JP2008178968A - ロボットハンド - Google Patents

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大 河野
Kazuhiro Fukutome
和浩 福留
Zenta Nakamoto
善太 中元
Hiromitsu Akae
裕光 赤江
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Abstract

【課題】本発明は、ロボットハンド全体を小型化するとともに、ケーブルの露出を無くしてケーブルの断線を防止し、外観を向上するとともに、ロボットハンドの作業経路上、障害物に引っ掛かるなどにより断線することがないロボットハンドの機構を提供する
【解決手段】複数のリンク9、10、11と、前記リンク9、10、11間を回転自在に接続する複数の関節軸3、4、5と、前記関節軸3、4、5を駆動する複数のアクチュエータ6、7、8と、前記アクチュエータ6、7、8に電流と信号を伝達する複数のケーブル12とを有する少なくとも1つのロボットフィンガ1をベース2に配置したロボットハンドにおいて、少なくとも1対の関節軸3、4、5間について、前記関節軸3、4、5に弾性体32の一端が取り付けられ、前記弾性体15〜18の他端が、前記関節軸3、4、5に対して相対的に回転する第2の関節軸3、4、5に取り付けられ、前記ケーブル12が、前記弾性体32にそって可動するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のロボットフィンガを有し、任意形状の物体を把持するロボットハンドに関する。
多種の小部品の組み立てなど器用な動作を行う産業用ロボットやサービスロボットのマニピュレータ先端には、人間と同様の多指多関節構造を持つロボットハンドが具備されている。一般的なロボットハンドの構成を図2に示す。図2(a)において22はロボットハンド、2は図示しないマニピュレータに接続されるベース、1は前記ベース2に接続される複数のロボットフィンガである。ロボットフィンガ1は複数のリンクが関節軸を介して回動自在に接続された構成になっている。関節軸に設けられたアクチュエータを回転制御することでリンク間の相対角度を変化させ、図2(b)のように把持対象物33を把持することができるようになっている。
ロボットフィンガ1の詳細な構成を図3に示す。図3(a)はロボットフィンガ1の伸展状態での側面図、図3(b)は上面図である。図3(c)はロボットフィンガ1の屈曲状態での側面図である。第1関節軸3、第2関節軸4、第3関節軸5のアクチュエータにはそれぞれ電流やエアの供給およびセンサ信号の通信を目的とするケーブル12が接続されており、前記ケーブル12の他端は図示しない制御装置に接続されている。前記各アクチュエータを駆動することによりロボットフィンガ1は図3(a)に示すように伸展、および図3(c)に示すように屈曲する。
一般的にロボットフィンガのケーブル12は、図3(a)に示すように伸展時にリンクおよび関節軸の外部にたるみを持たせて配置されている。これは図13(c)に示すようにケーブル12がリンクの外周に沿って屈曲された際に断線などの障害を防ぐためである。
また、ロボットハンド22で把持対象物を把持する場合、各ロボットフィンガ1の関節軸のトルクが屈曲力となるため、関節軸のトルクの強弱によって把持能力が決定される。
一方でこのようにロボットフィンガ1の伸展時にケーブル12にたるみがあると、ロボットアームの動作時に前記ケーブル12が外部障害物と接触して断線するという問題点がある。また、ケーブル12が存在するためにロボットハンド22の外観が悪くなるという問題もある。
また、ロボットフィンガ1の屈曲力すなわちロボットハンド22の把持力を強化するためにはトルクが大きいアクチュエータを適用する必要があり、ロボットハンド22全体が大型化し重量も増すため、ロボットハンド22を適用できるロボットやマニピュレータが限定されてしまう。
これらの問題に対して、従来の技術として2つの方法が提案されている。第1の方法としては、ロボットのアーム内部にケーブルを収容する際の処理方法として、ケーブルを弾性的に巻き回した状態でアーム内部に収容する水平多関節ロボットにおけるケーブルの処理方法が開示されている(例えば特許文献1)。
また、第2の方法としては、関節部に弾性体を配置することにより、アクチュエータが発生するトルクに加えて弾性体が平衡点へ復元しようとする力を利用することで把持力を向上させるロボットハンドが開示されている(例えば、特許文献2)。
第1の方法について説明する。図13はロボットの構成を表す図である。図13において、21は水平多関節ロボットであり、図13(a)は水平多関節ロボットの伸展時の側面図、図13(b)は上面図である。図13(c)は水平多関節ロボット21の屈曲時の側面図である。ケーブル12は第1関節軸3、第2関節軸4と図示しない制御装置とを接続しており、電流や信号を伝達する。また、各関節軸の回転軸には支持柱20が固定されており、前記ケーブル12は前記支持柱20に弾性的に巻き回されている。
以上説明した構成で、前記ケーブル12は各関節軸の回転に伴って支持柱20周りに弾性的に伸縮される。このようにして水平多関節ロボット21が図14(c)のように屈曲した状態でも前記ケーブル12がリンク外部に露出せず、発塵や断線が防止できるのである。
次に第2の方法について説明する。図14(a)はロボットハンドの伸展状態を表す図であり、図14(b)は屈曲状態を表す図である。23は複数のリンクおよび関節部を持つロボットハンドである。図示しないケーブルが第1関節軸3、第2関節軸4、第3関節軸5の各アクチュエータと図示しない制御装置を接続しており、前記ケーブルは電流や信号を伝達する。また、弾性体30はその両端が関節部をまたいで隣り合うリンクの屈曲内側表面に固定されており、関節部を覆っている。
以上説明した構成で、弾性体30はロボットハンド23が伸展した際に自然長よりも引き伸ばされ、かつ屈曲した際にたるみが生じるように調整されて各リンクに固定される。
このようにしてロボットハンド23を伸展した状態から屈曲させる際に弾性体が把持力を付勢し、かつ把持対象物33を掴む際に弾性体30が把持対象物33に接触することで、把持対象物33を安定的にかつ握り潰さないように把持するのである。
特開平8−57792号(第5−5頁、図1) 特開2006−992号(第7−10頁、図3)
従来のロボットは、関節軸毎にサーボモータおよびエンコーダを備えるものや、プーリとベルト等の伝達機構を備えて所望の回転角を伝達するものがある。何れの構造についても、先端に取り付ける関節にアクチュエータやセンサが取り付けられるために、配線が必要になる。ロボットの高機能化が進む中で、センサ数は増える一方で、そのために配線数も多くなってきている。その一方、ロボットハンドには、細かく軽量なもの、柔軟なものや硬く重量のあるものなど、多様なワークをハンドリングすることが要求されており、ハンドのフィンガーの形状は、あたかも人間の指のような形状が望まれている。さらに、ワークを取り出す経路上に障害物がある場合も想定されることから、障害物回避のために予測し得ない形状となる配線は致命的な問題であった。このような現状で考え合わせた時、ケーブル等の配線数は増える一方、ハンドのフィンガーの細径構造をとるための配線処理は大きな問題となってきている。
この点に鑑みると、従来の第1の方法においては関節軸に支持柱を固定するため、ロボットの関節部が大型化する。また、ロボットの関節数が増加するに従い支持柱を追加する必要があり、関節がさらに大型化するという問題があった。
また、従来の第2の方法においては、ロボットハンド23が把持対象物33を握り締める状態では弾性体30は自然長であり、各関節軸を付勢しない。ロボットハンド23の把持力を向上させるためにはトルクが大きい関節軸を適用する必要があり、ロボットハンド23全体が大型化する。また、ケーブルの配置に関しては検討されていないため、ロボットハンドがワーク把持位置へ移動する際に、予期せぬ障害物にケーブルがひっかかったりして、断線するなどの問題が生じていた。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、ロボットハンド全体を小型化するとともに、ケーブルの露出を無くしてケーブルの断線を防止し、外観を向上するとともに、ロボットハンドの作業経路上、障害物に引っ掛かるなどにより断線することがないロボットハンドの機構を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は次のように構成した。
請求項1に記載の発明は、複数のリンクと、前記リンク間を回転自在に接続する複数の関節軸と、前記関節軸を駆動する複数のアクチュエータと、前記アクチュエータに電流と信号を伝達する複数のケーブルとを有する少なくとも1つのロボットフィンガをベースに配置したロボットハンドにおいて、少なくとも1対の関節軸間について、前記関節軸に弾性体の一端が取り付けられ、前記弾性体の他端が、前記関節軸に対して相対的に回転する第2の関節軸に取り付けられ、前記ケーブルが、前記弾性体にそって可動するものである。
請求項2に記載の発明は、前記弾性体が、前記関節軸に取り付けられた弾性体固定部を介して取り付けられたものである。
請求項3に記載の発明は、前記弾性体が、前記ケーブルを貫通させる開口部を有するケーブル抑え部を備えたものである。
請求項4に記載の発明は、前記リンクが、前記弾性体、および前記ケーブルを収納する収納部を有するものである。
請求項5に記載の発明は、前記収納部が、前記リンクに凹部形状に形成されたものである。
請求項6に記載の発明は、複数のリンクと、前記リンク間を回転自在に接続する複数の関節軸と、前記関節軸を駆動する複数のアクチュエータと、前記アクチュエータに電流と信号を伝達する複数のケーブルとを有する少なくとも1つのロボットフィンガをベースに配置したロボットハンドにおいて、前記収納部に、両側壁を締結する柱状材を有するとともに、前記ケーブルを前記柱状材に少なくとも1回以上巻いて配設するものである。
請求項7に記載の発明は、前記柱状材の表面に摩擦係数の低い素材を備えたものである。
請求項8に記載の発明は、前記柱状材が、前記両側壁に固定された芯部材と、前記芯部材の周囲に回動自在な回転体と、前記回転体に固定されて前記ケーブルと接する中空円筒部材とからなるものである。
請求項9に記載の発明は、前記弾性体が板バネであるものである。
請求項10に記載の発明は、前記板バネの復元力が、前記ロボットフィンガが最大伸長姿勢または最大屈曲姿勢のいずれか一方の姿勢の際に、前記関節軸の最大トルクと拮抗するものである。
請求項11に記載の発明は、前記板バネの復元力が、前記ロボットフィンガが伸長姿勢または屈曲姿勢のいずれか一方の姿勢をする際に、前記関節軸のトルクに付加するように作用するものである。
請求項12に記載の発明は、前記ケーブルはフラットケーブルであるとともに、前記関節軸の外周に固定されているものである。
請求項13に記載の発明は、前記リンクに固定され、前記関節軸周辺で前記ケーブルを覆うケーブルカバーを有するものである。
請求項14に記載の発明は、前記ケーブルカバーが、薄板の片持ち梁構造を形成されたものである。
請求項15に記載の発明は、前記線状体が、前記ロボットフィンガが全伸張または全屈曲姿勢のいずれか一方の姿勢の際に、定常状態の長さを有し、ロボットフィンガの動作により復元力が作用するものである。
請求項16に記載の発明は、前記線状体が、前記ロボットフィンガが全伸張または全屈曲姿勢のいずれか一方の姿勢の際に、定常状態の長さを有し、ロボットフィンガの動作により復元力が作用するものである。
請求項17に記載の発明は、前記線状体の少なくとも一部が、伸縮性を有するコイル形状を形成されたものである。
請求項18に記載の発明は、前記線状体の少なくとも一部が、伸縮性を有する折り曲げ形状に形成されたものである。
請求項19に記載の発明は、前記線状体が、前記リンクと外皮部材の空間に配置されたものである。
請求項20に記載の発明は、前記リンクと前記外皮部材の空間に流動性を有する充填剤が充填されたものである。
請求項21に記載の発明は、前記外皮部材が、伸縮性を有する繊維材料や可撓性基材を備えた合成樹脂から形成されたものである。
請求項22に記載の発明は、前記線状体の伸縮性を有する部分の外径寸法は、前記ロボットフィンガの外径寸法の10%以下であるものである。
請求項23に記載の発明は、複数のリンクと、前記リンク間を回転自在に接続する複数の関節軸と、前記関節軸を駆動する複数のアクチュエータと、前記アクチュエータに電流と信号を伝達する複数のケーブルとを有する少なくとも1つのロボットフィンガをベースに配置したロボットハンドにおいて、前記ケーブルが、少なくとも1つの前記リンクのいずれかの側面に長手方向に開口した軟部材を通って前記アクチュエータに接続されたものである。
請求項1乃至14に記載の発明によると、ロボットフィンガの全可動領域で弾性体に沿って、ケーブルが可動するので、ワークを取り出したり、ハンドリングする際に思わぬ障害物があった際にもケーブルを引っ掛けたりして断線することがない。また、リンク部にケーブルや弾性体を保持する収納部を中ぐり形状で形成したことで、ロボットフィンガの剛性を低下させることなく、軽量化を図ることができ、ロボットハンドに潜在的に要望があった柔軟物から重量物までのあらゆるワークを取り扱うのに、各関節軸の自重による負荷を低減でき、ワークの取り扱いに使用できるアクチュエータ出力が大きくなるので、ワークの取り扱いの制御が容易になるなどの付加的効果が生じるものである。
また、請求項15乃至22に記載の発明によると、伸縮自在な線状体を用い、リンクに沿って可動するようにしたことで、ワークを取り出す経路上に障害物があった場合でも、ケーブルを引っ掛けたりすることがなく、断線するなどの問題も生じない。さらに、外皮部材を備え、充填剤が充填されることで、あたかも人間の指のような構造となり、特に、柔らかい部材をハンドリングする際には、ワークに損傷を与えることなく取り扱うことが可能となる。
また、請求項23に記載の発明によると、リンク側面に軟部材を配置して、この軟部材の中にケーブルを通すことにより、ハンドリングする際に思わぬ障害物があった際にもケーブルを引っ掛けたりして断線することがない。また、障害物に衝突した場合においても、軟らかい部材で形成されているので、衝突の衝撃を吸収することができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は本発明のロボットハンドを構成するロボットフィンガの機構を表す図である。図1(a)はロボットフィンガの伸展時の側面図、図1(b)は上面図である。図1(c)はロボットフィンガ1の屈曲時の側面図である。図1において2は図示しないマニピュレータに接続されるベース、1はベース2に接続されるロボットフィンガである。ロボットフィンガ1は関節軸を介して複数のリンクが連結されて成り、各関節軸3,4,5を駆動することによりロボットフィンガ1を伸展および屈曲する。図1(a)記載のロボットフィンガ1において第1リンク9は第1関節軸3を介してベース2に接続されており、前記第1関節軸3は第1アクチュエータ6で駆動される。第2リンク10は第2関節軸4を介して第1リンク9に接続されており、前記第2関節軸4は第2アクチュエータ7で駆動される。指先リンク11は第3関節軸5を介して第2リンク10に固定されており、前記第3関節軸5は第3アクチュエータ8で駆動される。ケーブル12は一端は第1アクチュエータ6、第2アクチュエータ7、第3アクチュエータ8に接続されており、他端は図示しない制御装置に接続されている。ケーブル12は制御装置と各アクチュエータ間で動力および信号を接続する。このような構成で前記制御装置が各アクチュエータを駆動制御することによりロボットフィンガ1を図1(a)のように伸展、また図1(c)のように屈曲するのである。図2に示すロボットハンド22はベース2に前記ロボットフィンガ1を複数配置したものである。図2では例として、2本のロボットフィンガが対向し、かつ屈曲しても干渉しないように配置している。このような構成で各ロボットフィンガ1を屈曲、伸展することでロボットハンド22を開閉し、把持対象物33を把持開放するのである。また、図2に示したようにロボットフィンガ1全体を把持対象物33に接触させる把持方法だけでなく、ロボットフィンガ1の先端を使用して小さい物体をつまみあげたり、片方のロボットフィンガ1だけを使用してボタンを押したりするなど、多様な作業を実施する機能を有している。
本発明が従来例と異なる点は、以上説明した構成で各関節軸3,4,5に弾性体固定部15,16,17,18を設け、ロボットフィンガ1を屈曲させた状態で、隣り合うリンク間に弾性体を押し縮めた状態で固定した点、およびケーブル抑え部14を介して前記弾性体にケーブル12を固定し、各リンクに設けた収納部に収納した点である。
本実施例では図1を用いて、隣り合うリンクとして第2リンク10と指先リンク11を例として説明する。弾性体が板バネ32であり、ケーブル抑え部14は板バネ32とケーブル12が通るサイズのリング形状の部品であり、ケーブル12は、ケーブル抑え部14内をロボットフィンガ1の伸縮に伴って自在に移動することができる。図1において17は第3弾性体固定部、18は第4弾性体固定部である。前記第3弾性体固定部17は第2リンク10に固定されており、前記第4弾性体固定部18は指先リンク11に固定されている。32は板バネであり、両端が前記第3弾性体固定部17および第4弾性体固定部18に固定されている。また、第2リンク10は、板バネ32、ケーブル抑え部14およびケーブル12が収められるように中ぐられた凹部を有する形状が形成されている。
本実施例では前記板バネ32は、負荷がかからない状態では図1(d)に示すような形状であり、図1(c)に示すようにロボットフィンガ1が屈曲した姿勢でさらに板バネ32が押し縮められて固定されている。これにより板バネ32の復元力はロボットフィンガ1が図1(c)に示すように屈曲した状態でもさらに屈曲方向に付勢する。さらに板バネ32のバネ定数はロボットフィンガ1が図1(a)に示すように最大限伸展した姿勢で関節軸の最大トルクと拮抗するように選定されている。これにより、ロボットフィンガ1の屈曲力すなわちロボットハンド22の把持力を向上することができ、アクチュエータのトルクでロボットハンドの開閉ができるため、同じ把持力を得るために必要なアクチュエータトルクが減少し、アクチュエータおよびロボットハンド全体を小型化できる。また、ケーブル抑え部14はケーブル12が板バネ32に沿って稼動するように配置されており、ケーブル12と板バネ32は連れ動きする。収納部13は第1リンク9および第2リンク10内に設けられた空洞であり、各リンクの外側が開口部となっている。前記収納部13は板バネ32、ケーブル抑え部14およびケーブル12を収納できる大きさとなっている。
これらの構成で、板バネ32はロボットフィンガ1が伸展するにつれて押し縮められ、中央部が図1(a)のようにロボットフィンガ1の内側に入り込む。これとともにケーブル抑え部14およびケーブル12もロボットフィンガ1の内側に引き込まれる。前記板バネ32、ケーブル抑え部14およびケーブル12はロボットフィンガ1の全可動領域においてリンク内に収納されているため、ケーブル12が外部障害物などに接触して断線することを防止でき、さらに外観を向上できる。また、以上の構成でさらにケーブル12をフラットケーブルとし、ケーブルカバー19で第2関節軸4、第3関節軸5周辺で露出したケーブル12を覆うことで関節軸周辺でのケーブル12の露出を最小にできるため、ケーブルの断線を防止するとともに外観を向上できる。ケーブルカバー19の一端は、指先リンク11に脱着可能にねじ等により固定されている。ケーブル12が関節軸5の回転によりケーブルカバー19に押し当てられても、ケーブルカバー19は、薄板の片持ち梁構造となっているので、板厚方向には容易に変位し、ケーブル12表面を傷つけることはなく、板幅方向には剛性が高いので、ケーブル12が押し当てられる力でも捩れるような変形はしないものであり、ケーブルを保護することができる。
ここで、板バネ32による付勢の方向はロボットフィンガ1を屈曲させる方向に限らず、ロボットフィンガ1を伸展させる方向に適用することもできる。
また、図1(e)のように、以上の構成のように弾性体によりケーブル12を固定する方法以外に、収納部13に、両側壁を締結する柱状材34を備えるとともに、余分なケーブル12を柱状材34に巻き回して配設することでもケーブル12の露出をおさえ外観を向上させるとともに、断線を防止することができる。その際、柱34の素材に剛性の高い金属等を用い、収納部13の両側壁と柱34を締結することで各リンクの剛性も向上させることができる。
また前記柱状材34の表面に、摩擦係数の低い素材を用いることで柱状材34とケーブル12間にかかる摩擦を緩和することができ、ケーブル12の長寿命化が図れる。
その他にも柱状材34が両側壁に固定された芯部材35と芯部材35の周囲に回動可能な回転体36と回転体36に固定されてケーブルと接する中空円筒部材37を備えることでも、柱状材34とケーブル12間に掛かる摩擦を緩和することができる。
図4は、本発明を使用したロボットハンド指部の構成図である。図4において、41は基部、42はリンク、43は基部41および各リンク42を接続する回転駆動機構、44は回転駆動機構を駆動させるために必要な電線でありコイル状に巻いた単芯電線の集合体で構成した線状体、45はリンク42および線状体44を覆う外皮部材である。ここで線状体44は、リンク42と外皮部材45との間の空間に均一に分散して配置されており、指部の外形は部分的に出っ張った部分がなく滑らかで、なおかつ指部が最小限の外形寸法になるように適度な空間的ゆとりを保ちながら外皮部材45に覆われている。また、線状体44は必要最小限の伸縮性を確保しつつ極力細いコイル外径で巻かれている。コイル外径は、サービスロボットのロボットハンドへの適用を鑑みると、指外径寸法の10%以下であることが望ましい。尚、線状体4は駆動ワイヤなどの非電線であってもよい。
本発明が従来技術と異なる部分は、伸縮性のあるコイル状単芯電線の集合体をリンク2と外皮部材5との間の空間に均一に分散して配置した部分である。
図5において、指の関節が図に示すように曲がった時、領域411において線状体44はリンク42にフィットしたままの状態で必要な分だけ伸びる。この際、線状体44は、コイル状にしたことで、指関節が全伸張した状態では線状体44は縮み状態にあって定常形状を形成している。また、指関節が屈曲動作をすると、線状体44は、各リンクに沿って復元力が発生した状態で伸びる。このために線状体44は、各リンク42に沿って一方向に伸び縮みを繰り返すことになる。また、指の外形寸法もほとんど変化しない。一方縮む側の領域412にも線状体44を配置している場合には、あらかじめ領域412に配置されている線状体を引っ張り方向にテンションを掛けておき、関節を曲げたときに座屈しないように配置しておく。また、外皮部材45も、伸縮性を持った繊維材料や可撓性基材を備えた合成樹脂などを用いることで、よりリンクにフィットさせて装着することができ、指の外形寸法をスリムにすることができる。
また、より線状体44を一方向に伸び縮みさせたい場合には、リンク42と外皮部材45との間の空間に流動性のある充填剤6、例えば伸縮性のある繊維やゼリー状のシリコンなどを充填しておくことによって、線状体44のずれ方向の動作を適度に拘束し、線のもつれ、挟み込み、切断などのトラブルを未然に防ぐことが可能となる。
図6は、本発明の第3実施例である。図6において、線状体44は、図4の場合と同様に、リンク42と外皮部材45との間の空間に均一に分散して配置されており、指部の外形に部分的に出っ張った部分がなく滑らかで、なおかつ指部が最小限の外形寸法になるように適度な空間的ゆとりを保ちながら外皮部材45に覆われている。ただし、本実施例における線状体44は、指の関節近傍のみコイル状に巻かれており、それ以外の部分は直線状である。これにより、伸縮性を有しない部分の線状体の容積が小さくなり、その結果指部の外形寸法をより細くすることができる。本実施例は、リンクの長さが長いロボットにおいて特に有効であると考えられる。例えば、従来の産業用ロボットはアーム長が関節外径の3倍以上であるものが多く、そのような構成において効果が大きい。図7は、本実施例を採用した指においてその関節を曲げたときの様子を示したものである。図7からわかるように、関節の周辺のみ線状体44に伸縮機能を与えておくだけで第2実施例と同様の効果を得ることができる。
図8aは線状体4の第1例の側面図、図8bはその断面図である。47は導体、48は弾力性を持ちコイル形状に復元性を持たせるシースである。また、ケーブルの耐久性、耐熱性を高めるために導体の周りに熱可塑性フッ素樹脂などの絶縁体49を1層巻くのが望ましい。コイル外径は必要な伸縮長を満たす範囲で最も細い径とし、シース48も線状体のコイル形状に復元性を持たせるのに必要な最小限の肉厚で構成する。コイル外径は、ロボットアーム外形寸法の10%以下であることが望ましい。
図9は線状体44の第2例の側面図である。7は導体、50は伸縮性の高い絶縁体である。絶縁体50が大きく伸びても内部の導体はコイル状にまかれているため、絶縁体の伸びに応じて伸縮する。
図10は線状体4の第3例の側面図である。47は導体、48は弾力性を備え形状復元性を有するシースである。断面構成は、図8bと同じである。線状体44の形状は、必ずしもコイル状である必要はなく、図10に示すようなジグザグ形状に折り曲げた形など、伸縮性を有するものであればどういう形状でもよい。
図11は線状体44の第4例の断面図である。47は単芯導体、48は弾力性を備え形状復元性を有するシース、49は耐久性、耐熱性の高い熱可塑性フッ素樹脂などの絶縁体である。基本的に多芯ケーブルをコイル状に巻くと仕上り外径が大きくなるが、多芯ケーブルを構成する単芯電線の径が非常に小さい場合や、線状体44の仕上り外径に対してアーム外形寸法が十分大きい場合などは、線状体44は多芯ケーブルで構成されていてもよい。目安として、線状体44の仕上り外径がアーム外径寸法の10%以下のような場合に有効である。
図12は、本発明のハンド装置がリンク側面および駆動手段に軟部材を備え、軟部材内部にケーブルを配線した状態である。前記リンク側面軟部材64は、前記指駆動手段53のケーブルを通す中空径を備えるとともに、前記リンク57の側面にネジで固定され、前記指駆動手段側面軟部材65は、前記指駆動手段53のケーブルを通す中空径を備えるとともに、前記指駆動手段53の側面に接着剤により固定される。また、指駆動手段53fのケーブルは、リンク側面軟部材64eの中空径内、指駆動手段側面軟部材65eの中空径内、リンク側面軟部材64dの中空径内を経由して、指制御手段60へ接続される。指駆動手段53eのケーブルは、リンク側面軟部材64dの中空径内を経由して、指制御手段60へ接続される。同様に、指駆動手段53iのケーブルは、リンク側面軟部材64hの中空径内、指駆動手段側面軟部材65hの中空径内、リンク側面軟部材64gの中空径内を経由して、指制御手段60へ接続される。指駆動手段53hのケーブルは、リンク側面軟部材64gの中空径内を経由して、指制御手段60へ接続される。
なお、前記リンク57と前記リンク側面軟部材64、および、前記指駆動手段53と前記指駆動手段側面軟部材65の固定方法は、上記固定の他に、接着剤による固定やネジによる固定など、指部の動きを妨げることなく固定できる手段であれば、他の手段でも良い。また、前記指駆動手段53のケーブルが、前記リンク側面軟部材64および指駆動手段側面軟部材65の中空径を経由する場所は、前記指駆動手段53e-f, 53h-i,の回転中心線上が最もケーブルへの負担が少ないと思われるため、図12にはそのように図示したが、他にケーブルへの負担が少なくなるように考慮された配置であれば、他の場所を経由させても良い。また、図12にて示したケーブルの配線が他方側面である場合は、ケーブルが配線された側面に前記リンク側面軟部材64および前記指駆動手段軟部材65が設けられ、それらの内部にケーブルが通れば良い。
このように、そのケーブルが前記リンクおよび前記駆動手段の軟部材内を経由することにより、リンク機構が側面方向に動く時に、物体と指部が衝突した場合の緩衝材になるとともに、ケーブルの破損および人など衝突対象物体の損傷、物体へのケーブルの絡みつきを防ぐ事ができる。
本発明はロボットハンドに限らず、大型の多関節ロボットなどにも適用できる。
本発明のロボットハンドの一本の指であるロボットフィンガを示す図 本発明の多指多軸ロボットハンドの構成を示す図 一般的なロボットフィンガの構成を表す図 本発明の第2実施例を示すロボットハンド指部の側断面図および上面図 本発明の第2実施例を示すロボットハンド指部の側断面図 本発明の第3実施例を示すロボットハンド指部の側断面図 本発明の第3実施例を示すロボットハンド指部の側断面図 本発明の伸縮線状体第1例を示す図 本発明の伸縮線状体第2例の側面図 本発明の伸縮線状体第3例の側面図 本発明の伸縮線状体第4例の断面図 本発明の第4実施例を示す図 第1の従来の水平多関節ロボットの構成を表す図 第2の従来のロボットハンドの構成を表す図
符号の説明
1 ロボットフィンガ
2 ベース
3 第1関節軸
4 第2関節軸
5 第3関節軸
6 第1アクチュエータ
7 第2アクチュエータ
8 第3アクチュエータ
9 第1リンク
10 第2リンク
11 指先リンク
12 ケーブル
13 収納部
14 ケーブル抑え部
15 第1弾性体固定部
16 第2弾性体固定部
17 第3弾性体固定部
18 第4弾性体固定部
19 ケーブルカバー
20 支持柱
21 水平多関節ロボット
22 ロボットハンド
23 ロボットハンド
30 弾性体
32 板バネ
33 把持対象物

Claims (23)

  1. 複数のリンクと、前記リンク間を回転自在に接続する複数の関節軸と、前記関節軸を駆動する複数のアクチュエータと、前記アクチュエータに電流と信号を伝達する複数のケーブルとを有する少なくとも1つのロボットフィンガをベースに配置したロボットハンドにおいて、
    少なくとも1対の関節軸間について、前記関節軸に弾性体の一端が取り付けられ、前記弾性体の他端が、前記関節軸に対して相対的に回転する第2の関節軸に取り付けられ、前記ケーブルが、前記弾性体にそって可動することを特徴とするロボットハンド。
  2. 前記弾性体は、前記関節軸に取り付けられた弾性体固定部を介して取り付けられたことを特徴とする請求項1記載のロボットハンド。
  3. 前記弾性体は、前記ケーブルを貫通させる開口部を有するケーブル抑え部を備えたことを特徴とする請求項1記載のロボットハンド。
  4. 前記リンクは、前記弾性体、および前記ケーブルを収納する収納部を有することを特徴とする請求項1記載のロボットハンド。
  5. 前記収納部は、前記リンクに凹部形状に形成されたことを特徴とする請求項4記載のロボットハンド。
  6. 複数のリンクと、前記リンク間を回転自在に接続する複数の関節軸と、前記関節軸を駆動する複数のアクチュエータと、前記アクチュエータに電流と信号を伝達する複数のケーブルとを有する少なくとも1つのロボットフィンガをベースに配置したロボットハンドにおいて、
    収納部に、両側壁を締結する柱状材を有するとともに、前記ケーブルを前記柱状材に少なくとも1回以上巻いて配設することを特徴とするロボットハンド。
  7. 前記柱状材の表面に摩擦係数の低い素材を備えたことを特徴とする請求項6記載のロボットハンド。
  8. 前記柱状材は、前記両側壁に固定された芯部材と、前記芯部材の周囲に回動自在な回転体と、前記回転体に固定されて前記ケーブルと接する中空円筒部材とからなることを特徴とする請求項6記載のロボットハンド。
  9. 前記弾性体は板バネであることを特徴とする請求項1記載のロボットハンド。
  10. 前記板バネの復元力は、前記ロボットフィンガが最大伸長姿勢または最大屈曲姿勢のいずれか一方の姿勢の際に、前記関節軸の最大トルクと拮抗することを特徴とする請求項9記載のロボットハンド。
  11. 前記板バネの復元力は、前記ロボットフィンガが伸長姿勢または屈曲姿勢のいずれか一方の姿勢をする際に、前記関節軸のトルクに付加するように作用することを特徴とする請求項9記載のロボットハンド。
  12. 前記ケーブルはフラットケーブルであるとともに、前記関節軸の外周に固定されていることを特徴とする請求項1記載のロボットハンド。
  13. 前記リンクに固定され、前記関節軸周辺で前記ケーブルを覆うケーブルカバーを有することを特徴とする請求項1記載のロボットハンド。
  14. 前記ケーブルカバーは、薄板の片持ち梁構造を形成したことを特徴とする請求項13記載のロボットハンド。
  15. 複数のリンクと、前記リンク間を回転自在に接続する複数の関節軸と、前記関節軸を駆動する複数のアクチュエータと、前記アクチュエータに電流と信号を伝達する複数のケーブルとを有する少なくとも1つのロボットフィンガをベースに配置したロボットハンドにおいて、
    前記ケーブルは、伸縮性を有する線状体から形成されたことを特徴とするロボットハンド。
  16. 前記線状体は、前記ロボットフィンガが全伸張または全屈曲姿勢のいずれか一方の姿勢の際に、定常状態の長さを有し、ロボットフィンガの動作により復元力が作用することを特徴とする請求項15記載のロボットハンド。
  17. 前記線状体の少なくとも一部が、伸縮性を有するコイル形状を形成されたことを特徴とする請求項15記載のロボットハンド。
  18. 前記線状体の少なくとも一部が、伸縮性を有する折り曲げ形状に形成されたことを特徴とする請求項15記載のロボットハンド。
  19. 前記線状体は、前記リンクと外皮部材の空間に配置されたことを特徴とする請求項15記載のロボットハンド。
  20. 前記リンクと前記外皮部材の空間に流動性を有する充填剤が充填されたことを特徴とする請求項19記載のロボットハンド。
  21. 前記外皮部材は、伸縮性を有する繊維材料や可撓性基材を備えた合成樹脂から形成されたことを特徴とする請求項19記載のロボットハンド。
  22. 前記線状体の伸縮性を有する部分の外径寸法は、前記ロボットフィンガの外径寸法の10%以下であることを特徴とする請求項15記載のロボットハンド。
  23. 複数のリンクと、前記リンク間を回転自在に接続する複数の関節軸と、前記関節軸を駆動する複数のアクチュエータと、前記アクチュエータに電流と信号を伝達する複数のケーブルとを有する少なくとも1つのロボットフィンガをベースに配置したロボットハンドにおいて、
    前記ケーブルは、少なくとも1つの前記リンクのいずれかの側面に長手方向に開口した軟部材を通って前記アクチュエータに接続されたことを特徴とするロボットハンド。
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