JP7036303B2 - ハンド機構及びピッキングロボット - Google Patents

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Description

本発明は、ハンド機構及びピッキングロボットに関する。
ロボットアーム等に取り付けられ、複数の指部によって対象物を把持するハンド機構が開発されている。例えば、特許文献1には、複数の指部を有するハンド機構(多指ハンド部)と、該ハンド機構が先端に取り付けられたロボットアームと、を備えたロボット装置が開示されている。この特許文献1には、指部の指先に圧力センサを設け、この圧力センサの出力に基づいて対象物に対する実際の接触位置を検出し、検出した接触位置の情報に基づいて対象物の位置情報を修正することが記載されている。
特許第5505138号公報
指先に設けられた圧力センサは、ハンド機構における他の部材に比べて耐久性が低く、また、損傷し易い。したがって、圧力センサを交換する必要が生じる場合がある。しかし、圧力センサを交換した際に指部とセンサとの相対位置がずれると、対象物の位置がずれて検出されるため、対象物の位置を誤認する虞がある。したがって、ユーザが圧力センサのみを交換する場合、指先部における該圧力センサの位置合わせを高精度で行う必要がある。そのため、ユーザが圧力センサのみを交換することは困難である。一方で、圧力センサを交換する際に、指部全体またはハンド機構全体を交換すると、コスト及び手間がかかる虞がある。また、圧力センサを指先部ごと交換することも考えられるが、指先部を関節から外そうとすると、関節を分解する必要が生じて手間がかかると共に、関節を正しく組み立てることができない場合には、正常な動作を行うことが困難になり得る。
本発明は、上記したような種々の実情を鑑みてなされたものであり、その目的は、ハンド機構の指部に設けられたセンサを容易に交換することにある。
本発明の態様の一つは、複数の指部を有するハンド機構であって、前記指部は、センサを有し前記指部の先端側に位置する第1指リンク部と、前記指部の基端側に位置し、前記第1指リンク部と接続される第2指リンク部と、前記第1指リンク部と前記第2指リンク部との接続箇所において前記第2指リンク部に対して前記第1指リンク部が相対的に運動可能に前記第1指リンク部と前記第2指リンク部とを接続する関節部と、を備え、前記第1指リンク部は、前記関節部よりも前記指部の先端側において着脱可能で且つ前記センサを含む着脱部を備える、ハンド機構である。
本発明の態様の一つは、上記ハンド機構をアームの先端に備えるピッキングロボットである。
本発明によれば、ハンド機構の指部に設けられたセンサを容易に交換することができる。
実施形態に係るピッキングロボットの概略構成を示す図である。 実施形態に係るハンド機構の斜視図である。 実施形態に係るハンド機構の上面図である。 実施形態に係るハンド機構の指部の側面図である。 実施形態に係るハンド機構の指部の先端部側を図4の矢印Aの方向から見た図である。 実施形態に係るハンド機構の指部における第2関節部の可動範囲を示す図である。 実施形態に係るハンド機構の、指部における第1関節部および第2指リンク部の内部構造を示す図である。 実施形態に係るハンド機構の指部における第1関節部の可動範囲を示す図である。 実施形態に係るハンド機構の指部の第1指リンク部の先端側における感圧センサの配置を示す図である。 実施形態に係る第1指リンク部の構造を示した図である。 実施形態に係る第1指リンク部の構造を示した図である。 実施形態に係る先端部と基端部とを嵌合した状態で、第1指リンク部を第1関節部の伸展方向側の壁面側から見た図である。 実施形態に係る先端部と基端部とを嵌合した状態で、第1指リンク部を第1関節部の屈曲方向側の壁面側から見た図である。
以下に図面を参照して、本発明を実施するための形態を説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
本発明に係るハンド機構によれば、センサを含む着脱部を指部から着脱可能に構成されているため、センサの交換時には着脱部ごとセンサを交換することができる。このときには、関節部を分解する必要がないため、交換にかかる手間を低減することができる。また、センサを着脱部ごと交換できるため、位置合わせが容易になる。また、必要以上の部品を交換することが抑制される。
また、前記指部は、前記センサからの信号が通る電線を備え、前記着脱部は、前記電線を分離及び接続可能な接続部を備えることができる。これにより、着脱部を交換するときに、センサに通じる電線を容易に分離及び接続することが可能となる。接続部には、例えばコネクタを用いることができる。
また、前記第1指リンク部は、前記着脱部を着脱可能に支持し前記関節部を含む基端部を更に備えることができる。関節部が基端部に含まれることにより、着脱部を基端部から着脱するときには、関節部を分解する必要がない。
また、前記第1指リンク部は、前記基端部が前記着脱部を支持した状態で、前記基端部と前記着脱部との嵌合部を覆うカバーと、前記基端部が前記着脱部を支持した状態で、前記着脱部を前記基端部に固定する第1締結部材と、前記カバーを前記基端部または前記着脱部に固定する第2締結部材と、を更に備えることができる。第1締結部材を用いて着脱部を基端部に固定することにより、着脱部が基端部から外れることを抑制できる。また、カバーを設けることにより着脱部と基端部との嵌合部を保護することができる。このカバーは、前記接続部または前記電線を更に覆っていてもよい。そうすると、接続部または電線を保護することができる。また、第2締結部材を用いてカバーを基端部または着脱部に
固定することにより、カバーの着脱も容易になる。
<実施形態>
ここでは、本発明に係るハンド機構をピッキングロボットに適用した把持システムについて説明する。当該把持システムは、ピッキングロボット1の先端に設けられたハンド機構2を用いて、把持の対象物を把持するためのシステムである。図1は、本実施形態に係るピッキングロボット1の概略構成を示す図である。ピッキングロボット1は、ハンド機構2、アーム機構3、および台座部4を備えている。アーム機構3の一端にハンド機構2が取り付けられている。また、アーム機構3の他端が台座部4に取り付けられている。ハンド機構2は、アーム機構3に接続されたベース部20と、該ベース部20に設けられた4本の指部21とを備えている。なお、ハンド機構2の詳細な構成については後述する。
<アーム機構>
アーム機構3は、第1アームリンク部31、第2アームリンク部32、第3アームリンク部33、第4アームリンク部34、第5アームリンク部35、および接続部材36を備えている。各アームリンク部には、軸周りに回転させるためのモータ(図示略)が設けられている。アーム機構3をこのような構成とすることで、例えば、該アーム機構3を6自由度の自由度を有する機構とすることができる。
<台座部>
台座部4には、ハンド機構2及びアーム機構3を制御するための制御装置(図示略)が内蔵されている。制御装置は、ハンド機構2及びアーム機構3に設けられた各モータを駆動するための駆動信号を生成する複数のドライバを含み、各ドライバからの駆動信号が対応する各モータに供給されるように構成される。また、制御装置には、後述する感圧センサ70からの信号が入力される。制御装置は、演算処理装置およびメモリを有するコンピュータを含んでいる。また、制御装置は、所定の制御プログラムを記憶しており、このプログラムを実行することにより、ハンド機構2及びアーム機構3を制御する。
<ハンド機構>
次に、ハンド機構2の構成について図2から図9に基づいて説明する。図2はハンド機構2の斜視図である。図3はハンド機構2の上面図である。なお、図3において、矢印は、各指部21の回転可動範囲を示している。図2及び図3に示すように、ハンド機構2においては、ベース部20に4本の指部21が、ハンド機構2の長手方向(図3において紙面に垂直な方向)の軸を中心とした円周上に、等角度間隔(すなわち90deg間隔)に配置されている。また、4本の指部21は全て同一の構造を有し且つ同一の長さである。但し、各指部21の動作は、それぞれ独立して制御される。
図4から図9は、ハンド機構2の指部21の構成およびその駆動機構について説明するための図である。図4は指部21の側面図である。なお、図4では、ベース部20、及び後述する指部21の第2指リンク部212の一部が透過された状態で記載されており、これらの内部構造をも示している。また、図5は、指部21の先端部側を図4の矢印Aの方向から見た図である。
図2および図4に示すとおり、各指部21は、第1指リンク部211、第2指リンク部212、および基端部213を有している。そして、指部21の基端部213がベース部20に接続されている。ここで、基端部213は、図3において矢印で示すように、ベース部20に対して指部21の長手方向(図3において紙面に垂直な方向)の軸回りに回転可能に接続されている。また、指部21において、基端部213に第2指リンク部212の一端が接続されている。そして、この第2指リンク部212と基端部213との接続部に第2関節部23が形成されている。また、図4および図5に示すように、指部21にお
いては、第2指リンク部212の他端に第1指リンク部211の一端が接続されている。そして、この第1指リンク部211と第2指リンク部212との接続部に第1関節部22が形成されている。
また、図4に示すように、ベース部20の内部には第2モータ52および第3モータ53が設けられている。第3モータ53は基端部213をその軸回りに回転駆動させるためのモータである。第3モータ53の回転力が歯車を介して基端部213の回転軸に伝達されることで、基端部213が回転駆動し、それに伴って、図3において矢印で示す範囲で指部21全体が回転駆動される。また、第2モータ52は、第2関節部23において、第2指リンク部212を基端部213に対して相対的に回転駆動させるためのモータである。第2モータ52の回転力が第2指リンク部212の回転軸に伝達される。その結果、図6において矢印で示す範囲で、第2指リンク部212が基端部213に対して相対的に回転駆動される。図6に示すように、第2関節部23は屈曲および伸展可能に形成されている。なお、第2モータ52による駆動力と第3モータ53による駆動力とは、それぞれ独立してその作動対象に伝わるように構成されている。
次に、図7に基づいて第1関節部22の駆動機構について説明する。図7は、指部21における第1関節部22および第2指リンク部212の内部構造を示す図である。第1関節部22の内部には、互いに嵌合する二つの傘歯車61、62が設けられている。そして、第1関節部22における第1指リンク部211の回転軸に一方の傘歯車61が接続されている。また、第2指リンク部212の内部には第1モータ51が設けられており、第1モータ51の回転軸に他方の傘歯車62が接続されている。このような構成により、第1モータ51が回転駆動すると、その回転力が二つの傘歯車61、62によって第1指リンク部211の回転軸に伝達され、第1指リンク部211は、第2指リンク部212に対して相対的に回転駆動されることになる。図8は、第1モータ51の駆動力により実現される、指部21における第1関節部22の可動範囲を示す図である。この図8に示すように、第1関節部22は屈曲および伸展可能に形成されている。すなわち、第2指リンク部212に対して第1指リンク部211が相対的に運動可能に形成されている。
また、図2、図4、図5、図9に示すように、本実施形態では、指部21の第1指リンク部211の先端側に感圧センサ70が設けられている。感圧センサ70は、第1指リンク部211の先端側に作用する外力(圧力)を検出するセンサである。また、図4に示すように、感圧センサ70は、第1指リンク部211の先端側における、第1関節部22の屈曲方向側の壁面215および伸展方向側の壁面216の両面に設けられている。ここで、本実施形態では、第1指リンク部211の先端側における第1関節部22の屈曲方向側の壁面215は曲面状に形成されている。そこで、図9に示すように、第1指リンク部211の先端側における第1関節部22の屈曲方向側の壁面215には、複数の感圧センサ70をその曲面形状に沿って並べて設置してもよい。
<第1指リンク部>
第1指リンク部211は、先端側に位置する先端部2111と、基端側に位置する基端部2112とに分割可能に構成されている。図10及び図11は、第1指リンク部211の構造を示した図である。図10は、第1指リンク部211を第1関節部22の伸展方向側の壁面216側から見た図であり、先端部2111と基端部2112とを分割した状態の図である。図11は、第1指リンク部211を第1関節部22の屈曲方向側の壁面215側から見た図であり、先端部2111と基端部2112とを分割した状態の図である。図12は、先端部2111と基端部2112とを嵌合した状態で、第1指リンク部211を第1関節部22の伸展方向側の壁面216側から見た図である。図13は、先端部2111と基端部2112とを嵌合した状態で、第1指リンク部211を第1関節部22の屈曲方向側の壁面215側から見た図である。第1指リンク部211において、第1関節部
22は基端部2112側に設けられており、感圧センサ70は先端部2111に含まれている。なお、本実施形態における先端部2111が、本発明における着脱部に相当し、本実施形態における感圧センサ70が、本発明におけるセンサに相当する。
先端部2111の伸展方向側の壁面216側には、基端部2112側に向かって突出する凸部80が設けられている。また、基端部2112の伸展方向側の壁面216側には、先端部2111の凸部80が嵌合するように、先端部2111側から第1関節部22側に向けて窪んだ凹部81が設けられている。なお、先端部2111において、凸部80と凹部81とが嵌合する箇所を嵌合部800と称する。したがって、先端部2111を、第1指リンク部211の先端側から基端側に向けて移動させることにより、先端部2111を基端部2112に取り付けることができ、先端部2111を、第1指リンク部211の基端側から先端側に向けて移動させることにより、先端部2111を基端部2112から取り外すことができる。したがって、先端部2111は、第1関節部22よりも指部21の先端側において着脱可能である。
嵌合部800において凸部80を凹部81に嵌合させた状態で、2本の雄ねじ90を用いて先端部2111が基端部2112に固定される。基端部2112には、屈曲方向側の壁面215側から伸展方向側の壁面216側に貫通する貫通孔91が2つ設けられている。この貫通孔91は、凹部81に開口している。この貫通孔91に屈曲方向側の壁面215側から夫々雄ねじ90が挿入される。先端部2111の凸部80には、凸部80が凹部81に嵌合した状態で貫通孔91に対応する位置に、ねじ穴82が形成されている。ねじ穴82には、雄ねじ90に対応する雌ねじが形成されている。基端部2112の貫通孔91を貫通した雄ねじ90が、先端部2111のねじ穴82に締め付けられることにより、先端部2111が基端部2112に固定される。なお、本実施形態においては雄ねじ90が、本発明における第1締結部材に相当する。
各感圧センサ70から延びる電線は、フレキシブルケーブル71を介してコネクタ85に接続される。フレキシブルケーブル71は、平板導体を並列に並べて全体を絶縁体で覆った電線であり、可撓性を有する。コネクタ85は、基板86に固定されており、この基板86は雄ねじ87によって先端部2111の伸展方向側の壁面216に固定されている。コネクタ85と対になるコネクタ92が、第2指リンク部212の内部に配線されているフレキシブルケーブル93の一端に接続されている。このフレキシブルケーブル93は第2指リンク部212から台座部4まで指部21の内部に配線されており、フレキシブルケーブル93の他端は制御装置に接続されている。したがって、第2指リンク部212側のコネクタ92を第1指リンク部211側のコネクタ85に接続することにより、各感圧センサ70からの出力信号を制御装置に送ることができる。なお、本実施形態においては、コネクタ85が、本発明における接続部に相当する。
また、第1指リンク部211には、先端部2111が基端部2112に固定された状態で、先端部2111に配線されているフレキシブルケーブル71、第1指リンク部211に配線されているフレキシブルケーブル93、コネクタ85、コネクタ92、及び、基板86を覆うカバー2113が取り付けられる。カバー2113は、雄ねじ88を用いて先端部2111に固定される。先端部2111の伸展方向側の壁面216側には、雄ねじ88に対応するねじ穴89が設けられている。雄ねじ88をカバー2113外側から貫通させた状態でねじ穴89に挿入して締め付けることにより、カバー2113が固定される。なお、カバー2113は、必ずしも必要ではない。本実施形態においては雄ねじ88が、本発明における第2締結部材に相当する。
このように構成された第1指リンク部211では、基端部2112に対して先端部2111が着脱可能である。すなわち、カバー2113及び2本の雄ねじ90を外し、さらに
、先端部2111側のコネクタ92から第2指リンク部212側のコネクタ92を外すことにより、先端部2111を指部21から取り外すことができる。また、先端部2111を基端部2112に嵌合させた状態でカバー2113及び2本の雄ねじ90を取り付け、さらに、先端部2111側のコネクタ92に第2指リンク部212側のコネクタ92を接続することにより、先端部2111を指部21に取り付けることができる。したがって、感圧センサ70を交換する必要が生じた場合には、先端部2111を交換するだけで済む。ここで、第1指リンク部211を先端部2111と基端部2112とに分割できない構造を有するハンド機構において、感圧センサ70に交換の必要が生じたときに、感圧センサ70のみを交換しようとすると、感圧センサ70の位置合わせを高精度に行う必要があり手間がかかる。また、感圧センサ70がずれて取り付けられた場合には、対象物の位置を誤認する虞がある。また、例えば第1指リンク部211ごと感圧センサ70を交換することが考えられる。しかし、第1指リンク部211を交換する場合には、第1関節部22を分解する必要があるため手間がかかる。また、例えば指部21ごと感圧センサ70を交換することも考えられるが、この場合には、第2関節部23を分解する必要があるため、やはり手間がかかる。また、例えばハンド機構2ごと感圧センサ70を交換することも考えられるが、感圧センサ70以外の多くの部品を交換することになるため、コストアップになる。一方、先端部2111を着脱可能に設けることにより、先端部2111だけを交換することによって感圧センサ70を交換することができるため、第1関節部22等の複雑な構造を有する箇所を分解する必要がなく、簡単な作業で感圧センサ70を交換することができる。そして、凸部80と凹部81とが嵌合し、先端部2111が2本の雄ねじ90で基端部2112に固定されることにより、ユーザが意識することなく感圧センサ70の位置合わせが行われる。また、先端部2111だけを交換すればよいため、必要以上に交換される部品が少なくて済む。このように、先端部2111を着脱可能に設けることにより、感圧センサ70の交換をより容易に、且つ、より安価に行うことができる。また、コネクタ85を設けることにより、指部21の内部の配線を全部交換する必要がなくなるため、手間がかかることを抑制できる。
なお、先端部2111の交換は、感圧センサ70が破損または劣化した場合に限らずに行うことができる。例えば、性能の異なる感圧センサに取り換えたい場合や、圧力以外の他の物理量を検出するセンサに取り換えたい場合に、先端部2111を交換してもよい。また、異なる形状の先端部2111を用意しておき、対象物に応じて交換してもよいし、より性能の高い先端部2111が開発された場合には、より性能の高い先端部2111に交換してもよい。
また、本実施形態では、先端部2111にコネクタ85を固定し、第2指リンク部212側からフレキシブルケーブル93を延ばしてコネクタ92を接続しているが、電線の接続方法はこれに限らない。例えば、第2指リンク部212側のコネクタ92を基端部2112に固定し、先端部2111側のフレキシブルケーブル71を延ばしてコネクタ85を接続してもよい。また、電線の接続にコネクタ85を用いる必要は必ずしもない。例えば、凸部80と凹部81とに夫々、フレキシブルケーブルに通じる接点を設け、凸部80と凹部81とが嵌合したときに対応する接点が接触するようにして電線を接続してもよい。この場合には、凸部80に設けられる接点が、本発明における接続部に相当する。
また、先端部2111と基端部2112とが嵌合する箇所における夫々の形状は、図10に示した凸部80及び凹部81の形状に限らない。また、本実施形態では、2本の雄ねじ90を用いて先端部2111を基端部2112に固定しているが、固定方法はこれに限らない。例えば、1本のねじ又は3本以上のねじを用いて固定してもよいし、ねじ構造を有さないピン等を用いて固定してもよいし、凸部80と凹部81とを嵌合したときに自動的にロックされる構造を有することにより固定していてもよい。
1・・・ピッキングロボット、2・・・ハンド機構、3・・・アーム機構、21・・・指部、22・・・第1関節部、211・・・第1指リンク部、212・・・第2指リンク部、2111・・・先端部(着脱部)、2112・・・基端部、70・・・感圧センサ、85・・・コネクタ(接続部)

Claims (4)

  1. 複数の指部を有するハンド機構であって、
    前記指部は、
    センサを有し前記指部の先端側に位置する第1指リンク部と、
    前記指部の基端側に位置し、前記第1指リンク部と接続される第2指リンク部と、
    前記第1指リンク部と前記第2指リンク部との接続箇所において前記第2指リンク部に対して前記第1指リンク部が相対的に運動可能に前記第1指リンク部と前記第2指リンク部とを接続する関節部と、
    を備え、
    前記第1指リンク部は、
    前記関節部よりも前記指部の先端側において着脱可能で且つ前記センサを含む着脱部と、
    前記着脱部を着脱可能に支持し前記関節部を含む基端部と、
    前記基端部が前記着脱部を支持した状態で、前記基端部と前記着脱部との嵌合部を覆うカバーと、を備える、
    ハンド機構。
  2. 前記指部は、前記センサからの信号が通る電線を備え、
    前記着脱部は、前記電線を分離及び接続可能な接続部を備える、
    請求項1に記載のハンド機構。
  3. 前記第1指リンク部は、
    記基端部が前記着脱部を支持した状態で、前記着脱部を前記基端部に固定する第1締結部材と、
    前記カバーを前記基端部または前記着脱部に固定する第2締結部材と、
    を更に備える、
    請求項1または2に記載のハンド機構。
  4. 請求項1からの何れか1項に記載のハンド機構をアームの先端に備える、
    ピッキングロボット。
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