JPH0572669A - 情報記録部付き写真フイルムとこれを使用する情報記録デバイス付きカメラ - Google Patents
情報記録部付き写真フイルムとこれを使用する情報記録デバイス付きカメラInfo
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- JPH0572669A JPH0572669A JP26112491A JP26112491A JPH0572669A JP H0572669 A JPH0572669 A JP H0572669A JP 26112491 A JP26112491 A JP 26112491A JP 26112491 A JP26112491 A JP 26112491A JP H0572669 A JPH0572669 A JP H0572669A
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- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2206/00—Systems for exchange of information between different pieces of apparatus, e.g. for exchanging trimming information, for photo finishing
- G03B2206/004—Systems for exchange of information between different pieces of apparatus, e.g. for exchanging trimming information, for photo finishing using markings on the photographic material, e.g. to indicate pseudo-panoramic exposure
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- G—PHYSICS
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- G03B2217/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B2217/24—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film
- G03B2217/242—Details of the marking device
- G03B2217/243—Optical devices
-
- G—PHYSICS
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- G03B2217/242—Details of the marking device
- G03B2217/244—Magnetic devices
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- Camera Data Copying Or Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パーフォレーション検出用のセンサや磁気記
録用の磁気ヘッドまたは光学記録用のＬＥＤ等をカメラ
のアパーチュア回りに効率的に配置できる写真フイルム
と、これに好適なカメラを提供し、カメラの大型化を防
止する。 【構成】 写真フイルム１は、これを磁気ヘッド付きカ
メラ７に装填した際にフォーク１４側になる写真フイル
ム縁１ａにコマ位置決め用のパーフォレーション２を形
成した。磁気ヘッド付きカメラ７は、磁気ヘッド１９を
写真フイルム幅方向でフォーク１４と反対になる側に配
置して、写真フイルム縁１ｂの磁気記録層３に擬似ズー
ム情報を書き込む。 【効果】 カメラのフイルム幅方向のサイズを小さく抑
えることができる。
録用の磁気ヘッドまたは光学記録用のＬＥＤ等をカメラ
のアパーチュア回りに効率的に配置できる写真フイルム
と、これに好適なカメラを提供し、カメラの大型化を防
止する。 【構成】 写真フイルム１は、これを磁気ヘッド付きカ
メラ７に装填した際にフォーク１４側になる写真フイル
ム縁１ａにコマ位置決め用のパーフォレーション２を形
成した。磁気ヘッド付きカメラ７は、磁気ヘッド１９を
写真フイルム幅方向でフォーク１４と反対になる側に配
置して、写真フイルム縁１ｂの磁気記録層３に擬似ズー
ム情報を書き込む。 【効果】 カメラのフイルム幅方向のサイズを小さく抑
えることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、片側のみにパーフォレ
ーション列が設けられた情報記録部付き写真フイルム
と、これを用いて写真フイルムデータや撮影データ等を
情報記録部にＬＥＤ等の発光体によりデータを記録する
か情報記録部に磁気記録層を設置し、磁気ヘッドにより
情報を読み・書きする情報記録デバイス付きカメラに関
するものである。
ーション列が設けられた情報記録部付き写真フイルム
と、これを用いて写真フイルムデータや撮影データ等を
情報記録部にＬＥＤ等の発光体によりデータを記録する
か情報記録部に磁気記録層を設置し、磁気ヘッドにより
情報を読み・書きする情報記録デバイス付きカメラに関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、パトローネ本体内に収納した写真
フイルムの先端をスプール回転によって排出する形式の
写真フイルムパトローネが多数提案されている（例え
ば、特開平１−３０６８４５号公報）。このような写真
フイルムパトローネに使用する写真フイルムは、初期給
送時に給送用スプロケットと係合するパーフォレーショ
ンは不要であるから、写真フイルム巻取り軸の爪と係合
するテイクアップ用パーフォレーションと、撮影画面を
アパーチュアにセットするためにコマ位置を確定するコ
マ位置決め用パーフォレーションとが写真フイルム縁の
片側に設けられている（例えば、米国特許４９０８６４
１号）。
フイルムの先端をスプール回転によって排出する形式の
写真フイルムパトローネが多数提案されている（例え
ば、特開平１−３０６８４５号公報）。このような写真
フイルムパトローネに使用する写真フイルムは、初期給
送時に給送用スプロケットと係合するパーフォレーショ
ンは不要であるから、写真フイルム巻取り軸の爪と係合
するテイクアップ用パーフォレーションと、撮影画面を
アパーチュアにセットするためにコマ位置を確定するコ
マ位置決め用パーフォレーションとが写真フイルム縁の
片側に設けられている（例えば、米国特許４９０８６４
１号）。
【０００３】一方、磁気記録層を形成した写真フイルム
を使用し、磁気記録層から写真フイルムの種別や感度等
のデータを読み取って撮影に供したり、あるいは撮影デ
ータを磁気記録層に書き込んだりする磁気ヘッドを備え
たカメラが知られている（例えば米国特許４８７８０７
５号）。さらに、カメラ内にＬＥＤ等の発光体を設置
し、撮影データの光学記録を行うことも提案されている
（特願平２−２４５７９３号）。
を使用し、磁気記録層から写真フイルムの種別や感度等
のデータを読み取って撮影に供したり、あるいは撮影デ
ータを磁気記録層に書き込んだりする磁気ヘッドを備え
たカメラが知られている（例えば米国特許４８７８０７
５号）。さらに、カメラ内にＬＥＤ等の発光体を設置
し、撮影データの光学記録を行うことも提案されている
（特願平２−２４５７９３号）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コマ位置決
め用のパーフォレーションが一方の縁に配列され、かつ
情報記録部を持つ写真フイルムを使用するカメラには、
パーフォレーション検出用のホトセンサ等の他、磁気記
録の場合には磁気記録層に接触して磁気記録・再生を行
うための磁気ヘッドが、光学記録の場合にはＬＥＤ等の
発光体が情報記録デバイスとして必須となる。そして、
これらのホトセンサや磁気ヘッド，ＬＥＤ等は、写真フ
イルムへの露光範囲を規制しているアパーチュアの近傍
に設置されることになるが、アパーチュア回りにはオー
トフォーカス装置やファインダの一部、さらにフイルム
給送機構が設けられるため、アパーチュア回りの構造が
複雑化し、カメラも大型化しやすいという問題がある。
め用のパーフォレーションが一方の縁に配列され、かつ
情報記録部を持つ写真フイルムを使用するカメラには、
パーフォレーション検出用のホトセンサ等の他、磁気記
録の場合には磁気記録層に接触して磁気記録・再生を行
うための磁気ヘッドが、光学記録の場合にはＬＥＤ等の
発光体が情報記録デバイスとして必須となる。そして、
これらのホトセンサや磁気ヘッド，ＬＥＤ等は、写真フ
イルムへの露光範囲を規制しているアパーチュアの近傍
に設置されることになるが、アパーチュア回りにはオー
トフォーカス装置やファインダの一部、さらにフイルム
給送機構が設けられるため、アパーチュア回りの構造が
複雑化し、カメラも大型化しやすいという問題がある。
【０００５】本発明はこのような問題を一掃し、カメラ
を大型化させることなく、パーフォレーション検出用の
センサや磁気記録・再生用の磁気ヘッドまたは光学記録
用のＬＥＤ等をカメラのアパーチュア回りに効率的に配
置することができるようにした写真フイルムを提供し、
またこの写真フイルムに好適なカメラを提供することを
目的とする。
を大型化させることなく、パーフォレーション検出用の
センサや磁気記録・再生用の磁気ヘッドまたは光学記録
用のＬＥＤ等をカメラのアパーチュア回りに効率的に配
置することができるようにした写真フイルムを提供し、
またこの写真フイルムに好適なカメラを提供することを
目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の情報記録部付き写真フイルムは、スプール
を駆動するためにカメラのスプール駆動軸が係合するス
プール端部側の写真フイルム縁にのみパーフォレーショ
ン列を設け、パーフォレーション列の反対側の写真フイ
ルム縁に情報記録部を設けたものである。また、本発明
の情報記録デバイス付きカメラは、スプールを駆動する
ためにカメラのスプール駆動軸が係合するスプール端部
側の写真フイルム縁にのみパーフォレーション列を設
け、他方の写真フイルム縁には情報記録部を設けた情報
記録部付き写真フイルムを使用するとともに、前記情報
記録部に情報記録を行う情報記録デバイスである磁気ヘ
ッドまたはＬＥＤ発光部を、写真フイルム幅方向でスプ
ール駆動軸と反対側に配置したものである。
に、本発明の情報記録部付き写真フイルムは、スプール
を駆動するためにカメラのスプール駆動軸が係合するス
プール端部側の写真フイルム縁にのみパーフォレーショ
ン列を設け、パーフォレーション列の反対側の写真フイ
ルム縁に情報記録部を設けたものである。また、本発明
の情報記録デバイス付きカメラは、スプールを駆動する
ためにカメラのスプール駆動軸が係合するスプール端部
側の写真フイルム縁にのみパーフォレーション列を設
け、他方の写真フイルム縁には情報記録部を設けた情報
記録部付き写真フイルムを使用するとともに、前記情報
記録部に情報記録を行う情報記録デバイスである磁気ヘ
ッドまたはＬＥＤ発光部を、写真フイルム幅方向でスプ
ール駆動軸と反対側に配置したものである。
【０００７】
【実施例】本発明の写真フイルム１は、図１及び図２に
示すように、一方の写真フイルム縁１ａにコマ位置決め
用のパーフォレーション２を形成するとともに、他方の
写真フイルム縁１ｂに磁気記録層３を細い帯状に設けた
ものである。パーフォレーション２は、撮影画面４の各
々に対して１個ずつ形成してあり、最後の撮影画面５に
はこれを識別するために２個連続して形成してある。ま
た、リーダ部１ｃには、写真フイルム１の幅方向でパー
フォレーション２と異なる位置にテイクアップ用のパー
フォレーション６が形成してある。これは、写真フイル
ム１を使用する磁気ヘッド付きカメラ７に設けられた写
真フイルム巻取り軸８の爪８ａと係合する。また、リー
ダ部１ｃと反対側の端部１ｄはスプール９に固定されて
おり、スプール９はパトローネ本体１０の内部に回動自
在に取り付けられている。なお、図示してないが、パト
ローネ本体１０の内周壁には写真フイルム１の巻緩みを
防止するリブ，リーダ部１ｃを掬いあげてポート口に案
内する先端分離爪等が設けてあり、スプール９を回転さ
せることによりリーダ部１ｃをポート口からパトローネ
本体１０外へ送り出す。
示すように、一方の写真フイルム縁１ａにコマ位置決め
用のパーフォレーション２を形成するとともに、他方の
写真フイルム縁１ｂに磁気記録層３を細い帯状に設けた
ものである。パーフォレーション２は、撮影画面４の各
々に対して１個ずつ形成してあり、最後の撮影画面５に
はこれを識別するために２個連続して形成してある。ま
た、リーダ部１ｃには、写真フイルム１の幅方向でパー
フォレーション２と異なる位置にテイクアップ用のパー
フォレーション６が形成してある。これは、写真フイル
ム１を使用する磁気ヘッド付きカメラ７に設けられた写
真フイルム巻取り軸８の爪８ａと係合する。また、リー
ダ部１ｃと反対側の端部１ｄはスプール９に固定されて
おり、スプール９はパトローネ本体１０の内部に回動自
在に取り付けられている。なお、図示してないが、パト
ローネ本体１０の内周壁には写真フイルム１の巻緩みを
防止するリブ，リーダ部１ｃを掬いあげてポート口に案
内する先端分離爪等が設けてあり、スプール９を回転さ
せることによりリーダ部１ｃをポート口からパトローネ
本体１０外へ送り出す。
【０００８】前記写真フイルム巻取り軸８の内部には、
モータ１１が設けられており、モータ１１は給送伝達装
置１２を介して写真フイルム巻取り軸８及びフォーク１
４を駆動する。フォーク１４は、パトローネ室にパトロ
ーネ本体１０を装填した際にスプール９に係合し、これ
を駆動する。
モータ１１が設けられており、モータ１１は給送伝達装
置１２を介して写真フイルム巻取り軸８及びフォーク１
４を駆動する。フォーク１４は、パトローネ室にパトロ
ーネ本体１０を装填した際にスプール９に係合し、これ
を駆動する。
【０００９】パトローネ本体１０をパトローネ室に装填
すると、パーフォレーション２はフォーク１４側，磁気
記録層３は磁気ヘッド付きカメラ７の底側に配置され
る。パーフォレーション２を検出するホトセンサ１５は
アパーチュア１６近傍のフイルム給送路に設けられ、こ
れから出力される検出信号は信号処理回路１７で処理さ
れた後マイクロコンピュータ１８に送出される。
すると、パーフォレーション２はフォーク１４側，磁気
記録層３は磁気ヘッド付きカメラ７の底側に配置され
る。パーフォレーション２を検出するホトセンサ１５は
アパーチュア１６近傍のフイルム給送路に設けられ、こ
れから出力される検出信号は信号処理回路１７で処理さ
れた後マイクロコンピュータ１８に送出される。
【００１０】磁気ヘッド付きカメラ７の底側のフイルム
給送路には、情報記録部としての磁気記録層３に撮影情
報，例えば擬似ズーム情報を書き込む情報記録デバイス
である磁気ヘッド１９が設けられ、これを駆動する磁気
ヘッド駆動部２０がマイクロコンピュータ１８との間に
接続されている。また、マイクロコンピュータ１８には
モータドライバ２１を介し、前記モータ１１が接続され
ている。
給送路には、情報記録部としての磁気記録層３に撮影情
報，例えば擬似ズーム情報を書き込む情報記録デバイス
である磁気ヘッド１９が設けられ、これを駆動する磁気
ヘッド駆動部２０がマイクロコンピュータ１８との間に
接続されている。また、マイクロコンピュータ１８には
モータドライバ２１を介し、前記モータ１１が接続され
ている。
【００１１】磁気ヘッド付きカメラ７の上部にはシャッ
タボタン２４の他に、撮影倍率を選択的に変更する擬似
ズーミングボタン２５が設けられている。この擬似ズー
ミングボタン２５は、１度押すごとに撮影倍率が「標準
→１．４倍→２倍→標準」と切り替わるものである。な
お、この設定は１回撮影されるごとにキャンセルされ、
標準撮影倍率に戻る。また、標準の撮影倍率とは磁気ヘ
ッド付きカメラ７の前面に設けられた撮影レンズの焦点
距離，例えば３８ミリを１としたものであり、１．４倍
は約５３ミリ，２倍は７６ミリに相当する。また、符号
２６は各撮影倍率に対応したファインダ視野（図示せ
ず）を表示するファインダである。符号２７ａ，２７ｂ
はオートフォーカス用の測距窓である。また、この隣に
はストロボ発光部２８が配置されている。また、パトロ
ーネ室の隣には電源電池２９が配置されている。
タボタン２４の他に、撮影倍率を選択的に変更する擬似
ズーミングボタン２５が設けられている。この擬似ズー
ミングボタン２５は、１度押すごとに撮影倍率が「標準
→１．４倍→２倍→標準」と切り替わるものである。な
お、この設定は１回撮影されるごとにキャンセルされ、
標準撮影倍率に戻る。また、標準の撮影倍率とは磁気ヘ
ッド付きカメラ７の前面に設けられた撮影レンズの焦点
距離，例えば３８ミリを１としたものであり、１．４倍
は約５３ミリ，２倍は７６ミリに相当する。また、符号
２６は各撮影倍率に対応したファインダ視野（図示せ
ず）を表示するファインダである。符号２７ａ，２７ｂ
はオートフォーカス用の測距窓である。また、この隣に
はストロボ発光部２８が配置されている。また、パトロ
ーネ室の隣には電源電池２９が配置されている。
【００１２】前記シャッタボタン２４及び擬似ズーミン
グボタン２５はマイクロコンピュータ１８に接続されて
おり、このマイクロコンピュータ１８は、擬似ズーミン
グボタン２５の押圧に基づいて情報記録デバイスである
磁気ヘッド１９を駆動する磁気ヘッド駆動部２０を制御
するとともに、ＲＯＭ３１に書き込まれたプログラムシ
ーケンスに従って写真フイルム１の給送制御等を行う。
グボタン２５はマイクロコンピュータ１８に接続されて
おり、このマイクロコンピュータ１８は、擬似ズーミン
グボタン２５の押圧に基づいて情報記録デバイスである
磁気ヘッド１９を駆動する磁気ヘッド駆動部２０を制御
するとともに、ＲＯＭ３１に書き込まれたプログラムシ
ーケンスに従って写真フイルム１の給送制御等を行う。
【００１３】以上のように構成された磁気ヘッド付きカ
メラ７は、パーフォレーション２がフォーク１４側，磁
気記録層３が底側に配置されるので、カメラ内でスペー
スを大きく占める給送伝達装置１２側には、パーフォレ
ーション２を検出するホトセンサ１５だけが配置され、
磁気ヘッド１９は磁気ヘッド付きカメラ７の底側に配置
される。これによって、写真フイルム１の給送路と給送
伝達装置１２との間にスペースをとる必要がなくなるの
で、磁気ヘッド付きカメラ７の高さは低くなる。
メラ７は、パーフォレーション２がフォーク１４側，磁
気記録層３が底側に配置されるので、カメラ内でスペー
スを大きく占める給送伝達装置１２側には、パーフォレ
ーション２を検出するホトセンサ１５だけが配置され、
磁気ヘッド１９は磁気ヘッド付きカメラ７の底側に配置
される。これによって、写真フイルム１の給送路と給送
伝達装置１２との間にスペースをとる必要がなくなるの
で、磁気ヘッド付きカメラ７の高さは低くなる。
【００１４】磁気ヘッド付きカメラ７に写真フイルム１
を装填すると、スプール９にフォーク１４が係合する。
裏蓋を閉じると、マイクロコンピュータ１８はモータド
ライバ２１を介してモータ１１を駆動させるとともに、
給送伝達装置１２に指令信号を送出して写真フイルム巻
取り軸８及びフォーク１４を回転させる。リーダ部１ｃ
がパトローネ本体１０から排出され、給送路を通って写
真フイルム巻取り軸８に向かって給送される。リーダ部
１ｃが写真フイルム巻取り軸８に到達してパーフォレー
ション６が爪８ａに係合した後は、写真フイルム巻取り
軸８が主導となって写真フイルム１が給送されるように
なり、フォーク１４は写真フイルム給送に従動される。
最初のパーフォレーション２がホトセンサ１５に検出さ
れると、写真フイルム１の給送が停止され、１コマ目の
撮影画面４がアパーチュア１６にセットされる。
を装填すると、スプール９にフォーク１４が係合する。
裏蓋を閉じると、マイクロコンピュータ１８はモータド
ライバ２１を介してモータ１１を駆動させるとともに、
給送伝達装置１２に指令信号を送出して写真フイルム巻
取り軸８及びフォーク１４を回転させる。リーダ部１ｃ
がパトローネ本体１０から排出され、給送路を通って写
真フイルム巻取り軸８に向かって給送される。リーダ部
１ｃが写真フイルム巻取り軸８に到達してパーフォレー
ション６が爪８ａに係合した後は、写真フイルム巻取り
軸８が主導となって写真フイルム１が給送されるように
なり、フォーク１４は写真フイルム給送に従動される。
最初のパーフォレーション２がホトセンサ１５に検出さ
れると、写真フイルム１の給送が停止され、１コマ目の
撮影画面４がアパーチュア１６にセットされる。
【００１５】例えば１．４倍の擬似ズーム撮影を行うに
は、まず、擬似ズーミングボタン２５を１回押す。これ
によって、マイクロコンピュータ１８は、指令信号を磁
気ヘッド駆動部２０に出力するとともに、ファインダ２
６に１．４倍の撮影倍率に対応したファインダ視野を表
示する。このファインダ視野で被写体の構図を整えてシ
ャッタボタン２４を押圧すると、アパーチュア１６にセ
ットされた写真フイルム１のコマが露光され、その直後
に写真フイルム１の給送が開始される。
は、まず、擬似ズーミングボタン２５を１回押す。これ
によって、マイクロコンピュータ１８は、指令信号を磁
気ヘッド駆動部２０に出力するとともに、ファインダ２
６に１．４倍の撮影倍率に対応したファインダ視野を表
示する。このファインダ視野で被写体の構図を整えてシ
ャッタボタン２４を押圧すると、アパーチュア１６にセ
ットされた写真フイルム１のコマが露光され、その直後
に写真フイルム１の給送が開始される。
【００１６】写真フイルム１の給送が開始され、磁気記
録層３が磁気ヘッド１９のヘッド面に摺動されるように
なると、磁気ヘッド１９により１．４倍の擬似ズーム情
報が磁気記録層３に書き込まれる。写真フイルム１の給
送が進み、次のパーフォレーション２がホトセンサ１５
によって検出されると、写真フイルム１の給送は停止さ
れるとともに、擬似ズーミングボタン２５によって設定
された撮影倍率はキャンセルされて標準の撮影倍率に戻
り、新しいコマがアパーチュア１６の位置にセットされ
て次の撮影準備が完了する。
録層３が磁気ヘッド１９のヘッド面に摺動されるように
なると、磁気ヘッド１９により１．４倍の擬似ズーム情
報が磁気記録層３に書き込まれる。写真フイルム１の給
送が進み、次のパーフォレーション２がホトセンサ１５
によって検出されると、写真フイルム１の給送は停止さ
れるとともに、擬似ズーミングボタン２５によって設定
された撮影倍率はキャンセルされて標準の撮影倍率に戻
り、新しいコマがアパーチュア１６の位置にセットされ
て次の撮影準備が完了する。
【００１７】このような操作が繰り返されて最後の撮影
画面５の撮影が終了すると、給送が開始された直後にパ
ーフォレーション２が再び検出されるから、信号処理回
路１７は今撮影した撮影画面５が最後の撮影画面５であ
ることを認識し、これをマイクロコンピュータ１８に送
出する。マイクロコンピュータ１８は、この信号を受け
て給送伝達装置１２及びモータドライバ２１に指令信号
を送出して写真フイルム１の巻戻しを開始する。写真フ
イルム１はパトローネ本体１０の内部に巻き戻され、ラ
ボに提出される。ラボでは、写真フイルム１を現像処理
した後、磁気記録層３の読取り機構を有する自動プリン
タにかける。自動プリンタは各コマの磁気記録層３に書
き込まれた擬似ズーム情報を検出することによりユーザ
ーの意図した撮影倍率を判別し、この撮影倍率に基づい
て伸ばし倍率を設定してプリントを行う。
画面５の撮影が終了すると、給送が開始された直後にパ
ーフォレーション２が再び検出されるから、信号処理回
路１７は今撮影した撮影画面５が最後の撮影画面５であ
ることを認識し、これをマイクロコンピュータ１８に送
出する。マイクロコンピュータ１８は、この信号を受け
て給送伝達装置１２及びモータドライバ２１に指令信号
を送出して写真フイルム１の巻戻しを開始する。写真フ
イルム１はパトローネ本体１０の内部に巻き戻され、ラ
ボに提出される。ラボでは、写真フイルム１を現像処理
した後、磁気記録層３の読取り機構を有する自動プリン
タにかける。自動プリンタは各コマの磁気記録層３に書
き込まれた擬似ズーム情報を検出することによりユーザ
ーの意図した撮影倍率を判別し、この撮影倍率に基づい
て伸ばし倍率を設定してプリントを行う。
【００１８】次に、本発明の別の実施例を図３〜図５を
参照して説明する。写真フイルム４０は、情報記録部と
しての前記磁気記録層３の代わりに光学記録部４１を設
けたもので、これを使用するカメラ４２には、光学記録
部４１に撮影情報を記録する情報記録デバイスであるＬ
ＥＤ発光部４３を備え、このＬＥＤ発光部４３にはマイ
クロコンピュータ１８からの指令信号に応じてＬＥＤ発
光部４３を駆動するＬＥＤ駆動部４４が設けられてい
る。撮影画面４が露光され写真フイルム４０が給送され
るごとに、そのときの撮影情報に応じてＬＥＤ発光部４
３が点灯され、光学記録部４１に撮影情報の潜像がバー
コードで記録される。全ての撮影が完了した後、写真フ
イルム４０を現像処理すると、光学記録部４１には図５
に示したようなバーコード４５が現れる。このような写
真フイルム４０を専用のバーコード読み取り機構を有す
るプリンタにかけることにより、バーコード４５に記録
された撮影情報に応じた写真プリントが得られる。
参照して説明する。写真フイルム４０は、情報記録部と
しての前記磁気記録層３の代わりに光学記録部４１を設
けたもので、これを使用するカメラ４２には、光学記録
部４１に撮影情報を記録する情報記録デバイスであるＬ
ＥＤ発光部４３を備え、このＬＥＤ発光部４３にはマイ
クロコンピュータ１８からの指令信号に応じてＬＥＤ発
光部４３を駆動するＬＥＤ駆動部４４が設けられてい
る。撮影画面４が露光され写真フイルム４０が給送され
るごとに、そのときの撮影情報に応じてＬＥＤ発光部４
３が点灯され、光学記録部４１に撮影情報の潜像がバー
コードで記録される。全ての撮影が完了した後、写真フ
イルム４０を現像処理すると、光学記録部４１には図５
に示したようなバーコード４５が現れる。このような写
真フイルム４０を専用のバーコード読み取り機構を有す
るプリンタにかけることにより、バーコード４５に記録
された撮影情報に応じた写真プリントが得られる。
【００１９】以上説明した実施例は、フォーク及び給送
伝達装置をカメラの上部側に配置したが、これを底側に
配置するとともに磁気ヘッドやＬＥＤ発光部を上部側に
配置してもよい。また、光学記録部にはバーコードで撮
影情報を記録したが、本発明はこれに限定されず、例え
ば線の間隔や長さ等を変更することにより情報記録して
もよい。また、磁気記録層は透明なものを写真フイルム
のベース全面に設けるようにしてもよい。また、最終コ
マ検出は、コマ位置決め用のパーフォレーション２に付
加する形で設けたが、最終コマの後に終了検出として２
個のパーフォレーションを設けてもよい。
伝達装置をカメラの上部側に配置したが、これを底側に
配置するとともに磁気ヘッドやＬＥＤ発光部を上部側に
配置してもよい。また、光学記録部にはバーコードで撮
影情報を記録したが、本発明はこれに限定されず、例え
ば線の間隔や長さ等を変更することにより情報記録して
もよい。また、磁気記録層は透明なものを写真フイルム
のベース全面に設けるようにしてもよい。また、最終コ
マ検出は、コマ位置決め用のパーフォレーション２に付
加する形で設けたが、最終コマの後に終了検出として２
個のパーフォレーションを設けてもよい。
【００２０】
【発明の効果】上述のように、本発明の情報記録部付き
写真フイルムによれば、カメラのスプール駆動軸が係合
するスプール端部側の写真フイルム縁にのみコマ位置決
め用のパーフォレーション列を設けたので、パーフォレ
ーションを検出するホトセンサや情報記録デバイスをカ
メラのアパーチュア回りに効率的に配置することができ
る。また、本発明の情報記録デバイス付きカメラによれ
ば、上記情報記録部付き写真フイルムを使用するととも
に情報記録デバイスをスプール駆動軸の反対側に配置し
たので、カメラサイズ，特にカメラの全高が大きくなる
ことを防止することができる。
写真フイルムによれば、カメラのスプール駆動軸が係合
するスプール端部側の写真フイルム縁にのみコマ位置決
め用のパーフォレーション列を設けたので、パーフォレ
ーションを検出するホトセンサや情報記録デバイスをカ
メラのアパーチュア回りに効率的に配置することができ
る。また、本発明の情報記録デバイス付きカメラによれ
ば、上記情報記録部付き写真フイルムを使用するととも
に情報記録デバイスをスプール駆動軸の反対側に配置し
たので、カメラサイズ，特にカメラの全高が大きくなる
ことを防止することができる。
【図１】磁気ヘッド付きカメラの構造を示す概略図であ
る。
る。
【図２】磁気記録層付き写真フイルムを示す平面図であ
る。
る。
【図３】別のカメラの構造を示す概略図である。
【図４】光学記録部付き写真フイルムを示す平面図であ
る。
る。
【図５】光学記録部付き写真フイルムの現像処理後の状
態を示す平面図である。
態を示す平面図である。
１，４０ 写真フイルム １ａ，１ｂ 写真フイルム縁 ２，６ パーフォレーション ３ 磁気記録層（情報記録部） ４，５ 撮影画面 ７ 磁気ヘッド付きカメラ ８ 写真フイルム巻取り軸 １２ 給送伝達装置 １４ フォーク １５ ホトセンサ １９ 磁気ヘッド（情報記録デバイス） ４１ 光学記録部（情報記録部） ４２ カメラ ４３ ＬＥＤ発光部（情報記録デバイス）
Claims (2)
- 【請求項１】 パトローネ本体の内部に回動自在に取り
付けられたスプールにロール状に巻き回されてパトロー
ネ本体内に収納された写真フイルムにおいて、前記スプ
ールを駆動するためにカメラのスプール駆動軸が係合す
るスプール端部側の写真フイルム縁にのみパーフォレー
ション列を設け、パーフォレーション列の反対側の写真
フイルム縁に情報記録部を設けたことを特徴とする情報
記録部付き写真フイルム。 - 【請求項２】 スプールを駆動するためにカメラのスプ
ール駆動軸が係合するスプール端部側の写真フイルム縁
にのみパーフォレーション列が設けられ、他方の写真フ
イルム縁には情報記録部が設けられた情報記録部付き写
真フイルムを使用するカメラにおいて、前記情報記録部
に情報記録を行う情報記録デバイスを、写真フイルム幅
方向でスプール駆動軸と反対側に配置したことを特徴と
する情報記録デバイス付きカメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26112491A JPH0572669A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 情報記録部付き写真フイルムとこれを使用する情報記録デバイス付きカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26112491A JPH0572669A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 情報記録部付き写真フイルムとこれを使用する情報記録デバイス付きカメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0572669A true JPH0572669A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=17357438
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26112491A Pending JPH0572669A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 情報記録部付き写真フイルムとこれを使用する情報記録デバイス付きカメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0572669A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100575487B1 (ko) * | 1995-10-23 | 2006-09-14 | 후지 샤신 필름 가부시기가이샤 | 렌즈장착사진필름유니트및그제조방법 |
| CN105094296A (zh) * | 2014-05-12 | 2015-11-25 | 株式会社东芝 | 信息输入输出装置及信息输入输出元件 |
-
1991
- 1991-09-12 JP JP26112491A patent/JPH0572669A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100575487B1 (ko) * | 1995-10-23 | 2006-09-14 | 후지 샤신 필름 가부시기가이샤 | 렌즈장착사진필름유니트및그제조방법 |
| CN105094296A (zh) * | 2014-05-12 | 2015-11-25 | 株式会社东芝 | 信息输入输出装置及信息输入输出元件 |
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