JPH11305295A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH11305295A
JPH11305295A JP12270198A JP12270198A JPH11305295A JP H11305295 A JPH11305295 A JP H11305295A JP 12270198 A JP12270198 A JP 12270198A JP 12270198 A JP12270198 A JP 12270198A JP H11305295 A JPH11305295 A JP H11305295A
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JP
Japan
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distance
scale
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scale image
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JP12270198A
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English (en)
Inventor
Kenji Watanabe
謙二 渡辺
Kazuhiro Sugiyama
一宏 杉山
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スケール等を当てることなく被写体の大きさを
判断できるカメラを提供する。 【解決手段】フィルムの画面内にスケール画像を記録す
るスケール記録モードが選択された場合には、AF回路
12からの距離情報と撮影レンズ21の焦点距離により
決定される長さを示すスケール画像SIが記録されるよ
うになっているので、再生されたスケール画像SIと被
写体である魚Fの画像とを見比べることにより、被写体
の実際の大きさを判断することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラに関し、た
とえばフィルムの画面内にスケール画像を記録できるカ
メラに関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、釣り人が釣果を示すために、
釣った魚を写真に撮ることがある。ところが、被写体と
しての魚は、その大きさに関係なくフィルム画面いっぱ
いに収められた状態で撮影されることが多いため、印画
紙にプリントされた魚の画像は一様な大きさとなってし
まう。従って、かかる画像から実物の大きさを判断する
ことは一般的には不可能である。
【0003】そこで、このような場合には、魚の大きさ
がわかるように、魚にスケールを当てたり、煙草の箱や
紙幣等大きさがわかるものを魚の側に置く等の工夫をし
て撮影を行っていた。ところが、スケールは常時携帯す
るような性質のものではないため、必要なときに撮影場
所に存在しないことがある。又、煙草の箱や紙幣等は、
比較的身近に存在し撮影場所においても入手しやすいも
のであるから、魚と共に撮影できる場合は多いが、写真
においてそれらを見比べた上で、魚の寸法を直ちに言い
当てることは困難である。加えて、煙草の箱も紙幣も持
ち合わせていない場合に、撮影をしなければならない事
態も予想される。
【0004】本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑
み、スケール等を当てることなく被写体の大きさを判断
できるカメラを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明のカメラは、被写体までの距離を測定する測
距装置と、フィルムの画面内にスケール画像を記録する
ための記録手段とを備え、フィルムの画面内にスケール
画像を記録するスケール記録モードが選択された場合に
は、前記測距装置からの距離情報と撮影レンズの焦点距
離とにより決定される長さを示すスケール画像が前記記
録手段により記録されることを特徴とする。
【0006】本発明のカメラは、被写体までの距離を測
定する測距装置と、フィルムの画面内にスケール画像を
記録するための記録手段と、所定の距離範囲に関する情
報を入力する入力手段とを備え、フィルムの画面内にス
ケール画像を記録するスケール記録モードが選択された
場合には、前記測距装置からの距離情報と撮影レンズの
焦点距離とにより決定される長さを示すスケール画像が
前記記録手段により記録されるようになっており、更
に、前記測距装置からの距離情報と、前記入力手段によ
り入力された前記所定の距離範囲に関する情報とに基づ
いて、前記被写体までの距離が前記所定の距離範囲内に
無いと判断した場合には、シャッタの作動を禁止する制
御手段を有することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明のカメラによれば、フィルムの画面内に
スケール画像を記録するスケール記録モードが選択され
た場合には、前記測距装置からの距離情報と撮影レンズ
の焦点距離により決定される長さを示すスケール画像が
前記記録手段により記録されるようになっているので、
再生されたスケール画像と被写体の画像とを見比べるこ
とにより、被写体の実際の大きさを判断することができ
る。
【0008】本発明のカメラによれば、フィルムの画面
内にスケール画像を記録するスケール記録モードが選択
された場合には、前記測距装置からの距離情報と撮影レ
ンズの焦点距離とにより決定される長さを示すスケール
画像が前記記録手段により記録されるようになってお
り、更に、前記測距装置からの距離情報と、前記入力手
段により入力された前記所定の距離範囲に関する情報と
に基づいて、前記被写体までの距離が前記所定の距離範
囲内に無いと判断した場合には、シャッタの作動を禁止
する制御手段を有するので、たとえば被写体から離れ過
ぎているため、あるいは被写体に接近しすぎているため
に、被写体に対してスケール画像が不適切となるような
場合にはシャッタの作動を禁止することにより、被写体
に更に接近するように、あるいは被写体から離れるよう
に、撮影者に促すことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態
を、図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態に
かかるカメラのブロック図である。図1において、制御
手段としてのカメラのCPU1は、電源回路2と、メモ
リ3と、フラッシュ回路4と、モードスイッチ5と、シ
ャッタレリーズスイッチ6と、LED装置25、27
(図2)を駆動するLED駆動回路7と、レンズ駆動回
路8と、シャッタ駆動回路9と、フィルム給送回路10
と、測光回路11と、測距装置としてのAF回路12
と、磁気情報読取/書込回路13と、ファインダ26
(図2)内に設けられた表示回路14とに接続され、こ
れらを制御するようになっている。
【0010】通常の撮影を行う場合には、不図示のメイ
ンスイッチを介して、電源回路2より電力を供給される
ことにより、CPU1は撮影に必要な制御を行うように
なっている。より具体的には、シャッタレリーズボタン
(不図示)の半押しに基づくシャッタレリーズスイッチ
6の信号に応動して、CPU1は、測光回路11を駆動
制御して被写界の輝度を測定し、必要な絞りに対応する
シャッタ速度を決定する。
【0011】一方、同じシャッタレリーズボタンの半押
しに基づくシャッタレリーズスイッチ6の信号に応動し
て、CPU1は、AF回路12を駆動して被写体までの
距離を測定し、測定された被写体までの距離に基づき、
合焦位置へと撮影レンズ21(図2)を駆動するよう
に、レンズ駆動回路8を制御する。CPU1は、シャッ
タレリーズボタンの全押しに基づくシャッタレリーズス
イッチ6の信号に応動して、決定されたシャッタ速度で
シャッタ(不図示)を駆動するよう、シャッタ駆動回路
9を制御するようになっている。測光回路11の測光結
果に基づき、必要に応じて、CPU1は、フラッシュ回
路4によりストロボ発光を行わせるようになっている。
尚、撮影時もしくは撮影後において、CPU1は、磁気
情報読取/書込回路13を制御して、撮影に関する情報
を写真フィルム上に記録するようにしている。更に、モ
ードスイッチ5をオン操作することにより、以下に述べ
るスケール表示モードによる撮影が可能となっている。
【0012】図2は、本実施の形態にかかるカメラの背
面図であり、裏蓋を開放した状態で示す図である。尚、
図2においては、裏蓋は省略されて示されている。カメ
ラの中央には、撮影レンズ21が配置されており、その
左方にはフィルムを巻き取るリール22が配置され、一
方、撮影レンズ21の右方にはパトローネ室23が配置
されている。図において、パトローネ室23は、フィル
ムが装填されていない状態で示されている。
【0013】レンズ21の上方と下方において、フィル
ムを案内する上方レール24a及び下方レール24bが
水平方向に延在して配置されている。上方レール24a
の下方であって、レンズ21の左方において、LED装
置25が配置されている。一方、上方レール24aの上
方には、ファインダ26が配置されている。更に、下方
レール24bの上方であって、レンズ21の左方におい
て、LED装置27が配置されている。LED装置27
は、CPU1の制御下で、数字と長さの単位(cm、m
等)をフィルムに写し込む機能を有する。
【0014】図3は、図2のLED装置25を拡大して
示す図である。LED装置25は、7つのLEDセグメ
ント25a乃至25gを縦に並べている。各LEDセグ
メント25a乃至25gは、LED駆動回路7からの駆
動信号に応じて点灯されるようになっている。
【0015】図4は、図2のファインダ26を拡大して
示す図である。ファインダ26内の下縁に沿って、液晶
表示装置であるスケール表示装置26aが配置されてお
り、ファインダ26内の右上には、液晶表示装置である
単位表示装置26bが配置されている。
【0016】次に、モードスイッチ5のオン操作により
設定されるスケール表示モード下における、カメラの動
作につき図面を参照して説明する。図5は、本実施の形
態のカメラの制御を示すフローチャートである。図5の
ステップS101において、シャッタレリーズボタンの
半押しに基づく信号が、レリーズスイッチ6からCPU
1に送信されると、CPU1は、ステップS102にお
いて、測光回路10を駆動し測光を行うと同時に、AF
回路12を駆動して被写体までの距離lを測距する。
【0017】更に、ステップS103において、CPU
1は、測距結果に基づき被写体までの距離lが長すぎな
いか判断する。すなわち、たとえば距離lが無限大とな
る場合、撮影倍率βの計算はできない。又、距離lが無
限大ではないにしろ、たとえば100m等のごとく長い
場合にも、撮影倍率βの計算においては比較的大きな誤
差を生じることが多い。そこで、このように距離lが所
定値より長い場合には、CPU1は、ステップS112
でシャッタレリーズを禁止するように制御する。
【0018】一方、距離lが所定値に等しいか又はより
短いと判断した場合には、CPU1は、レンズ駆動回路
8を駆動して撮影レンズ21(図2)を合焦位置へと駆
動する(ステップS104)。更にCPU1は、ステッ
プS105において、被写体までの距離lと撮影レンズ
の焦点距離fとに基づき撮影倍率βを求めると共に、得
られた撮影倍率に基づいてスケール計算を行う。尚、撮
影倍率βの求め方は後述する。
【0019】CPU1は、ステップS106において、
求めた撮影倍率βに基づき、その被写体距離に対応した
スケールをファインダ26に表示する。より具体的に
は、図4におけるスケール表示装置26aには目盛が表
示され、単位表示装置26bには、1目盛の単位がたと
えばセンチメートルで表示されることとなる。
【0020】この後、シャッタレリーズボタンの全押し
に基づくレリーズスイッチ6の信号に応動し(ステップ
S107)、CPU1は、ステップS108でシャッタ
駆動回路9を制御してシャッタレリーズを行わせるよう
になっている。
【0021】次にCPU1は、ステップS109におい
て、次の撮影のためにフィルム給送回路10を駆動して
フィルムを給送する。かかる場合、CPU1は、フィル
ムの給送速度に同期させて、LED駆動回路7を介して
LED装置25を周期的に点滅させる(ステップS11
0)。この場合の周期は、撮影倍率βに基づき決定さ
れ、たとえば被写体の大きさの1cmに該当する間隔
で、LEDセグメント25aが点灯し、加えてその5c
mに該当する間隔でLEDセグメント25b乃至25c
が点灯し、加えてその10cmに該当する間隔でLED
セグメント25d乃至25gが点灯するように制御され
る(図7(a)参照)。尚、かかる間隔は、被写体の大
きさに応じて自由に決定することができ、たとえば被写
体の大きさの2cmに該当する間隔で、LEDセグメン
ト25aを点灯させ、加えてその10cmに該当する間
隔でLEDセグメント25b乃至25gを点灯させるこ
ともできる(図7(b)参照)。
【0022】従って、フィルム上には、LEDセグメン
ト25a乃至25gが点灯したときは長い目盛が感光
し、LEDセグメント25a乃至25cが点灯したとき
には、短い目盛が感光するようになっている。一方、C
PU1は、LED装置27によりフィルム上に、撮影倍
率βに基づく数字と単位とを写し込むようになってい
る。その後CPU1は、ステップS111において、フ
ィルムの給送を停止した後、フローをステップS101
に戻して、新たな撮影を待つ。
【0023】図6は、焦点距離と撮影倍率との関係を示
す図である。図において、Lは被写体からフィルムまで
の距離を示し、fは焦点距離を示し、Hは光学系の主点
間隔を示す。ここで、 であり、またニュートンの式から xx’=f2 (2) となる、(1)、(2)式より、以下の式が得られる。 x’=(L−2f−H−√((L−H)(L−4f−H)))/2 (3) 一方、撮影倍率βは、 で表せる。従って(3)、(4)式に基づき、焦点距離
fから撮影倍率βを求めることができる。
【0024】図7は、被写体の画像とスケール画像とを
プリントした写真を示す図であり、図7(a)は被写体
(魚)を大きく写し込んだ状態を示し、図7(b)は被
写体(魚)を小さく写し込んだ状態を示している。
【0025】図7(a)において、魚Fの画像の下に
は、写真Pの下縁に沿って、スケール画像SIが写し込
まれている。スケール画像SIは、LED装置25の点
灯により入力されたものである。一方、写真Pの右上に
は、数字と単位NU(1cm)が写し込まれている。
尚、かかる魚Fは、焦点距離f=50mmのレンズを用
いて、物体距離500mmだけ離れて撮影されたもので
あり、よって撮影倍率βは0.1となっている。すなわ
ち、全長500mmの魚が、フィルム画面上では50m
mの長さに写し込まれているわけである。
【0026】数字と単位NUは、スケール画像SIのド
ット間の距離を示しており、図7(a)に示すごとく数
字と単位NUが1cmとなっていれば、スケール画像S
Iのドット間隔は1cmであることとなり、すなわち長
い目盛の間隔が10cmであることがわかる。従って、
写真を見た者は、そこに写っている魚Fと、スケール画
像SIと見比べて、魚Fの全長が長い目盛の間隔の5倍
に等しいことから、魚Fは50cmであることを直ちに
認識することができる。
【0027】一方、図7(b)に示す写真Pの右上に
は、数字と単位NU(2cm)が写し込まれている。
尚、かかる魚Fは、焦点距離f=50mmのレンズを用
いて、物体距離1000mmだけ離れて撮影されたもの
であり、よって撮影倍率βは0.05となっている。す
なわち、全長500mmの魚が、フィルム画面上では2
5mmの長さに写し込まれているわけである。
【0028】図7(b)に示すごとく数字と単位NUが
2cmとなっていれば、スケール画像SIのドット間の
距離は2cmであることとなり、すなわち長い目盛の間
隔が10cmであることがわかる。従って、写真を見た
者は、そこに写っている魚Fと、スケール画像SIと見
比べて、魚Fの全長が長い目盛の間隔の5倍に等しいこ
とから、魚Fは50cmであることを直ちに認識するこ
とができる。尚、スケールSIにおけるドット間の距離
を示す単位がわかっていることを前提として、LED装
置25の点灯タイミングをフィルム給送速度と同期させ
ることにより、数字ANをドットを用いて写真の右下に
写し込むことも可能である。それにより専用のLED装
置27を省略することができ、コストの低減に貢献す
る。
【0029】以上、本発明を実施の形態を参照して説明
してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈さ
れるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることは
もちろんである。たとえば、本実施の形態を応用し、特
定の撮影倍率βを撮影者がカメラに入力した後、被写体
にカメラを向けてシャッタレリーズボタンを押したとき
に、レリーズがなされれば、撮影倍率βと焦点距離fと
から計算される物体距離だけ、カメラが被写体から離れ
ていることがわかる。すなわち、カメラを測距装置とし
ても利用できるのである。尚、かかる場合にレリーズが
なされないときは、被写体に接近するか離隔して物体距
離が所定値になれば、レリーズが可能となる。
【0030】更に、本実施の形態によれば、以下のよう
な応用態様も考えられる。たとえば、本実施の形態のカ
メラを用いて、まず撮影を行いスケール画像をフィルム
に写し込んだものとする。このときCPU(入力手段)
は、測定された被写体までの距離を入力し記憶するよう
になっている。一方、次の撮影時に、被写体(先の被写
体と同一でも異なっていても良い)に対してカメラを向
けてシャッタレリーズを行ったときに、CPU(制御手
段)は、シャッタレリーズ半押しに応じて行われる測距
の結果に基づき、被写体までの距離が記憶した距離と同
じであれば、シャッタレリーズ全押しに応じてシャッタ
の作動を行い、そうでなければシャッタレリーズを禁止
する。このようにすれば、異なる写真において、フルス
ケールを同じにしたスケール画像を写し込むことが可能
となる。また、かかる態様によれば、たとえば二度目の
撮影時に撮影姿勢が崩れて、被写体の長手方向とスケー
ル画像とが一致しなくなるような場合にも、シャッタレ
リーズを禁止することができる。尚、被写体までの距離
は、測定によって求めずにCPUに予め記憶されたもの
を用いることにより、たとえばフルスケール30cmと
いうように、きりの良いスケールとすることができる。
このようにして、フルスケールをたとえば30cmと固
定することができれば、フルスケールが30cmのスケ
ールを潜像として記憶したフィルムに、重ねて被写体を
撮影することもできる。それにより、フィルムへの記録
手段が不要となるメリットがある。
【0031】上述した実施の形態においては、単焦点レ
ンズを備えたカメラを前提に説明を行ってきたが、本発
明はこれに限られず、たとえは二焦点レンズやズームレ
ンズを備えたカメラの場合にも適用可能である。
【0032】
【発明の効果】本発明のカメラによれば、フィルムの画
面内にスケール画像を記録するスケール記録モードが選
択された場合には、測距装置からの距離情報と撮影レン
ズの焦点距離により決定される長さを示すスケール画像
が前記記録手段により記録されるようになっているの
で、再生されたスケール画像と被写体の画像とを見比べ
ることにより、被写体の実際の大きさを判断することが
できる。
【0033】本発明のカメラによれば、フィルムの画面
内にスケール画像を記録するスケール記録モードが選択
された場合には、測距装置からの距離情報と撮影レンズ
の焦点距離とにより決定される長さを示すスケール画像
が記録手段により記録されるようになっており、更に、
前記測距装置からの距離情報と、入力手段により入力さ
れた所定の距離範囲に関する情報とに基づいて、前記被
写体までの距離が前記所定の距離範囲内に無いと判断し
た場合には、シャッタの作動を禁止する制御手段を有す
るので、たとえば被写体から離れ過ぎているため、ある
いは被写体に接近しすぎているために、被写体に対して
スケール画像が不適切となるような場合にはシャッタの
作動を禁止することにより、被写体に更に接近するよう
に、あるいは被写体から離れるように、撮影者に促すこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかるカメラのブロック図であ
る。
【図2】本実施の形態にかかるカメラの背面図であり、
裏蓋を開放した状態で示す図である。
【図3】図2のLED装置25を拡大して示す図であ
る。
【図4】図2のファインダ26を拡大して示す図であ
る。
【図5】本実施の形態のカメラの制御を示すフローチャ
ートである。
【図6】焦点距離と撮影倍率との関係を示す図である。
【図7】被写体の画像とスケール画像とをプリントした
写真を示す図であり、被写体(魚)を大きく写し込んだ
状態を示し、図7(b)は被写体(魚)を小さく写し込
んだ状態を示している。
【符号の説明】
1 CPU 2 電源回路 3 メモリ 4 フラッシュ回路 5 モードスイッチ 6 シャッタレリーズスイッチ 7 LED駆動回路 8 レンズ駆動回路 9 シャッタ駆動回路 10 フィルム給送回路 11 測光回路 12 AF回路 13 磁気情報読取/書込回路 14 表示回路 25 LED回路 26 ファインダ 27 LED回路 P 写真 SI スケール画像 NU 数字と単位

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体までの距離を測定する測距装置
    と、フィルムの画面内にスケール画像を記録するための
    記録手段とを備え、フィルムの画面内にスケール画像を
    記録するスケール記録モードが選択された場合には、前
    記測距装置からの距離情報と撮影レンズの焦点距離とに
    より決定される長さを示すスケール画像が前記記録手段
    により記録されることを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記測距装置よりの距離情報が、所定の
    距離より遠い距離を示す情報である場合には、シャッタ
    の作動を禁止する制御手段を有することを特徴とする請
    求項1に記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記測距装置よりの距離情報が、所定の
    距離より遠い距離を示す情報である場合には、前記記録
    手段によるスケールの記録を禁止する制御手段を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 被写体までの距離を測定する測距装置
    と、フィルムの画面内にスケール画像を記録するための
    記録手段と、所定の距離範囲に関する情報を入力する入
    力手段とを備え、フィルムの画面内にスケール画像を記
    録するスケール記録モードが選択された場合には、前記
    測距装置からの距離情報と撮影レンズの焦点距離とによ
    り決定される長さを示すスケール画像が前記記録手段に
    より記録されるようになっており、 更に、前記測距装置からの距離情報と、前記入力手段に
    より入力された前記所定の距離範囲に関する情報とに基
    づいて、前記被写体までの距離が前記所定の距離範囲内
    に無いと判断した場合には、シャッタの作動を禁止する
    制御手段を有することを特徴とするカメラ。
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Cited By (3)

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