JP2000180952A - 銀塩写真・電子写真両用カメラ - Google Patents

銀塩写真・電子写真両用カメラ

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JP2000180952A
JP2000180952A JP10355586A JP35558698A JP2000180952A JP 2000180952 A JP2000180952 A JP 2000180952A JP 10355586 A JP10355586 A JP 10355586A JP 35558698 A JP35558698 A JP 35558698A JP 2000180952 A JP2000180952 A JP 2000180952A
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photographing mode
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Nobuhiro Fujinaga
伸広 藤永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 銀塩写真撮影モードと電子写真撮影モードの
切り換えをスムーズに行える、使い勝手の良いものとす
る。 【解決手段】 銀塩写真撮影をする銀塩写真撮影モード
と電子写真を撮影する電子写真撮影モードの何れかを選
択する為の撮影モード選択手段を有し、被写体像を光学
的に記録する第1の記録媒体と被写体像を電気的に記録
する第2の記録媒体の両方の記録媒体を使用可能な銀塩
写真・電子写真両用カメラにおいて、前記撮影モード選
択手段により銀塩写真撮影モードから電子写真撮影モー
ドへ撮影モードが変更されることに応答して、前記第1
の記録媒体をカートリッジ内へ自動的に巻き戻す給送制
御手段(#117→#125〜#129)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体像を光学的
にフィルムに記録する銀塩写真撮影と、被写体像を電気
的に記録媒体に記録する電子写真撮影の両方が可能な銀
塩写真・電子写真両用カメラの改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】フィルム上に被写体像を記録する銀塩写
真撮影とメモリなどの電子記録媒体に被写体像を記録す
る電子写真撮影の両方の機能を備えた、銀塩写真・電子
写真両用カメラが知られている。この種のカメラでは、
銀塩写真・電子写真の両方を同時に記録できるように、
撮影光束をフィルムと撮像素子に分割しているものや、
カメラの背蓋を交換して撮影モードを変更するものが一
般的である。
【0003】特開平5−113599号では、銀塩写真
と電子写真の同時撮影モードを持ち、同時撮影モード選
択時、どちらかの撮影モードが撮影不能と検出手段で検
出されると、撮影可能なモードに自動的に切り換える切
換手段を有する銀塩写真・電子写真両用カメラが提案さ
れている。また、特開平10−177216号では、カ
メラのフィルム圧着板に撮像素子を載せて、共通の撮影
光軸で撮影できるものも提案され、フィルムの有無によ
り撮影モードの切り換えを行うようにしている。
【0004】また、銀塩の写真フィルムに磁気記録部を
有する新規格のフィルムカートリッジ、及び、撮影時に
前記磁気記録部に撮影情報を記録し、該フィルムを撮影
途中で一旦フィルムカートリッジ内に巻き戻し、その後
再度装填された場合、前記磁気情報を利用して未露光の
先頭駒を所定の位置に容易にセットを可能にするカメラ
も開発されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
銀塩写真・電子写真両用カメラは、撮影モードを変更す
る度に背蓋を交換したり、フィルムカートリッジがカメ
ラ内に入っていると電子写真撮影が出来ないなど、必ず
しも撮影者にとって使い勝手の良いものとは言えなかっ
た。
【0006】(発明の目的)本発明の目的は、銀塩写真
撮影モードと電子写真撮影モードの切り換えをスムーズ
に行える、使い勝手の良い銀塩写真・電子写真両用カメ
ラを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1,2,4〜7記載の本発明は、銀塩写真撮
影をする銀塩写真撮影モードと電子写真を撮影する電子
写真撮影モードの何れかを選択する為の撮影モード選択
手段を有し、被写体像を光学的に記録する第1の記録媒
体と被写体像を電気的に記録する第2の記録媒体の両方
の記録媒体を使用可能な銀塩写真・電子写真両用カメラ
において、前記撮影モード選択手段により銀塩写真撮影
モードから電子写真撮影モードへ撮影モードが変更され
ることに応答して、前記第1の記録媒体をカートリッジ
内へ自動的に巻き戻す給送制御手段を有する銀塩写真・
電子写真両用カメラとするものである。
【0008】上記構成においては、撮影モードが銀塩写
真撮影モードから電子写真撮影モードへ撮影モードが変
更された場合は、前記第1の記録媒体をカートリッジ内
へ自動的に巻き戻し、又電子写真撮影モードから銀塩写
真撮影モードへ変更された場合は、前記第1の記録媒体
の所定の駒を自動的に撮影位置まで巻き上げるようにし
ている。
【0009】同じく上記目的を達成するために、請求項
3〜7記載の本発明は、銀塩写真撮影をする銀塩写真撮
影モードと電子写真を撮影する電子写真撮影モードの何
れかを選択する為の撮影モード選択手段を有し、被写体
像を光学的に記録する第1の記録媒体と被写体像を電気
的に記録する第2の記録媒体の両方の記録媒体を使用可
能な銀塩写真・電子写真両用カメラにおいて、前記撮影
モード選択手段により電子写真撮影モードから銀塩写真
撮影モードへ撮影モードが変更されることに応答して、
前記第1の記録媒体の所定の駒を自動的に撮影位置まで
巻き上げる給送制御手段を有する銀塩写真・電子写真両
用カメラとするものである。
【0010】上記構成においては、撮影モードが電子写
真撮影モードから銀塩写真撮影モードへ撮影モードが変
更された場合は、前記第1の記録媒体の所定の駒を自動
的に撮影位置まで巻き上げるようにしている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0012】尚、以下の説明では、銀塩写真用の記録媒
体をフィルム、電子写真用の記録媒体を電子記録媒体と
表現する。また、撮影モードとして、銀塩写真撮影モー
ド(以下Aモードと呼ぶ)と電子写真撮影モード(以下
Dモードと呼ぶ)を有し、Dモードでは、静止画撮影の
みならず動画撮影も含まれるものとする。
【0013】図1は本発明の実施の第1の形態に係る銀
塩写真・電子写真両用カメラの全体の構成を示すブロッ
ク図である。
【0014】図1において、1は中央演算装置(以下C
PUと記す)であり、銀塩写真撮影と電子写真撮影時の
各回路の制御やシーケンス全体の制御を行っている。2
は焦点検出回路3にて検出されたデフォーカス量を基に
レンズを駆動してフォーカスしたり、ズームをするレン
ズ駆動回路、3はデフォーカス量を検出する焦点検出回
路、4は被写体像をフィルムまたは電子記録媒体に露光
させるためにシャッタを駆動させるシャッタ駆動回路、
5はストロボの充電,発光などを制御するストロボ制御
回路、6は被写体の明るさを測光する測光回路、7はフ
ィルムの巻き上げや巻き戻しを制御するフィルム給送回
路、8はフィルムに撮影情報等を磁気記録したり、磁気
記録されたフイルムの情報を読み込む磁気記録再生回
路、9はカメラのシーケンスを制御するプログラムやパ
ラメータを記憶する領域やバッファ領域を有するメモリ
回路である。10は撮影モード,撮影枚数,電池残量,
撮影情報等の表示をLCDやLEDで行う表示回路であ
る。
【0015】11は、フィルムカートリッジの有無、フ
ィルムの状態(未露光,途中露光,露光済など)の判
別、電子記録媒体の有無、電子記録媒体の容量のチェッ
ク、撮影モードの選択状態、各スイッチの状態などを判
別する状態検知回路である。12は被写体像を撮影する
光電変換素子(本実施の形態ではCCD)、13は前記
CCD12からの出力信号を画像信号へと変換する画像
信号処理回路、14は画像信号処理回路13からの画像
信号を電子記録媒体へ記録する画像記録回路である。1
5は画像信号を記録する電子記録媒体であり、本実施の
形態ではカメラから着脱可能なメモリである。
【0016】図2は、フィルムや電子記録媒体の状態な
どを検知する状態検知回路11の詳細を示すブロック図
である。
【0017】図2にて、11aはAモードとDモードを
切り換える撮影モード選択スイッチ、11bはフィルム
カートリッジの有無、フィルムの使用状態(未露光,途
中まで露光済み,全部露光済みなど)の判定などフィル
ムの状態を検出する第1の検出手段、11cは電子記録
媒体の有無、電子記録媒体の容量のチェックなど電子記
録媒体の状態を検出する第2の検出手段、11dはカメ
ラのメインスイッチである。11eはレリーズスイッチ
であり、その第1ストローク(SW1)で測光、焦点検
出などの撮影前動作が行われ、その第2ストロークでシ
ャッタ駆動などの撮影動作が開始される。11fは前記
各スイッチや検出手段からの情報を整理してカメラがど
の様な状態なのかをCPU1に伝達する状態判別回路で
ある。
【0018】図3は、上記構成の銀塩写真・電子写真両
用カメラの被写体露光部の構成を示す図であり、図1と
同じ部分は同一符号を付してある。
【0019】図3において、42は撮影レンズ、41は
前記CCD12を一体に取り付けられたフィルムの圧着
板、40はカメラ本体のアパーチャ部、43はシャッタ
である。
【0020】図4は上記構成における銀塩写真・電子写
真両用カメラのフィルム給送部の構成を示す図であり、
図5は本実施の形態のカメラに使用されるフィルムのカ
ートリッジの斜視図である。
【0021】これらの図において、20はフィルムカー
トリッジであり、表面にごく薄い磁気層が塗布され、カ
メラ側の磁気ヘッドにより撮影情報等が記録されるフィ
ルム20aを収納している。前記フィルム20aには、
1駒当たり2個のパーフォレーション20bが形成され
ており、該パーフォレーション20bの通過域にフォト
センサ25が配置され、該フォトセンサ25の出力を基
に該フィルム20aの所定位置への給送制御がなされ
る。
【0022】この際の動力伝達について述べると、当初
カメラ側の給送モータ21から複数のギアから成る動力
伝達機構23へ動力が伝達されてフィルムカートリッジ
20の中に有るフィルムスプール20cが回転すること
でフィルム20aはカメラ側へ押し出されていき、やが
てカメラ側のスプール22に巻き付くようになり、その
後は該スプール22側の回転の方が速いので該スプール
22によって巻き上げられるようになる。
【0023】24はカメラのカートリッジ室29の上面
に配置された反射型のフォトセンサであり、フィルムス
プール20cと一体に回転する放射状の反射パターンが
形成されているコード板20dに形成されたパターンを
回転させながら読み取って、フィルムの使用状態(未露
光,途中露光,露光済,現像済)を検知したり、読み取
った信号から所定の位相にコード板20dを止めてフィ
ルムの使用状態を表示する。28はフィルムカートリッ
ジ20の在否を検出するカートリッジ在否スイッチであ
る。
【0024】26は透過型のフォトセンサであり、動力
伝達機構のギアの一つと一体に回転する放射状の一定パ
ターンを有するパルス板27からのパルスを読み取り、
パルス信号を発生する。このパルス信号はフィルム給送
速度に同期したエンコードパルスであり、CPU1は前
記エンコードパルスを監視しながら磁気記録再生回路8
に記録信号を送り、磁気記録再生回路8はこの記録信号
により記録再生用磁気ヘッド31に磁界を発生させてフ
ィルム20aの磁気記録エリアに磁気記録する。また、
フィルム20aに磁気記録された情報を読み込む時も同
様、前記エンコードパルスに同期して再生信号を読み込
むようにしている。このようにエンコードパルスに同期
させることにより、フィルムの定められた磁気記録エリ
アに給送速度に関係なく記録再生が可能となる。
【0025】次に、上記構成の銀塩写真・電子写真両用
カメラのCPU1での動作について、図6〜図9のフロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0026】まず、ステップ#101において、カメラ
のメインスイッチ11dがONされると、初期設定を行
う。つまり、各プログラムのフラグをクリアしたり、メ
モリ回路9の内容をリセットする。次のステップ#10
2においては、状態検知回路11よりカメラの制御のた
めのスイッチ及びセンサ(シャッタ,絞り,ストロボモ
ード切換え,撮影モード切換え,フィルム感度,カート
リッジ在否スイッチ,レリーズスイッチ,フォトセンサ
等)の状態を検知する。
【0027】次のステップ#103においては、上記ス
テップ#102にて現在選択されている撮影モードがA
モードかDモードかを調べ、選択されている撮影モード
に対応する記録媒体が使用可能状態にあるか否かを判定
する。この結果、選択されている撮影モードに対応する
記録媒体が使用可能状態にあると判定した場合はステッ
プ#104へ進み、新たに選択されている撮影モードと
は別の撮影モードの記録媒体が挿入されていないかの判
定を行い、別の撮影モードの記録媒体が挿入されていな
ければステップ#105へ進む。そして、このステップ
#105においては、撮影者により撮影モードの変更が
されていないかの判定を行い、変更されていなければス
テップ#106へ進み、選択されている撮影モードで撮
影可能であると判定して、ステップ#107へ進む。
【0028】ステップ#107においては、レリーズス
イッチの第1ストロークでONするスイッチSW1の状
態を調べ、該スイッチSW1がONすればステップ#1
08へ進み、測光,焦点検出などの撮影前動作を行う、
そして、次のステップ#108において、引き続きレリ
ーズスイッチの第2ストロークでONするスイッチSW
2の状態を調べ、該スイッチSW2がONすればステッ
プ#109へ進み、選択された撮影モードがAモードの
場合には、シャッタ開閉,磁気記録,フィルム給送など
の一連のレリーズシーケンスを行う。また、Dモードが
選択されている場合には、シャッタ開閉,CCD駆動,
画像信号処理などを行う。そして、次のステップ#11
1において、フィルムまたは電子記録媒体に被写体像を
記録する。
【0029】また、上記ステップ#103にて選択され
ている撮影モードに対応する記録媒体が使用不可(記録
媒体が入っていない、全駒撮影済み、記録容量不足など
により)と判定した場合はステップ#112へ進み、C
PU1は表示回路10に信号を出して、不図示の表示器
に選択されている撮影モードでは撮影不可能であること
を表示し、撮影者にモードの変更や記録媒体の挿入など
を促す。そして、次のステップ#113において、選択
された撮影モードに合った記録媒体が使用可能状態か否
かを判定し、使用可能であれば上記ステップ#106へ
移行し、最初に選択されていた撮影モードでの撮影を許
可する。
【0030】また、上記ステップ#113にて選択され
た撮影モードに合った記録媒体が使用不能状態と判定し
た場合はステップ#114へ進み、別の撮影モードの記
録媒体も使用不能状態か否かの判定を行い、使用不能状
態であればステップ#116へ進み、第1又は第2の記
録媒体が使用可能状態となるまで待機する。また、上記
ステップ#114にて別の撮影モードの記録媒体が使用
可能状態と判定した場合はステップ#115へ進み、撮
影モードの変更を許可して上記ステップ#107へ移行
し、スイッチSW1がONされるまで待機する。以降の
動作は前述の説明と同様のため省略する。
【0031】また、上記ステップ#105にて撮影者に
より撮影モードが変更されたことを判定した場合は図7
のステップ#117へ進み、ここではどちらのモードへ
切り換えられたかを検知する。この結果、Dモードから
Aモードへの変更であったならばステップ#118へ進
み、上記ステップ#102と同様に各スイッチ,センサ
の状態を検知してフィルムが使用可能な状態にあるかど
うかを検知する。つまり、状態検知回路11の第1の検
出手段11bによりフィルムカートリッジ20の有無
(カートリッジ在否スイッチ28の信号を基に)を判定
し、次のステップ#119において、フィルムの使用状
態(未露光,露光済など:反射型フォトセンサ24の信
号を基に)を検知する。
【0032】上記ステップ#119にてフィルムが使用
可能と判定したならばステップ#120へ進み、CPU
1はフィルム給送回路7に信号を出して所定の撮影駒ま
でフィルムを給送する。つまり、状態検知回路11の第
1の検出手段11bによりフィルムの状態(未露光また
は途中露光:反射型フォトセンサ24の信号を基に)を
検知し、未露光の場合には1駒目にセットする。又途中
まで露光済のフィルムの場合は露光済の駒の磁気記録信
号を磁気ヘッド31で再生して、磁気記録されていない
先頭駒(未露光の先頭駒)にセットする(いわゆる頭出
しを行う)。そして、次のステップ#121において、
Aモードでの撮影が許可されたならば図6のステップ#
107へ移行し、スイッチSW1がONされるまで待機
する。以降の動作は前述の説明と同様のため省略する。
【0033】また、上記ステップ#119にてフィルム
の使用が不可能と判定した場合はステップ#122へ進
み、Aモードでの撮影不可を表示して、撮影者にフィル
ムの装填や撮影モードの変更を促す。そして、次のステ
ップ123において、撮影モードの変更がなされたか否
かを判定し、変更されていれば初期に選択されていた撮
影モード(この場合はDモード)での撮影を許可して図
6のステップ#106へ移行する。また、撮影モードの
変更がなされていなければステップ#124へ進み、こ
こでフィルムの装填も検知されなかった場合はステップ
#122へ戻り、モードの変更か、フィルムの装填が検
知されるまで待機する。一方、フィルムの装填を検知し
たならばステップ#120へ戻り、フィルムを所定の撮
影駒までセットする。
【0034】また、上記ステップ#117にてAモード
からDモードへの変更が検知されたならばステップ#1
25へ進み、撮影モードをAモードからDモードへ切り
換え、続くステップ#126において、上記ステップ#
118と同様に各スイッチ,センサの状態を検知して電
子記録媒体15が使用可能な状態にあるかどうかを検知
する。そして、次のステップ#127において、電子記
録媒体15が使用可能な状態にあるか否かを判定し、使
用可能であればステップ#128へ進み、フィルムがセ
ットされているかどうかをメモリ回路9の情報より検知
して、フィルムがセットされているかを判定する。この
結果、フィルムがセットされていなければ直ちにステッ
プ#130へ進むが、セットされていればステップ#1
29へ進み、フィルムをフィルムカートリッジ20内に
巻き戻す。そして、ステップ#130において、Dモー
ドでの撮影を許可し、図6の上記ステップ#107へ移
行する。
【0035】また、上記ステップ#127にて電子記録
媒体15が未装填や容量不足などの理由で使用可能な状
態ではないと判定したならば図8のステップ#131へ
進み、ここではDモードでの撮影不可を表示して、撮影
者に記録媒体の挿入やモードの変更を促す。そして、次
のステップ132において、撮影モードが変更されてい
るか否かを判定し、変更されていれば初期に選択されて
いた撮影モード(この場合はAモード)での撮影を許可
して、図6のステップ#107へ移行する。また、上記
ステップ#132にて撮影モードが変更されていなけれ
ばステップ#133へ進み、電子記録媒体が使用可能か
否かを判定し、使用可能であれば図7のステップ128
へ移行し、電子記録媒体が使用不能な状態であればステ
ップ#131へ戻り、撮影モードが変更されるか電子記
録媒体が使用可能状態と検出されるまで待機する。
【0036】また、図6のステップ#104にて現在選
択されている撮影モードとは別の撮影モードの記録媒体
が挿入されたと判定したならば図9のステップ#134
へ進み、現在選択されている撮影モードの記録媒体が使
用可能状態にあるので、不図示の表示器に撮影モードを
変更するか現在選択されている撮影モードをそのまま続
けるかを撮影者に選択するよう警告表示をする。そし
て、次のステップ#135において、撮影モードが変更
されたか否かの判定を行い、現在選択されている撮影モ
ードをそのまま続けることが選択されていれば図6のス
テップ#107へ移行し、現在選択されている撮影モー
ドでの撮影を許可する。また、撮影モードが変更されて
いたならば図7のステップ#117へ移行し、以下同様
の動作を繰り返す。
【0037】(実施の第2の形態)図10及び図11は
本発明の実施の第2の形態に係る銀塩写真・電子写真両
用カメラの動作を示すフローチャートである。なお、該
カメラの構成は上記実施の第1の形態と同様であるの
で、ここではその説明は省略する。また、図10のステ
ップ#501〜#511は、図6のステップ#101〜
#111に対応するため、説明を省略する。
【0038】ステップ#503にて選択されている撮影
モードに対応する記録媒体が使用可能か否かを判定し、
使用不能であれば図6のステップ#112へ移行する。
また、使用可能であればステップ#504へ進み、ここ
では別の撮影モードに対応する記録媒体が挿入されてい
るかの判定を行う。この結果、別の撮影モードに対応す
る記録媒体が挿入されていた場合は図11のステップ#
512へ進み、挿入されている記録媒体の状態を検知す
る。そして、次のステップ#513において、記録媒体
が使用可能状態と判定したならばステップ#514へ進
み、挿入された記録媒体に対応した撮影モードに変更す
る。そして、図10のステップ#507へ移行し、スイ
ッチSW1がONされるまで待機する。
【0039】また、上記ステップ#513にて挿入され
た記録媒体が使用不能と判定したならばステップ#51
5へ進み、不図示の表示器に撮影不能であることを表示
し、撮影モードの変更や記録媒体の交換を促す。その
後、ステップ#516へ進み、ここで撮影モードの変更
が検知されたならば、初期に選択されていた撮影モード
での撮影を許可する為に図10のステップ#506へ移
行する。
【0040】また、ステップ#515にて撮影モードの
変更が検知されず、次のステップ#517において、挿
入された記録媒体も使用不能状態のままならばステップ
#515へ戻り、撮影モードが変更されるか、挿入され
た記録媒体が使用可能状態と検知されるまで待機する。
また、上記ステップ#517にて挿入された記録媒体が
再装填などにより使用可能状態と判定した場合はステッ
プ#514へ移行し、挿入された記録媒体に対応した撮
影モードへの変更を許可する。
【0041】以上の実施の各形態によれば、銀塩撮影
(A)モードから電子写真撮影(D)モードに撮影モー
ドが変更された場合、自動的にフィルムを巻き戻すため
(図7のステップ#117→#125〜#129)、面
倒な操作をすること無くその切り換えが可能である。
【0042】また、電子写真撮影モードから銀塩撮影モ
ードに変更された場合、自動的にフィルムを所定の撮影
可能な駒まで給送するようにしているため(図7のステ
ップ#117→#118〜#120)、面倒な操作をす
ること無く切り換えが可能である。
【0043】また、被写体像を光学的に記録する為の記
録媒体として、磁気記録部を有する銀塩写真フィルムを
使用することで、撮影途中のフィルムを自在にセット、
巻き戻しなどが可能となるため(図7のステップ#12
0)、撮影モードの変更が面倒な操作をすること無くそ
の切り換えが可能である。
【0044】また、選択されている撮影モードの記録媒
体が使用可能な場合には、その選択された撮影モードの
途中で別の撮影モードの記録媒体が挿入されても、撮影
モードを自動的に変更する前に警告により変更するかど
うか確認を促すようにしているので(図8のステップ#
134,#135)、不用意なモードの変更を防止でき
る。
【0045】また、現在選択されている撮影モードとは
別の撮影モードの記録媒体が途中で挿入されても、撮影
モードを自動的に変更することなく現在選択されている
撮影モードでの動作を実行するため(図6のステップ#
104→図9のステップ#134,#135→図6のス
テップ#107)、不用意に現在選択中の撮影モードを
変更すること無く、別の撮影モードの記録媒体をセット
可能である。
【0046】また、現在選択されている撮影モードとは
別の撮影モードの記録媒体が途中で挿入された場合、挿
入された記録媒体に対応した撮影モードに自動的に変更
可能なため(図10のステップ#504→図11のステ
ップ#512〜#514)、煩わしい操作無しに撮影モ
ードの変更が可能となる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
銀塩写真撮影モードと電子写真撮影モードの切り換えを
スムーズに行える、使い勝手の良い銀塩写真・電子写真
両用カメラを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の各形態に係る銀塩写真・電子写
真両用カメラの全体の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す状態検知回路の詳細を示すブロック
図である。
【図3】本発明の実施の各形態に係るカメラの被写体露
光部の構成を示す図である。
【図4】本発明の実施の各形態に係るカメラのフィルム
給送部の構成を示す図である。
【図5】本発明の実施の各形態のカメラに使用されるフ
ィルムのカートリッジの斜視図である。
【図6】本発明の実施の第1の形態におけるカメラの動
作の一部を示すフローチャートである。
【図7】図6の動作の続きを示すフローチャートであ
る。
【図8】図7の動作の続きを示すフローチャートであ
る。
【図9】図6の動作の続きを示すフローチャートであ
る。
【図10】本発明の実施の第2の形態におけるカメラの
動作の一部を示すフローチャートである。
【図11】図10の動作の続きを示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 CPU 11 状態検知回路 15 電子記録媒体 20 フィルムカートリッジ 20a フィルム 31 磁気ヘッド

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銀塩写真撮影をする銀塩写真撮影モード
    と電子写真を撮影する電子写真撮影モードの何れかを選
    択する為の撮影モード選択手段を有し、被写体像を光学
    的に記録する第1の記録媒体と被写体像を電気的に記録
    する第2の記録媒体の両方の記録媒体を使用可能な銀塩
    写真・電子写真両用カメラにおいて、 前記撮影モード選択手段により銀塩写真撮影モードから
    電子写真撮影モードへ撮影モードが変更されることに応
    答して、前記第1の記録媒体をカートリッジ内へ自動的
    に巻き戻す給送制御手段を有することを特徴とする銀塩
    写真・電子写真両用カメラ。
  2. 【請求項2】 前記給送制御手段は、前記撮影モード選
    択手段により電子写真撮影モードから銀塩写真撮影モー
    ドへ撮影モードが変更されることに応答して、前記第1
    の記録媒体の所定の駒を自動的に撮影位置まで巻き上げ
    ることを特徴とする請求項1記載の銀塩写真・電子写真
    両用カメラ。
  3. 【請求項3】 銀塩写真撮影をする銀塩写真撮影モード
    と電子写真を撮影する電子写真撮影モードの何れかを選
    択する為の撮影モード選択手段を有し、被写体像を光学
    的に記録する第1の記録媒体と被写体像を電気的に記録
    する第2の記録媒体の両方の記録媒体を使用可能な銀塩
    写真・電子写真両用カメラにおいて、 前記撮影モード選択手段により電子写真撮影モードから
    銀塩写真撮影モードへ撮影モードが変更されることに応
    答して、前記第1の記録媒体の所定の駒を自動的に撮影
    位置まで巻き上げる給送制御手段を有することを特徴と
    する銀塩写真・電子写真両用カメラ。
  4. 【請求項4】 前記第1の記録媒体は、情報を記録でき
    る磁気記録部を有することを特徴とする請求項1,2又
    は3記載の銀塩写真・電子写真両用カメラ。
  5. 【請求項5】 前記撮影モード選択手段にて選択された
    一方の撮影モード時に、他方の撮影モードで使用する記
    録媒体が挿入された場合、撮影モードの変更を促す警告
    手段を有することを特徴とする請求項1,2,3又は4
    記載の銀塩写真・電子写真両用カメラ。
  6. 【請求項6】 前記撮影モード選択手段にて選択された
    一方の撮影モード時に、他方の撮影モードで使用する記
    録媒体が挿入された場合でも、既に選択されている撮影
    モードでの撮影動作を続行させる撮影制御手段を有する
    ことを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載の銀
    塩写真・電子写真両用カメラ。
  7. 【請求項7】 前記撮影モード選択手段で選択された一
    方の撮影モード時に、他方の撮影モードで使用する記録
    媒体が挿入された場合、挿入された記録媒体に対応する
    撮影モードへ自動的に変更する撮影モード変更手段を有
    することを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載
    の銀塩写真・電子写真両用カメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008306747A (ja) * 2008-07-17 2008-12-18 Fujifilm Corp デジタルカメラ

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