JP2001242532A - カメラ - Google Patents

カメラ

Info

Publication number
JP2001242532A
JP2001242532A JP2000051515A JP2000051515A JP2001242532A JP 2001242532 A JP2001242532 A JP 2001242532A JP 2000051515 A JP2000051515 A JP 2000051515A JP 2000051515 A JP2000051515 A JP 2000051515A JP 2001242532 A JP2001242532 A JP 2001242532A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
camera
character
imaging
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000051515A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Nonaka
修 野中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2000051515A priority Critical patent/JP2001242532A/ja
Publication of JP2001242532A publication Critical patent/JP2001242532A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Camera Data Copying Or Recording (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザが自分の好みに応じて表示や写しこみパ
ターンを変更して、よりパーソナルユース化を押し進め
たカメラを提供することである。 【解決手段】このカメラでは、撮像素子3によって被写
体像が撮像され、上記撮像素子3の出力が像検出部4を
介して、CPU5にて複数の所定のパターンと比較され
る。上記複数の所定のパターンはフォントメモリ9に記
憶されており、上記比較結果に従って、表示部7に表示
される文字、若しくはキャラクタの内容がCPU5によ
って決定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はカメラの改良に関
し、より詳細には、写真画面上にメッセージを写しこん
だり、またはカメラの表示部分に任意の文字等を表示可
能なカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラのパーソナルユース化が進むに従
い、カメラの表示部を自分の好みに変更したり、写真画
面上に好みのメッセージ等を写しこんだりする要望が増
えている。
【0003】本件出願人は、先の出願である特願平9−
58111号等で、カメラの測距装置でバーコードを読
取り、該バーコードに従った制御を行うカメラを提案し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特願平9−58111号に記載のカメラでは、バーコ
ードを利用して一度に多くの情報を取扱うことができる
ものの、ユーザの好みに応じて任意の表示切換えを行う
ことは困難であった。
【0005】したがってこの発明は、上記課題に鑑みて
なされたものであり、ユーザが自分の好みに応じて表示
や写しこみパターンを変更して、よりパーソナルユース
化を押し進めたカメラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、表
示手段を具備するカメラに於いて、被写体像を撮像する
撮像手段と、上記撮像手段の出力を複数の所定のパター
ンと比較する比較手段と、上記比較手段の比較結果に従
って、上記表示手段に表示する文字、若しくはキャラク
ターの内容を決定する決定手段と、を具備することを特
徴とする。
【0007】またこの発明は、撮影画面上にメッセージ
を記録可能なカメラに於いて、被写体像を撮像する撮像
手段と、上記撮像手段の出力を複数の所定のパターンと
比較する比較手段と、上記比較手段の比較結果に従って
上記メッセージの内容を決定する決定手段と、を具備す
ることを特徴とする。
【0008】更にこの発明は、被写体像をフィルムに露
光する露光手段と、上記露光手段の動作に連動して、上
記被写体像を撮像する撮像手段と、上記撮像手段で撮像
された画像を表示する画像表示手段と、を具備するカメ
ラに於いて、上記画像とは異なる情報を表示する情報表
示手段と、上記情報を上記被写体像と共に上記フィルム
に記録する記録手段と、を具備することを特徴とする。
【0009】この発明のカメラにあっては、撮像手段に
よって被写体像が撮像され、上記撮像手段の出力が比較
手段に於いて複数の所定のパターンと比較される。そし
て、上記比較手段の比較結果に従って、表示手段に表示
される文字、若しくはキャラクタの内容が決定手段で決
定される。
【0010】またこの発明は、撮影画面上にメッセージ
を記録可能なカメラに於いて、撮像手段によって被写体
像が撮像される。上記撮像手段の出力は、比較手段によ
って複数の所定のパターンと比較される。そして、上記
比較手段の比較結果に従って、決定手段で上記メッセー
ジの内容が決定される。
【0011】更に、この発明のカメラにあっては、露光
手段によって被写体像がフィルムに露光され、上記露光
手段の動作に連動して、上記被写体像が撮像手段により
撮像される。更に、この撮像手段で撮像された画像は、
画像表示手段により表示される。そして、上記画像とは
異なる情報が情報表示手段で表示され、上記情報が、記
録手段によって上記被写体像と共に上記フィルムに記録
される。
【0012】この発明によるカメラは、エリアセンサ等
の撮影素子を用い、その像信号を、カメラが写しこみで
きる形態に変換する変換機能を有するものである。
【0013】また、デジタルカメラでは、撮像素子の出
力を画像表示するが、この発明では、それを、文字また
はより分解能の粗いパターンに変換する手段を有する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を説明する。
【0015】図1は、この発明の第1の実施の形態を示
すもので、カメラの概略構成を示した図である。
【0016】図1に於いて、被写体1からの光束は、受
光レンズ2を介して撮像素子3に到達し、ここに被写体
像が結像される。撮像素子3で得られた上記被写体像
は、像検出部4を介してCPU5に供給される。このC
PU5は、カメラ全体のシーケンスを司るものである。
【0017】このCPU5には、ピント合わせ手段や撮
影レンズ等から成る撮影部6と、表示部(LCD表示
部)7と、この表示部7に表示される文字を記憶するた
めのEEPROM8と、後述する比較用の文字を記憶し
ているフォントメモリ9とが接続され、更にレリーズス
イッチ10が接続されている。
【0018】カメラとしては、上記受光レンズ2、撮像
素子3で得られた画像を、そのまま楽しむものもある
が、ここでは、これらを図2(a)に示されるように、
それぞれ一対用意して測距装置として用いる例について
説明する。
【0019】受光レンズ2a及び2bは視差Bを有して
配置されているので、焦点距離fだけ該受講レンズ2a
及び2bから奥に配置された、撮像素子(エリアセン
サ)3a及び3bには、被写体1までの距離Lに応じた
位置差xで被写体像が入射される。エリアセンサの利用
によって、図2(b)に示されるように、画面11内周
辺に被写体1が存在しても、撮像エリア3c内であれば
正しくピント合わせをすることができる。
【0020】CPU5は、上述した位置差xを求めて、
L=B・f/xを算出し、Lの距離にピント合わせす
る。したがって、図1の撮影部6は、ピント合わせ手段
や撮影レンズ等から構成される。
【0021】また、図1に示されるEEPROM8は、
こうして得られた像が被写体像であるか、後述する入力
用パターンなのかを判定するための、比較用文字フォン
トを記憶したメモリであり、片仮名及びアルファベット
のパターンが記憶されている。この記憶内容と、得られ
た像がCPU5に於いて比較されて、表示したり写し込
んだりする文字が決定される。
【0022】図3は、この発明のカメラの使い方を説明
する図である。
【0023】図3に於いて、ユーザ14は、カメラ15
を構えて、該カメラ15に入力したい文字16を撮像し
ている。CPU5では、この像信号より表示される文字
が決定される。したがって、図4に示されるように、L
CD表示部7にユーザの名前を書込むことができるよう
なカメラ15を提供することができる。
【0024】図4に於いて、LCD表示部7に表示され
ている数字“24”はフィルムの撮影枚数を示してい
る。
【0025】このように、本発明によれば、自分の名前
を表示可能なカメラを提供することができるので、愛着
のあるカメラとなる。
【0026】次に、図5のフローチャートを参照して、
このカメラの文字入力の動作について説明する。
【0027】カメラのレリーズ釦(レリーズスイッチ1
0)が半押しされると、本ルーチンに入る。そして、ス
テップS1にて、測距用のエリアセンサ(撮像素子)3
によって像信号が取り込まれる。このとき、図3に示さ
れるように、ユーザ15が撮影しようとする文字16に
向ってカメラを構えているので、図6(a)に示される
ように、エリアセンサ3上に文字16の像が入射され
る。そして、文字判定ステップS21に於いて、その結
果が文字であるか通常被写体であるかが判定される。
【0028】ここで、入力された像が文字であると判定
された場合は、後述する表示画像変換ステップ25に移
行して、図6(b)及び(c)に示されるように、上記
像は、LCD上の、例えば5×7ドットの白黒表示7a
に変換される。尚、ここでは図の斜線部が黒色を表して
いる。一方、上記文字判定ステップS21にて通常被写
体であると判定された場合は、後述するステップS13
に移行する。
【0029】上記文字判定ステップS21は、コントラ
スト判定(ステップS2)、黒部データ数判定(ステッ
プS3)及び白黒以外のデータ数判定(ステップS4)
により構成される。
【0030】すなわち、まず、ステップS2に於いて、
文字であることが、像のコントラストが高いか否かによ
って判定される。ここで、コントラストが低ければステ
ップS13に移行する。一方、コントラストが高けれ
ば、続くステップS3にて、白と黒のパターンから成る
像に於いて白部と黒部のデータ数が比較される。ここ
で、黒部のデータ数の方が多ければステップS13に移
行し、白部のデータ数の方が多ければステップS4に移
行する。
【0031】ステップS4では、上記像のうち白黒のデ
ータ以外のデータ数が判定される。そして、白黒データ
以外のデータ数が多ければステップS11に移行し、少
なければ表示画像変換ステップS22に移行する。
【0032】このような、ステップS2〜S4から成る
文字判定ステップS21によって、新聞等の紙面は撮影
可能としている。
【0033】この文字判定ステップS21で、文字以
外、すなわち通常被写体と判定された場合は、ステップ
S13に移行して、入力された画像がピント合わせ用の
画像と判定されて測距が行われる。そして、ステップS
14でピント合わせが行われた後、ステップS15で撮
影が行われる。更に、ステップS16にて図示されない
フィルムへの巻上げ及び画像の写込みが行われる。これ
は、通常のカメラモードである。その後、本ルーチンを
抜ける。
【0034】上記表示画像変換ステップS22は、ステ
ップS5〜S12により構成される。
【0035】すなわち、先ず、ステップS5にて、図6
(a)に示される像の白部の部分は全く文字とは関係な
い部分なので、この部分のデータが除去される。次い
で、ステップS6にて、残った部分のデータが間引きさ
れたり、隣接データが加算されたりして、分解能が粗く
設定されて変換される。そして、ステップS7にて、図
6(b)に示されるような表示がLCD表示部7上にな
される。
【0036】手書き文字の雰囲気を表してこのままでも
OKの場合があるので、ステップS8に於いて、このま
までOKか否かが判定される。OKならば、ステップS
11に移行してEEPROM8にそのデータが記憶され
る。次いで、ステップS12にて、2文字以上ある場合
に備えて次の表示文字入力用に設定が行われる。その
後、本ルーチンを抜ける。
【0037】上記ステップS8にて、表示された画像を
そのままでは使用しない場合は、ステップS9に移行し
て、カメラのフォントメモリ9内に記憶されたアルファ
ベットや片仮名等の文字が読出され、撮像入力データの
相関が判定される。そして、ステップS10にて、相関
の高いものが表示される。つまり、図6(b)に示され
るようなパターンは、図6(c)に示されるようなパタ
ーンに変換される。その後、上記ステップS8に移行す
る。
【0038】このような操作が繰り返されれば、図3に
示されるように、文字パターンを狙ってレリーズ釦を操
作すれば、図4のLCD表示部7に示されるように、カ
メラ表示に自分の名前等を書込むことができる。
【0039】尚、上記ステップS8に於けるOK判定
は、例えばカメラに設けられたレリーズ釦(図示せず)
の押込み等で、ユーザがOK/NGの判定を入力するよ
うにしてもよい。この場合、例えば半押し状態を解除す
ればステップS9に移行し、更に押し込めばステップS
11に移行する方式が考えられる。
【0040】また、図7は第1の実施の形態に於ける他
の例を示した図である。
【0041】図7(a)に於いて、フィルム17がフィ
ルムカートリッジ18から引き出されてスプール軸19
に巻回されている。スプール軸19はモータ20によっ
て駆動されるもので、このモータ20はCPU5からド
ライバ21を介して駆動される。更に、CPU5には、
EEPROM8と共に上記フィルム17の近傍に設置さ
れたドットLED22が接続されている。
【0042】上記CPU5によって、ドットLED22
がON/OFF制御されると共に、ドライバ21を介し
てモータ20の回転が制御される。これにより、フィル
ムカートリッジ18からフィルム17が引き出されて、
スプール軸19に巻上げられながら、上記文字表示がフ
ィルム17上に写込まれることが可能となる。
【0043】こうして、図5のフローチャートに於ける
ステップS11で、記憶されたEEPROM8の内容
を、図7(b)に示されるように、写真プリント24上
に文字25として写込むことが可能となる。
【0044】これによって、ユーザはどこの街で撮った
写真であるかを、フィルム上に記録することができる。
【0045】また、更に高性能のCPUが搭載可能にな
れば、パターン判定して、図8のフローチャートに示さ
れるように、文字をキャラクタ表示に変換する機能に応
用することができる。
【0046】すなわち、図8のフローチャートに参照さ
れるように、文字判定のルーチンに入ると、ステップS
31にてパターン検出が行われ、続くステップS32に
於いて、検出されたパターンがハート形であるか否かが
判定される。ここで、ハート形であれば、ステップS3
3に移行して、ドットLED22によりハート形のパタ
ーンが表示される。
【0047】また、上記ステップS32にて、検出され
たパターンがハート形でないと判定された場合は、ステ
ップS34に移行してパターンが星形であるか否かが判
定される。星形の場合は、ステップS35に移行して、
ドットLED22により星形のパターンが表示される。
【0048】更に、上記ステップS34にて、検出され
たパターンが星形でないと判定された場合は、ステップ
S36に移行してパターンが米の形であるか否かが判定
される。米の形の場合は、ステップS37に移行して、
ドットLED22により米の形のパターンが表示され
る。
【0049】上述した実施の形態によれば、文字以外の
表示を、簡単にカメラのLCD表示部に表示することが
でき、いっそうカジュアルな感じのカメラ提供が可能と
なる。
【0050】このような技術により、図4のLCD表示
部7に示される名前等の表示にとどまらず、図9の表示
部7bに示されるような、カメラ前面のドットLCDに
表示を出力して、自分だけのデザインのカメラにするこ
ともできる。
【0051】次に、この発明の第2の実施の形態を説明
する。
【0052】図10は、この発明の第2の実施の形態に
於けるカメラ(モニタ付きカメラ)の外観を示す斜視図
である。
【0053】図10に於いて、カメラ15の本体前面部
には撮影レンズ28が設けられている。そして、この撮
影レンズ28の上方のペンタプリズムの前面には、撮像
レンズ29及びストロボ窓30が設けられている。ま
た、上記ペンタプリズム側面には、LCD表示部7が設
けられいる。
【0054】図11は、第2の実施の形態に於けるカメ
ラの主要部の構成を示すブロック図である。
【0055】先ず、銀塩フィルムを使用した撮影装置
(以下、銀塩撮影装置と記す)に関わる部分について説
明する。
【0056】被写体像を結像させるための撮影レンズは
28、正レンズ31と負レンズ32で構成され、この撮
影レンズ28中に絞り機構33が配置されている。上記
負レンズ32の後方には、ほぼ中央部分がハーフミラー
となっている可動ミラー34が設けられている。この可
動ミラー34の中央背面部分には、下方に被写体光を反
射するようにサブミラー35が設けられている。
【0057】このサブミラー35の反射光軸方向であっ
て、図面略垂直方向には、2つの光学系から成る2像分
離のためのセパレータ光学系36が配置されている。こ
のセパレータ光学系36による被写体像の結像位置にラ
インセンサ37が配置されている。これらのサブミラー
35、セパレータ光学系36、ラインセンサ37等によ
って、公知の位相差法による焦点検出装置が構成されて
いる。
【0058】上記可動ミラー34の反射光路上には、焦
点板41、ペンタプリズム42及びファインダ接眼光学
系43が配置されている。この第2の実施の形態に於い
て、被写体モニタ用として後述する液晶モニタ(LCD
モニタ)67に加えて上記の光学ファインダを設けてい
る理由は、カメラ操作者が、液晶モニタ67を見ながら
撮影を行うよりも、光学ファインダを覗きながら撮影を
行った方が、カメラのホールディング性能が向上し、手
ぶれ等の発生を防ぎ易いからである。
【0059】上記可動ミラー34の後方には、銀塩撮影
を行うためのシャッタ38及び銀塩フィルム39が配置
されている。上記可動ミラー34が上昇し、シャッタ3
8が開放状態となると、銀塩フィルム39上に被写体像
が形成され、露光される。
【0060】上記撮影レンズ28に於いて、前記レンズ
31及び負レンズ32は、ズーム・ピント駆動回路51
により駆動制御される。また、上記絞り機構33は、絞
り駆動回路52によって駆動制御されている。
【0061】更に、上記可動ミラー34はミラー駆動回
路53によって駆動され、シャッタ38はシャッタ駆動
回路55によって駆動される。上記ラインセンサ37
は、ラインセンサ駆動回路54に接続されている。
【0062】また、カメラ本体内には、フィルム駆動回
路57が設けられており、1駒の撮影が終了すると上記
銀塩フィルム39の巻上げ動作を行う。上記銀塩フィル
ム39上には、磁気記録層が形成されており、この磁気
記録層と接するように、該銀塩フィルム39の近傍に磁
気ヘッド58が配置されている。この磁気ヘッド58
は、種々の情報を磁気記録し、磁気ヘッド駆動回路59
の出力によって駆動される。この磁気ヘッド59による
磁気記録は、銀塩フィルム39の巻上げ動作中に実行さ
れる。
【0063】上述したズーム・ピント駆動回路51、絞
り駆動回路52、ミラー駆動回路53、ラインセンサ駆
動回路54、シャッタ駆動回路55、フィルム駆動回路
57及び磁気ヘッド駆動回路57は、データバス50を
介してCPU5と接続されており、該CPU5とデータ
の授受を行っている。
【0064】CPU5では、ラインセンサ駆動回路54
を介して入力された信号に基いて、2像の間隔が求めら
れ、合焦位置に駆動するための撮影レンズ28の駆動量
データが演算される。上記駆動量は、ズーム・ピント駆
動回路51に転送され、撮影レンズ28の各レンズ3
1、32の焦点位置が変更される。このズーム・ピント
駆動回路51には、既知の電磁モータ、超音波モータ等
の駆動源や、これらの駆動源を制御するためのドライバ
回路、レンズの位置を検出するためのエンコーダ装置等
が含まれる。
【0065】尚、後述するエリアセンサ駆動回路60か
ら出力される被写体輝度値、図示されないフィルム感度
検出回路によって検出されたフィルム感度、図示されな
いプログラム線図に基いて適正露光の得られる絞り33
の絞り値及びシャッタ速度が、CPU1にて演算され
る。シャッタ38は、この演算されたシャッタ速度で駆
動制御されるようになっている。
【0066】次に、電子撮像装置に関わる部分について
説明する。
【0067】撮像レンズ29は、被写体像をエリアセン
サ48に結像させるための正レンズ45と負レンズ46
で構成されており、この撮像レンズ中に固定絞り機構4
7が配置されている。エリアセンサ48は、エリアセン
サ駆動回路60によって制御され、結像された被写体像
をアナログ映像信号に変換し、信号処理回路61に出力
する。
【0068】この信号処理回路61は、上記アナログ信
号処理信号のデジタル信号への変換を含む所定の信号処
理を行う。この信号処理回路61の出力は、高速に書込
み可能な揮発性メモリであるDRAM68に記憶した
り、該DRAM68に記憶された画像と後述する撮影情
報表示を画像処理回路66によって合成してLCDモニ
タ67に表示する。
【0069】更に、信号処理回路61は、上記処理済み
信号を揮発性メモリのDRAM68から所定のタイミン
グで読出して、不揮発性メモリであるフラッシュメモリ
69に転送・記憶したり、撮像した画像をLCDモニタ
67に表示することも可能である。
【0070】上記フラッシュメモリ69は、電気的に書
換えが可能であり、カメラに電池が装填されていない状
態でも電子画像の記憶が保持されるので、電子画像の記
録に用いられる。また、撮像レンズ29の正レンズ45
と負レンズ46の撮像画角は、撮影レンズ28の正レン
ズ31と負レンズ32の最も短焦点(いわゆるワイド
端)の撮像画角と略同一になっており、上記正レンズ3
1、負レンズ32の焦点距離がズーム・ピント駆動回路
51によって変更された場合は、信号処理後の電子画像
を拡大・縮小(電子ズーム)することによって、LCD
モニタ67に表示される電子画像と、銀塩フィルム39
に記録される潜像の画角を略一致させる。
【0071】ストロボ発光は、ストロボ回路65の出力
によって発光管64が発光し、その光を反射傘で反射
し、更に図示されないフレネルレンズで集光して被写体
に照射する。このストロボ発光は、暗い被写体の場合
に、ストロボ回路65を介して発光管64を発光させ露
光を補助する。
【0072】尚、ストロボの発光画角は、撮影レンズ2
8の正レンズ31と負レンズ32の最も短焦点(いわゆ
るワイド端)の撮像画角と略同一になっている。
【0073】また、エリアセンサ48の撮像画角やスト
ロボの発光画角は、撮影レンズ28の正レンズ31と負
レンズ32のズーム動作と連動させて、画角の一致を図
ってもよい。
【0074】上述した信号処理回路61、ストロボ回路
65、画像処理回路66、DRAM68、フラッシュメ
モリ69、後述するスイッチ入力部70は、データバス
50を介してCPU5に接続され、このCPU5によっ
てデータの授受を行っている。CPU5は、パターン変
換部5aを有しているもので、上述した各駆動回路を統
括して制御している。
【0075】上記スイッチ入力部70は、何れも図示さ
れないが、レリーズ釦の半押し操作に連動してオンする
第1リレーズスイッチ、レリーズ釦の深押し操作に連動
してオンする第2レリーズスイッチ、スライドスイッチ
に連動するパワースイッチ、デジタル撮像モードか銀塩
デジタル撮影モードを切換えるモード切換えスイッチ等
の操作スイッチ、機構系動作の検出スイッチ等の複数の
スイッチから構成される。
【0076】ここで、デジタル撮像モードはエリアセン
サ48によって撮像を行う撮影モードである。また、銀
塩デジタル撮影モードは、銀塩フィルム39への露光と
略同一のタイミングでエリアセンサ48によって撮像を
行う撮影モードである。
【0077】このような構成のカメラによれば、レリー
ズ動作によって銀塩フィルム39上の画像に加え、より
パーソナルコンピュータ等で処理の容易なデジタル画像
を同時に得ることができる。
【0078】そして、このカメラの撮像用のエリアセン
サ48を利用すれば、第2の実施の形態に於ける特徴で
ある、文字入力、表示・銀塩フィルムへのメッセージ写
込みを簡単に行うことができる。
【0079】この場合、CPU5は、エリアセンサ48
で得られた画像について、パターン変換部5aでパター
ン変換(ドット分解能切換)を行ない、LCD表示部7
にそれを表示する。したがって、図10のカメラのLC
D表示部7に示されるように、持ち主の名前をカメラ上
に表示させることができる。
【0080】また、このように、得られたデータ、すな
わちCPU5に入力されたデータを、銀塩フィルム39
上に磁気記録すれば、フォトフィニッシングラボでこの
情報を読取って画面上に合成することにより、画面上に
任意のメッセージの入った、図7(b)に示されるよう
な写真を得ることができる。また、この入力されたデー
タをLCDモニタ67に合成表示するようにしてもよ
い。
【0081】このように、第2の実施の形態によれば、
銀塩写真とデジタル写真が同時に得られ、どちらの画像
にも任意のメッセージが合成でき、またLCD表示部上
に名前を出力することが可能なパーソナルユースのカメ
ラを提供することができる。
【0082】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、ユーザ
が自分の好みに応じて表示や写しこみパターンを変更し
て、よりパーソナルユース化を押し進めたカメラを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示すもので、カ
メラの概略構成を示した図である。
【図2】(a)は受光レンズと撮像素子を一対用意して
測距装置として用いる例について説明する図、(b)は
同図(a)の構成の測距装置による画面と被写体の関係
を説明する図である。
【図3】この発明のカメラの使い方を説明する図であ
る。
【図4】LCD表示部にユーザの名前を書込んだ例を示
した図である。
【図5】このカメラの文字入力の動作について説明する
フローチャートである。
【図6】(a)はエリアセンサ上に文字の像が入射され
る状態の例を示した図、(b)は5×7ドットの白黒表
示に変換された例を示した図、(c)は5×7ドットの
白黒表示に変換された例を示した図である。
【図7】第1の実施の形態に於ける他の例を示した図で
ある。
【図8】第1の実施の形態に於ける他の例を示したもの
で、文字判定のルーチンを説明するフローチャートであ
る。
【図9】第1の実施の形態に於ける他の例であって、カ
メラ前面のドットLCDに文字表示した例を示した図で
ある。
【図10】この発明の第2の実施の形態に於けるカメラ
(モニタ付きカメラ)の外観を示す斜視図である。
【図11】この発明の第2の実施の形態に於けるカメラ
の主要部の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 被写体、 2、2a、2b 受光レンズ、 3、3a、3b 撮像素子(エリアセンサ)、 3c 撮像エリア、 4 像検出部、 5 CPU、 6 撮影部、 7 表示部(LCD表示部)、 8 EEPROM、 9 フォントメモリ、 10 レリーズスイッチ、 11 画面、 14 ユーザ、 15 カメラ、 16 文字、 17 フィルム、 18 フィルムカートリッジ、 19 スプール軸、 20 モータ、 21 ドライバ、 22 ドットLED、 24 写真プリント。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示手段を具備するカメラに於いて、 被写体像を撮像する撮像手段と、 上記撮像手段の出力を複数の所定のパターンと比較する
    比較手段と、 上記比較手段の比較結果に従って、上記表示手段に表示
    する文字、若しくはキャラクタの内容を決定する決定手
    段と、 を具備することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 撮影画面上にメッセージを記録可能なカ
    メラに於いて、 被写体像を撮像する撮像手段と、 上記撮像手段の出力を複数の所定のパターンと比較する
    比較手段と、 上記比較手段の比較結果に従って上記メッセージの内容
    を決定する決定手段と、 を具備することを特徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】 上記撮像手段は、上記カメラのピント合
    わせ情報を形成することを特徴とする請求項1及び2に
    記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 被写体像をフィルムに露光する露光手段
    と、 上記露光手段の動作に連動して、上記被写体像を撮像す
    る撮像手段と、 上記撮像手段で撮像された画像を表示する画像表示手段
    と、 を具備するカメラに於いて、 上記画像とは異なる情報を表示する情報表示手段と、 上記情報を上記被写体像と共に上記フィルムに記録する
    記録手段と、 を具備することを特徴とするカメラ。
JP2000051515A 2000-02-28 2000-02-28 カメラ Withdrawn JP2001242532A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000051515A JP2001242532A (ja) 2000-02-28 2000-02-28 カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000051515A JP2001242532A (ja) 2000-02-28 2000-02-28 カメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001242532A true JP2001242532A (ja) 2001-09-07

Family

ID=18573160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000051515A Withdrawn JP2001242532A (ja) 2000-02-28 2000-02-28 カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001242532A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000275723A (ja) カメラ
JP2001005060A (ja) 銀塩撮影および電子撮像兼用カメラ
JP3415383B2 (ja) モニタ表示装置付きカメラ
JP4149869B2 (ja) デジタルカメラ
JP2001174900A (ja) カメラ、画像プリント装置および画像表示装置
JP2001242532A (ja) カメラ
JPH10104736A (ja) 銀塩撮影および電子撮像兼用カメラ
JP2005321832A (ja) カメラの画像表示方法
JP2000047315A (ja) カメラ
JP2000098484A (ja) 銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ
JPH11344759A (ja) 表示動作制御装置
JP2000125153A (ja) カメラ
JPH07295064A (ja) スケールを写し込み可能なカメラ
JPH11160781A (ja) モニタ画面付き銀塩カメラ
JP2000056358A (ja) 銀塩撮影および電子撮像兼用カメラ
JP2002196228A (ja) カメラシステム
JPH1062857A (ja) 電子ファインダ付銀塩カメラ
JPH0372309A (ja) カメラの主要被写体位置情報記録装置
JPH07191381A (ja) データ写し込み可能なカメラ
JPH0643547A (ja) カメラシステム
JPH0843956A (ja) プリント装置及び記録装置
JPH0317638A (ja) カメラのズーミング制御装置
JPH07209731A (ja) カメラ
JP2005274985A (ja) ハイブリッドカメラ
JPH10301192A (ja) カメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070501