JP4652077B2 - ボタン電話装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の回線(外線または内線)を主装置に収容し、一本の回線に内線電話機の一つのボタンが割付られ、利用者が当該回線に発信するときには、利用者は当該ボタンを押下することにより当該回線と内線電話機との接続関係を確立し、当該回線に着信したときには、当該ボタンに着信表示が行われると共に、内線電話機が鳴動するボタン電話装置に関する。
ボタン電話装置は、複数の外線を収容することができるため、複数の着信が重複する場合がある。個々の内線電話機には、複数の外線にそれぞれ対応して設けられた複数のボタン(これを外線ボタンという)を有しており、複数の着信が行われている状況を外線ボタンに設けられたランプの点滅などにより表示することができるが、個々の内線電話機の鳴動はそれぞれ一つの外線に限定して設定される。このような重複着信時には、鳴動している着信のみの発信者情報(発信者氏名情報、発信者番号情報)だけを表示させるのが一般的である。
また、外線着信時の着信音は、一般着信、PBX/CES着信といった着信呼の種別毎に切り替えるか、または、発信者の発信者電話番号が電話帳と一致したときに音色を切り替えるといった方法があるが、いずれの方法でも鳴り分けを行う単位は外線毎である(例えば、特許文献1〜5参照)。
特開平5−160886号公報 特開平3−245693号公報 特開平2−281894号公報 特開平1−173995号公報 特開昭63−52550号公報
内線電話機に複数の外線ボタンを有する従来のボタン電話装置では、重複着信時には、鳴動している着信のみの発信者情報(発信者氏名情報、発信者番号情報)だけを表示させるのが一般的であり、鳴動していない着信(裏に隠れた着信)の情報が見えないため、隠れた着信が重要な相手からの電話であった場合などに、相手を待たせてしまうという問題があった。さらに、通話中においては、他の着信の発信情報が見えないため通話中の利用者が次に応答すべき着信がわかりにくいという問題があった。
さらに、その着信音パターンの違いによって、上述したように、一般着信、PBX/CES着信、発信者電話番号が電話帳と一致などの識別が可能であるが、着信音パターンによって、いずれの外線ボタンへの着信かを識別することはできなかった。
また、着信音を切り替える設定は外線毎であり、しかも、ボタン電話装置においては、外線ボタンと外線の割付けの設定は不変であるのが一般的であり、ユーザはどの外線ボタンにどの外線が割付けられているかがわかりにくいため、ユーザが外線着信の着信音を切り替える設定をするのが難しいという問題があった。
このように着信表示に関しては、発信者情報の表示および着信音の双方に関し、利用者の利便性を必ずしも満足させることができない要因があった。
本発明は、このような背景に行われたものであって、複数の着信が重複した場合には、これら複数の着信に関わる発信者情報を並列に着信順または優先順に表示することができ、さらに、外線ボタン毎および当該外線ボタンに対応する外線への着信種別毎に着信音パターンを設定でき、複数の外線ボタンの内のどのボタンへの着信が鳴動しているかが容易にわかり、また、外線ボタン毎の着信音パターンの設定によりユーザが容易に設定を変えることができるボタン電話装置を提供することを目的とする。
本発明は、複数の外線にそれぞれ対応して設けられた複数の外線ボタンと主装置からの指示により複数の着信音パターンで着信鳴動する手段とを備えた内線電話機と、この内線電話機を収容するボタン電話主装置とを備えたボタン電話装置である。
ここで、本発明の特徴とするところは、重複する複数の着信に対して当該着信に関わる発信者情報を並列に表示する手段を備え、並列に表示する手段は、着信があった回線番号とこの着信の発信元である発信者情報とを対応付けて表示する手段の画面の上側から下側に向けて時系列的な着信順番にしたがって表示するところにある。これにより、利用者はいずれの着信に応答することが得策であるかをその発信者情報から判断することができる。
また、発信者の優先度を発信者情報に対応させてあらかじめ記憶する手段と、実際の着信に際し、記憶する手段に記憶されている優先度に基づき時系列的な着信順番に並べ替えを施し、着信があった回線番号とこの着信の発信元である発信者情報とを対応付けて表示する手段の画面の上側から下側に向けて優先度の高い順番に表示する優先度表示手段を備えることができる。これにより、利用者はいずれの着信に応答することが得策であるか自分で判断する必要がなく、優先順位が最高位である着信に対して応答すればよい。なお、優先度は、利用者が事前に登録することができる。
また、前記並列に表示する手段は、一つの外線に対して通話中であっても他の外線の着信に関わる発信者情報を表示する手段を備えることができる。これにより、利用者は、一つの外線からの着信に対して応答中に、次に応答すべき着信を判断することができる。
さらに、外線ボタン毎に異なる着信音パターンを設定可能な着信音パターン設定手段を有し、着信音パターン設定手段は、1つの外線ボタンに対して異なる着信種別毎に異なる着信音パターンが設定可能であり、外線からの着信種別を識別する手段と、着信させる外線ボタンを決定する手段と、この決定する手段により決定された外線ボタンに対応する着信音パターンを識別する手段により識別された着信種別に基づき決定する着信音パターン決定手段とを備え、鳴動させる手段は、この着信音パターン決定手段の決定にしたがって着信する外線ボタン毎に設定された着信音を鳴動させる手段を備えることができる。
また、電話帳情報を保持する手段を備え、前記着信音パターンを設定する手段は、当該電話帳に記録されたデータと一致するデータを有する着信に対する着信音パターンを設定する手段を備え、前記着信音パターン決定手段は、前記着信種別に基づく着信音パターンの決定に加え、当該電話帳に記録されたデータと一致するデータを有する着信に対する着信音パターンを決定する手段を備えることができる。
これにより、内線電話機毎、または、外線ボタン毎に着信呼の種別毎、あるいは、発信者電話番号が電話帳と一致したときの着信音パターンのデータを設定できるようにし、外線着信時に前記設定データを参照して着信対象の外線ボタンの着信音を決定することにより、外線ボタン、または、着信呼の種別毎、あるいは、発信者電話番号が電話帳と一致したときの着信音の切り替えを可能とする。
本発明の他の観点は、情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、本発明のボタン電話装置の機能に相応する機能を実現させることを特徴とするプログラムである。
本発明によれば、複数の着信が重複した場合には、これら複数の着信に関わる発信者情報を並列に着信順または優先順に表示することができる。
さらに、外線ボタン毎に着信音パターンを設定できるため、複数の外線ボタンの内のどのボタンへの着信が鳴動しているかが容易にわかる。また、ボタン電話装置においては外線ボタンと外線の割付けとはフレキシブルであることが一般的であり、外線毎の着信音パターンの設定はユーザには難しいが、本発明では外線ボタン毎の設定となるのでユーザが容易に設定を変えることができる。
これにより、内線電話機における着信表示に関し、利用者の利便性を向上させることができる。
本発明実施例を図1ないし図6を参照して説明する。図1は本実施例のボタン電話装置のシステム構成列を示す図である。図2は本実施例の設定データ記憶部の構成を示す図である。図3は本実施例の着信状態管理テーブルの構成を示す図である。
本実施例は、図1に示すように、複数の外線にそれぞれ対応して設けられた複数の外線ボタンと主装置からの指示により複数の着信音パターンで着信鳴動する手段とを備えた内線電話機T1〜Tnと、この内線電話機を収容するボタン電話主装置1とを備えたボタン電話装置である。
ここで、本実施例の特徴とするところは、重複する複数の着信に対しては当該着信に関わる発信者情報を並列に表示するための着信順番決定制御部19および着信表示決定制御部20を備えたところにある。
着信順番決定制御部19の決定によって、着信表示決定制御部20は、着信順番情報を併せて表示する手段を備える。
また、着信状態管理テーブルD2には、発信者の優先度データDPを発信者情報に対応させてあらかじめ記憶する手段を備え、着信順番決定制御部19は、実際の着信に際し、この優先度データDPおよび実際の着信順番から優先順位情報を生成する手段を備え、着信表示決定制御部20は、前記発信者情報に対応する優先順位情報を併せて表示する手段を備える。
また、着信表示決定制御部20は、一つの外線に対して通話中であっても他の外線の着信に関わる発信者情報を表示する手段を備える。
さらに、外線ボタン毎および当該外線ボタンに対応する外線への着信種別毎に着信音パターンを設定するデータ設定制御部10と、外線からの着信種別を識別する着信種別決定制御部11と、着信させる外線ボタンを決定する着信外線ボタン決定制御部12と、この着信外線ボタン決定制御部12により決定された外線ボタンに対応する着信音パターンを着信種別決定制御部11により識別された着信種別に基づき決定する着信音パターン決定制御部13とを備え、前記鳴動させる手段は、この着信音パターン決定制御部13の決定にしたがって着信する外線ボタン毎に設定された着信音を鳴動させる手段とを備える。
また、データ設定制御部10で設定した内線電話機毎の設定データとしての外線ボタン毎の着信音パターンデータおよび外線ボタンの割付データおよび着信情報および電話帳データを記憶するメモリ14を備える。
また、データ設定制御部10は、当該電話帳に記録されたデータと一致するデータを有する着信に対する着信音パターンを設定する手段を備え、着信音パターン決定制御部13は、前記着信種別に基づく着信音パターンの決定に加え、当該電話帳に記録されたデータと一致するデータを有する着信に対する着信音パターンを決定する手段を備える。
すなわち、まず、内線電話機T1〜Tnからの操作で外線ボタン毎に、一般着信時、PBX/CES着信時、および発信者番号の電話帳一致時の着信音パターンおよび重複する複数の着信の着信情報を設定するデータ設定制御部10を設ける。例えば、設定として、内線電話機T1の外線ボタン♯1の一般着信時は着信音パターン♯1、PBX/CES着信時は着信音パターン♯2、電話帳と一致した着信時は着信音パターン♯3で鳴動するという設定であったとすると、外線着信検出時、着信種別決定処理にて着信の種別を決定後、着信外線ボタン決定制御部12にて着信表示させる外線ボタンを決定し、最後に着信音パターン決定制御部13にて、着信種別と着信表示させる外線ボタン番号と、上記設定データ着信音パターンとを決定する。
このとき、着信表示させる外線ボタンが外線ボタン♯1、着信種別がPBX/CESであったとすると着信音パターン♯2が選択され、内線電話機に対し着信音パターン♯2の鳴動を指示することにより設定内容の鳴動となる。
また、このときに、複数の着信が重複した場合には、着信順番決定制御部19がこれら複数の着信を処理する。具体的な処理内容は、着信から発信者情報を抽出すると共に着信順番をデータ設定制御部10を介して着信状態管理テーブルD2に登録する。図3に示すように、着信状態管理テーブルD2には、各内線電話機T1〜Tn毎の着信情報D21〜D2nが記憶されている。
その構成を着信情報D21を例にとって説明すると、優先順位管理テーブルD211を有し、優先順位1〜nまでの着信情報が記憶される。着信情報は、着信外線番号および発信者情報(発信者氏名情報、発信者番号情報)および着信パターンデータを含む。なお、着信パターンデータとは、例えば、着信順番情報である。また、優先順位は、利用者が応答することが最も得策であると推定される着信を最高位とする。
優先順位は、優先度データDPがあらかじめ利用者によって登録されている場合には、この優位度データDPを参照して決定する。この場合には、着信順番は必ずしも優先順位と等しくはならない。優先度データDPが未登録であれば、単純に、着信順番がそのまま優先順位になるが、優先度データDPが登録されていれば、例えば、着信順番が1番であっても優先度が最下位である着信に対する優先順位は2番目以降になる。
また、優先度データDPが登録されている発信者からの着信と、優先度データDPが登録されていない発信者からの着信が混在する場合の優先順位決定ルールも優先度データDPの添付情報として利用者により登録される。
例えば、優先度データDPが登録されていない発信者からの着信が優先度データDPが登録されている発信者からの着信よりも先である場合には、登録されている優先度データDPを参照し、その優先度が最高位から三番目以内でない限り、先に着信した方を優先するなどのルールを適宜設けて対応する。
本実施例は、主装置内部メモリ(図示省略)に本実施例のボタン電話装置に相応する機能を実現させるプログラムとして実現することができる。このプログラムは、主装置内部メモリにインストールされることにより当該主装置内部メモリに、図1に示す各機能ブロックにそれぞれ相応する機能を実現させることができる。
次に、本実施例のボタン電話装置の動作を説明する。本発明を実施するには、外線ボタン毎の着信音パターンを設定するための利用者によるデータ設定が必要である。そのデータ設定フロー例を図4に示す。図4は本実施例のボタン電話装置のデータ設定フローを示す図である。
(S1)データ設定モードから設定項目選択にて外線着信音パターン設定を選択する操作を行う。
(S2)設定する外線ボタンを内線電話機の外線ボタンを押すことにより選択する。
(S3)設定する着信種別(一般着信、PBX/CES、電話帳一致)を内線電話機のダイヤルボタン等を押すことにより選択する。(例:一般の場合にはダイヤル♯1、PBX/CESの場合にはダイヤル♯2、電話帳一致の場合にはダイヤル♯3など)
(S4)着信音パターンを内線電話機のダイヤルボタン等を押すことにより選択する。(例:着信音パターン♯1の場合にはダイヤル♯1、着信音パターン♯2の場合にはダイヤル♯2など)
(S5)他の着信種別に対する設定を行う場合は(S3)に戻る。
(S6)終了する場合はデータ設定モードの終了操作を行う。
(S7)設定されたデータはメモリに格納される。例えば、設定操作を行った内線電話機が内線電話機T1の場合には、設定されたデータは、図1の外線ボタン毎の着信音パターンデータ(D112)に格納される。
さらに、利用者は、必要に応じて着信状態管理テーブルD2内に、発信者情報に対応する優先度データDPの登録を行う。また、このときに、優先度データDPが登録されている発信者からの着信と、優先度データDPが登録されていない発信者からの着信が混在する場合の優先順位決定ルールも併せて優先度データDPの添付情報として登録する。
次に、外線着信時の動作フロー例を図5に示す。(例として着信する内線電話機は内線電話機T1とする。)図5は本実施例のボタン電話装置の着信音パターンの決定および発信者情報表示のフローを示す図である。
(S11)外線着信が外線インタフェース部15を介して外線呼制御部17に通知される。
(S12)外線呼制御部17内の着信種別決定制御部11では、一般着信時、PBX/CES着信時の鳴動パターンデータ、および、着信時に通知された発信者番号情報とメモリ14内の電話帳データ(DT)から着信の種別を一般着信、PBX/CES着信、電話帳一致着信のいずれかを決定する。決定後、内線呼制御部18に対し、着信の種別を含めて外線着信の通知を行う。
(S13)内線呼制御部18では、着信外線ボタン決定制御部12を起動し、外線ボタンの割付データから着信表示させる外線ボタン番号を決定する。
(S14)着信表示される外線ボタン番号決定後、着信音パターン決定制御部13が起動され、通知された着信種別パターンデータ(D112)から着信音パターンを決定する。例えば、着信表示させる外線ボタンが外線ボタン♯1、通知された着信種別データが一般着信であれば一般着信時の着信音パターン(D11211)が選択される。あるいは、通知された着信種別データがPBX/CES着信であればPBX/CES着信時の着信音パターンデータ(D11212)が選択される。あるいは、電話帳データ(DT)と一致するデータを有する着信であれば、電話帳一致時の着信音パターンデータ(D11213)が選択される。
このときに、電話帳データ(DT)と一致するデータを有する着信であれば、着信種別に対応する着信音パターンが設定されていても、電話帳一致時の着信音パターンデータ(D11213)を優先的に選択するように設定することもできる。あるいは、その反対に、電話帳データ(DT)と一致するデータを有する着信であっても、着信種別に対応する着信音パターンが設定されていれば、着信種別に対応する着信音パターンデータ(D11211)または(D11212)を優先的に選択するように設定することもできる。この場合には、本実施例で例示した一般着信時およびPBX/CES着信時の他にも異なる着信種別があり、この異なる着信種別の着信であって電話帳一致時にのみ、電話帳一致時の着信音パターン(D11213)が選択される。
(S15)次に、着信順番決定制御部19が起動され、着信順番を決定し、着信状態管理テーブルD2に着信表示させる外線ボタン番号、発信者情報、着信パターンデータを記憶する。
(S16)(S14)で決定した着信音パターンは内線インタフェース部16を介して内線電話機T1に通知され内線電話機T1は指定の着信音パターンで鳴動する。
(S17)さらに、着信表示決定制御部20は、着信状態管理テーブルD2に記憶されている優先順位に従って、着信中外線ボタン番号、発信者情報の表示データを作成し、内線インタフェース部16を介して内線電話機T1に通知する。内線電話機T1は、この通知にしたがって表示部に表示を行う。
発信者情報の表示例を図6に示す。例では、内線電話機に4行の表示が可能であるとする。
(1)例として外線ボタン♯1(以下、外線1、発信者氏名情報“ABC株式会社”)→外線ボタン♯3(以下、外線3、発信者氏名情報“DEF株式会社”)→外線ボタン♯2(以下、外線2、発信者番号情報“0312345678”)→外線ボタン4(以下、外線4、発信者氏名情報”GHI株式会社)の順番で着信が入ったものとする。
着信順番決定制御部19は、外線1→外線3→外線2→外線4の着信順番であるとして着信状態管理テーブルD2に発信者情報を記憶し、着信表示決定制御部20は、この内容にしたがって表示制御を行う。内線電話機T1の表示部には(a)のように表示される。
(2)(a)の表示が行われている状態で外線1の着信に応答したとすると、表示部の1行目に通話中の相手の発信者情報、2行目に通話時間が表示され、3行目、4行目に次の優先着信の情報が表示される(b)。
(3)(b)の状態で外線3の着信に他の内線電話機で応答すると着信順番決定制御部19により外線3の発信者情報が削除され、着信表示決定制御部20により次の優先順位の着信である外線4の発信者情報が表示される(c)。
また、優先度データDPが登録されている場合には、着信順番決定制御部19は、着信状態管理テーブルD2に記憶した実際の着信順番と着信状態管理テーブルD2に登録されている優先度データDP(優先度および優先順位決定ルール)とに基づき、実際の着信順番とは必ずしも一致しない優先順位を生成する。着信表示決定制御部20は、この優先順位に基づき内線電話機への発信者情報の表示を行う。
本発明によれば、複数の着信が重複した場合には、これら複数の着信に関わる発信者情報を並列に着信順または優先順に表示することができる。
さらに、外線ボタン毎に着信音パターンを設定できるため、複数の外線ボタンの内のどのボタンへの着信が鳴動しているかが容易にわかる。また、ボタン電話装置においては外線ボタンと外線の割付とはフレキシブルであることが一般的であり、外線毎の着信音パターンの設定はユーザには難しいが、本発明では外線ボタン毎の設定となるのでユーザが容易に設定を変えることができる。
これにより、ボタン電話装置の利用者の利便性の向上に寄与することができる。
本実施例のボタン電話装置のシステム構成図。 本実施例の設定データ記憶部の構成を示す図。 本実施例の着信状態管理テーブルの構成を示す図。 本実施例のボタン電話装置におけるデータ制御フローを示す図。 本実施例のボタン電話装置における着信音決定フローを示す図。 本実施例の発信者情報の表示例を示す図。
符号の説明
1 ボタン電話主装置
10 データ設定制御部
11 着信種別決定制御部
12 着信外線ボタン決定制御部
13 着信音パターン決定制御部
14 メモリ
15 外線インタフェース部
16 内線インタフェース部
17 外線呼制御部
18 内線呼制御部
19 着信順番決定制御部
20 着信表示決定制御部
D1 設定データ記憶部
D2 着信状態管理テーブル
D11〜D1n 内線電話機T1〜Tnの設定データ
DT 電話帳データ
D111 外線ボタン割付データ
D112 外線ボタン毎の着信音パターンデータ
D1121〜D112n 外線ボタン♯1〜♯nの着信音パターンデータ
D11211 一般着信時の着信音パターンデータ
D11212 PBX/CES着信時の着信音パターンデータ
D11213 電話帳一致時の着信音パターンデータ
D211 優先順位管理テーブル
D21〜D2n 内線電話機T1〜Tnの着信情報
DP 優先度データ
T1〜Tn 内線電話機

Claims (4)

  1. 複数の外線にそれぞれ対応して設けられた複数の外線ボタンと主装置からの指示により複数の着信音パターンで着信鳴動する手段とを備えた内線電話機と、
    この内線電話機を収容するボタン電話主装置と
    を備えたボタン電話装置において、
    外線ボタン毎に異なる着信音パターンを設定可能な着信音パターン設定手段を有し、
    上記着信音パターン設定手段は、1つの上記外線ボタンに対して異なる着信種別毎に異なる着信音パターンが設定可能であり、
    外線からの着信種別を識別する手段と、
    着信させる外線ボタンを決定する手段と、
    この決定する手段により決定された外線ボタンに対応する着信音パターンを上記識別する手段により識別された着信種別に基づき決定する着信音パターン決定手段と
    を備え、
    上記着信鳴動する手段は、この着信音パターン決定手段の決定にしたがって着信する外線ボタン毎に設定された着信音を鳴動する手段を備え、
    重複する複数の着信に対して当該着信に関わる発信者情報を並列に表示する手段を備え、
    上記並列に表示する手段は、着信があった回線番号とこの着信の発信元である発信者情報とを対応付けて上記表示する手段の画面の上側から下側に向けて時系列的な着信順番にしたがって表示する、
    ことを特徴とするボタン電話装置。
  2. 電話帳情報を保持する手段を備え、
    前記着信音パターンを設定する手段は、当該電話帳に記録されたデータと一致するデータを有する着信に対する着信音パターンを設定する手段を備え、
    前記着信音パターン決定手段は、前記着信種別に基づく着信音パターンの決定に加え、当該電話帳に記録されたデータと一致するデータを有する着信に対する着信音パターンを決定する手段を備えた
    請求項1記載のボタン電話装置。
  3. 発信者の優先度を発信者情報に対応させてあらかじめ記憶する手段と、
    実際の着信に際し、上記記憶する手段に記憶されている優先度に基づき時系列的な着信順番に並べ替えを施し、着信があった回線番号とこの着信の発信元である発信者情報とを対応付けて上記表示する手段の画面の上側から下側に向けて優先度の高い順番に表示する優先度表示手段を備えた
    請求項1記載のボタン電話装置。
  4. 前記並列に表示する手段は、一つの外線に対して通話中であっても他の外線の着信に関わる発信者情報を表示する手段を備えた請求項1記載のボタン電話装置。
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