JP2005144619A - カードシート打抜装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 プッシュバック方式で打抜いて復元の状態で搬送されるカード製品を金型外へ搬送し、外れて姿勢を崩したりジャミングを起こすことなく正規の姿勢で回収する。
【解決手段】 カードシートの領域内に所定寸法のカードを形成し、少なくともパンチ及びそれに付随するストリッパとダイ及びそれに付随するノックアウト部材とによって構成される打抜金型によって、前記カードシートを打ち抜いて得られるカード製品を、前記打抜金型上で打ち抜かれて残されたカードシートに再び嵌め込む方式のプッシュバック方式のカードシート打抜装置において、前記打抜金型と分離排出部との間に、前記打ち抜かれて残されたカードシートに嵌め込まれた前記カード製品をほぼ平坦に揃えて保持する保持手段を設けていることを特徴とするカードシート打抜装置。
【選択図】 図2

Description

本発明はICカードシートを打ち抜いてICカード製品を製作する分野、特にICカードに打ち抜く分野に利用する。
カードシートを打ち抜いてカード製品を製作する方法として、金型内でカード製品を打ち抜いてそのまま分離落下させる、いわゆる抜き落し方式と、特許文献1に示すように打ち抜いたカード製品を金型内でノックアウト機構によってカードシートに嵌め込み、金型外に搬送した後突き落とし等によりカード製品を分離回収するいわゆるプッシュバック方式がある。
装置構成上は一般に前者の方が装置が単純であり、安価である。しかしカードシートの中でもICインレットを内蔵するICカードシートを用いる場合、この層を構成する受像層や筆記層の材料の物性によって、切れ味を重視するようなときには、後者の方式が必要になる事がある。また高速で打ち抜きを行いたい場合も一般的に後者の方式が有利である。
特開平11−333799号公報
プッシュバック方式を行う場合、最も注意が必要なのは、ノックアウト機構によってカードシート等元のシートに嵌め込んだカード製品を如何に安定して金型外へ搬送するかである。シートには反りや歪みがあり、嵌め込まれたカード製品は自身の反りによってカードシートに対してカード製品が傾いたり、また金型の外へシートが搬送される際、反った製品のエッジが金型に引っ掛って、ジャミングを起こしたり、金型外へ搬送されても分離(ノックアウト)する際に製品が傾いた状態で落下するため、その受け側の手段であるコンベアやマガジン等に正規の姿勢で載らず、ここでジャミングを起こす事もあった。
本発明はこのような障害を排して安定した高生産性のカードシート打抜装置を提供することを課題目的にする。
この目的は次の技術手段(1)〜(7)項の何れかによって達成される。
(1) カードシートの領域内に所定寸法の少なくとも一つのカードの輪郭を形成し、少なくともパンチ及びそれがダイに接触しない間はパンチに連動して同方向に移動するストリッパと、ダイ及びそれがパンチに接触する間はパンチに連動してダイの内部を同方向にスライドするノックアウト部材とによって構成される打抜金型によって、前記カードシートを前記輪郭に沿って打ち抜いて得られるカード製品を、前記打抜金型上で打ち抜かれて残されたカードシートに再び嵌め込み、前記打抜金型外で前記カード製品を前記打ち抜かれて残されたカードシートと分離して排出するようにしたプッシュバック方式のカードシート打抜装置において、
前記打抜金型と前記カード製品の分離排出部との間の前記打抜金型のカードシート搬送方向出口近傍に、前記打ち抜かれて残されたカードシートに嵌め込まれた前記カード製品をほぼ平坦に揃えて保持する保持手段が設けられていることを特徴とするカードシート打抜装置。
(2) (1)項に記載のカードシート打抜装置において、前記保持手段はカードシートの厚さとほぼ同程度の隙間を形成して対向するローラ対の間に、打ち抜かれて残されたカードシートに嵌め込まれたカード製品が搬送されるようにしたものであることを特徴とするカードシート打抜装置。
(3) (1)項に記載のカードシート打抜装置において、前記保持手段はカードシートの厚さとほぼ同じかそれ以下の隙間を形成して対向するローラ対を有し、該ローラ対のうち少なくとも一方のローラが、他方のローラに対して荷重付加手段を有し該荷重付加手段の付勢に抗して、打ち抜かれて残されたカードシートに嵌め込まれたカード製品が前記隙間を搬送されるとき該隙間が広げられるようにしたものであることを特徴とするカードシート打抜装置。
(4) (1)項に記載のカードシート打抜装置において、前記保持手段は対向する2つの平面形成部材の間に、打ち抜かれて残されたカードシートに嵌め込まれたカード製品を搬送して停止させ、カードシートの厚さとほぼ同程度の隙間を形成して、前記平面形成部材が前記残されたカードシート及び前記カード製品を押圧することを特徴とするカードシート打抜装置。
(5) (1)項に記載のカードシート打抜装置において、前記保持手段は入り口の隙間がカードシートの厚さより広く、中へ進むにつれて隙間をカードシートの厚さとほぼ同じ寸法となるようにした対向する平面形成部材とガイド面形成部材との間に、打ち抜かれて残されたカードシートに嵌め込まれたカード製品を搬送するようにしたものであることを特徴とするカードシート打抜装置。
(6) (1)項に記載のカードシート打抜装置において、前記保持手段はカードシートの厚さとほぼ同程度の隙間を形成して対向するローラ及び平面形成部材の間に、打ち抜かれて残されたカードシートに嵌め込まれたカード製品を搬送させるようにしたことを特徴とするカードシート打抜装置。
(7) (1)項に記載のカードシート打抜装置において、前記保持手段はカードシートの厚さとほぼ同じかそれ以下の隙間を形成して対向するローラ及び平面形成部材を有し、該ローラは、該平面形成部材に対して荷重付加手段を有し該荷重付加手段の付勢に抗して、打ち抜かれて残されたカードシートに嵌め込まれたカード製品が前記隙間に搬送されるとき該隙間が広げられるようにしたことを特徴とするカードシート打抜装置。
本発明により、保持手段が働きカードシートにプッシュバックしたカード製品がほぼ平坦に保持され、ジャミングを起こすこと無く安定して搬送でき、一定の姿勢でカード製品が分離回収でき、安定したカード製品の打抜生産が可能になる。
本発明を実施するための最良の形態を記述するに当たっては、カードシートはカード製品としてICカード製品が打ち抜いて製作できるようにしたICカードシートを用いて説明する。しかし本発明の対象とするものはこのようなICカードシートやICカード製品に限られるものではなく広くカード製品を製作する場合に適用できるものである。
ICカードシート3は図5(a)の層構成断面図や図5(b)の亀裂の発生状況をも表示した層構成断面図に示すように、0.2mm厚のPET等で構成されるシートであるベースの上に表面層を有する第1のシート301及び第2のシート304をホットメルトのような接着剤層303でラミネートした構造で、接着剤層303にはICのインレット302が封入されている。そして第1のシート301のベース301Aには表面層として画像形成が可能な受像層305が塗布され、第2のシート304のベース304Aには表面層として筆記層306が塗布されている。
表面層として受像層305を有する第1のシート301と、表面層として筆記層306を有する第2のシート304を備えたICカードをパンチとダイによって打ち抜く場合、実験の結果、第1のシート301をパンチ側に位置させ、第2のシート304をダイ側に位置させると、第2のシート304のベース304Aの断面に直角な方向に亀裂304Kが入り易いことが分かった。
この原因を推測すると、以下のようになる。第1のシート301のベース301Aに塗布した受像層305と第2のシート304のベース304Aに塗布した表面層としての筆記層306とでは、例えば特願平2003−75507にも例示してあるようにそれぞれの機能に基づき成分構成が異なり、従って弾性率も異なり、第1のシート301の受像層305より第2のシート304の筆記層306の方が弾性率が高いことが分かった。そして、第1のシート301をパンチ側に位置させ、第2のシート304をダイ側に位置させて打ち抜くと、弾性率の低い受像層305はより延性が大きいので、第1のシート301はパンチによって引き延ばされるのみであるが、弾性率の高い表面層である筆記層306は延性が小さいので、それが塗布されている第2のシート304は影響を受けて最初はダイによって引き延ばされるが、途中で剪断状態になり、このときに第2のシート304のベース304Aの断面に亀裂304Kが入るものと思われる。
これにより、弾性率の高い筆記層306が表面層として塗布されている第2のシート304をパンチ側に位置させ、弾性率の低い受像層305が塗布されている第1のシート301をダイ側に位置させて実験すると、第1のシート301のベース301Aの断面にも第2のシート304のベース304Aの断面にも亀裂が入らないことが分かった。
即ち、筆記層306を有する第2のシート304をパンチ側に位置させ、受像層306を有する第1のシート301をダイ側に位置させて打ち抜くことにより、断面に直角な方向に亀裂が入らずに、良好な品質のICカードが得られることが分かった。
因みに、第1のシート301に塗布された受像層305の弾性率は常温で100〜200N/m2であり、第2のシート304に塗布された筆記層306の弾性率は常温で1000〜5000N/m2である。
図6の平面図に示すように、1枚のICカードシート3の一例は1列5枚で10段計50枚のICカード製品10が取れるようにしてある。
ICカードシート3には少なくとも片面にシートの打ち抜き時の位置合わせのためのマーク3Aが印刷されている。
一例としてICカードシートの流れ方向の先端と後端付近で、幅方向中央付近に四角または丸の黒ベタのマークがICカードシートの位置決めマーク3Aとして印刷されている。黒ベタ以外でも十字線や、十字線と黒ベタマークを組み合わせたもの等、適宜の形状が考えられる。
また打ち抜き時の流れ方向にも少なくとも1列に黒ベタのマークがあり、これが送りピッチ位置合わせマーク3Bとして使用される。
次に本発明のICカードシート打抜装置を図1の斜視図を用いて説明する。
前記ICカードシート3は、樹脂等でできたパレット31上に積載される。一例としてICカードシート3は前記位置決めマークの印刷面を下面にして積載される。また、ICカードシート3の最下部及び最上部及び適当な間隔で、ICカードシート3とほぼ同寸法のSUS板2が挟まっている。一例として2mm厚のSUS303の板材がSUS板2としてICカードシート3の50枚間隔毎に挟まっている。このSUS板2の目的は、図4に示したようにICカードシート3のインレット302の出っ張り部Dを押さえる事によってICカードシート3の平坦度を良くする事や、ICカードシート3の反りを押さえるためである。
パレット31上には一例として約400枚のICカードシートが積載される。
ICカードシート3を積載したパレット31を、リフター等によりICカードシート打抜装置100のICカードシート供給部30にセットする。パレット31は図示はしないが昇降装置等により上昇し、ICカードシート3の最上面が規定の高さになったところで停止する。複数の吸引パッド33Aが取り付けられた吸引ヘッド33が、最上面のICカードシート3を1枚吸着し、位置決め部にセットされる。なお最上面にSUS板2がきた場合は、近接センサ等により判別した後、別のSUS板積載ステーション20のパレット21上に載置して積載されてゆく。
位置決め部40では図6で図示したICカードシートの位置決めマーク3Aを下側から図示はしないが画像センサにより検出し、正規の位置になる様にICカードシート3を動かして位置決めする。ICカードシート3を動かす手段は一例としてICカードシート3をサクションテーブルに吸着し、サクションテーブルを回転方向及び前後左右方向に動かす事によって行われるものであり、これによってICカードシート3の位置決めが可能になる。
位置決めされたICカードシート3は規定速度で一定量搬送し、その際送りピッチ位置合わせ用マーク3Bを図示はしないが画像センサにより検出し、ピッチを測定する。次にICカードシート3をチャック41により保持し、打抜部50へ上記ピッチ測定値を元に打ち抜き位置が正確になる様補正しながら送り込んでゆく。
打抜部50では打抜金型51によりいわゆるプッシュバック方式でプレスの1ストロークで1段目の5枚のICカード製品10を打ち抜く。なお5枚のICカード製品10は同時に打ち抜いても良いし、またパンチの高さに差を付け、例えば片側から1、3、5列目を先に打ち抜き、その後2、4列目を打ち抜く様にしても良い。この場合は打ち抜き時のショックや騒音を分散する効果がある。そして1段目が終了すると2段目以降が次々に打ち抜かれて行く。
打ち抜いてプッシュバックされたICカード製品10はICカードシート3と共に打抜金型51外へ送られる。ここで本発明の特色である打ち抜かれたICカードシート3とそれにプッシュバックされたICカード製品10の同一面化機構である保持手段60によって、揃えられて保持される。これについて図2の打抜部の断面図、図3の保持手段の斜視図及び図4の保持手段の他の例を示す側面図を用い詳細に説明する。
打抜部50には固定の基台511と該基台511のガイド機構によって上下に移動するラム521が設けられ、固定の基台511にはダイ512が取り付けられ、ラム521にはパンチ522が取り付けられ、ラム521の上下動によってパンチ522がダイ512に嵌入しダイ上にあるICカードシート3を打ち抜いてICカード製品10を得るようにしてある。
また、ダイ512の内側の孔部にはノックアウト部材513が内蔵するバネ514によって該ノックアウト部材513の表面がダイ512の表面と同一平面になるように付勢され、前記孔部にスライド可能に嵌合して設けられている。更にパンチ522の外側にストリッパ523がバネ524によって該ストリッパ523の表面がパンチ522の表面と同一平面となるように付勢され、前記パンチ522にスライド可能に嵌合して設けられている。
そしてこのようなパンチ522、ダイ512やそれに付随するストリッパ523、ノックアウト部材513で構成される打抜金型51には、ICカードシート3が前述のチャック41によって搬送されてくる。
ここでパンチ522及びストリッパ523が下降して、先ずダイ512にストリッパ523がバネ524で付勢され、ダイ512上のICカードシート3を押さえて固定し更にパンチ522が下降してダイ512に嵌入し、ノックアウト部材513が付勢に抗して沈められ、ICカード製品10が打ち抜かれる。次にパンチ522の上昇に転ずるのに伴いノックアウト部材513もバネ514の付勢によってICカード製品10と共に上昇し元のICカードシート3の輪郭線の中に納められ、この状態で下流側の分離排出部64に搬出されるようにしてある。
これでほぼ十分に回収位置でICカード製品10を突き落として回収することが可能であるが、搬送中にICカード製品10がICカードシート3からはずれる心配もあるのでそれを万全に回避するために、保持手段60を打抜金型51の出口近傍に設けて、前記ICカードシート3へのICカード製品10の嵌め込みと揃えを強化するようにしてある。
保持手段60についての一例は、図2の他に図3の斜視図に詳しく示すように、ICカードシート3及びICカード製品10の搬送面611を形成する平面形成部材61上に軸受収納部612が設けられている。ICカードシート3及びICカード製品10の搬送方向に直角で前記搬送面611に平行に保持ローラ62を配置し、該保持ローラ62の両端には軸受621が設けられ、該軸受621は前記軸受収納部612の収納面を上下動可能にされている。前記保持ローラ62と前記搬送面611との隙間はICカードシート3及びICカード製品10の厚さに近い寸法に調整されて、前記軸受621は前記軸受収納部612にセットして固定される。そして前記隙間をICカードシート3及びICカード製品10が通過することによって、ICカード製品10がICカードシート3からはずれる心配無く分離排出部64の中間回収位置に搬送されてゆく。
これとは少し異なる保持手段60の例として、前記軸受621が前記軸受収納部612の収納面を上下動可能にしたままにして保持ローラ62及び軸受621共にその自重によって通過するICカードシート3及びICカード製品10を押圧して揃えて保持する効果をあげている。また、前記自重の他に更にバネ等による付勢手段を設けてもよい。
その他の保持手段60の例としては、図4(a)の側面図に示すように、保持ローラ62を2本、ICカードシート3及びICカード製品10の搬送方向に直角で搬送面に平行にローラ対として配置し、ローラ対の隙間をICカードシート3及びICカード製品10の厚さに近い寸法に調整してICカードシート3及びICカード製品10を通過させるようにしたものや、図4(b)の側面図に示すように、ローラ対をお互いに付勢させあって、その隙間をICカードシート3及びICカード製品10が通過するようにしたものでもはずれ防止の効果は大きい。
更には、他の保持手段60の例としては、図4(c)の側面図に示すように、平面形成部材61の搬送面611に対してICカードシート3及びICカード製品10が搬送されてきたときこれを一旦停止させ、上記平面形成部材61の搬送面611に対して、それに平行に上方に設けた平面板部材614を下降させてその平面部615で一旦押圧した状態にしてから押圧を解除して再度搬送させるようにしたものが良好な結果を示している。
更には、別の保持手段60の例としては、図4(d)の側面図に示すように、平面形成部材61の搬送面611に対して、入り口の隙間がICカードシートの厚みより広く、中へ進むにつれて隙間をICカードシートの厚さとほぼ同じ寸法となるように、対向する上部のガイド面を有するガイド面形成部材616を設け、その隙間をICカードシート3及びICカード製品10が通過するようにしたものである。
次にICカードシート3に嵌ったICカード製品10は分離排出部64に搬送され、上方からプッシャに64Aにより突き落とされる。突き落とされたICカード製品10は下方に設けられたコンベア65上に載り、搬送される。
コンベア65で搬送されたICカード製品10はコンベア65の下方にある画像センサ66により図7に示すように印刷パターン12とカードエッジ11との距離L1、L2を測定され、打ち抜き位置のチェックが行われる。
次のコンベアとしてゲートコンベア67は列毎に独立して上下方向に揺動する不良排出ゲート67Aを形成しており、上記打ち抜き位置不良のICカード製品10を排出可能となっている。またあらかじめICカードシート3にバーコード3C等により不良カードの位置情報を記録しておき、これを読み取ってこの不良排出ゲート67Aの機構により排出する事も可能である。また制御コンピュータ等からの情報に従って任意に不良のICカード製品10を排出する事も可能である。
さらに下流側にも上下方向揺動可能なゲートコンベア68があり、ICカードの抜き取り検査のためのサンプリングゲート68Aとすることが可能になっている。なお上記不良排出ゲート67Aとサンプリングゲート68Aの流れ方向の位置の順序は逆でも良い。
次にICカード製品10はクリーニング手段70により両面をクリーニングされる。図8の側面図に示すように、クリーニング手段70は、粘着ローラ71によりICカード製品10のゴミを吸着し、このゴミをテープ状の粘着シート73に転写して巻き取るようにしてある。クリーニング手段70は表裏同じ構造になっている。
この粘着シート73は間欠または連続送りされており、次々とゴミが吸着されていくため、粘着ローラ71は清浄な状態が保たれる。
ICカード製品10は次に製品回収部80の仮集積シャッター81上に集積される。仮集積シャッター81には10〜30枚程度のICカード製品10を集積可能で、上記規定枚数集積されたところで開閉し、ICカード製品集積体82を下のマガジン83に落下集積する。この方法の良いところは、ICカード製品10をまとめて落下させるため、1枚ずつ落下させるのに比べて安定した姿勢で落下し、集積不良が発生しにくい事である。また上記仮集積シャッター81は、後述するマガジン83の交換時に機械を停止させないためのバッファーの役割も果たす。
さらに仮集積部上方には画像センサ85が設けられ、ICカード製品10の表面の意匠を検出し、ICカード製品10の反転等の姿勢不良のチェックを行なう。この画像センサ85はカラーマークセンサや反射型光電センサ等でも良い。
図9の斜視図に示すように、マガジン83は例えば1列に400枚のカードを集積可能となっている。
マガジン83への集積部80には、マガジン83の内部で矢視のように上下に昇降可能なカード受け台84があり、最初は最上部に位置し、ICカード製品10が集積されるに従って下降し、ICカード製品10の落下距離が大きくなって集積不良が発生するのを防止する。
マガジン83のどれか1列が満杯(400枚)になると、上記仮集積シャッター81が出放しとなり、その間にマガジン83を空のものと交換し、上記ICカード製品10の受け台84が上昇を終了すると仮集積シャッター81が開閉をし、上記動作を繰り返す。
なお上記マガジン83の交換タイミングは、1列が満杯になった時に交換する方法で述べたが、別の方法として、規定のICカードICカードシート3の枚数(例えばICカードシート40枚)の加工を終了したところで、ICカードシート3の切れ目に合わせてマガジン83を交換する様にしても良い。
なお打ち抜かれて残されたICカードシート3のスクラップはスクラップ集積部86に集積される。
本発明のICカードシート打抜装置の一例を示す斜視図である。 本発明のICカードシート打抜装置の打抜部の一例を示す側面図である。 本発明のICカードシート打抜装置のICカードシートの保持部の一例を示す斜視図である。 本発明のICカードシート打抜装置のICカードシートの保持部の他の数例を示す斜視図である。 ICカードシートの層構成を示す断面図である。 ICカードシートの平面図である。 ICカード製品の平面図である。 ICカード製品のクリーニング手段の側面図である。 ICカード製品を回収するマガジンの斜視図である。
符号の説明
2 SUS板
3 ICカードシート
3A ICカードシートの位置決めマーク
3B 送りピッチ位置合わせ用マーク
3C バーコード
10 ICカード製品
20 SUS板積載ステーション
21,31 パレット
30 ICカードシート供給部
40 位置決め部
41 チャック
50 打抜部
51 打抜金型
60 保持手段
61 平面形成部材
62 保持ローラ
64 分離排出部
64A プッシャ
65 コンベア
66 画像センサ
70 クリーニング手段
71 粘着ローラ
73 粘着シート
80 製品回収部
100 ICカードシート打抜装置
301 第1のシート
301A ベース(第1のシートのベース)
302 インレット
303 接着剤層
304 第2のシート
304A ベース(第2のシートのベース)
304K 亀裂
305 受像層
306 筆記層
511 基台
512 ダイ
513ノックアウト部材
514,524 バネ
521 ラム
522 パンチ
523 ストリッパ
611 搬送面
612 軸受収納部
614 平面板部材
615 平面部
616 ガイド面形成部材
621 軸受

Claims (7)

  1. カードシートの領域内に所定寸法の少なくとも1つのカードの輪郭を形成し、少なくともパンチ及びそれがダイに接触しない間はパンチに連動して同方向に移動するストリッパと、ダイ及びそれがパンチに接触する間はパンチに連動してダイの内部を同方向にスライドするノックアウト部材とによって構成される打抜金型によって、前記カードシートを前記輪郭に沿って打ち抜いて得られるカード製品を、前記打抜金型上で打ち抜かれて残されたカードシートに再び嵌め込み、前記打抜金型外で前記カード製品を前記打ち抜かれて残されたカードシートと分離して排出するようにしたプッシュバック方式のカードシート打抜装置において、
    前記打抜金型と前記カード製品の分離排出部との間の前記打抜金型のカードシート搬送方向出口近傍に、前記打ち抜かれて残されたカードシートに嵌め込まれた前記カード製品をほぼ平坦に揃えて保持する保持手段が設けられていることを特徴とするカードシート打抜装置。
  2. 請求項1に記載のカードシート打抜装置において、前記保持手段はカードシートの厚さとほぼ同程度の隙間を形成して対向するローラ対の間に、打ち抜かれて残されたカードシートに嵌め込まれたカード製品が搬送されるようにしたものであることを特徴とするカードシート打抜装置。
  3. 請求項1に記載のカードシート打抜装置において、前記保持手段はカードシートの厚さとほぼ同じかそれ以下の隙間を形成して対向するローラ対を有し、該ローラ対のうち少なくとも一方のローラが、他方のローラに対して荷重付加手段を有し該荷重付加手段の付勢に抗して、打ち抜かれて残されたカードシートに嵌め込まれたカード製品が前記隙間を搬送されるとき該隙間が広げられるようにしたものであることを特徴とするカードシート打抜装置。
  4. 請求項1に記載のカードシート打抜装置において、前記保持手段は対向する2つの平面形成部材の間に、打ち抜かれて残されたカードシートに嵌め込まれたカード製品を搬送して停止させ、カードシートの厚さとほぼ同程度の隙間を形成して、前記平面形成部材が前記残されたカードシート及び前記カード製品を押圧することを特徴とするカードシート打抜装置。
  5. 請求項1に記載のカードシート打抜装置において、前記保持手段は入り口の隙間がカードシートの厚さより広く、中へ進むにつれて隙間をカードシートの厚さとほぼ同じ寸法となるようにした対向する平面形成部材とガイド面形成部材との間に、打ち抜かれて残されたカードシートに嵌め込まれたカード製品を搬送するようにしたものであることを特徴とするカードシート打抜装置。
  6. 請求項1に記載のカードシート打抜装置において、前記保持手段はカードシートの厚さとほぼ同程度の隙間を形成して対向するローラ及び平面形成部材の間に、打ち抜かれて残されたカードシートに嵌め込まれたカード製品を搬送させるようにしたことを特徴とするカードシート打抜装置。
  7. 請求項1に記載のカードシート打抜装置において、前記保持手段はカードシートの厚さとほぼ同じかそれ以下の隙間を形成して対向するローラ及び平面形成部材を有し、該ローラは、該平面形成部材に対して荷重付加手段を有し該荷重付加手段の付勢に抗して、打ち抜かれて残されたカードシートに嵌め込まれたカード製品が前記隙間に搬送されるとき該隙間が広げられるようにしたことを特徴とするカードシート打抜装置。
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