JP4671919B2 - 麺皮用油脂組成物 - Google Patents
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Description
これらの麺皮食品は通常、麺皮部分の水分含量が少なく中種の水分含量が多いことから、調理後長時間保管した場合に麺皮部分の食感が悪くなる問題がある。
また焼売の皮は、蒸した直後はソフトで歯切れのよい良好な食感を呈するが、時間の経過と共にこの食感は消失し、しんなりとした歯切れの悪い、不味い食感になってしまう。
そのため、麺皮食品における調理後の中種から麺皮部分への水分移行を抑制し、時間が経過しても調理直後の麺皮部分の食感が保持されることを目的とした改良が各種行なわれてきた。
しかし、油脂を融解して塗布すると、中種や麺皮内部まで吸収されてしまうためその効果が十分でないこと、麺皮表面に塗布できる量に限界があること、また、冷蔵した麺皮に塗布した場合に麺皮温度が上昇し、麺皮がコシがなく扱いにくい物性になってしまう問題があった。
反対に、可塑性油脂をそのまま塗布すると、均等に塗布することが難しいこと、麺皮の温度により染み込み具合が異なることから、安定した製造が出来ない問題があった。
例えば、水分を含有する油脂組成物を使用する方法(例えば特許文献6参照)や、穀物微粉砕物を油脂中に分散させた油脂組成物を使用する方法(例えば特許文献7参照)、麺皮内面に塗布する油脂として特定粒径の油脂結晶となる油脂を使用する方法(特許文献8参照)などの提案がなされたが、特許文献6に記載の方法は、麺皮の内面に存在する水分を増やすことで、麺皮の糊化を促進することができるため加熱調理当初のパリパリ感を向上させることはできるものの、そのパリパリ感を保持することはできなかった。また、特許文献7に記載の方法は、澱粉類が油脂中に分散した形態で加熱されるため、該澱粉類が糊化しにくく、ざらついた食感が残ってしまうなど、加熱調理した麺皮食品の食感や風味が悪化するという問題があった。さらに特許文献8に記載の方法は、麺皮食品の調理後の冷却条件や保管温度によってはその効果が得られないという問題があった。
本発明は、上記知見に基づきなされたもので、麺皮に対し塗布するための麺皮用油脂組成物であって、油相中にハイエルシン菜種油の極度硬化油脂を1〜5質量%(油相基準)含有し、乳化剤を含有せず、且つ、該油相のSFCが10〜40℃の全ての温度において2〜25%であることを特徴とする麺皮用油脂組成物を提供するものである。
なお、本発明で言う麺皮とは、小麦粉、コーンスターチ、米粉などの穀粉類、水、塩などの原料を混捏して生地を作成し、成形し、必要に応じ加熱処理した薄板状の皮であり、具体的には春巻き用皮、餃子用皮、焼売用皮などを挙げることができる。
また、麺皮食品とは、食品素材を中種として麺皮で包み、必要に応じ加熱調理した食品であり、具体的には餃子、春巻き、焼売、ワンタンなどを挙げることができる。
また、上記極度硬化油脂は、上記極度硬化油脂を更に分別した硬部油、あるいは1種又は2種以上の極度硬化油脂をエステル交換したものであってもよく、また、極度硬化油脂と、飽和脂肪酸や、飽和脂肪酸を主体とする部分グリセリド等とをエステル交換したものであってもよい。本発明では、これら全てを極度硬化油脂として扱う。
(1)「牛脂、豚脂、乳脂等の奇数酸を多く含む動物油脂や、ハイエルシン菜種油、魚油等の長鎖脂肪酸を多く含有する油脂」を原料油脂とした極度硬化油脂。
(2)「構成脂肪酸の平均鎖長が異なる2種又は3種以上の油脂からなる油脂配合物を、化学的あるいは酵素的にエステル交換して、構成脂肪酸の鎖長をばらつかせた油脂配合物」を原料油脂とした極度硬化油脂。
(3)「1種又は2種以上の油脂に、該油脂と構成脂肪酸の平均鎖長が異なる飽和脂肪酸又は該飽和脂肪酸を主体とする部分グリセリドを添加してなる油脂配合物を、化学的あるいは酵素的にエステル交換して、構成脂肪酸の鎖長をばらつかせた油脂」を原料油脂とした極度硬化油脂。
(4)構成脂肪酸の平均鎖長が異なる2種以上の極度硬化油脂をエステル交換した油脂。
(5)「1種又は2種以上の極度硬化油脂に、該極度硬化油脂と構成脂肪酸の平均鎖長が異なる飽和脂肪酸又は該飽和脂肪酸を主体とする部分グリセリドを添加してなる油脂配合物」を、化学的あるいは酵素的にエステル交換して、構成脂肪酸の鎖長をばらつかせた油脂。
なお、上記極度硬化油脂の結晶形がβプライム型であることを確認するには、極度硬化油脂を80℃で完全溶解した後、0℃で30分保持し、次いで5℃で30分間保持して析出させた油脂結晶について、2θ:17〜26度の範囲でX線回折測定を実施し、4.1〜4.3オングストロームの面間隔に対応する強い回折線が得られることを確認すればよい。
上記油相のSFCが10〜40℃の何れかの温度、特に30〜40℃において2%未満であると、高温度の麺皮に塗布した場合、麺皮に染み込みやすく裏面まで染みとおるため均一な塗布が困難となる問題に加え、麺皮から垂れるなどの問題がある。
また、上記油相のSFCが10〜40℃の何れかの温度、特に10〜20℃において25%を超えると、低温度の麺皮に塗布した場合、固まりができやすく、均一な塗布が困難となる。
尚、上記SFCは、次のようにして測定する。即ち、先ず、油相を60℃に30分間保持して完全に融解した後、0℃に30分間保持して固化させる。次いで、25℃に30分間保持し、テンパリングを行い、その後、0℃に30分間保持する。これを各測定温度に順次30分間保持後、SFCを測定する。
本発明において、上記その他の油脂の含有量は、油相中で好ましくは90〜99質量%、更に好ましくは95〜99質量%である。
ただし、本発明の麺皮用油脂組成物においては、乳化剤を多く含むと、パリパリ感、歯切れ、油性感がやや劣ることから、乳化剤は極力含まないことが好ましく、その含有量は、油相中で好ましくは0〜1質量%、より好ましくは0〜0.3質量%、さらに好ましくは0〜0.1質量%である。
10〜40℃の何れかの温度、特に20〜40℃において粘度が50mPa・s未満であると、保存中に固液分離を起こすおそれがあり、また、中種を包む際などに液ダレをおこしてしまうおそれがある。
また、10〜40℃の何れかの温度、特に10〜20℃において粘度が20,000Pa・sを超えると、低温度の麺皮に塗布した場合、固まりができやすく、均一な塗布が困難となるおそれがある。
本発明の麺皮用油脂組成物における上記その他の成分の含有量は、好ましくは20質量%以下、より好ましくは5質量%以下である。
先ず、上記極度硬化油脂を1〜10質量%(油相基準)含有し、且つ、該油相のSFCが10〜40℃の全ての温度において2〜25%である油相を溶解し、必要により水相を混合乳化する。そして、次いで殺菌処理を行ってもよい。殺菌方法は、タンクでのバッチ式、プレート型熱交換機や掻き取り式熱交換機を用いた連続式等の何れの方法を用いてもよい。
また、本発明の麺皮用油脂組成物を製造する際のいずれかの工程で、窒素、空気等を含気させてもよいが、本発明の麺皮用油脂組成物は、気相を含有することにより粘度が高くなり、特に低温度域での流動性が失われるおそれがあることから気相は含有させないことが好ましい。
本発明の麺皮は、穀粉類、水、塩等の原料を常法に従って、機械又は手作業で混練して生地を作成し、成形し、必要に応じ加熱処理した麺皮に、上記の麺皮用油脂組成物を塗布してなるものである。
なお、上記麺皮の製造に代えて、市販の麺皮に上記の麺皮用油脂組成物を塗布することも可能である。
本発明の麺皮食品は、上記本発明の麺皮を油脂の塗布面を内面として、野菜、加工野菜、きのこ、果物、魚肉、畜肉、チーズ等の乳製品、卵、ハム、ソーセージ等の調理食品、生鮮食品、調味料等の各種食品素材からなる中種を包み、必要に応じこれを揚げる、蒸す、焼く、茹でるなどの加熱調理することにより得ることができる。
この場合、麺皮と中種の比率は、麺皮100質量部に対し、好ましくは中種100〜700質量部、より好ましくは200〜300質量部である。
また、加熱調理した麺皮食品としては、春巻き、焼餃子、蒸し餃子、水餃子、焼売などの中華点心を挙げることができる。
本発明の麺皮食品は、加熱調理後そのまま食すこともできるが、加熱調理前に冷凍保存し、必要なときに調理したり、加熱調理後冷凍保存することもできる。加熱調理後に冷凍保存した冷凍品は、電子レンジで解凍調理することも可能である。
〔実施例1〕
菜種液状油97質量%及びハイエルシン菜種油の極度硬化油脂(融点60℃・ヨウ素価1未満)3質量%の混合油脂を70℃に加熱して溶融した後、パーフェクターを使用して5秒間で15℃に急速冷却して、極度硬化油脂を3質量%含有し、油相のSFCが10℃で3%、20℃で3%、30℃で3%、40℃で3%である本発明の麺皮用油脂組成物Aを得た。この麺皮用油脂組成物Aは、ビスコステスター(リオン(株)製)で粘度を測定したところ、10〜40℃の全ての温度において100〜5,000mPa・sであった。
上記麺皮用油脂組成物Aを25℃に調温し、市販の春巻きの皮(13g/枚)に、刷毛を用いて、1g塗布して本発明の麺皮である春巻きの皮を得た。
一方、みじん切りにしたむき海老、千切りにした椎茸と筍、千切りにした豚肉と焼き豚、4〜5cmの長さに切った韮(ニラ)を炒めて中種を作成した。上記の春巻きの皮の油脂塗布面の上に、上記の中種30gを載せ、巻き込み、巻き終わりを水で溶いた片栗粉で止め、これを−40℃で急速冷凍し、−18℃以下で5日間保存した後、約180℃のフライ油で3分間揚げて本発明の麺皮食品である春巻きを得た。得られた春巻きについて、フライ直後、及びフライ5時間後に食感(パリパリ感、歯切れ、油性感)の比較試験を行なった。その結果を下記の〔表1〕に示す。
大豆液状油57質量%、パーム軟部油のエステル交換油40質量%、及びハイエルシン菜種油の極度硬化油脂(融点60℃・ヨウ素価1未満)3質量%からなる油相を、70℃まで加温して完全に溶解し混合した後、−30℃/分の冷却速度で急冷可塑化し、極度硬化油脂を3質量%含有し、油相のSFCが10℃で20%、20℃で12%、30℃で5%、40℃で3%であるショートニングタイプの本発明の麺皮用油脂組成物Bを得た。この麺皮用油脂組成物Bは、ビスコメーター(リオン(株)製)で粘度を測定したところ、10〜40℃の全ての温度において、粘度が20,000mPa・s〜200,000mPa・sであった。
上記麺皮用油脂組成物Aに代えて、上記麺皮用油脂組成物Bを使用した以外は、実施例1と同様の配合・製法で、春巻きの皮、および春巻きを得、さらに実施例1と同様にして食感の評価を行なった。その結果を下記の〔表1〕に示す。
上記25℃に調温した麺皮用油脂組成物Aに代えて、70℃に溶解したパーム油(融点35℃)を使用した以外は、実施例1と同様の配合・製法で、春巻きの皮、および春巻きを得、さらに実施例1と同様にして食感の評価を行なった。その結果を下記の〔表1〕に示す。
なお、パーム油のSFCは10℃で50%、20℃で20%、30℃で5%、40℃で3%であり、10℃から40℃の全ての温度において固体であり流動性を有していないものであった。
上記25℃に調温した麺皮用油脂組成物Aに代えて、70℃に溶解したハイエルシン菜種油の極度硬化油脂(融点60℃・ヨウ素価1未満)を使用した以外は、実施例1と同様の配合・製法で、春巻きの皮、および春巻きを得、さらに実施例1と同様にして、食感の評価を行なった。その結果を下記の〔表1〕に示す。なお、ハイエルシン菜種油の極度硬化油脂のSFCは10℃〜40℃の全ての温度で100%であり、10℃から40℃の全ての温度において固体であり流動性を有していないものであった。
上記25℃に調温した麺皮用油脂組成物Aに代えて、菜種液状油を使用した以外は、実施例1と同様の配合・製法で、春巻きの皮、及び春巻きを得、さらに実施例1と同様にして食感の評価を行なった。その結果を下記の〔表1〕に示す。
なお、大豆液状油のSFCは10℃〜40℃の全ての温度で1%未満であり、10℃から40℃の全ての温度において、粘度が100mPa・s未満であった。
上記25℃に調温した麺皮用油脂組成物Aに代えて、70℃に溶解したパーム硬化油(融点45℃)を使用した以外は、実施例1と同様の配合・製法で、春巻きの皮、及び春巻きを得、さらに実施例1と同様にして食感の評価を行なった。その結果を下記の〔表1〕に示す。
なお、パーム硬化油(融点45℃)のSFCは10℃で72%、20℃で65%、30℃で45%、40℃で18%であり、10℃から40℃の全ての温度において、固体であり流動性を有していないものであった。
実施例1の混合油脂を、菜種液状油60質量%、及び、ハイエルシン菜種油の極度硬化油脂(融点60℃・ヨウ素価1未満)40質量%の混合油脂に変更して製造した麺皮用油脂組成物Cを使用し、刷毛で塗布することに代えてスパチュラを用いて塗布した以外は、実施例1と同様の配合・製法で、春巻きの皮、及び春巻きを得、さらに実施例1と同様にして食感の評価を行なった。その結果を下記の〔表1〕に示す。
なお、麺皮用油脂組成物CのSFCは10℃〜40℃の全ての温度で40%であり、10℃から30℃の全ての温度において固体であり流動性を有していないものであった。
油脂を全く塗布しない以外は、実施例1と同様の配合・製法で、春巻きの皮、および春巻きを得、さらに実施例1と同様にして食感の評価を行なった。その結果を下記の〔表1〕に示す。
食感比較試験は10人のパネラーに、春巻きを試食させ、春巻きの食感(パリパリ感、歯切れ、口溶け、油性感)について、下記の3点評価をさせ、その合計点を評価点数とし、下記評価基準に当てはめ評価結果とした。
また、油染み比較試験として、得られた春巻きを2個ろ紙上に静置し4時間後の油染みの重量を測定し、下記基準で5段階に評価し結果を表2に記載した。
5点:非常にパリパリしていて、極めて良好な食感である
3点:パリパリした箇所が部分的に残っており、ほぼ良好な食感である
1点:皮がしんなりしていて、食感が不良である
5点:歯切れがよく、極めて良好な食感である
3点:ややヒキがあるが、ほぼ良好な食感である
1点:ヒキがあり、食感が不良である
5点:極めて良好な口溶けである
3点:ほぼ良好な口溶けである
1点:ワキシーであり、不良である
5点:油性感が感じられず、非常に良好な食感である。
3点:やや油性感を感じるが、良好な食感である
1点:油性感が強く、不良な食感である。
◎ :合計点が41点以上50点以下
○ :合計点が31点以上40点以下
△ :合計点が21点以上30点以下
× :合計点が11点以上20点以下
××:合計点が10点
◎ :油染みの重量が0.5g未満である
○ :油染みの重量が0.5g以上0.75g未満である
△ :油染みの重量が0.75g以上1.0g未満である
× :油染みの重量が1.0g以上2.0g未満である
××:油染みの重量が2.0g以上である
〔実施例3〕
上記麺皮用油脂組成物Aを25℃に調温し、市販の餃子の皮(8g/枚)に、刷毛を用いて0.5g塗布して、本発明の麺皮である餃子の皮を得た。
一方、みじん切りにしたキャベツ、白菜、たまねぎ、豚挽き肉、しょうが、塩、4〜5cmの長さに切った韮(ニラ)を混合して中種を作成した。上記の餃子の皮の油脂塗布面の上に、上記の中種15gを載せ、ひだをつけながら包み込み、巻き終わりを水で溶いた片栗粉で止め、−40℃で急速冷凍し、−20℃で5日間保存した後、フライパンに入れ、湯を入れて蓋をして2分蒸し焼きにしたあと、サラダ油を入れ、強火で焼成して本発明の麺皮食品である焼き餃子を得た。得られた焼き餃子について、焼成直後、及び、焼成5時間後に食感(パリパリ感、歯切れ)の比較試験を行なった。その結果を下記の〔表3〕に示す。
上記25℃に調温した麺皮用油脂組成物Aに代えて、菜種液状油を使用した以外は、実施例3と同様の配合・製法で、餃子の皮、および焼き餃子を得、さらに実施例3と同様にして、食感の評価を行なった。その結果を下記の〔表3〕に示す。
油脂を全く塗布しない以外は、実施例3と同様の配合・製法で、餃子の皮、および焼き餃子を得、さらに実施例3と同様にして、食感の評価を行なった。その結果を下記の〔表3〕に示す。
食感比較試験は17人のパネラーに餃子を試食させ、餃子の耳の部分の食感(パリパリ感、歯切れ)について、下記の5点評価をさせ、その合計点を評価点数とし、下記評価基準に当てはめ評価結果とした。
5点:耳が非常にパリパリしていて、歯切れがよく、極めて良好な食感である
4点:耳がパリパリしていて、歯切れがよく、良好な食感である
3点:耳にパリパリした箇所が部分的に残っており、ややヒキがあるが、ほぼ良好な食感である
2点:耳がしんなりしていて、ヒキがあり、食感がやや不良である
1点:耳が非常にしんなりしており、ヒキが強く、食感が極めて不良である
◎ :合計点が68点以上85点以下
○ :合計点が51点以上67点以下
△ :合計点が34点以上50点以下
× :合計点が17点以上33点以下
Claims (5)
- 麺皮に対し塗布するための麺皮用油脂組成物であって、油相中にハイエルシン菜種油の極度硬化油脂を1〜5質量%(油相基準)含有し、乳化剤を含有せず、且つ、該油相のSFCが10〜40℃の全ての温度において2〜25%であることを特徴とする麺皮用油脂組成物。
- 上記油相が、上記極度硬化油脂と、10℃において液状である油脂とからなる請求項1記載の麺皮用油脂組成物。
- 10〜40℃の全ての温度において、粘度が50〜20,000mPa・sである請求項1又は2記載の麺皮用油脂組成物。
- 請求項1〜3の何れかに記載の麺皮用油脂組成物を塗布してなる麺皮。
- 請求項4記載の麺皮を使用した麺皮食品。
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