JP4643429B2 - ハンド装置 - Google Patents

ハンド装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4643429B2
JP4643429B2 JP2005358455A JP2005358455A JP4643429B2 JP 4643429 B2 JP4643429 B2 JP 4643429B2 JP 2005358455 A JP2005358455 A JP 2005358455A JP 2005358455 A JP2005358455 A JP 2005358455A JP 4643429 B2 JP4643429 B2 JP 4643429B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
palm
finger
hand device
protrusion
power source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005358455A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007160448A (ja
Inventor
崇文 福島
広志 松田
謙一郎 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2005358455A priority Critical patent/JP4643429B2/ja
Priority to DE602006011957T priority patent/DE602006011957D1/de
Priority to US11/912,962 priority patent/US8195334B2/en
Priority to KR1020077029342A priority patent/KR100910253B1/ko
Priority to PCT/JP2006/322768 priority patent/WO2007069424A1/ja
Priority to EP06823416A priority patent/EP1974872B1/en
Publication of JP2007160448A publication Critical patent/JP2007160448A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4643429B2 publication Critical patent/JP4643429B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J15/00Gripping heads and other end effectors
    • B25J15/08Gripping heads and other end effectors having finger members
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J15/00Gripping heads and other end effectors
    • B25J15/0009Gripping heads and other end effectors comprising multi-articulated fingers, e.g. resembling a human hand
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J13/00Controls for manipulators
    • B25J13/08Controls for manipulators by means of sensing devices, e.g. viewing or touching devices
    • B25J13/085Force or torque sensors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J15/00Gripping heads and other end effectors
    • B25J15/08Gripping heads and other end effectors having finger members
    • B25J15/10Gripping heads and other end effectors having finger members with three or more finger members
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J15/00Gripping heads and other end effectors
    • B25J15/08Gripping heads and other end effectors having finger members
    • B25J15/10Gripping heads and other end effectors having finger members with three or more finger members
    • B25J15/103Gripping heads and other end effectors having finger members with three or more finger members for gripping the object in three contact points

Description

本発明は、手掌部より延設された複数の指機構によって物体を把持可能なハンド装置に関する。
従来、人間の手と同様に、手掌部から延設された複数の屈伸運動可能な指機構を備えたハンド装置が提案されている(たとえば、特許文献1)。
特開2001−347482号公報
しかし、ハンド装置には人間の手のような柔軟性が若干不足しているため、指を屈曲させる力を強め、物体を強く握らせようとすると、物体の姿勢が不安定なものとなったり、物体が手掌部から逃げたりしてしまう場合があった。
そこで、本発明は、前記のような物体の手掌部からの逃げを抑制し、当該物体をより安定に把持することができるハンド装置を提供することを解決課題とする。
前記課題を解決するための本発明のハンド装置は、手掌部と、当該手掌部から延設された複数の指機構とを備え、制御ユニットによって動力源から動力伝達機構を介して各指機構に伝達される動力が調節されることで当該各指機構の屈伸運動が制御され、当該複数の指機構をその内側に屈曲させることで該複数の指機構および手掌部によって物体を把持可能なハンド装置であって、前記手掌部においてその掌面領域を上に向けたとき、当該掌面領域よりも上方に突出した掌突出部が設けられるとともに、複数の指機構のうち一部または全部においてその内側に突出した指突出部設けられ、前記指機構が回動可能な状態で連結されている複数のリンク部材を備え、前記指突出部が前記複数の指機構を構成する前記リンク部材とは別個の部材により構成され、前記制御ユニットによって動力源から該部材に伝達される動力が調節されることにより、該指機構の内側への前記指突出部の突出位置および突出量のうち一方または両方が制御されることを特徴とする(第1発明)
本発明のハンド装置によれば、複数の指機構の一部または全部の指の内側から、把持対象となる物体に作用する力に対向する抗力を、掌突出部および指突出部のうち一部または全部から当該物体に作用させることができる。これにより、当該突出部が手掌部に設けられていない場合と比較して、物体が手掌部から逃げることを抑制しながら指機構の屈曲力を強めることができるので、ハンド装置により強い握力で当該物体が安定に把持されうる。なお「掌面領域」は、平面およびなだらかに連続する曲面のうち一方または両方によって構成される。
さらに、指機構に設けられた指突出部の突出位置や突出量が制御されることで、物体の安定した把持の観点から、手掌部の掌突出部や、他の指機構から物体に作用する力に対向する適当な力を当該指突出部から当該物体に作用させることができる。
第1発明のハンド装置において、前記掌突出部として前記掌面領域を部分的に囲繞する土手部が前記手掌部に設けられていてもよい(第2発明)
当該構成のハンド装置によれば、前記のように物体が指機構から受ける力に対向する抗力が、掌突出部としての土手部から当該物体に作用することで、物体が安定に把持されうる。また、物体が掌面領域の範囲に収まる程度のサイズである場合、当該物体が掌面領域の部分から逃げることが土手部によって抑制されるので、当該物体が安定に把持されうる。
第1発明のハンド装置において、前記複数の指機構のうち一部または全部の根元部分の内側に前記指突出部が設けられていてもよい(第3発明)
当該構成のハンド装置によれば、前記のように物体が指機構から受ける力に対向する抗力が、指機構の根元部分内側に設けられた指突出部から当該物体に作用することで、物体が安定に把持されうる。
第1発明のハンド装置において、前記複数の指機構として、前記掌面領域を挟んで内側が相互に対向しうる、第1指機構および並列配置された第2ないし第n指機構(n=3,4,5,‥)を備え、前記手掌部における第1、第2および第n指機構のそれぞれの付け根部分の一部または全部に前記掌突出部が設けられていてもよい(第4発明)
当該構成のハンド装置によれば、第1指機構を人間の手の親指に対応させ、かつ、第2ないし第n指機構を人間の手の人差指等、親指以外の指に対応させて各指機構の配置、形状、機能等が設定されうる。これにより、ヒューマノイド型ロボットのハンド装置として相応しい形状および機能等を、当該ハンド装置にもたせることができる。
第1発明のハンド装置において、前記掌突出部が前記手掌部とは別個の掌部材により構成され、前記制御ユニットによって動力源から該掌部材に伝達される動力が調節されることにより、前記掌面領域を上に向けたとき、該掌面領域よりも上方への前記掌突出部の突出位置および突出量のうち一方または両方が制御されてもよい(第5発明)
当該構成のハンド装置によれば、掌突出部の突出位置や突出量が制御されることで、物体の安定した把持の観点から、指機構から物体に作用する力に対向する適当な力を掌突出部から当該物体に作用させることができる。
第5発明のハンド装置において、前記掌部材が、前記制御ユニットにより動力源から伝達される動力が調節されることで前記掌面領域に対して近づいたり離れたりするように揺動させられてもよい(第6発明)
当該構成のハンド装置によれば、複数の指機構の伸長動作および屈曲動作に連動して、掌部材が掌面領域に近づくようにまたは離れるように揺動することで、把持対象となる物体の形状等に合わせて、掌突出部の突出位置や突出量が適当に制御される。
第5発明のハンド装置において、前記掌突出部が前記指機構の動力源とは別個の動力源により駆動されてもよい(第7発明)。
第1発明のハンド装置において、前記掌突出部に作用する外力に応じた信号を出力する力センサが設けられ、前記制御ユニットが、該力センサからの出力信号に応じて、前記動力源から各指機構に伝達される動力を調節してもよい(第8発明)
当該構成のハンド装置によれば、手掌部に設けられた掌突出部に対する物体の当たり具合(接触具合)に応じて、複数の指機構のそれぞれから当該物体に作用する力が、当該物体を安定に把持する観点から適当に制御されうる。
第8発明のハンド装置において、前記制御ユニットが、前記掌突出部に設けられた前記力センサからの出力に応じて、前記動力源から該掌突出部に内側が対向する指機構に伝達される動力を調節してもよい(第9発明)
当該構成のハンド装置によれば、手掌部に設けられた掌突出部に対する物体の当たり具合(接触具合)に応じて、複数の指機構のうち、内側が当該掌突出部に対向する指機構から当該物体に作用する力が、当該物体を安定に把持する観点から適当に制御されうる。
第8発明のハンド装置において、前記力センサが設けられた掌突出部に対向する指機構の内側に同じく力センサが設けられ、前記制御ユニットが、該掌突出部および指機構の内側に設けられた力センサからの出力の時間変化パターンを検知し、当該検知結果に応じて、前記動力源から各指機構に伝達される動力を時間変化させながら調節してもよい(第10発明)。
当該構成のハンド装置によれば、相互に対向する指機構の内側と、手掌部の突出部とが把持対象である物体に接触する先後関係に基づき、必要に応じて複数の指機構および手掌部のうち一部または全部の姿勢変更等による当該物体の握りなおしが可能となる。このため、物体を把持し損なう可能性が高いと予測される状態で、ハンド装置による当該物体の把持の態様が変更され、これによって物体が安定に把持されうる。
第1発明のハンド装置において、前記掌突出部が形成されることにより前記手掌部の内部において前記掌面領域の部分よりも広く形成された空間に、前記動力源が配置されていてもよい(第11発明)
当該構成のハンド装置によれば、掌突出部の形成により生じた手掌部の内部空間が、複数の指機構の一部または全部に動力を伝達する動力源の配置スペースとして有効利用されうる。また、掌突出部における手掌部の内部空間が、掌面領域部分における手掌部の内部空間よりも大きいので、その分だけ大きい動力源を手掌部に内蔵させ、これによって当該動力源から指機構に伝達される動力、ひいてはハンド装置の握力が強化されうる。
さらに、掌突出部における手掌部の内部空間に配置された動力源が、当該掌突出部に内側が対向しうる指機構に動力を伝達するものである場合、前記のように(1)動力源の大型化による当該指機構の屈曲力の強化、および同じく前記のように(2)当該指機機構から把持対象となる物体に作用する力に対向して当該物体に当該掌突出部からの抗力作用の相乗効果によって、より安定に当該物体がハンド装置によって把持されうる。
第1発明のハンド装置において、前記掌突出部が形成されることにより前記手掌部の内部において前記掌面領域の部分よりも広く形成された空間に、前記制御ユニットが配置されていてもよい(第12発明)
当該構成のハンド装置によれば、掌突出部の形成により生じた手掌部の内部空間が、複数の指機構の屈伸運動を制御するための制御ユニットの配置スペースとして有効利用されうる。また、掌突出部における手掌部の内部空間が、掌面領域部分における手掌部の内部空間よりも大きいので、その分だけ制御ユニットまわりの制御信号線や電線の配線スペースが大きく確保されうる。
本発明のハンド装置の実施形態について図面を用いて説明する。
図1に示されているロボットRは、人間と同様に、上体部P1と、上体部P1の上方に配置された頭部P2と、上体部P1の下部から下方に延設された左右の脚部P3と、上体部P1の上部の両側部から延設された左右の腕部P4と、左右の腕部P4のそれぞれの先端に設けられているハンド装置1とを備えている。ロボットRは、左右の脚部P3の動きによって自律的に歩行しうる二足歩行ロボットである。
まず、ハンド装置1の第1実施例について図2〜図4を用いて説明する。
図2に示されている第1実施例のハンド装置1は、手掌部10と、手掌部10から延設された第1指機構11、第2指機構12、第3指機構13、第4指機構14および第5指機構15とを備えている。第1指機構11、第2指機構12、第3指機構13、第4指機構14、および第5指機構15のそれぞれは、人間の手の親指、人差指、中指、薬指および小指のそれぞれに相当する。第1指機構11は、その内側が、他の指機構12〜15の内側に対向しうるように配置されている。4本の指機構12〜15は、横方向に並列されている。
第1指機構11は、第1リンク部材112、第2リンク部材114、第3リンク部材116および破線で示されているような形状の指カバーを備えている。第1リンク部材112、第2リンク部材114および第3リンク部材116のそれぞれは、人間の手の第1中手骨、親指の基節および末節に相当する。
第1リンク部材112は、手掌部10に取り付けられた基部112に対して第1軸a1のまわりに回動可能な状態で、第1関節111を介して当該基部110に連結されている。基部110は、手掌部10に固定されていてもよいし、手掌部10に対して可動に取り付けられていてもよい。第2リンク部材114は、第1リンク部材112に対して第2軸a2のまわりに回動可能な状態で、第2関節113を介して第1リンク部材112に連結されている。第3リンク部材116は、第2リンク部材114に対して第3軸a3のまわりに回動可能な状態で、第3関節115を介して第2リンク部材114に連結されている。第1関節111、第2関節113および第3関節115のそれぞれは、人間の手の第1中手骨の基部側の間接、親指の中手指節関節および指節間関節のそれぞれに相当する。第1軸a1は、指機構12〜15の並列方向(図2の左右方向)とほぼ平行であり、第2軸a2は第1軸a1と離反して交差しており、第3軸a3は第2軸a2と離反して交差している。
第1指機構11は、手掌部10に収納されたモータMから、減速機構G等により構成される動力伝達機構を介して伝達される動力に応じて、第1関節111、第2関節113および第3関節115のそれぞれにおいて曲がりうる。モータMから第1指機構11に伝達される動力は、CPU等により構成された制御ユニット(図示略)によって制御される。
指機構12〜15は、たとえば、特開2003−181787号公報に記載されている指機構と同様の構成とされ、また、それぞれがほぼ同様の構成とされている。たとえば、第5指機構15は、第1リンク部材152、第2リンク部材154、第3リンク部材156および破線で示されているような形状の指カバーを備えている。第1リンク部材152、第2リンク部材154および第3リンク部材156のそれぞれは、人間の手の小指の基節、中節および末節のそれぞれに相当する。
第1リンク部材152は、手掌部10に取り付けられた基部150に対して第1軸b1のまわりに回動可能な状態で、第1関節151を介して当該基部150に連結されている。基部150は、手掌部10に固定されていてもよいし、手掌部10に対して可動に取り付けられていてもよい。第2リンク部材154は、第1リンク部材152に対して第2軸b2のまわりに回動可能な状態で、第2関節153を介して第1リンク部材152に連結されている。第3リンク部材156は、第2リンク部材154に対して第3軸b3のまわりに回動可能な状態で、第3関節155を介して第2リンク部材154に連結されている。第1関節151、第2関節153および第3関節155のそれぞれは、人間の手の小指の中手指節関節、近位指節間関節および遠位指節間関節のそれぞれに相当する。第1軸b1、第2軸b2および第3軸b3は、指機構12〜15の並び方向(図2の左右方向)とほぼ平行である。
第5指機構15は、動力源としてのモータ(図示略)から、動力伝達機構を介して伝達される動力に応じて、第1関節151、第2関節153および第3関節155のそれぞれにおいて内側に曲がることができる。モータから第5指機構15に伝達される動力は、第1指機構11と同様に前記制御ユニットによって制御される。
第2指機構12、第3指機構13および第4指機構14のそれぞれの構成は、第5指機構15の前記構成とほぼ同様なので説明を省略する。
なお、指機構11〜15のうち、複数の指機構が共通の一のモータによって駆動されてもよく、本実施形態における第1指機構11のように一の指機構が一のモータによって駆動されてもよい。また、動力伝達機構は、前掲の特開2003−181787号公報に記載されているようにワイヤやプーリ等によって構成されてもよく、各指機構を屈伸運動させるようにモータの動力を伝達しうるあらゆる構成が採用されてもよい。
手掌部10は、第1指機構11の動力源としてのモータMや、指機構11〜15のそれぞれの動力伝達機構の一部を収納するケースとして構成され、図3に示されているように、掌面領域100(斜線部分)を上に向けたとき、掌面領域101よりも上方に突出する第1掌突出部101、第2掌突出部102および第3掌突出部103が形成されている。
掌面領域100は、指機構11〜15の内側に対向しうる略平面状(なだらかな曲面状)で、かつ、第3指機構13の付け根周辺から第4指機構14の付け根周辺までの横の広がりをもって、当該付け根周辺から手掌部10の略中央部まで縦に広がる略矩形状の領域である。
第1掌突出部101は、第1指機構11の付け根付近から、掌面領域100の縦の広がりを手根側でさえぎるように横に延びて形成されている。第2掌突出部102は、掌面領域100の横の一方の広がりをさえぎるように第2指機構12の付け根付近に形成されている。第3掌突出部103は、掌面領域100の横の他方の広がりをさえぎるように第5指機構15の付け根付近に形成されている。掌突出部101〜103は、掌面領域100を部分的に囲繞する土手部を構成している。
さらに、第1掌突出部101が形成されることにより手掌部10の内部において掌面領域101の部分よりも広く形成された空間Sに、第1指機構11の動力源としてのモータMが配置されている。
前記構成の第1実施例のハンド装置1によれば、たとえば、図4に示されているように、指機構11〜15から円柱状の物体xに作用する力(黒矢印参照)に対向する抗力(白矢印参照)を、掌突出部101〜103から当該物体xに作用させることができる。
なお、図4では第4指機構14、第5指機構15および第3掌突出部103のそれぞれは隠れているが、第1指機構11、第2指機構12、第3指機構13、第1掌突出部101および第2掌突出部102と同様に、物体xに当接している。これにより、掌突出部101〜103が手掌部10に設けられていない場合と比較して、物体xが手掌部10から逃げることを抑制しながら指機構11〜15の屈曲力を強めることができるので、ハンド装置1により強い握力で物体xが安定に把持されうる。
また、把持対象である物体が、掌面領域100の範囲に収まる程度のサイズである場合、当該物体が掌面領域100の部分から逃げることが、指機構11〜15および3つの掌突出部101〜103によって抑制されるので、当該物体がさらに安定に把持されうる。
また、第1掌突出部101が形成されることにより手掌部10の内部において掌面領域100の部分よりも広く形成された空間Sに、第1指機構11の動力源であるモータMが配置されている(図3および図4参照)。すなわち、手掌部10の内部空間SがモータMの配置スペースとして有効利用されうる。また、当該内部空間Sが、掌面領域100の部分における手掌部10の内部空間よりも大きいので、その分だけ大きいモータMを手掌部10に内蔵させ、これによって当該モータMから第1指機構11に伝達される動力、ひいてはハンド装置1の握力が強化されうる。
続いて、ハンド装置1の第2実施例について図5〜図7を用いて説明する。
図5に示されている第2実施例のハンド装置1によれば、手掌部10における第1指機構11の付け根部分(第1実施例のハンド装置1における第1掌突出部101が形成されていた部分)にスリット1012が開設され、このスリット1012から一部が手掌部10から突出する掌部材1011によって第1掌突出部101が構成されている。
掌部材1011は、第1指機構11の動力源であるモータMから動力が伝達されることで、図6に実線で示されている掌面領域100に近い状態と、一点鎖線で示されている掌面領域100から遠い状態との間を遷移するように軸cのまわりで、スリット1012に沿って揺動する。なお、掌部材1011は、指機構の動力源とは別個の動力源により駆動されてもよい。その他の構成は前記実施形態のハンド装置とほぼ同様なので、共通の構成については同じ符号を用いるとともに、説明を省略する。
前記構成の第2実施例のハンド装置1によれば、たとえば、図7に示されているように、指機構11〜15から物体xに作用する力(黒矢印参照)に対向する抗力(白矢印参照)を、掌部材1011(=第1掌突出部101)、第2掌突出部102および第3掌突出部103から当該物体xに作用させることができる。
なお、図7では第2指機構12は隠れているが、第1指機構11、第3指機構13、第4指機構14、第5指機構15、第1掌突出部101および第2掌突出部102と同様に物体xに当接している。これにより、掌突出部101〜103が手掌部10に設けられていない場合と比較して、物体xが手掌部10から逃げることを抑制しながら指機構11〜15の屈曲力を強めることができるので、ハンド装置1により強い握力で物体xが安定に把持されうる。特に、第1掌突出部101の突出位置や突出量(掌部材1011の姿勢)が制御されることで、物体xの安定した把持の観点から、指機構11〜15から物体xに作用する力に対向する適当な力を第1掌突出部101から当該物体xに作用させることができる。
次に、ハンド装置1の第3実施例について図8を用いて説明する。図8に示されている第3実施例のハンド装置1は、第1指機構11の根元部分に、その内側に突出する指突出部1122が設けられている。そのほかの構成は、第1実施例のハンド装置(図2〜図4)とほぼ同様の構成なので、共通の構成には同じ符号を付すとともに説明を省略する。
前記構成の第3実施例のハンド装置1によれば、第1および第2実施例のハンド装置1と同様に、指機構11〜15から物体xに作用する力(黒矢印参照)に対向する抗力(白矢印参照)を、掌突出部101〜103から当該物体xに作用させることができる。また、指突出部1122から物体xに高い圧力を作用させることができる。これにより、ハンド装置1により強い握力で物体xが安定に把持されうる。
続いて、ハンド装置1の第4実施例について図9を用いて説明する。図9に示されている第4実施例のハンド装置1は、第1指機構11の根元部分に、その内側に突出する指突出部1122が設けられている。そのほかの構成は、第2実施例のハンド装置(図5〜図7)とほぼ同様の構成なので、共通の構成には同じ符号を付すとともに説明を省略する。
前記構成の第4実施例のハンド装置1によれば、第1および第2実施例のハンド装置1と同様に、指機構11〜15から物体xに作用する力(黒矢印参照)に対向する抗力(白矢印参照)を、掌突出部101〜103から当該物体xに作用させることができる。また、指突出部1122から物体xに高い圧力を作用させることができる。これにより、ハンド装置1により強い握力で物体xが安定に把持されうる。
なお、第3および第4実施例において、第2指機構12等の他の指機構にも同様に内側に突出する指突出部が設けられていてもよい。また、指機構の内側に突出した指突出部が、当該指機構とは別個の指部材により構成され、制御ユニットによってモータ等の動力源から当該指部材に伝達される動力が調節されることで、当該指部材の突出方向および突出量が調節されてもよい。
第1ないし第4実施例のハンド装置1の物体把持能力に関する実験結果を図10に示す。
図10において横軸は把持対象である円柱状の物体の径を表し、縦軸はハンド装置1の握力を表している。指機構11〜15の動力源としてのモータの電流や、手掌部10に設けられた圧力センサの出力等に基づいて測定される。手掌部10に掌突出部101〜103が形成されておらず、かつ、指機構11〜15のいずれにも指突出部1122が形成されていない従来のハンド装置の物体把持能力は、図10において太線で示されている。
これに対して、第1〜第4実施例のハンド装置1によれば、細線(第1実施例)、破線(第2実施例)、一点鎖線(第3実施例)および二点鎖線(第4実施例)で示されているような従来のハンド装置を超える高い把持能力を有していることがわかる。すなわち、本発明のハンド装置1によれば、当該従来のハンド装置よりも強い握力で物体を把持可能である(物体径r0〜r3における握力を参照)。また、本発明のハンド装置1によれば、当該従来のハンド装置よりも大径の(大きい)物体を把持可能であることがわかる(物体径r3〜r4における握力を参照)。
さらに、(a)掌突出部101〜103が手掌部10に設けられている第1実施例(細線)、(a)掌突出部101〜103が手掌部10に設けられ、かつ、(b)指突出部1122が設けられている第3実施例(一点鎖線)、(a)掌突出部101〜103が手掌部10に設けられ、かつ、(c)掌突出部101が可動の掌部材1011により構成されている第2実施例(破線)、(a)掌突出部101〜103が手掌部10に設けられ、(b)指突出部1122が設けられ、かつ、(c)掌突出部101が可動の掌部材1011により構成されている第4実施例(二点差線)の順にハンド装置1の握力が徐々に大きくなっていることが分かる。
なお、前記実施形態ではハンド装置1が、ヒューマノイド型ロボット1のハンド装置として適当なものとなるように人間の5本の指に相当する5つの指機構11〜15を備えているが、当該指機構の数や配置は変更されうる。
また、前記実施形態では第1掌突出部101における手掌部10の内部空間Sに、第1指機構10の動力源としてのモータMが配置されているが(図3および図4参照)、他の実施形態として指機構12〜15の一部または全部の動力源としてのモータが当該内部空間Sに配置されてもよい。
当該構成のハンド装置1によれば、(1)内部空間Sの広さに応じたモータの大型化による当該指機構12〜15の屈曲力の強化、および(2)当該指機機構12〜15から把持対象となる物体に作用する力に対向して当該物体に第1掌突出部101から作用する抗力の相乗効果によって、より確実に当該物体がハンド装置1によって把持されうる。
同様の観点から、第1指機構11の動力源としてのモータMが、第2掌突出部102または第3掌突出部103の形成によって掌面領域100よりも大きく形成された手掌部10の内部空間に配置されてもよい。これにより、(1)内部空間の広さに応じたモータMの大型化による第1指機構11の屈曲力の強化、および(2)第1指機機構11から把持対象となる物体に作用する力に対向して当該物体に第2掌突出部102および第3掌突出部103の一方または両方から作用する抗力の相乗効果によって、より確実に当該物体がハンド装置1によって把持されうる。
さらに、第1掌突出部101や、第2掌突出部102または第3掌突出部103における、掌面領域100の部分よりも大きい手掌部10の内部空間に、指機構11〜15の一部または全部の屈伸運動を制御するための前記制御ユニットが配置されていてもよい。
当該構成のハンド装置1によれば、手掌部10の当該内部空間Sが制御ユニットの配置スペースとして有効利用されうる。また、当該内部空間Sが、掌面領域100の部分における手掌部10の内部空間よりも大きいので、その分だけ制御ユニットまわりの制御信号線や電線の配線スペースが大きく確保されうる。
また、掌突出部101〜103のそれぞれの場所に作用する外力に応じて出力する力センサが手掌部10に設けられ、指機構11〜15の屈伸運動を制御するための前記制御ユニットが、当該力センサからの出力に応じて、モータM等の動力源から各指機構11〜15に伝達される動力を調節してもよい。
当該構成のハンド装置1によれば、手掌部10に設けられた掌突出部101〜103に対する物体の当たり具合(接触具合)に応じて、複数の指機構11〜15のそれぞれから当該物体に作用させる力が、当該物体を安定に把持する観点から適当に制御されうる。たとえば、力センサの出力が、第1掌突出部101における手掌部10と物体との接触に応じたものである場合、第1掌突出部101に内側が対向する指機構12〜15を屈曲させる力が強められてもよい(図4参照)。また、力センサの出力が、第2掌突出部102または第3掌突出部103における手掌部10と物体との接触に応じたものである場合、第2掌突出部102または第3掌突出部103に内側が対向する第1指機構11を屈曲させる力が強められてもよい(同)。
さらに、掌突出部101〜103のみならず、これらに対向する指機構11〜15の内側にも力センサが設けられ、制御ユニットが、当該掌突出部101〜103および指機構11〜15の内側に設けられた力センサからの出力の時間変化パターンを検知し、当該検知結果に応じて、モータM等の動力源から各指機構11〜15に伝達される動力を時間変化させながら調節してもよい。
当該構成のハンド装置1によれば、相互に対向する指機構11〜15の内側と、手掌部10の掌突出部101〜103とが把持対象である物体に接触する先後関係に基づき、必要に応じて複数の指機構11〜15および手掌部10のうち一部または全部の姿勢変更等による当該物体の握りなおしが可能となる。このため、物体を把持し損なう可能性が高いと予測される状態で、ハンド装置1による当該物体の把持の態様が変更され、これによって物体が安定に把持されうる。
本発明のハンド装置を備えるロボットの構成例示図。 本発明のハンド装置(第1実施例)の構成説明図。 本発明のハンド装置(第1実施例)の構成説明図。 本発明のハンド装置(第1実施例)による物体の把持状態の例示図。 本発明のハンド装置(第2実施例)の構成説明図。 本発明のハンド装置(第2実施例)の構成説明図。 本発明のハンド装置(第2実施例)による物体の把持状態の例示図。 本発明のハンド装置(第3実施例)の構成説明図。 本発明のハンド装置(第4実施例)の構成説明図。 本発明のハンド装置の機能説明図本発明のハンド装置の構成例示図。
1‥ハンド装置、10‥手掌部、11〜15‥指機構、100‥掌面領域、101〜103‥掌突出部(土手部)、1011‥掌部材、1122‥指突出部、M‥モータ(動力源)、S‥手掌部の拡張された内部空間。

Claims (12)

  1. 手掌部と、当該手掌部から延設された複数の指機構とを備え、制御ユニットによって動力源から動力伝達機構を介して各指機構に伝達される動力が調節されることで当該各指機構の屈伸運動が制御され、当該複数の指機構をその内側に屈曲させることで該複数の指機構および手掌部によって物体を把持可能なハンド装置であって、
    前記手掌部においてその掌面領域を上に向けたとき、当該掌面領域よりも上方に突出した掌突出部が設けられるとともに、複数の指機構のうち一部または全部においてその内側に突出した指突出部設けられ、
    前記指機構が回動可能な状態で連結されている複数のリンク部材を備え、前記指突出部が前記複数の指機構を構成する前記リンク部材とは別個の部材により構成され、
    前記制御ユニットによって動力源から該部材に伝達される動力が調節されることにより、該指機構の内側への前記指突出部の突出位置および突出量のうち一方または両方が制御されることを特徴とするハンド装置。
  2. 前記掌突出部として前記掌面領域を部分的に囲繞する土手部が前記手掌部に設けられていることを特徴とする請求項1記載のハンド装置。
  3. 前記複数の指機構のうち一部または全部の根元部分の内側に前記指突出部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のハンド装置。
  4. 前記複数の指機構として、前記掌面領域を挟んで内側が相互に対向しうる、第1指機構および並列配置された第2ないし第n指機構(n=3,4,5,‥)を備え、
    前記手掌部における第1、第2および第n指機構のそれぞれの付け根部分の一部または全部に前記掌突出部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のハンド装置。
  5. 前記掌突出部が前記手掌部とは別個の掌部材により構成され、
    前記制御ユニットによって動力源から該掌部材に伝達される動力が調節されることにより、前記掌面領域を上に向けたとき、当該掌面領域よりも上方への前記掌突出部の突出位置および突出量のうち一方または両方が制御されることを特徴とする請求項1記載のハンド装置。
  6. 前記掌部材が、前記制御ユニットにより動力源から伝達される動力が調節されることで前記掌面領域に対して近づいたり離れたりするように揺動させられることを特徴とする請求項5記載のハンド装置。
  7. 前記掌突出部が前記指機構の動力源とは別個の動力源により駆動されることを特徴とする請求項5記載のハンド装置。
  8. 前記掌突出部に作用する外力に応じた信号を出力する力センサが設けられ、
    前記制御ユニットが、該力センサからの出力信号に応じて、前記動力源から各指機構に伝達される動力を調節することを特徴とする請求項1記載のハンド装置。
  9. 前記制御ユニットが、前記掌突出部に設けられた前記力センサからの出力に応じて、前記動力源から該掌突出部に内側が対向する指機構に伝達される動力を調節することを特徴とする請求項8記載のハンド装置。
  10. 前記力センサが設けられた掌突出部に対向する指機構の内側に同じく力センサが設けられ、
    前記制御ユニットが、該掌突出部および指機構の内側に設けられた力センサからの出力の時間変化パターンを検知し、当該検知結果に応じて、前記動力源から各指機構に伝達される動力を時間変化させながら調節することを特徴とする請求項8記載のハンド装置。
  11. 前記掌突出部が形成されることにより前記手掌部の内部において前記掌面領域の部分よりも広く形成された空間に、前記動力源が配置されていることを特徴とする請求項1記載のハンド装置。
  12. 前記掌突出部が形成されることにより前記手掌部の内部において前記掌面領域の部分よりも広く形成された空間に、前記制御ユニットが配置されていることを特徴とする請求項1記載のハンド装置。
JP2005358455A 2005-12-13 2005-12-13 ハンド装置 Active JP4643429B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005358455A JP4643429B2 (ja) 2005-12-13 2005-12-13 ハンド装置
DE602006011957T DE602006011957D1 (de) 2005-12-13 2006-11-15 Handvorrichtung
US11/912,962 US8195334B2 (en) 2005-12-13 2006-11-15 Hand device
KR1020077029342A KR100910253B1 (ko) 2005-12-13 2006-11-15 핸드 장치
PCT/JP2006/322768 WO2007069424A1 (ja) 2005-12-13 2006-11-15 ハンド装置
EP06823416A EP1974872B1 (en) 2005-12-13 2006-11-15 Hand device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005358455A JP4643429B2 (ja) 2005-12-13 2005-12-13 ハンド装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007160448A JP2007160448A (ja) 2007-06-28
JP4643429B2 true JP4643429B2 (ja) 2011-03-02

Family

ID=38162738

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005358455A Active JP4643429B2 (ja) 2005-12-13 2005-12-13 ハンド装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8195334B2 (ja)
EP (1) EP1974872B1 (ja)
JP (1) JP4643429B2 (ja)
KR (1) KR100910253B1 (ja)
DE (1) DE602006011957D1 (ja)
WO (1) WO2007069424A1 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4692824B2 (ja) * 2005-12-16 2011-06-01 株式会社安川電機 多指ハンドシステムおよびそれを用いたロボット
JP5281377B2 (ja) * 2008-12-04 2013-09-04 トヨタ自動車株式会社 ロボット装置
JP5500921B2 (ja) * 2009-09-10 2014-05-21 本田技研工業株式会社 多指ハンド装置
JP5312207B2 (ja) * 2009-06-05 2013-10-09 本田技研工業株式会社 ロボットハンド装置
US8511964B2 (en) 2009-09-22 2013-08-20 GM Global Technology Operations LLC Humanoid robot
US8515579B2 (en) * 2009-12-09 2013-08-20 GM Global Technology Operations LLC Systems and methods associated with handling an object with a gripper
US8265792B2 (en) * 2010-04-15 2012-09-11 GM Global Technology Operations LLC Method and apparatus for calibrating multi-axis load cells in a dexterous robot
JP6149204B2 (ja) * 2013-09-03 2017-06-21 国立研究開発法人産業技術総合研究所 ロボットハンド
CN103692438B (zh) * 2013-12-23 2015-08-12 江苏理工学院 自动捞藕装置
US9839534B2 (en) 2014-02-04 2017-12-12 Rehabilitation Institute Of Chicago Modular and lightweight myoelectric prosthesis components and related methods
CN104802180B (zh) * 2015-04-09 2017-06-06 上海大学 欠驱动拟人三指机械手
DE102015218523B4 (de) * 2015-09-25 2021-04-29 Schunk Gmbh & Co. Kg Spann- Und Greiftechnik Greifvorrichtung
US9545727B1 (en) * 2015-11-05 2017-01-17 Irobot Corporation Robotic fingers and end effectors including same
US9844885B2 (en) * 2015-11-27 2017-12-19 Tamkang University Gripping device having opened and closed gripping modes
USD783448S1 (en) * 2015-12-15 2017-04-11 Kamal Siegel Figurine articulated hand
GB2552981B (en) * 2016-08-17 2020-04-01 Univ Of Hertfordshire Higher Education Corporation An Interactive Humanoid Robot using RFID Tagged Objects
CN111148608A (zh) * 2017-05-01 2020-05-12 软机器人公司 用于机器人末端执行器的结构
CN113146660A (zh) * 2021-04-08 2021-07-23 清华大学深圳国际研究生院 一种利用深度视觉进行触觉感知的机械爪
DE102021121743A1 (de) 2021-08-23 2023-02-23 Aeon Robotics GmbH Roboterhand eines Roboters und Verfahren zum Trainieren eines Roboters sowie ein tragbares Sensor- und Kraftrückführungselement hierzu

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001252888A (ja) * 2000-03-08 2001-09-18 Komatsu Ltd 把持装置
JP2001287182A (ja) * 2000-04-04 2001-10-16 Honda Motor Co Ltd 多指ハンド装置の制御装置
JP2001347482A (ja) * 2000-04-04 2001-12-18 Honda Motor Co Ltd 多指ハンド装置
JP2003181787A (ja) * 2001-12-17 2003-07-02 Honda Motor Co Ltd 多指ハンド装置
JP2004090193A (ja) * 2002-09-02 2004-03-25 Sques:Kk アクチュエータ及びハンド装置
JP2004276215A (ja) * 2003-03-18 2004-10-07 Sharp Corp 把持装置及び把持装置の制御方法
JP2004351567A (ja) * 2003-05-29 2004-12-16 Toyota Motor Corp ロボットハンド

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60146695A (ja) * 1984-01-05 1985-08-02 株式会社ブリヂストン ロボツトハンド
JPS63251186A (ja) * 1987-04-08 1988-10-18 富士通株式会社 ロボツト用ハンド
US5501498A (en) * 1988-08-31 1996-03-26 The Trustees Of The University Of Pennsylvania Methods and apparatus for mechanically intelligent grasping
US4980626A (en) * 1989-08-10 1990-12-25 The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration Method and apparatus for positioning a robotic end effector
US5447403A (en) * 1990-01-05 1995-09-05 Engler, Jr.; Charles D. Dexterous programmable robot and control system
US5200679A (en) * 1990-02-22 1993-04-06 Graham Douglas F Artificial hand and digit therefor
US5373747A (en) * 1991-03-30 1994-12-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Robot hand and robot
US5570920A (en) * 1994-02-16 1996-11-05 Northeastern University Robot arm end effector
JP2849056B2 (ja) 1995-07-23 1999-01-20 川崎重工業株式会社 位置決め部を有する把持装置
JP3717218B2 (ja) 1995-11-29 2005-11-16 株式会社安川電機 ロボットハンド
US5762390A (en) * 1996-07-16 1998-06-09 Universite Laval Underactuated mechanical finger with return actuation
JPH10314198A (ja) * 1997-02-03 1998-12-02 Fukushin Denki Kk 義 手
JPH10249773A (ja) * 1997-03-11 1998-09-22 Kubota Corp ロボットハンド用指
EP1142675B1 (en) * 2000-04-04 2005-08-24 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Multifinger hand device
NO20011324L (no) * 2001-03-15 2002-09-16 Maritime Hydraulics As Gripeklo for rörvarer
WO2004028753A2 (en) 2002-09-26 2004-04-08 Barrett Technology, Inc. Intelligent, self-contained robotic hand
JP4133188B2 (ja) * 2002-10-07 2008-08-13 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ ロボットハンドの指ユニット
JP4030011B2 (ja) * 2002-10-07 2008-01-09 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ ロボットハンド用掌機構
EP1701825A4 (en) * 2003-12-30 2007-04-18 Strider Labs Inc ROBOTIC HAND WITH EXTENSIBLE HANDLE
US7795832B2 (en) * 2004-03-31 2010-09-14 Japan Science And Technology Agency Robot hand
US10850392B2 (en) 2004-04-12 2020-12-01 Strider Labs, Inc. System and method for computing grasps for a robotic hand with a palm
JP2006159320A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Sharp Corp ロボットハンド
JP4482437B2 (ja) * 2004-12-14 2010-06-16 本田技研工業株式会社 ロボットハンド装置
JP5281377B2 (ja) * 2008-12-04 2013-09-04 トヨタ自動車株式会社 ロボット装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001252888A (ja) * 2000-03-08 2001-09-18 Komatsu Ltd 把持装置
JP2001287182A (ja) * 2000-04-04 2001-10-16 Honda Motor Co Ltd 多指ハンド装置の制御装置
JP2001347482A (ja) * 2000-04-04 2001-12-18 Honda Motor Co Ltd 多指ハンド装置
JP2003181787A (ja) * 2001-12-17 2003-07-02 Honda Motor Co Ltd 多指ハンド装置
JP2004090193A (ja) * 2002-09-02 2004-03-25 Sques:Kk アクチュエータ及びハンド装置
JP2004276215A (ja) * 2003-03-18 2004-10-07 Sharp Corp 把持装置及び把持装置の制御方法
JP2004351567A (ja) * 2003-05-29 2004-12-16 Toyota Motor Corp ロボットハンド

Also Published As

Publication number Publication date
EP1974872B1 (en) 2010-01-20
EP1974872A1 (en) 2008-10-01
JP2007160448A (ja) 2007-06-28
US8195334B2 (en) 2012-06-05
US20090081004A1 (en) 2009-03-26
EP1974872A4 (en) 2009-04-08
WO2007069424A1 (ja) 2007-06-21
DE602006011957D1 (de) 2010-03-11
KR20080016644A (ko) 2008-02-21
KR100910253B1 (ko) 2009-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4643429B2 (ja) ハンド装置
JP4890199B2 (ja) ロボットハンドおよびロボット
JP5777673B2 (ja) ロボット親指アセンブリ
KR101896473B1 (ko) 로봇 핸드의 제어 방법
JP7009072B2 (ja) 指機構およびこの指機構を組み込んだ人間型ハンド
CN109564470B (zh) 力觉传送系统
JP2008178968A (ja) ロボットハンド
KR101610745B1 (ko) 로봇 손가락 구조체
JP2016168645A (ja) 多指ハンド装置
JP4729745B2 (ja) ロボットの駆動機構及びロボットハンド
WO2019216293A1 (ja) 関節構造体及びロボットハンド
JP6936031B2 (ja) 指機構及びこの指機構を組み込んだハンド
JP2006341372A (ja) ロボットの制御方法
KR101034203B1 (ko) 로봇핸드 및 이를 갖춘 인간형 로봇
WO2019087613A1 (ja) ハンド機構
JP5130573B2 (ja) ロボットハンド装置
JP2007216332A (ja) アクチュエータ、これを用いた指ユニットおよび把持ハンド
JP6867211B2 (ja) 人間型ハンドにおける手首の回転構造、ハンドにおける手首の回転構造およびハンド
JP5013476B2 (ja) ロボットハンド装置
CN109689311A (zh) 旨在配备仿人机器人的手
JP7022964B2 (ja) ロボットハンドの把持方法
JP7289541B2 (ja) ロボットハンド
JP2009214269A (ja) ロボットハンド
JP6084918B2 (ja) 可動体の制御装置
JP2023043231A (ja) ロボットの指機構および該指機構を備えたハンド機構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100914

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101130

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4643429

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250