JPH10186497A - 撮影フィルムの磁気記録情報読取装置およびカメラ - Google Patents

撮影フィルムの磁気記録情報読取装置およびカメラ

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JPH10186497A
JPH10186497A JP8350645A JP35064596A JPH10186497A JP H10186497 A JPH10186497 A JP H10186497A JP 8350645 A JP8350645 A JP 8350645A JP 35064596 A JP35064596 A JP 35064596A JP H10186497 A JPH10186497 A JP H10186497A
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magnetic
film
frame
unexposed
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JP8350645A
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Yoshinobu Shibayama
義信 柴山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 未露光駒の判定を比較的容易、かつ確実に行
える撮影フィルムの磁気記録情報読取装置を提供する。 【解決手段】 撮影フィルムの撮影駒毎に設けられた磁
気記録部の磁気情報を読取る磁気ヘッドと、前記磁気ヘ
ッドからの磁気記録情報に基づいて記録された磁気情報
が露光済情報か未露光情報かを判別する判別手段とを有
し、前記判別手段は、前回または前回までの撮影駒の磁
気情報を記憶する記憶部と、今回の撮影駒の磁気情報と
前記記憶部に記憶された磁気情報とを比較し、同レベル
の磁気情報であると今回の撮影駒を露光済と判定し、異
なるレベルであると今回の撮影駒を未露光と判定する判
定部とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影フィルムの磁
気記録情報読取装置およびカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、撮影フィルムに磁気記録部を設
け、すべてのフィルムをカートリッジ内に収納できると
共に、カートリッジ内からフィルムを自動的に出すこと
ができるフィルムカートリッジが提案されている。
【0003】そして、このフィルムカートリッジの磁気
記録部の記録状態を検出することにより途中まで露光済
で、未露光駒を残したフィルムカートリッジを再装填し
て、未露光駒の先頭にフィルムを自動セット可能なカメ
ラが提案されている。
【0004】このカメラでは、フィルム上のパーフォレ
ーションを検出して1駒づつ撮影済のフィルム駒に記録
された磁気記録の有無を検出して、磁気記録されていな
い未露光駒の判定を行い、未露光駒と判定するとその未
露光駒を撮影可能待機位置にセットしていた。
【0005】その検出する手段として、特開平4−17
1433号公報では、あらかじめ、決められた数の特定
磁気データをフィルム製造段階で記録し、撮影時に新た
な磁気情報を上書きする。そして、フィルムの撮影途中
での巻戻しを行い、再装填後、駒ごとに特定磁気データ
の個数をカウントし、この個数が所定数の範囲内である
か否かで露光済か否かの判定を行っている。
【0006】又、特開平5−249551号公報では、
製造過程での未露光フィルム全駒への磁気情報記録は、
フィルムコストアップとなるとし、製造段階では全駒磁
気情報を未記録とし、カメラに新品フィルムを装填し、
1駒づつ露光終了後、それぞれの撮影情報を記録し、か
つ、途中で未露光駒を残して途中巻き戻しする場合、未
露光駒を未露光のまま、あらかじめ決められた特定の磁
気データをカメラによって、最終駒まで書き込み、この
カートリッジを再装填した時に、未露光駒に記録した、
あらかじめ決められた特定の磁気データの個数をカウン
トし、この個数が所定数の範囲内有するか否かで、露光
済か否かの判定を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、特定の磁気データを磁気ヘッドによって、特
定の磁気データとして読み込む必要がある。しかしなが
ら、写真フィルムの磁気層は、製造工程上乳剤面の反対
面に、全面、塗布されている。この磁気層の厚さが現像
後の写真性能に影響を与えるため、厚く塗布できない。
そのため磁気密度が低く、信号とノイズの比が非常に小
さい。
【0008】特に、ポジフィルムでは、微妙な色再現な
どを行うために、写真性能上の観点より更に磁気層が薄
くなり、信号とノイズの比(S/N比)も更に小さく、
S/N比が1に近くなることもある。このため、駒の磁
気情報の読み出し、さらには、信号の有無を判定するの
に支障が生じる虞がある。
【0009】本出願に係る第1の発明の目的は、未露光
駒の判定を比較的容易、かつ確実に行える撮影フィルム
の磁気記録情報読取装置を提供することにある。
【0010】本出願に係る第2の発明の目的は、未露光
駒を有するフィルムカートリッジの再装填しても、未露
光駒の判定を比較的容易、かつ確実に行い、未露光駒の
頭出し動作を行えるカメラを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
の目的を実現する第1の構成は、撮影フィルムの撮影駒
毎に設けられた磁気記録部の磁気情報を読取る磁気ヘッ
ドと、前記磁気ヘッドからの磁気記録情報に基づいて記
録された磁気情報が露光済情報か未露光情報かを判別す
る判別手段とを有し、前記判別手段は、前回または前回
までの撮影駒の磁気情報を記憶する記憶部と、今回の撮
影駒の磁気情報と前記記憶部に記憶された磁気情報とを
比較し、同レベルの磁気情報であると今回の撮影駒を露
光済と判定し、異なるレベルであると今回の撮影駒を未
露光と判定する判定部とを有するものである。
【0012】本出願に係る第1の発明の目的を実現する
第2の構成は、撮影フィルムの撮影駒毎に設けられた磁
気記録部の磁気情報を読取る磁気ヘッドと、前記磁気ヘ
ッドからの磁気記録情報に基づいて記録された磁気情報
が露光済情報か未露光情報かを判別する判別手段と、前
記判別手段の判別結果に基づいて撮影フィルムの給送を
制御する給送制御手段とを有し、前記判別手段は、前回
または前回までの撮影駒の磁気情報を記憶する記憶部
と、今回の撮影駒の磁気情報と前記記憶部に記憶された
磁気情報とを比較し、同レベルの磁気情報であると今回
の撮影駒を露光済と判定し、異なるレベルであると今回
の撮影駒を未露光と判定する判定部とを有するものであ
る。
【0013】本出願に係る第1の発明の目的を実現する
第3の構成は、前記給送制御手段は前記判定部が異なる
レベルと判定するまでフィルムの給送を行うようにした
ものである。
【0014】本出願に係る第1の発明の目的を実現する
第4の構成は、前記給送制御手段は、未露光の撮影駒に
達したらフィルムを巻き戻すようにしたものである。
【0015】本出願に係る第1の発明の目的を実現する
第5の構成は、撮影フィルムの磁気記録部に記録される
露光済情報か未露光情報かの磁気情報は、撮影に使用さ
れるカメラにより記録されているものである。
【0016】本出願に係る第2発明の目的を実現する構
成は、上記したフィルムの磁気情報読取装置を有し、前
記判別手段は未露光撮影駒を有するフィルムカートリッ
ジを再装填後に露光済情報か未露光済情報化の判別を行
うようにしたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)図1乃至図4は本発明の第1の実
施の形態を示すものである。
【0018】図1はカメラの要部構成を示す斜視図であ
り、この図において、1は撮影レンズ、2は撮影レンズ
1を駆動するレンズアクチュエータ及びレンズ位置信号
を発生するレンズエンコーダ、3はレンズシャッタ、4
はAEの為の測光センサ、5は該測光センサ4の受光角
を決めるレンズ、6は測距センサ及びファインダを含む
ブロック、7はフィルムFのパーフォレーションP1
2 を検知して該フィルムFの1駒割出しを行う為の信
号を発生するフォトリフレクタ、8はスプール内に配置
されたフィルム給送モータ、9は減速及び巻上げ・巻戻
しの切換えを行うギヤ列、10は巻戻しフォークであ
る。
【0019】Cはフィルムを収納しているフィルムカー
トリッジ、Fはベース側に磁気記憶部Tが備わった前出
のフィルム、P1 ,P2 は撮影画面Aに対応した前出の
パーフォレーション、HはフィルムF上の磁気記憶部T
に情報の書込み、或はここより情報の読出しを行う磁気
ヘッドである。11はフィルムFを磁気ヘッドHに押付
けるパッドで、中央部にフィルムFとヘッドギャップの
密着性を高める為の凹部を持つ。磁気ヘッドHは、フィ
ルムFのGN線上で、情報を書き込む。
【0020】16はレリーズボタン、17は測光,測距
の起動を行うスイッチ(SW1)、18はシャッタの開
放、フィルム給送のシーケンスをスタートするスイッチ
(SW2)、20は途中巻戻しを行うリワインドスイッ
チである。
【0021】図2は本実施の形態のカメラの概略構成を
示すブロック図であり、図1と同じ部分は同一符号を付
してある。
【0022】図2において、19はカートリッジ蓋の閉
成を検知するカートリッジ蓋スイッチ、22は磁気ヘッ
ドHからの信号を増幅するヘッドアンプ、23はメモ
リ、24は比較判定回路、25はエンコーダ、26はバ
ッファ、27は各回路のシーケンス制御を行うマイクロ
コンピュータ等により構成される制御回路、28はフィ
ルム給送モータ8を駆動するモータドライバである。
【0023】次に上記の構成のカメラ動作について、図
3及び図4のフロチャートに従って説明する。
【0024】フィルムカートリッジCがカメラの装填さ
れてカートリッジ蓋が閉じられる(カートリッジ蓋スイ
ッチ19のONにより判別する)と、ステップ101か
らステップ102へ進み、モータドライバ28を介して
フィルム給送モータ8を一旦逆回転させて、カートリッ
ジCに設けられたデータ記録板(不図示)の装填時の角
度により、そのカートリッジCが途中巻き戻しを行った
かどうかの情報、及びデータ記録板表面の明暗パルスを
不図示のフォトインタラプタによって枚数、フィルム感
度などのフィルム情報を読み取る。
【0025】そして、ステップ103にて、このカート
リッジCが途中巻戻しを行ったカートリッジかどうか判
定し、途中差戻し済と判定されたらステップ104で、
フィルム給送モータ8からギヤ列9を介してフォーク1
0にフィルムを巻上方向へ送り、不図示のスプールに巻
きついた後、給送モータ8からギヤ列9を介してスプー
ル優先で巻上げる。
【0026】一方、未使用のフィルムカートリッジが装
填された場合には、ステップ114にて、同様に、フォ
ーク10でフィルムFを送り出し、スプールに巻きつい
た時点で、スプールによって巻き上げられ、ステップ1
15で第1駒目のパーフォレーションP1 をフォトリフ
レクタ7により検出し、ステップ115にて、1駒目を
露光可能にセットし、撮影準備完了となる。
【0027】前述途中巻戻しを行ったカートリッジを装
填したと判定された場合、ステップ105で駒数カウン
トN1:N2を1にセットして、ステップ106で駒数
カウントN1=1、つまり、1駒目のパーフォレーショ
ンを検出し、ステップ107で1駒目の磁気記録データ
の状態を検出し、メモリ23の第1メモリー部M1に入
力する。
【0028】続いて、ステップ108で駒数カウントN
2を(N1+1)にセットし、ステップ109で駒数カ
ウントN2=2、つまり、2駒目のパーフォレーション
を検出し、ステップ110で2駒目の磁気記録データ状
態を検出し、メモリ23の第2メモリー部M2に入力す
る。
【0029】そして、ステップ111で、メモリ23内
の第1メモリー部M1と第2メモリー部M2に記憶され
ているN1駒データとN2駒データ、つまり、1駒目と
2駒目のデータを比較判定回路24にて比較、判定す
る。
【0030】この時、1駒目は、最初に途中巻戻しを行
ったカートリッジを装填したと判定した時点で、必ず最
低1駒は露光済であるため、ステップ111で、第1メ
モリー部M1と第2メモリー部M2に記憶されているN
1駒データとN2駒データが同じ、すなわちM1=M2
の場合、駒N2も露光済と判定される。
【0031】この場合、引き続きフィルムFを巻き上げ
続け、ステップ112で、N1=N2,M1=M2、つ
まりN1=2、第1メモリー部M1のデータを1駒目の
データと入れかえる。ステップ108で更にN2=N1
+1とすることで、N2=3となり、引き続きステップ
109で、第3駒のパーフォレーションを検出し、ステ
ップ110で第3駒の磁気記録データを検出し、メモリ
23内の第2メモリー部M2に記憶し、第1メモリー部
M1と第2メモリー部M2のデータ、つまり、2駒目と
3駒目のデータを比較判定し、M1≠M2になるまで繰
り返し判定する。
【0032】また、このカートリッジは、ステップ10
2で途中巻戻しを行ったカートリッジと判定されている
ので、必ず未露光駒を有しており、最終駒までには、必
ずM1≠M2と判定される。そして、ステップ111で
M1≠M2と判定された場合、N2駒目を露光可能に、
フィルム給送モータ8を逆転させ、N2駒のパーフォレ
ーションを検知し、フィルム給送モータ8をストップ
し、フィルムFのN2駒目を露光可能位置に停止させ
る。
【0033】これにて、途中巻戻しを行ったカートリッ
ジを使用した、使用しないにかかわらず、フロチャート
(A)に達し、以降は図4のフロチャートによって制御
される。
【0034】図4のフロチャートは、通常の撮影手順を
示すものでその流れを簡単に説明すると、ステップ11
7においては、スイッチSW1がONか否かを判別し、
ONであると判別した場合はステップ118へ進み、測
光,測距の各動作を行う。次のステップ119において
は、前記測光,測距動作により得られたシャッタ秒時、
絞り値等をカメラ情報に変換、及び、磁気記録情報とし
て、エンコーダ25へ転送する。
【0035】前記エンコーダ25は転送されてくるカメ
ラ情報をコード化し、バッファ26はこれを蓄積するこ
とになる。
【0036】次のステップ120においては、スイッチ
SW2がONされたか否かを判別し、ONであることを
判別するとステップ121へと進み、公知の露光動作を
行う。
【0037】つまり、制御回路27はレンズアクチュエ
ータ2aを介してレンズエンコーダ2bからレンズ位置
信号を入力し、ステップ118において得られた測距情
報に対応する位置まで撮影レンズ1が来ることによりレ
ンズアクチュエータ2aへ停止指令を行い、撮影レンズ
1の駆動、即ちフォーカス動作を停止させる。また、こ
れとほぼ同時に、前記ステップ118において測光セン
サ4の出力によって定まった時間、シャッタ3の開閉動
作を行う。
【0038】上記の露光動作が終了すると、ステップ1
22においてフィルムFの1駒巻上げを開始し、そして
ステップ123において、このフィルム給送の最中にヘ
ッドアンプ22を介して前記バッファ26に蓄積してい
たカメラ情報を、磁気ヘッドHを駆動してフィルムFの
磁気記憶部Tに書き込む。ステップ124においては、
前記撮影駒の給送が終了したか否かをフォトリフレクタ
7の出力より判別し、この撮影駒の給送が終了したこと
を判別するとステップ125へ進み、ここでフィルムF
に未露光駒が有るか否か(残り駒が有るか否か)の判別
を行う。
【0039】そして前記ステップ125においてフィル
ムFの残り駒が無い、つまり、全駒の撮影が終了したと
判別した場合ステップ126へ進み、給送モータ8から
ギヤ列9を介してフォーク10にて巻戻しを開始する。
この時不図示のスプールへのギヤ伝達は分断されてい
る。ステップ127でフィルム巻戻しが完了したら、ス
テップ128で前述データ記録板(不図示)を撮影終了
済の位置に設定し、停止する。
【0040】以上で本実施の形態のカメラの一連の動作
が終了する。
【0041】一方、ステップ125においてフィルムF
に残り駒が有ると判別した場合、ステップ129で途中
巻戻しするか否かの判定をし、途中巻戻ししないと判別
されれば、ステップ117へ戻り、再度、撮影待機す
る。又、途中巻戻しすると判別されたら、ステップ13
0で、ステップ126と同様に巻戻し動作を開始し、ス
テップ131でフィルム巻戻しが完了したかどうか判定
し、未完了ならひき続き巻戻しを継続し、完了と判別さ
れればステップ132で、前述データ記録板を、途中巻
戻し済、未露光フィルム残りカートリッジを示す、位置
に設定して停止する。
【0042】前述の構成では、2駒分の磁気記録データ
を検出しているが、駒数は3駒分以上でも構わない。
【0043】また、全駒の磁気記録データを検出し、未
露光駒判定を行ってもよい。もし、途中巻戻し済、未露
光フィルム残りカートリッジを使用し、未露光フィルム
を検出できなければ、フィルムFをすべてカートリッジ
C内に巻戻して、カートリッジ内フィルムと、カートリ
ッジ上のデータ記録板の情報不一致を警告することも可
能である。
【0044】また、連続する2駒のデータを比較する
際、あらかじめ、第2駒目の磁気情報の信号を検出可能
に設定可能な信号レベルで信号の有無を仮判定し、そし
て、2駒分の磁気データを比較する、2段階の判定選別
も可能である。
【0045】なお、上記した実施の形態では、カメラを
例にしているが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えばフィルム画像読取装置、磁気データ書換装置
等の周辺機器に適用してもよく、また空いている駒に達
したら巻き戻すようにしても良い。
【0046】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、連続する
フィルムの磁気データを相対的に比較するという簡単な
構成で、正確に露光済か否かの判定が可能となる。
【0047】また、連続するフィルムの磁気データを相
対的に比較するので、電源状態(電池容量)、あるいは
フィルム給送速度等、磁気データの書き込み条件が似通
った状態の駒のなかでデータを比較するので、より高精
度の判定が可能となった。
【0048】請求項2、3、4に係る発明によれば、未
露光駒の頭出しや、露光済駒の給送が終了すると自動巻
き戻しが行える。
【0049】請求項5に係る発明では、磁気記録状態等
が機種等によって異なっても、正確に露光済か否かの判
定が可能となる。
【0050】請求項6に係る発明では、未露光駒を有す
るフィルムカートリッジを再装填しても、正確に未露光
駒の頭出し等が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すカメラの分解
斜視図。
【図2】図1のカメラの電気回路を示すブロック図。
【図3】図1のカメラの撮影準備完了までの動作を示す
フローチャート。
【図4】図3のフローチャートの続きで、カメラの使用
動作終了までを示す。
【符号の説明】
F…フィルム C…カートリッジ H…磁気ヘッド T…磁気記録部 P1 ,P2 …パーフォレーション 23…メモリ第1メモリー部M1/第2メモリー部M2 24…比較判定回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影フィルムの撮影駒毎に設けられた磁
    気記録部の磁気情報を読取る磁気ヘッドと、前記磁気ヘ
    ッドからの磁気記録情報に基づいて記録された磁気情報
    が露光済情報か未露光情報かを判別する判別手段とを有
    し、前記判別手段は、前回または前回までの撮影駒の磁
    気情報を記憶する記憶部と、今回の撮影駒の磁気情報と
    前記記憶部に記憶された磁気情報とを比較し、同レベル
    の磁気情報であると今回の撮影駒を露光済と判定し、異
    なるレベルであると今回の撮影駒を未露光と判定する判
    定部とを有することを特徴とするフィルムの磁気記録情
    報読取装置。
  2. 【請求項2】 撮影フィルムの撮影駒毎に設けられた磁
    気記録部の磁気情報を読取る磁気ヘッドと、前記磁気ヘ
    ッドからの磁気記録情報に基づいて記録された磁気情報
    が露光済情報か未露光情報かを判別する判別手段と、前
    記判別手段の判別結果に基づいて撮影フィルムの給送を
    制御する給送制御手段とを有し、前記判別手段は、前回
    または前回までの撮影駒の磁気情報を記憶する記憶部
    と、今回の撮影駒の磁気情報と前記記憶部に記憶された
    磁気情報とを比較し、同レベルの磁気情報であると今回
    の撮影駒を露光済と判定し、異なるレベルであると今回
    の撮影駒を未露光と判定する判定部とを有することを特
    徴とする撮影フィルムの磁気記録情報読取装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記給送制御手段は
    前記判定部が異なるレベルと判定するまでフィルムの給
    送を行うことを特徴とする撮影フィルムの磁気記録情報
    読取装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記給送制御手段
    は、未露光の撮影駒に達したらフィルムを巻き戻すこと
    を特徴とする撮影フィルムの磁気記録情報読取装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3または4において、撮
    影フィルムの磁気記録部に記録される露光済情報か未露
    光情報かの磁気情報は、撮影に使用されるカメラにより
    記録されていることを特徴とするフィルムの磁気記録情
    報読取装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4または5に記載の
    フィルムの磁気情報読取装置を有し、前記判別手段は未
    露光撮影駒を有するフィルムカートリッジを再装填後に
    露光済情報か未露光済情報化の判別を行うことを特徴と
    するカメラ。
JP8350645A 1996-12-27 1996-12-27 撮影フィルムの磁気記録情報読取装置およびカメラ Pending JPH10186497A (ja)

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