画像が写し込まれた駒が隣接位置へ給送される際又は給送後にその撮影画像の中又はその近傍に記録させることが可能とされ複数の撮影画像を記録する画像記録媒体を1駒ずつ撮影・給送する撮影方法であって、異なる規定撮影枚数となる複数の種類の画像記録媒体を使用することができる撮影装置が行う撮影方法において、画像記録媒体は、規定撮影枚数まで到達してもさらに1駒以上の撮影が可能なものであり、画像記録媒体を巻き上げる巻き上げ工程と、画像記録媒体を給送するときに使用する画像記録媒体の長手方向に沿って幅方向端部に形成されている複数のパーフォ穴である測定部位をカウントするカウント工程と、巻き上げ工程中または巻き上げ工程終了時に上記画像記録媒体にデータを記録するデータ記録工程と、カウント工程でのカウント結果に基づいて、セットされた画像記録媒体の規定撮影枚数での撮影が終了したか否かの判別を行う制御判別工程とを具備し、この制御判別工程は、セットされ得る画像記録媒体の各規定撮影枚数のうち少なくともより少ない数の規定撮影枚数にその撮影枚数が到達した時点で、駆動手段を駆動させ到達した当該規定撮影枚数以上に画像記録媒体を給送して予め設定された判別点であって少なくともより少ない数の規定撮影枚数より大きい値で次に少ない数の規定撮影枚数となる判別点を通過できるか否かの判別を給送した画像記録媒体の駒数を認識することにより行うように制御し、さらに、制御判別工程は、画像記録媒体が上記のより少ない数の規定枚数となる注目駒数に到達したか否かを検出する注目駒数検出工程と、注目駒数検出工程での画像記録媒体の注目駒数への到達の検出に基づいて、判別点まで画像記録媒体の巻き上げを行う判別点巻上げ工程と、判別点巻上げ工程による巻上げ過程において判別点に到達したか否かを検出する判別点到達検出工程と、判別点到達検出工程で判別点を検出しなかった場合に、撮影を終了し画像記録媒体を撮影開始状態またはその以前に巻き戻す動作を行う撮影終了巻き戻し工程と、判別点到達検出工程で判別点を検出した場合に、撮影した駒の次の駒が撮影可能な状態まで巻き戻し撮影を継続する動作を行う撮影継続工程と、を有するものである。
【0018】
このため、判別点の通過有無の検知結果を有効利用することで、撮影できる枚数が異なる画像記録媒体のどのいずれをもセットしても規定撮影枚数に対して、確実にデータの記録が行えるようになる。さらに、判別点を通過しないことを検知すると、所定の撮影枚数を撮影し終えたと判断し、完全に巻き戻しされるので、撮影された全画像に関するデータ、たとえばデートをその画像部分またはその付近に写し込むことができる。また、判別点を通過したときは、今まで撮影した駒に続いて問題なく撮影を行うことができる。
【0021】
また、請求項5記載の発明は、上述の各発明の撮影方法に加え、判別点は、複数設けられている。このため、最も多い規定撮影枚数に対して判別点を設けない場合は、少なくとも3種類の媒体に対応が可能となり、設けた場合は少なくとも2種類の画像記録媒体への対応が可能となる。
【0022】
さらに、請求項6記載の発明は、上述の各発明の撮影方法に加え、判別点検出工程で判別点を検出した場合、カウント工程での画像記録媒体の測定部位のカウント結果に基づいて、この画像記録媒体の前記のより少ない数の規定枚数の次の駒が撮影できる位置までの巻き戻しを行うようにしている。このため、まだ十分に撮影できる画像記録媒体のときは、最後の撮影駒の次の駒が撮影できる位置まで戻し、通常どおりの撮影を継続して行うことが可能となる。しかも、制御をカウント数の制御によって簡単に行うことができるようになる。
【0023】
また、請求項7記載の発明は、上述の各発明の撮影方法に加え、異なる規定撮影枚数のうち最も多い駒数となる最終注目駒数に到達した場合、その最終注目駒への画像の写し込みとその画像に関するデータを記録した時点で、画像記録媒体の巻き戻し動作を行う最終巻き戻し工程を具備している。
【0024】
このため、最も多い駒数となる最終注目駒数に対しては、判別点有無検出を行わずに規定枚数の撮影を終了し、データを記録すると直ちに最初の状態への巻き戻しが行われる。この結果、撮影終了動作が簡易となり、すばやい巻き戻しが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図1から図5に基づいて説明する。
【0026】
図1に本発明の撮影装置としてのカメラ装置10の構成を示す。この図において、カメラ装置10は、カメラ本体11を有している。カメラ本体11には、背面部に不図示の後蓋が設けられており、カメラ本体11に対して開閉自在に設けられている。
【0027】
この後蓋を開閉した後に、カメラ本体11内部には、図2に示す画像記録媒体としてのフィルム12が装填される。フィルム12は、種々のタイプが適用可能であり、その一つには、たとえば35mmライカ判パトローネ入りフィルムがある。以下の実施の形態では、この35mmライカ判パトローネ入りフィルムを用いて説明すると共に、20枚撮りフィルムと24枚撮りフィルムの2種類のフィルムの場合を例にして説明する。
【0028】
なお、本発明では、フィルム12は、撮像可能な枚数の情報をカメラ装置10に読み取らせることが可能なシステムであるCAS対応パトローネ以外でも、動作が保証可能となっている。さらに、CASシステムに対応できるような情報読取機構や処理機構をも必要としていないが、この実施の形態のカメラ装置10は、CAS対応パトローネがセットされた場合は、その情報を読み取るようにされている。
【0029】
上述の35mmライカ判パトローネ入りフィルム12には、その撮影可能駒数によって12枚撮りフィルム(以下12EXPという)、同様に20EXP、24EXP、36EXPが一般に市販されている。このフィルム12は、たとえば20EXPでは20枚の撮影が可能であるが、フィルムは20枚分の長さよりも長く設けられている。余分に長く設けられた部分では、カメラ装置10の大きさによっても異なるものの、一般的には、2枚もしくは3枚程度の枚数が余分に撮影可能である。
【0030】
フィルム12は、長手方向からみて幅方向の両端部に測定部位であるパーフォレーション穴12a(以下、パーフォ穴12aという)が形成されている。パーフォ穴12aは、フィルム12の1駒ごとに、決められた個数設けられている。なお、本実施の形態で説明するフィルム12では、一般的な個数である8個に設定されている。しかしながら、1駒当たりの個数はいくつであっても構わない。
【0031】
次に、本発明のカメラ装置10のカメラ本体11内部における構成のシステム図を図3に示す。カメラ装置10は、シャッタ13、及びシャッタ13を作動させるシャッタ駆動手段14を備えている。シャッタ駆動手段14は、制御判別手段15に接続されており、その作動が制御される構成である。なお、制御判別手段15は、カメラ装置10全体の作動の制御を行うものである。
【0032】
制御判別手段15には、フィルム12の巻き上げ、巻き戻しなどの作動を行う駆動手段16が接続されている。この駆動手段16は、不図示の歯車を有している。この歯車がパーフォ穴12aに嵌合しており、駆動手段16が作動して歯車が回転すると、フィルム12の巻上げが可能となっている。
【0033】
制御判別手段15には、電源である電池17がスイッチ17aを介して接続されている。また、制御判別手段15には、フィルム12に対して日付などのデータを記録するための光を発光するLED18がLEDドライバ19を介して接続されている。LEDドライバ19は、制御判別手段15での制御信号に基づいて、LED18の発光のオンオフやその光量等を調整する発光調整手段としての機能を果たすものである。これらLED18及びLEDドライバ19により、データ記録手段20が構成されている。
【0034】
続いて、制御判別手段15と駆動手段16の詳細を、図4に基づいて以下に示す。
【0035】
駆動手段16は、フィルム12の給送(巻き上げや巻き戻し)を行う給送モータ21を有している。給送モータ21は、電池17の電源で動作するモータ駆動回路22に接続されている。
【0036】
制御判別手段15は、パーフォ検出手段であるパーフォ検出回路23を有しており、このパーフォ検出回路23が、同じく制御判別手段15を構成するパーフォカウント手段24に接続されている。パーフォ検出回路23は、たとえば歯車の歯の位置に対応して電気信号を発する構成や、或いは歯車とは別に設けられた接触手段或いは光学的手段でのパーフォ穴12aの検出結果に対応して電気信号を発する構成とすることができる。
【0037】
パーフォカウント手段24は、同じく制御判別手段15を構成するフィルム駒数判別手段25に接続されている。また、フィルム駒数判別手段25は、モータ駆動回路22に接続されている。また、パーフォ検出回路23は、制御判別手段15を構成するフィルム終端検出手段26に接続されている。そして、このフィルム終端検出手段26がモータ駆動回路22に接続されている。
【0038】
パーフォカウント手段24には、データ記録手段20が接続されている。すなわち、パーフォカウント手段24に、LEDドライバ19を介してLED18が接続されている。
【0039】
以上のような構成を有するカメラ装置10を用いて、デートなどのデータをフィルム12に記録する撮影方法を、図5および図6のフローチャートに基づいて以下に説明する。
【0040】
なお、以下のフローチャートは、本発明の要部であるデート記録方法と共に、被写体を撮影した場合における一般的な手順をも示している。すなわち、この図5で示した部分(Aブロック)は、一般的な撮影手順であり、これ以外の動作を具備したり、或いはここに示されている手順を具備していなくても、構わない。また、図6で示した部分(Bブロック)は、本発明の要部である。しかしながら、本発明の要部も、後述するように、種々変形可能となっている。
【0041】
このフローチャートに先立って、後蓋を開いてカメラ本体11内部にフィルム12の装填を行う。フィルム12の装填を行って後蓋を閉じると、フィルム12の給送が自動的に開始され、1駒目の撮影が可能な状態になる。なお、以下のフローチャートでは、一枚目の撮影を行う時点のみならず、n枚目の撮影時点での各手順を示している。
【0042】
シャッタ13を押して撮影命令(ステップA1)が発せられた場合、まず光の明暗を測光する測光処理(ステップA2)がなされる。続いて、被写体までの距離を測る測距処理(ステップA3)がなされる。この測光結果及び測距結果に基づいて、ストロボを発光するか否かのストロボ発光判断(ステップA4)が行われる。ストロボ発光を行わない場合には、レリーズスイッチがオンであるかの判別(ステップA5)が行われる。
【0043】
また、ストロボ発光を行う場合には、続いて充電完了か否かの判断(ステップa1)が行われる。充電完了がなされた場合には、ステップA5のレリーズスイッチのオン・オフ判別に移行する。充電完了がなされていない場合には、半押しスイッチがオフであるかの判別(ステップa2)に移行する。この場合、半押しスイッチがオフの場合には、再び最初の手順である(ステップA1)へと移行する。
【0044】
また、半押しスイッチがオンの場合には、(ステップa2)の手前へと戻り、オフになるまでこのルーティン動作を繰り返す。
【0045】
レリーズスイッチの判別において、これがオフである場合、半押しスイッチがオフであるか否かの判別(ステップa3)へ移行する。半押しスイッチがオンである場合には、再び(ステップA5)の手前に移行する。すなわち、半押しスイッチがオンのときはレリーズスイッチがオンになるまで、ルーティン動作を繰り返す。また、半押しスイッチがオフである場合には、再び最初の手順である(ステップA1)へと移行する。
【0046】
レリーズスイッチがオンの場合、続いてレンズドライブが駆動される(ステップA6)。そして、シャッタ開閉動作が行われ(ステップA7)撮影が行われる。続いてレンズリターン動作が行われ(ステップA8)被写体の距離に合わせられたレンズが元に戻される。
【0047】
以上の一般的な撮影手順に続き、駆動手段16が作動してフィルム12の給送が開始される(図6のステップB1;巻上げ工程開始)。この給送は、次の撮影を行うために、次の駒を撮影位置に移動させるものである。そして、フィルム12の給送に際して、パーフォ検出回路23でパーフォ穴12aを検知すると共に、パーフォカウント手段24でパーフォ穴12aのカウントが開始される(ステップB2;カウント工程)。
【0048】
また、フィルム12の給送中に、ステップA7で撮影された駒部分(通常は画像で見て右下部分)にデータ記録手段20によりデートなどの写し込みが行われる(ステップB3;データ記録工程)。この後に、パーフォ穴12aの個数が8個まできたか否かの判別を行う(ステップB4;以下のステップがすべて制御判別工程)。パーフォ穴12aが8個に到達していない場合には、再びこの判別の直前へと戻り、8個のパーフォ穴12aを検知するまで、当該判別のルーティン動作を繰り返す。
【0049】
8個のパーフォ穴12aを検知すると、フィルム駒数判別手段25によりフィルム駒数が注目駒数である21駒であるか否かの判別を行う(ステップB5;注目駒数検出工程)。この判別は、撮影済みの駒数が20駒、すなわち20EXPのフィルムの規定撮影枚数まできているかの判別でもある。この判別において、フィルム駒数が21駒でないと判別された場合には、まだ20枚の撮影が行われていないと判断し、すなわち、フィルム12での撮影が可能であるとして、巻上げ動作を終了する(ステップB6)。この場合は、RETURN処理が行われ、再び(ステップA1)の撮影処理から順次手順が繰り返される。
【0050】
また、フィルム駒数が21駒であると判別された場合には、駆動手段16を引き続いて作動させてフィルム12の給送を行い、フィルム12の終端検出の判別(ステップB7;終端検出工程)を行う。すなわち、20EXPのフィルム12の長さは、24EXPのフィルム12よりも短い。このため、たとえば24駒目に判別点を設けておき、フィルム12の給送を行ったときにこの判別点にフィルム12が到達するかどうかで、フィルム12が20EXPか、或いは24EXPかの判別を行う。
【0051】
フィルム12の終端検出を行う場合、20EXPのフィルム12でも、21駒目での終端検出が為される場合はほとんどないため、フィルム12の巻上げ処理(ステップB8;判別点巻上げ工程)を行いつつ、フィルム駒数判別手段25でフィルム12が24駒目に到達したか否かの判別を行う(ステップB9;判別点到達検出工程)。フィルム12の24駒目に到達しないうちに、フィルム12の終端を検出した場合には、このフィルム12は20EXPということを検知することになる。なお、フィルム12を終端検出のために給送する場合も、パーフォカウント手段24でパーフォ穴12aの個数をカウントしておく。
【0052】
フィルム12の終端を検出した場合、フィルム12の巻上げ終了処理(ステップB10)を行い、続いて制御判別手段15は、フィルム12を自動的に巻き戻してセット状態に戻す自動巻き戻し処理を行う(ステップB11;巻き戻し工程)。
【0053】
この場合、セット状態まで巻き戻さずパーフォカウント手段24に記憶されているパーフォ穴12aの個数に基づいて、21駒目が撮影可能な状態までフィルム12を巻き戻すようにしても良い。具体的には、フィルム12の23駒目を完全に検出した以後に終端を検出した場合には、22駒までの撮影とデート写し込みが可能であるので、パーフォ穴12aを16個戻し、21駒目と22駒目の撮影とデート写し込みを行う。一方、フィルム12の22駒目を完全に検出した以後に終端を検出した場合には、21駒目までのデート写し込みができるので、21駒目で撮影ができるようにパーフォ穴12aを8個戻す。
【0054】
また、できるだけフィルム12の撮影枚数を多くしたい場合には、別途切替え手段を設けることにより、デートの写し込みが無い撮影モードとすることが可能である。この撮影モードにした場合には、フィルム12の全撮影可能領域に撮影が可能となるが、フィルム12へのデートの写し込みは行えない。また、ステップB10で巻き上げ終了処理をしたときに、それ以後のデートの写し込みを無しとして撮影を継続するか、そのままステップB11の巻き戻し工程に移行するかの判断を行うステップを設けるようにしても良い。
【0055】
また、(ステップB9)での判別において、フィルム24が24駒目の判別点に到達した場合には、フィルム12は20EXPではなく、24EXPか36EXPということになる。この場合、24駒目への判別点への到達の判断と共に、パーフォカウント手段24にパーフォ穴12aの個数を記憶させる(ステップB12)。なお、この場合は、制御判別手段15は、速やかに駆動手段16による巻上げ処理を終了させるよう命じるので、24駒目でフィルム12の巻上げ終了処理がなされる(ステップB13)。
【0056】
ここで、パーフォカウント手段24は、ステップB12でフィルム12の20駒目からのパーフォ穴12aの個数を記憶するため、記憶されたパーフォ数からパーフォ穴12aの個数が8個だけ少ない位置までフィルム12を巻き戻せば、フィルム12の21駒目からの撮影が可能な状態となる(ステップB14)。すなわち、8×4=32の個数から8個少ない位置となる24個分戻すことで、21駒目に撮影が可能な状態に戻る。
【0057】
以後の撮影の手順は、上述したフローチャートの通りである。なお、24EXPのフィルム12においては、(ステップB5)の注目駒数を21から25などの適宜の数に変更し、さらに(ステップB9)の判別点である駒数を24から28などの適宜の数に変更してやれば、フィルム12が24EXPか36EXPかの判別を行うことが可能である。
【0058】
また、フィルム12が12EXPである場合にも、(ステップB5)の注目駒数を21から13などの適宜の数に変更し、さらに(ステップB9)の判別点である駒数を24から16などの適宜の数に変更してやれば、フィルム12が12EXPか否かの判別を行うことができる。
【0059】
以上のようなフィルム12の撮影可能駒数の判別を、制御判別手段15に全て記憶させておくようにするのが望ましい。しかしながら、一般的に使用頻度の高い24EXPのフィルム12のみに対応させておくことも可能である。この場合には、24EXPか否かの判別を行えるので、36EXPのフィルム12にも対応可能となる。
【0060】
また、終端検出の判別において、フィルム12の24駒目に設けられた判別点に到達した場合には、そのフィルム12は、一般に36EXPしかない。このため、36EXPか36EXP以上なのかの判断は不要となるので、フィルム12を37駒目まで給送したら、36駒までが撮影できかつデートの写し込みができたこととなるので、37駒目まで給送されたら即座に巻き戻すような最終巻き戻し工程を制御判別手段15に記憶させておいても良い。
【0061】
このような構成のカメラ装置10及び撮影方法によると、制御判別手段15が設けられたことにより、フィルム12が21駒などの注目駒数に差し掛かった場合、フィルム12を駆動手段でさらに巻き上げフィルム12が24駒などの判別点を通過するか否かを判別することでフィルムが20EXPなのか否かが判別できる。なお、判別点を通過しない場合には、フィルム12の終端を制御判別手段15内部のフィルム終端検出手段26で検出できる。
【0062】
それによって、たとえば20EXPのフィルム12の場合、20駒目の撮影とその後の1駒分の給送によって20駒目へのデートの写し込みを良好に行える。すなわち、20EXPのフィルム12の場合、20駒目までのデートの写し込みを完全に保証できる。また、フィルム長が許すならば、21駒目や、22駒目への撮影とデートの写し込みを行えるように設定することも可能である。
【0063】
このような制御判別手段15での制御及び判別により、12EXPなら12枚目まで、20EXPなら20枚目まで、24EXPなら24枚目まで、36EXPなら36枚目までのデートの写し込みを確実に保証することができる。また、設定によっては、たとえば20EXPのフィルム12で22枚目の撮影を行った時に、この撮影駒にデートの写し込みが行えない、といった不具合を防止できる。すなわち、撮影した駒(21駒以上であっても)には、確実にデートの写し込みを行えるように設定可能である。
【0064】
また、他の設定によっては、デートの写し込み無しでフィルムの全長を有効に使えるようにすることもでき、さらには規定撮影枚数まではデートの写し込みをし、その後の余分な枚数部分にはデートの写し込みをせずフィルムを十分活用できるようにすることもできる。
【0065】
また、制御判別手段15で駆動手段16を制御駆動させてフィルム12の規定撮影枚数の検出を行う構成のため、別途センサなどを設けなくても規定撮影枚数の認識を良好に行える。さらに、フィルム12の判別点を通過した場合、フィルム12の規定撮影枚数に到達していないことになる。このため、パーフォカウント手段24での規定撮影枚数の撮影終了後のパーフォ穴12aのカウント結果に基づいて、注目駒数まで戻せば、すなわち記憶したパーフォ穴12aの個数よりもパーフォ穴12aが8個少ない駒数までフィルム12を巻き戻せば、以後の通常のフィルム撮影及びデートの写し込みが良好に行える。
【0066】
また、別途切替え手段を設ければ、デートの写し込みを特に必要としない場合は、最大限撮影可能な枚数までフィルム12の撮影を行うことができる。さらに、判別点や注目駒数を制御判別手段15内で複数設けておくことにより、12EXP、20EXP、24EXP及び36EXPなどの複数のタイプのフィルム12の規定撮影枚数を認識することができる。
【0067】
また、フィルム12が36EXPであると判別した時点で、フィルム12を37駒目まで給送し、この36駒までを撮影かつデート写し込み可能として、給送後即座に巻き戻すような最終巻き戻し工程を制御判別手段15に記憶させておけば、余分な判別工程や余分な巻き上げ動作が不要となる。そして、その後にフィルム12を巻き戻して撮影を終了させることが可能となる。
【0068】
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明はこれ以外にも種々変形可能となっている。以下それについて述べる。
【0069】
上記実施の形態では、ステップB5、ステップB9において駒数をたとえば21,24としているが、フィルム12の長さによってはこれ以外の駒数に設定しても構わない。上述の実施の形態では、フィルム12が20EXPの場合、21駒目以後の撮影不可能に設けられているが、設定によっては、21駒目以後も撮影可能でかつデートの写し込みを行えるように設定することも可能である。
【0070】
また、フィルム12にデートを写し込む場合に限られず、他の情報をフィルム12に記憶させる場合にも、本発明は適用可能である。たとえば、天候情報やシャッタ速度等を写し込むようにしても良い。また、フィルム12の両端等に磁気情報記録部を設け、その磁気情報記録部にデータを記録させるものにも適用できる。さらに、画像記録媒体として、フィルム12を用いた場合について説明したが、他の給送式の画像記録媒体にも本発明は適用可能である。
【0071】
また、この実施の形態では、パーフォ穴12aをカウントする方式を採用して、フィルム12の駒数を認識しているが、パーフォ穴12a以外の測定部分を活用して、フィルム12の駒数を認識する構成を採用しても構わない。また、パーフォ穴12aのフィルム12の1駒あたりの個数は幾つであっても良く、8個以外の適宜の個数を設定して本発明を適用させることは、勿論可能である。さらに、パーフォ穴12aのカウント数の記憶は、規定撮影枚数の部分からのカウント数ではなく、最初の1駒目からのカウントを記憶させるようにしても良い。
【0072】
さらに、上記実施の形態では、フィルム12は、通常市販されているパトローネ入りフィルムを用いて説明しているが、これ以外のフィルムであっても、給送可能なものであれば、本発明を適用可能である。また、通常のカメラ装置以外の撮影装置、たとえば顕微鏡に撮影機能を付加したもの、天体望遠鏡に撮影機能を付加したものなど種々の撮影装置に適用することができる。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、撮影できる枚数が異なる画像記録媒体のどのいずれをもセットしても規定撮影枚数に対して、確実にデータの記録が行える撮影装置及び撮影方法を得ることができる。すなわち、画像記録媒体を給送して予め設定された判別点を画像記録媒体が通過しない場合には、画像記録媒体の規定撮影枚数に達したことになるので、制御判別手段でこれを認識することができる。それによって、規定撮影枚数については、確実に、撮影及びデータの記録を共に行うことが可能となる。換言すれば、規定撮影枚数を超えて画像記録媒体で撮影を行ったところ、最後の画像に関するデータの記録がなかったといった不具合を解消することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の撮影装置となるカメラ装置の構成を示す正面図である。
【図2】図1のカメラ装置に使用されるフィルムの構成を示す斜視図である。
【図3】図1のカメラ装置のカメラ本体の内部構成を示すシステム図である。
【図4】図1のカメラ装置に係わる制御判別手段及び駆動手段の詳細を示す図である。
【図5】図1のカメラ装置に係わるデートをフィルムに記録する撮影方法を示すフローチャートで、一般的な撮影手順部分(Aブロック)を示す図である。
【図6】図1のカメラ装置に係わるデートをフィルムに記録する撮影方法を示すフローチャートで、本発明の要部の手順部分(Bブロック)を示す図である。
【符号の説明】
10…カメラ装置(撮影装置)
11…カメラ本体
12…フィルム(画像記録媒体)
12a…パーフォレーション穴(パーフォ穴)
15…制御判別手段
16…駆動手段
20…データ記録手段
23…パーフォ検出回路
24…パーフォカウント手段
25…フィルム駒数判別手段
26…フィルム終端検出手段
Claims (7)
- 撮影した画像に関するデータを画像が写し込まれた駒が隣接位置へ給送される際又は給送後にその撮影画像の中又はその近傍に記録させることが可能とされ、複数の撮影画像を記録する画像記録媒体を1駒ずつ撮影・給送する撮影装置であって、異なる規定撮影枚数となる複数の種類の上記画像記録媒体をセットできる撮影装置において、
上記画像記録媒体は、規定撮影枚数まで到達してもさらに1駒以上の撮影が可能なものであり、
上記画像記録媒体を駆動させる駆動手段と、
上記駆動手段での駆動中または駆動停止後に上記画像記録媒体に上記データを記録させるデータ記録手段と、
セットされた上記画像記録媒体の規定撮影枚数での撮影が終了したか否かの判別を、セットされ得る上記画像記録媒体の各規定撮影枚数のうち少なくともより少ない数の規定撮影枚数にその撮影枚数が到達した時点で、上記駆動手段を駆動させ到達した当該規定撮影枚数以上に上記画像記録媒体を給送して予め設定された判別点であって上記少なくともより少ない数の規定撮影枚数より大きい値で次に少ない数の規定撮影枚数となる判別点を通過できるか否かを給送した上記画像記録媒体の駒数を認識することにより行うように制御する制御判別手段と、
を具備し、
上記制御判別手段は、
上記判別点を通過しなかった場合は撮影を終了し上記画像記録媒体を撮影開始状態またはその以前に巻き戻し、上記判別点を通過した場合は、撮影した駒の次の駒が撮影可能な状態まで巻き戻し、撮影を継続するように制御する、
ことを特徴とする撮影装置。 - 前記画像記録媒体は、当該媒体を給送するときに使用するパーフォ穴が長手方向に沿って幅方向両端部に形成されていると共に、前記制御判別手段は、上記パーフォ穴を検出するパーフォ検出手段と、検出された上記パーフォ穴の個数をカウントするパーフォカウント手段と、このパーフォカウント手段でのカウント結果に基づいて前記画像記録媒体の駒数を判別する駒数判別手段と、を具備しこの駒数判別手段によって前記判別点を検知するようにしていることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
- データの記録なしの撮影を前記画像記録媒体に行えるように切り替える切替え手段が設けられ、データの記録なしの撮影に切り替えられたときは、前記制御判別手段は、前記画像記録媒体の規定撮影枚数での撮影が終了したか否かの判別にかかわらず1駒ずつの送りのみを実行するように制御することを特徴とする請求項1または2記載の撮影装置。
- 撮影した画像に関するデータを画像が写し込まれた駒が隣接位置へ給送される際又は給送後にその撮影画像の中又はその近傍に記録させることが可能とされ複数の撮影画像を記録する画像記録媒体を1駒ずつ撮影・給送する撮影方法であって、異なる規定撮影枚数となる複数の種類の上記画像記録媒体を使用することができる撮影装置が行う撮影方法において、
上記画像記録媒体は、規定撮影枚数まで到達してもさらに1駒以上の撮影が可能なものであり、
上記画像記録媒体を巻き上げる巻き上げ工程と、
上記画像記録媒体を給送するときに使用する上記画像記録媒体の長手方向に沿って幅方向端部に形成されている複数のパーフォ穴である測定部位をカウントするカウント工程と、
上記巻き上げ工程中または巻き上げ工程終了時に上記画像記録媒体に上記データを記録するデータ記録工程と、
上記カウント工程でのカウント結果に基づいて、セットされた上記画像記録媒体の規定撮影枚数での撮影が終了したか否かの判別を行う制御判別工程とを具備し、
この制御判別工程は、セットされ得る上記画像記録媒体の各規定撮影枚数のうち少なくともより少ない数の規定撮影枚数にその撮影枚数が到達した時点で、上記駆動手段を駆動させ到達した当該規定撮影枚数以上に上記画像記録媒体を給送して予め設定された判別点であって上記少なくともより少ない数の規定撮影枚数より大きい値で次に少ない数の規定撮影枚数となる判別点を通過できるか否かの判別を給送した上記画像記録媒体の駒数を認識することにより行うように制御し、
さらに、上記制御判別工程は、
上記画像記録媒体が上記のより少ない数の規定枚数となる注目駒数に到達したか否かを検出する注目駒数検出工程と、
上記注目駒数検出工程での上記画像記録媒体の注目駒数への到達の検出に基づいて、上記判別点まで上記画像記録媒体の巻き上げを行う判別点巻上げ工程と、
上記判別点巻上げ工程による巻上げ過程において判別点に到達したか否かを検出する判別点到達検出工程と、
上記判別点到達検出工程で判別点を検出しなかった場合に、撮影を終了し上記画像記録媒体を撮影開始状態またはその以前に巻き戻す動作を行う撮影終了巻き戻し工程と、上記判別点到達検出工程で判別点を検出した場合に、撮影した駒の次の駒が撮影可能な状態まで巻き戻し撮影を継続する動作を行う撮影継続工程と、
を有することを特徴とする撮影方法。 - 前記判別点は、複数設けられていることを特徴とする請求項4記載の撮影方法。
- 前記判別点検出工程で判別点を検出した場合、前記カウント工程での前記画像記録媒体の測定部位のカウント結果に基づいて、この画像記録媒体の前記のより少ない数の規定枚数の次の駒が撮影できる位置までの巻き戻しを行うことを特徴とする請求項4または5記載の撮影方法。
- 前記異なる規定撮影枚数のうち最も多い駒数となる最終注目駒数に到達した場合、その最終注目駒への画像の写し込みとその画像に関するデータを記録した時点で、前記画像記録媒体の巻き戻し動作を行う最終巻き戻し工程を具備していることを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の撮影方法。
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