JP2003304428A - デジタルバックを装着可能なカメラ - Google Patents

デジタルバックを装着可能なカメラ

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JP2003304428A
JP2003304428A JP2002105328A JP2002105328A JP2003304428A JP 2003304428 A JP2003304428 A JP 2003304428A JP 2002105328 A JP2002105328 A JP 2002105328A JP 2002105328 A JP2002105328 A JP 2002105328A JP 2003304428 A JP2003304428 A JP 2003304428A
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camera
digital
cpu
digital back
battery
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JP2002105328A
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English (en)
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Noriyuki Ishii
則行 石井
Tsutomu Ichikawa
勉 市川
Makoto Akesaka
誠 明坂
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者が使いやすいようにバッテリチェクを
行うカメラを提供する。 【解決手段】 記裏蓋及びデジタルバック30の一方を
他方に交換したことを検出する検出部55と、検出部5
5により交換を検出したとき、バッテリチェックの判定
条件を変更する制御部40とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルバックを
装着可能なカメラに関し、詳しくは、銀塩フィルムカメ
ラとして使用するときの裏蓋をデジタルバックに交換す
ることによりデジタルカメラとして使用可能となる、デ
ジタルバックを装着可能なカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラにおいて、電池の装着やカ
メラ本体の電源ONのタイミングでバッテリーチェック
を行うことは、一般に知られている。また、実開昭62
−188743号公報には、シャッタ釦の操作バッテリ
チェクを開始することが提案されている。また、特開平
8−76185号公報には、所定時間や所定回数で、バ
ッテリチェクを開始することが提案されている。さら
に、特開2000−122119号公報には、デジタル
カメラ兼用の銀塩フィルムカメラで露光前にバッテリチ
ェックを行い、その結果に基づいて、撮像動作を禁止し
たり、表示動作を禁止したりするということが提案され
ている。
【0003】一方、バッテリチェックのレベル変更とし
ては、電池の種類でバッテリチェクの判定レベルを変え
ることは知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したデジタルカメ
ラ兼用の銀塩フィルムカメラでは、露光前にバッテリチ
ェックを行って撮像動作を禁止したり、表示動作を禁止
したりする場合、使用者が露光動作に入らないとバッテ
リチェックが行われないので、撮影直前に電池電圧が低
いときに、撮影ができないといった不具合が生じる。ま
た、銀塩フィルムカメラとしてバッテリチェックレベル
を設定したまま、デジタルカメラに移行した場合、ある
いは逆の場合についても、バッテリチェックの判定を誤
ってしまい、まだ使用できる電池にもかかわらず、電池
交換を促すような警告表示が出てしまうという問題点も
発生する。
【0005】したがって、本発明が解決しようとする技
術的課題は、使用者が使いやすいようにバッテリチェク
を行うカメラを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記技術的課
題を解決するために、以下の構成のカメラを提供する。
【0007】カメラは、銀塩フィルムカメラとして使用
するときの裏蓋を、電子撮像装置を搭載したデジタルバ
ックに交換することにより、デジタルカメラとして使用
可能となるタイプのものである。カメラは、前記裏蓋及
び前記デジタルバックの一方を他方に交換したことを検
出する検出部と、前記検出部により前記交換を検出した
とき、バッテリチェックの判定条件を変更する制御部と
を備える。
【0008】上記構成によれば、カメラ本体に裏蓋が装
着されたときやデジタルバックが装着されたときとに、
バッテリチェックの判定条件を変更することができる。
これにより、銀塩フィルムカメラとして使用するとき、
デジタルカメラとして使用するときで、それぞれに適切
なバッテリチェックの判定条件を設定することができ
る。したがって、カメラは使いやすくなる。
【0009】また、本発明は、上記技術的課題を解決す
るために、以下の構成のカメラを提供する。
【0010】カメラは、銀塩フィルムカメラとして使用
するときの裏蓋を、電子撮像装置を搭載したデジタルバ
ックに交換することにより、デジタルカメラとして使用
可能となるタイプのものである。カメラは、前記裏蓋及
び前記デジタルバックの一方を他方に交換したことを検
出する検出部と、前記検出部により前記交換を検出した
とき、バッテリチェックを行うタイミングを変更する制
御部とを備える。
【0011】上記構成によれば、カメラ本体に裏蓋が装
着されたときやデジタルバックが装着されたときに、バ
ッテリチェックのシーケンスを変更することことができ
る。これにより、銀塩フィルムカメラとして使用すると
き、デジタルカメラとして使用するときで、それぞれに
適切なバッテリチェックの判定条件を設定することがで
きる。したがって、カメラは使いやすくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態として
実施例を図1〜図8に基づいて説明する。
【0013】図7は、カメラを背面から見た全体概観図
である。カメラ本体10には、銀塩フィルムカメラとし
て使用するための裏蓋20が装着されている。
【0014】カメラ本体10の上部には、外付けフラッ
シュを取りつけるためのアクセサリーシュー11、IS
O設定ダイヤル12、ファインダー窓18、モード設定
ダイヤル13、メインスイッチ14、設定変更ダイヤル
15が配置されている。カメラ本体10の下部には、フ
ィルムを巻き戻すための巻き戻し釦16、アイスタート
ON/OFFスイッチ17が配置されている。
【0015】裏蓋20は、回動自在にカメラ本体10に
支持され、かつ、カメラ本体10から着脱可能である。
裏蓋20には、フィルム確認窓22、表示部24、設定
釦26、AFエリア選択スイッチ28が配置されてい
る。
【0016】図8は、カメラ本体10に、裏蓋20の代
わりに、デジタルカメラとして使用するためのデジタル
バック30が装着されたときの全体概観図である。
【0017】デジタルバック30には、画像や音声など
のデータを記録するためのメモリカードを装填するメモ
リカード装填部32、撮影画像などを表示する液晶モニ
タ34、設定釦36、メインスイッチ及びモードダイア
ル37、AFエリア選択スイッチ38が配置されてい
る。メインスイッチ及びモードダイアル37は、4つの
ポジションを持つ回転式のダイヤルであり、デジタルバ
ック30の電源OFF、デジタルカメラとしての各種設
定を行うセットアップモード、デジタルカメラとして使
用する撮影モード、画像を再生する再生モードのいずれ
かを選択できる。電源OFF以外の位置では、デジタル
バック30の電源はONになる。
【0018】図1は、カメラ本体10の回路ブロック図
である。
【0019】カメラCPU40には、表示部41、測光
部42、調光部43、レンズ44、外付けフラッシュ4
5、調整端子46、EPROM47、DC/DCコン
バータ48、バッテリーチェック回路59、スイッチ類
50、絞り駆動部51、シャッタ・メカチャージ部5
2、AFモーター駆動部53、測距センサ54、DX端
子55が接続されている。
【0020】カメラCPU40は、カメラ本体10のす
べての動作(測光、測距、露光動作など)の制御を統括
するマイコンであり、プロセッサと書き換え可能なメモ
リ(RAM40aとフラッシュメモリ40b)を内蔵す
る。カメラCPU40は、フラッシュメモリ40bに格
納されたプログラムに従って動作する。カメラ本体10
は、フラッシュメモリ40bに銀塩フィルムカメラ用プ
ログラムが格納された状態で、製品としての出荷され
る。フラッシュメモリ40bに格納されたプログラム
は、詳しくは後述するように、必要に応じて書き換えら
れる。RAM40aには、データが一時的に格納され
る。
【0021】表示部41は、カメラの状態を表示する部
分である。測光部42や調光部43は、カメラの露出の
情報を入手する。カメラCPU40は、その情報に基づ
いて露出演算を行う。レンズ44は、カメラ本体10に
装着する交換可能なレンズである。カメラCPU40
は、レンズ44内の制御回路と交信することで、レンズ
44の絞り情報や焦点距離情報などの情報を入手でき
る。外付けフラッシュ45は、カメラ本体10のアクセ
サリーシューに取り付けられる着脱可能なフラッシュで
ある。調整端子46は、前述したように、外部機器(カ
メラ本体10の組み立て時に調整するための機械や、裏
蓋20やデジタルバック30)との交信部分である。E
PROM47には、カメラ本体10の調整値や補正値
などのデータを記憶している。DC/DCコンバータ4
8は、電池49から供給される電源の電圧を一定に保
つ。バッテリーチェック回路59は、電池49が使用可
能な状態かをチェックする。
【0022】絞り駆動部51は、露光のときに絞りが設
定値となるように制御する。シャッタ・メカチャージ部
52は、露光のときに設定されたシャッタ速度となるよ
うに制御するとともに、ミラーのアップダウン、次の露
光のためにメカユニットの準備を行う。AFモーター駆
動部53は、測距開始信号に基づいて、レンズ44を駆
動する。測距センサ54は、測距モジュール内に配置さ
れ、測距開始信号に基づいて被写体のピント位置を検出
する。DX端子55は、フィルム感度や枚数などのフィ
ルム情報を読み取るとともに、デジタルバック30との
データ交信のための端子としても使用し、デジタルバッ
ク30の装着を検出する端子でもある。
【0023】スイッチ類50は、S1,S2,SCMA
IN,SRC,SCPU/DOWN,SISOを含む。
S1は、測距、測光動作を開始するためのスイッチであ
る。S2は、カメラの露光を開始するためのスイッチで
ある。SCMAINは、カメラの電源を制御するスイッ
チである。SRCは、カメラ本体10に装着された裏蓋
20又はデジタルバック30の開閉を検出するスイッチ
である。SCUP/DOWNは、カメラの設定(シヤッ
タ速度、絞り、ISOなど)を変更するためのスイッチ
である。SISOは、ISOを変更するときにSCUP
/DOWNと連動して操作するスイッチである。
【0024】図2は、デジタルバック30の回路ブロッ
ク図である。
【0025】デジタルバック30の制御系を統括するD
−CPU60には、CCDを含む電子撮像部61、SD
RAM62、メモリカード63、液晶モニタ34、スイ
ッチ類64、交信用端子65、DC/DCコンバータ6
6、フラッシュメモリ67が接続されている。
【0026】D−CPU60は、CCDを含む電子撮像
部61からの画像データを変換し、公知のSDRAM6
2にメモリしたり、着脱可能な小型の記録媒体であるメ
モリカード63(例えば、コンパクトフラッシュ(登録
商標)やスマートメディア)にメモリしたりするととも
に、液晶モニタ34の画面に、取り込んだ画像データの
再生を行う。また、交信用端子65を使用し、カメラ本
体10との交信を行う。
【0027】D−CPU60は、カメラ本体10からの
交信データにより、デジタルバック30内のDC/DC
コンバータ66を使って電源の供給を制御したり、露光
時は画像データの取り込みのタイミングを図ったり、液
晶モニタ34の画面表示の制御を行ったりする。D−C
PU60は、書き換え可能なフラッシュメモリ67に格
納されたプログラムに従って動作する。フラッシュメモ
リ67には、カメラ本体10がデジタルカメラとして動
作するためのデジタルカメラ用プログラムや、デジタル
バック30に関する個体差情報などが格納されている。
【0028】スイッチ類64は、SDMAIN,SPL
AY,SDUP/DOWN,SREC,SMODEを含
む。SDMAINは、デジタルバック30の電源を制御
するスイッチである。SPLAYは、撮影した画像を再
生するためのスイッチである。SRECは、デジタル露
光を可能状態にするスイッチである。SDUP/DOW
Nは、デジタル撮影した画像の内容を確認する場合の変
更(例えば、撮影した画像のページ変更や撮影した画像
の情報の変更など)のためのスイッチである。SMOD
Eは、撮影した画像の情報の変更を、SDUP/DOW
Nに連動して操作されるスイッチである。SDUP/D
OWNを除くこれらのスイッチは、4つのポジションを
持つ回転式のダイヤルで構成され、4つの状態のうち、
必ずいずれかが選択される。
【0029】図3は、カメラ本体10とデジタルバック
30との接触部分の詳細ブロック図である。
【0030】カメラ本体10は、電池49用の電源端子
56、DX端子55、調整端子46で、デジタルバック
30と電気的に接触している。
【0031】カメラCPU40の端子CAS1〜CAS
6は、抵抗を介してDX端子55に接続され、DX端子
55を接点にして、デジタルバック30のDC/DCコ
ンバータ66とD−CPU60とに接続されている。
【0032】端子CAS1〜CAS6は、銀塩フィルム
を使用する裏蓋20がカメラ本体10に装着されている
ときに、フィルム情報を判断するために用いられ、銀塩
フィルムが装填されていない場合には、開状態の信号が
入力される。デジタルバック30がカメラ本体10に装
着されているときには、カメラCPU40は、CAS4
〜CAS6の端子を使って、デジタルバック30が装着
されていることを検出できるようになっている。
【0033】カメラCPU40は、裏蓋スイッチSRC
により、裏蓋20又はデジタルバック30が開から閉に
なったことを検出すると、端子CAS4〜CAS6を使
って、デジタルバック30が装着されているか否かを検
出する。デジタルバック30なら、CAS1〜CAS3
を使って、DC/DCコンバータ66を制御し、デジタ
ルバック30への電源供給を開始させる。デジタルバッ
ク30でなければ、銀塩フィルムカメラ用の裏蓋10が
装着されているものとして、端子CAS1〜CAS6を
用いて、フィルム情報を検出する。
【0034】調整端子46は、カメラ本体10に装着さ
れたデジタルバック30や、カメラ本体10を調整する
ための機械と接触できるようになっていて、通常は外部
には露出していない。調整端子46には、カメラCPU
40の種々の端子、すなわち、外部機器のマイコン(図
では、デジタルバック30のD−CPU60)との交信
選択用に使用されるCSBCK端子、シリアルクロック
のSCK端子、カメラCPU40へのデータ入力用のS
I端子、カメラCPU40からのデータ出力用のSO端
子、カメラCPU40から写し込み開始信号を出力する
ためのIP端子、電源電圧のVDD端子、グランドのG
ND端子とに接続される。
【0035】図4は、裏蓋スイッチSRCの開閉に連動
してカメラCPU40が行うバッテリチェック動作のフ
ローチャートである。カメラCPU40は、デジタルバ
ック30の装着時とフィルム装填時とに、バッテリチェ
ックを行う。
【0036】まず、カメラCPU40は、裏蓋20又は
デジタルバック30が開状態から閉状態に変化したかど
うかをスイッチSRCにより判定し(#10)、変化が
なければ(#10でNO)、カメラCPU40はスタン
バイ状態へ移行する(#26)。
【0037】変化があれば(#10でYES)、カメラ
CPU40は、DX端子55の一部を用いてDC/DC
コンバータ66を制御し、デジタルバック30へ電源供
給を開始させ、デジタルバック30のマイコンD−CP
U60の動作を開始させ、所定時間経過するのを待ち、
DX端子55を使ってマイコンD−CPU60との交信
を開始する(#12)。
【0038】次に、DX端子55から読み取ったデータ
に基づいて、カメラ本体10に装着されたのが裏蓋20
かデジタルバック30かを判定する(#14)。
【0039】デジタルバック30であれば(#14でY
ES)、バッテリチェックレベルをデジタルバック30
用に変更する(#16)。
【0040】これは、デジタルカメラとして使用できる
最低電圧と、銀塩フィルムとして使用できる最低電圧と
が異なる場合に、適切に対応するためである。
【0041】例えば、図2で示した電子撮像部61、D
−CPU60、液晶モニタ34、メモリカード63など
は、消費電流が多いものの、電圧は相対的に低くてもよ
い場合に、フィルム給送のために相対的に高い銀塩フィ
ルムカメラ用のバッテリチェックレベルをそのまま使用
すると、デジタルカメラとしては撮影可能であるにもか
かわらず、撮影できないと誤判断することがある。逆
に、デジタルカメラとして相対的に高い電圧が必要な場
合に、相対的に低い銀塩フィルムカメラ用のバッテリチ
ェックレベルをそのまま使用すると、デジタルカメラと
しては撮影不可能であるにもかかわらず、撮影可能と誤
判断することがある。このような誤判断を防止するため
にである。
【0042】バッテリチェックレベルの変更、すなわ
ち、判定条件の変更は、測定条件は同じで判定基準を変
える場合と、測定条件を変えるが判定基準は同じ場合
と、さらには、測定条件も判定基準も変える場合とを含
む。例えば、裏蓋20が装着されたときと、バッテリチ
ェック回路59が撮影可否を判定するしきい値(判定基
準)を、裏蓋20が装着されたときと、デジタルバック
30が装着されたときとで異なるようにしてもよい。あ
るいは、しきい値(判定基準)は同じで、バッテリチェ
ック回路59のダミー負荷(測定条件)を、裏蓋20が
装着されたときと、デジタルバック30が装着されたと
きとで変えてもよい。
【0043】次に、バッテリチェック回路59を用い
て、電池49についてバッテリチェックを行い、E
ROM47内の銀塩フィルムカメラ用のバッテリチェッ
クレベル(例えば、しきい値)に基づいて、撮影可能か
どうかの判定を行い(#18)、判定結果は、調整端子
55を介してD−CPU60に伝達する(#20)。次
に、撮影が可能であるときには、デジタルバック30と
カメラCPU40間の交信時や撮像時にデジタルバック
30が不用意に外れないように、デジタルバック30が
閉じた状態を不図示のロック機構によりロックし(#2
2)、スタンバイモードに移行する(#24)。撮影が
不可能と判断した場合は、ステップ#22をスキップ
し、メインスイッチ14の操作や電池49の交換で復帰
するまで、撮影不可状態を維持する。また撮影が可能で
あっても、電池電圧の情報は、ステップ#20の調整端
子55を介しての交信にて、D−CPU60に伝達す
る。
【0044】ステップ#14での判定がデジタルバック
30でないとき(#14でNO)、銀塩フィルム用の裏
蓋20が閉められているので、デジタルバック30から
銀塩フィルム用の裏蓋20に交換された場合にのみ、バ
ッテリチェックレベルをデジタルバック用から銀塩フィ
ルム用に戻す(#28)。そして、フィルムの装填の有
無を判別し(#30)、フィルムが装填されていなけれ
ば(#30でNO)、スタンバイモードヘ移行する(#
24)。フィルムが装填されていれば(#30でYE
S)、バッテリチェック回路59によりバッテリチェッ
クを行い、撮影可能か否かを判定する(#32)。
【0045】撮影可能の場合は、撮影中に誤って裏蓋2
0が開けられてフィルムが露光しないように、裏蓋20
が閉じた状態をロックし(#34)、フィルムを所定コ
マ数送る周知のイニシャルローディング動作を行い(#
36)、スタンバイモードヘ移行する(#36)。
【0046】バッテリチェック(#32)の結果、撮影
不可能であるの場合は、図示していないが、ステップ#
34、#36をスキップして、スタンバイ状態(#2
4)に移行し、メインスイッチ17の操作や電池49の
交換で復帰するまで、撮影不可状態を維持する。
【0047】図5及び図6は、カメラCPU40の撮影
動作のフローチャートである。銀塩フィルム用の裏蓋1
0を用いる場合とデジタル裏蓋30を用いる場合の両方
について、まとめて図示している。
【0048】まず、カメラCPU40は、図1に示した
カメラ本体10のスイッチS1がONであるか否か判定
し(#40)、ONでなければ(#40でNO)、他の
スイッチの処理に進む(#47)。ONであれば(#4
0でYES)、カメラCPU40は、端子CAS4〜C
AS6を用いてD−CPU60との交信を試み(#4
2)、デジタルバック30が装着されているかを否かを
判定する(#44)。
【0049】デジタルバック30が装着されていれば
(#44でYES)、カメラCPU40は、デジタルバ
ック30のD−CPU60と交信して、デジタルバック
30のメインスイッチ及びモードダイヤル37によるモ
ード設定の情報を入手し、デジタルバック30が撮影モ
ードに設定されているか否かを判断する(#46)。
【0050】撮影モードに設定されていなければ(#4
6でNO)、カメラCPU40は撮影動作を禁止し、他
のスイッチの処理に進む(#47)。例えば、再生モー
ドでは、撮影した画像を再生するので、撮影動作は禁止
される。
【0051】撮影モードに設定されていれば(#46で
YES)、カメラCPU40は、図1に示した測光部4
2や測距センサ54から情報を入手し、演算を行い(#
48)、演算結果に基づいてレンズ駆動を行い(#5
0)、合焦を判定する(#52)。合焦していなければ
(#52でNO)、ステップ#40に戻り、スイッチS
1がONである間は、測光、測距、レンズ駆動を繰り返
す。
【0052】合焦すれば(#52でYES)、スイッチ
S2がONであるか否かを判定し(#54)、ONでな
ければ(#54でNO)、ステップ#40に戻る。ON
であれば(#54でYES)、カメラ本体10にデジタ
ルバック30が装着されているか否かを判定する(#5
6)。
【0053】デジタルバック30が装着されているとき
には(#56でYES)、バッテリチェックを行い(#
58)、デジタルバック30のD−CPU60と交信し
て、電池電圧の情報をD−CPU60に伝達する(#6
0)。なお、図示していないが、バッテリチェック(#
58)により撮影不可能と判断された場合でも、情報を
D−CPU60に伝えるが、以後の露光動作は中断し、
スタンバイ状態に移行して、メインスイッチ17の操作
や電池49の交換などで復帰するまで、撮影不可状態を
維持する。
【0054】デジタルバック30が装着されていないと
きには(#56でNO)、上記ステップ#58及び#6
0をスキップする。
【0055】次に、露光開始のためにミラーアップを行
い(#62)、写し込み開始信号を出力する(#6
4)。写し込み開始信号は、銀塩フィルムを用いる場合
(裏蓋20の装着時)は、銀塩フィルムに日付けを写し
込むための信号である。デジタルカメラの場合(デジタ
ルバック30の装着時)には、デジタルバック30の電
子撮像部61の撮像素子の動作開始信号及び/又は撮像
開始信号になる。
【0056】次に、所定の大きさの開口となるように絞
りの制御を行い(#64)、絞り制御やデジタルバック
30の撮像素子の安定を待ち(#68)、安定後に所定
のシャッター速度となるようにシャッタの制御を行う
(#70)。
【0057】シャッタが開いている間は、銀塩フィルム
カメラの場合も、デジタルカメラの場合も、露光する。
デジタルカメラの露光動作は、周知の方法で行われる。
【0058】シャッタ制御(#70)が終了したら、メ
カチャージを行い、シャッタ、絞り、ミラーなどを復帰
させる(#72)。
【0059】次に、デジタルバック30の装着の有無を
判定する(#72)。
【0060】デジタルバック30が装着されているとき
には(#74でYES)、デジタルカメラとして動作す
る。すなわち、カメラCPU40は、露光動作の終了に
ついてD−CPU60と交信を行い(#76)、カメラ
が連写モードに設定されているか否かを判定する(#7
8)。
【0061】連写モードであれば(#78でYES)、
デジタルバック30の撮像素子からの画素データの読み
込みがすべて終了し、次の撮影が可能になるまで時間待
ちを行う(#80)。次に、スイッチS2をチェックし
(#82)、スイッチS2がONであれば(#82でY
ES)、次の撮影動作を行うために、ステップ#40に
戻る。スイッチS2がOFFであれば(#82でN
O)、撮影が終了しているので、カメラCPU40は、
D−CPU60に対して、メモリカード63に画像デー
タの書き込みを行うように指示し、データ書き込みの終
了を待つ(#86)。このとき、D−CPU60は、メ
モリーカード63にデータを書き込む前に、消費電力を
抑えるため、撮像素子の動作を停止する。データ書き込
み終了後、ステップ#40に戻る。
【0062】連写モードでなければ(#78でNO)、
スイッチS2がOFFになるのを待つ(#84)、スイ
ッチS2がOFFになれば(#84でNO)、前述した
ステップ#86に進み、D−CPU60と交信し、メモ
リカード63に画像データを書き込み(#86)、ステ
ップ#40に戻る。
【0063】デジタルバック30が装着されていないと
きには(#74でNO)、銀塩フイルムカメラとして動
作する。すなわち、バッテリチェックを行い(#8
8)、電池49の状態が撮影可能と判断した場合、フィ
ルムを給送する(#90)。電池49の状態では撮影不
可能と判断した場合、フィルム給送ができないので、図
示していないが、メインスイッチ17の操作や電池49
の交換まで、撮影不可状態を維持し、電池電圧が復帰し
た後に、フィルム給送(#90)を行う。
【0064】フィルム給送後、連写モードか否かを判定
する(#92)。連写モードの場合には(#92でYE
S)、ステップ#40に戻る。連写モードでなければ
(#92でNO)、スイッチS2がOFFとなるのを待
ち(#94)、スイッチS2がOFFになれば(#94
でNO)、ステップ#40に戻って、次の撮影動作を始
める。
【0065】以上説明したように、デジタルバックの装
着を検知したときに、デジタルバックを装着した状態で
のカメラのバッテリチェックを行うタイミングを変更す
るとともに、バッテリチェックのレベルも変更するの
で、使いやすいカメラを提供することができる。
【0066】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その他種々の態様で実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例のカメラ本体の回路ブロッ
ク図である。
【図2】 本発明の一実施例のデジタルバックの回路ブ
ロック図である。
【図3】 カメラ本体とデジタルバックとの接触部分の
詳細ブロック図である。
【図4】 デジタルバック装着時のバッテリチェック動
作のフローチャートである。
【図5】 カメラCPUの動作のフローチャートであ
る。
【図6】 図5の続きのフローチャートである。
【図7】 銀塩フィルムカメラとして用いるときのカメ
ラの背面図である。
【図8】 図8のカメラの裏蓋をデジタルバックに交換
したときのカメラの背面図である。
【符号の説明】
10 カメラ本体 20 裏蓋 30 デジタルバック 40 CPU(制御部) 55 DX端子(検出部) 61 電子撮像部(電子撮像装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 明坂 誠 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2H100 AA51 AA57 CC07 DD02 2H104 AA18 5C022 AA13 AC69 AC73 AC80

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銀塩フィルムカメラとして使用するとき
    の裏蓋を、電子撮像装置を搭載したデジタルバックに交
    換することにより、デジタルカメラとして使用可能とな
    るカメラにおいて、 前記裏蓋及び前記デジタルバックの一方を他方に交換し
    たことを検出する検出部と、 前記検出部により前記交換を検出したとき、バッテリチ
    ェックの判定条件を変更する制御部とを備えたことを特
    徴とする、カメラ。
  2. 【請求項2】 銀塩フィルムカメラとして使用するとき
    の裏蓋を、電子撮像装置を搭載したデジタルバックに交
    換することにより、デジタルカメラとして使用可能とな
    るカメラにおいて、 前記裏蓋及び前記デジタルバックの一方を他方に交換し
    たことを検出する検出部と、 前記検出部により前記交換を検出したとき、バッテリチ
    ェックを行うタイミングを変更する制御部とを備えたこ
    とを特徴とする、カメラ。
JP2002105328A 2002-04-08 2002-04-08 デジタルバックを装着可能なカメラ Pending JP2003304428A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010078830A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Hoya Corp デジタルカメラ

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