JP2023043231A - ロボットの指機構および該指機構を備えたハンド機構 - Google Patents

ロボットの指機構および該指機構を備えたハンド機構 Download PDF

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Abstract

【課題】伸展/屈曲のためのアクチュエータが1つでよく、かつ破損に強い指機構を提供する。【解決手段】指機構10Aは、中手骨に相当する第1骨部材11と、基節骨に相当する第2骨部材12と、中節骨に相当する第3骨部材13と、末節骨に相当する第4骨部材14と、リンク機構と、直動アクチュエータ20とを備え、直動アクチュエータ20は、第1骨部材11の後背側において該第1骨部材11に沿った方向に移動可能な摺動部材24を含み、リンク機構は、基端部が摺動部材24に回動可能に連結された第1リンク部材15を含む。第1リンク部材15は、好ましくは力センサ30を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、ロボットの指機構および該指機構を備えたハンド機構に関する。
従来、ロボットの腕に作業対象物を保持する機能をもたせるために、種々の指機構およびハンド機構(マニピュレータ)が検討されている。その一例として、特許文献1では、複数の骨部材101,102,103,104と、複数のリンク部材105,106,107と、リンク部材の1つ(105)に組み込まれたステッピングモータ108と、直動アクチュエータ109とを備えた指機構100(図8参照)、およびこれを2つ備えたハンド機構が提案されている。
特許第6513118号公報
上記従来の指機構100は、2つのアクチュエータ108,109によって伸展/屈曲するように構成されているので、制御が複雑で、コストが高くつくという問題があった。また、上記従来の指機構100は、ステッピングモータ108が腹側(屈曲内側)に設けられているので、掴んだ作業対象物とステッピングモータ108とが接触して該ステッピングモータ108が破損しかねないという問題もあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、伸展/屈曲のためのアクチュエータが1つでよく、かつ破損に強い指機構およびハンド機構を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る指機構は、中手骨に相当する第1骨部材と、基節骨に相当する第2骨部材と、中節骨に相当する第3骨部材と、末節骨に相当する第4骨部材と、リンク機構と、直動アクチュエータとを備えたものであって、第2骨部材は、基端部が第1骨部材の先端部に回動可能に連結され、第3骨部材は、基端部が第2骨部材の先端部に回動可能に連結され、第4骨部材は、第1基端部が第3骨部材の先端部に回動可能に連結され、直動アクチュエータは、第1骨部材の後背側において該第1骨部材に沿った方向に移動可能な摺動部材を含み、リンク機構は、基端部が摺動部材に回動可能に連結された第1リンク部材と、第1基端部が第2骨部材の基端部とともに第1骨部材の先端部に回動可能に連結され、かつ第1基端部よりも後背側にある第2基端部が第1リンク部材の先端部に回動可能に連結された第2リンク部材と、基端部が第2リンク部材の先端部に回動可能に連結された第3リンク部材と、基端部が第2骨部材の中間部に回動可能に連結され、中間部が第3リンク部材の先端部に回動可能に連結され、かつ先端部が第4骨部材の第1基端部よりも後背側にある第2基端部に回動可能に連結された第4リンク部材と、を含むことを特徴とする。
上記指機構の直動アクチュエータは、第1骨部材に設けられたボールねじと、ボールねじを回転させるモータとをさらに含んでいてもよい。
上記指機構の第1リンク部材は、その先端部と基端部との間に作用する力を検出する力センサを含んでいることが好ましい。
上記指機構は、第4骨部材の先端部に設けられた指先部材をさらに備えていてもよい。
この場合、上記指機構は、指先部材の内部に設けられた物理量センサをさらに備えていてもよい。
また、この場合、上記指機構は、該指機構の内部において物理量センサの配線を案内する少なくとも1つのガイド部材をさらに備えていることが好ましい。
上記指機構は、第1骨部材、第2骨部材、第3骨部材、第4骨部材、第1リンク部材、第2リンク部材、第3リンク部材、第4リンク部材および指先部材から選ばれた、屈曲していくときに互いに接近する2つの部材間に設けられ、この2つの部材に該2つの部材が離れる方向の付勢力を作用させることにより該2つの部材間の距離を所定の距離に維持しようとする直動の付勢部材をさらに備えていることが好ましい。
また、上記課題を解決するために、本発明に係るハンド機構は、上記いずれかの指機構を複数本備えたことを特徴とする。
本発明によれば、伸展/屈曲のためのアクチュエータが1つでよく、かつ破損に強い指機構、および該指機構を備えたハンド機構を提供することができる。
本発明の第1実施例に係る指機構を側方から見た図である。 第1実施例に係る指機構を腹側(屈曲内側)から見た図である。 第1実施例に係る指機構を後背側(屈曲外側)から見た図である。 第1実施例に係る指機構の伸展/屈曲を示す図である。 第1実施例に係る指機構による作業対象物の保持を示す図である。 本発明の第2実施例に係る指機構を側方から見た図である。 本発明の第3実施例に係る指機構の一部を(A)側方および(B)後背側から見た図である。 従来の指機構を側方から見た図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る指機構およびハンド機構の実施例について説明する。
[指機構(第1実施例)]
図1~図3に、本発明の第1実施例に係る指機構10Aを示す。これらの図に示すように、本実施例に係る指機構10Aは、人間の手の中手骨に相当する第1骨部材11と、基節骨に相当する第2骨部材12と、中節骨に相当する第3骨部材13と、末節骨に相当する第4骨部材14と、複数のリンク部材15,16,17,18からなるリンク機構と、直動アクチュエータ20とを主に備えている。
第1骨部材11は、金属板からなる本体部11aと、本体部11aの先端に設けられた該本体部11aよりも幅狭で肉厚な先端部11bとを含んでいる。
第2骨部材12は、中間部において“くの字”状に折れ曲がった金属板からなる。第2骨部材12は、基端部が第1骨部材11の先端部11bに回動可能に連結されている(第1ジョイント31)。
第3骨部材13は、折れ曲がりのない直線状の金属板からなる。第3骨部材13は、基端部が第2骨部材12の先端部に回動可能に連結されている(第2ジョイント32)。
第4骨部材14は、略三角形状の金属板からなる。第4骨部材14は、腹側(屈曲内側)にある基端部(第1基端部)が第3骨部材13の先端部に回動可能に連結されている(第3ジョイント33)。
直動アクチュエータ20は、固定部材22,23によって第1骨部材11の後背面11cに固定されたボールねじ21と、ボールねじ21に螺合した摺動部材24と、モータ25と、モータ25の出力軸の回転をボールねじ21に伝達するプーリー26,27およびベルト28とを含んでいる。モータ25の出力軸が回転すると、ボールねじ21も回転し、摺動部材24が第1骨部材11に沿って移動する。
第1リンク部材15は、全体として棒状を有している。第1リンク部材15は、基端部が摺動部材24に回動可能に連結されている(第4ジョイント34)。
第2リンク部材16は、3つの頂点を有する金属板からなる。第2リンク部材16は、腹側にある基端部(第1基端部)が第2骨部材12の基端部とともに第1骨部材11の先端部11bに回動可能に連結されている(第1ジョイント31)。また、第2リンク部材16は、後背側にある基端部(第2基端部)が第1リンク部材15の先端部に回動可能に連結されている(第5ジョイント35)。
第3リンク部材17は、“逆くの字”状に折れ曲がった金属板からなる。第3リンク部材17は、基端部が第2リンク部材16の先端部に回動可能に連結されている(第6ジョイント36)。
第4リンク部材18も、中間部において“逆くの字”状に折れ曲がった金属板からなる。第4リンク部材18は、基端部が第2骨部材12の中間部に回動可能に連結されるとともに(第7ジョイント37)、中間部が第3リンク部材17の先端部に回動可能に連結されている(第8ジョイント38)。また、第4リンク部材18は、先端部が第4骨部材14の第2基端部(第1基端部よりも後背側にある基端部)に回動可能に連結されている(第9ジョイント39)。
図2および図3に示すように、指機構10Aは、各2つの第2骨部材12、第3骨部材13、第4骨部材14、第2リンク部材16および第3リンク部材17と、1つの第1リンク部材15と、1つの第4リンク部材18とを備えている。
第3リンク部材17,17は、先端部において第4リンク部材18を挟み込むとともに、基端部において第4リンク部材18と同じ厚みのスペーサ17aを挟み込んでいる。
第2リンク部材16,16は、第1基端部において第1骨部材11(11b)を挟み込むとともに、第2基端部において第1リンク部材15を挟み込んでいる。また、第2リンク部材16,16は、先端部において第3リンク部材17,17およびスペーサ17aを挟み込んでいる。
第2骨部材12,12は、基端部において第2リンク部材16,16および第1骨部材11(11b)を挟み込んでいる。また、第2骨部材12,12は、中間部において第2リンク部材16の厚みと第3リンク部材17の厚みを足し合わせた厚みを有する2つのスペーサ12a,12aおよび第4リンク部材18を挟み込んでいる。
第3骨部材13,13は、基端部において第2骨部材12,12を挟み込んでいる。また、第3骨部材13,13は、先端部において第2骨部材12と同じ厚みのスペーサ13a,13aおよび第4骨部材14,14を挟み込んでいる。
第4骨部材14,14は、第2基端部において第3リンク部材17と同じ厚みのスペーサ14a,14aおよび第4リンク部材18を挟み込んでいる。
図1~図3に示すように、本実施例に係る指機構10Aは、力センサ30と、指先部材40と、腹部材41とをさらに備えている。
指先部材40は、第4骨部材14の先端部に設けられている。指先部材40は、グリップ性能を高めるために設けられた不図示の凹凸を有する第1グリップ面40aおよび第2グリップ面40bを有している。
力センサ30は、第1リンク部材15よりも大径の円筒状を有し、第1リンク部材15の基端部と先端部との間に設けられている。力センサ30は、第1リンク部材15の先端部と基端部との間に作用する力、すなわち、環境が指先部材40に作用させた力を検出する。
腹部材41は、第2骨部材12,12の間に設けられている。腹部材41は、第2骨部材12,12よりもやや屈曲内側に位置する第3グリップ面41aを有している。腹部材41は、指機構10Aが図1~図3に示した姿勢をとっているとき、すなわち、第1骨部材11および第2骨部材12が同一直線上に並んでいるときに、第1骨部材11の先端部11bに当接し、第2骨部材12が屈曲内側に傾くのを規制する。
モータ25が回転して摺動部材24が固定部材22に近づく方向に移動すると、指機構10Aは屈曲していく(図4(C)→(B)→(A)参照)。一方、モータ25が逆方向に回転して摺動部材24が固定部材23に近づく方向に移動すると、指機構10Aの姿勢は伸展していく(同図(A)→(B)→(C)参照)。
本実施例に係る指機構10Aは、指先部材40の第2グリップ面50bと第2骨部材12に設けられた腹部材41の第3グリップ面41aとによって、作業対象物Xを抱え込むように保持することができる(図5(A)参照)。また、2つの指機構10A,10Aが向かい合わせに配置されている場合、指機構10A,10Aは、指先部材40,40の第1グリップ部40a,40aによって作業対象物Xをつまむように保持することもできる(図5(B)参照)。また、この場合、指機構10A,10Aは、一方の指機構10Aの第2グリップ面50bおよび第3グリップ面41aと他方の指機構10Aの第2グリップ面50bおよび第3グリップ面41aとによって、作業対象物Xを抱え込むように保持することもできる(図5(C)参照)。
このように、本実施例に係る指機構10Aでは、伸展/屈曲の際に作動させるべきアクチュエータが直動アクチュエータ20のモータ25のみである。また、本実施例に係る指機構10Aでは、直動アクチュエータ20が後背側に配置されている。このため、本実施例に係る指機構10Aによれば、2つ以上のアクチュエータを作動させなければならない場合に比べて制御負担が軽減されるとともに、機械的に比較的脆弱な部分(直動アクチュエータ20)が作業対象物との接触により破損するのを防ぐことができる。
さらに、本実施例に係る指機構10Aでは、指全体にかかる外力および駆動力を検出する力センサ30が後背側に配置されている。このため、本実施例に係る指機構10Aによれば、機械的に比較的脆弱な部分(力センサ30)が作業対象物との接触により破損するのを防ぎながら、力センサ30の検出結果を用いた力制御により伸展/屈曲を行うこともできる。
[指機構(第2実施例)]
第1実施例に係る指機構10Aは、図4(B)に示したような中間的な姿勢をとっているときに、指先部材40が自重により垂れ下がり、直動アクチュエータ20を作動させていないにもかかわらず図4(A)に示した屈曲姿勢に近い姿勢を勝手にとることがあった。すなわち、指機構10Aでは、指先部材40の位置が一意に決まらない場合があった。
この問題を解決するべく、本発明の第2実施例に係る指機構10Bは、図6に示すように、ガスシリンダからなる直動付勢部材50をさらに備えている。本実施例に係る指機構10Bのその他の構成は第1実施例に係る指機構10Aと共通しているので、説明を省略する。
直動付勢部材50は、2つの第4骨部材14,14の間の空間に配置することができる程度の径の棒状を有している。直動付勢部材50は、一端部が第4リンク部材18の先端部近傍に回動可能に連結されるとともに(第10ジョイント51)、他端部が指先部材40の内部の所定の位置に回動可能に連結されている(第11ジョイント52)。
図4(A),(B)から理解されるように、指先部材40が自重により垂れ下がると、第10ジョイント51が第11ジョイント52に接近する。本実施例の直動付勢部材50は、この接近を妨げることにより、指先部材40が勝手に垂れ下がるのを防ぐことができる。ただし、指先部材40に、指先部材40を押し下げる比較的大きな力(直動付勢部材50の設定値を上回る大きな力)が作用した場合は、直動付勢部材50が縮み、指先部材40は下方に移動する。そして、指先部材40に作用していた比較的大きな力がなくなると、直動付勢部材50が元の長さまで伸び、指先部材40は元に位置に戻る。
本実施例に係る指機構10Bによれば、指先部材40の位置を一意に決めることができる。このことは、作業対象物を安全に、かつ確実に保持するために非常に重要である。なお、図8に示した従来の指機構100は、いわゆる劣駆動機構になっているため、指先の位置が一意に決まらないことがある。
[指機構(第3実施例)]
図7に、本発明の第3実施例に係る指機構10Cの一部を示す。同図に示すように、本実施例に係る指機構10Cは、加速度センサ60と、加速度センサ60の配線60aを案内する配線ガイド部材61とをさらに備えている。本実施例に係る指機構10Cのその他の構成は第1実施例に係る指機構10Aと共通しているので、説明を省略する。
加速度センサ60は、指先部材40の内部に設けられている。加速度センサ60に接続された配線60aは、指先部材40の後背面から引き出されている。また、配線ガイド部材61は、一方の第4骨部材14の一側面(他方の第4骨部材14の方を向いていない側面)に取り付けられている。配線ガイド部材61は、配線60aを通すための穴を有している。
指先部材40から引き出された配線60aは、配線ガイド部材61に案内されて第3ジョイント33の近傍を通り、第3骨部材13の一側面(他方の3骨部材13の方を向いた側面)に設けられた不図示の結束バンド(2つ目の配線ガイド部材)に案内されて第2ジョイント32および第7ジョイント37の間を通り、腹部材41の後背面に設けられた溝(3つ目の配線ガイド部材)に案内されて第1ジョイント31の近傍に至る。
本実施例に係る指機構10Cによれば、繊細かつ緻密な制御にとって有用な指先の加速度情報を加速度センサ60から得ることができる。
また、指機構10Cによれば、加速度センサ60の配線60aのほとんどが指機構10Cの内部に留まるので、作業対象物との接触等による配線60aの断線を防ぐことができる。さらに、指機構10Cでは、配線60aが第3ジョイント33、第2ジョイント32、第7ジョイント37および第1ジョイント31の近傍を通るので、図4に示した姿勢変化を考慮して配線60aの長さに多くの余裕をもたせておく必要がない。
[ハンド機構(実施例)]
本発明の実施例に係るハンド機構は、第1実施例に係る指機構10A、第2実施例に係る指機構10Bまたは第3実施例に係る指機構10Cを少なくとも1本、好ましくは複数本備えている。例えば、本実施例に係るハンド機構は、2本の指機構10Aのみを備えていてもよいし、2本の指機構10Aおよび1本の指機構10Cを備えていてもよい。
[指機構およびハンド機構の変形例]
以上、本発明に係る指機構および該指機構を備えたハンド機構の実施例について説明してきたが、本発明はこれらに限定されるものではない。
例えば、直動アクチュエータ20は、ボールねじ21と摺動部材24とを組み合わせたものに限定されない。
また、力センサ30は、第3リンク部材17または第4リンク部材18に含まれていてもよい。
また、力計測が不要な場合は、力センサ30を省略して第1リンク部材15をシンプルな棒としてもよい。
また、直動付勢部材50は、ガスシリンダに限定されない。
また、直動付勢部材50の取り付け位置は、骨部材11,12,13,14、リンク部材15,16,17、8および指先部材40から選ばれた、屈曲していくときに互いに接近する任意の2つの部材間(例えば、第2骨部材12と第3リンク部材17との間)であってもよい。
また、指先部材40の内部のセンサ60は、加速度以外の物理量を計測するセンサであってもよい。
また、配線ガイド部材61の構成および位置は、第3実施例の構成および位置に限定されない。ただし、これらを変更する場合は、姿勢変化に伴って配線60aの経路が極端に長くなったり短くなったりすることのないよう留意すべきである。
10,10A,10B,10C 指機構
11 第1骨部材
12 第2骨部材
13 第3骨部材
14 第4骨部材
15 第1リンク部材
16 第2リンク部材
17 第3リンク部材
18 第4リンク部材
20 直動アクチュエータ
21 ボールねじ
22 固定部材
23 固定部材
24 摺動部材
25 モータ
26 プーリー
27 プーリー
28 ベルト
30 力センサ
31 第1ジョイント
32 第2ジョイント
33 第3ジョイント
34 第4ジョイント
35 第5ジョイント
36 第6ジョイント
37 第7ジョイント
38 第8ジョイント
39 第9ジョイント
40 指先部材
41 腹部材
50 直動付勢部材
51 第10ジョイント
52 第11ジョイント
60 加速度センサ
61 配線ガイド部材

Claims (8)

  1. 中手骨に相当する第1骨部材と、基節骨に相当する第2骨部材と、中節骨に相当する第3骨部材と、末節骨に相当する第4骨部材と、リンク機構と、直動アクチュエータとを備えた指機構であって、
    前記第2骨部材は、基端部が前記第1骨部材の先端部に回動可能に連結され、
    前記第3骨部材は、基端部が前記第2骨部材の先端部に回動可能に連結され、
    前記第4骨部材は、第1基端部が前記第3骨部材の先端部に回動可能に連結され、
    前記直動アクチュエータは、前記第1骨部材の後背側において該第1骨部材に沿った方向に移動可能な摺動部材を含み、
    前記リンク機構は、
    基端部が前記摺動部材に回動可能に連結された第1リンク部材と、
    第1基端部が前記第2骨部材の基端部とともに前記第1骨部材の先端部に回動可能に連結され、かつ前記第1基端部よりも後背側にある第2基端部が前記第1リンク部材の先端部に回動可能に連結された第2リンク部材と、
    基端部が前記第2リンク部材の先端部に回動可能に連結された第3リンク部材と、
    基端部が前記第2骨部材の中間部に回動可能に連結され、中間部が前記第3リンク部材の先端部に回動可能に連結され、かつ先端部が前記第4骨部材の前記第1基端部よりも後背側にある第2基端部に回動可能に連結された第4リンク部材と、
    を含む
    ことを特徴とする指機構。
  2. 前記直動アクチュエータは、前記第1骨部材に設けられたボールねじと、前記ボールねじを回転させるモータとをさらに含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の指機構。
  3. 前記第1リンク部材は、その先端部と基端部との間に作用する力を検出する力センサを含む
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の指機構。
  4. 前記第4骨部材の先端部に設けられた指先部材をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の指機構。
  5. 前記指先部材の内部に設けられた物理量センサをさらに備える
    ことを特徴とする請求項4に記載の指機構。
  6. 前記指機構の内部において前記物理量センサの配線を案内する少なくとも1つのガイド部材をさらに備える
    ことを特徴とする請求項5に記載の指機構。
  7. 前記第1骨部材、前記第2骨部材、前記第3骨部材、前記第4骨部材、前記第1リンク部材、前記第2リンク部材、前記第3リンク部材、前記第4リンク部材および前記指先部材から選ばれた、屈曲していくときに互いに接近する2つの部材間に設けられ、前記2つの部材に該2つの部材が離れる方向の付勢力を作用させることにより該2つの部材間の距離を所定の距離に維持しようとする直動の付勢部材をさらに備える
    ことを特徴とする請求項4~6のいずれ一項に記載の指機構。
  8. 請求項1~7のいずれか一項に記載の指機構を複数本備えたことを特徴とするハンド機構。
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