JPH02256489A - 多関節ハンド - Google Patents

多関節ハンド

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JPH02256489A
JPH02256489A JP34053489A JP34053489A JPH02256489A JP H02256489 A JPH02256489 A JP H02256489A JP 34053489 A JP34053489 A JP 34053489A JP 34053489 A JP34053489 A JP 34053489A JP H02256489 A JPH02256489 A JP H02256489A
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JP
Japan
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finger
hand
joint
torque
link
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JP34053489A
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English (en)
Inventor
Senji Mimura
三村 宣治
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Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、人間が手作業によって行なう各種作業に代替
機構として使用できるようにした人間類似型ハンド機構
に関するものであり、具体的には、ロボット、義手、各
種マニピュレータのエンドエフェクタ等として利用する
ための人間類似型の多関節ハンドに関するものである。
〔従来技術〕
従来、この種の装置として実用に供されているものに、
産業用ロボットのエンドエフェクタ(ハンド)があり、
それらの大部分のものの構造は、2枚の平板を平行に対
向させ、リンク機構や直進案内機構などで動作させるよ
うになっている。そして、把持対象物が決まっている場
合は対象物に適した形状のエンドエフェクタを、また数
種類の対象物を扱う場合には交換可能なエンドエフェク
タを使用している。
しかし、前者はロボットに要求される汎用性、柔軟性及
び融通性に乏しく、後者は交換可能にするための構造上
の制約や交換用エンドエフェクタをロボット近傍に配置
する制約などがある。
一方、研究開発段階にあるものとして、5指ハンドや3
指ハンド等がある。これらの主たる適用分野は義手であ
り、人間の手を模擬することをねらいとしている。この
5指ハンドは、油圧アクチュエータで親指を開閉し、リ
ンク機構でできた指を2本ずつパルスモータで同時に屈
伸させるように模擬したものである。しかし、この構造
では、■)指の各関節がリンクにより結合された構造の
ためハンドの各関節を独立に駆動する事ができない、2
)親指の開閉に油圧アクチュエータを用いているので油
圧系ポンプが別途必要となる、3)駆動源が一つのパル
スモータなので、各軸筋に最適なトルクを与えることが
できないので把持力が小さい等の欠点があった。
そこで、各関節を独立して動かす事ができるようにした
3指ハンドがある。これは、蛇管内に通したワイヤロー
プにより各関節のプーリを独立して駆動させる構造とな
っている。しかし、1)各関節部のトルクや角度を検出
できないので動力伝達手段であるワイヤロープに加わる
加重が太き(、ワイヤロープの伸びが位置決めや力の制
御精度を悪(する、2)ハンドと駆動源が離れており、
動力伝達にさや付きワイヤロープを用いているので中間
部での動力ロスが大きく、把持力を大きくできない(太
いワイヤロープはど動力ロスが大きくなる)、3)蛇管
を大きい曲率で曲げることができないので実ロボットに
実装し難く、作業の邪魔となる、4)蛇管とワイヤロー
プを用いるので、大きい曲率で曲げると両者間での摩擦
が大きい等の欠点がある。
さらに、別の子指ハンドは、指をボールネジを1辺とす
るリンク機構として多段同軸に連結し、動力伝達系をウ
オームギヤ、ワイヤ、ボールネジの順に連結している(
特開昭62−124892号)。しかし、この構造では
、1)動力伝達系の構造が複雑で動力損失が大きい、2
)動力伝達系にウオームギヤやボールネジを用いて減速
しているが、これらの機構は力伝達の可逆性が悪い。し
たがって、モータ側からは軽く動かすことができるが、
指側からはほとんど動かすことができない、3)指先に
外力が作用しても指が撓まないので脆い対象物の場合に
は適用できない、4)第1.2指の相対関係が固定なの
で把持できる対象物が限定される等の欠点がある。
さらに上述の従来技術はいずれも、夫々の指の位置およ
び力を検出することはできず、例えば把持対象物の位置
ずれや誤動作等により多指に過大な力が作用しても、そ
れを検出することができないばかりか、ハンド全体を保
護するような動作ができず、結局、ハンドの動力伝達機
構など各部材が損傷するという欠点があった。
〔発明の目的〕
本発明はこのような事情を考慮し、上記問題点を解決す
べ(なされたもので、その目的とするところは、構造の
複雑化を招くことなしに、種々の形状・材質の対象物に
対する安定した把持が行え、かつ把持した対象物の姿勢
、位置を可変にでき、軟性、環境への適合性の向上した
マニピュレータの多関節ハンドを提供することにある。
このため、本発明者は、種々の形状の対象物を安定に把
持し、かつ把持した対象物の姿勢・位置を可変するため
の?1ンド構造について検討した。
その結果、対象物を安定に把持するためには、ハンドと
対象物とは3点以上で接触しなければならず、3本以上
の指を有するハンド構造が必要となる。また、把持した
対象物の姿勢・位置を柔軟に変更しようとすると、指と
対象物の各接触点の位置を3次元的に制御でき、かつ、
指から各接触点へ作用する力の大きさ・方向をも3次元
的に制御できなければならず、自由度(関節)の数が3
以上の指構造が必要となる。すなわち、上記のような機
能を有するハンドは、最低限3本指9関節構造が必要と
なる。従来、このようなハンドは、5指ハンドあるいは
3指ハンドとして研究されてきているが、上述したよう
に、種々の欠点があった。
そこで、本発明者は、まず、ハンド全体を独立した複数
の指の集合体と考え、指を1つのモジュール構造とし、
この指モジュールを複数個組み合わせてハンドを形成す
ることに着目した。
指モジュールとしては、3自由度の構造を検討し、指を
形成するリンク部材、動力伝達手段、電動機、センサ類
などを一体構造とし、このモジュールのみで一つの指と
して必要な機能を持つようにし、ハンドの構成・組み付
け・メンテナンスが容易になるように工夫した。また、
リンク間の角度・トルクを直接検出できるように各セン
サを配置したので、動力伝達手段で発生する角度・トル
クの干渉を比較的簡単な制御系により取り除くことがで
き、動力伝達手段の構成も簡単にすることができた。さ
らに、サーボ系を安定化するために、電動機回転軸より
電動機回転速度を検出し速度のフィードバック行なうが
、このとき、電動機にタコゼネレータ等の速度検出器を
取り付は回転速度を検出するのが一般的である。しかし
、タコゼネレータ等の速度検出器は、形状が大きく、重
量も重いという欠点がある。そこで、本発明では、電動
機の電圧より逆起電力を検出し、これより電動機の回転
速度を推定する方法を採用し、指モジュールをさらに小
型軽量化できるようにした。
この方法は、電動機の回転速度を正確に検出することが
できないが、回転速度を推定するための演算が比較的簡
単なので、はとんどコントローラの負担にはならないと
いう特徴を有する。速度フィードバックは、制御系の安
定化の目的で行なうので、回転速度の検出精度はそれほ
ど必要でなく、むしろ、フィードバックのレートを大き
くすることが必要だが、本発明は、前記のように演算量
が少なくこの目的には最適である。
また、検出したリンク間の位置(角度)と力(トルク)
の値を用いて、リンクを駆動する動力を修正することに
より、指の位置、力およびスティフネスを調整できるよ
うにした。これにより、指に作用する力が過大になった
ときに、その指のスティフネスを小さくするように制御
してその指を逃がすようにできるので、過負荷に伴う指
の損傷を防止できる。
各指モジュールは、指結合部材によって比較的自由に結
合できる構造としたので、把持対象物の大きさが大きく
変化しても対応が可能である。また、ハンドの構造も3
指構造だけでなく、′4指、5指構造に容易に拡張でき
るばかりでなく、2指構造や1指のみのマイクロマニピ
ュレータとしても使用可能であるという特徴を有する。
〔発明の説明〕
本発明の多関節ハンドは、先端に対象物と接触する当接
部材を有し他端を指結合部材に連結すると共に両端間に
は長手方向に対し垂直方向と当該垂直方向に対し直角方
向にそれぞれ屈伸自在に複数のリンク部材と回動軸によ
り連係して複数の関節を形成した複数の指構造体と、該
指構造体の他端に前記各リンク部材を独立して屈伸自在
に該各リンク部材に動力伝達手段を介して回転連絡すべ
く装備した複数の電動機と、前記各指構造体のうち少な
くとも一つを他に対して対向配設し前記各電動機の駆動
により当該対向間距離を可変とし対象物に接触すると共
にマニピュレータに連結するハンド構造体とから成る。
上記構成からなる本発明の多関節ハンドは、指構造体の
相互間を屈伸させた際の前記動力伝達手段によって生じ
る機械的な干渉を取り除くことができ動力伝達機構を小
型軽量単純化すると同時に指相互間の安定な運動を実現
することができる。
また、指構造体が電動機を含め1つのモジュールとなっ
ているため、上記指結合部材の調整あるいは変更によっ
てハンド構造体を構成する各指構造体間の相対関係を把
持物体に応じ変更可能であるばかりでなく4指、5指構
造に拡張したり、逆に、2指や1指のみのマイクロマニ
ピュレータとして利用することも可能であるという効果
を有する。
1つの指がモジュールとなっているため、このモジュー
ルの数や組合せ方を把持対象に応じて最適となるように
変更することが容易であるという柔軟性・環境への適合
性が従来以上に向上しており、故障が生じた場合、故障
したモジュールのみを交換することが可能であるため、
修理が容易であるばかりでなくそれに必要な時間を著し
く短縮できるという実用上多大の作用効果を有する。
また、例えば、1つのモジュールが少なくとも3つの回
転軸(3自由度)を持っている場合、指先端位置及び指
先発生力を3次元的に自由に設定できるので、このモジ
ュールを3個以上組み合わせると種々の形状の対象物を
安定に把持できるばかりでなく、把持した対象物の姿勢
・位置を可変できる。
各指モジュールは、指結合部材によって比較的自由に結
合できる構造としたので、把持対象物の大きさが大きく
変化しても対応が可能である。また、ハンドの構造も3
指構造だけでなく、4指、5指構造に容易に拡張できる
ばかりでなく、2指構造や1指のみのマイクロマニピュ
レータとしても使用可能であるという効果を有する。
〔その他の発明の説明〕
第2発明は、各関節軸の動力伝達手段が、各関節軸を独
立して駆動できるように構成し、各リンク部材には隣接
するリンク部材間の相対角度及び相対トルクを直接検出
する夫々のセンサを具備し、前記角度及びトルクセンサ
によって直接検出した各リンク部材間の角度及びトルク
と角度及びトルクの目標値とを比較し夫々の偏差信号を
処理してサーボ系を各関節軸毎に独立に構成してなる。
上記構成からなる第2発明は、リンク部材間の相対角度
および相対トルクを直接検出し、角度およびトルクのサ
ーボ制御系を構成して駆動力を調整しているので、両制
御系の結合状態を変えることにより、リンク間の剛性(
ジヨイント剛性)を零から無限大まで連続的に任意の値
に設定できる。
そのため、把持対象物の形状、性質に応じて最適の剛性
を設定できる。例えば、砂による鋳物型等、もろく、し
かも形状誤差の大きな対象物の場合は、ジヨイント剛性
を低く設定することにより、対象物を潰すことなく、し
かも確実に把持することができる。また、金属部品等、
固いものを精度良く、しっかりと把持したい場合には、
ジヨイント剛性を高めておけばよい。以上のように、本
第2発明では、対象物の形状・固さ等の性質に応じて、
最適の把持剛性が得られるようにすることができる。
さらに本第2発明は、指構造体を構成する複数のリンク
部材、電動機、角度及びトルクセンサを1つにまとめた
構造、すなわち、角度とトルクのセンサを各関節軸の近
傍に取り付けることにより動力伝達手段によって生じる
機械的な干渉を容易に取り除くことができ、しかも、複
数の電動機を指中心軸上に並べて配置することにより、
小型軽量化したモジュール構造にすることを可能にする
リンク間の角度・トルクを直接検出できるように各セン
サを配置しているので、動力伝達手段で発生する角度・
トルクの干渉を比較的簡単な制御系により取り除くこと
ができ、動力伝達手段の構成も簡単にすることができる
第3発明は、電動機は可変定電流源に接続し指令電流値
を変更することによって駆動力を変更できる構成とし、
サーボ系に電動機の駆動電圧より求めた電動機回転速度
をフィードバックして指令電流値を修正するように構成
してなる。
サーボ系を安定化するために、電動機回転軸より電動機
回転速度を検出し速度のフィードバックを行なうが、こ
のとき、電動機にタコゼネレータ等の速度検出器を取り
付は回転速度を検出するのが一般的である。しかし、タ
コゼネレータ等の速度検出器は、形状が大きく、重量も
重いという欠点がある。そこで本第3発明では、電動機
の電圧より起電力を検出しこれより電動機の回転速度を
検出する方法を採用し、指モジュールをさらに小型軽量
化できるようにした。
この方法は、電動機の回転速度を正確に検出することが
できないが、回転速度を推定するための演算が比較的簡
単なので、はとんどコントローラの負担にはならないと
いう特徴を有する。速度フィードバックは、制御系の安
定化の目的で行なうので、回転速度の検出精度はそれほ
ど必要でなく、むしろ、フィードバックのレートを大き
くすることが必要だが、本発明の方法は、前記のように
演算量が少なくこの目的には最適である。
第4発明は、前記指構造体の先端当接部材としてのフィ
ンガーチップを一端にネジ部を有する棒状の心材と、外
形がほぼ円錐形をした前記棒状の心材よりも柔らかい材
料(例えば硬質のゴム材等)より成る基底材と、外形が
ほぼ人間の指先状をした前記基底材よりも柔らかい材料
より成る基底材と、外形がほぼ人間の指先状をし、外表
面に細かな突起やしわ状の模様をかいて摩擦係数が大き
くなるような加工をした伸縮性を有する材料からなる表
皮材とにより構成することにより、基底材の中心には棒
状の心材が挿入され、基底材の外側に表皮材を剥がれな
いように固着し、基底材の外側に表皮材をかぶせた構造
とし、把持対象物を把持した際、把持対象物の外形状に
倣って変形することにより対象物を確実に把持すること
ができる。
本第4発明によれば、比較的硬い材料でできた基底材の
外側に比較的柔らかい材料でできた基底材を固着し外形
を人間の指型に整形しであるので、把持対象物を把持し
た際、把持対象物の外形状に倣って変形するので、また
、基底材をほぼ円錐上に整形しであるので指先端のどの
部分で把持しても指先が変形し過ぎることがなく対象物
を確実に把持できるという効果を有する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について説明する。
(第1実施例) 第1,2図は、第1実施例の多関節ハンドを工業用ロボ
ットのアームAの先端に設置した例を示す図である。1
.2.3、は、それぞれ第1.2.3番目の指モジュー
ルであり、第1番目と第2番目の指モジュール1.2は
各々の中心軸が平行でかつ第3番目の指モジュール3を
挟み込むように設置し、第3番目の指モジュール3の中
心軸と第1.2番目の指モジュール1.2の中心軸とは
ほぼ20〜60度の角度となるように配置することによ
り、指1.2の指先と指3の指先とが対向するような配
置とし、対象物を把持し易いように装置している。なお
、第1,2番目の指モジュール1.2と第3番目の指モ
ジュール3とは、指結合部材4.5.6によって着脱自
在に固着され、−体化されて指構造体(ハンド構造体)
を形成し、把持対象物の形状・大きさに応じて指結合部
材4.5.6の形状・寸法を変更することにより、種々
の対象物を扱うことが可能なように配置されている。
3本の指モジュール1.2.3より成る指構造体は、工
業用ロボットのアーム先端に着脱自在に固着されたハン
ド結合部材7.8.9に着脱自在に設置されている。
第3.4図は、第1実施例の多関節ハンドを構成する指
モジュール1.2.3のうち代表的な一つの詳細構造を
示す図である。
1O111,12は各々人間の指節に相当する第1.2
.3リンクであり、第1,2リンク10.11の両端と
第3リンク12の一端には回転自在に連結するためのジ
ヨイントを有している。第1リンク10はその一端が軸
受け13を介して第1の回転軸14により回転自在に基
底部材15の一端のほぼ中心軸上に連結され第4図紙面
上に対す直角方向に回動可能に連結されている。第1リ
ンクIOの他端は軸受け16を介して前記第1の回転軸
14とは直角方向に配設された第2の回転軸17により
次節の第2リンク11の一端に回転自在に連結されてい
る。第2リンク11の他端は軸受け18を介して前記第
2の回転軸17と平行関係に配設された第3の回転軸1
9により第3リンク12の一端と回転自在に連結されて
いる。このため第2.3リンクは第3図紙面に対し直角
方向に回動可能に連結されている。第3リンク12の他
端には、はぼ中心軸上にネジ穴20が設けられ、対象物
を把持するためのフィンガーチップ21がねじ込まれて
おり、フィンガーチップ21は対象物の形状・硬軟・表
面状態に応じ取り替え可能なように構成されている。
基底部材15の第1の回転軸14を配置している面と隣
あう面で第1の回転軸14と垂直な面22の中心軸上に
は、3つのほぼ円筒状の穴23.24.25が設けられ
、各々の穴の中心軸上に前記各リンク10.11.12
を駆動するための第1.2.3の電動機26.27.2
8がその回転軸を第1の回転軸14と平行になるように
固着され、基底部材15の内部には各々の電動機26.
27.28の回転軸と同軸上に第1,2.3の減速機2
9.30.31と駆動プーリ32.33.34が軸受3
5.36を介して基底部材15に固着され、3組の電動
機26.27.28と減速機29.30.31がコンパ
クトに−まとめになるように配置しである。
第1回転軸14と同軸上で、基底部材15と第1リンク
IOの中間には、これら両者の相対回転角度を検出する
接触式のセンサ37(この他に非接触式でもよい)を取
り付け、第1リンク10のほぼ中心軸上には第1リンク
lOに固着したジヨイントプーリ38が取りつけである
。そのプーリ38と第1駆動プーリ32とのほぼ中央で
基底部材15の中心軸上には、アイドルプーリ39が軸
受けを介して回転自在に梁状の鋼片40に取りつけられ
ている。また、梁状の鋼片40は、基底部材15に固着
されている。第1駆動プーリ32とジヨイントプーリ3
8にはワイヤロープ41が動力伝達手段として巻掛けら
れている。このワイヤロープ41はそのほぼ中央部が駆
動プーリ32に固着され、一端がジヨイントプーリ38
に、他の一端がアンカピン42に固着されている。
一方、アンカピン42は一端にネジ締めを行なうための
溝が設けてあり、第1リンクlOに回転自在に挿入され
、止めネジ43によりに固着されるようになっている。
ワイヤロープ41のアンカピン42に固着された側はア
ンカピン42に巻き付けることによりその緩みを取り除
くようにしである。
駆動プーリ32とジヨイントプーリ38との中間では、
たすき掛は状にアイドルプーリ39を両側より挟むよう
にワイヤロープ38が掛けられており、アイドルプーリ
39に巻掛けられた両ワイヤロープ41に作用する張力
の差に相当する力、すなわち第1リンク10に作用する
回転トルクに相当する力がアイドルプーリ39に作用す
るようになっている。このアイドルプーリ39を軸支す
る梁状の鋼片40の両側には歪ゲージ(図示せず)が貼
付けてあり、前記アイドルプーリ39に作用する力、す
なわちジヨイントトルクを検出できるようにしである。
第2回転軸1’l同軸上で、第1リンクlOと第2リン
ク11の中間には、これら両者の相対回転角度を検出す
る接触式のセンサ44(非接触式でもよい)を取り付け
、第1リンクlOのほぼ中心軸上には第2リンク11に
固着した第2のジヨイントプーリ45が取りつけである
。そのプーリ45と第1ジヨイントプーリ38とのほぼ
中央で第1リンク10の中心軸上には、アイドルブー9
46が軸受けを介して回転自在に梁状の鋼片47に附h
−’すられている。また、梁状の鋼片47は、前記梁状
の鋼片40と同様に歪ゲージ(図示せず)を貼付は第2
リンクに作用する回転トルクを検出できるように装置さ
れ、第1リンク10に固着されている。第2駆動プーリ
33とジヨイントプーリ45にはワイヤロープ48が動
力伝達手段として巻掛けられている。このワイヤロープ
48はそのほぼ中央部が駆動プーリ33に固着され、一
端が第2リンク11に、他端がアンカピン49に固着さ
れている。また、第1の回転軸14の部分では、このワ
イヤロープ48を第1の回転軸14の中心部に設けた断
面形状がほぼ鼓状の溝部50を通過させ、第1回転軸1
4の回転によるワイヤロープ48の伸びの影響を最小限
にすると同時に、第2回転軸17が駆動プーリ33の軸
輪に対し90度ねじれていることによる影響が最小限に
なるように配置している。
なお、その他第1ジヨイント部とほぼ同様の部分につい
ては、詳細説明を省略する。
第3回転軸19と同軸上で、第2リンク11と第3リン
ク12の中間には、これら両者の相対回転角度を検出す
る接触式のセンサ51(非接触式でもよい)を取り付け
、第2リンク11のほぼ中心軸上には第2リンク11に
固着した第3のジヨイントプーリ52が取りつけである
。そのプーリ52と第2ジヨイント プーリ45とのほ
ぼ中央で第2リンクの中心軸上には、アイドルプーリ5
3が軸受けを介して回転自在に梁状の鋼片54に取りつ
けられている。また、梁状の鋼片54は、前記梁状の鋼
片40.47と同様に歪ゲージ(図示せず)を貼付は第
3リンク12の回転トルクを検出できるように装置され
、第2リンク11に固着されている。第3駆動プーリ3
4と第3ジヨイントプーリ52にはワイヤロープ55が
動力伝達手段として巻掛けられている。このワイヤロー
プはそのほぼ中央部が第3駆動プーリ34に固着され、
一端が第3リンク12に、他端がアンカピン56に固着
されている。また、第1の回転軸14の部分では、この
ワイヤロープ55を第1の回転軸14の中心部に設けた
断面形状がほぼ鼓状の溝部50を通過させ、第1回転軸
14の回転によるワイヤロープ55の伸びの影響を最小
限にすると同時に、第3回転軸19が第3駆動プーリ3
4の軸に対し90度ねじれていることによる影響が最小
限になるように装置し、第2回転軸17の部分では、第
2回転軸17と同軸に設けたアイドルプーリ57にワイ
ヤロープ55を1回巻掛は第2回転軸17の回転の影響
を取り除くように配置している。
なお、その他第1ジヨイント部とほぼ同様の部分につい
ては、詳細説明を省略する。
上記のように、本第1実施例の指モジュール1.2.3
では動力伝達手段の配置関係(ワイヤロープ41.48
.55の引き回し方法)と角度及びトルクのセンシング
関係を工夫することにより、一般にはかなり大きなスペ
ースを必要とする電動機26.27.28と減速機29
.30.31とを一カ所にコンパクトにまとめることが
できると同時に、エンドエフェクタである指構造部と一
体化した扱い易いモジュール構造としている。
1つのモジュールが3つの回転軸14.17.19(3
自由度)を持っているため、指先端位置及び指先発生力
を3次元的に自由に設定できるので、このモジュールを
3個以上組み合わせると種々な形状の対象物を安定に把
持てきるばかりでなく、把持した対象物の姿勢・位置を
可変できる。
また、1つの指がモジュールとなっているため、このモ
ジュールの数や組合せ等を把持対象物に応じて最適とな
るように変更することが容易であるという柔軟性・環境
への適合性が従来に比して著しく向上でき、故障が生じ
た場合、故障したモジュールのみを交換することが可能
であるため、修理が容易であるばかりでなく、それに必
要な時間を著しく短縮できるという実用上多大の作用効
果を有する。
第5図は、本第1実施例の多関節ハンドに於ける各関節
軸の角度とトルクをコントロールするための制御系を示
す図である。本実施例に示したハンドは、9個の関節軸
を有するが、どの関節軸に於いても制御系は同様である
ので、第5図では一つの関節軸を取り出しその制御系を
模式的に示しである。
本第1実施例の多関節ハンドにおけるリンク駆動系の構
成は、電動機70と同軸上に減速機71を介して取り付
けた駆動プーリ72の動力を動力伝達手段としてのワイ
ヤロープ73によりリンク75に固着したジヨイントプ
ーリ74に伝達するようになっている。なお、リンク7
5の駆動トルクは前記のように駆動プーリ72とジヨイ
ントブー974とのほぼ中央部に設けたアイドルプーリ
76と梁状鋼片77とにより直接検出し、リンク75の
回転角度は角度センサ78で直接検出できるようになっ
ている。電動機70は可変定電流源79に接続され指令
電流値80を変更することによって駆動力を変更できる
構成としている。掛算器84において、前記角度センサ
78によって直接検出した各リンク間の角度81と角度
目標値83との偏差に後述する仮想バネ常数kiを乗じ
て仮想トルク92とし、さらにこれにトルク目標値85
を加えトルク指令86を作っている。さらに前記トルク
センサ76.77によって検出したジヨイントトルク8
2とトルク指令86との偏差をとり修正トルク指令87
を作り補償器88に入力している。補償器88では修正
トルク指令87と推定電動機回転速度91とから電流指
令値80を作り可変定電流電源79に加え電動機電圧8
9を制御している。前記補償器88に加える推定電動機
回転速度91は、実測した電動機電圧89と電流指令値
80とから速度オブザーバ90を用いて推定する。
ここで、仮想バネ常数について説明する。ジヨイントの
制御系において、トルク制御と角度制御を同時に行う場
合、この仮想バネ常数の値により、両制御の比率を調整
する。すなわち、この値が無限大のとき、ジヨイント制
御系は完全な角度(すなわち位置)制御系となり、ジヨ
イントの剛性が無限大となる。一方、逆にこの値を零と
すると、制御系は完全なトルク制御系となり、ジヨイン
トの剛性の低いすなわち柔らかい状態となる。さらに、
この値を中間的な有限の値に設定すると、ジヨイントは
その値に応じたバネ特性を持つようになり、ジヨイント
に外力(トルク)を加えると、それに比例した変位が生
じ、外力を取り去るともとの位置に戻るという動作が可
能になる。
そこで本第1実施例では、トルクセンサ77によって検
出したジヨイントトルク82の大きさTを絶対値回路9
3で求め、コンパレータ94により予め設定したしきい
値Tsと比較する。このしきい値Tsは、ハンドの構成
部材あるいは動力伝達系の強度より決めた許容最大負荷
値であり、これによりハンドを過負荷から保護する。コ
ンパレータ94は、検出されたトルクTがしきい値Ts
を超えた場合に信号”■”を出力する。1つのハンドに
1個設けられたOR回路95は、この出力信号を、他の
関節における同様のコンパレータ(図示せず)の出力信
号とともに入力し、出力信号は、アナログスイッチ96
および他の関節における同様のアナログスイッチ(図示
せず)へ出力する。アナログスイッチ96は、仮想バネ
常数kiおよびkOを入力し、コンパレータ94の出力
信号が”■”のときに、kiを、”0”のときはkOを
夫々掛算器84へ出力する。ここで、仮想バネ常数ki
は把持対象物に応じて設定されるもので、把持対象物が
金属部品等の固いまたは剛性の高いものの場合大きく、
一方、鋳物型や樹脂部品等の脆いまたは柔らかいものの
場合は小さくする。他方、仮想バネ常数kOはジヨイン
トに過負荷が作用したときに、そのジヨイントが持つべ
き値であり、本第1実施例では零に近い値としている。
これにより、他のジヨイントを含む検出された全てのジ
ヨイントトルクTがしきい値Ts以下の正常動作時には
、仮想バネ常数は目標のkiが与えられる。一方、ハン
ドを構成するジヨイントの内の何れか1つのトルクTが
しきい値Tsを超える過負荷状態では、仮想バネ常数k
Oが与えられて、把持対象物に過大な力を加えず、また
、ジヨイントに過負荷が加わらないので、ジヨイントや
動力伝達系および把持対象物の破損を防止することがで
きる。なお、以上は、ハンドのいずれかのジヨイントが
過負荷となったときに、ハンド全体の剛性を低くする場
合について述べたが、OR回路95を各指毎に夫々独立
に設けることにより、過負荷が発生した指のみの剛性を
低(することも可能である。
電動機のロータインダクタンスが非常に小さくほとんど
無視できるとき、 Nm  =  (Vg−Im−Rm)/Kv   (1
)ただし、 Nm : 推定電動機回転数 Vg : 実測した電動機電圧 1m : 可変定電流電源出力電流 Rm : 電動機のロータ抵抗 Kv : 電動機の逆起電力常数 が成立する。可変定電流電源79への電流指令値80を
Imtとすると電源79は定電流特性を有するので、電
動機70の負荷や回転数が変動しても常に、 1m  =   Imt              
   (2)となるように制御されているので、式(1
)、(2)より、Nm  ″、(Vg −I m t 
−Rm) /Kv  (3)となり、電動機ロータ抵抗
Rmと逆起電力常数KVとは電動機固有で既知であるか
ら、可変定電流電源79への電流指令値Imtと電動機
電圧Vgとが分かれば、電動機回転速度Nmを求めるこ
とができる。このように、速度オブザーバ90は式(3
)により構成される。
各リンクの駆動系に対し、上記のような角度とトルクの
制御系を構成することにより、指相互間を屈伸させた際
の前記動力伝達手段によって生じる機械的な角度及びト
ルクの干渉を取り除くようにして動力伝達機構を小型軽
量単純化している。
さらに、上記のような方法で電動機回転数を推定し補償
器へフィードバックすることによって、サーボ系にダン
ピングを付加し、サーボ系の振動を除去して指相互間の
安定な運動を実現している。
また、従来のように、電動機回転数を検出するためのタ
コゼネレータのような特別のセンサを必要としないため
、さらに小型軽量化を達成できるばかりでなく余分な配
線類も減少するので信頼性が向上するという実用上多大
の作用効果を有する。
(その他の実施例) 第6.7図は、多関節ハンドの第2の実施例を示す図で
ある。第2実施例は、前記指モジュール4個(180,
181,182,183)を相結合部材185により結
合し、指が2本ずつ対向した構造の4本指のハンドを構
成した例である。第2実施例のハンドは前記第1実施例
の多関節ハンドに比べ把持対象物に対し、より多くの接
触点を得ることができるので、より安定確実な把持及び
把持対象物の操りを実現できるという実用上多大な作用
効果を有する。
さらに、安定な把持のためには、4本の指のうち少なく
ともいずれか3本が対象物を接触しておれば良いので、
対象物から離れる指を順次変更することにより、対象物
を把持したまま持ちかえるという、より高度な作業が実
現できる(例えば、ボルトへのナツト締め作業等)とい
う作用効果が生じる。
また、軽いものであれば、対向した指を2本ずつ用い、
同時に2つの対象物を把持でき、作業能率が向上すると
いう作用効果も生じる。
また、常に1本の指をフリー状態とすれば、ロック機構
のついた部品等を他の3本の指で把持する状態で、フリ
ー状態の指で簡単な操作(ロック解除等)を行いつつ組
付けるような作業等にも利用可能となる。
なお、以上、指モジュールを3本及び4本組み合わせた
ハンドの例を示したが、これらよりも多いあるいは少な
い本数の指モジュールを組み合わせハンドを構成できる
ことはもちろんのことである。
第8図は、多関節ハンドの第3の実施例を示す図である
。第3実施例では、第3リンク12の先端に取り付けた
フィンガーチップ21の構造が前記第1実施例と異なる
。そのフィンガーチップ21は第9図(a)、(b)に
示すように、一端にネジ部を有する棒状の心材190と
、外形がほぼ円錐形をした硬質のゴム材等より成る基底
部材191と、外形がほぼ人間の指先状をした前記基底
部材lよりも柔らかい材料より成る基底部材192と、
外形がほぼ人間の指先状をし、外表面に細かな突起や皺
状の模様を描いて摩擦係数が大きくなるような加工をし
た伸縮性を有する表皮材193とから構成されており、
基底部材191の中心には棒状の心材190が挿入され
、基底部材191の外側に基底部材192を剥がれない
ように固着し、基底部材192の外側に表皮材193を
かぶせた構造としている。
第3実施例のフィンガーチップ21を取り付けたハンド
は、前記第1実施例のハンドに比べ把持対象物を把持し
た際、把持対象物の外形状に倣って変形すると同時に最
適の表面状態を選択できるので、対象物をより確実に把
持できるという実用上多大の作用効果を有する。
また、指先が硬く、対象物の表面形状と指先の表面形状
が異なる場合、両者の接触部は点となるが、本第3実施
例では、円錐形状の基底部材19■の外側に柔らかい材
料の基底部材192をかぶせ、外側を指形に成形しであ
るので、指と対象物の表面形状が大きく異なっても、基
底部材192が変形し、対象物の表面形状に倣うように
なる。
したがって、把持部の接触状態は面となり、より安定確
実な把持が実現できる。
なお、本第3実施例では、中心部に金属製の心材があり
、その外側に硬質ゴム製の円錐形状の基底部材191が
あるので、指部の変形は適度に行われ、変形しすぎるこ
とによって把持不能となることはないという特徴を有す
る。
また、本第3実施例のフィンガーチップは多層構造とな
っているので、対象物の形状、硬さ、摩擦係数等に応じ
、最適の組合せを容易に選択できるという特徴を有する
(単層構造であれば、1つの材料で全ての条件を満たす
ものを見つける必要があるが、それは実際上困難である
)。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明の第1実施例の多関節ハン
ドを示す側面図及び同平面図。第3図及び第4図は、そ
のハンドの指機構の縦断面図及び同横断面図。第5図は
、指機構の関節の角度とトルクの制御系を示すブロック
図。第6図及び第7図は、本発明の第2実施例の多関節
ハンドを示す平面図及び同側面図。第8図は、本発明の
第3実施例の多関節ハンドを示す側面図。第9図(a)
、(b)はその指先端に取り付けたフィンガーチップの
断面図及び同側面図である。 図中 1.2.3・・・指モジュール 4.5.6・・・指結合部材 7.8.9・・・ハンド結合部材 10.11X 12・・・ リンク 14・・・回転軸、  15・・・基底部材26.27
.28・・・電動機 29.30.31・・・変速機 32.33.34・・・駆動プーリ 第6回 第7u

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)先端に対象物と接触する当接部材を有し他端を指
    結合部材に連結すると共に両端間には長手方向に対し垂
    直方向と当該垂直方向に対し直角方向にそれぞれ屈伸自
    在に複数のリンク部材と回動軸により連係して複数の関
    節を形成した複数の指構造体と、該指構造体の他端に前
    記各リンク部材を独立して屈伸自在に該各リンク部材に
    動力伝達手段を介して回転連絡すべく装備した複数の電
    動機と、前記各指構造体のうち少なくとも一つを他に対
    して対向配設し前記各電動機の駆動により当該対向間距
    離を可変とし対象物に接触すると共にマニピュレータに
    連結するハンド構造体とから成ることを特徴とする多関
    節ハンド。
  2. (2)各関節軸の動力伝達手段が、各関節軸を独立して
    駆動できるように構成し、各リンク部材には隣接するリ
    ンク部材間の相対角度及び相対トルクを直接検出する夫
    々のセンサを具備し、前記角度及びトルクセンサによっ
    て直接検出した各リンク部材間の角度及びトルクと角度
    及びトルクの目標値とを比較し夫々の偏差信号を処理し
    てサーボ系を各関節軸毎に独立に構成するようにしたこ
    とを特徴とする請求項(1)記載の多関節ハンド。
  3. (3)電動機は可変定電流源に接続し指令電流値を変更
    することによって駆動力を変更できる構成とし、サーボ
    系に電動機の駆動電圧より求めた電動機回転速度をフィ
    ードバックして指令電流値を修正するようにしたことを
    特徴とする請求項(2)記載の多関節ハンド。
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