JP4637255B1 - カード形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 打ち抜かれ材料のカード打抜跡内に戻されたカードが、カード打抜跡内から出ることなく送り出すことができるカード形成装置を提供することを目的としている。
【解決手段】 材料およびカードを搬送する非打抜時の材料通し隙間55の隙間距離が材料Aの一枚の厚みよりも広くかつ材料Aの二枚の厚みよりも狭い距離であるので、打抜跡E内に戻されたカードCは屑材料Gと材料通し隙間55の間に形成される隙間幅が、カードCの厚みよりも狭いので該カードCが打抜跡E外に出ることが不可能な状態でカード搬送部14に搬送される。
【選択図】 図11

Description

本発明は、打抜形成部においてシート状の材料からカードを打抜形成するカード形成装置に関する。
(1)打抜形成部において打ち抜かれ形成されるカードおよび屑材料の構造が、カードの外周一辺に小凹部が3箇所形成され、屑材料のカード抜き後内周一辺に前記小凹部の形成に伴い形成された小凸部が3箇所形成され、ハンマーの戻り動作によるカード打抜体の戻り動作に伴って沈み状態の受け沈み体は、固定型側弾性体の復元により固定型上面と打抜面を同一平ら面とする状態に戻り、それによりカードが屑材料内に戻り、屑材料とカードが一体となって搬送部に送られる。その際に屑材料の小凸部にカードの小凹部が引っ掛かり、屑材料かカードが外れることなく搬送部に搬送されるというカード形成装置が開示されている。(例えば:特許文献1 特開2006−315159号公報の図6、図9)
(2)打抜形成部で材料を打抜して屑材料と該屑材料内に分離可能に保持されたカードからなるカード形成材料を形成し、このカード形成材料(以下「カード保持材料」という。)を打抜形成部の外に間欠的に搬送しながら、カードを一行ずつ上から突き落とし棒によって突き落とし、その落ちてくるカードを大皿形態の成形品投入手段がスライドしながら配列された底抜け形態で受け爪付きの小皿に一枚ずつ受け取り、全カードを受け取った成形品投入手段は小皿と同じ配列のカード重ね収納ポケットを有する成形品ストック部の真上に位置させ、小皿の底でカードを落ちないように保持している受け爪状の成形品受け支持部を下外に回動させてカードを真下のカード重ね収納ポケットに落とし収納させるというカード形成装置が開示されている。(例えば:特許文献2 特開2005−145643号公報の図1〜図4)
また、カードを打抜配列ごとに重ね収納するカード重ね収納ポケットを有する成形品ストック部を、突き落とし棒の下方で移動させながら突き落とされてくるカードを前記カード重ね収納ポケットに受け収納するカード形成装置が開示されている。(例えば:特許文献2 特開2005−145643号公報の図5)
また、カードを分離可能に保持しているカード形成材料を吸着板の上に搬送し、屑材料部分のみを吸着しておいて、吸着ノズルを配列した吸着搬送装置によって、カードのみを全部吸着ノズルに吸着させて成形品ストック部の真上に降ろして、吸着を解除してカードをカード重ね収納ポケットに収納するというカード形成装置が開示されている。(例えば:特許文献2 特開2005−145643号公報の図6)
(3)打抜形成部で材料を打抜してカードと屑材料を形成し、かつ、該カードを屑材料内に保持してなるカード保持材料を形成し、カード保持材料のまま搬送部に搬送し、搬送部で屑材料を搬送部外に分離しカードのみがその配列状態を保持したままは搬送部先端のカード排出部から排出され、排出されたカードは搬送部の下でスライド移動しながら該カードを受け取るカード受け並べスライド体に受け取られて行き、受け取り完了したカード受け並べスライド体はカード吸着保持部形態のカード吸い付け部を配列してなるカード受け渡し手段の真下に位置しカード受け渡し手段は下降してカード受け並べスライド体にあるカードをカード吸い付け部に吸着させて持ち上げ、カードが空となったカード受け並べスライド体はカード受け取り動作に戻り、カード受け渡し手段は真下に位置している成形品ストック部のカード重ね収納ポケット内にカードを下ろし入れ吸着を解除してカードを残し上昇するというカード形成装置が開示されている。(例えば:特許文献3 特開2008−246603号公報)
特開2006−315159号公報(図6、図9) 特開2005−145643号公報(図1〜図4、図5、図6) 特開2008−246603号公報
特になし
上述した従来技術は次に述べるような欠点を有するものであった。
(1)特許文献1、2、3のいずれも、打抜形成部において材料から打ち抜かれたカードは、打抜形成部内で材料のカードの打抜跡内に戻され、ローラ群からなる搬送部にカードが打抜跡に収納されたままの状態で送られるものであった。
すなわち、0.1mm、0.2mmなどという薄いカードは打抜時に反りが生じ、材料のカード抜き孔から外れた状態となって搬送されることが起き、そのカードは所定の配列位置からずれた状態となってカードの一部が材料と重なった状態で搬送部のローラに挟持されてしまい、よってカードが損傷して不良品が生じてしまう、また、所定の配列箇所からずれてしまう、向きが曲がったカードカード配置になってしまうことが生じ、決められたカード重ね収納部位に入らないカードが生じてしまうという欠点を有するものであった。
(2)特許文献1の発明は、カードの外周に小凹が形成されるという欠点を有するものであった。
(3)引用文献1、2、3の発明は、打ち抜かれ形成されたカードの全てをカード重ね収納部位に収納するため、その中には不良品(不良カード)が入っていることが想定されものである。よって、良品カードの所定枚数揃えは不良品カードを除いた後で行うことになる。すなわち、自動不良品摘出装置にカード重ね収納部位のカードをセットし不良品の摘出と良品の所定数の揃え行わなければならないものであった。
このため、カード打抜装置からカードを動不良品摘出装置に移す作業、自動不良品摘出装置の経費と設置スペースの確保が必要であったし、不良品の発生箇所を特定することがとても困難なものであった。
本発明は以上のような従来技術に鑑みてなされたものであって、打ち抜かれ材料のカード打抜跡内に戻されたカードが、カード打抜跡内から出ることなく送り出すことができるカード形成装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成としている。
<請求項1記載の発明>
非打抜時は材料が通される材料通し隙間を型間に形成するとともに、打抜時は前記材料通し隙間に通された材料を抑えてカード打抜き動作をする固定型と可動型とからなる打抜形成部を備え、この打抜形成部で前記カードを前記材料のカードの打抜跡に戻して納めた状態であるカード納め材料を前記材料通し隙間の外に送り出すカード形成装置において、
前記材料通し隙間の隙間距離が材料の1枚の厚みよりも広くかつ該材料の2枚の厚みよりも狭い隙間距離であり、前記材料通し隙間の外にカードを挟持形態で搬送するカード搬送部が設けられ、前記材料通し隙間から前記カード搬送部のカード挟持部位までの距離がカードの長さよりも短い距離であるとともに、
前記打抜形成部が、
打面側を固定型材料抑え面としてなる固定型と、
カード打抜時では前記固定型に向かって移動されるとともに前記固定型材料抑え面との対向面を該固定型材料抑え面とで材料を挟み抑える可動型材料抑え面としてなる可動型と、
この可動型あるいは前記固定型に設けられた、カード打抜時には前記可動型材料抑え面あるいは前記固定型材料抑え面より突出されて材料からカードを打ち抜き形成するカード打抜体と、
カード打抜時からカード非打抜時への離れ動作時において、前記カード打抜体の打抜面と前記固定型材料抑え面あるいは前記可動型材料抑え面とが同一面となるように、前記固定型あるいは前記可動型の前記カード打抜体との関係で沈み状態にある側を弾性力により戻し移動させる打抜面合せ弾性体と、
前記固定型あるいは前記可動型に設けられた、カード打抜時の前記カード打抜体の打抜動作と材料から打抜き出されたカードによって前記固定型内あるいは前記可動型内に押し沈められてカードが退避するカード退避ポケットを形成する受け沈み体と、
カード打抜時からカード非打抜時への離れ動作時において、沈み状態にある前記受け沈み体の打抜受け面が前記固定型材料抑え面とあるいは前記可動型材料抑え面と同一面となるように、該受け沈み体を弾性力により戻し移動させる受け沈み体戻し弾性体と、
カード非打抜時に前記固定型材料抑え面と前記可動型材料抑え面の間に形成される、打ち抜かれる材料の厚みよりも広くかつ該材料の2枚の厚みよりも狭い隙間距離とされてなる材料通し隙間と、
カード非打抜時にあっては前記材料通し隙間を形成するように前記可動型を前記固定型から弾性力により押し離す隙間形成弾性体と、
この隙間形成弾性体によって前記固定型から離間される前記可動型を止め前記材料通し隙間の隙間距離に規制するための可動型離間規制部とからなる打抜形成部であることを特徴とするカード形成装置である。
<請求項2記載の発明>
打抜形成部で材料から打ち抜かれたカードを搬送するとともに、該カードのカード面が露出して搬送される検出隙間部位を有するカード搬送部と、前記検出隙間部位を通過するカード面を検出してカード面情報を得るカード面検出部位と、前記カード面情報に基づいて良品カードであるか不良品カードであるかを判定して判定情報を得る判定部と、前記良品カードを収納する良品カードストックと、この良品カードストックに前記良品カードのみを移して前記不良品カードは該良品カードストック以外の場所に移す動作をするように制御部に制御されてなるカード移し手段と、前記カード搬送部から排出されるカードを一行ずつ受け取る、打抜時のカードの配列と同じ配列とされた凹形態のカード受けポケットを有するとともに、スライド動作されるカード受けトレーとを備え、
前記カード移し手段は前記カード受けトレーの全てのカードを一斉に吸着して前記良品カードストック上で良品カードを一斉に放して該良品カードストックに収納し、前記不良品カードストック上で不良品カードを放して該不良品カードストックに収納するように動作することを特徴とする請求項1記載のカード形成装置である。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
<請求項記載の発明の効果>
非打抜時は材料が通される材料通し隙間を型間に形成するとともに、打抜時は前記材料通し隙間に通された材料を抑えてカード打抜き動作をする固定型と可動型とからなる打抜形成部を備え、この打抜形成部で前記カードを前記材料のカードの打抜跡に戻して納めた状態であるカード納め材料を前記材料通し隙間の外に送り出すカード形成装置において、
前記材料通し隙間の隙間距離が材料の1枚の厚みよりも広くかつ該材料の2枚の厚みよりも狭い隙間距離であり、前記材料通し隙間の外にカードを挟持形態で搬送するカード搬送部が設けられ、前記材料通し隙間から前記カード搬送部のカード挟持部位までの距離がカードの長さよりも短い距離であるとともに、
前記打抜形成部が、
打面側を固定型材料抑え面としてなる固定型と、
カード打抜時では前記固定型に向かって移動されるとともに前記固定型材料抑え面との対向面を該固定型材料抑え面とで材料を挟み抑える可動型材料抑え面としてなる可動型と、
この可動型あるいは前記固定型に設けられた、カード打抜時には前記可動型材料抑え面あるいは前記固定型材料抑え面より突出されて材料からカードを打ち抜き形成するカード打抜体と、
カード打抜時からカード非打抜時への離れ動作時において、前記カード打抜体の打抜面と前記固定型材料抑え面あるいは前記可動型材料抑え面とが同一面となるように、前記固定型あるいは前記可動型の前記カード打抜体との関係で沈み状態にある側を弾性力により戻し移動させる打抜面合せ弾性体と、
前記固定型あるいは前記可動型に設けられた、カード打抜時の前記カード打抜体の打抜動作と材料から打抜き出されたカードによって前記固定型内あるいは前記可動型内に押し沈められてカードが退避するカード退避ポケットを形成する受け沈み体と、
カード打抜時からカード非打抜時への離れ動作時において、沈み状態にある前記受け沈み体の打抜受け面が前記固定型材料抑え面とあるいは前記可動型材料抑え面と同一面となるように、該受け沈み体を弾性力により戻し移動させる受け沈み体戻し弾性体と、
カード非打抜時に前記固定型材料抑え面と前記可動型材料抑え面の間に形成される、打ち抜かれる材料の厚みよりも広くかつ該材料の2枚の厚みよりも狭い隙間距離とされてなる材料通し隙間と、
カード非打抜時にあっては前記材料通し隙間を形成するように前記可動型を前記固定型から弾性力により押し離す隙間形成弾性体と、
この隙間形成弾性体によって前記固定型から離間される前記可動型を止め前記材料通し隙間の隙間距離に規制するための可動型離間規制部とからなる打抜形成部であることを特徴とするカード形成装置であるので、次に述べるような効果を奏する。

すなわち、固定型と可動型の非打抜時で材料を通し移動(搬送)する状態にあっては材料通し隙間が形成され、その材料通し隙間が材料の厚みよりも広くかつ該材料の厚みの2枚分よりも狭い隙間距離とされているので、材料およびカードと材料通し隙間の間に形成される残り隙間は、材料およびカードの厚みよりも狭い残り隙間となるので、カードは打抜跡の外にでることができない状態で固定型および可動型(材料通し隙間)の外に送り出されるとともに、材料通し隙間からカード搬送部のカード挟持部位までの距離がカードの長さよりも短い距離であるので、カードは材料通し隙間から全部が出ない内にカード搬送部に届き挟持され、カード搬送部においてもカードは打抜配列および向きを正確に維持した状態で搬送されることを実現するという効果を奏する。
これにより、カードの正確な配列位置と正確な向きでの送り出しを実現するとともに、屑材料とカードとの重なりの生じない、それによって不良が生じないカード打抜形成装置を実現するものである。
カードの正確な配列位置と正確な向きでの送り出しは、それ以後のカード処理を正確に行う上で重要である。例えば、不良品検出のためのカード面の撮像、材料のカード配列と同じ配列としたカードポケットを有するカード受けトレーへのカードの収納などを、全く不備無く正確に進行させることを保証しているものである。
また、打面側を固定型材料抑え面としてなる固定型と可動型の非打抜時で材料を通し移動(搬送)する状態にあっては、その材料通し隙間が該材料の厚みよりも広くかつ該材料の厚みの2枚分よりも狭い隙間距離とされているので、打抜時に打ち抜かれカード退避ポケットに収納(全部収納される形態、一部が収納される形態のいずれも含む)されたカードが、可動型の固定型からの離れ動作に伴って受け沈み体により材料の打抜跡内に戻された状態は、材料と材料通し隙間の間に形成される残り隙間はカードの厚みよりも狭い残り隙間となるので、カードは打抜跡の外にでることができない状態で固定型および可動型の外に送り出すことを実現するという効果を奏する。
これにより、カードの正確な配列位置と姿勢での送り出しを実現するとともに、材料とカードとの重なりの生じないカード打抜形成装置を実現するものである。
<請求項記載の発明の効果>
打抜形成部で材料から打ち抜かれたカードを搬送するとともに、該カードのカード面が露出して搬送される検出隙間部位を有するカード搬送部と、前記検出隙間部位を通過するカード面を検出してカード面情報を得るカード面検出部位と、前記カード面情報に基づいて良品カードであるか不良品カードであるかを判定して判定情報を得る判定部と、前記良品カードを収納する良品カードストックと、この良品カードストックに前記良品カードのみを移して前記不良品カードは該良品カードストック以外の場所に移す動作をするように制御部に制御されてなるカード移し手段と、前記カード搬送部から排出されるカードを一行ずつ受け取る、打抜時のカードの配列と同じ配列とされた凹形態のカード受けポケットを有するとともに、スライド動作されるカード受けトレーとを備え、
前記カード移し手段は前記カード受けトレーの全てのカードを一斉に吸着して前記良品カードストック上で良品カードを一斉に放して該良品カードストックに収納し、前記不良品カードストック上で不良品カードを放して該不良品カードストックに収納するように動作することを特徴とする請求項1記載のカード形成装置であるので、請求項1、2いずれか記載の発明の効果に加えて、次のような効果を奏する。
すなわち、カード面情報に基づく判定部の判定によって、カード移し手段が良品カードのみを良品カードストックに移し、不良品カードは該良品カードストック以外の例えば不良品カードストックに移すので、カード打抜形成から不良品摘出、良品カード揃えを一台のカード形成装置によって全て行うという効果を奏するとともに、請求項1、2いずれかの打抜形成部の構成によって、材料から打ち抜かれたカード群はその打抜配置がずれたりすることなく正確な配置で排出されるので、カード面検出部位でのカード面の検出が正確なものにでき、それによって不良カードであるか良品カードであるかの判定を正確にすることができ、且つ、打抜時や搬送時の装置側に起因する不良カード形成要因が少ないカード打抜形成装置を実現するという効果を奏する。
不良品を摘出するための検査人員あるいは検査揃え装置(不良品摘出して良品のみを揃える装置)を必要としない、検査場所ないし検査揃え装置の設置スペースを必要としないカード形成装置を実現するものである。
本発明の実施例1の側面図。 本発明の実施例1の平面図。 本発明の実施例1の撮像動の概念図。 本発明の実施例1の部分平面図。 本発明の実施例1のカード受けトレーのカード受け動作説明図。 本発明の実施例1のカード移し手段の動作説明図。 図6の続き。 本発明の実施例1の制御構成図。 本発明の実施例1の仕切り板、カード重ね収納部位の形態と仕切り板、カードの収まり関係を示す平面図。 本発明の実施例1の打抜形成部の非打抜時の断面図。 本発明の実施例1の打抜形成部の打抜時の断面図。 本発明の実施例1の打抜形成部の打抜完了後の断面図。 本発明の実施例1の打抜形成部の動作説明図。 本発明の実施例1の仕切り板セット部の側面図および背面図。 本発明の実施例2の平面図。 本発明の実施例3の打抜形成部の非打抜時の断面図。 本発明の実施例3の打抜形成部の動作説明図。 本発明の実施例4の側面図。
以下、図面に示す本発明の実施例を説明する。但し、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
図1ないし図14に示す本発明の実施例1において、1はカード形成装置であって、このカード形成装置1は次のような構成となっている。
一枚形態の材料Aを重ね収納している材料セット部2と、
最上部の材料Aを材料セット部2から吸着して取り出す材料供給部3と、
この材料供給部3により載せられ解放された材料Aの、光電管により傾きを検出して所定の向きとなるように向きを修正する位置合わせ部32と、
この位置合わせ部32により位置合わせされた材料Aを挟持搬送する、搬送部駆動手段28あるいは他の駆動手段によって一体駆動される上下一対のローラからなる材料搬送部4と、
この材料供給部3により位置された材料Aを挟持搬送する、搬送部駆動手段28によって一体駆動されるローラ群からなる材料搬送部4と、
この材料搬送部4から搬送されてきた材料Aを、一行(3カード)ずつ9列で打ち抜いて形成した27枚のカードCおよび打抜跡Eが形成された屑材料Gを形成するところである、ベース5に固定された固定型6、この固定型6に向かってハンマー8によって打ち下ろされる可動型7、この可動型7と前記固定型6とからなる打抜形成部10と、
この打抜形成部10で打ち抜かれたカードCの配列を維持した状態で該カードCを挟持搬送するローラの搬送方向間隔をカードCの幅より狭くした、搬送部駆動手段28(カード搬送部14のみを制御する別の搬送部駆動手段でもよい)によって一体駆動されるローラ群からなるとともに、最終ローラをカード排出部13としたカード搬送部14と、
このカード搬送部14の中途に設けられたカードCと屑材料Gを分離し該屑材料Gをカード搬送部14外の屑材料回収ケース27に排出する屑材料分離爪12と、
カード搬送部14のローラ間に形成された検出隙間部位38aの下方に設けられた、該検出隙間部位38aから露出しているカードCの下面を撮像する撮像装置(CCD撮像素子やCMOS撮像素子や撮像管を使用した撮像装置などがある。)からなる、撮像指示部72の指示によって撮像動作を行うカード面検出部位15a(一行のカード数と同じ3台の撮像装置からなっている)と、
検出隙間部位38aから離れた部位に形成された検出隙間部位38bの上方に設けられた、該検出隙間部位38bから露出しているカードCの上面を撮像する撮像装置(CCD撮像素子やCMOS撮像素子や撮像管を使用した撮像装置などがある。)からなる、撮像指示部72の指示によって撮像動作を行うカード面検出部位15b(一行のカード数と同じ3台の撮像装置からなっている)と、
検出隙間部位38aの撮像カード面(検出カード面)を照らす照明39a(三個の照明)と、
検出隙間部位38bのカード面を照らす照明39b(三個の照明)と、
カード排出部13から排出されるカードCを一行ずつ(一行目16a−1、16b−2、16c−2・・・9行目6a−9、16b−9、16c−9)カード同士が重ならないように受け取る(受け収納する)、打抜時のカードCの配列と略同じ配列とされた凹形態のカード受けポケット16(16a−1〜16c−9)の27箇所を有するとともに、トレー駆動手段17によりスライド動作されるカード受けトレー18と、
カード受けポケット16a−1〜16c−9に仕切り板Jを置く仕切り板移し手段11(11a、11b、11c)を有する仕切り板セット部69と、
カードCを受け取ったカード受けトレー18が停止する真上にあって、下降して該カード受けトレー18上のカードCを一気に全て吸着保持して昇降するカード受けポケット16a−1〜16c−9の配列に対応した18本の棒状のカード吸着保持部19(19a−1〜19c−9)を有するカード移し手段20と、
カード移し手段20の真下に位置してなるカードCを重ね収納するカード受けポケット16a−1〜16c−9と同じ配列形態としされた、配列ごとのカードを重ね収納するカード重ね収納部位21(21a−1〜21c−9)を有する良品カードストック22と、
良品カードストック22の隣に位置して、不良品を重ね収納するカード受けポケット16a−1〜16c−9と同じ配列のカード重ね収納部位23(23a−1〜23c−9)を有する不良品カードストック24と、
カード面検出部位15a、15bからのカード面情報を検査してそのカードCが良品カードであるか不良品カードであるかの判定を行う判定部26を有するとともに、各機器の動作を制御する制御部25とからなっている。

ハンマー駆動部9と、打抜形成部10(可動型7、固定型6)と、ベース5とで打抜装置29を形成している。
制御部25が制御する各機器は、材料供給部3、搬送部駆動手段28(材料搬送部4、カード搬送部14)、ハンマー駆動部9、トレー駆動手段17(カード受けトレー18)、カード移し手段20(吸着切替部36含む)、仕切り板セット部69の仕切り板移し手段11a、11b、11cである。
カード受けポケット16a−1〜16c−9でカード排出部13から排出されるカードCを一行ずつ受け取って一材料Aの全カードを載せる形態として、カード受けポケット16a−1〜16c−9の全部を使用する形態もあれば、その一部(例えば2行5列など)で受け載せる形態もある。
駆動モータからなるトレー駆動手段17には駆動回転されるねじ軸30が取り付けられ、このねじ軸30の回転によってスライドするナット31(ねじ軸30とでボールねじを形成)が該ねじ軸30に螺合され、このナット31にカード受けトレー18が取り付けられ、レールに支持案内(図示せず省略)されて制御部25に制御されてスライド動作(水平移動)をするようになっている。
下降してカード受けトレー18上のカードCを吸着保持して昇降される、カードの配列に対応した18本の棒状のカード吸着保持部19a−1〜19C−9を有するカード移し手段20は、カード吸着保持部19a−1〜19c−9の昇降動作を行うエアーシリンダ部35と、カード移し手段20の水平動作を駆動する水平駆動手段(図示せず省略:駆動モータにより回転駆動されるボールねじやリニアベアリングなど)と、カード吸着保持部19a−1〜19C−9の個々別々の吸着動作と非吸動作を制御するための該カード吸着保持部19a−1〜19C−9に対応したバルブ群を有する吸着切替部36とからなっていて、エアーシリンダ部35、吸着切替部36の前記各バルブ、前記水平駆動手段はそれぞれ制御部25によりその動作が制御される。吸着切替部36からはバルブに連絡したホース(図示せず省略)がカード吸着保持部19a−1〜19C−9に連絡されている。
図3、図8によってカード面検出部位15a、15bの撮像動作およびその後の処理について説明する。
カード面検出部位15aにおいて、検出隙間部位38aに送り出されてきたカードCの下先半面40(先に検出隙間部位38aに入る下先行半分強)を撮像する一回目の撮像130を行って下先半面情報131を得、続いて前記検出隙間部位38aから送り出されてゆく該カードCの下後半面41(後に検出隙間部位38aに入る下後行半分強)を撮像する二回目の撮像132を行って下後半面情報133を得て、下先半面情報131と下後半面情報133を画像合成部44に送る。
検出隙間部位38aを通過したカードCは検出隙間部位38bに送られる。カード面検出部位15bにおいて、検出隙間部位38bに送り出されてきたカードCの上先半面42(先に検出隙間部位38bに入る上先行半分強)を撮像する一回目の撮像134を行って上先半面情報135を得、続いて前記検出隙間部位38bから送り出されてゆく該カードCの上後半面43(後に検出隙間部位38bに入る上後行半分強)を撮像する二回目の撮像136を行って上後半面情報137を得て、上先半面情報135と上後半面情報137を画像合成部44に送る。
下先半面情報131、下後半面情報133、上先半面情報135、上後半面情報137とで画像情報75を形成している。
画像合成部44では、下先半面情報131と下後半面情報133を合成してカード下面合成画像138が形成され、上先半面情報135と上後半面情報137を合成してカード上面合成画像139が形成され、さらに、カード下面合成画像138とカード上面合成画像139を統合した合成両面画像であるカード面情報80が形成される。
カード面情報80は判定部26に送られて判定情報79が出力され、該判定情報79にカード配列箇所情報77が付与される。または、カード面情報80にカード配列箇所情報77が付与されてなるカード面情報80が形成され、該カード面情報80は判定部26に送られ判定情報79が出力される。
カード面検出部位15aおよびその照明39aとカード面検出部位15bおよびその照明39bの配置は、カード面検出部位15aが照明39bの影響を受けないで撮像でき、かつ、カード面検出部位15bが照明15aの影響を受けないで撮像できるように、カード面検出部位15a、照明39aのカード下面検出側とカード面検出部位15b、照明39bのカード上面検出側は離されて配置されている。
本実施例1の装置にあっては、カード面検出部位15a、カード面検出部位15bは判定の安定性からエリアセンサ(エリアセンサカメラ)を使用しているが、これに限定されるものではなく、ライン(リニア)センサ(ラインスキャンカメラ)など他の検出装置を使用してもよい。ラインセンサの方がエリアセンサよりも高分解能、高速性、連続処理において優れている。
また、センサにはCCDイメージセンサ、CMOSイメージセンサなどがある。
また、カード面検出部位15a、15bのカード面の検出が、打抜形成部10の打抜振動の無い非打抜時に行われるように、撮像タイミングが設定されている。
前記撮像タイミングは、所定のカード打抜サイクルに合わせたものとなっている。あるいは、前記非打抜時に撮像するように制御部25によってカード搬送部14、打抜形成部10、カード面検出部位15a、15bのいずれかが制御ないしその複数の組み合わせによって制御されるようにするのもよい。
図9によって仕切り板Jおよび該仕切り板Jに関する事項について説明する。
図9の(a)は、自転車の絵柄が表示されたカードCである。
図9の(b)は、仕切り板Jであり、仕切り板Jはカード本体63と、このカード本体63の長辺の一つに一部が突出したカードCと重ねた状態で該カードCの外に突き出る凸片64が形成され、カード本体63の中央部に形成した孔65とからなっている。孔65は仕切り板Jの下に在るカードCをカード吸着保持部19によって吸着して、仕切り板JとカードCを重ねた状態で二枚同時にカード吸着保持部19に吸着保持することを可能とするためのものである。
図9(c−1)は、凹み形態のカード受けポケット16の形態を示す平面図であり、カード受けポケットの長辺の一つは仕切り板Jの凸片64を位置させるための凸片入り部68となっている。図9の(c−2)はカードCを収納した状態の平面図。図9の(c−3)は区切り数の最終のカードCの上に仕切り板Jを載せた状態の平面図である。
孔65は一つに限られず小孔を複数設けた形態もよい。またカード本体の形状はカードCの形状と同じでなくても良い。
仕切り板は凸片64の無いカードCと同一形状としたものや、カードCよりも一方の幅あるいは両幅を広くしたものや、逆にカードCよりも一方の幅あるいは両幅を狭くしたものもよい。この場合、カード受けポケットの凸片は入部68は設ける必要は無く、カードCと仕切り板が入る広さがあればよい。
図9の(d−1)は、カード重ね収納部位21の形態を示す平面図であり、カード重ね収納部位の長辺の一つは仕切り板Jの凸片64を避け通すための開口部66となっている。図9の(d−2)はカードCを収納した状態の平面図。図9の(d−3)は区切り数の最終のカードCの上に仕切り板Jを載せた状態の平面図である。

材料が打抜形成部に一枚ずつ送られて所定の行と列の配列でカードが打抜形成される一枚材料であり、良品カードストックには前記一枚材料の打抜形成されたカードの配列箇所ごとにカードを重ね収納するカード重ね収納部が設けられ、良品カードストックの個々の前記カード重ね収納部位に収納されるあるいは収納されたカード数を計数する計数部を設け、仕切り板がセットされる仕切り板セット部を設け、前記重ねカード収納部の区切り数を設定する区切り数設定部を設け、設定された前記区切り数の最後のカードの上に前記仕切り板セット部にセットされた仕切り板を移し載せる仕切り板移し手段を設けたことを特徴とするカード形成装置であるので、区切り数設定部で例えば区切り数を100枚に設定した場合、計数部による個々のカード重ね収納部位に収納されるあるいは収納されたカード数が100枚に達した場合、100枚目の良品カードの上に仕切り板が仕切り板セット部により自動的にセットされ、100枚(区切り数)ごとに区切り箇所が明確に標された良品カード重ねを実現するという効果を奏する。これによって、区切り数に揃えるための人あるいは他装置を必要としない生産性の高いカード形成装置を実現する。
図10ないし図13によって打抜形成部10の構成について説明する。
打抜形成部10の構成は、ベース5上に固定された上面を固定型材料抑え面49とした固定型6と、カード打抜時ではこの固定型6に向かってハンマー8によって移動されるとともに材料Aを前記固定型材料抑え面49とで挟み抑える下面を可動型材料抑え面50とした可動型7と、前記可動型7内に可動可能に設けられたカード非打抜時では打抜面が前記可動型材料抑え面50と同一面となるように位置決めされ、かつ、カード打抜時には前記可動型材料抑え面50より突出されて材料AからカードCを打ち抜き形成する、打抜部位51(51a、51b、51c)を有する上部が可動型7の上部に被さる形態のカード打抜体51と、前記可動型7に設けられた、カード打抜時からカード非打抜時への離れ動作時において、カードCを打ち抜いて突出状態にある前記カード打抜体51の打抜面57が前記可動型材料抑え面50と同一面となるように、該カード打抜体51を弾性力により戻し移動させる打抜面合せ弾性体52と、前記固定型6に設けられた、カード打抜時の前記カード打抜体51の打抜動作と材料Aから打抜き出されたカードCによって前記固定型内に押し沈められて該カードCが退避するカード退避ポケット53を形成する受け沈み部位54(54a、54b、54c)を有する受け沈み体54と、前記固定型6に設けられた、カード打抜時からカード非打抜時への離れ動作時において、沈み状態にある前記受け沈み体54の打抜受け面58が前記固定型材料抑え面49と同一面となるように、該受け沈み体54を弾性力により戻し移動させる受け沈み体戻し弾性体56と、カード非打抜時に前記固定型材料抑え面49と前記可動型材料抑え面50の間に形成される、打ち抜かれる材料Aの厚みよりも広くかつ該材料Aの2枚の厚みよりも狭い隙間距離とされてなる材料通し隙間55と、カード非打抜時にあっては前記材料通し隙間55を形成するように前記可動型7を前記固定型6から圧縮コイルばね、ゴム製弾性体などの弾性力により押し離す隙間形成弾性体59と、この隙間形成弾性体59によって固定型6から離間される可動型7を止め材料通し隙間55の隙間距離に規制するための可動型離間規制部60とからなる構成である。

材料通し隙間55の外にカードCを挟持形態で搬送するカード搬送部14(上ローラと下ローラでカードを挟持搬送する)が設けられ、材料通し隙間55からカード搬送部14の最初のローラのカード挟持部位までの距離がカードCの長さよりも短い距離とされている。すなわち、材料通し隙間55内にカード納め材料(屑材料Gの打抜跡E内にカードCが在る状態)内のカードCの一部がある状態のうちに、カード搬送部14によるカードCの強制搬送状態(上ローラと下ローラに挟持された状態)が形成される位置に、カード搬送部14の最初のローラが位置されている。
材料通し隙間55の隙間距離は、材料Aの厚みが0.1mmの場合は、0.1mmより広くかつ0.2mmより狭い距離(例えば0.15mm)であり、この場合にあっては材料通し隙間55(0.15mm)と材料A(0.1mm)に間の残り隙間は0.05mmであり、打抜跡E内に入っている0.1mmのカードCは残り隙間0.05mmより0.05mm厚いので、打抜形成部10内にあってはカードCは打抜跡E内に納められたまま搬送されて行く。
材料Aの厚みが0.2mmの場合は、0.2mmより広く0.4mmより狭い距離(例えば0.3mm)である。
材料通し隙間55の隙間距離を規制する可動型離間規制部60を可動式として、手動で隙間距離を設定できるようにする、あるいは隙間距離設定部と隙間距離を監視する隙間距離監視センサを設けるとともに可動型離間規制部60を可動制御するボールねじなどの規制部制御手段を設け、制御部25によって隙間距離設定部によって設定された隙間距離と常になるように、隙間距離監視センサの距離監視情報に基づいて可動型離間規制部60が自動的に可動して隙間距離を調節するようにするのがよい。
また、可動型離間規制部60を設けない構成とするのもよい。
本実施例1では可動型にカード打抜体を設け固定型に受け沈み体を設けた構成としているが、固定型にカード打抜体を設け可動型に受け沈み体を設けた構成としてなる構成でもよい。
材料およびカードを搬送する非打抜時の材料通し隙間55の隙間距離が材料Aの一枚の厚みよりも広くかつ材料Aの二枚の厚みよりも狭い距離であるので、打抜跡E内に戻されたカードCは屑材料Gと材料通し隙間55の間に形成される隙間幅が、カードCの厚みよりも狭いので該カードCが打抜跡E外に出ることが不可能な状態でカード搬送部14に搬送される。
また、可動型および固定型側に材料通し隙間を延長するカード搬送部に向かって突出した部位からなる延長部分を設けてなる形態もよいし、可動型および固定型とカード搬送部14の間に、該可動型および該固定型とは別部材によって材料通し隙間55を延長する部材(例えば2枚の板部材)を設けてなる構成も、その隙間は型側の材料通し隙間(可動材料通し隙間)のように開いたり閉じたりしない固定された形態であるが、それは可動材料通し隙間と実質一体の役割を果たす固定材料通し隙間であり、材料通し隙間の実質的延長部分であるもので、そのような材料通し隙間も技術的範疇としているものである。
図13によって材料Aからのカード打抜形成およびカード搬送部の搬送について説明する。
(a)材料通し隙間55に材料Aが材料搬送部4によって送り込まれ停止される。
非打抜時:材料Aが搬送され停止する。このとき可動型材料抑え面50と打抜面57が同一面と位置決めされ、固定型材料抑え面49と打抜受け面58が同一面と位置決めされた状態である材料通し隙間55が形成されている。非打抜時にあって形成される材料通し隙間55は、可動型材料抑え面50と打抜面57が同一面と位置決めされ、固定型材料抑え面49と打抜受け面58が同一面と位置決めされている状態において形成される隙間である。
(b)ハンマー8が下降し、カード打抜体51の上部を押し可動型7を下降させる。可動型7は材料Aに当り固定型6とで該材料Aを挟持抑え状態とする。ハンマー8はさらに下降し打抜面合せ弾性体52を収縮させてカード打抜体51を固定型材料抑え面49より突出させ、材料AよりカードCを打抜き下降させる。カード打抜体51によって抜き押し下げられるカードCによって受け沈み体54が押され受け沈み体戻し弾性体56が収縮させられて該受け沈み体54が沈んだ状態となってカード退避ポケット53が形成され、該カード退避ポケット53にカードCの一部が退避した状態となる。
(c)ハンマー8が上がり、隙間形成弾性体59の弾性反発によって可動型7が上昇するとともに、打抜面合せ弾性体52の弾性戻り膨張によってカード打抜体51が上がり打抜面57が可動型材料抑え面50と同一面とされ、受け沈み体戻し弾性体56の弾性戻り膨張によってカード打抜体51の上昇に追随して該カード打抜体51とでカードCを挟みながらの受け沈み体54が上昇してカードCが屑材料Gの打抜跡E内に戻されカード納め材料が形成されるとともに、打抜受け面58が固定型材料抑え面49と同一面とされ、材料通し隙間55が形成される。
(d)材料搬送部4(カード納め材料がカード搬送部14に挟持されるまでの作動)およびカード搬送部14が搬送状態となってカード納め材料が送られる。この時、カード納め材料内に在るカードCの一方が材料通し隙間55内にある間にカードCの他方がカード搬送部14のローラに挟持される。
図14に示すようにカードCの打ち抜き配列の一行(横一列)に対応する数である仕切り板セット部37a、37b、37c(特に個別指定しない場合は単に「仕切り板セット部37」と表記)と、この仕切り板セット部37a、37b、37cの下方に設けられた、該仕切り板セット部37a、37b、37cにセットされている仕切り板Jを下部から一枚ずつ個別に引き出し排出する排出ローラからなる仕切り板移し手段11a、11b、11cと、仕切り板移し手段11a、11b、11cを駆動する制御部25に個々別々に制御された駆動モータ73(73a、73b、73c)とからなっている仕切り板セット部69が、カード移し手段20とカード排出部13の間に設けられている。カード受けトレー8上の区切り数の最後のカードCとなるカード上に仕分けカードJを載せるようにしている。
仕切り板セット部69の向きを反対にするのもよい。
仕切り板移し手段11a、11b、11cからの仕切り板Jのカード受けポケット16への供給は、傾斜状態で排出(傾斜排出)されるとともに、仕切り板移し手段11a、11b、11cの先頭(最下部)のローラに後尾側が挟持されている状態で、その先頭側がカード受けポケット16内に入った状態(先頭側ポケット先入り)となって、仕切り板移し手段11a、11b、11cから完全に排出される。
傾斜排出と先頭側ポケット先入りとによって、仕切り板Jはカードポケット16に案内されて入るとともに、先頭側から後尾側に倒れるように(寝るように)入って収納されるので、カードポケット16に確実に収納される。
制御部25による機器の制御と動作を図8によって説明する。
<不良品の摘出>
カード配列箇所情報記録部76からのカード配列箇所情報77が情報付与部74によってカード面情報80に付与されて判定部26に送られる。
判定部26は基準画像格納部81に予め格納されている基準画像情報82とカード面情報80を比較して(検査して)、カードCの良品、不良品判定を行い判定情報79を判定情報格納部78に格納する。
不良品の判定があった場合には、不良品配列箇所特定部85に通知され不良品の配列箇所(例えば:カード受けポケット16c−1)が特定されて、カード置き先指示部83に通知され、カード置き先指示部83はカード移し手段20の吸着切替部36の動作を制御する。
カード置き先指示部83の指示によりカード移し手段20はカード受けトレー18の全てのカードCを一斉に吸着して持ち上げ、下降してカード吸着保持部19c−1以外のカード吸着保持部の吸着を解除してカード重ね収納部位21c−1以外のカード重ね収納部位には良品のカードを一斉に放し収納し(移し)、カード吸着保持部19c−1の吸着を解除せず不良品カードを保持したまま上昇し、不良品カードストック24上に移動して該不良品カードストック24のカード重ね収納部位23c−1に不良品カードを吸着解除して放し収納する(移す)。
撮像された不良品の画像情報、該不良品の配列箇所情報、該不良品の不良部位の位置情報などが格納される不良品情報格納部84に格納され、パソコンなどで表示・分析して原因を究明することができる。
基準画像情報82は、制御部25の基準画像作成指示部(図示せず省略)でカード面情報の作成を指示状態として、良品カードの画像情報75を画像合成部44で合成することによって得る。基準画像作成指示部(図示せず省略)によるカード面情報の作成を指示状態においては基準画像情報82は判定部26には送られず、基準画像格納部81に格納される。基準画像格納部81は複数の基準画像情報を格納しておくことができ、各基準画像情報には名称が付与され、基準画像選択部(図示せず省略)によって使用する基準画像情報を選択できるようになっている。
<仕切り板のセット>
計数部91はカード重ね収納部位21a−1〜21c−9の個々に収納されたカード数と、カード受けポケット16a−1〜16c−9に在るないしこれから入るカードCがカード重ね収納部位21a−1〜21c−9に収納される何枚目のカードになるか、不良品配列箇所情報87を含めて計数しそれをカード数記録部86に記録し、カード数記録部86のカード数情報89はカード載せ指示部88に送られる。
区切り数設定部79で設定された区切り数90は仕切り板移し指示部88に記憶され、カード載せ指示部88はカード数情報89と区切り数90に基づいて、仕切り板セット部69に仕切り板Jの移し載せを指示する。
区切り数設定部79で区切り数を設定(例えば:区切り数50枚)とした場合、50枚目のカードC(最後のカード)がカード受けトレー18の所定のカード受けポケットに入った後で、50枚目のカードCの上に仕切り板セット部69から仕切り板Jが排出され載せられる。この際、50枚目のカードCに達していないカード受けポケットと不良品のあるカード受けポケットには仕切り板Jは載せられない。カード移し手段20によって不良品以外の全良品カードCおよび全仕切り板Jが良品カードストック22に収納される。不良品は不良品ストック24に収納される。
例えば、50枚のカードの内のカード受けポケット16c−1に入るカードCが不良品で摘出された場合にあっては、カード受けポケット16c−1以外のカードポケットに入ったカードCは50枚目のカードCであるので、これらカード受けポケット16c−1以外のカードポケットのカードには仕切り板Jが載せられる。続くその次のカード移し動作にあっては、カード受けポケット16c−1だけが50枚目のカードとなるので、カード受けポケット16c−1のカードCの上だけに仕切り板Jが載せられる。そしてカード受けトレー18の全てのカードとともに良品カードストック22に収納される。
他の機器の制御については、材料供給部動作指示部121の指示によって材料供給部3の動作は制御され、ハンマー駆動部動作指示部122の指示によってハンマー駆動部9の動作は制御され、搬送部動作指示部123の指示によって材料搬送部4およびカード搬送部14の動作は制御され、カード受けトレー動作指示部124の指示によってカード受けトレー18の動作は制御される。
次に本発明の異なる実施例について説明する。なお、これら本発明の異なる実施例の説明に当たって、前述した本発明の実施例と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図15に示す本発明の実施例2において前記実施例1と主に異なる点は、仕切り板セット部69を設けず、代わりにカード受けポケット16a−1〜16c−9と同じ配列の仕切り板収納部94(94a−1〜94c−9)を設けてなる仕切り板セット部95を設け、良品カードストック22、不良品カードストック24、仕切り板セット部95を、カード受けトレー18の真下から外した位置の該カード受け本体18の進行方向(X方向)に対して直角方向(Y方向)で一列に並べ、カード移し手段20を良品カードストック22、不良品カードストック24、仕切り板セット部95、カード受けトレー18上を移動(Y方向に移動)するようにして、カード移し手段20が仕切り板移し手段としても動作するようにしたカード形成装置96を形成した点にある。
また、仕切り板は孔65を有さない仕切り板J自体が単独でカード吸着保持部19a−1〜19c−9に吸着保持される形態の仕切り板Kである。
(1)仕切り板のセット動作
良品カードストック22のカード重ね収納部位の一つでも区切り数に達したら、カード移し手段20は仕切り板セット部95の全配列の仕切り板Kを吸着移動して良品カードストック22のカード重ね収納部位21a−1〜21c−9内に降ろし、区切り数に達しているところの仕切り板Kのみを離しカードCの上に載せ、区切り数に達していない場所の仕切り板Kは不良品カードストック24に運び収納する。
(2)仕切り板の他のセット動作
良品カードストック22のカード重ね収納部位の一つでも区切り数に達したら、カード移し手段20は仕切り板セット部95の区切り数に達した箇所のカードKのみを吸着移動して良品カードストック22の区切り数に達した箇所のカード重ね収納部位のカードCの上に仕切り板Kを載せる。
図16、図17に示す本発明の実施例3において前記実施例1と主に異なる点は、打抜形成部の構成を固定型にカード打抜体を設け、可動型に受け沈み体を設けた構成とした打抜形成部97を形成した点にある。
打抜形成部97は、ベース5側に可動可能に設けられた上面を固定型材料抑え面98とした固定型99と、カード打抜時では前記固定型99に向かってハンマー8に押されて移動されるとともに前記固定型材料抑え面98との対向面を該固定型材料抑え面98とで材料Aを挟み抑える可動型材料抑え面100としてなる可動型101と、前記固定型99内に底部をベース5に載置し設けられた、カード打抜時には前記固定型99の沈み動作によって前記固定型材料抑え面98より突出されて材料からカードを打ち抜き形成するカード打抜体102と、前記固定型99側に設けられた、カード打抜時からカード非打抜時への離れ動作時において、カードCを打ち抜いて突出状態にある前記カード打抜体102の打抜面108が前記固定型材料抑え面98と同一面となるように、沈み状態にある該固定型99を弾性力により戻し移動させる打抜面合せ弾性体103と、前記可動型101に設けられたカード打抜時の前記カード打抜体102の打抜動作と材料Aから打抜き出されたカードによって前記可動型101内に押し沈められてカードCが退避するカード退避ポケット104(図17の(b)参照)を形成する受け沈み体105と、前記可動型101側に設けられたカード打抜時からカード非打抜時への離れ動作時において、沈み状態にある前記受け沈み体105の打抜受け面109が前記可動型材料抑え面100と同一面となるように、該受け沈み体105を弾性力により戻し移動させる受け沈み体戻し弾性体106と、カード非打抜時に前記固定型材料抑え面98と前記可動型材料抑え面100との間に形成される、打ち抜かれる材料の厚みよりも広くかつ該材料の2枚の厚みよりも狭い隙間距離とされてなる材料通し隙間55と、カード非打抜時にあっては前記材料通し隙間55を形成するように前記可動型101を前記固定型99から弾性力により押し離す隙間形成弾性体59とからなる構成である。
可動型101の上部にはハンマー受けプレート107が設けられている。
また、前記材料通し隙間55内にカードの一部がある状態のうちに、カード搬送部14による該カードの強制搬送状態が形成される位置に該カード搬送部14の最初の挟持ローラが位置されている。
図17によって打抜形成部97のカード打抜動作を説明する。
(a)非打抜時:材料Aが搬送され停止する。このとき可動型材料抑え面100と打抜受け面109が同一面と位置決めされ、固定型材料抑え面98と打抜面108が同一面と位置決めされた状態である材料通し隙間55が形成されている。非打抜時にあって形成される材料通し隙間55は、可動型材料抑え面100と打抜受け面109が同一面と位置決めされ、固定型材料抑え面98と打抜面108が同一面と位置決めされた状態で形成される隙間である。
(b)打抜時:ハンマー8の降ろしに伴って可動型101が下降する。可動型101はその可動型材料抑え面100で材料Aを固定型材料抑え面98に抑えつけた挟持状態として、さらに下降して打抜面合せ弾性体103を収縮させて固定型99を沈める。固定型99が沈むとその分だけカード打抜体102が固定型材料抑え面98より突出した形態となって、材料AからカードCを打抜形成するとともに材料A側には打抜跡Eを形成する。内抜き形成され押し上げられるカードCによって受け沈み体戻し弾性体106が収縮させられて受け沈み体105を沈め沈みカード退避ポケット104を形成し、カードCの一部はカード退避ポケット104に入り退避する形態となる。
(c)非打抜時:ハンマーが上がるに伴って、可動型101が隙間形成弾性体59(図示せず省略)の弾性復元力に押し上げられ、受け沈み体戻し弾性体106の弾性復元力によって受け沈み体105が移動して打抜受け面109を可動型材料抑え面100と同一面にするとともに、カードCを打抜跡E内に戻す。打抜面合せ弾性体103の弾性復元力によって固定型99が押し上げられ固定型材料抑え面98を打抜面108と同一面とする。以上の動作によって材料通し隙間55が形成され、材料Aが移動できる状態となり、材料Aと材料通し隙間55の間に形成される隙間がカードCの厚みよりも狭いので、カードCは打抜跡Eから少しも出ることができず、該打抜跡E内にと留められたまま、材料通し隙間55内に一部があるうちにカード搬送部14のローラに挟持される。
図18に示す本発明の実施例4において前記実施例1と主に異なる点は、材料搬送部4を打抜装置29からカード排出部13に向かって、第1ゾーン145、カード面検出部位15a、15bが配置された検出ゾーン146、第2ゾーン147からなる構成とし、材料搬送部4を搬送部駆動手段28で駆動し、材料搬送部4を搬送部駆動手段148で駆動し、カード面検出部位15a、15bによるカード面の検出動作を、打抜装置29の一非打抜時に一材料Aの全カード(本実施例では3×5=15枚)のカード面の検出を行うようにしたカード形成装置149を形成した点にある。
より具体的に説明すると、
打抜装置29で打抜形成された一材料Aの全カードCであるカード群CGは、第1ゾーン145に位置される。
打抜装置29の一非打抜時(位置合わせ部32での材料Aの位置合わせ(位置修正)時間2秒〜6秒である打抜装置29の非打抜時)で、カード群CGは全カードが検出ゾーン146を2秒〜6秒(本実施例では2〜3秒)の間に通過され且つ全カードの両面が撮像されて第2ゾーン147に位置される。
打抜装置29での次の打抜動作および第1ゾーン145へのカードCの搬送に同期した搬送動作によって第2ゾーン147に位置されているカードCは一行ずつカード排出部13から排出され、カード受けトレー18のカード受けポケット19a−1〜19c−5に一行ずつ収納される。
第1ゾーン145、検出ゾーン146、第2ゾーン147の駆動は、それぞれに別々に制御部によって制御される個別の搬送部駆動手段としてもよい。
一材料Aの全カードの打抜が完了したら搬送動作を止めることなく第2ゾーン147にまで該全カードを搬送位置させるように動作させるのもよい。この場合、カード群CGの最後に打ち抜かれた最後尾カード行群が第1ゾーン145に位置される前に、カード群CGの先頭カード行群が検出ゾーン146に入っている形態とすることも可能である。また、当然のことながら、少なくとも検出ゾーン146をカードが通過して間は打抜装置29の打抜動作の無い一非打抜時であり、本実施例では、位置合わせ部32での材料Aの位置合わせ(位置修正)時間2秒〜7秒である打抜装置29の一非打抜時である。
カード群CGの全カードの検出ゾーン146の通過時間は上記の時間に限定されるものではなく、カード面検出部位15a、15bの性能、判定部等の処理能力、カード群CGのカード数や長さなどによって異なってくるし、一非打抜時の長さ(正確には一非打抜時の無振動時間)によっても異なってくる。クレジットカードなどで3行×6列の18枚のカードのカード面の検出は現在の技術では1秒でも検出可能である。
屑材料分離爪12の位置は材料搬送部4のどこでもよい。
材料搬送部はローラ群、ベルト、ローラとベルトの組み合わせなど多様な形態のものがある。

第2ゾーン147のローラ群は排出側に向かって下り勾配形態(上のローラの軸が下のローラの軸よりカード送り方向に行くにしたがってずれが大きくなってゆく)となっていて、該ローラ群の先頭のカード排出部13を形成する上ローラと下ローラは、該上ローラの軸が該下ローラの軸よりも前方に位置され、カード排出部13から排出されるカードは先頭側を下げた傾斜状態で排出されるようになっている。
さらに、カード排出部13から傾斜状態で排出されるカードは、カード排出部13から離れる前にその先頭部分がカード受けトレー18のカード受けポケット内(凹み形態)に位置されて、先頭部分がカードポケット内に位置してからカードはカード排出部13の上ローラと下ローラから離されるようにされている。
カードの先頭下げ傾斜排出と、カード排出部13の上ローラと下ローラから離れる前にカードの先頭部がカード受けポケット内(凹み形態)に位置されるということによって、カードはその先頭部分をカード受けポケットから外れることなくその底に到達させ倒れるように収まるという動作になり、この動作によって、カードはカード受けポケットから外れることなく確実に収まることを実現している。
本発明は材料からカードを打抜形成する産業で利用される。
A:材料、
C:カード、
CG:カード群、
CE:不良品、
E:打抜跡、
G:屑材料、
J:仕切り板、
K:仕切り板、

1:カード形成装置、
2:材料セット部、
3:材料供給部、
4:材料搬送部、
5:ベース、
6:固定型、
7:可動型、
8:ハンマー、
9:ハンマー駆動部、
10:打抜形成部、
11(11a、11b、11c):仕切り板移し手段、
12:屑材料分離爪、
13:カード排出部、
14:カード搬送部、
15a、15b:カード面検出部位、
16(16a−1〜16c−9):カード受けポケット、
17:トレー駆動手段、
18:カード受けトレー、
19(19a−1〜19c−9):カード吸着保持部、
20:カード移し手段、
21(21a−1〜21c−9):カード重ね収納部位、
22:良品カードストック、
23(23a−1〜23c−9):カード重ね収納部位、
24:不良品カードストック、
25:制御部、
26:判定部、
27:屑材料回収ケース、
28:搬送部駆動手段、
29:打抜装置、
30:ねじ軸、
31:ナット、
35:エアーシリンダ部、
36:吸着切替部、
37(37a、37b、37c):仕切り板セット部、
38a、38b:検出隙間部位、
39a、39b:照明、
40:下先半面、
41:下後半面、
42:上先半面、
43:上後半面、
44:画像合成部、
49:固定型材料抑え面、
50:可動型材料抑え面、
51:カード打抜体、
51(51a、51b、51c):打抜部位、
52:打抜面合せ弾性体、
53:カード退避ポケット、
54:受け沈み体、
54(54a,54b、54c):受け沈み部位、
55:材料通し隙間、
56:受け沈み体戻し弾性体、
57:打抜面、
58:打抜受け面、
59:隙間形成弾性体、
60:可動型離間規制部、
63:カード本体、
64:凸片、
65:孔、
66:開口部、
68:凸片入り部、
69:仕切り板セット部、
72:撮像指示部、
73(73a、73b、73c):駆動モータ、
74:情報付与部、
75:画像情報、
76:カード配列箇所情報記録部、
77:カード配列箇所情報、
78:判定情報格納部、
79:区切り数設定部、
80:カード面情報、
81:基準画像格納部、
82:基準画像情報、
83:カード置き先指示部、
84:不良品情報格納部、
85:不良品配列箇所特定部、
86:カード数記録部、
87:不良品配列箇所情報、
88:カード移し指示部、
89:カード数情報、
90:区切り数、
91:計数部、
94(94a−1〜94c−9):仕切り板収納部、
95:カードセット部、
97:打抜形成部、
98:固定型材料抑え面、
99:固定型、
100:可動型材料抑え面、
101:可動型、
102:カード打抜体、
103:打抜面合せ弾性体、
104:カード退避ポケット、
105:受け沈み体、
106:受け沈み体戻し弾性体、
107:ハンマー受けプレート、
108:打抜面、
109:打抜受け面、
121:材料供給部動作指示部、
122:ハンマー駆動部動作指示部、
123:搬送部動作指示部、
124:カード受けトレー動作指示部、
130:一回目の撮像、
131:下先半面情報、
132:二回目の撮像、
133:下後半面情報、
134:一回目の撮像、
135:上先半面情報、
136:二回目の撮像、
137:上後半面情報、
138:カード下面合成画像、
139:カード上面合成画像、
145:第1ゾーン、
146:検出ゾーン、
147:第2ゾーン、
148:搬送部駆動手段、
149:カード形成装置。

Claims (2)

  1. 非打抜時は材料が通される材料通し隙間を型間に形成するとともに、打抜時は前記材料通し隙間に通された材料を抑えてカード打抜き動作をする固定型と可動型とからなる打抜形成部を備え、この打抜形成部で前記カードを前記材料のカードの打抜跡に戻して納めた状態であるカード納め材料を前記材料通し隙間の外に送り出すカード形成装置において、
    前記材料通し隙間の隙間距離が材料の1枚の厚みよりも広くかつ該材料の2枚の厚みよりも狭い隙間距離であり、前記材料通し隙間の外にカードを挟持形態で搬送するカード搬送部が設けられ、前記材料通し隙間から前記カード搬送部のカード挟持部位までの距離がカードの長さよりも短い距離であるとともに、
    前記打抜形成部が、
    打面側を固定型材料抑え面としてなる固定型と、
    カード打抜時では前記固定型に向かって移動されるとともに前記固定型材料抑え面との対向面を該固定型材料抑え面とで材料を挟み抑える可動型材料抑え面としてなる可動型と、
    この可動型あるいは前記固定型に設けられた、カード打抜時には前記可動型材料抑え面あるいは前記固定型材料抑え面より突出されて材料からカードを打ち抜き形成するカード打抜体と、
    カード打抜時からカード非打抜時への離れ動作時において、前記カード打抜体の打抜面と前記固定型材料抑え面あるいは前記可動型材料抑え面とが同一面となるように、前記固定型あるいは前記可動型の前記カード打抜体との関係で沈み状態にある側を弾性力により戻し移動させる打抜面合せ弾性体と、
    前記固定型あるいは前記可動型に設けられた、カード打抜時の前記カード打抜体の打抜動作と材料から打抜き出されたカードによって前記固定型内あるいは前記可動型内に押し沈められてカードが退避するカード退避ポケットを形成する受け沈み体と、
    カード打抜時からカード非打抜時への離れ動作時において、沈み状態にある前記受け沈み体の打抜受け面が前記固定型材料抑え面とあるいは前記可動型材料抑え面と同一面となるように、該受け沈み体を弾性力により戻し移動させる受け沈み体戻し弾性体と、
    カード非打抜時に前記固定型材料抑え面と前記可動型材料抑え面の間に形成される、打ち抜かれる材料の厚みよりも広くかつ該材料の2枚の厚みよりも狭い隙間距離とされてなる材料通し隙間と、
    カード非打抜時にあっては前記材料通し隙間を形成するように前記可動型を前記固定型から弾性力により押し離す隙間形成弾性体と、
    この隙間形成弾性体によって前記固定型から離間される前記可動型を止め前記材料通し隙間の隙間距離に規制するための可動型離間規制部とからなる打抜形成部であることを特徴とするカード形成装置
  2. 打抜形成部で材料から打ち抜かれたカードを搬送するとともに、該カードのカード面が露出して搬送される検出隙間部位を有するカード搬送部と、前記検出隙間部位を通過するカード面を検出してカード面情報を得るカード面検出部位と、前記カード面情報に基づいて良品カードであるか不良品カードであるかを判定して判定情報を得る判定部と、前記良品カードを収納する良品カードストックと、この良品カードストックに前記良品カードのみを移して前記不良品カードは該良品カードストック以外の場所に移す動作をするように制御部に制御されてなるカード移し手段と、前記カード搬送部から排出されるカードを一行ずつ受け取る、打抜時のカードの配列と同じ配列とされた凹形態のカード受けポケットを有するとともに、スライド動作されるカード受けトレーとを備え、
    前記カード移し手段は前記カード受けトレーの全てのカードを一斉に吸着して前記良品カードストック上で良品カードを一斉に放して該良品カードストックに収納し、前記不良品カードストック上で不良品カードを放して該不良品カードストックに収納するように動作することを特徴とする請求項1記載のカード形成装置。
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