JP4666546B2 - 加圧装置とこれを用いたバンプボンディング装置、貼り付け装置、及び圧着装置 - Google Patents

加圧装置とこれを用いたバンプボンディング装置、貼り付け装置、及び圧着装置 Download PDF

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    • H01L2924/14Integrated circuits

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、加圧対象物を挟み込んだ状態で、加圧対象物の加圧、又は加熱処理を併用した加圧を行うバンプボンディング装置等の加圧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
加圧対象物を挟み込んだ状態で、加圧対象物の加圧、または加熱処理を併用した加圧を行う加圧装置として、バンプボンディング装置を例にして説明する。従来から、IC(半導体集積回路)関連のワイヤボンディング技術を応用して、金バンプをフリップチップICの電極パッド部に超音波接合するスタッドバンプボンディング技術が知られている。
【0003】
これについて、図19を参照しつつ説明する。図19(A)は、一般的に用いられるバンプボンディング装置の一例の構成図を示している。1は金線であり、キャピラリー2に押通されている。キャピラリー2は超音波ホーン10に取り付けられ、垂直水平方向に移動可能である。3はスパーク発生装置で、金線1の先端近傍に配置されている。4はICであり、IC4を加熱するヒートステージ5上に載置されている。11は、超音波発振器であり、超音波ホーン10に結合されている。
【0004】
次に、前記装置の動作について説明する。まず、位置認識カメラ装置(図示せず)によりIC4を認識して位置決めを行い、キャピラリー2から出た金線1の先端に、スパーク発生装置3からのスパークを与えて、金ボール1aを形成する。次に、キャピラリー2をヘッド上下駆動機構(図示せず)によって下降させる。
【0005】
ヘッド上下駆動機構に備えた当り検出機能により、IC4の電極に接合されたパッド6(図19(B))の位置を検出後、金ボール1aに所定の圧力を加え、超音波発振器11によって発振させた超音波を、超音波ホーン10を介して金ボール1aに伝達し、金ボール1aとパッド6とを接合する。
【0006】
次に、キャピラリー2を一定量上昇させた後、金線1をクランパーによリ保持して上昇させると、金線1は金ボール1aと金線1との境界部分において断裂して、IC4上に電極となるスタッドバンプ7が完成する。図19(B)は、IC4のパッド6上にスタッドバンプ7が形成された状態の拡大図を示している。さらに、キャピラリー2を一定量上昇させ、平面方向に一定量移動させた後再度下降させ、同様の工程を線リ返して複数個のスタッドハンプ7をIC上に形成する。
【0007】
図19(C)は、スタッドハンプ7の高さを揃える工程を示した図である。前記のような工程を経て、IC4上にスタッドハンプ7を形成した後、完成したスタッドハンプ7の高さを揃えるために、IC4が下プレート9と上プレート8との間に挟み込まれるように設置し、高さ情報、荷重情報に基づき、上プレート8による加圧により、スタッドバンプ7の頂部を押圧して、各スタッドバンプ7の高さを揃える。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のような加圧装置には、以下のような問題があった。上プレート8による押圧によりパッド6上に形成されたスタッドバンプ7の高さを揃える際には、その精度は下プレート9及び上プレート8の両面の平行度の影響を受ける。
【0009】
すなわち、両面の平行設定の誤差に従って、スタッドハンプ7の高さの一致状態は変化する。仮に、スタッドバンプ7の高さが不一致な状態で基板に実装されると、基板側電極にスタッドバンプ7が均一に接触できなくなるので、導通不良が発生する場合もある。
【0010】
作業者は生産前に平行状態を確認するが、ダイヤルゲージを用いて平行状態の確認をしていたため、設定時の誤差が大きく、調整したつもりでも調整出来ていない場合もあり、不良品が発生する場合もあった。
【0011】
本発明は、前記のような従来の問題を解決するものであり、プレートの平行状態を、作業者のノウハウに頼らず、自動調整機構により、精度の高い平行調整を可能とする加圧装置とこれを用いたバンプボンディング装置、貼り付け装置、及び圧着装置と、加圧方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明の加圧装置は、第1の加圧手段と第2の加圧手段との間に加圧対象物を挟み込んだ状態で前記加圧対象物を加圧する加圧装置であって、球面の一部で形成され、当該球面の中心が前記第1の加圧手段の加圧面上にある軸受け面を有する吸着部と、前記第の加圧手段に接続され、前記軸受け面上を摺動可能に球面の一部で形成された可動面とを有する軸受け部記第の加圧手段の前記中心を中心とした回動により、前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との間の平行状態の調整を行う調整手段と、前記第1の加圧手段に設けられ、加圧時に前記加圧対象物を加熱することができる加熱手段と、前記第1の加圧手段に設けられ、前記加熱手段で発生させた熱の前記調整手段又は前記軸受け部への移動を低減させる冷却手段と、前記吸着部に設けられ、前記可動面を吸引して、当該可動面を前記軸受け面に保持しておくことが可能なマグネットと、前記軸受け部に設けられ、前記吸着部と前記軸受け部の外部とを繋ぐ流路とを備え、前記流路を介して前記吸着部に圧縮気体を供給することが可能であり、かつ前記流路を介して前記軸受け部内部を真空引きすることが可能であり、前記圧縮気体の供給により、前記可動面と前記軸受け面との間に隙間を形成させることができ、前記真空引きにより、前記可動面を前記軸受け面に吸着させることができることを特徴とする。前記のような加圧装置によれば、平行調整の際には、可動面と軸受け面との間に隙間を形成できるので、平行調整が行い易くなり、平行調整後は、可動面を軸受け面に吸着できるので、平行状態を保持した状態で加圧対象物を加圧できる。また、前記のような加圧装置によれば、軸受け部の熱変形を防止できる。
【0018】
前記のような加圧装置によれば、第1の加圧手段の加圧面上に軸受け面を形成している球面の中心があるので、第1の加圧手段と第2の加圧手段との平行調整の際に、この中心の位置が移動することなく、第1の加圧手段の加圧面が第2の加圧手段の加圧面に倣うことになり、加圧面同士の面ずれによる摩擦が生じないので、高精度な平行調整を行うことができる。
【0020】
また、前記吸着部は多孔質材料で形成されていることが好ましい。
【0021】
また、前記第1の加圧手段と前記2の加圧手段との間に前記加圧対象物を挟み込まない状態で、前記吸着部に圧縮気体を供給し、前記軸受け面と前記可動面との間に隙間を形成し、前記第1の加圧手段の加圧面と前記第2の加圧手段の加圧面とを一定の加圧力を加えて当接させ、これら2面の加圧面同士を倣わせた後、前記圧縮気体の供給を停止し、前記軸受け部内部を真空引きすることにより平行状態を保持することが好ましい。
【0024】
また、前記加圧対象物の加圧工程において、第1の加圧手段と第2の加圧手段との間の平行状態を検出する検出手段を備えたことが好ましい。前記のような加圧装置によれば、加圧工程における平行状態の異常を発見できる。
【0025】
また、前記検出手段によって、平行状態の異常が検出されると、装置の稼動が停止することが好ましい。前記のような加圧装置によれば、不良品の発生を防止できる。
【0026】
また、前記検出手段によって、平行状態の異常が検出されると、平行状態に自動調整することが好ましい。
【0027】
また、前記検出手段によって、平行状態の異常が検出されると、装置の稼動を停止する選択と、平行状態に自動調整する選択とを選択できることが好ましい。
【0028】
また、前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせを複数組有していることが好ましい。前記のような加圧装置によれば、生産性が向上する。
【0029】
前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせを複数組有している加圧装置においては、前記複数組の前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせのそれぞれについて、前記平行状態の調整を行うことができることが好ましい。前記のような加圧装置によれば、各組み合わせについて、加圧対象物を精度良く加圧できる。
【0030】
また、前記複数組の前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせについて、前記平行状態の調整を行う組み合わせを選択できることが好ましい。
【0031】
また、前記複数組の前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせについて、前記平行状態の調整を個別に行う選択と、一度に行う選択とを選択できることが好ましい。前記のような加圧装置によれば、必要な部分についてのみ平行状態の調整を行なうことができるので、作業効率が良い。また、すべてに平行状態の調整が必要な場合は、一度に行なうので、この場合も、作業効率が良い。
【0032】
また、前記複数組の前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせのそれぞれについて、前記第1の加圧手段及び前記第2の加圧手段の少なくとも一方を加熱し、加圧時に加圧対象物を加熱することができる加熱手段を有していることが好ましい。
【0033】
また、前記複数組の前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせのうち、これら各組み合わせの加熱する温度を個別に設定できることが好ましい。前記のような加圧装置によれば、加圧対象物の種類に応じて、加熱温度を変えることができる。
【0034】
また、前記複数組の前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせのそれぞれについて、前記加熱手段で発生させた熱の前記調整手段又は軸受け部への移動を低減させる冷却手段を有していることが好ましい。前記のような加圧装置によれば、調整手段又は軸受け部の熱変形を防止できる。
【0035】
また、前記複数組の前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせのそれぞれについて、前記加圧対象物の加圧工程において、前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との間の平行状態を検出する検出手段を有していることが好ましい。前記のような加圧装置によれば、加圧工程における平行状態の異常を発見できる。
【0036】
また、前記検出手段によって、少なくとの一部の前記複数組の前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせについて、平行状態の異常が検出されると、装置の稼動が停止することが好ましい。前記のような加圧装置によれば、不良品の発生を防止できる。
【0037】
また、前記複数組の前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせのうち、一部について平行状態に異常が検出されると、異常部分の稼動を停止することが好ましい。前記のような加圧装置によれば、装置全体の稼動は停止しないので、生産効率の低下を防止できる。
【0038】
また、前記複数組の前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせのうち、一部について平行状態に異常が検出されると、異常部分を平行状態に自動調整することが好ましい。
【0039】
また、前記複数組の前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせのうち、一部について平行状態に異常が検出されると、異常部分の稼動を停止する選択と、異常部分を平行状態に自動調整する選択とを選択できることが好ましい。
【0040】
また、前記複数組の前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせは、それぞれ加圧中の圧力を可変できることが好ましい。前記のような加圧装置によれば、加圧対象物に応じた加圧加工が可能になる。
【0041】
また、前記複数組の前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせは、それぞれ加圧中の温度を可変できることが好ましい。前記のような加圧装置によれば、加圧対象物に応じた加圧加工が可能になる。
【0042】
また、前記複数組の前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせは、単体の加圧手段と、分割された複数の前記加圧手段との組み合わせであることが好ましい。
【0043】
また、前記複数組の前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせは、それぞれ単体の加圧手段同士の組み合わせであることが好ましい。
【0044】
次に、本発明のバンプボンディング装置は、前記各加圧装置を用いたバンプボンディング装置であって、前記加圧対象物は電極にパンプが形成された電子部品であり、前記加圧によって前記パンプの高さを揃えることを特徴とする。
【0045】
前記のようなバンプボンディング装置によれば、平行調整を高精度に行うことができるので、加圧工程においてパンプの高さを精度よく揃えることができる。
【0046】
本発明の貼り付け装置は、前記各加圧装置を用いた貼り付け装置であって、前記加圧対象物は基板と、テープ状に形成された樹脂材料とであり、前記加圧によって前記基板と前記樹脂材料とを貼り合わせることを特徴とする。前記のような貼り付け装置によれば、平行調整を高精度に行うことができるので、加圧工程において、基板に樹脂材料を精度よく貼り付けることができる。
【0047】
本発明の圧着装置は、前記各加圧装置を用いた圧着装置であって、前記加圧対象物は基板と、基板上に貼り付けられた樹脂材料と、電子部品とであり、前記加圧によって前記電子部品を前記樹脂材料を介して前記基板に圧着することを特徴とする。前記のような圧着装置によれば、平行調整を高精度に行うことができるので、加圧工程において、基板に電子部品を樹脂材料を介して精度よく圧着することができる。
【0053】
次に、本発明の加圧方法は、球面の一部で形成された軸受け面を有する吸着部と、第1の加圧手段と接続され、前記軸受け面上を摺動可能に球面の一部で形成された可動面とを有する軸受け部を備え、前記軸受け面を形成している球面の中心が前記第1の加圧手段の加圧面上にあり、前記軸受け部は、前記吸着部と前記軸受け部の外部とを繋ぐ流路とを備え、前記流路を介して前記吸着部に圧縮気体を供給することが可能であり、かつ前記流路を介して前記軸受け部内部を真空引きすることが可能であり、
前記圧縮気体の供給により、前記可動面と前記軸受け面との間に隙間を形成させることができ、前記真空引きにより前記可動面を前記軸受け面に吸着させることができる加圧装置を用いた加圧方法であって、
前記吸着部に圧縮気体を供給し、前記軸受け面と前記可動面との間に隙間を形成し、前記第1の加圧手段の加圧面と第2の加圧手段の加圧面とを一定の加圧力を加えて当接させ、これら2面の加圧面同士を倣わせた後、前記圧縮気体の供給を停止し、前記軸受け部内部を真空引きすることにより平行状態を保持することを特徴とする。
【0054】
前記のような加圧方法によれば、第1の加圧手段の加圧面上に軸受け面を形成している球面の中心があるので、第1の加圧手段と第2の加圧手段との平行調整の際に、この中心の位置が移動することなく、第1の加圧手段の加圧面が第2の加圧手段の加圧面に倣うことになり、加圧面同士の面ずれによる摩擦が生じないので、高精度な平行調整を行うことができる。また、平行調整の際には、可動面と軸受け面との間に隙間を形成できるので、平行調整が行い易くなり、平行調整後は、可動面を軸受け面に吸着できるので、平行状態を保持した状態で加圧対象物を加圧できる。
【0055】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
【0056】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る加圧装置の側面図を示しており、本実施形態に係る加圧装置は、バンプボンディング装置である。装置本体12において、加圧手段である上プレート13は、可動ブロック14に固定されている。可動ブロック14に対向するように固定ブロック15が配置されており、可動ブロック14と固定ブロック15との間に挟み込まれるように、複数のアクチュエータ16が配置されている。アクチュエータ16は伸縮可動が可能であり、例えば圧電素子が用いられる。このようなアクチュエータ16の伸縮可動は、制御部69によって制御される。また、制御部69は、駆動部70の制御も行なう。駆動部70は、モータ等の駆動源を有しており、装置本体12を下降させることができ、下降した装置本体12を元の位置に戻すこともできる。また、詳細は後に説明するが、制御部69は、平行検出センサ20の検出結果に基づきアクチュエータ16の伸縮可動の調整も行なうことができる。
【0057】
可動ブロック14と固定ブロック15との側部は、伸縮プレート17に結合されている。アクチュエータ16を伸縮可動させることにより、可動ブロック14を介して上プレート13の各部位の高さを変化させることができるので、加圧手段である下プレート18に対する平行度を調整することができる。平行度の精度を上げるためには、アクチュエータ16を3個以上とすることが好ましい。
【0058】
次に、平行調整について図2を用いて説明する。平行調整は、下プレート18上に加圧対象物であるIC4を載置していない状態で行う。まず、装置本体12を駆動部70によって下降させて、上プレート13を下プレート18に設定荷重にて接触させる。この状態で、アクチュエータ16に制御部69から電圧等を加えアクチュエータ16を伸縮可動(矢印a)させて、上プレート13と下プレート18とが平行状態になるように、面合わせを行う。この面合わせが完了すると、この状態を保持したまま、駆動部70によって装置本体12を上昇させて、上プレート13を下プレート18から引き離す。
【0059】
図3は、平行調整方法の一例のフローチャートを示している。この方法では、まず複数のアクチュエータ16を伸縮させるデータを与えこれを実行し、平行状態の確認を行う。この確認は、プレートの干渉縞の測定や、感圧紙によって行なう。平行状態が確保されていなければ再度データを入力して調整を行い、平行状態が得られるまでこれを繰り返す。このような方法によれば、データの入力だけで平行調整を行なうことができ、作業者が直接上下プレートを調整することは不要になる。
【0060】
図4は、平行調整方法の別の一例のフローチャートを示している。この方法では、あらかじめ平行調整時に計測して設定した各アクチュエータ16の伸縮可動データすなわち駆動条件のデータをデータベースとした保管しておき、この保管データを取リ出し、又は選択してデータを転送させ、この転送データを用いて平行調整を行う方法である。所定の平行度が得られない場合は、改めてデータ入力を行ない、再び平行調整を行なう。また、改めてデータを入力することなく、元のデータを用いて、平行調整を繰り返してもよい。
【0061】
また、図5は加圧装置の側面図を示しており、平行調整方法の別の一例を示す図である。図6は、図5に示した加圧装置の平行調整方法の一例のフローチャートを示している。図5に示したように、下プレート18の下面のうち、各アクチュエータ16に対向する位置には、それぞれ圧力検出器である荷重センサ19が配置されている。まず加圧対象物であるICを下プレート18上に載置しない状態で、装置本体12を駆動部70によって下降させ、上プレート13と下プレート18とを接触させる。
【0062】
この状態で、図6に示したように、あらかじめ設定した圧力値(以下、「荷重データ」という。)を制御部69に入力する。荷重データは制御部69によってアクチュエータ16を駆動させるデータに換算され、アクチュエータ16は伸縮動作を行う。この伸縮動作は、荷重センサ19が検出し制御部69に入力された荷重データに相当する荷重と、前記のあらかじめ設定した荷重データに相当する荷重とが一致するまで行われる。
【0063】
すなわち、荷重センサ19が検出した荷重データと、あらかじめ設定した荷重データとを制御部69が比較し、荷重センサ19が検出した荷重データが、あらかじめ設定した荷重データに相当する荷重のデータであると制御部69が判断さすると、平行調整は終了する。また、各荷重センサ19が検出した圧力値が、均等になった制御部69が判断したときに、平行調整を終了させてもよい。
【0064】
図7は、図5に示した加圧装置の平行調整方法の別の一例のフローチャートを示している。図5に示した方法では、あらかじめ上下プレート13、18を平行に保持した状態で計測して設定した荷重データをデータベースとした保管しておき、この保管データを取リ出し、又は選択してデータを転送させ、この転送データを用いて平行調整を行う方法であり、これ以外の基本的な動作は、図6に示したフローチャートを実行する場合と同様である。
【0065】
以上のような平行調整を経て、図1に示したように、IC4を下プレート18上に載置して加圧作業が行われることになる。このような加圧工程においては、下プレート13、18間の平行調整は完了しているので、IC4上のスタッドハンプ7の高さを精度よくそろえることができる。しかしながら、生産中に異常が発生し平行状態を維持できなくなる場合もあり、この場合は平行状態を検出している平行検出センサ20(図1、2、5)によって異常が知らされる。平行状態の検出には、例えば干渉縞測定器を用い、プレートの干渉縞の状態によって平行状態を判断する。
【0066】
異常の検知は、具体的には、制御部69に異常を示す信号が入力され、ランプの点滅、音等の発生を制御部69が制御することにより、装置の外観から作業者が異常を知ることができるようにしてもよい。また、ネットワークによって生産管理システムに異常信号を発してもよく、異常を知らせるだけでなく、生産を停止するようにしてもよい。また、加圧の設定値を無負荷にする設定、温度を加えないようにする設定等を選択できるもできるようにしてもよい。また、平行状態に自動調整する設定としてもよい。この場合は、図4、7で説明したような、保管データを再度用いればよい。
【0067】
(実施の形態2)
図8は、本発明の実施形態2に係る加圧装置の断面図を示している。本実施形態は、球面軸受け構造を有する加圧装置であり、球面軸受け21にツール22が取付けられたものである。球面軸受け21は、軸受け本体23と可動部24とに大別される。可動部24の上面は凸状の球面形状に形成されている。可動部24の上には吸着部25が配置されており、吸着部25の下面は可動部24の凸状の球面形状に対応した凹状の球面形状が形成されている。また、可動部24はマグネット26により吸引されて吸着部25の下面に保持されている。このことにより、可動部24は吸着部25下面の球面形状に沿って摺動可能である。
【0068】
吸着部25は、多孔質体で形成されており、空気の流通が可能である。多孔質体としては、例えばグラファイトを用いることができる。このため、吸着部25に圧縮空気を送ることにより、可動部24と吸着部25との間に隙間を形成することができ、吸着部25を介して真空引きを行うことにより、可動部24を吸着部25に吸着させることができる。
【0069】
このような、圧縮空気の供給は、空気源34からの圧縮空気を、加圧ポート27、及び圧縮空気通路29を介して空間31に供給することにより行うことができる。また、真空引きは、空間31の空気を、真空引き通路30及び真空ポート28を介して真空ポンプ40を用いて吸引することにより行うことができる。
【0070】
なお、圧縮空気通路29及び真空引き通路30は、図示では重複しているが、実際はこれらの一方は、紙面の奥側に別個に形成されている。加圧ポート27及び真空ポート28についても同様である。可動部24には、ツール22が取り付けられており、可動部24の可動に伴って、ツール22も可動することになる。
【0071】
空気源34、及び真空ポンプ40の動作の制御は、制御部73によって行なうことができる。また、制御部73は、駆動部72の制御も行なう。駆動部72は、モータ等の駆動源を有しており、ツール22が取付けられている軸受け本体23を下プレート33側に下降させることができ、下降した軸受け本体23を元の位置に戻すこともできる。また、詳細は後に説明するが、制御部73は、ヒータ45の温度制御も行なうことができ、図10に示したバルブ37、39、及び44の切替え制御も行なうことができる。
【0072】
以下、図8〜10を用いて前記のような球面軸受け構造を有する加圧装置の平行調整について説明する。図9は、本実施形態に係る装置の平行調整のフローチャートを示している。図10は、平行調整におけるバルブの設定を示した図である。平行調整は、加圧対象物がない状態で行い、まず加圧手段であるヘッド32を加圧手段である下プレート33と当接させるためにヘッド32を駆動部72によって下降させる。この下降状態では、バルブの設定は図10(A)のようになっている。本図に示したバルブ設定では、空気源34からの流路35と流路36とがバルブ37で接続され、流路36と流路38とがバルブ39で接続されている。一方、真空ポンプ40に接続されている流路41は、流路38、42のいずれとも接続されていない。
【0073】
このため、加圧ポート27へはエア源34からの圧縮空気が供給され、真空ポート28からの真空引きは行われないことになる。加圧ポート27へ圧縮空気が供給されると、図8に示したように、圧縮空気は、圧縮空気通路29、空間31、及び多孔質の吸着部25を経て、可動部24上面に吹き付けられるので、可動部24は下降し、吸着部25下面と可動部24上面との間には隙間ができることになる。
【0074】
このような隙間のある状態で、駆動部72によるヘッド32の下降を続行し、隙間のつぶれない程度のあらかじめ設定されている一定荷重を印加してヘッド32を下プレート33に当接させる。ここで、図8において線43は、可動部24の球面を通り、ヘッド32の先端面に位置する点Cを中心とし、この球面の曲率半径Rを半径とする円である。すなわち、可動部24上部の球面の曲率半径の中心Cは、ヘッド32の先端面に位置している。
【0075】
このため、ヘッド32が下プレート33に当接した場合、ヘッド32は下プレート33に倣うように可動することになるが、この可動は点Cを中心としたツール22の中心軸の回転に伴う可動になる(2点鎖線部22a)。したがって、中心点Cの位置が移動することなく、ヘッド32は下プレート33に倣うことになる。すなわち、ヘッド32の加圧面と下プレート33の加圧面との面ずれによる摩擦が生じないので、高精度な平行調整を行うことができる。
【0076】
次に、バルブ39、44の設定を切り替えて、図10(B)に示したように、バルブ39による流路35と流路36との接続を解除し、バルブ39による流路36と流路38との接続を解除する。このことにより、流路35に供給された圧縮空気は排気されるので、吸着部25下面と可動部24上面との間の隙間はなくなり、吸着部25下面と可動部24上面の球面同士が密着することになる。
【0077】
この状態で、図10(B)に示したように、バルブ39、44の設定を、流路38、流路42と、真空ポンプ40に接続された流路41とを接続する設定とすれば、真空ポート28、加圧ポート27からは真空引きが行われることになり、図8に示した空間31の空気は、圧縮空気通路29、真空引き通路30を経て真空引きされることになる。このため、可動部24上面は吸着部25下面に密着した状態が保持され、ヘッド32も平行調整完了時の状態が保持されることになる。この状態で、駆動部72によってヘッド32を上昇させれば、平行調整工程が完了する。
【0078】
以上のような平行調整を経て、加圧対象物を下プレート33上に載置して加圧作業が行われることになる。このような加圧工程においては、ヘッド32と下プレート33との間の平行調整は完了しているので、加圧対象物を精度よく加圧できる。
【0079】
本実施形態においても、平行検出センサを用いて加圧工程における異常を知らせるようにしてもよく、上下プレートの組み合わせを複数組としたものでもよい。
【0080】
(実施の形態3)
図8に示した加圧装置では、ツール22にはヒータ45が取り付けられており、加圧中に加圧対象物を加熱することが可能である。ヒータ45の温度制御は、制御部73によって行なうことができる。このようなヒータ加熱により、加圧対象物を加熱できるが、ヒータ加熱により軸受け部分も加熱されることになる。軸受け部分の吸着部25に例えばグラファイトを用いた場合、グラファイトの耐熱温度は80〜100℃であるので、吸着部25の温度上昇はこのような耐熱温度に達しないように抑える必要がある。
【0081】
図8に示した加圧装置では、ヒータ45の取付部と吸着部25との間に放熱フィン46が取り付けられている。すなわち、ヒータ45の取付部と吸着部25との間においては放熱フィン46により放熱面積が大きくなっているので、吸着部25への熱移動を低減させることができ、吸着部25の温度上昇を抑えることができる。
【0082】
このような、放熱フィンは図1に示したようなアクチュエータを用いた加圧装置にも用いることができる。図11は、図1に示した加圧装置に放熱フィンを取り付けた場合の側面図を示している。ツールの先端の上プレート47内にはヒータ48が取り付けられており、ヒータ取付け部と加圧装置本体との間には放熱フィン49が取り付けられている。このことにより、アクチュエータ16への熱移動を低減させることができる。また、ヒータ48の温度制御は、制御部69によって行なうことができる。
【0083】
前記各実施形態に係る装置において、加工中における加工対象物に印加する荷重は時間が経過しても一定荷重となるようにしてもよいが、経過時間に応じて荷重を変化させてもよい。
【0084】
例えば、バンプを有するICチップを、樹脂材料を介して基板に熱圧着させる場合は、図12に示したように、仮加圧の段階では低荷重とし、本加圧に移行後に高荷重とする。すなわち、荷重の印加により、バンプを樹脂材料に差し込み、基板の電極と接合させることになるが、加圧開始当初は、樹脂材料は、固形状態であるので、強く圧入すると樹脂材料の反力により、ICがずれる可能性がある。このため、仮加圧の段階では低荷重で押圧を行ない、加熱により樹脂材料が粘性体となると、本加圧に移行し高荷重で押圧を行う。このことにより、樹脂材料の物性及び流動性を確保しながら、ICと基板とのずれのない接合を行なうことができる。
【0085】
また、前記実施形態に係る装置において、加工中における加工対象物を加熱する温度は時間が経過しても一定温度となるようにしてもよいが、経過時間に応じて温度を変化させてもよい。また、一定温度になるまでの時間の設定を変えてもよい。例えば、図13に示した例では、線74、75、及び76の3本のグラフが示されているが、各線は一定温度Tに達する時間が異なる。加圧対象物に応じて、このような立ち上がり時間の設定を決定すればよく、例えば、バンプを有するICチップを、を介して基板に熱圧着させる場合を、温度Tを樹脂材料が固体状から粘性状に変化する温度とすれば、線76のように、立ち上がり時間の遅い設定とすることが好ましい。このようにすれば、バンプを徐々に基板に熱圧着できるので、バンプの位置ずれを防止でき、バンプと樹脂材料との接着性も良くなる。また、このようなICチップの熱圧着の例では、各線の下降部分は、樹脂材料の硬化工程の一部に相当する。
【0086】
また、経過時間と荷重との関係と、経過時間と温度との関係との組み合わせは、経過時間に対して、荷重及び温度の双方を一定としてもしてもよく、いずれか一方を経過時間に対して変化させてもよく、双方を経過時間に対して変化させてもよい。
【0087】
なお、実施形態3では、加圧装置の軸受け部やアクチュエータへの熱移動を抑えるため、冷却フィンを用いた空冷方式の例で説明したが、これに限らず水冷方式、ペルチェ効果を用いたものでもよく、冷却ファン等を用いた強制空冷方式等を用いたものでもよい。
【0088】
(実施の形態4)
図14は、本発明の貼リ付け装置一実施形態を示す側面図である。本図に示した貼リ付け装置は、図8に示した球面軸受け構造を有する加圧装置と同様の構成を有している。すなわち、軸受け本体50に可動部53を介して先端にヘッド55を有するツール54が取り付けられており、加圧ポート51、真空ポート52を介して軸受け本体51への圧縮空気の供給、又は軸受け本体51の真空引きが可能である。
【0089】
空気源79、及び真空ポンプ80の動作の制御は、制御部78によって行なうことができる。また、制御部78は、駆動部77の制御も行なう。駆動部78は、モータ等の駆動源を有しており、ツール54が取付けられている軸受け本体50を下プレート58側に下降させることができ、下降した軸受け本体50を元の位置に戻すこともできる。また、制御部78は、ヒータ56の温度制御も行なうことができる。
【0090】
本装置においても、貼リ付け作業前に下プレート58上に貼リ付け対象物を載置しない状態において平行調整を行う。平行調整については、図8を用いてすでに説明した通りであるので説明は省略する。
【0091】
平行調整完了後は、貼リ付け工程に入ることになる。貼リ付け工程においては、ヘッド55を下降させて、べースフィルム60、及び貼り付け樹脂59とで構成されたテープ61と、下プレート58上に載置した基板62とを上下プレート55、58間に挟みこむ。
【0092】
この状態で荷重、温度等を加えながら一定時間経過後上プレート55を上側に移動させれば、貼り付け樹脂59はカット部63があるので、一定量の貼リ付け樹脂59aが基板62上に転写していることになる。この後、べースフィルム60を剥がせば、貼リ付けが完了する。
【0093】
貼り付け樹脂59としては、例えば導電性粒子をエポキシ系の接着剤に混入させたフィルム状の状態のもの、又は単にエポキシ系の接着剤をフィルム状にしたものを用いることができる。
【0094】
本実施形態においても、加熱ヒータ56を備えているので、加圧中に加圧対象物を加熱することが可能である。また、冷却フィン57を備えているので、装置本体50の軸受け部側への熱移動を抑えることができる。冷却方法は、冷却フィンによる空冷方式に限らず、前記実施形態3で挙げたような別の方法でもよい。
【0095】
また、本実施形態においても、生産中に異常が発生し平行状態を維持できなくなった場合は、平行状態を検出している平行検出センサ64によって、異常が知らされる。異常発生時の設定については、前記実施施形態の説明と同様である。
【0096】
(実施の形態5)
図15は、本発明の圧着装置の一実施形態を示す側面図である。本図に示した圧着装置は、図14に示した装置と同様の構成を有しているので、重複部分の説明は省略する。本装置においても、圧着作業前に下プレート58上に圧着対象物を載置しない状態において平行調整を行う。平行調整については、図8を用いてすでに説明した通りであるので説明は省略する。
【0097】
平行調整完了後は、圧着工程に入ることになる。圧着工程においては、下プレート58上には、貼リ付け樹脂65が貼リ付けられた基板66が載置されている。基板66には、ガラス状のものや、フィルム状のものを用いることができる。また、この状態では、貼リ付け樹脂65上にはバンプ68が下側となっているIC67が搭載されている。
【0098】
この状態で荷重、温度等を加えながら、基板66、貼リ付け樹脂65、及びIC67をヘッド55と下プレート58との間に挟み込む。一定時間経過後ヘッド55を上方に移動させれば、所定の圧着が完了する。
【0099】
図16は、別の圧着方法に係る実施形態の側面図である。本図では、装置本体の図示は省略している。図15に示した実施形態では、基板66上にはすでにIC67が搭載されているが、図16に示した実施形態は、本装置を用いてIC67の搭載及び加圧を一連の動作として行うものである。
【0100】
図16の状態では、上プレート55には、IC67が吸着固定手段等の固定手段で固定されている。この固定の際には、認識装置(図示せず)によってIC67の所定パターンを認識することにより、IC67が基板66に対して所定位置になるように位置補正されている。この位置補正は、ツール54の回転、及び駆動部77を含む装置全体のXYロボット(図示せず)等による水平方向の移動により行う。このような位置補正後、上プレート55を下降させれば、IC67を下プレート58上の基板66に高精度に位置決めを行うことができる。この状態でさらに加圧を行えば、IC67を基板66に装着することができる。
【0101】
本実施形態においても、加熱ヒータ56を備えているので、加圧中に加圧対象物を加熱することが可能である。また、ツール54は冷却フィン57を備えているので、装置本体50の軸受け部側への熱移動を抑えることができる。冷却方法は、冷却フィンによる空冷方式に限らず、前記実施形態3で挙げたような別の方法でもよい。
【0102】
また、本実施形態においても、生産中に異常が発生し平行状態を維持できなくなった場合は、平行状態を検出している平行検出センサ64によって、異常が知らされる。異常発生時の設定については、前記実施施形態の説明と同様である。
【0103】
(実施の形態6)
前記各実施形態では、上プレートと下プレートとの組み合わせが一つの構成の実施形態を示したが、本実施形態は、このような組み合わせを複数組設けたものである。図17は、実施形態6に係る加圧装置の側面図を示している。本実施形態では、加圧装置を2台有しており、各装置の基本構成は、図15、16に示した構成と同様である。また、各制御部78、78aはメインコントローラ81に接続されている。このため、メインコントローラ81は各制御部78、78aに信号を発することができ、各制御部78、78aからもメインコントローラ81に信号を発することができる。
【0104】
したがって、本実施形態では、メインコントローラ81からの命令により、制御部78、78aを介して、駆動部77、77a、空気源79、79a、真空ポンプ80、80aをそれぞれ別個に制御できるので、上下プレート55、58間の平行調整、及び上下プレート55a、58a間の平行調整を個別に行うことができ、一度に行うこともできる。
【0105】
また、平行検出センサ64、64aからの信号は、各制御部77、77aを介してメインコントローラ81に入力されるので、平行検出センサ64、64aによって異常が検知された場合、メインコントローラ81は、装置全体の稼動を停止する信号を発してもよく、異常があった側の装置の稼動を停止する信号を発してもよい。また、図4、7で説明したような保管データを用いて、異常があった側の装置の平行状態を自動調整するようにしてもよい。また、このような複数の設定のうち、いずれを選択するかを、メインコントローラ81によって行なうことができる。
【0106】
また、加熱ヒータ56、56aは、各制御部77、77aを介してメインコントローラ81に接続されているので、メインコントローラ81からの信号により、加熱ヒータ56、56aを個別に温度制御できる。
【0107】
本実施形態によれば、一度に加圧できる加圧対象物の数を増やすことがで、また一度に複数種類の加圧対象物の加圧できるので、生産性が向上する。また、複数の装置の制御をメインコントローラ81によって一括して行なうことができる。
【0108】
なお、図17に示した実施形態では、上下プレート55、58の組み合わせ、上下プレート55a、58aの組み合わせは、別個に形成されているが、下プレート58と58aとを一体にしたものでもよい。また、上下プレートの組み合わせが2個の場合で説明したが、3個以上のものであってもよい。
【0109】
(実施の形態7)
図18は、本発明の圧着装置の別の実施形態を示す側面図である。本図に示した圧着装置は、図14に示した装置と同様の構成を有しているので、重複部分の説明は省略する。本装置においても、圧着作業前に下プレート58a上に圧着対象物を載置しない状態において平行調整を行う。平行調整については、図7を用いてすでに説明した通りであるので説明は省略する
本実施形態は、圧着の基本動作は、図14に示した装置と同様である。一つの装置で複数の対象物の圧着を行える点が、図14に示した実施形態と異なる。すなわち、図18に示したように、下プレート58b上には、基板66a、貼り付け樹脂65aの順に載置されており、さらにその上に複数のIC67が載置されている。この状態で、上プレート55bを下降させて所定荷重で加圧すれば、複数のIC67の圧着を同時に行うことができる。なお、図18では、基板66aは1枚の例で示しているが、複数枚に分割されていてもよい。
【0110】
また、本実施形態においても、加熱ヒータ56を備えているので、加圧中に加圧対象物を加熱することが可能である。また、ツール54bは冷却フィン57を備えているので、装置本体50の駆動部側への熱移動を抑えることができる。冷却方法は、冷却フィンによる空冷方式に限らず、前記実施形態3で挙げたような別の方法でもよい。
【0111】
また、本実施形態においても、生産中に異常が発生し平行状態を維持できなくなった場合は、平行状態を検出している平行検出センサ64によって、異常が知らされる。異常発生時の設定については、前記実施施形態の説明と同様である。
【0112】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、装置に調整手段を有することにより、平行状態の調整において、作業者による調整ばらつきの影響を抑制でき、加圧工程においては加圧対象物を高精度に加圧できる。
【0113】
また、球面軸受け構造を有することにより、平行状態の調整において、加圧面同士の面ずれによる摩擦が生じないので、高精度な調整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る加圧装置の側面図
【図2】本発明の一実施形態に係る平行調整を示す図
【図3】本発明の実施形態1に係る平行調整方法の1番目の例のフローチャート
【図4】本発明の実施形態1に係る平行調整方法の2番目の例のフローチャート
【図5】本発明の実施形態1に係る加圧装置の別の例の側面図
【図6】本発明の実施形態1に係る平行調整方法の3番目の例のフローチャート
【図7】本発明の実施形態1に係る平行調整方法の4番目の例のフローチャート
【図8】本発明の実施形態2に係る加圧装置の断面図
【図9】本発明の実施形態2に係る平行調整方法のフローチャート
【図10】本発明の実施形態2に係る平行調整工程におけるバルブの切り替えを示す図
【図11】本発明の実施形態3に係る加圧装置の側面図
【図12】本発明一実施形態に係る加圧工程における時間と荷重との関係を示す図
【図13】本発明一実施形態に係る加圧工程における時間と温度との関係を示す図
【図14】本発明の一実施形態に係る貼り付け装置の側面図
【図15】本発明の一実施形態に係る圧着装置の側面図
【図16】本発明の一実施形態に係る圧着装置の別の例の側面図
【図17】本発明の実施形態6に係る加圧装置の側面図
【図18】本発明の実施形態7に係る圧着装置の側面図
【図19】従来のバンプボンディングの一例を示す図
【符号の説明】
4,67 IC
13,47,55,55a,55b 上プレート
16 アクチュエータ
18,33,58,58a,58b 下プレート
19 荷重センサ
20,64,64a 平行検出センサ
21 球面軸受け
22,54,54a,54b ツール
24,53 可動部
25 吸着部
27,51 加圧ポート
28,52 真空ポート
29 圧縮空気通路
30 真空引き通路
32 ヘッド
34,79 空気源
40,80 真空ポンプ
45,48,56 ヒータ
46,49,57 放熱フィン
59 貼り付け樹脂
60 ベースフィルム
61 テープ
62,66,66a 基板
65,65a 貼り付け樹脂
69,73,78,78a 制御部
70,72,77,77a 駆動部
81 メインコントローラ

Claims (26)

  1. 第1の加圧手段と第2の加圧手段との間に加圧対象物を挟み込んだ状態で前記加圧対象物を加圧する加圧装置であって、
    球面の一部で形成され、当該球面の中心が前記第1の加圧手段の加圧面上にある軸受け面を有する吸着部と、前記第の加圧手段に接続され、前記軸受け面上を摺動可能に球面の一部で形成された可動面とを有する軸受け部
    記第の加圧手段の前記中心を中心とした回動により、前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との間の平行状態の調整を行う調整手段と、
    前記第1の加圧手段に設けられ、加圧時に前記加圧対象物を加熱することができる加熱手段と、
    前記第1の加圧手段に設けられ、前記加熱手段で発生させた熱の前記調整手段又は前記軸受け部への移動を低減させる冷却手段と、
    前記吸着部に設けられ、前記可動面を吸引して、当該可動面を前記軸受け面に保持しておくことが可能なマグネットと、
    前記軸受け部に設けられ、前記吸着部と前記軸受け部の外部とを繋ぐ流路とを備え、
    前記流路を介して前記吸着部に圧縮気体を供給することが可能であり、かつ前記流路を介して前記軸受け部内部を真空引きすることが可能であり、
    前記圧縮気体の供給により、前記可動面と前記軸受け面との間に隙間を形成させることができ、前記真空引きにより、前記可動面を前記軸受け面に吸着させることができることを特徴とする加圧装置。
  2. 前記吸着部は、多孔質材料で形成されている請求項1に記載の加圧装置。
  3. 前記第1の加圧手段と前記2の加圧手段との間に前記加圧対象物を挟み込まない状態で、前記吸着部に圧縮気体を供給し、前記軸受け面と前記可動面との間に隙間を形成し、前記第1の加圧手段の加圧面と前記第2の加圧手段の加圧面とを一定の加圧力を加えて当接させ、これら2面の加圧面同士を倣わせた後、前記圧縮気体の供給を停止し、前記軸受け部内部を真空引きすることにより平行状態を保持する請求項又はに記載の加圧装置。
  4. 前記加圧対象物の加圧工程において、第1の加圧手段と第2の加圧手段との間の平行状態を検出する検出手段を備えた請求項1からのいずれかに記載の加圧装置。
  5. 前記検出手段によって、平行状態の異常が検出されると、装置の稼動が停止する請求項に記載の加圧装置。
  6. 前記検出手段によって、平行状態の異常が検出されると、平行状態に自動調整する請求項に記載の加圧装置。
  7. 前記検出手段によって、平行状態の異常が検出されると、装置の稼動を停止する選択と、平行状態に自動調整する選択とを選択できる請求項に記載の加圧装置。
  8. 前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせを複数組有している請求項1からのいずれかに記載の加圧装置。
  9. 前記複数組の前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせのそれぞれについて、前記平行状態の調整を行うことができる請求項に記載の加圧装置。
  10. 前記複数組の前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせについて、前記平行状態の調整を行う組み合わせを選択できる請求項に記載の加圧装置。
  11. 前記複数組の前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせについて、前記平行状態の調整を個別に行う選択と、一度に行う選択とを選択できる請求項に記載の加圧装置。
  12. 前記複数組の前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせのそれぞれについて、前記第1の加圧手段及び前記第2の加圧手段の少なくとも一方を加熱し、加圧時に加圧対象物を加熱することができる加熱手段を有している請求項から11のいずれかに記載の加圧装置。
  13. 前記複数組の前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせのうち、これら各組み合わせの加熱する温度を個別に設定できる請求項12に記載の加圧装置。
  14. 前記複数組の前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせのそれぞれについて、前記加熱手段で発生させた熱の前記調整手段又は軸受け部への移動を低減させる冷却手段を有している請求項12又は13に記載の加圧装置。
  15. 前記複数組の前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせのそれぞれについて、前記加圧対象物の加圧工程において、前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との間の平行状態を検出する検出手段を有している請求項から14のいずれかに記載の加圧装置。
  16. 前記検出手段によって、少なくとの一部の前記複数組の前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせについて、平行状態の異常が検出されると、装置の稼動が停止する請求項15に記載の加圧装置。
  17. 前記複数組の前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせのうち、一部について平行状態に異常が検出されると、異常部分の稼動を停止する請求項15に記載の加圧装置。
  18. 前記複数組の前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせのうち、一部について平行状態に異常が検出されると、異常部分を平行状態に自動調整する請求項15に記載の加圧装置。
  19. 前記複数組の前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせのうち、一部について平行状態に異常が検出されると、異常部分の稼動を停止する選択と、異常部分を平行状態に自動調整する選択とを選択できる請求項15に記載の加圧装置。
  20. 前記複数組の前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせは、それぞれ加圧中の圧力を可変できる請求項15から19のいずれかに記載の加圧装置。
  21. 前記複数組の前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせは、それぞれ加圧中の温度を可変できる請求項15から20のいずれかに記載の加圧装置。
  22. 前記複数組の前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせは、単体の加圧手段と、分割された複数の前記加圧手段との組み合わせである請求項15から21のいずれかに記載の加圧装置。
  23. 前記複数組の前記第1の加圧手段と前記第2の加圧手段との組み合わせは、それぞれ単体の加圧手段同士の組み合わせである請求項15から21のいずれかに記載の加圧装置。
  24. 請求項1から23のいずれかに記載の加圧装置を用いたバンプボンディング装置であって、前記加圧対象物は電極にパンプが形成された電子部品であり、前記加圧によって前記パンプの高さを揃えるバンプボンディング装置。
  25. 請求項1から23のいずれかに記載の加圧装置を用いた貼り付け装置であって、前記加圧対象物は基板と、テープ状に形成された樹脂材料とであり、前記加圧によって前記基板と前記樹脂材料とを貼り合わせる貼り付け装置。
  26. 請求項1から23のいずれかに記載の加圧装置を用いた圧着装置であって、前記加圧対象物は基板と、基板上に貼り付けられた樹脂材料と、電子部品とであり、前記加圧によって前記電子部品を前記樹脂材料を介して前記基板に圧着する圧着装置。
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