JP2000069333A - カメラ - Google Patents
カメラInfo
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- JP2000069333A JP2000069333A JP10237095A JP23709598A JP2000069333A JP 2000069333 A JP2000069333 A JP 2000069333A JP 10237095 A JP10237095 A JP 10237095A JP 23709598 A JP23709598 A JP 23709598A JP 2000069333 A JP2000069333 A JP 2000069333A
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- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電池が消耗してファインダ画像が表示されて
いないことをユーザが判断できるようにする。 【解決手段】 液晶ファインダ14は、液晶ファインダ
ドライバ47を介してファインダ用電池17を電源とし
て駆動され、撮影・撮像ユニット16は撮影用電池18
を電源としている。液晶ファインダ14は、ファインダ
用電池17の端子電圧が駆動に必要な電圧より低くなる
と、マイクロコンピュータ24で駆動が停止されるが、
撮影・撮像ユニット16での撮影・撮像は継続できる。
マイクロコンピュータ24で液晶ファインダ14の駆動
が停止された際には、フイルムカウンタなどの撮影に関
する情報を表示する情報表示パネル15に「液晶ファイ
ンダ:電池切れ」の文字からなるファインダ用電池切れ
表示が点灯される。
いないことをユーザが判断できるようにする。 【解決手段】 液晶ファインダ14は、液晶ファインダ
ドライバ47を介してファインダ用電池17を電源とし
て駆動され、撮影・撮像ユニット16は撮影用電池18
を電源としている。液晶ファインダ14は、ファインダ
用電池17の端子電圧が駆動に必要な電圧より低くなる
と、マイクロコンピュータ24で駆動が停止されるが、
撮影・撮像ユニット16での撮影・撮像は継続できる。
マイクロコンピュータ24で液晶ファインダ14の駆動
が停止された際には、フイルムカウンタなどの撮影に関
する情報を表示する情報表示パネル15に「液晶ファイ
ンダ:電池切れ」の文字からなるファインダ用電池切れ
表示が点灯される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファインダ画像を
表示する液晶ファインダを備えたカメラに関するもので
ある。
表示する液晶ファインダを備えたカメラに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】カメラボディに組み込んだCCDイメー
ジセンサ等のイメージセンサで被写体像を撮像し、この
撮像した被写体像を液晶ディスプレイにファインダ画像
として表示するようにした液晶ファインダを備えた写真
カメラや、液晶ファインダを備えるとともに被写体像を
デジタル変換してメモリに書き込み記録するデジタルカ
メラが知られている。このようなカメラでは、従来の写
真カメラのようにファインダ接眼部から片目で覗き込ん
でファインダ画像を観察するのと比較して、両眼で楽に
ファインダ画像を観察することができるといった利点が
ある。
ジセンサ等のイメージセンサで被写体像を撮像し、この
撮像した被写体像を液晶ディスプレイにファインダ画像
として表示するようにした液晶ファインダを備えた写真
カメラや、液晶ファインダを備えるとともに被写体像を
デジタル変換してメモリに書き込み記録するデジタルカ
メラが知られている。このようなカメラでは、従来の写
真カメラのようにファインダ接眼部から片目で覗き込ん
でファインダ画像を観察するのと比較して、両眼で楽に
ファインダ画像を観察することができるといった利点が
ある。
【0003】また、カメラの電源となる電池に負荷を与
えて電池の端子電圧を測定し、この測定結果に基づき電
池の残容量を表示するようにしたカメラが知られてい
る。そして、液晶ファインダを備えたカメラでは、電池
の残容量を液晶ファインダ上に表示するようにしてい
る。
えて電池の端子電圧を測定し、この測定結果に基づき電
池の残容量を表示するようにしたカメラが知られてい
る。そして、液晶ファインダを備えたカメラでは、電池
の残容量を液晶ファインダ上に表示するようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような液晶ファ
インダは、例えばカラー液晶表示パネルをその背面から
蛍光灯等の高負荷で駆動電流が大きなバックライトで照
明する構成とされているから、1組の電池で液晶フィン
ダを駆動できる時間、すなわちカメラを撮影に供する時
間が短くなるという欠点があった。このため、常に予備
電池を携帯しなければならず、面倒であるとともに電池
代がかさみ、さらに大事なシャッタチャンスをも逃しや
すくなる等の欠点があった。
インダは、例えばカラー液晶表示パネルをその背面から
蛍光灯等の高負荷で駆動電流が大きなバックライトで照
明する構成とされているから、1組の電池で液晶フィン
ダを駆動できる時間、すなわちカメラを撮影に供する時
間が短くなるという欠点があった。このため、常に予備
電池を携帯しなければならず、面倒であるとともに電池
代がかさみ、さらに大事なシャッタチャンスをも逃しや
すくなる等の欠点があった。
【0005】上記のような欠点を解消するために、写真
フイルムを用いる写真カメラに液晶ファインダと光学フ
ァインダの光学系の両方を設けておき、カメラ本体に内
蔵された電源の出力電圧が液晶ファインダにファインダ
画像を表示する撮像部の最低駆動電圧よりも低いと判断
されるときに撮像部の駆動、すなわち液晶ファインダの
駆動を禁止するようにしたスチルカメラが本出願人によ
って提案されている(特願平9−43859号)。これ
によれば、液晶ファインダの駆動が禁止された後にも、
光学ファインダでフレーミングを行うことができ、また
写真カメラの本来のカメラ制御、例えば自動露出,オー
トフォーカス、フイルム給送等は、電池に対しての負荷
が低いためこれらを駆動して撮影を続行することが可能
となる。
フイルムを用いる写真カメラに液晶ファインダと光学フ
ァインダの光学系の両方を設けておき、カメラ本体に内
蔵された電源の出力電圧が液晶ファインダにファインダ
画像を表示する撮像部の最低駆動電圧よりも低いと判断
されるときに撮像部の駆動、すなわち液晶ファインダの
駆動を禁止するようにしたスチルカメラが本出願人によ
って提案されている(特願平9−43859号)。これ
によれば、液晶ファインダの駆動が禁止された後にも、
光学ファインダでフレーミングを行うことができ、また
写真カメラの本来のカメラ制御、例えば自動露出,オー
トフォーカス、フイルム給送等は、電池に対しての負荷
が低いためこれらを駆動して撮影を続行することが可能
となる。
【0006】ところで、上記のようにして、電源電池が
消耗したときに液晶ファインダの駆動が禁止するように
した場合で、液晶ファインダ上に電池の残容量の表示を
行うようにすると、液晶ファインダが故障してファイン
ダ画像が表示されていないのか、電源電池が消耗してフ
ァインダ画像が表示されていないのかをユーザが判断で
きなくなるといった問題が発生する。特に、液晶ファイ
ンダの駆動が禁止されても、撮影を続行できるようにし
た場合に、このような問題が顕著になる。
消耗したときに液晶ファインダの駆動が禁止するように
した場合で、液晶ファインダ上に電池の残容量の表示を
行うようにすると、液晶ファインダが故障してファイン
ダ画像が表示されていないのか、電源電池が消耗してフ
ァインダ画像が表示されていないのかをユーザが判断で
きなくなるといった問題が発生する。特に、液晶ファイ
ンダの駆動が禁止されても、撮影を続行できるようにし
た場合に、このような問題が顕著になる。
【0007】本発明は上記の問題点を解消するためにな
されたものであり、電池が消耗してファインダ画像が表
示されていないことをユーザが判断できるようにしたカ
メラを提供することを目的とする。
されたものであり、電池が消耗してファインダ画像が表
示されていないことをユーザが判断できるようにしたカ
メラを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、イメージセンサで撮影し
た被写体像をファインダ画像として表示する液晶ファイ
ンダの電源となる電池の端子電圧を検出する電圧検出手
段と、この電圧検出手段の検出結果に基づき、前記電池
の端子電圧が前記液晶ファインダを駆動するのに必要な
電圧よりも低くなったときに、前記液晶ファインダの駆
動を停止してファインダ画像を非表示とする液晶ファイ
ンダ駆動制御手段と、前記液晶ファインダ駆動制御手段
による前記液晶ファインダの駆動停止に応答して、前記
電池によって液晶ファインダの駆動が不可能になったこ
とを表示する表示手段とを備えたものである。
に、請求項1記載の発明では、イメージセンサで撮影し
た被写体像をファインダ画像として表示する液晶ファイ
ンダの電源となる電池の端子電圧を検出する電圧検出手
段と、この電圧検出手段の検出結果に基づき、前記電池
の端子電圧が前記液晶ファインダを駆動するのに必要な
電圧よりも低くなったときに、前記液晶ファインダの駆
動を停止してファインダ画像を非表示とする液晶ファイ
ンダ駆動制御手段と、前記液晶ファインダ駆動制御手段
による前記液晶ファインダの駆動停止に応答して、前記
電池によって液晶ファインダの駆動が不可能になったこ
とを表示する表示手段とを備えたものである。
【0009】請求項2記載の発明では、前記液晶ファイ
ンダの駆動停止にも前記イメージセンサによる撮像した
画像の記憶媒体への取り込み、または写真フイルムへの
撮影を継続して行えるようにしたものであり、請求項3
記載の発明では、被写体像を光学的に観察する光学ファ
インダを備えたものである。また、請求項4記載の発明
では、撮像または撮影に関する情報を表示する情報表示
パネルを備えたものであり、請求項5記載の発明では、
情報表示パネルに電池によって液晶ファインダの駆動が
不可能になったことが表示され、この情報表示パネルが
前記表示手段としたものである。さらに、請求項6記載
の発明では、液晶ファインダの電源となる電池は、前記
液晶ファインダの駆動のために専用に設けられているよ
うにしたものである。
ンダの駆動停止にも前記イメージセンサによる撮像した
画像の記憶媒体への取り込み、または写真フイルムへの
撮影を継続して行えるようにしたものであり、請求項3
記載の発明では、被写体像を光学的に観察する光学ファ
インダを備えたものである。また、請求項4記載の発明
では、撮像または撮影に関する情報を表示する情報表示
パネルを備えたものであり、請求項5記載の発明では、
情報表示パネルに電池によって液晶ファインダの駆動が
不可能になったことが表示され、この情報表示パネルが
前記表示手段としたものである。さらに、請求項6記載
の発明では、液晶ファインダの電源となる電池は、前記
液晶ファインダの駆動のために専用に設けられているよ
うにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明を実施したカメラの正面側
及び背面側の外観を図2,図3に示す。このカメラは、
写真カメラとデジタルカメラの両機能を有している。カ
メラボディ2の前面には撮影レンズ3が組み込まれ、さ
らに光学ファインダ4のファインダ対物窓4a,ストロ
ボ発光窓5,測光窓6が設けられている。また、グリッ
プ部7側のボディ上面にシャッタボタン8が設けられて
いる。
及び背面側の外観を図2,図3に示す。このカメラは、
写真カメラとデジタルカメラの両機能を有している。カ
メラボディ2の前面には撮影レンズ3が組み込まれ、さ
らに光学ファインダ4のファインダ対物窓4a,ストロ
ボ発光窓5,測光窓6が設けられている。また、グリッ
プ部7側のボディ上面にシャッタボタン8が設けられて
いる。
【0011】このカメラのピント調節装置は、撮影距離
範囲を2つのゾーンに分割したゾーンフォーカス方式が
用いられており、例えば、撮影レンズ3がほぼ1.3〜
3mまでの撮影頻度の高い距離範囲にピントが合うよう
にされた中距離ゾーンと、ほぼ2.5mから無限遠まで
の範囲にピントが合うようにされた遠距離ソーンとにゾ
ーンを切り換えることでピント合わせを行う。
範囲を2つのゾーンに分割したゾーンフォーカス方式が
用いられており、例えば、撮影レンズ3がほぼ1.3〜
3mまでの撮影頻度の高い距離範囲にピントが合うよう
にされた中距離ゾーンと、ほぼ2.5mから無限遠まで
の範囲にピントが合うようにされた遠距離ソーンとにゾ
ーンを切り換えることでピント合わせを行う。
【0012】シャッタボタン8の半押し操作で測光窓6
を通して被写体輝度の測光が行われ、半押しの状態から
さらに押し込んで全押しとすると、写真フイルム10a
への露光(撮影)が行われるとともに、CCDイメージ
センサ11(図5参照)で撮像された被写体像の画像デ
ータが内蔵メモリ等に書き込まれる。写真フイルム10
aへの露光は、シャッタボタン8を半押しとしたときの
測光結果に基づいて行われる。
を通して被写体輝度の測光が行われ、半押しの状態から
さらに押し込んで全押しとすると、写真フイルム10a
への露光(撮影)が行われるとともに、CCDイメージ
センサ11(図5参照)で撮像された被写体像の画像デ
ータが内蔵メモリ等に書き込まれる。写真フイルム10
aへの露光は、シャッタボタン8を半押しとしたときの
測光結果に基づいて行われる。
【0013】ボディ底面に写真フイルムカートリッジ1
0を装填,取り出しするための開閉蓋12が設けられて
いる。写真フイルムカートリッジ10は、アドバンスト
フォトシステムで用いられているIX−240型のもの
であり、未使用状態あるいはカメラから取り出した状態
では、写真フイルム10aが全てカートリッジ10b内
に巻き込まれており、カートリッジ10bのフイルム送
出口は遮光蓋で光密に塞がれている。そして、写真フイ
ルムカートリッジ10をカメラに装填すると、カメラ側
の機構によって遮光蓋が開かれる。カメラボディ2内部
で遮光蓋を開放した後、カートリッジ10bのスプール
を回転させることによって、写真フイルム10aがカー
トリッジ10bの外に送り出される。
0を装填,取り出しするための開閉蓋12が設けられて
いる。写真フイルムカートリッジ10は、アドバンスト
フォトシステムで用いられているIX−240型のもの
であり、未使用状態あるいはカメラから取り出した状態
では、写真フイルム10aが全てカートリッジ10b内
に巻き込まれており、カートリッジ10bのフイルム送
出口は遮光蓋で光密に塞がれている。そして、写真フイ
ルムカートリッジ10をカメラに装填すると、カメラ側
の機構によって遮光蓋が開かれる。カメラボディ2内部
で遮光蓋を開放した後、カートリッジ10bのスプール
を回転させることによって、写真フイルム10aがカー
トリッジ10bの外に送り出される。
【0014】カートリッジ10にはラベル13が貼付さ
れ、このラベル13にバーコード13aと数字列13b
がプリントされている。これらは、カートリッジ10b
に固有のIDコードを表し、バーコード13aはIDコ
ードの機械読み取りのために、また数字列13bは目視
読み取りのために用いられる。なお、内部に収納された
写真フイルム10aにも同一のIDコードを表すバーコ
ードと数字列が潜像として記録され、フイルム現像によ
ってこれらが顕在化する。
れ、このラベル13にバーコード13aと数字列13b
がプリントされている。これらは、カートリッジ10b
に固有のIDコードを表し、バーコード13aはIDコ
ードの機械読み取りのために、また数字列13bは目視
読み取りのために用いられる。なお、内部に収納された
写真フイルム10aにも同一のIDコードを表すバーコ
ードと数字列が潜像として記録され、フイルム現像によ
ってこれらが顕在化する。
【0015】現像所では撮影済みになって回収された写
真フイルムカートリッジ10のカートリッジ10bから
写真フイルム10aを取り出してフイルム現像処理,プ
リント処理を行った後、現像済みの写真フイルム10a
を再び同じカートリッジ10bに収納して顧客に戻す。
したがって、現像処理後にも写真フイルム10aのID
コードとカートリッジ10bのIDコードとの一致が保
たれる。
真フイルムカートリッジ10のカートリッジ10bから
写真フイルム10aを取り出してフイルム現像処理,プ
リント処理を行った後、現像済みの写真フイルム10a
を再び同じカートリッジ10bに収納して顧客に戻す。
したがって、現像処理後にも写真フイルム10aのID
コードとカートリッジ10bのIDコードとの一致が保
たれる。
【0016】カメラボディ2の背面側には、光学ファイ
ンダ4のファインダ接眼窓4bと液晶ファインダ14と
が設けられ、グリップ部7の背面には情報表示パネル1
5が設けられている。また、グリップ部7の内部には、
電池装填室と、メモリカードスロットが設けられてお
り、グリップ部7の背面側に設けられたドア7aを開け
ることによって、これらが露呈される。メモリカードス
ロットには、メモリカード(外部メモリ)を装着するこ
とができる。
ンダ4のファインダ接眼窓4bと液晶ファインダ14と
が設けられ、グリップ部7の背面には情報表示パネル1
5が設けられている。また、グリップ部7の内部には、
電池装填室と、メモリカードスロットが設けられてお
り、グリップ部7の背面側に設けられたドア7aを開け
ることによって、これらが露呈される。メモリカードス
ロットには、メモリカード(外部メモリ)を装着するこ
とができる。
【0017】このカメラでは、液晶ファインダ14とカ
メラのその他の構成装置からなる撮影・撮像ユニット1
6(図5参照)とのそれぞれに専用の電池を用いるよう
になっている。したがって、電池装填室には、液晶ファ
インダ14を駆動する1組の電池(ファインダ用電池と
いう)17と撮影・撮像ユニット16用の1組の電池
(以下、撮影用電池という)18(図1参照)とが装填
される。
メラのその他の構成装置からなる撮影・撮像ユニット1
6(図5参照)とのそれぞれに専用の電池を用いるよう
になっている。したがって、電池装填室には、液晶ファ
インダ14を駆動する1組の電池(ファインダ用電池と
いう)17と撮影・撮像ユニット16用の1組の電池
(以下、撮影用電池という)18(図1参照)とが装填
される。
【0018】また、カメラボディ2の背面で液晶ファイ
ンダ14の下方には、キー入力部19が設けられ、これ
を操作することにより、撮影・撮像時の各種設定や液晶
ファインダ14に表示させる画像の選択,液晶ファイン
ダ14の駆動,駆動停止等の各種動作を指示することが
できる。
ンダ14の下方には、キー入力部19が設けられ、これ
を操作することにより、撮影・撮像時の各種設定や液晶
ファインダ14に表示させる画像の選択,液晶ファイン
ダ14の駆動,駆動停止等の各種動作を指示することが
できる。
【0019】光学ファインダ4は、そのファインダ接眼
窓4bを覗くことによって、撮影レンズ3による撮影範
囲を観察することができる。撮影レンズ3の撮影範囲と
CCDイメージセンサ11による撮像範囲とは一致する
ようにされている。
窓4bを覗くことによって、撮影レンズ3による撮影範
囲を観察することができる。撮影レンズ3の撮影範囲と
CCDイメージセンサ11による撮像範囲とは一致する
ようにされている。
【0020】液晶ファインダ14は、例えばカラー液晶
表示パネルをその背面から蛍光灯等のバックライトで照
明する構成とされ、CCDイメージセンサ11が被写体
像を撮像して得られる撮像信号に基づいて駆動されるこ
とによって、ファインダ接眼窓4bから覗いて観察され
る撮影範囲と同じ範囲のファインダ画像をドットマトリ
ックスで表示する。また、この液晶ファインダ14に
は、ファインダ用電池17の容量を示すファインダ電池
マークがファインダ画像に重ねて表示される。
表示パネルをその背面から蛍光灯等のバックライトで照
明する構成とされ、CCDイメージセンサ11が被写体
像を撮像して得られる撮像信号に基づいて駆動されるこ
とによって、ファインダ接眼窓4bから覗いて観察され
る撮影範囲と同じ範囲のファインダ画像をドットマトリ
ックスで表示する。また、この液晶ファインダ14に
は、ファインダ用電池17の容量を示すファインダ電池
マークがファインダ画像に重ねて表示される。
【0021】液晶ファインダ14は、前述のようにカラ
ー液晶表示パネルをバックライトで照明する構成となっ
ているため駆動時の電力消費が大きい。このため、この
カメラでは、ファインダ用電池17が消耗して液晶ファ
インダ14を駆動できる電圧が得られなくなった場合に
は液晶ファインダ14の駆動を停止するが、この後にも
撮影・撮像ユニット16を撮影用電池18で駆動すると
ともに、光学ファインダ4によって被写体像を観察可能
とすることによって、撮影。撮像を継続することができ
るようにしてある。
ー液晶表示パネルをバックライトで照明する構成となっ
ているため駆動時の電力消費が大きい。このため、この
カメラでは、ファインダ用電池17が消耗して液晶ファ
インダ14を駆動できる電圧が得られなくなった場合に
は液晶ファインダ14の駆動を停止するが、この後にも
撮影・撮像ユニット16を撮影用電池18で駆動すると
ともに、光学ファインダ4によって被写体像を観察可能
とすることによって、撮影。撮像を継続することができ
るようにしてある。
【0022】なお、液晶ファインダ14と撮影・撮像ユ
ニット16とを1組の電池で駆動するようにしてもよ
い。このようにしても、電池に対する撮影・撮像ユニッ
ト16の負荷は、液晶ファインダ14の負荷に比べては
るかに軽いので、液晶ファインダ14を駆動できなくな
ってもその電池で撮影・撮像ユニット16を駆動するこ
とが十分に可能である。
ニット16とを1組の電池で駆動するようにしてもよ
い。このようにしても、電池に対する撮影・撮像ユニッ
ト16の負荷は、液晶ファインダ14の負荷に比べては
るかに軽いので、液晶ファインダ14を駆動できなくな
ってもその電池で撮影・撮像ユニット16を駆動するこ
とが十分に可能である。
【0023】図2に示すように、カメラボディ2の一方
の側面にコネクタ20が組み込まれており、図示のよう
にカバーを開放することによって、コネクタ20を画像
データの入出力用端子として利用することができる。こ
のコネクタ20を用いることによって、このカメラと他
のデジタル機器、例えばプリンタやコンピュータとの電
気的な接続が可能となり、両者間で画像データ等の送受
信が可能となる。
の側面にコネクタ20が組み込まれており、図示のよう
にカバーを開放することによって、コネクタ20を画像
データの入出力用端子として利用することができる。こ
のコネクタ20を用いることによって、このカメラと他
のデジタル機器、例えばプリンタやコンピュータとの電
気的な接続が可能となり、両者間で画像データ等の送受
信が可能となる。
【0024】情報表示パネル15は、7個のセグメント
を選択的に点灯するこえ0〜9の数字を表示したり、固
定された形状のセグメントを点灯させるこおで文字やマ
ークを表示する反射型の液晶パネルが用いられており、
これらで撮影に関する情報を表示する。なお、情報表示
パネル15としては、反射型の液晶パネルの他のものを
用いることが可能であるが、電力消費が低いものがよ
い。
を選択的に点灯するこえ0〜9の数字を表示したり、固
定された形状のセグメントを点灯させるこおで文字やマ
ークを表示する反射型の液晶パネルが用いられており、
これらで撮影に関する情報を表示する。なお、情報表示
パネル15としては、反射型の液晶パネルの他のものを
用いることが可能であるが、電力消費が低いものがよ
い。
【0025】図4に情報表示パネル18の表示内容を示
す。なお、図4では、説明の便宜上、撮影情報表示パネ
ル15の全てのセグメントを点灯させた状態を描いてあ
るが、実際にはこのように全てのセグメントが同時に点
灯されることはない。
す。なお、図4では、説明の便宜上、撮影情報表示パネ
ル15の全てのセグメントを点灯させた状態を描いてあ
るが、実際にはこのように全てのセグメントが同時に点
灯されることはない。
【0026】コマ数カウンタ15aは、写真フイルム1
1aのム撮影済みコマ数を、日時表示15bは、現在の
年月日あるいは時間を数字列で表示する。また、セルフ
タイママーク15cは、これの点灯/非点灯によりセル
フタイマのON/OFFを表示し逆光補正マーク15d
は、これの点灯/非点灯により逆光補正のON/OFF
を表示する。遠距離モードマーク15eは、遠距離ゾー
ンが選択されたときに点灯する。ストロボマーク15f
は、その点灯形態でストロボの自動発光/発光禁止/強
制発光のいずれかに設定されていることを表示する。
1aのム撮影済みコマ数を、日時表示15bは、現在の
年月日あるいは時間を数字列で表示する。また、セルフ
タイママーク15cは、これの点灯/非点灯によりセル
フタイマのON/OFFを表示し逆光補正マーク15d
は、これの点灯/非点灯により逆光補正のON/OFF
を表示する。遠距離モードマーク15eは、遠距離ゾー
ンが選択されたときに点灯する。ストロボマーク15f
は、その点灯形態でストロボの自動発光/発光禁止/強
制発光のいずれかに設定されていることを表示する。
【0027】撮影用電池マーク15gは、撮影用電池1
8の残容量を表示する。この撮影用電池マーク15g
は、撮影用電池18の残容量が充分であるときには図示
されるようにフル容量表示とされ、撮影が可能であるが
残容量が減った場合には、電池を模した表示の中央部が
非点灯された警告表示となることで、撮影者に撮影用電
池の交換時期を知らせる。なお、液晶ファインダ14に
表示されるファインダ用電池マークも撮影用電池容量表
示15gと同様である。
8の残容量を表示する。この撮影用電池マーク15g
は、撮影用電池18の残容量が充分であるときには図示
されるようにフル容量表示とされ、撮影が可能であるが
残容量が減った場合には、電池を模した表示の中央部が
非点灯された警告表示となることで、撮影者に撮影用電
池の交換時期を知らせる。なお、液晶ファインダ14に
表示されるファインダ用電池マークも撮影用電池容量表
示15gと同様である。
【0028】上記のように情報表示パネル18に表示さ
れる撮影に関する情報は、撮影済みコマ数,現在の年月
日あるいは時間,セルフタイマのON/OFFなどであ
るが、このほかの撮影に関する情報を表示するようにし
てもよい。
れる撮影に関する情報は、撮影済みコマ数,現在の年月
日あるいは時間,セルフタイマのON/OFFなどであ
るが、このほかの撮影に関する情報を表示するようにし
てもよい。
【0029】ファインダ用電池17が消耗して液晶ファ
インダ14の駆動が停止しても液晶ファインダ撮影・撮
像ユニット16が継続して駆動可能である。このため、
ファインダ用電池17が消耗して液晶ファインダ14の
駆動が停止された場合に、撮影者が液晶ファインダ14
が故障した等と誤認識する恐れがある。このような不都
合を防止するために、情報表示パネル15には、上記の
撮影に関する情報を表示する他に、ファインダ用電池1
7によって液晶ファインダ14の駆動が不可能になった
ことを知らせるために、「液晶ファインダ:電池切れ」
の文字からなるファインダ用電池切れ表示21が表示さ
れる。このファインダ用電池切れ表示21は、ファイン
ダ用電池17の消耗して液晶ファインダ14の駆動が停
止されることに応答して点灯される。
インダ14の駆動が停止しても液晶ファインダ撮影・撮
像ユニット16が継続して駆動可能である。このため、
ファインダ用電池17が消耗して液晶ファインダ14の
駆動が停止された場合に、撮影者が液晶ファインダ14
が故障した等と誤認識する恐れがある。このような不都
合を防止するために、情報表示パネル15には、上記の
撮影に関する情報を表示する他に、ファインダ用電池1
7によって液晶ファインダ14の駆動が不可能になった
ことを知らせるために、「液晶ファインダ:電池切れ」
の文字からなるファインダ用電池切れ表示21が表示さ
れる。このファインダ用電池切れ表示21は、ファイン
ダ用電池17の消耗して液晶ファインダ14の駆動が停
止されることに応答して点灯される。
【0030】図5に上記カメラの要部の電気的な構成を
示す。このカメラは、機能的には、写真カメラ系と、デ
ジタルカメラ系とに分けられ、電源に関しては、ファイ
ンダ用電池17を電源とする液晶ファインダ14及びこ
れを駆動するための回路と、撮影用電池18を電源とす
る撮影・撮像ユニット16とに分けられる。
示す。このカメラは、機能的には、写真カメラ系と、デ
ジタルカメラ系とに分けられ、電源に関しては、ファイ
ンダ用電池17を電源とする液晶ファインダ14及びこ
れを駆動するための回路と、撮影用電池18を電源とす
る撮影・撮像ユニット16とに分けられる。
【0031】各カメラ系の動作は、マイクロコンピュー
タ24によって制御される。マイクロコンピュータ24
には、ROM24aとRAM24bとが接続されてお
り、マイクロコンピュータ24は、ROM24aに書き
込まれたシーケンスプログラムにしたがい、写真撮影に
必要な一連の動作の制御,CCDイメージセンサ21で
被写体像を撮像するときの動作の制御、液晶ファインダ
14の駆動の制御等を行う。RAM24bは、動作を制
御する際に必要なデータ等が一時的に書き込まれるワー
クメモリとして利用される。なお、RAM24bは、電
源をOFFした際にもバックアップ電源(図示省略)か
らの電力供給されることによってデータが消失しないよ
うにされている。
タ24によって制御される。マイクロコンピュータ24
には、ROM24aとRAM24bとが接続されてお
り、マイクロコンピュータ24は、ROM24aに書き
込まれたシーケンスプログラムにしたがい、写真撮影に
必要な一連の動作の制御,CCDイメージセンサ21で
被写体像を撮像するときの動作の制御、液晶ファインダ
14の駆動の制御等を行う。RAM24bは、動作を制
御する際に必要なデータ等が一時的に書き込まれるワー
クメモリとして利用される。なお、RAM24bは、電
源をOFFした際にもバックアップ電源(図示省略)か
らの電力供給されることによってデータが消失しないよ
うにされている。
【0032】マイクロコンピュータ24は、上記の各動
作制御のために、光電式のパーフォレーションセンサ
(以下、PFセンサ)26,測光部27と、シャッタボ
タン8やキー入力部19などからなる操作入力部28と
からの各信号を参照する。
作制御のために、光電式のパーフォレーションセンサ
(以下、PFセンサ)26,測光部27と、シャッタボ
タン8やキー入力部19などからなる操作入力部28と
からの各信号を参照する。
【0033】写真カメラ系は、撮影レンズ3,測光部2
7,露出制御回路31,フイルム給送機構32,磁気記
録/再生回路33,レンズ移動機構34等から構成され
ている。マイクロコンピュータ24は、シャッタボタン
8が半押しとされると、測光部27から得られる測光デ
ータと写真フイルム10bのフイルム感度に基づいて所
定の露出値演算を行い、シャッタ速度、絞り値を表した
露出値データを求める。露出制御回路31は、シャッタ
ボタン8が全押しされると、露出値データに基づいてプ
ログラムシャッタ35の開閉を制御する。測光データ
は、測光窓6を通して測定された被写体輝度に対応した
値をもつ。
7,露出制御回路31,フイルム給送機構32,磁気記
録/再生回路33,レンズ移動機構34等から構成され
ている。マイクロコンピュータ24は、シャッタボタン
8が半押しとされると、測光部27から得られる測光デ
ータと写真フイルム10bのフイルム感度に基づいて所
定の露出値演算を行い、シャッタ速度、絞り値を表した
露出値データを求める。露出制御回路31は、シャッタ
ボタン8が全押しされると、露出値データに基づいてプ
ログラムシャッタ35の開閉を制御する。測光データ
は、測光窓6を通して測定された被写体輝度に対応した
値をもつ。
【0034】フイルム給送機構32は、撮影が完了する
毎に写真フイルム10aを1コマ給送する。IX−24
0型の写真フイルムカートリッジ10に用いられている
写真フイルム10aには、1コマあたり2個のパーフォ
レーションが形成されているから、PFセンサ26によ
りこのパーフォレーションの通過を検知することによっ
て1コマ給送を検知することができる。1コマ給送ごと
に得られる検知信号を計数することによって、撮影済み
コマ数が分かる。この撮影済みコマ数はRAM24bに
コマ番号として記憶され、フイルムカウンタ15aの表
示用情報として利用され、また後述する画像データの書
き込み時のコマ番号情報としても利用される。
毎に写真フイルム10aを1コマ給送する。IX−24
0型の写真フイルムカートリッジ10に用いられている
写真フイルム10aには、1コマあたり2個のパーフォ
レーションが形成されているから、PFセンサ26によ
りこのパーフォレーションの通過を検知することによっ
て1コマ給送を検知することができる。1コマ給送ごと
に得られる検知信号を計数することによって、撮影済み
コマ数が分かる。この撮影済みコマ数はRAM24bに
コマ番号として記憶され、フイルムカウンタ15aの表
示用情報として利用され、また後述する画像データの書
き込み時のコマ番号情報としても利用される。
【0035】写真フイルム10aの裏面全体には、透明
な磁気記録層が形成されている。磁気記録/再生回路3
3は、撮影が完了した後の1コマ給送の期間中に磁気ヘ
ッド33aに記録信号を供給することで、当該撮影コマ
の撮影画面外に磁気ヘッド33aによるデータ書き込み
を行う。磁気ヘッド33aで書き込まれるデータとして
は、シャッタ速度、絞り値,ストロボ発光の有無などの
露出に関するデータや、撮影日時データなどがある。
な磁気記録層が形成されている。磁気記録/再生回路3
3は、撮影が完了した後の1コマ給送の期間中に磁気ヘ
ッド33aに記録信号を供給することで、当該撮影コマ
の撮影画面外に磁気ヘッド33aによるデータ書き込み
を行う。磁気ヘッド33aで書き込まれるデータとして
は、シャッタ速度、絞り値,ストロボ発光の有無などの
露出に関するデータや、撮影日時データなどがある。
【0036】磁気ヘッド33aは、再生用にも用いられ
る。写真フイルム10aの先頭部分には、予めこの写真
フイルムカートリッジ10に付されたIDコードが磁気
記録されている。そして、写真フイルムカートリッジ1
0をカメラに装填した後、第1コマ目を露光用アパーチ
ャーにセットするためにフイルム自動給送が行われると
きにIDコード等の読み取りが行われ、RAM24bに
書き込まれる。なお、写真フイルムカートリッジ10の
装填室内に光電式のバーコードリーダーを設け、バーコ
ード13aからIDコードの読み取りを行うようにして
もよい。
る。写真フイルム10aの先頭部分には、予めこの写真
フイルムカートリッジ10に付されたIDコードが磁気
記録されている。そして、写真フイルムカートリッジ1
0をカメラに装填した後、第1コマ目を露光用アパーチ
ャーにセットするためにフイルム自動給送が行われると
きにIDコード等の読み取りが行われ、RAM24bに
書き込まれる。なお、写真フイルムカートリッジ10の
装填室内に光電式のバーコードリーダーを設け、バーコ
ード13aからIDコードの読み取りを行うようにして
もよい。
【0037】レンズ移動機構34は、ゾーンの切り換え
のためにキー入力部19を操作される毎に、撮影レンズ
3のフォーカシングレンズを中距離ゾーンにピントが合
うようにした中距離位置から遠距離ゾーンにピントが合
うようにした遠距離位置に、または遠距離位置から中距
離位置に移動させる。
のためにキー入力部19を操作される毎に、撮影レンズ
3のフォーカシングレンズを中距離ゾーンにピントが合
うようにした中距離位置から遠距離ゾーンにピントが合
うようにした遠距離位置に、または遠距離位置から中距
離位置に移動させる。
【0038】デジタルカメラ系は、CCDイメージセン
サ11,センサドライバ40,撮像信号処理回路41,
A/D変換器42,画像データ処理回路43,内蔵メモ
リ44等から構成されている。光学ファインダ4は、対
物レンズ45aと接眼レンズ45bとから構成されてお
り、対物レンズ45aから射出された光路は、ハーフミ
ラー46により2つに分割され、一方の光路上の結像面
にCCDイメージセンサ11が配される。また、他方の
光路は、ミラー47によって接眼レンズ45bに導か
れ、この接眼レンズ45bを解して結像面が拡大して見
られるようになっている。これにより、被写体像は、C
CDイメージセンサ11で撮像されて液晶ファインダ1
4に表示されるとともに、ファインダ接眼窓4bを通し
て観察することができる。
サ11,センサドライバ40,撮像信号処理回路41,
A/D変換器42,画像データ処理回路43,内蔵メモ
リ44等から構成されている。光学ファインダ4は、対
物レンズ45aと接眼レンズ45bとから構成されてお
り、対物レンズ45aから射出された光路は、ハーフミ
ラー46により2つに分割され、一方の光路上の結像面
にCCDイメージセンサ11が配される。また、他方の
光路は、ミラー47によって接眼レンズ45bに導か
れ、この接眼レンズ45bを解して結像面が拡大して見
られるようになっている。これにより、被写体像は、C
CDイメージセンサ11で撮像されて液晶ファインダ1
4に表示されるとともに、ファインダ接眼窓4bを通し
て観察することができる。
【0039】なお、CCDイメージセンサ11で撮像す
るために、これに専用の撮像レンズを設けてもよい。ま
た、上記のように、光学ファインダ4を利用してCCD
イメージセンサ11で撮像を行う場合には、光学ファイ
ンダ4の型式がある程度限定されるが、光学ファインダ
4としては、スポーツファインダと称される枠型ファイ
ンダに代表される透視式、ニュートンファインダ,逆ガ
リレオファインダ等の虚像式、一眼レフ等に用いられて
いる実像式等の各種のものを用いることができる。
るために、これに専用の撮像レンズを設けてもよい。ま
た、上記のように、光学ファインダ4を利用してCCD
イメージセンサ11で撮像を行う場合には、光学ファイ
ンダ4の型式がある程度限定されるが、光学ファインダ
4としては、スポーツファインダと称される枠型ファイ
ンダに代表される透視式、ニュートンファインダ,逆ガ
リレオファインダ等の虚像式、一眼レフ等に用いられて
いる実像式等の各種のものを用いることができる。
【0040】光学ファインダ4の対物レンズとしては焦
点距離の短いものが用い、またCCDイメージセンサ1
1としては20〜40万画素程度の解像力のものが用い
ることによって、ピント合わせをしなくても、その焦点
深度内でほぼ満足できる被写体像の撮像を行うことがで
きる。CCDイメージセンサ11の駆動は、センサドラ
イバ40によって行われる。CCDイメージセンサ11
の電荷蓄積時間は、すなわち電子シャッタのシャッタ速
度は、撮像信号処理回路41のオートゲインコントロー
ラからの信号に基づいてフィードバック制御され、被写
体輝度に応じて自動調節される。
点距離の短いものが用い、またCCDイメージセンサ1
1としては20〜40万画素程度の解像力のものが用い
ることによって、ピント合わせをしなくても、その焦点
深度内でほぼ満足できる被写体像の撮像を行うことがで
きる。CCDイメージセンサ11の駆動は、センサドラ
イバ40によって行われる。CCDイメージセンサ11
の電荷蓄積時間は、すなわち電子シャッタのシャッタ速
度は、撮像信号処理回路41のオートゲインコントロー
ラからの信号に基づいてフィードバック制御され、被写
体輝度に応じて自動調節される。
【0041】CCDイメージセンサ11からの撮像信号
は撮像信号処理回路41に入力される。撮像信号処理回
路41は、オートゲインコントローラにより撮像信号を
適切なレベルに増幅した後、R,G,Bの色分離を行
う。色ごとの撮像信号はA/Dコンバータ42でデジタ
ル変換されて画像データとされた後、画像データ処理回
路43に入力される。画像データ処理回路43は、各色
の画像データに対してホワイトバランス調節,γ補正,
マトリクス演算などの補正処理を行う。この補正済みの
画像データが次々に液晶ファインダドライバ47に送ら
れることによって、液晶ファインダ14に被写体像が動
画のファインダ画像として表示されるようになる。
は撮像信号処理回路41に入力される。撮像信号処理回
路41は、オートゲインコントローラにより撮像信号を
適切なレベルに増幅した後、R,G,Bの色分離を行
う。色ごとの撮像信号はA/Dコンバータ42でデジタ
ル変換されて画像データとされた後、画像データ処理回
路43に入力される。画像データ処理回路43は、各色
の画像データに対してホワイトバランス調節,γ補正,
マトリクス演算などの補正処理を行う。この補正済みの
画像データが次々に液晶ファインダドライバ47に送ら
れることによって、液晶ファインダ14に被写体像が動
画のファインダ画像として表示されるようになる。
【0042】また、画像データ処理回路43は、マイク
ロコンピュータ24がROM24aから読み出した各種
のキャラクタデータを画像データに合成することによっ
て、各種の情報が液晶ファインダ14上で被写体像に重
ねて表示される。これにより、例えば、ファインダ用電
池マークが液晶ファインダ14に表示される。
ロコンピュータ24がROM24aから読み出した各種
のキャラクタデータを画像データに合成することによっ
て、各種の情報が液晶ファインダ14上で被写体像に重
ねて表示される。これにより、例えば、ファインダ用電
池マークが液晶ファインダ14に表示される。
【0043】画像データ処理回路43は、シャッタボタ
ン8の操作によって写真撮影が行われた時点での1画面
分の画像データをバッファメモリ48に保存する。こう
して保存された画像データは、写真フイルム10aの1
コマ給送の終了後に画像データ処理回路43により、マ
イクロコンピュータ24,入出力制御用のI/Oポート
50を介して予めカメラに内蔵されている内蔵メモリ4
4あるいはメモリカードスロットに装着されたメモリカ
ード51に書き込まれる。この画像データの書き込み時
には、マイクロコンピュータ24によってRAM24b
から写真フイルムカートリッジ10のIDコードとコマ
番号とが読み出され、これらの情報が画像データととも
に識別コードとして内蔵メモリ44またはメモリカード
50に書き込まれる。
ン8の操作によって写真撮影が行われた時点での1画面
分の画像データをバッファメモリ48に保存する。こう
して保存された画像データは、写真フイルム10aの1
コマ給送の終了後に画像データ処理回路43により、マ
イクロコンピュータ24,入出力制御用のI/Oポート
50を介して予めカメラに内蔵されている内蔵メモリ4
4あるいはメモリカードスロットに装着されたメモリカ
ード51に書き込まれる。この画像データの書き込み時
には、マイクロコンピュータ24によってRAM24b
から写真フイルムカートリッジ10のIDコードとコマ
番号とが読み出され、これらの情報が画像データととも
に識別コードとして内蔵メモリ44またはメモリカード
50に書き込まれる。
【0044】マイクロコンピュータ24の動作は、写真
撮影とは無関係に、キー入力部19の操作や、コネクタ
20を介して接続されたコンピュータのキー入力操作に
よっても制御することができる。したがって、内蔵メモ
リ44とメモリカード50との間で双方向に画像データ
の転送を行ったり、また現像済みの写真フイルム10a
が装填された場合に限り、適宜のコマ位置にフイルム給
送を行ったり、任意のコマ位置の磁気記録層に記録され
ている情報の読み出しを行ったりすることができる。さ
らには、内蔵メモリ44やメモリカード50から読み出
した画像データによる画像を液晶ディスプレイ14に表
示させることも可能である。
撮影とは無関係に、キー入力部19の操作や、コネクタ
20を介して接続されたコンピュータのキー入力操作に
よっても制御することができる。したがって、内蔵メモ
リ44とメモリカード50との間で双方向に画像データ
の転送を行ったり、また現像済みの写真フイルム10a
が装填された場合に限り、適宜のコマ位置にフイルム給
送を行ったり、任意のコマ位置の磁気記録層に記録され
ている情報の読み出しを行ったりすることができる。さ
らには、内蔵メモリ44やメモリカード50から読み出
した画像データによる画像を液晶ディスプレイ14に表
示させることも可能である。
【0045】情報表示パネルドライバ55は、マイクロ
コンピュータ24からのデータに基づいて情報表示パネ
ル15を駆動する。これにより、撮影情報表示パネル1
5には、前述の各種情報が表示される。
コンピュータ24からのデータに基づいて情報表示パネ
ル15を駆動する。これにより、撮影情報表示パネル1
5には、前述の各種情報が表示される。
【0046】第1電圧検出回路56,第2電圧検出回路
57は、ファインダ用電池17,撮影用電池18の端子
電圧Va,Vbを測定し、これらの測定結果に基づいて
マイクロコンピュータ24は、各電池17,18の残容
量の判断を行う。また、端子電圧Vaに基づいて、マイ
クロコンピュータ24が液晶ファインダ14の駆動を継
続するか、停止するかを判断する。
57は、ファインダ用電池17,撮影用電池18の端子
電圧Va,Vbを測定し、これらの測定結果に基づいて
マイクロコンピュータ24は、各電池17,18の残容
量の判断を行う。また、端子電圧Vaに基づいて、マイ
クロコンピュータ24が液晶ファインダ14の駆動を継
続するか、停止するかを判断する。
【0047】図1に上記カメラの電源に関する構成を簡
略的に示す。ファインダ用電池17は、液晶ファインダ
ドライバ47に対して給電を行う。これにより、液晶フ
ァインダドライバ47がファインダ用電池17で駆動さ
れるとともに、この液晶ファインダドライバ47を介し
てファインダ用電池17を電源として液晶ファインダ1
4のカラー液晶表示パネル及びバックライトが駆動され
る。
略的に示す。ファインダ用電池17は、液晶ファインダ
ドライバ47に対して給電を行う。これにより、液晶フ
ァインダドライバ47がファインダ用電池17で駆動さ
れるとともに、この液晶ファインダドライバ47を介し
てファインダ用電池17を電源として液晶ファインダ1
4のカラー液晶表示パネル及びバックライトが駆動され
る。
【0048】ファインダ用電池17には、第1電圧検出
回路56が接続されている。この第1電圧検出回路56
は、ファインダ用電池17に液晶ファインダ14及び液
晶ファインダドライバ47が負荷としてかかっている状
態、すなわちこれらに駆動電流を流している状態でファ
インダ用電池17の端子電圧Vaを測定する。
回路56が接続されている。この第1電圧検出回路56
は、ファインダ用電池17に液晶ファインダ14及び液
晶ファインダドライバ47が負荷としてかかっている状
態、すなわちこれらに駆動電流を流している状態でファ
インダ用電池17の端子電圧Vaを測定する。
【0049】マイクロコンピュータ24は、ファインダ
用電池17の端子電圧Vaと、所定の比較電圧を比較す
ることによって、ファインダ用電池17の残容量を判断
する。そして、この判断結果に基づいたファインダ用電
池マークを液晶ファインダ14上に表示させる。また、
この比較に際して、端子電圧Vaが液晶ファインダ14
を駆動するのに必要な電圧よりも低くなったときには、
液晶ファインダドライバ47の作動を停止することで、
液晶ファインダ14の駆動を停止する。したがって、こ
の例では、マイクロコンピュータ24が液晶ファインダ
駆動制御手段となっている。さらに、このようにして、
液晶ファインダ14の駆動を停止した時には、情報表示
パネルドライバ55を介して情報表示パネル15にファ
インダ用電池切れ表示21を点灯させる。
用電池17の端子電圧Vaと、所定の比較電圧を比較す
ることによって、ファインダ用電池17の残容量を判断
する。そして、この判断結果に基づいたファインダ用電
池マークを液晶ファインダ14上に表示させる。また、
この比較に際して、端子電圧Vaが液晶ファインダ14
を駆動するのに必要な電圧よりも低くなったときには、
液晶ファインダドライバ47の作動を停止することで、
液晶ファインダ14の駆動を停止する。したがって、こ
の例では、マイクロコンピュータ24が液晶ファインダ
駆動制御手段となっている。さらに、このようにして、
液晶ファインダ14の駆動を停止した時には、情報表示
パネルドライバ55を介して情報表示パネル15にファ
インダ用電池切れ表示21を点灯させる。
【0050】撮影・撮像ユニット16は、撮影用電池1
8を電源としている。撮影用電池18には、第2電圧検
出回路57が接続されており、この第2電圧検出回路5
7で撮影用電池18の端子電圧Vbが測定される。そし
て、この端子電圧Vbに基づいて撮影用電池18の残容
量がマイクロコンピュータ24で判断され、その判断結
果に基づいた撮影用電池マーク15gが表示される。な
お、撮影・撮像ユニット16は、その作動状態によって
撮影用電池18に対する負荷が変化するため、第2電圧
検出回路57は、撮影用電池18に一定の負荷を与えて
負荷電流を流した状態で端子電圧Vbを測定する。
8を電源としている。撮影用電池18には、第2電圧検
出回路57が接続されており、この第2電圧検出回路5
7で撮影用電池18の端子電圧Vbが測定される。そし
て、この端子電圧Vbに基づいて撮影用電池18の残容
量がマイクロコンピュータ24で判断され、その判断結
果に基づいた撮影用電池マーク15gが表示される。な
お、撮影・撮像ユニット16は、その作動状態によって
撮影用電池18に対する負荷が変化するため、第2電圧
検出回路57は、撮影用電池18に一定の負荷を与えて
負荷電流を流した状態で端子電圧Vbを測定する。
【0051】第1,第2電圧検出回路56,57による
各電池17,18の端子電圧Va,Vbの測定及び残容
量の判断、すなわちバッテリチェックは、カメラの電源
がONとされたとき、撮影が行われたとき、定期的なタ
イマ割り込みが発生した時に行われる。
各電池17,18の端子電圧Va,Vbの測定及び残容
量の判断、すなわちバッテリチェックは、カメラの電源
がONとされたとき、撮影が行われたとき、定期的なタ
イマ割り込みが発生した時に行われる。
【0052】次に上記構成の作用について説明する。撮
影を行うには、電池装填室にファインダ用電池17,撮
影用電池18をそれぞれ装填しておく。また、開閉蓋1
2を開放して写真フイルムカートリッジ10をカメラボ
ディ2内のカートリッジ装填室に装填する。その後、開
閉蓋12を閉じ位置にロックすると、電源のON,OF
Fにかかわりなく、カメラに内蔵された遮光蓋開閉機構
が作動してカートリッジ10bのフイルム送出口を閉じ
ている遮光蓋が開放される。引き続きフイルム給送機構
32が作動してカートリッジ10bのスプールをフイル
ム送り出し方向に駆動し、写真フイルム10aをカート
リッジ10bから送り出す。
影を行うには、電池装填室にファインダ用電池17,撮
影用電池18をそれぞれ装填しておく。また、開閉蓋1
2を開放して写真フイルムカートリッジ10をカメラボ
ディ2内のカートリッジ装填室に装填する。その後、開
閉蓋12を閉じ位置にロックすると、電源のON,OF
Fにかかわりなく、カメラに内蔵された遮光蓋開閉機構
が作動してカートリッジ10bのフイルム送出口を閉じ
ている遮光蓋が開放される。引き続きフイルム給送機構
32が作動してカートリッジ10bのスプールをフイル
ム送り出し方向に駆動し、写真フイルム10aをカート
リッジ10bから送り出す。
【0053】PFセンサ26によって第1コマ目のパー
フォレーションが所定の位置に移動してきたことが検知
されると、フイルム給送機構32の作動が停止され、こ
れにより第1コマ目がアパーチャの背後にセットされ
る。このフイルム初期送り期間中に、磁気ヘッド33a
が写真フイルム10aの磁気記録層から写真フイルム1
0aとカートリッジ10bに対して共通に割り当てられ
たID番号や写真フイルム10aの種類や撮影可能枚数
等を読み取る。
フォレーションが所定の位置に移動してきたことが検知
されると、フイルム給送機構32の作動が停止され、こ
れにより第1コマ目がアパーチャの背後にセットされ
る。このフイルム初期送り期間中に、磁気ヘッド33a
が写真フイルム10aの磁気記録層から写真フイルム1
0aとカートリッジ10bに対して共通に割り当てられ
たID番号や写真フイルム10aの種類や撮影可能枚数
等を読み取る。
【0054】読み取り情報はマイクロコンピュータ24
によって解読され、RAM24bに書き込まれる。写真
フイルム10aの種類や撮影可能枚数に関する情報は、
カメラの露出制御やコマ数カウンタの上限値設定などに
利用することができる。また、ID番号は後述するよう
に画像データをメモリに記録する際に用いられる。
によって解読され、RAM24bに書き込まれる。写真
フイルム10aの種類や撮影可能枚数に関する情報は、
カメラの露出制御やコマ数カウンタの上限値設定などに
利用することができる。また、ID番号は後述するよう
に画像データをメモリに記録する際に用いられる。
【0055】写真フイルムカートリッジ10の装填後、
撮影を行うと時には、まずカメラの電源スイッチ(図示
省略)をONとする。電源スイッチがONとなると、図
6に示すように、マイクロコンピュータ24からの信号
によりセンサドライバ40が作動して、対物レンズ45
aを介したCCDイメージセンサ11による被写体像の
撮像が開始される。また、マイクロコンピュータ24か
らの駆動制御信号により液晶ファインダドライバ47が
作動され、液晶ファインダ14のカラー液晶表示パネル
が駆動開始するとともに、バックライトが点灯される。
撮影を行うと時には、まずカメラの電源スイッチ(図示
省略)をONとする。電源スイッチがONとなると、図
6に示すように、マイクロコンピュータ24からの信号
によりセンサドライバ40が作動して、対物レンズ45
aを介したCCDイメージセンサ11による被写体像の
撮像が開始される。また、マイクロコンピュータ24か
らの駆動制御信号により液晶ファインダドライバ47が
作動され、液晶ファインダ14のカラー液晶表示パネル
が駆動開始するとともに、バックライトが点灯される。
【0056】CCDイメージセンサ11からの撮像信号
は、撮像信号処理回路41,A/D変換器42を介して
画像データとされ、この後画像データ処理回路43に入
力されて、画像データに各種の補正処理が行われる。こ
の補正された画像データは、LCDドライバ47に送ら
れ、このLCDドライバ47によって画像データに基づ
いて液晶ファインダ14が駆動される。これにより、液
晶ファインダ14には被写体像がファインダ画像として
表示される。マイクロコンピュータ24の制御下で被写
体像の撮像及び表示は逐次に行われるから、液晶ファイ
ンダ14には被写体像が動画として表示され、撮影者は
これを観察しながらフレーミングを行うことができる。
は、撮像信号処理回路41,A/D変換器42を介して
画像データとされ、この後画像データ処理回路43に入
力されて、画像データに各種の補正処理が行われる。こ
の補正された画像データは、LCDドライバ47に送ら
れ、このLCDドライバ47によって画像データに基づ
いて液晶ファインダ14が駆動される。これにより、液
晶ファインダ14には被写体像がファインダ画像として
表示される。マイクロコンピュータ24の制御下で被写
体像の撮像及び表示は逐次に行われるから、液晶ファイ
ンダ14には被写体像が動画として表示され、撮影者は
これを観察しながらフレーミングを行うことができる。
【0057】また、マイクロコンピュータ24は、情報
表示パネルドライバ55を介して撮影情報表示パネル1
5を駆動する。これにより、情報表示パネル15上には
フイルムカウンタ15a、日時表示15bが表示され
る。そして、この情報表示パネル15の表示内容は、キ
ー入力部19による操作や撮影が行われる毎に変化す
る。例えば、遠距離ゾーンを選択すれば、遠距離モード
マーク15eが点灯され、1コマの撮影が完了する毎に
フイルムカウンタ15aの表示内容が「1」ずつ歩進さ
れる。このようにして、情報表示パネル15上には、撮
影に関する表示が行われる。
表示パネルドライバ55を介して撮影情報表示パネル1
5を駆動する。これにより、情報表示パネル15上には
フイルムカウンタ15a、日時表示15bが表示され
る。そして、この情報表示パネル15の表示内容は、キ
ー入力部19による操作や撮影が行われる毎に変化す
る。例えば、遠距離ゾーンを選択すれば、遠距離モード
マーク15eが点灯され、1コマの撮影が完了する毎に
フイルムカウンタ15aの表示内容が「1」ずつ歩進さ
れる。このようにして、情報表示パネル15上には、撮
影に関する表示が行われる。
【0058】上記のようにして液晶ディスプレイ14,
情報表示パネル15の駆動開始後、マイクロコンピュー
タ20は、ファインダ用電池17に流れる電流が一定に
なるのを待つためにWAIT処理で一定時間待った後
に、FLAGを「0」としてから、第1,第2電圧検出
回路56,57を順次作動してファインダ用電池17,
撮影用電池18のバッテリチェックを詳細を後述するよ
うにして行う。なお、FLAGは、液晶ファインダの停
止の有無を判断するのに用いられる。
情報表示パネル15の駆動開始後、マイクロコンピュー
タ20は、ファインダ用電池17に流れる電流が一定に
なるのを待つためにWAIT処理で一定時間待った後
に、FLAGを「0」としてから、第1,第2電圧検出
回路56,57を順次作動してファインダ用電池17,
撮影用電池18のバッテリチェックを詳細を後述するよ
うにして行う。なお、FLAGは、液晶ファインダの停
止の有無を判断するのに用いられる。
【0059】このバッテリチェックでファインダ用電池
17、撮影用電池18の残容量,すなわち端子電圧V
a,Vbがそれぞれ液晶ファインダ14、撮影・撮像ユ
ニット16を駆動するのに最低必要な電圧以上である場
合には、端子電圧Vaに基づいて判断されたファインダ
用電池17の残容量に応じたファインダ用電池マークが
液晶ファインダ14に、また端子電圧Vbに基づいて判
断された撮影用電池18の残容量に応じたファインダ用
電池マーク15gが撮影情報表示パネル15にそれぞれ
表示される。そして、撮影用電池18のバッテリチェッ
クで撮影・撮像が禁止されていないことを確かめてか
ら、撮影待機状態となる。
17、撮影用電池18の残容量,すなわち端子電圧V
a,Vbがそれぞれ液晶ファインダ14、撮影・撮像ユ
ニット16を駆動するのに最低必要な電圧以上である場
合には、端子電圧Vaに基づいて判断されたファインダ
用電池17の残容量に応じたファインダ用電池マークが
液晶ファインダ14に、また端子電圧Vbに基づいて判
断された撮影用電池18の残容量に応じたファインダ用
電池マーク15gが撮影情報表示パネル15にそれぞれ
表示される。そして、撮影用電池18のバッテリチェッ
クで撮影・撮像が禁止されていないことを確かめてか
ら、撮影待機状態となる。
【0060】撮影待機状態では、シャッタボタン8が押
圧されたか、タイマ割り込みが発生したかがチェックさ
れる。そして、タイマ割り込みが発生したときには、フ
ァインダ用電池17,撮影用電池18のバッテリチェッ
クがその都度行われる。
圧されたか、タイマ割り込みが発生したかがチェックさ
れる。そして、タイマ割り込みが発生したときには、フ
ァインダ用電池17,撮影用電池18のバッテリチェッ
クがその都度行われる。
【0061】撮影者は、液晶ファインダ14上に表示さ
れている被写体像を観察しながら、フレーミングを行
い、また、必要に応じて被写体の距離に応じたゾーン、
ストロボ発光の有無などをキー入力部19を操作して設
定した後、シャッタボタン8を半押しとして、さらに押
し込んで全押しとして撮影を行う。
れている被写体像を観察しながら、フレーミングを行
い、また、必要に応じて被写体の距離に応じたゾーン、
ストロボ発光の有無などをキー入力部19を操作して設
定した後、シャッタボタン8を半押しとして、さらに押
し込んで全押しとして撮影を行う。
【0062】シャッタボタン8を半押しとすると、測光
部27が作動されて被写体輝度が測光され、この被写体
輝度に応じた測光データがマイクロコンピュータ24に
入力される。マイクロコンピュータ24は、この測光デ
ータ及び写真フイルム10aのフイルム感度に基づいて
露出値データを算出する。
部27が作動されて被写体輝度が測光され、この被写体
輝度に応じた測光データがマイクロコンピュータ24に
入力される。マイクロコンピュータ24は、この測光デ
ータ及び写真フイルム10aのフイルム感度に基づいて
露出値データを算出する。
【0063】そして、シャッタボタン8を全押しする
と、半押し時点で得られた測光データに基づいて算出さ
れた露出値データに基づいて、露出制御回路31により
プログラムシャッタ35が開閉されて写真フイルム10
aに対して撮影が行われる。
と、半押し時点で得られた測光データに基づいて算出さ
れた露出値データに基づいて、露出制御回路31により
プログラムシャッタ35が開閉されて写真フイルム10
aに対して撮影が行われる。
【0064】さらに、マイクロコンピュータ24は、シ
ャッタボタン8を全押しとすることに応答して画像デー
タ処理回路43に所定の信号を送ることによって、この
時点でCCDイメージセンサ11で撮像された1画面分
の画像データをバッファメモリ48に書き込むが、この
ときの撮像は、ストロボ発光のタイミングと同期して行
われるため、ストロボ発光が行われれば、CCDイメー
ジセンサ11での撮像もストロボ光を利用したものとな
る。
ャッタボタン8を全押しとすることに応答して画像デー
タ処理回路43に所定の信号を送ることによって、この
時点でCCDイメージセンサ11で撮像された1画面分
の画像データをバッファメモリ48に書き込むが、この
ときの撮像は、ストロボ発光のタイミングと同期して行
われるため、ストロボ発光が行われれば、CCDイメー
ジセンサ11での撮像もストロボ光を利用したものとな
る。
【0065】プログラムシャッタ35の作動完了後、マ
イクロコンピュータ24はフイルム給送機構32を作動
させてフイルム給送を行って写真フイルム10aを1コ
マ送りする。この1コマ送りの間には、磁気記録/再生
回路33により磁気ヘッド33aが駆動され、第1コマ
目の撮影画面外にデータ記録を行う。ここで記録される
情報は、露出に関するデータや撮影日時データ、プリン
トサイズの指定データなどの他に、コマ番号データが含
まれる。なお、コマ番号データは、RAM24b上で撮
影ごとに更新されるコマ番号に対応する。
イクロコンピュータ24はフイルム給送機構32を作動
させてフイルム給送を行って写真フイルム10aを1コ
マ送りする。この1コマ送りの間には、磁気記録/再生
回路33により磁気ヘッド33aが駆動され、第1コマ
目の撮影画面外にデータ記録を行う。ここで記録される
情報は、露出に関するデータや撮影日時データ、プリン
トサイズの指定データなどの他に、コマ番号データが含
まれる。なお、コマ番号データは、RAM24b上で撮
影ごとに更新されるコマ番号に対応する。
【0066】磁気記録/再生装置32によって磁気記録
層へのデータ記録が完了し、また1コマ送りが完了する
と、マイクロコンピュータ24は画像データ処理回路4
3に画像データの記録指令を送る。これにより、バッフ
ァメモリ48に格納されていた1画面分の画像データが
マイクロコンピュータ24,I/Oポート50を経て内
蔵メモリ44に転送され、そこに書き込まれる。
層へのデータ記録が完了し、また1コマ送りが完了する
と、マイクロコンピュータ24は画像データ処理回路4
3に画像データの記録指令を送る。これにより、バッフ
ァメモリ48に格納されていた1画面分の画像データが
マイクロコンピュータ24,I/Oポート50を経て内
蔵メモリ44に転送され、そこに書き込まれる。
【0067】この画像データの記録処理に際し、マイク
ロコンピュータ24は、RAM24bに書き込まれてい
たID番号とコマ番号とを読み出し、これらを画像デー
タとともに内蔵メモリ44に書き込む。もちろん、メモ
リカード51をメモリカードスロットに装着して、この
メモリカード51に画像データ及びID番号とコマ番号
等を書き込むように設定しておくことができる。
ロコンピュータ24は、RAM24bに書き込まれてい
たID番号とコマ番号とを読み出し、これらを画像デー
タとともに内蔵メモリ44に書き込む。もちろん、メモ
リカード51をメモリカードスロットに装着して、この
メモリカード51に画像データ及びID番号とコマ番号
等を書き込むように設定しておくことができる。
【0068】以下同様にして、液晶ファインダ14のフ
ァインダ画像を観察しながらフレーミングを行い、順次
に撮影を行う。そして、画像データ等の書き込み終了毎
に、はファインダ用電池17と撮影用電池18のバッテ
リチェックが行われる。
ァインダ画像を観察しながらフレーミングを行い、順次
に撮影を行う。そして、画像データ等の書き込み終了毎
に、はファインダ用電池17と撮影用電池18のバッテ
リチェックが行われる。
【0069】上記のように電源がONとされたとき、撮
影待機状態でタイマ割り込みが発生した時、撮影が行わ
れたときにファインダ用電池17と撮影用電池18のバ
ッテリチェックが行われる。
影待機状態でタイマ割り込みが発生した時、撮影が行わ
れたときにファインダ用電池17と撮影用電池18のバ
ッテリチェックが行われる。
【0070】ファインダ用電池17のバッテリチェック
では、図7に示すように、マイクロコンピュータ24に
よって第1電圧検出回路56が作動されて、ファインダ
用電池17の端子電圧Vaが測定され、これがマイクロ
コンピュータ24に送られる。この端子電圧Vaは、フ
ァインダ用電池17が液晶ファインダドライバ50及び
液晶ファインダ14にほぼ一定な電流を流した状態で測
定されため、ファインダ用電池17の残容量が少ないほ
ど、低い値となる。
では、図7に示すように、マイクロコンピュータ24に
よって第1電圧検出回路56が作動されて、ファインダ
用電池17の端子電圧Vaが測定され、これがマイクロ
コンピュータ24に送られる。この端子電圧Vaは、フ
ァインダ用電池17が液晶ファインダドライバ50及び
液晶ファインダ14にほぼ一定な電流を流した状態で測
定されため、ファインダ用電池17の残容量が少ないほ
ど、低い値となる。
【0071】マイクロコンピュータ24は、端子電圧V
aを受け取ると、この端子電圧Vaと、比較電圧V0と
を比較する。この比較電圧V0は、ファインダ用電池1
7の放電があまり進んでおらず、残容量が例えば40%
程度のときのファインダ用電池17の端子電圧と同じ電
圧に設定されている。したがって、この比較では、ファ
インダ用電池17の残容量が50%以上あるかどうかが
調べられる。また、ファインダ用電池17の端子電圧V
aが比較電圧V0よりも低くなっている場合には、マイ
クロコンピュータ24は、端子電圧Vaを比較電圧V1
と比較する。この比較電圧V1は、液晶ファインダ14
を駆動するのに最低必要な端子電圧とほぼ同じ電圧に設
定されている。したがって、この比較で現在のファイン
ダ用電池17で液晶ファインダ14の駆動を継続すべき
か、駆動を停止すべきかが判断される。
aを受け取ると、この端子電圧Vaと、比較電圧V0と
を比較する。この比較電圧V0は、ファインダ用電池1
7の放電があまり進んでおらず、残容量が例えば40%
程度のときのファインダ用電池17の端子電圧と同じ電
圧に設定されている。したがって、この比較では、ファ
インダ用電池17の残容量が50%以上あるかどうかが
調べられる。また、ファインダ用電池17の端子電圧V
aが比較電圧V0よりも低くなっている場合には、マイ
クロコンピュータ24は、端子電圧Vaを比較電圧V1
と比較する。この比較電圧V1は、液晶ファインダ14
を駆動するのに最低必要な端子電圧とほぼ同じ電圧に設
定されている。したがって、この比較で現在のファイン
ダ用電池17で液晶ファインダ14の駆動を継続すべき
か、駆動を停止すべきかが判断される。
【0072】例えば、ファインダ用電池17の残容量が
40%以上(Va>V0)以上ある場合には、図8
(a)に示すように、液晶ファインダ14には被写体画
像に重ねてフル容量表示のファインダ用電池マーク60
が表示されて、撮影者に対して、ファインダ用電池17
の残容量が充分であることが知らされる。
40%以上(Va>V0)以上ある場合には、図8
(a)に示すように、液晶ファインダ14には被写体画
像に重ねてフル容量表示のファインダ用電池マーク60
が表示されて、撮影者に対して、ファインダ用電池17
の残容量が充分であることが知らされる。
【0073】そして、ファインダ用電池17の端子電圧
Vaが低下して、端子電圧Vaが比較電圧V0よりも低
くいが、比較電圧V0よりも高い場合と判断されたとき
には、ファインダ用電池マーク60を図8(a)に示さ
れるフル容量表示から図8(b)に示す警告表示に切り
換えられる。これにより、撮影者に対して、ファインダ
用電池17の残容量が少なくなっていることを警告す
る。
Vaが低下して、端子電圧Vaが比較電圧V0よりも低
くいが、比較電圧V0よりも高い場合と判断されたとき
には、ファインダ用電池マーク60を図8(a)に示さ
れるフル容量表示から図8(b)に示す警告表示に切り
換えられる。これにより、撮影者に対して、ファインダ
用電池17の残容量が少なくなっていることを警告す
る。
【0074】上記のようにしてファインダ用電池17の
バッテリチェックの後には、第2電圧検出回路57が作
動されて、撮影用電池18のバッテリチェックが行われ
る。図9に示すように、このバッテリチェックでは、ま
ず第2電圧検出回路57によって撮影用電池18に一定
の負荷が与えられて負荷電流が流される。そして、WA
IT処理により一定時間経過するのを待ってから、第2
電圧検出回路57によって撮影用電池18の端子電圧V
bが測定される。
バッテリチェックの後には、第2電圧検出回路57が作
動されて、撮影用電池18のバッテリチェックが行われ
る。図9に示すように、このバッテリチェックでは、ま
ず第2電圧検出回路57によって撮影用電池18に一定
の負荷が与えられて負荷電流が流される。そして、WA
IT処理により一定時間経過するのを待ってから、第2
電圧検出回路57によって撮影用電池18の端子電圧V
bが測定される。
【0075】マイクロコンピュータ24は、第2電圧検
出回路57によって測定された端子電圧Vbを比較電圧
V0と同様に設定された比較電圧V2と比較することに
よって、撮影・撮像ユニット16を駆動するのに充分な
容量が撮影用電池18に残っているかを判断する。ま
た、この比較で端子電圧Vbが比較電圧V2よりも低
く、容量が充分でないと判断したときには、さらに端子
電圧Vbを比較電圧3(<V2)と比較することで、撮
影・撮像ユニット16を駆動するのに必要な容量が撮影
用電池18に残っているかを判断する。
出回路57によって測定された端子電圧Vbを比較電圧
V0と同様に設定された比較電圧V2と比較することに
よって、撮影・撮像ユニット16を駆動するのに充分な
容量が撮影用電池18に残っているかを判断する。ま
た、この比較で端子電圧Vbが比較電圧V2よりも低
く、容量が充分でないと判断したときには、さらに端子
電圧Vbを比較電圧3(<V2)と比較することで、撮
影・撮像ユニット16を駆動するのに必要な容量が撮影
用電池18に残っているかを判断する。
【0076】これにより、端子電圧Vbが比較電圧V2
よりも高い場合には、フル容量表示の撮影用電池マーク
15gを情報表示パネル15に表示し、端子電圧Vbが
低下して、これが比較電圧V2よりも低いが比較電圧V
3以上となったときには、撮影用電池マーク15gがフ
ル容量表示から容量警告表示に切り換えられる。
よりも高い場合には、フル容量表示の撮影用電池マーク
15gを情報表示パネル15に表示し、端子電圧Vbが
低下して、これが比較電圧V2よりも低いが比較電圧V
3以上となったときには、撮影用電池マーク15gがフ
ル容量表示から容量警告表示に切り換えられる。
【0077】このようにして、電源がONとなっている
間にはバッテリチェックが繰り返し行われ、端子電圧V
aが比較電圧V1以上となっているときには、液晶ファ
インダ14の駆動が継続される。液晶ファインダ14の
駆動が継続されて、ファインダ用電池18の残容量が低
下することに応じて端子電圧Vaが低くなる。
間にはバッテリチェックが繰り返し行われ、端子電圧V
aが比較電圧V1以上となっているときには、液晶ファ
インダ14の駆動が継続される。液晶ファインダ14の
駆動が継続されて、ファインダ用電池18の残容量が低
下することに応じて端子電圧Vaが低くなる。
【0078】そして、端子電圧Vaが比較電圧V1より
も低くなった後にファインダ用電池18のバッテリチェ
ックが行われると、マイクロコンピュータ24によって
端子電圧Vaが比較電圧V1よりも低いと判断される。
すると、マイクロコンピュータ24は、図10(a)に
示すようにフイルムカウンタ15aや日時表示15b,
撮影用電池マーク15gなどの撮影に関する情報だけが
表示されていた情報表示パネル15に、図15(b)に
示すようにファインダ用電池切れ表示21を点灯させ
る。この後に、マイクロコンピュータ24は、液晶ファ
インダドライバ47の駆動を停止させる。これにより、
液晶ファインダドライバ47とともに、液晶表示パネル
とバックライトからなる液晶ファインダ14の駆動が停
止され、液晶ファインダ14には、ファインダ画像が表
示されなくなる。
も低くなった後にファインダ用電池18のバッテリチェ
ックが行われると、マイクロコンピュータ24によって
端子電圧Vaが比較電圧V1よりも低いと判断される。
すると、マイクロコンピュータ24は、図10(a)に
示すようにフイルムカウンタ15aや日時表示15b,
撮影用電池マーク15gなどの撮影に関する情報だけが
表示されていた情報表示パネル15に、図15(b)に
示すようにファインダ用電池切れ表示21を点灯させ
る。この後に、マイクロコンピュータ24は、液晶ファ
インダドライバ47の駆動を停止させる。これにより、
液晶ファインダドライバ47とともに、液晶表示パネル
とバックライトからなる液晶ファインダ14の駆動が停
止され、液晶ファインダ14には、ファインダ画像が表
示されなくなる。
【0079】このようにして、液晶ファインダ14のフ
ァインダ画像が非表示とされるが、撮影者は、撮影情報
表示パネル15上に点灯されているファインダ用電池切
れ表示21によって、液晶ファインダ14の故障ではな
くファインダ用電池17で液晶ファインダ14が駆動で
きなくなったために、液晶ファインダ14が非表示とさ
れたことを知ることができる。
ァインダ画像が非表示とされるが、撮影者は、撮影情報
表示パネル15上に点灯されているファインダ用電池切
れ表示21によって、液晶ファインダ14の故障ではな
くファインダ用電池17で液晶ファインダ14が駆動で
きなくなったために、液晶ファインダ14が非表示とさ
れたことを知ることができる。
【0080】液晶ファインダ14の駆動を停止後、マイ
クロコンピュータ24は、FLAGを「1」としてファ
インダ用電池17のバッテリチェックを終了する。この
後は、FLAGが「1」とされることにともない、タイ
マ割り込みや撮影が行われたときには、ファインダ電池
17のバッテリチェックがスキップされて、撮影用電池
18のバッテリチェックだけが行われるようになる。
クロコンピュータ24は、FLAGを「1」としてファ
インダ用電池17のバッテリチェックを終了する。この
後は、FLAGが「1」とされることにともない、タイ
マ割り込みや撮影が行われたときには、ファインダ電池
17のバッテリチェックがスキップされて、撮影用電池
18のバッテリチェックだけが行われるようになる。
【0081】もちろん、液晶ファインダ14の駆動を停
止後であっても、撮影用電池18が撮影、撮像ユニット
16を駆動するのに必要な容量がある間は、撮影・撮像
が禁止されないため、すなわち撮影・撮像ユニット16
が撮影用電池18を電源として駆動され、また光学ファ
インダ4を用いてフレーミングを行うことができ、さら
に情報表示パネル15によって必要な情報を得ることが
できるため、撮影・撮像を継続することができる。
止後であっても、撮影用電池18が撮影、撮像ユニット
16を駆動するのに必要な容量がある間は、撮影・撮像
が禁止されないため、すなわち撮影・撮像ユニット16
が撮影用電池18を電源として駆動され、また光学ファ
インダ4を用いてフレーミングを行うことができ、さら
に情報表示パネル15によって必要な情報を得ることが
できるため、撮影・撮像を継続することができる。
【0082】撮影用電池18が消耗して、端子電圧Vb
が比較電圧V3よりも低い場合には、撮影用電池マーク
15gが所定の時間だけ点滅して、撮影用電池が容量切
れであることを撮影者に警告した後に、撮影・撮像禁止
とする。そして、撮影・撮像禁止となると、電源が自動
的にOFFとされる。
が比較電圧V3よりも低い場合には、撮影用電池マーク
15gが所定の時間だけ点滅して、撮影用電池が容量切
れであることを撮影者に警告した後に、撮影・撮像禁止
とする。そして、撮影・撮像禁止となると、電源が自動
的にOFFとされる。
【0083】なお、ファインダ用電池17の端子電圧V
aが低下して液晶ファインダ14の駆動が停止される前
に、光学ファインダでフレーミングを行うようにしても
よい。また、FLAGは、電源をOFFとして再度ON
とすることによって「0」とされるから、新しいファイ
ンダ用電池17を装填して、再度電源をONとすれば、
再び液晶ファインダ14で被写体像を観察することがで
きる。い。
aが低下して液晶ファインダ14の駆動が停止される前
に、光学ファインダでフレーミングを行うようにしても
よい。また、FLAGは、電源をOFFとして再度ON
とすることによって「0」とされるから、新しいファイ
ンダ用電池17を装填して、再度電源をONとすれば、
再び液晶ファインダ14で被写体像を観察することがで
きる。い。
【0084】上記カメラでは、イメージセンサとして、
CCDイメージセンサを用いたが、MOS型イメージセ
ンサなどカメラに組み込めるものであれば種々のものを
用いることができる。上記実施形態は、写真カメラとデ
ジタルカメラの両機能を備えたものについて説明した
が、被写体像を液晶ディスプレイに表示するカメラであ
れば、写真カメラ,デジタルカメラなどでもよい。例え
ば、デジタルカメラでは、メモリに書き込むことができ
る画像の個数などの撮影に関する表示する撮影情報表示
パネルにファインダ用電池によって液晶ファインダの駆
動が不可能になったことを表示するようにする。
CCDイメージセンサを用いたが、MOS型イメージセ
ンサなどカメラに組み込めるものであれば種々のものを
用いることができる。上記実施形態は、写真カメラとデ
ジタルカメラの両機能を備えたものについて説明した
が、被写体像を液晶ディスプレイに表示するカメラであ
れば、写真カメラ,デジタルカメラなどでもよい。例え
ば、デジタルカメラでは、メモリに書き込むことができ
る画像の個数などの撮影に関する表示する撮影情報表示
パネルにファインダ用電池によって液晶ファインダの駆
動が不可能になったことを表示するようにする。
【0085】また、上記実施形態は、電池によって液晶
ファインダの駆動が不可能になったことを表示する表示
手段として情報表示パネルを用いたが、例えば、電池に
よって液晶ファインダの駆動が不可能になったことに応
答させて点灯あるいは点滅させるようにした発光ダイオ
ードなどを用いることもできる。
ファインダの駆動が不可能になったことを表示する表示
手段として情報表示パネルを用いたが、例えば、電池に
よって液晶ファインダの駆動が不可能になったことに応
答させて点灯あるいは点滅させるようにした発光ダイオ
ードなどを用いることもできる。
【0086】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明のカメラに
よれば、ファインダ画像を表示する液晶ファインダの電
源となる電池の端子電圧を検出して、この端子電圧が液
晶ファインダを駆動するのに必要な電圧よりも低くなっ
たときに液晶ファインダの駆動を停止してファインダ画
像を非表示とするとともに、この駆動停止に応答して、
電池によって液晶ファインダの駆動が不可能になったこ
とを表示するようにしたから、撮影者に液晶ファインダ
が故障した等と誤認識させることがなく、電池が消耗し
て液晶ファインダの駆動が停止されたことを知らせるこ
とができる。
よれば、ファインダ画像を表示する液晶ファインダの電
源となる電池の端子電圧を検出して、この端子電圧が液
晶ファインダを駆動するのに必要な電圧よりも低くなっ
たときに液晶ファインダの駆動を停止してファインダ画
像を非表示とするとともに、この駆動停止に応答して、
電池によって液晶ファインダの駆動が不可能になったこ
とを表示するようにしたから、撮影者に液晶ファインダ
が故障した等と誤認識させることがなく、電池が消耗し
て液晶ファインダの駆動が停止されたことを知らせるこ
とができる。
【図1】本発明を実施したカメラの電源に関する構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】本発明を実施したカメラの正面側外観図であ
る。
る。
【図3】図2のカメラの背面側外観図である。
【図4】情報表示パネルの表示内容を示す説明図であ
る。
る。
【図5】カメラの電気的な構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図6】電源のONから撮影までの処理の流れを示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図7】ファインダ用電池のバッテリチェックの処理を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図8】液晶ディスプレイ上に表示される電池マークを
示す説明図である。
示す説明図である。
【図9】撮影用電池のバッテリチェックの処理を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図10】液晶ファインダの駆動時と停止時の情報表示
パネルの表示を示す説明図である。
パネルの表示を示す説明図である。
【符号の説明】 3 撮影レンズ 4 光学ファインダ 11 CCDイメージセンサ 14 液晶ファインダ 15 情報表示パネル 17 ファインダ用電池 18 撮影用電池 24 ファインダ用電池切れ表示 56,57 電圧検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 19/02 G03B 19/02 5C022 Fターム(参考) 2H002 BB00 BB01 BB05 BC03 BC07 FB71 FB84 GA00 HA06 HA11 HA12 JA07 JA09 2H018 AA01 AA32 BE02 2H054 AA01 BB07 BB08 CD03 2H100 CC05 CC07 DD00 DD02 DD15 FF01 2H102 AA00 AB02 BA21 BB05 BB08 BB22 CA03 5C022 AA13 AC03 AC11 AC16 AC18 AC22 AC42 AC69 AC73 AC77
Claims (6)
- 【請求項1】 被写体像を撮像するイメージセンサと、
このイメージセンサで撮影した被写体像をファインダ画
像として表示する液晶ファインダとを備えたカメラにお
いて前記液晶ファインダの電源となる電池の端子電圧を
検出する電圧検出手段と、この電圧検出手段の検出結果
に基づき、前記電池の端子電圧が前記液晶ファインダを
駆動するのに必要な電圧よりも低くなったときに、前記
液晶ファインダの駆動を停止してファインダ画像を非表
示とする液晶ファインダ駆動制御手段と、前記液晶ファ
インダ駆動制御手段による前記液晶ファインダの駆動停
止に応答して、前記電池によって液晶ファインダの駆動
が不可能になったことを表示する表示手段とを備えてい
ることを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 前記液晶ファインダの駆動停止後にも、
前記イメージセンサによって撮像した画像の記憶媒体へ
の取り込み、または写真フイルムへの撮影を継続して行
えるようにされていることを特徴とする請求項1記載の
カメラ。 - 【請求項3】 被写体像を光学的に観察する光学ファイ
ンダを備えているこを特徴とする請求項1又は2記載の
カメラ。 - 【請求項4】 撮像または撮影に関する情報を表示する
情報表示パネルを備えていることを特徴とする請求項1
ないし3のいずれか1項に記載のカメラ。 - 【請求項5】 前記情報表示パネルに前記電池によって
液晶ファインダの駆動が不可能になったことが表示さ
れ、この情報表示パネルが前記表示手段となっているこ
とを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載
のカメラ。 - 【請求項6】 前記液晶ファインダの電源となる前記電
池は、前記液晶ファインダの駆動のために専用に設けら
れていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか
1項に記載のカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10237095A JP2000069333A (ja) | 1998-08-24 | 1998-08-24 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10237095A JP2000069333A (ja) | 1998-08-24 | 1998-08-24 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000069333A true JP2000069333A (ja) | 2000-03-03 |
Family
ID=17010347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10237095A Pending JP2000069333A (ja) | 1998-08-24 | 1998-08-24 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000069333A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110401765A (zh) * | 2019-04-25 | 2019-11-01 | 张丽 | 移动终端使用权限管控系统 |
-
1998
- 1998-08-24 JP JP10237095A patent/JP2000069333A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110401765A (zh) * | 2019-04-25 | 2019-11-01 | 张丽 | 移动终端使用权限管控系统 |
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