JP2001324756A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2001324756A
JP2001324756A JP2000145526A JP2000145526A JP2001324756A JP 2001324756 A JP2001324756 A JP 2001324756A JP 2000145526 A JP2000145526 A JP 2000145526A JP 2000145526 A JP2000145526 A JP 2000145526A JP 2001324756 A JP2001324756 A JP 2001324756A
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Japan
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data
imprinting
camera
data recording
scene
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JP2000145526A
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English (en)
Inventor
Yosuke Kaneko
洋介 金子
Yoichiro Okumura
洋一郎 奥村
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Camera Data Copying Or Recording (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】撮影時における写し込み機能の設定のわずらわ
しさを軽減するとともに、ポートレート写真撮影時に写
し込みを行ってしまったり、記念写真撮影時に写し込み
を忘れたりと言ったことを防止することができるカメラ
を提供する。 【解決手段】記録媒体にデータ記録を行うデータ記録手
段と、被写界情報を検出する被写界情報検出手段と、こ
の被写界情報検出手段の検出結果に基づき、撮影シーン
を判定する撮影シーン判定手段と、この撮影シーン判定
手段の判定結果に基づき、上記データ記録手段が記録媒
体にデータ記録を行うか否かを判定するデータ記録判定
手段とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】記録媒体にデータ記録を行うデータ記録
手段を備えたカメラが従来より知られている。例えば特
開平11−52472号公報には、撮影モード設定手段
により選択されたモードに応じて、データ記録手段がデ
ータ記録を行うか否かを判定するカメラが開示されてい
る。また、特開平5−88245号公報には、視線検出
手段により主要被写体を検出し、検出された主要被写体
の近傍にデータが写し込まれるのを防止するカメラが開
示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
11−52472号公報に記載のカメラでは、撮影モー
ド選択手段をもたないカメラや通常撮影モード下では、
データの写し込み判定を行う事が出来ず、写し込み機能
の設定を有効にしたり無効にしたりと言った操作が必要
となってしまう。
【0004】また、特開平5−88245号公報に記載
のカメラの場合、撮影者の意図する主要被写体と写し込
みデータの重ね写しを防いでいるが、ポートレートや風
景などの作品においては写し込みデータは邪魔であり、
写し込まれたデータがたとえ被写体に重なっていなくて
も作品の雰囲気を壊してしまう。
【0005】本発明はこのような課題に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、撮影時におけ
る写し込み機能の設定のわずらわしさを軽減するととも
に、ポートレート写真撮影時に写し込みを行ってしまっ
たり、記念写真撮影時に写し込みを忘れたりと言ったこ
とを防止することができるカメラを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明はカメラであって、記録媒体にデータ
記録を行うデータ記録手段と、被写界情報を検出する被
写界情報検出手段と、この被写界情報検出手段の検出結
果に基づき、撮影シーンを判定する撮影シーン判定手段
と、この撮影シーン判定手段の判定結果に基づき、上記
データ記録手段が記録媒体にデータ記録を行うか否かを
判定するデータ記録判定手段とを具備する。
【0007】また、第2の発明はカメラであって、記録
媒体にデータ記録を行うデータ記録手段と、被写界情報
を検出する被写界情報検出手段と、この被写界情報検出
手段の検出結果に基づき、撮影シーンを判定する撮影シ
ーン判定手段と、この撮影シーン判定手段の判定結果に
基づき、上記データ記録手段が記録媒体にデータ記録を
行うか否かを判定するデータ記録判定手段と、このデー
タ記録判定手段による判定結果を表示する表示手段と、
上記データ記録手段によるデータ記録を禁止するデータ
記録禁止手段と、このデータ記録禁止手段によるデータ
記録の禁止を解除するデータ記録禁止解除手段とを具備
する。
【0008】また、第3の発明に係るカメラは、第1ま
たは第2の発明に係るカメラにおいて、上記被写界情報
は、主要被写体までの距離に関する情報、撮影倍率に関
する情報、又はカメラの姿勢に関する情報のうち少なく
とも1つを含む。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形
態を適用したデータ写し込みカメラの構成を示すブロッ
ク図である。
【0010】図1において、CPU等から構成される制
御回路1によってカメラの各種機器が制御される。1s
tレリーズ検知スイッチ3は、レリーズ釦の半押しでオ
ンするスイッチであり、このスイッチのオンにより撮影
準備動作を開始する。2ndレリーズ検知スイッチ4は
レリーズ釦の全押しでオンするスイッチであり、このス
イッチのオンにより撮影動作を開始する。
【0011】レンズ情報検知回路30は、レンズの焦点
距離等を検知して制御回路1に送る。DXコード入力回
路5は、フィルム感度などを検出して制御回路1に送
る。測光回路9は被写界の輝度を測光して制御回路1に
送る。測距回路11は被写体までの距離を測距して制御
回路1に送る。
【0012】縦横位置検知回路29はカメラに働く重力
を検知することによって撮影者が横構図での撮影を行っ
ているのか縦構図での撮影を行っているのかを検知する
もので、検出した結果を制御回路1に送る。状態表示装
置18は、制御回路1の出力に基づきカメラの状態等を
表示する回路である。
【0013】露出制御回路32は測光回路9のデータか
ら露出値を演算し、露出値に基づいてシャッタ制御回路
15を制御する回路である。データ記録手段としての写
し込み回路33は制御回路1より写し込み信号を受け取
り、それに応じてランプ・LED33aを発光させてフ
ィルムを露光させるとともに、写し込み表示部33bを
制御する回路である。
【0014】さらに本実施形態におけるカメラの特徴と
して、撮影シーンを判定する撮影シーン判定手段及びデ
ータ記録判定手段としての自動写し込み設定回路31を
有する。この自動写し込み設定回路31は、手動操作部
材を介して撮影者からの入力があったときに、被写界情
報検出手段としての、レンズ情報検知回路30や測距回
路11及び縦横位置検知回路29等の出力に基づいて撮
影シーンの分析を行ない、日付等の写し込み(記録)を
行うか否かを判定する。
【0015】すなわち、自動写し込み設定回路31は、
レンズ情報検知回路30や測距回路11及び縦横位置検
知回路29等の出力により、現在撮影者が撮影を行って
いる撮影シーンが何であるか、例えばポートレート撮影
なのか風景撮影なのかの判定を行い、判定結果を制御回
路1に送る。データ記録禁止手段としての制御回路1
は、ポートレート撮影や風景撮影であった場合には、ラ
ンプ・LED33aによる日付の写し込みを禁止する設
定を行い、その他の通常撮影であった場合には通常通り
に写し込みを行う設定を行う。また、このときの判定結
果をファインダ近くあるいはファインダ内に設けたLE
D等により表示することで自動写し込みを「する」、
「しない」の判定結果を撮影者に知らせることができ
る。
【0016】撮影者が所望する撮影シーンの内、本実施
形態ではデータを写し込まない方が良いと思われる撮影
シーンは、マクロ撮影・ポートレート撮影・風景撮影で
あるとし、本実施形態では他の撮影シーンは写し込みを
禁止する必要は無いとする。以下に写し込みを行わない
撮影シーンの分析法を示す。
【0017】マクロ撮影を検出するには、被写体までの
距離情報が「至近」である場合を検出することで、マク
ロ撮影であると認識できる。ここで言う「至近」は測距
センサの測距情報と変倍レンズの位置により、フィルム
面での大きさを演算により推定し、あらかじめ設定した
所定値よりも、像が大きいと推測できたらマクロ撮影で
あると判断する。また、測距結果により、最短撮影距離
である場合マクロ撮影にする方法も考えられる。
【0018】風景撮影を検出する方法としては、測距枠
内にある殆どの被写体が「無限遠」であると測距センサ
が出力した場合には風景撮影であるとの判定を行う。こ
の際、ただ「無限遠」と言う条件だけでなく、通常変倍
レンズは広角側で撮影を行う事が多いので、「変倍レン
ズが設定値よりも広角側である」と言う条件を加える事
で風景撮影であるとの判定を厳しくすることができる。
似たような撮影シーンで、旅先などで撮影する記念写真
が有るが、この場合測距枠内に人物等他の被写体が入る
と思われ、「無限遠」でない被写体が有る事が多いの
で、その場合は風景と判断せずに通常の写し込みを行
う。また、絞りを撮影者が設定出来るカメラの場合、人
物と背景ともにピントの合った写真の方が好まれると思
われるので、それらの条件を加えてやればより風景撮影
である確率が大きくなる。
【0019】ポートレート撮影を検出する方法として
は、変倍レンズが設定した所定値よりも望遠側である事
を検出し、被写体までの距離が設定値よりも近い場合を
検出した場合にポートレート撮影であると判断する。も
し仮に、絞り優先撮影モードなど絞りを撮影者が設定出
来るカメラの場合には、絞りが開放に近い場合を検出す
ればさらにポートレート撮影である確率が大きくなる。
【0020】また、本実施形態では、これらの撮影シー
ン以外でも縦構図の写真も写し込みを禁止する。通常の
データ写し込みは横構図の向きにあわせて写し込みを行
うもので、縦構図の写真の場合、写真の向きと写し込ま
れたデータの向きが一致せず、写真との調和が取り難い
ので、このような場合には写し込みを行わないと設定す
る。
【0021】本実施形態では上記4つの場合に関して、
データの写し込みが邪魔になってしまうとしてデータの
写し込みを禁止するようにしたがこれらに限定されず、
他にも写し込みが邪魔となる撮影シーンが被写界情報に
より読み取れれば、それも検出して写し込みの禁止を行
う事も可能である。
【0022】これらの撮影シーン分析を基に、写し込み
を「しない」と判断した場合、制御回路1は撮影者にそ
れを知らせるための表示手段としての写し込み判定結果
表示回路27に信号を送ってランプ・LED33aを点
灯させる。撮影者の意図に反してランプ・LED33a
が点灯してしまった場合、撮影者は写し込み禁止解除ス
イッチ(データ記録禁止解除手段)28を操作すること
により写し込みの禁止を解除する事が出来る。また、意
図通りに判定された場合にはそのまま2ndレリーズス
イッチ4を押す事で、自動でデータの写し込み判定を行
った撮影を行う事が出来る。
【0023】また、撮影者がデートの写し込みを行いた
いのに、電池の入れ替え直後などにおいて写し込み設定
をするのを忘れて、写し込みをしない設定(表示部が
「−−−− −−」)になっている場合も考えられるの
で、何も写し込みをしない場合には常にLEDを表示し
て警告することが考えられる。
【0024】また、カメラは設定や判定の結果に基づき
撮影の際に写し込みを行わず、表示をして撮影者にそれ
を知らせたにも関わらず、撮影者がそれに気づかずに撮
影を行い、本来撮影者の意図としては、写し込む設定で
撮影を行ったと意図しているのに、カメラの故障でカメ
ラが写し込みを行わなかったと誤解する事も有ると思わ
れるので、写し込みを禁止もしくは「しない」設定だっ
た場合、フィルムのコマ間やコマとパーフォレーション
の間、パーフォレーションとパーフォレーションの間な
どに、写し込みを行わなかったことを示す識別子をLE
D等でフィルムに写し込む事も考えられる。
【0025】また本実施形態では、写し込みの禁止をL
ED表示によって撮影者に知らせたが、写し込み禁止判
定時にブザーや電子音を鳴らして、警告する事も考えら
れる。
【0026】図2は本発明の一実施形態に係るデータ写
し込みカメラの概観図である。図2はカメラ本体100
の後面を示している。カメラ本体100の前面には、図
示しないズームレンズ鏡胴が配置されている。カメラ本
体100の後面には、写し込み表示部33bが設けられ
ている。写し込み表示部33bの下部に取り付けられた
切り替えスイッチ26を押す事で、写し込み表示部33
bの切換を行いフィルムに写し込むデータの切換を行う
事が出来る。
【0027】カメラ本体100の後面上方にはファイン
ダ接眼部103が設けられており、その右側には自動写
し込み設定結果表示LED等、カメラの状態を示すLE
D群104が設けられている。さらに、このLED群1
04の右側には、ズームレンズ鏡胴を、後述の電動ズー
ム機構によってズーミングするための指示部材としての
ズーム釦(ワイド操作部材としてのワイド釦105及び
テレ操作部材としてのテレ釦106)が設けられてい
る。
【0028】さらにカメラ本体100の上面部にはメイ
ン操作部材2が設けられており、このメイン操作部材2
をON側にするとカメラが動作状態となり、OFF側に
すると非動作状態になる。
【0029】カメラ本体100の上面部右側には、撮影
動作の開始を指示するレリーズ釦107が、レリーズ釦
107の隣には本実施形態の自動写し込み設定による写
し込み禁止信号を解除するための写し込み禁止解除釦1
08が設けられている。この写し込み禁止解除釦108
は、通常のカメラにもともと備えられている操作釦で兼
用することも可能である。
【0030】図3は本実施形態に係るデータ写し込みカ
メラの全体ブロック図である。図3において、制御回路
1は例えばCPU等によって形成され、カメラ全体の動
作シーケンスを司る。メイン操作部材検知スイッチ(以
下、メインスイッチと呼ぶ)2−1は、カメラを動作状
態もしくは非動作状態に設定する為のメイン操作部材2
の操作に応じて、ONまたはOFFするスイッチであ
る。1stレリーズ検知スイッチ3はレリーズ釦の半押
し動作でONするスイッチである。2ndレリーズ検知
スイッチ4はレリーズ釦の全押し(深押し)動作でON
するスイッチである。
【0031】DXコード入力回路5はロールフィルムが
収納されるフィルムパトローネ6のDXコード状態を読
み取る回路である。フィルム給送回路7は上記フィルム
パトローネ6から送出されたロールフィルムを給送する
為にフィルム給送モータ8を介してフィルム給送機構を
駆動する。測光回路9は測光センサ10に入射する被写
体光を測定し、被写体輝度情報を出力する。
【0032】測距回路(焦点演算部)11は測距センサ
(焦点検出センサ)12に信号を送る。この信号を受け
取った測距センサ12は発光ダイオード等の投光素子か
ら発せられた光束を投光レンズを介して被写体に向けて
投射するとともに、被写体からの反射光を受光レンズに
よって集光し、これを半導体位置検出装置(PSD)等
の受光素子で受光する。そしてその受光位置に応じて被
写体距離を検知し、測距回路11に距離データを返す。
測距回路11は当該距離データを基に撮影に用いる数値
データに変換して制御回路1に返す。
【0033】ストロボ回路13はストロボ発光部14の
発光制御及び発光電荷の蓄積を行なう。シャッタ制御回
路15は露光開口を開閉する絞り兼用のセクタシャッタ
16を駆動するプランジャを駆動制御する。セクタ位置
検知スイッチ17はセクタシャッタ16の位置を検知す
る(初期状態にあるか開放常態にあるか等)。
【0034】状態表示装置18はカメラの状態を撮影者
に知らせる。ズーム検知スイッチ19は撮影者がズーミ
ング動作を所望して、テレ操作部材(テレ釦)105も
しくはワイド操作部材(ワイド釦)106を操作した事
に応じてONするテレスイッチ及びワイドスイッチの状
態に応じてズームレンズ駆動回路20に駆動制御信号を
送出する。
【0035】ズームレンズ駆動回路20はズーミング動
作の為に、ズームレンズ(変倍光学系)21をズームモ
ータ、ズーム機構を介して駆動する。ズームレンズ位置
検知回路22はズームレンズ21の移動位置(つまり、
焦点距離情報)を検知する。
【0036】フォーカスレンズ駆動回路23は測距回路
11で求めた被写体距離に応じてフォーカスレンズ24
を合焦位置へ駆動するためにフォーカスモータ、フォー
カスレンズ駆動機構を介してフォーカスレンズ24を駆
動する。フォーカスレンズ位置検知回路25はフォーカ
スレンズ24の現在位置を検知する。
【0037】写し込み表示部切り換えスイッチ26はM
ODE釦とSET釦からなり、写し込む文字の設定、写
し込む文字の切り換え、文字の選択を行うためのスイッ
チである。
【0038】また、本実施形態では同時押しによって自
動写し込み設定モードに入る。写し込み判定結果表示回
路27は本実施形態における自動写し込み設定回路31
の設定結果が写し込み禁止となった場合、それを撮影者
に知らせるものである。
【0039】写し込み禁止解除スイッチ28は、撮影者
が写し込み判定結果表示回路27によって知らされた写
し込み判定結果が自身の意図するところと違っており、
かつ、写し込みを行いたい場合に、当該写し込み禁止解
除スイッチ28を操作して写し込み禁止を解除するため
のものである。縦横位置検知回路29は カメラに働く
重力を検知する事で撮影者が横構図もしくは縦構図での
撮影を行っているか否かを検知するものである。
【0040】自動写し込み設定回路31は上記した各種
の被写界情報に基づいて撮影シーンの分析を行い写し込
みを行うか禁止するかを表す信号を制御回路1に送る。
写し込み回路33は制御回路1より写し込み信号を受け
取り、それに応じてランプ・LED33aを発光させて
写し込みを行うと共に写し込み表示部33bを制御する
回路である。
【0041】図4,図5は、本発明の一実施形態に係る
データ写し込みカメラの動作の流れを説明するためのフ
ローチャートである。
【0042】電池が装填されると、制御回路1に電源が
供給されるので制御回路1がパワーオンリセットされて
動作を開始する。まず、#1にてメインスイッチ2−1
の状態をチェックする。ここで、もしメインスイッチ2
−1がONであればただちに#4に進む。
【0043】一方、メインスイッチ2−1がOFFであ
れば、#2にて<イニシャライズ>のサブルーチンを実
行する。このサブルーチンは、主に、図示せぬレンズ鏡
胴を収納時の位置(例えば、沈胴位置)へ駆動する動作
である。
【0044】その後、#3へ進み、回路の動作状態を低
消費電力状態に設定してメインスイッチ2−1の操作待
ちとなる。低消費電力状態は、制御回路1の動作クロッ
クを停止させ、また、他の回路への電源供給も遮断する
事で実現する。
【0045】低消費電力状態においては、制御回路1は
動作を停止しているがメインスイッチ2−1の状態変化
だけは検出可能であり、もし撮影者がメイン操作部材2
をON位置に操作してメインスイッチ2−1がONにな
れば、低消費電力状態を解除して通常動作を開始して#
4へ進む。♯4では図示しないフィルム給送状態検知回
路からの情報に基づき、フィルムの初期巻き上げ(空送
り)が完了した状態にあるか否かをチェックする。
【0046】既に空送りが完了していれば、ただちに#
6へ進むが空送りが完了していない(つまり、フィルム
パトローネを装填してカメラの裏ブタを閉じただけの状
態)ならば、#5のフィルムの初期巻き上げを行なうた
めの<空送り>のサブルーチンを実行してから#6へ進
む。
【0047】次に#6にてストロボ回路13からの情報
に基づいてストロボメインコンデンサの充電が完了して
いるか否かを判定する。充電が完了していればただちに
#8へ進むが、完了していなければ#7の<ストロボ充
電>のサブルーチンを実行してから#8に進む。
【0048】#8においては、ズーム釦105,106
からの入力により、ズームアップ・ズームダウンの命令
が出されているか否かを判断し、出されていなければた
だちに#10に進む。また、出されていれば#9におい
てそれぞれ<ズームアップ>、<ズームダウン>のサブ
ルーチンを呼び出しズームレンズ駆動回路20に駆動信
号を送出して#10へ進む。
【0049】#10では、1stレリーズ検知スイッチ
3の状態をチェックし、レリーズ釦が半押しされている
か否かを判断する。1stレリーズ検知スイッチ3がO
Nしていればただちに#11に進むが、ONしていなけ
れば、撮影者は撮影の意志が無いのでを経由して#1
に戻る。
【0050】#11では<DXコード読み込み>のサブ
ルーチンを実行して、装填されているフィルムのISO
感度情報などをDXコード入力回路5により読込む。
【0051】次に、#12で測距回路11を動作させて
被写体距離を検出するとともに、その情報に基づいてフ
ォーカスレンズ24を合焦位置へ駆動する為の<測距>
のサブルーチンを実行する。フォーカスレンズ24を合
焦位置で停止させるためには、フォーカスレンズ位置検
知回路25からの信号を用いる。
【0052】続いて、#13は測光回路9を動作させ
て、被写体輝度を検出するための<測光>のサブルーチ
ンを実行する。
【0053】#14では、写し込みモードが自動写し込
みモードになっているか否かの判定を行う。もし、自動
写し込みモードが選択されていれば、#15に進んで写
し込みを「行う」か「禁止」するかの判定を行う。自動
写し込みモードが選択されていなければ通常撮影モード
であるとして#16に進む。#15の詳細に関しては、
別のフローである図6を用いて詳しく後述する。
【0054】#16では、写し込み「禁止」の状態がど
うなっているかの判定を行う。#15の自動写し込み判
定にて、「行う」、「禁止」の判定を行った結果が「禁
止」で有れば#17に進み、「行う」であれば通常の写
し込みを行うとして#20に進む。
【0055】また通常撮影モードの場合において写し込
みをしない設定(表示部が「−−−− −−」)の時
は、写し込みをしない事を知らせる為に、#17に進
む。ただし、撮影者に写し込みをしない設定になってい
る事を知らせる必要が無ければ、通常撮影として#20
に進む。
【0056】#17では、写し込み判定結果表示回路2
7に信号を送り、写し込みを「しない」状態である事を
ファインダ内及びファインダ横のLEDの点灯などによ
り撮影者に知らせる。そして、表示を点灯させた状態で
#18に進む。
【0057】#18では、撮影者が写し込み判定結果表
示回路27の表示にかかわらず、写し込みを行う事を所
望して写し込みの禁止を解除するための、写し込み禁止
信号解除釦108の入力を行ったかどうかの判定を行
う。
【0058】スイッチの入力が有れば#19に進み写し
込みの禁止を解除し、入力が無ければそのまま#20に
進む。
【0059】そして#20にて2ndレリーズ検知スイ
ッチ4の状態をチェックし、レリーズ釦が深押しされて
いるか否かを判断する。ここで1stレリーズ検知スイ
ッチ3がONしていれば#23へ進むが、ONしていな
ければ#21で再度1stレリーズ検知スイッチ3がO
Nしているか否かを判断する。もし、1stレリーズ検
知スイッチ3もONしていなければ、撮影者がレリーズ
釦から指を離した事になるので、#22に進み、仮に、
写し込み判定結果が「禁止」であり、写し込み判定結果
表示回路27の表示が点灯していれば消灯して、を経
由して#1に戻る。
【0060】一方、♯21で1stレリーズ検知スイッ
チ3がONのままであれば、撮影者はレリーズ釦の半押
しを継続していることになるので、再びを経由して#
16に戻り、写し込み判定結果の表示ルーチンに戻り、
写し込み禁止解除スイッチ28からの入力が有るかどう
かのチェックを行う。
【0061】一方、♯23では<露光>のサブルーチン
を実行する。ここでは制御回路1はセクタ位置検知スイ
ッチ17の状態を確認しながら、セクタシャッタ16の
開閉動作(つまり、露光動作)を行なうプランジャの駆
動信号をシャッタ制御回路15に対して送出する。露光
が完了したら#23に進む。
【0062】#24は、<一駒巻上>のサブルーチンを
読み出し、フィルム露光動作完了に従って、フィルム給
送モータ8を駆動してフィルムを一駒巻き上げる為の制
御信号をフィルム給送回路7に送出する。この際、写し
込み回路33に制御信号を送りデータの写し込みを行う
が、写し込み「しない」設定となっている場合は、写し
込み回路33に制御信号を送らないようにする。なお、
フィルムが一駒分巻き上げられたか否かは図示せぬフィ
ルム給送状態検知回路の出力信号から判断する。
【0063】次に#25で、フィルムエンドであるか否
かを判断し、フィルムエンドでなければを経由して#
1に戻り、フィルムエンドなら#26で<巻戻>のサブ
ルーチンを実行する。
【0064】巻き戻し終了したら、#27で再び<イニ
シャライズ>のサブルーチンを実行してカメラを初期状
態に戻し、#28でフィルム再装填待ちの状態になる。
尚、フィルムの再装填が行われない限りこの状態からは
復帰しない。そして、再装填が行なわれれば、を経由
して#1に戻る。
【0065】次に図6を参照して図4の#15に示す<
自動写し込み判定>のサブルーチンが呼び出された時の
判定手順について説明する。
【0066】まず、#29では、測距センサ12の出力
とズームレンズ21の倍率より、フィルム面での像の大
きさを演算により推測し、被写体距離までの距離が「至
近」かどうかを判定する。もし、フィルム面上での像が
大きく、マクロ撮影であると判断したらデータの写し込
みは不要な事が多いので、#34に進み写し込み「禁
止」と設定する。もし、マクロ撮影でないと判断した
ら、#30に進む。
【0067】#30では、測距センサ12の出力が「無
限遠」であるかどうかを判定する。測距センサ12の出
力が、無限遠であれば風景写真である事が多い。また、
変倍レンズの焦点距離が「広角側」であれば、より風景
撮影である事が多くなるので、#34に進み写し込みを
しないと設定する。ズームレンズ21の焦点距離を考慮
せずに#34に進む事も考えられる。もし、風景撮影で
ないと判断したら#31に進む。
【0068】#31では、ズームレンズ21の焦点距離
があらかじめ設定した所定値より「望遠側」で、被写体
までの距離があらかじめ設定した所定値よりも「近距
離」であり、ズームレンズ21と被写体距離のセンサ情
報よりフィルム面での像面の大きさの演算を行い、撮影
倍率があらかじめ設定した所定範囲内に収まっている時
はポートレート撮影と判断して#34に進み、写し込み
「禁止」と設定する。また、ポートレート撮影でないと
判断した場合には、#32に進む。
【0069】#32では、縦横位置検知回路29の出力
によりカメラが縦位置であるかどうかを判定する。縦構
図の写真であれば、写真の向きとデータの文字の向きが
一致せず、写真とデータの調和が取りにくいので、本実
施形態では#34に進み写し込みを「禁止」する。カメ
ラが横位置であれば、#33に進む。
【0070】#33では、ここでの撮影シーンは写し込
みを行っても良いとして、写し込みを「する」と決定し
て終了する。但し、撮影者が写し込み表示部33bのモ
ード釦の選択により、写し込みをしない設定(表示部
「−− −− −−」)としている場合は、写し込みは
行わない。これで、自動写し込み判定のサブルーチンは
終了し#16に進む。
【0071】#34では、ここでの撮影シーンではデー
タの写し込みは不要であるとして、写し込みを「しな
い」と決定し、自動写し込み判定のサブルーチンを終了
して、#16に進む。
【0072】以上が自動写し込み設定による一連の撮影
動作となる。また、上記実施形態では光学的なデータ記
録を行うものとして説明したが、磁気的なデータ記録を
行うカメラに本発明を適用する事も可能である。
【0073】図7は、写し込み表示部33bの表示が切
り換わる様子を示す図である。モード釦を押す事によ
り、表示50a〜50eまでの表示状態を順次切り換え
る。写し込みは、写し込み表示部33bの表示と同じ内
容がランプ・LED33aの発光によりフィルムに写し
込まれる。表示50aは「年・月・日」で、表示50b
は「月・日・年」、表示50cは「日・月・年」、表示
50dは「日・時刻」、表示50eは写し込みをしない
設定(表示部「−− −− −−」)を表わす。
【0074】また、MODE釦とSET釦の同時押しな
どにより、自動写し込み設定回路31を設定して、左上
にAマークが点灯した時は、表示50a〜表示50eの
状態でフィルムに写し込みを行うか否かを自動で判定す
る。
【0075】もし、表示が「−− −− −−」の状態
表示ならば、撮影者は自動で写し込みの設定を行わず、
常にデータの写し込みを行わないとして、Aマークの点
灯の有無にかかわらず、自動写し込みを「行わない」よ
うに自動写し込み設定回路31を設定する。これは、写
し込みの内容が設定されていない、即ち何もフィルムに
写し込まれてないので、撮影者に誤った認識をさせる事
を防ぐためである。
【0076】上記した実施形態によれば、撮影者が自動
写し込み設定を所望した場合、撮影シーンの分析を行な
い、この分析結果に基づいてデータの写し込みを行うか
否かを判定するようにしたので、撮影者がデートの写し
込みの設定、解除のためのモード釦の操作を行う回数を
低減して撮影者の設定の煩わしさを軽減することができ
る。また、ポートレート写真撮影時に写し込みを行って
しまうことにより写真としての作品の価値が損なわれて
しまったり、記念写真撮影時にデータの写し込みの設定
を忘れたりと言ったことを防止することができる。
【0077】なお、上記した具体的実施形態から以下の
ような構成の発明を抽出可能である。
【0078】[1]フィルムに所定のデータを写し込む
データ写込手段と、被写界情報を検出する被写界情報検
出手段と、この被写界情報検出手段の検出結果に基づ
き、撮影シーンを判定する撮影シーン判定手段と、この
撮影シーン判定手段の判定結果に基づき、上記データ写
込手段が写し込み動作を行うか否かを判定するデータ写
込判定手段と、を具備することを特徴とするデータ写し
込み機能付きカメラ。
【0079】[2]フィルムに所定のデータを写し込む
データ写込手段と、被写界情報を検出する被写界情報検
出手段と、この被写界情報検出手段の検出結果に基づ
き、撮影シーンを判定する撮影シーン判定手段と、この
撮影シーン判定手段の判定結果に基づき、上記データ写
込手段が写し込み動作を行うか否かを判定するデータ写
込判定手段と、このデータ写込判定手段による判定結果
を表示する表示手段と、上記データ写込手段によるデー
タの写し込みを禁止するデータ写込禁止手段と、このデ
ータ写込禁止手段によるデータ写し込みの禁止を解除す
るデータ写込禁止解除手段と、を具備することを特徴と
するデータ写し込み機能付きカメラ。
【0080】[3]付記1又は付記2において、上記デ
ータ写込判定手段によるデータ写し込みがされない場合
に、上記フィルムの撮影領域外にその旨を記録する。
【0081】[4]付記1又は付記2において、上記デ
ータ写し込み手段により写し込まれるデータは、光学的
又は磁気的に記録される。
【0082】[5]付記1又は付記2において、上記デ
ータ写し込み手段により写し込まれるデータは、日付に
関する情報、時間に関する情報である。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、撮影時における写し込
み機能の設定のわずらわしさが軽減されるとともに、ポ
ートレート写真撮影時に写し込みを行ってしまったり、
記念写真撮影時に写し込みを忘れたりと言ったことを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を適用したデータ写し込み
カメラの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るデータ写し込みカメ
ラの概観図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るデータ写し込みカメ
ラの全体ブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るデータ写し込みカメ
ラの動作の流れを説明するためのフローチャート(その
1)である。
【図5】本発明の一実施形態に係るデータ写し込みカメ
ラの動作の流れを説明するためのフローチャート(その
2)である。
【図6】図4に示す#15の<自動写し込み判定>のサ
ブルーチンが呼び出された時の、判定手順の詳細を説明
するための図である。
【図7】写し込み表示部33bの表示が切り換わる様子
を示す図である。
【符号の説明】
1 制御回路 2 メイン操作部材 2−1 メイン操作部材検知スイッチ 3 1stレリーズ検知スイッチ 4 2ndレリーズ検知スイッチ 5 DXコード入力回路 6 フィルムパトローネ 9 測光回路 11 測距回路 15 シャッタ制御回路 18 状態表示装置 27 写し込み判定結果表示回路 29 縦横位置検知回路 30 レンズ情報検知回路 31 自動写し込み設定回路 32 露出制御回路 33 写し込み回路 33a ランプ・LED 33b 写し込み表示部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体にデータ記録を行うデータ記録
    手段と、 被写界情報を検出する被写界情報検出手段と、 この被写界情報検出手段の検出結果に基づき、撮影シー
    ンを判定する撮影シーン判定手段と、 この撮影シーン判定手段の判定結果に基づき、上記デー
    タ記録手段が記録媒体にデータ記録を行うか否かを判定
    するデータ記録判定手段と、を具備することを特徴とす
    るカメラ。
  2. 【請求項2】 記録媒体にデータ記録を行うデータ記録
    手段と、 被写界情報を検出する被写界情報検出手段と、 この被写界情報検出手段の検出結果に基づき、撮影シー
    ンを判定する撮影シーン判定手段と、 この撮影シーン判定手段の判定結果に基づき、上記デー
    タ記録手段が記録媒体にデータ記録を行うか否かを判定
    するデータ記録判定手段と、 このデータ記録判定手段による判定結果を表示する表示
    手段と、 上記データ記録手段によるデータ記録を禁止するデータ
    記録禁止手段と、 このデータ記録禁止手段によるデータ記録の禁止を解除
    するデータ記録禁止解除手段と、を具備することを特徴
    とするカメラ。
  3. 【請求項3】 上記被写界情報は、主要被写体までの距
    離に関する情報、撮影倍率に関する情報、又はカメラの
    姿勢に関する情報のうち少なくとも1つを含むことを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載のカメラ。
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