JP2001174900A - カメラ、画像プリント装置および画像表示装置 - Google Patents

カメラ、画像プリント装置および画像表示装置

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JP2001174900A
JP2001174900A JP35781599A JP35781599A JP2001174900A JP 2001174900 A JP2001174900 A JP 2001174900A JP 35781599 A JP35781599 A JP 35781599A JP 35781599 A JP35781599 A JP 35781599A JP 2001174900 A JP2001174900 A JP 2001174900A
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Kayoko Kuroda
佳代子 黒田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のフィルム使用カメラでは、撮影画像へ
の定型の文字列の写し込みしかできず、文字認識機能を
組み込んだデジタルカメラでは、コンパクト化や低消費
電力化が難しい。 【解決手段】 画像記録手段に対する静止画記録を行う
カメラにおいて、画像記録手段に記録された記録画像に
含まれる文字画像aに対して画像プリント装置又は画像
表示装置による文字認識処理を行わせるための情報と、
上記文字画像を含む記録画像とは別の記録画像bを上記
各装置によるプリント又は表示に際して文字認識処理の
結果に対応する文字を合成プリント、印字又は合成表示
する記録画像(b′)として指定するための情報とを、
画像記録手段に記録することができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀塩フィルム等の
感光フィルムに静止画像を記録するカメラや撮像素子等
によって光電変換された電子静止画像を記録するカメ
ラ、およびカメラによって記録された画像をプリント又
は表示する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フィルム利用のカメラを用いて画像記録
を行う場合において、プリントされた記録画像中に記録
日付や時刻を表示する手法としては、画像記録時にLE
D等によってフィルム上に日付等を写し込んだり、フィ
ルムに設けられた磁気記録部に日付等の情報を記録して
おき、プリント装置においてこの情報を読み取ってプリ
ントシート上に印字したりする手法がある。
【0003】また、フィルム利用のカメラにおいては、
予め決められた複数の文字列(タイトル等)のうち使用
者が選択した文字列をフィルムに写し込んだり、磁気記
録部に記録したりするものが広く普及している。
【0004】一方、撮像素子を利用するデジタルカメラ
においては、特開平5−64134号公報や特開平9−
289624号公報にて提案されているように、記録画
像の画像処理による文字認識機能を組み込んだものもあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フィルム利用のカメラにおけるフィルムへの文字写し込
みでは、定型の文字列しか選択できず、使用者が任意の
文字を写し込むことはできない。
【0006】この問題を解消するために、特開平10−
186495号公報には、使用者が任意の文字を写し込
めるようにしたカメラが提案されてはいるものの、この
カメラでは、数少ない操作ボタンで1文字ずつ入力する
ため、手間がかかる上、文字種類が英数字やカナ文字に
限定される。
【0007】一方、文字認識機能を組み込んだデジタル
カメラでは、操作性、入力文字の多様性という点では問
題はないが、文字認識を行うためにカメラに高度な画像
処理機能を持たせる必要がある。このため、大きさと消
費電力およびコストに制限があるカメラにおいて、あら
ゆる言語のすべての言葉を網羅する膨大なディクショナ
リを備え、かつ迅速に画像処理を行うことは困難であ
る。
【0008】そこで、本発明では、使用者の任意の文字
を簡単にプリント画像中に印字させたり記録画像ととも
に表示させたりすることができるカメラ、画像プリント
装置および画像表示装置を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本願第1の発明では、画像記録手段に対する静止
画記録を行うカメラにおいて、画像記録手段に記録され
た記録画像に含まれる文字画像に対して画像プリント装
置又は画像表示装置による文字認識処理を行わせるため
の情報と、上記文字画像を含む記録画像とは別の記録画
像を上記各装置によるプリント又は表示に際して文字認
識処理の結果に対応する文字を合成プリント、印字又は
合成表示する記録画像として指定するための情報とを、
画像記録手段に記録することができるようにしている。
【0010】すなわち、文字認識機能は画像プリント装
置や画像表示装置側に持たせておき、カメラ側には、記
録画像に含まれる文字画像に対して上記各装置に文字認
識処理を行わせるための情報と、プリント又は表示され
る別の記録画像を文字認識処理の結果に対応する文字を
合成プリント、印字又は合成表示する記録画像として指
定するための情報とをフィルムの磁気記録部や電子画像
を記録可能なメモリ手段に記録する機能を持たせる。
【0011】これにより、例えば、まず画像記録手段に
風景中の看板等に書かれている文字を記録させ、次に風
景全体の画像を記録させる。そして、画像プリント装置
又は画像表示装置に画像記録手段から上記文字画像を読
み取らせて文字認識処理を行わせ、処理結果に対応した
文字を風景画像のプリント上又は表示上に合成プリン
ト、印字又は合成表示させることができる。したがっ
て、カメラについてコンパクト化、低消費電力化および
低コスト化を図りつつ、風景等の記録画像のプリント又
は表示上に使用者の任意の文字を合成プリント、印字又
は表示することが可能となる。
【0012】なお、カメラ側において、記録画像のプリ
ント又は表示に際して文字認識処理により得られた文字
を合成プリント、印字又は合成表示する位置を選択でき
るようにし、画像プリント装置又は画像表示装置側に
て、カメラ側にて選択された位置(記録画像中のいずれ
か位置、プリントシートの裏面および別のシート等)に
印字等できるようにしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1には、本発
明の第1実施形態であるカメラの外観を示している。こ
の図において1は撮影レンズ、2はボタンである。
【0014】3は、例えば液晶表示パネルによって構成
された表示器であり、フィルムのカウンタ表示や警告表
示、年月日時分といったカレンダー情報表示、あるいは
後述するOCRモード等のモード表示を行う。
【0015】4はOCRモード等の撮影モードを選択す
るためのモード選択ボタン(処理選択操作手段)、5は
カメラが内蔵しているカレンダーICの計時情報の表示
を切り替えるためのデートボタンである。
【0016】6は後述するOCR処理する文字の印字位
置の選択や計時情報の時刻合わせのための選択を行うた
めの文字写込み位置選択・決定ボタン(位置選択操作手
段)である。
【0017】7はストロボ発光部、8はファインダー光
学系の対物レンズ、9はピント合わせを行う場合に被写
体に赤外光などを投光するAF光源の投光部、10は被
写体より反射されたAF光源の光を受光するAF受光部
である。
【0018】図2には、上記カメラの電気回路の構成を
示している。この図において、11はカメラ全体の動作
を制御するマイクロコンピュータ(以下、マイコンとい
う)である。12,13はレリーズボタン2と連動する
スイッチであり、SW1はレリーズボタン2の半押し操
作でオンし、SW2はレリーズボタン2を完全に押し込
んだ状態でオンする。
【0019】14は測光回路で、被写体の輝度を測定
し、露出条件(絞り、シャッター速度)の演算に用いる
情報をマイコン11に送る。15は測距回路で、被写体
までの距離を測定し、合焦に必要なレンズ駆動量の演算
に用いる情報をマイコン11に送る。
【0020】16はレンズ駆動量演算結果に基づきレン
ズの合焦動作を制御するレンズ制御回路であり、17は
露出条件の演算結果に基づきシャッターの開閉動作を行
うシャッター制御回路である。
【0021】18はストロボ制御回路で、ストロボの発
光と調光にる発光停止機能を制御する。19はフィルム
給送制御回路で、マイコン11からの信号に従ってフィ
ルムの給送(巻上げ、巻戻し)を行う。
【0022】20は磁気ヘッド制御回路であり、フィル
ム上の磁気記録部に記録を行ったり、記録されている情
報を読み取ったりするための磁気ヘッドの制御を行う。
【0023】21はスイッチセンス回路で、カメラ本体
の主電源ON/OFFを切り替えるメインスイッチ、カ
レンダー情報の年月日時刻の表示順序の変更を行うデー
トスイッチ、OCR処理を選択可能な撮影モード選択ボ
タン等の状態を検知するためのものである。
【0024】22は液晶表示回路で、スイッチセンス回
路21で選択されている各々のモードの状態を表示する
液晶画面23を制御するものである。
【0025】このように構成されるカメラにおいて、上
記撮影モードスイッチによって選択される撮影モードは
以下の3つのいずれかのモードとなっている。これらの
モードを図6を用いて説明する。
【0026】1つは図6中a,dに示すOCR(光学的
文字認識)モードである。このOCRモードは、観光地
の看板や、ガイドブック上の地名、手書きの紙など、写
真プリント上に写し込みたい文字を撮影するモードであ
る。このOCRモードでは、文字の大きさや言語の種
類、活字/手書き等に関わらず、カメラが写すことので
きる文字であれば何でも被写体とすることができる。
【0027】なお、OCRモードで撮影された駒は、続
く文字写し込みモードの駒と一緒に印字されるため単独
ではプリントされない。
【0028】2つ目は図6中b,c,eに示す文字写し
込みモードである。この文字写し込みモードは、このモ
ードにて撮影された風景像等のプリント上に、図6中
b′,c′,e′に示すように、OCRモードにて撮影
された文字をタイトルのように写し込むことができるモ
ードである。
【0029】3つ目は図6中fに示す文字なしモードで
ある。この文字なしモードは、プリント上に文字を写し
込まない従来のカメラ撮影と同じモードである。
【0030】次に、図3〜図5に示すフローチャートを
用いて、本実施形態におけるマイコン11の動作を説明
する。なお、これら図中に丸囲み英字を付した部分は、
相互につながっていることを示す。
【0031】まず、カメラのメインスイッチが押された
等の要因によりカメラの電源が入ると、ステップ1へ進
む。ステップ1では、未露光のフィルムの残数を検知
し、残数が1駒の場合には図4のA(ステップ21)へ
進み、2駒以上残っている場合にはステップ2へ進む。
【0032】ステップ2では、前述した3つの撮影モー
ドの内、OCRモードが設定されているかどうかを確認
し、OCRモードが設定されているときはステップ3へ
進み、OCRモードが設定されていないときは図4のA
へ進む。
【0033】ステップ3では、レリーズボタン2のSW
1の状態を検知し、ONを検知するとステップ4に進
む。ステップ4では、測光回路14および測距回路15
から情報を入力することによって被写体輝度および被写
体までの距離に関する情報を得て、得られた測光情報に
より露出条件を決定する。
【0034】その後、ステップ5ではSW1の状態を検
知する。SW1がOFFされた場合にはステップ2に戻
る。一方、SW1がONされたままの状態の場合にはス
テップ6に進み、SW2の状態を検知する。SW2がO
Nされたことを検知するとステップ7に進み、そうでな
ければステップ5に戻る。
【0035】ステップ7においては、ステップ4におい
て決定された露出条件に従ってレンズ制御、シャッター
制御およびストロボ制御などを行い、フィルムに露光す
る。
【0036】続いてステップ8では、OCRモードで撮
影した場合の駒No.をメモリに一時記憶する。その後
ステップ9で給送モータの1駒巻上げ駆動を行わせ、ス
テップ10で1駒巻上げ中にマイコン11が磁気ヘッド
制御回路20を制御することによりフィルムの磁気記録
部に撮影モードの状態(OCRモードの駒であること、
つまりは、この駒に含まれる文字画像に対して後述する
プリント装置によるOCR処理を行わせるための情報)
を記録する。
【0037】なお、1駒巻上げ中に、カレンダーICか
ら得られた日付・時刻情報やステップ4で得られた被写
体距離、被写体輝度、撮影倍率等なども記録する。
【0038】ステップ11で1駒巻上げ動作が完了した
ことを検知すると、図4のAに進む。巻上げが完了して
いなければ、ステップ9に戻る。
【0039】ステップ1においてフィルムの未露光駒が
1枚以下である場合、ステップ2でOCRモードが設定
されていない場合およびステップ11でフィルムの1駒
巻き上げが完了した場合は、図4のステップ21に進
む。このステップ21では、文字写し込みモードが設定
されているか否かを確認する。文字写し込みモードが設
定されていなければ、図5のB(ステップ41)に進
む。一方、文字写し込みモードが設定されているとき
は、ステップ22に進む。
【0040】ここで、本実施形態のカメラでは、直前の
駒がOCRモードで撮影されると、続く駒の撮影に対し
て自動的に文字写し込みモードが設定されるようになっ
ている。但し、撮影者によって文字写し込みモードがキ
ャンセルされると、ステップ21にてNO判定となり、
図5のBに進む。
【0041】文字写し込みモードが選択されたままの場
合には、ステップ22に進み、選択・決定ボタン6の操
作によって選択された、撮影者が文字を写し込みたい位
置(プリント画像中のいずれかの位置、プリント裏面、
両面および別紙等)の情報を読み込む。
【0042】続く、ステップ23からステップ27まで
の撮影動作は、ステップ3からステップ7と同様であ
る。但し、ステップ3から7の撮影被写体が看板やガイ
ドブックに書かれた文字や紙に書いた手書き文字等であ
るのに対し、ステップ23から27までの撮影被写体
は、人物・風景等といった文字以外のものとなる。ま
た、ステップ30でフィルムの磁気記録部に書き込む情
報の内容は、ステップ10における記録内容と異なる。
【0043】ステップ23以降の撮影動作を順を追って
述べる。ステップ23でレリーズボタン2の操作により
SW1がONされたことを検知すると、ステップ24に
進み、測光回路14および測距回路15から被写体輝度
および被写体までの距離に関する情報を得る。続いて、
ステップ25で、SW1の状態を検知し、SW1がOF
Fされた場合にはステップ21に戻る。一方、SW1が
ONされたままの状態の場合にはステップ26に進み、
SW2の状態を検知する。シャッタボタン2の操作によ
りSW2がONされたことを検知すると、ステップ27
に進み、そうでなければステップ25に戻る。
【0044】ステップ27においては、ステップ24に
おいて決定された露出条件に従ってレンズ制御、シャッ
ター制御およびストロボ制御などを行い、フィルムに露
光する。続いて、ステップ28では、ステップ8で一時
記憶していた文字撮影駒No.を呼び出す。
【0045】その後、ステップ29で給送モータを1駒
巻上げ駆動させる。そして、この1駒巻上げ中に、ステ
ップ30で磁気ヘッド制御回路20を制御して、フィル
ムの磁気記録部に、撮影モードの設定情報(文字写し込
みモードの駒であること、つまりプリント装置によるプ
リントに際してOCR処理の結果に対応する文字を合成
プリント又は印字する駒として指定するための情報)
と、ステップ28で呼び出した写し込む文字の駒No.
情報、さらにはステップ22で選択された文字を写し込
む位置の情報を記録する。なお、ステップ24で得られ
た被写体距離、被写体輝度および撮影倍率や本カメラが
内蔵しているカレンダーICから読み込まれる撮影日時
なども記録する。
【0046】次に、ステップ31で1駒巻上げ動作が完
了していなければステップ29に戻り、巻上げが完了し
ていれば再び図3のスタートに戻る。
【0047】なお、ステップ31まで完了した後、撮影
者が続けて文字写し込みモードを選択すると、ステップ
22から31が繰り返され、同じ文字を写し込む駒を何
回でも撮影することが可能となる。
【0048】ステップ21において文字写し込みモード
が設定されていないときは、図5のB、すなわちステッ
プ41に進む。このステップ41では、文字なしモード
が設定されているかどうかを確認し、文字なしモードが
設定されている場合にはステップ42に進み、文字なし
モードが設定されていない場合はスタートへ戻る。
【0049】ステップ42では、SW1がONされたか
否かを検知し、ONされたときは測光・測距を行い(ス
テップ43)、さらにそのままSW1のONが保持され
(ステップ44)、さらにSW2がONされると(ステ
ップ45)、ステップ43で得られた露出条件に従って
フィルムに露光を行う(ステップ46)。
【0050】露光が完了すると給送モータの1駒巻き上
げ駆動を行わせ(ステップ47)、ステップ48で撮影
日時や被写体輝度・被写体倍率等の撮影情報をフィルム
の磁気記録部に記録する(文字写し込みモードであるこ
とや、写し込む文字の駒Noは記録しない)。そして、
1駒巻上げが完了するとスタートに戻る。
【0051】以上のように、本実施形態のカメラによれ
ば、撮影者がOCRモードを選択して撮影を行った撮影
駒に対しては、この撮影駒中の文字画像に対してプリン
ト装置にOCR処理させるための情報をフィルムの磁気
記録部に書き込むことができる。さらに、次の撮影駒に
対しては、撮影者が文字写し込みモードの設定をキャン
セルしなければ(文字写し込みモードを設定したままと
すれば)、プリント装置に前の撮影駒に対するOCR処
理の結果に対応した文字をプリント表面に合成プリント
させたりプリントシートの裏面に印字させたりするため
の情報、さらには合成プリント又は印字の位置を指定す
るための情報をフィルムの磁気記録部に書き込むことが
できる。
【0052】次に、上記カメラによってフィルムの磁気
記録部に書き込まれた情報に基づいて文字入りプリント
を出力する、プリント装置について説明する。
【0053】図7には、プリント装置の電気回路の構成
を示している。31はプリント装置全体の動作を制御す
るCPUであり、32はフィルムの画像をデジタルデー
タに変換するフィルムスキャナーである。
【0054】33はフィルム上の磁気記録部に記録され
た情報を再生したり、新規に記録したりする磁気記録再
生部である。
【0055】34は文字撮影された画像を文字コードに
変換するOCR(光学的文字認識)処理回路である。3
5はディクショナリであり、OCR処理回路34の文字
認識率を向上させるためにあらかじめ地名・人名・単語
名などを登録保存している。
【0056】36はデジタルカメラ等で撮影された画像
に対応するためのデジタルデータ入力部である。37の
モニターおよびキーボードは、プリント装置の操作者に
プリントの処理状況を表示したり、手動で補正・修正処
理(例えば、OCR処理された文字を変更したり、プリ
ントの濃度・色補正)を行う時に指示を入力したりする
ためのものである。これはキーボードがないタッチパネ
ル式のモニターであっても構わない。
【0057】38は画像処理回路である。この画像処理
回路38は、フィルムスキャナー32によってデジタル
化された画像又はデジタルデータ入力部36から読み込
まれたデジタル画像に、濃度補正やシャープネスの補正
等のデジタル画像処理を施し、より見栄えのする画像に
補正する。さらに、この画像処理回路38は、撮影され
た文字画像に対するOCR処理回路34によるOCR処
理の結果に対応する文字又は撮影された文字画像そのも
のと、文字を写し込む画像とを1つの画像として合成す
る画像処理回路である。
【0058】39は画像処理回路38の処理結果をプリ
ントするように、プリント出力部40の露光動作を制御
する画像露光制御部である。ここで、プリント出力部4
0は、例えば、印画紙にプリントする場合にはプリント
露光部と現像処理部とから構成され、画像処理回路38
により得られた文字と画像の合成画像をプリントする。
なお、プリント出力部40として、インクジェットプリ
ンターや昇華型プリンター又はレーザビームプリンター
を用いてもよい。41はプリントシートの裏面に文字を
印字する背面文字印字部である。
【0059】次に、図8のフローチャートを用いて上記
プリント装置のCPU31の動作を説明する。
【0060】まず、ステップ151では、このプリント
装置に装填された、不図示のフィルムカートリッジ内の
フィルムの全駒に対して、フィルムスキャナー32によ
りプリスキャンを行わせ、全駒のラフな画像情報を読み
出し、記憶する。
【0061】ステップ152では、さらにフィルム画像
のプリスキャン時に磁気記録再生部33を通じてフィル
ムの磁気記録部に記録された全駒の情報を読み出して記
憶する。
【0062】ステップ153以降は、駒ごとの処理に移
る。まず、ステップ153では、ステップ152におけ
るフィルムの磁気記録部からの情報読み取り結果に基づ
いて、各駒の撮影モードを判別する。ここで、撮影モー
ドがOCRモードであったときは、図9のフローチャー
トにより示すOCRモードのサブルーチンに移行する。
【0063】ステップ161では、フィルムスキャナー
32により、文字画像を読み取るのに最適な1駒ファイ
ンスキャンを行う。次に、ステップ162では、スキャ
ンニングした画像をCPU31の内部にある記憶部に記
憶する。
【0064】続いてステップ163では、OCR処理回
路34およびディクショナリ35により、ステップ16
2で記憶した画像の文字認識を行わせる。そして、ステ
ップ164では、OCR処理で文字認識できなかった
(エラーが出た)か否かを判別し、文字認識できた場合
にはステップ165へ進む。
【0065】ステップ165では、文字認識結果を文字
コードに変換する。そして、ステップ166では、変換
された文字コードデータに対応する文字をモニター37
上に表示する。
【0066】続いて、ステップ167では、ステップ1
66にてモニター37に表示した文字に対して、プリン
ト装置の操作者に修正するか否かを問う。修正する場合
には、ステップ165に戻り、キーボード37を通じて
操作者が入力した文字を文字コードに変換する。
【0067】一方、ステップ167にて修正不要なとき
は、ステップ165にてモニター表示されている文字の
文字コード(a)を記憶し、次の駒の処理に移る。
【0068】また、ステップ163にてOCR処理した
結果、文字認識できずにステップ164にてエラーが出
た場合にはステップ169へ進む。
【0069】ステップ169では、文字画像が見易くな
るようシャープネス補正やコントラスト補正といったデ
ジタル画像処理を行う。そして、ステップ170に進ん
で、画像処理された文字画像(b)を記憶し、次の駒の
処理に移る。
【0070】ステップ153において、撮影モードが文
字写し込みモードであった場合には、フィルムスキャナ
ー32により、駒画像(風景画像等)のファインスキャ
ンを行った後、シャープネス補正や濃度補正といったデ
ジタル画像処理を行い、その補正画像(c)を記憶す
る。
【0071】さらに、フィルムの磁気記録部に、文字写
し込みの位置情報としてプリント表面を指定する情報が
記録されていた場合には、OCRモードサブルーチンに
て既に記憶されている文字コード(a)に対応する文字
若しくは文字画像(b)と、上記補正画像(c)とをデ
ジタル合成処理して、プリントする。
【0072】また、文字写し込みの位置情報としてプリ
ントシートの裏面を指定する情報が記録されていた場合
には、上記補正画像(c)をプリントシートの表面にプ
リントした後、背面印字部41によりフィルムIDや日
時情報と共に文字コード(a)を活字変換した文字をプ
リントシート裏面に印字する。
【0073】また、文字写し込みの位置情報として別紙
が指示されていたときは、いわゆる撮影情報シートを作
成するため、文字コード(a)を撮影情報シート作成用
紙に印字するとともに、1駒ごとに指定された情報、例
えばシャッタースピードや絞り、露出補正といった撮影
情報を印字する。なお、撮影情報シート作成用紙として
シール用紙を用いれば、アルバムに撮影場所などを記し
たシールを貼り付けることができる。
【0074】なお、撮影モードが文字なしモードであっ
た場合には、補正画像(c)をそのままプリントする。
【0075】このようにして全てのフィルム駒のスキャ
ンニングとプリントが完了すると、フィルムの巻戻し時
に、OCR処理されてプリント装置に一時記憶された文
字コードを、対応するフィルム駒の磁気記録部に書き込
む。
【0076】例えば、図6に示すフィルム駒aの「河口
湖」の文字コードは、駒bおよび駒cの磁気記録部に記
録される。これにより、駒bのみについて焼増しを注文
した場合、駒aのスキャンニングやOCR処理を行わな
くとも駒bの読み込みだけで所望の文字入りプリントを
手に入れることができる。
【0077】なお、本実施形態では、1駒ずつスキャン
ニングとプリントを行う場合について説明したが、プリ
ント装置の記憶容量が大きい場合には、全ての画像をフ
ァインスキャンして画像情報および文字情報を記憶して
おいた後、フィルム1本分をまとめてプリントするよう
にしてもよい。
【0078】また、カメラ側でOCRモードの他に撮影
した文字画像を光学的文字認識をさせずに、画像のまま
表示される画像文字モードを設けることにより、本実施
形態のプリント装置で画像文字とその記録画像とは別の
画像との合成プリントを得ることが可能となる。
【0079】この場合のプリント装置の動作としては、
図9のフローチャートのステップ169で、文字画像を
見易くするようにシャープネス補正やコントラスト補正
といったデジタル画像処理を行い、画像処理された文字
画像(b)を記憶することにより、別の画像との合成プ
リントを作成する。
【0080】例えば、図6のaの「河口湖」の看板は、
OCRモードではOCR処理されてプリントb′,c′
に写し込まれるが、画像文字モードでは看板画像のまま
プリントb′,c′に写し込まれることになる。
【0081】(第2実施形態)上記第1実施形態では、
写真フィルムに撮影するカメラを用いる場合について説
明したが、本発明は、電子画像を撮像する電子カメラに
おいても適用できる。
【0082】図10には、本発明の第2実施形態である
電子カメラの構成を示している。この図において、50
はカメラ全体の動作を制御するマイクロコンピュータ
(以下、マイコンという)である。
【0083】51は撮影レンズ、52は絞り機構、53
は被写体の電子的な画像情報を得るための撮像素子であ
り、CCDやCMOS等の2次元エリアセンサーから構
成される。
【0084】54は撮像素子53の出力信号が入力され
る信号処理部である。信号処理部54は必要な信号処理
を行って表示用画像情報をモニター駆動回路55に出力
し、モニター56には撮像された画像が表示される。
【0085】また、信号処理部54は必要な信号処理を
行って記憶用画像情報を画像処理部57に出力する。画
像処理部57は必要に応じて画像情報の圧縮や伸長等の
画像処理を行う。さらに、信号処理部54は画像の輝度
や鮮鋭度に関する情報をマイコン50に出力する。
【0086】58は半導体メモリや磁気ディスク、光デ
ィスク等からなるメモリ手段であり撮像された画像情報
を記憶する。このメモリ手段58は、カメラ本体に内蔵
されているものでもよいし、カメラ本体に対して着脱可
能なものでもよい。
【0087】59はレンズ制御回路であり、信号処理部
54が出力する画像の鮮鋭度の情報を受けて撮像素子5
3によって撮像された被写体像が最も鮮鋭となるよう
に、マイコン50の出力する信号に従って撮影レンズ5
1の焦点調節を行う。
【0088】60は絞り機構52を制御するための絞り
制御回路であり、マイコン50は信号処理部54が出力
する画像の輝度情報に従って最適な画像の明るさになる
ように絞りの制御信号を絞り制御回路60に出力する。
【0089】61は被写体の輝度が不足しているような
場合に撮影時に発光するフラッシュ回路である。63は
各種操作部材であり、メインスイッチ、レリーズボタ
ン、表示器62の表示内容切替えスイッチ、実施例1と
同様の撮影モード選択スイッチが含まれる。62は例え
ば液晶表示パネルなどによって構成されて撮像された像
の表示や、撮像ショット数表示、あるいは63の操作部
材により選択されたカメラの各種状態の表示を行う表示
器である。
【0090】次に、図11のフローチャートを用いて本
実施形態のカメラにおけるマイコン50の動作を説明す
る。
【0091】不図示の電源スイッチがオンされてマイコ
ン50が動作可能となると、ステップ171では、マイ
コン50は自身のメモリやポートの初期化を行う。
【0092】次に、ステップ172では、メモリ手段5
8に記憶されている画像のショット数や空き容量などを
確認する。そして、ステップ173では、確認した画像
のショット数や空き容量に関する情報を表示器62に表
示する。
【0093】続いて、ステップ174では、撮像素子5
3による画像の撮像を開始し、信号処理部54の出力す
る画像の鮮鋭度の情報を受けて撮像素子53によって撮
像された被写体像がより鮮鋭となるようにレンズ制御回
路59に信号を出力し、撮影レンズ51の焦点調節を行
わせる。
【0094】さらに、ステップ175では、撮像された
被写体像の鮮鋭度が最良となったかどうかをチェックす
る。最良でない場合はステップ174へ戻って焦点調節
を繰り返す。最良であればステップ176に進む。
【0095】ステップ176では、信号処理部54の出
力する画像の輝度情報により絞り制御回路60に信号を
出力し、絞りの調節を行わせる。
【0096】そして、ステップ177では、画像の輝度
が最良になったかどうかをチェックする。最良でない場
合はステップ176へ戻って絞りの調節を繰り返す。最
良であればステップ178に進む。
【0097】ステップ178では、不図示のレリーズボ
タンの第1ストローク(半押し)操作にてオンするスイ
ッチSW1がONかどうかをチェックする。まだONし
ていなければステップ174へ戻って上記したフローチ
ャートを繰り返す。ONしているならばステップ179
へ進む。
【0098】ステップ179では、レリーズボタンの第
2ストローク(全押し)操作にてONするスイッチSW
2がONかどうかをチェックする。まだONしていなけ
ればステップ174へ戻って上記したフローチャートを
繰り返す。ONしているならばステップ180へ進む。
【0099】ステップ180では、撮像素子53によっ
て撮像された電子画像を信号処理部54より画像処理部
57へ転送してデータ圧縮し、画像データとしてメモリ
手段58に一時記憶させる。
【0100】続いて、ステップ181では、ステップ1
79において撮影した駒の撮影モードがOCRモード、
文字写し込みモード、文字なしモードのいずれかを確認
する。撮影モードがOCRモードである場合には、図1
2のフローチャートへ移る。
【0101】図12におけるステップ191では、メモ
リ手段58に一時記憶した画像情報に対応させて撮影情
報(撮影モードがOCRモードであること、つまりは、
この駒に含まれる文字画像に対してプリント装置による
OCR処理を行わせるための情報)をメモリ手段58に
記憶させ、ステップ172へ戻る。
【0102】また、ステップ181において、撮影モー
ドが文字写し込みモードである場合には、図13のフロ
ーチャートへ移る。
【0103】図13におけるステップ201では、既に
メモリ手段58に記憶されているOCRモードでの撮影
駒をメモリ手段58から呼び出す。
【0104】次に、ステップ202では、ステップ20
1で呼び出した駒の文字画像を表示器62に一覧表示す
る。そして、ステップ202にて一覧表示された文字画
像のうち、今回撮影した駒の画像に写し込みたい文字を
含む画像の選択が操作者による操作部材63の操作によ
り行われると、ステップ203にてこの選択情報を読み
込む。
【0105】次に、ステップ203にて選択された文字
の写し込み位置の選択が、操作者による操作部材63の
操作により行われると、ステップ204にてこの選択情
報を読み込む。
【0106】続いて、ステップ205では、撮影画像に
対応させて撮影情報(文字写し込みモードが設定されて
いる画像であること、つまりプリント装置によるプリン
トに際してOCR処理の結果に対応する文字を合成プリ
ント又は印字する画像として指定するための情報や、ス
テップ203,204で読み込んだ選択情報)をメモリ
手段58に記憶させ、ステップ172へ戻る。
【0107】なお、ステップ181において、撮影モー
ドが文字なしモードである場合には、ステップ172へ
戻る。
【0108】以上のように、本実施形態のカメラによれ
ば、撮影者がOCRモードを選択して撮影を行った文字
画像に対しては、プリント装置にOCR処理させるため
の情報をメモリ手段58に記憶されることができる。ま
た、撮影者が文字写し込みモードを選択して撮影を行っ
た任意の撮影画像に対して、複数のOCR処理された文
字画像のうち任意の文字画像のOCR処理結果に対応す
る文字をプリント時に合成プリント又は印字させるため
の情報や、合成プリント又は印字の位置を指定するため
の情報をメモリ手段58に記憶されることができる。
【0109】そして、上記カメラのメモリ手段58に記
憶された情報に基づいて、第1実施形態にて説明したプ
リント装置は文字入りプリントを出力されることができ
る。この場合、電子カメラによって撮像記憶された画像
および撮影情報は、図7におけるプリント装置のデジタ
ルデータ入力部36を通じてプリント装置に取り込まれ
る。そして、プリント装置に取り込まれた画像および撮
影情報は、第1実施形態と同様にして処理され、文字入
りプリントとして出力される。
【0110】なお、本実施形態では、プリント装置によ
るOCR処理により得られた文字コードは、この文字コ
ードにより示される文字が合成プリント等される画像情
報に対応するかたちでメモリ手段58に書き込まれる。
【0111】また、上記各実施形態では、撮影画像をプ
リント装置によりプリント出力するとともに、OCR処
理結果に対応する文字を合成プリント又は印字する場合
について説明したが、撮影画像をモニター等に表示する
画像表示装置において、OCR処理結果に対応する文字
を表示画像に合成して表示するようにしてもよい。この
場合の表示装置の構成は、例えば、図7に示すプリント
装置の画像露光制御部39およびプリント出力部40に
代えて、モニター表示のための構成を採用すればよい。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
文字認識機能は画像プリント装置や画像表示装置側に持
たせておき、カメラ側には、記録画像に含まれる文字画
像に対して上記各装置に文字認識処理を行わせるための
情報と、プリント又は表示される別の記録画像を文字認
識処理の結果に対応する文字を合成プリント、印字又は
合成表示する記録画像として指定するための情報とを画
像記録手段に記録する機能を持たせれば済むため、カメ
ラについてコンパクト化、低消費電力化および低コスト
化を図りつつ、風景等の記録画像のプリント又は表示上
に使用者の任意の文字を合成プリント、印字又は合成表
示させることができる。
【0113】また、本発明では、画像プリント装置又は
画像表示装置に、画像記録手段から上記文字認識処理を
行わせるための情報と文字認識処理の結果に対応する文
字を合成プリント等する記録画像として指定するための
情報とを読み取って、文字認識処理およびその結果に対
応する文字の指定記録画像に対する合成プリント又は合
成表示等を行う機能を持たせているので、プリント又は
表示時に使用者の意図をいちいち確認することなく、使
用者所望の文字を写し込んだ状態での画像プリント又は
画像表示を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるカメラの外観図。
【図2】上記カメラの電気回路の構成図。
【図3】上記カメラの動作フローチャート。
【図4】上記カメラの動作フローチャート。
【図5】上記カメラの動作フローチャート。
【図6】上記カメラにより撮影されたフィルム画像とプ
リント画像との関係を表す図。
【図7】本発明の第1実施形態であるプリント装置の構
成図。
【図8】上記プリント装置の動作フローチャート。
【図9】上記プリント装置の動作フローチャート。
【図10】本発明の第2実施形態である電子カメラの構
成図。
【図11】上記電子カメラの動作フローチャート。
【図12】上記電子カメラの動作フローチャート。
【図13】上記電子カメラの動作フローチャート。
【符号の説明】
1 撮影レンズ 2 レリーズボタン 4 モード選択ボタン 6 文字写込み位置選択・決定ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 H04N 5/225 F 5C052 Z 5C053 5/76 5/76 E 5/91 5/91 H Fターム(参考) 2H102 AA71 AA72 BA14 CA34 2H103 AA31 BA33 ZA31 ZA51 2H106 AA62 AA82 BA47 BA58 BA62 BA72 BA75 BH00 2H109 BA03 BA11 BA12 5C022 AA13 AB67 AB68 AC69 5C052 AA12 AA17 FA02 FA03 FB01 FB05 FC06 FD09 FE04 GA02 GA05 GB01 GB09 GC10 GE08 5C053 FA04 FA08 FA24 JA16 LA01 LA03

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像記録手段に対する静止画記録を行う
    カメラにおいて、 前記画像記録手段に記録された記録画像に含まれる文字
    画像に対して画像プリント装置又は画像表示装置による
    文字認識処理を行わせるための情報と、前記文字画像を
    含む記録画像とは別の記録画像の前記各装置によるプリ
    ント又は表示に際して前記文字認識処理の結果に対応す
    る文字を合成プリント、印字又は合成表示する記録画像
    として指定するための情報とを、前記画像記録手段に記
    録することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記画像記録手段における前記文字認識
    処理が行われる記録画像の次に記録された記録画像を、
    前記文字認識処理の結果に対応する文字を合成プリン
    ト、印字又は合成表示する記録画像として指定すること
    を特徴する請求項1に記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記画像記録手段における記録画像に対
    し、この記録画像に含まれる文字画像に対して画像プリ
    ント装置又は画像表示装置による文字認識処理を行わせ
    るか否かを選択させる処理選択操作手段と、 前記別の記録画像の前記各装置によるプリント又は表示
    に際して前記文字認識処理の結果に対応する文字を合成
    プリント、印字又は合成表示する記録画像として選択さ
    せる画像選択操作手段とを有しており、 前記各選択操作手段による選択結果を示す情報を前記画
    像記録手段に記録することを特徴とする請求項1に記載
    のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記別の記録画像のプリント又は表示に
    際して前記文字を合成プリント、印字又は合成表示する
    位置を指定するための情報を前記画像記録手段に記録す
    ることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の
    カメラ。
  5. 【請求項5】 前記別の記録画像のプリント又は表示に
    際して前記文字を合成プリント、印字又は合成表示する
    位置を選択させる位置選択操作手段を有しており、 この位置選択操作手段による選択結果を示す情報を前記
    画像記録手段に記録することを特徴とする請求項4に記
    載のカメラ。
  6. 【請求項6】 前記文字を合成プリント又は印字する位
    置として、前記画像プリント装置によりプリントされる
    記録画像中のいずれかの位置を指定可能としたことを特
    徴とする請求項4又は5に記載のカメラ。
  7. 【請求項7】 前記文字を印字する位置として、記録画
    像がプリントされるシートの裏面を指定可能であること
    を特徴とする請求項4又は5に記載のカメラ。
  8. 【請求項8】 前記文字を印字する位置として、記録画
    像がプリントされるシートとは別のシート上を指定可能
    であることを特徴とする請求項4又は5に記載のカメ
    ラ。
  9. 【請求項9】 前記画像記録手段として、磁気記録部を
    有する感光フィルムが用いられ、 前記各情報を前記磁気記録部に記録することを特徴とす
    る請求項1から8のいずれかに記載のカメラ。
  10. 【請求項10】 前記画像記録手段として、光学像を光
    電変換する撮像素子からの電気信号を記録するメモリ手
    段が用いられ、 前記各情報を前記メモリ手段に記録することを特徴とす
    る請求項1から8のいずれかに記載のカメラ。
  11. 【請求項11】 静止画記録が行われた画像記録手段に
    おける記録画像をプリントする画像プリント装置におい
    て、 前記画像記録手段から、記録画像とこの記録画像に含ま
    れる文字画像に対して文字認識処理を行わせるための情
    報とを読み取って、前記文字画像に対する文字認識処理
    を行い、 前記画像記録手段から、前記文字認識処理の結果に対応
    する文字を合成プリント又は印字する記録画像として指
    定するための情報とこの情報により指定された記録画像
    とを読み取って、この指定記録画像をプリントするとと
    もに前記文字を合成プリント又は印字することを特徴と
    する画像プリント装置。
  12. 【請求項12】 前記画像記録手段から前記文字を合成
    プリント又は印字する位置を指定するための情報を読み
    取って、この情報に応じた位置に前記文字を合成プリン
    ト又は印字することを特徴とする請求項11に記載の画
    像プリント装置。
  13. 【請求項13】 前記画像記録手段から読み取った前記
    文字を合成プリント又は印字する位置を指定するための
    情報に応じて、プリントされた記録画像中に前記文字を
    合成プリント又は印字することを特徴とする請求項12
    に記載の画像プリント装置。
  14. 【請求項14】 前記文字画像を前記文字認識処理によ
    らずに読み取る読取手段を有しており、 前記文字認識処理による前記文字画像の認識が行えなか
    ったときに、前記指定記録画像を、前記読取手段により
    読み取った文字画像と合成してプリントすることを特徴
    とする請求項11から13のいずれかに記載の画像プリ
    ント装置。
  15. 【請求項15】 前記画像記録手段から読み取った前記
    文字を印字する位置を指定するための情報に応じて、前
    記指定記録画像をプリントするシートの裏面に前記文字
    を印字することを特徴とする請求項12に記載の画像プ
    リント装置。
  16. 【請求項16】 前記画像記録手段から読み取った前記
    文字を印字する位置を指定するための情報に応じて、前
    記指定記録画像をプリントするシートとは別のシートに
    前記文字を印字することを特徴とする請求項12に記載
    の画像プリント装置。
  17. 【請求項17】 前記画像記録手段として、磁気記録部
    を有する感光フィルムが用いられ、 前記各情報を前記磁気記録部から読み取ることを特徴と
    する請求項11から16のいずれかに記載の画像プリン
    ト装置。
  18. 【請求項18】 前記画像記録手段として、光学像を光
    電変換する撮像素子からの電気信号を記録するメモリ手
    段が用いられ、 前記各情報を前記メモリ手段から読み取ることを特徴と
    する請求項11から16のいずれかに記載の画像プリン
    ト装置。
  19. 【請求項19】 前記文字認識処理の結果に対応する文
    字の情報を、前記画像記録手段に記録することを特徴と
    する請求項11から18のいずれかに記載の画像プリン
    ト装置。
  20. 【請求項20】 静止画記録が行われた画像記録手段に
    おける記録画像を表示する画像表示装置において、 前記画像記録手段から、記録画像とこの記録画像に含ま
    れる文字画像に対して文字認識処理を行わせるための情
    報とを読み取って、前記文字画像に対する文字認識処理
    を行い、 前記画像記録手段から、前記文字認識処理の結果に対応
    する文字を書き込む記録画像を指定するための情報とこ
    の情報により指定された記録画像とを読み取って、この
    指定記録画像を、前記文字を合成して表示することを特
    徴とする画像表示装置。
  21. 【請求項21】 前記画像記録手段から前記文字を合成
    表示する位置を指定するための情報を読み取って、表示
    する記録画像中における前記読み取った情報に応じた位
    置に前記文字を合成表示することを特徴とする請求項2
    0に記載の画像表示装置。
  22. 【請求項22】 前記文字画像を前記文字認識処理によ
    らずに読み取る読取手段を有しており、 前記文字認識処理による前記文字画像の認識が行えなか
    ったときに、前記指定記録画像を、前記読取手段により
    読み取った文字画像と合成して表示することを特徴とす
    る請求項20又は21に記載の画像表示装置。
  23. 【請求項23】 前記画像記録手段として、磁気記録部
    を有する感光フィルムが用いられ、 前記各情報を前記磁気記録部から読み取ることを特徴と
    する請求項20から22のいずれかに記載の画像表示装
    置。
  24. 【請求項24】 前記画像記録手段として、光学像を光
    電変換する撮像素子からの電気信号を記録するメモリ手
    段が用いられ、 前記各情報を前記メモリ手段から読み取ることを特徴と
    する請求項20から23のいずれかに記載の画像表示装
    置。
  25. 【請求項25】 前記文字認識処理の結果に対応する文
    字の情報を、前記画像記録手段に記録することを特徴と
    する請求項20から24のいずれかに記載の画像表示装
    置。
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