JP4633958B2 - 不揮発性半導体メモリ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、不揮発性フラッシュメモリ等の不揮発性半導体メモリに関し、特に、レイアウトの自由度の向上を図った不揮発性半導体メモリに関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、不揮発性フラッシュメモリにおいては、複数頁分のデータを複数ビット同時に読み出すものがある。図9は8頁分のデータを16ビット同時に読み出すことができる従来の不揮発性フラッシュメモリのレイアウトを示す模式図である。また、図10は図9に示す従来の不揮発性フラッシュメモリにおけるメモリセルアレイの制御部を示す回路図である。
【0003】
この従来の不揮発性フラッシュメモリは、2つのバンクB0及びバンクB1に区画されている。バンクB0には、4個のメモリセルアレイMCA00乃至MCA03が平面視で長方形をなすように配置され、バンクB1には、4個のメモリセルアレイMCA10乃至MCA13が平面視で長方形をなすように配置されている。1個のメモリセルアレイには、実際512列のメモリセルMCが形成されており、これらのメモリセルMCに接続され列方向に延びる512本のローカルビット線LBが設けられている。以下、説明の便宜上、図10に示すように、1個のメモリセルアレイ中に16本のローカルビット線LBがあるものとして説明する。16本のローカルビット線LBには、図10に示すように、平面視で1本おきにその上側にトランジスタTr1が接続され、トランジスタTr1が接続されていないものには、平面視で下側にトランジスタTr2が接続されている。また、1個のメモリセルアレイについては、2個のトランジスタTr1及び2個のトランジスタTr2の計4個のトランジスタ毎に1本のメインビット線MBが接続されている。従って、1個のメモリセルアレイに対して、メインビット線MBは4本(実際には128本)設けられている。メインビット線MBは列方向に延びており、平面視で互いに上下に位置するメモリセルアレイ間で共有されている。
【0004】
なお、1本のメインビット線MBに対して、平面視で各メモリセルアレイMCA00、MCA01、MCA10及びMCA11の上側に夫々8個(実際には256個)ずつ設けられたトランジスタTr1からスイッチ群Y1S0が構成され、平面視でこれら4個のメモリセルアレイの下側に夫々設けられたトランジスタTr2からスイッチ群Y1S1が構成されている。また、平面視で各メモリセルアレイMCA02、MCA03、MCA12及びMCA13の上側に夫々設けられたトランジスタTr1からスイッチ群Y1S2が構成され、平面視でこれら4個のメモリセルアレイの下側に夫々設けられたトランジスタTr2からスイッチ群Y1S3が構成されている。
【0005】
1個のスイッチ群Y1S0を構成するトランジスタTr1のゲートは、図10に示すように、2本の信号線D10及びD11によってドライバY1D0に接続されている。他のスイッチ群についても、同様である。ドライバY1D0、Y1D1、Y1D2及びY1D3は、夫々同一バンク内で隣り合う2個のスイッチ群Y1S0間、2個のスイッチ群Y1S1間、2個のスイッチ群Y1S2間及び2個のスイッチ群Y1S3間に配置されている。
【0006】
また、各メインビット線MBには、トランジスタTr4が接続されている。バンクB0においては、列方向に並んだメモリセルアレイMCA00及びMCA02により共有された4本のメインビット線MBに夫々接続された4個(実際には128個)のトランジスタTr4から1個のスイッチ群Y3S0が構成され、メモリセルアレイMCA01及びMCA03により共有された4本のメインビット線MBに夫々接続された4個(実際には128個)のトランジスタTr4から他の1個のスイッチ群Y3S0が構成されている。各スイッチ群Y3S0を構成するトランジスタTr4のゲートは信号線D30に共通接続され、ドライバY3D0に接続されている。バンクB1においては、2個のスイッチ群Y3S1が設けられ、各スイッチ群Y3S1を構成するトランジスタTr4のゲートが共通接続されてドライバY3D1に接続されている。
【0007】
更に、従来の不揮発性フラッシュメモリにおいては、図10に示すように、メインビット線MB毎に、スイッチ群Y3S0又はY3S1を介して1個のセンスアンプSAが設けられている。従って、メモリセルアレイMCA00及びMCA02には、4個(実際には128個)のセンスアンプSAが設けられている。
【0008】
そして、各センスアンプSAの出力端子が接続されたデータの入出力端子としてのDQパッドPAD1が設けられている。
【0009】
また、アドレス信号及び制御信号等を入力する入力パッドPAD2、アドレスバッファ等の周辺回路P1、電源生成回路等の周辺回路P2並びに読み出し及び書き込みの制御回路等の周辺回路P3が設けられている。
【0010】
更に、バンクB0には、図9に示すように、夫々メモリセルアレイMCA00乃至MCA03に設けられたワード線WLを選択する副XデコーダXSUB00乃至XSUB03が設けられている。バンクB1には、同様に、副XデコーダXSUB10乃至XSUB13が設けられている。
【0011】
更にまた、副XデコーダXSUB00及びXSUB01用の主XデコーダXDEC10、副XデコーダXSUB02及びXSUB03用の主XデコーダXDEC11、副XデコーダXSUB10及びXSUB11用の主XデコーダXDEC12、並びに副XデコーダXSUB12及びXSUB13用の主XデコーダXDEC13が設けられている。また、副XデコーダXSUB00乃至XSUB03用の主XデコーダXDEC20並びに副XデコーダXSUB10乃至XSUB13用の主XデコーダXDEC21が設けられている。主XデコーダXDEC20及びXDEC21は、夫々平面視でバンクB0及びB1に設けられたドライバY1D0の上側に配置されている。
【0012】
このような構造の従来の不揮発性フラッシュメモリにおいては、実際、夫々のメモリセルアレイMCA00、MCA01、MCA10及びMCA11は同時にアクセスされ、また、夫々128個のセンスアンプを備えているので、512個のセンスアンプSAからの出力信号がDQパッドPAD1を介して同時に読み出される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような従来の不揮発性フラッシュメモリには、512個のセンスアンプSAが並列して配置されているため、行方向の長さがセンスアンプSAの大きさにより定められてしまい、レイアウトの自由度が低いという問題点がある。この結果、より一層の高集積化が困難となっている。
【0014】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、レイアウトの自由度を向上させることができる不揮発性半導体メモリを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る不揮発性半導体メモリは、2個以上のメモリセルアレイを備えた複数個のバンクを有し、n(nは2以上の自然数)ビットのデータの同時読み出しが可能な不揮発性半導体メモリにおいて、1個の前記メモリセルアレイ内において列をなす複数個のメモリセルが共通接続されたn×k(kは自然数)本の副ビット線と、1個の前記メモリセルアレイ毎に、前記副ビット線とk本毎にそれぞれ接続された列方向に延びるn本の主ビット線と、前記n本の主ビット線とそれぞれ対応して接続される行方向に延びるn本のグローバルビット線と、前記n本のグローバルビット線とそれぞれ対応して接続されるn個のセンスアンプと、アドレス信号に基づいて前記主ビット線毎にk本の前記副ビット線のうちの1本を接続させる副ビット線選択手段と、前記アドレス信号に基づいて互いに同一のメモリセルアレイに設けられた前記n本の主ビット線をそれぞれ対応する前記センスアンプに1本ずつ接続させる主ビット線選択手段と、前記アドレス信号に基づいて複数個の前記バンクから活性状態となる1個のバンクを選択するバンク選択手段と、を有し、前記n本のグローバルビット線のそれぞれは、前記バンクにおいて行方向で互いに隣り合う前記メモリセルアレイからそれぞれ列方向に延びる2本の前記主ビット線が接続され、かつ、互いに隣り合う前記バンクにより共有され、前記n個のセンスアンプのそれぞれは、前記バンク間に配置され、前記グローバルビット線と接続されて前記バンク間で共有されていることを特徴とする。
【0017】
なお、前記グローバルビット線は、前記主ビット線選択手段の上層において行方向に延びて配置されてもよい。また、前記バンク選択手段は、前記バンク間に配置されていることが好ましい。
【0018】
また、前記主ビット線は、列方向で隣り合う2個以上の前記メモリセルアレイにより共有されていてもよい。
【0019】
更に、前記n個のセンスアンプは何れも読出用センスアンプであり、前記読出用センスアンプ以外に、さらに前記バンク毎に複数の書込・消去用センスアンプを備えても良い。例えば、前記nの値は128であり、前記読出用センスアンプを128個備える場合に、前記複数の書込・消去用センスアンプを16個備える。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例に係る不揮発性半導体メモリについて、添付の図面を参照して具体的に説明する。図1は本発明の第1の実施例に係る不揮発性フラッシュメモリのレイアウトを示す模式図である。また、図2は第1の実施例に係る不揮発性フラッシュメモリにおけるメモリセルアレイの制御部を示す回路図である。
【0023】
第1の実施例には、図1に示すように、2つのバンクB0及びバンクB1が設けられている。バンクB0には、4個のメモリセルアレイMCA00乃至MCA03が平面視で長方形をなすように配置され、バンクB1には、4個のメモリセルアレイMCA10乃至MCA13が平面視で長方形をなすように配置されている。1個のメモリセルアレイには、512列のメモリセル(図示せず)が形成されており、これらのメモリセルに接続され列方向に延びる512本のローカルビット線LBが設けられている。以下、説明の便宜上、図2に示すように、1個のメモリセルアレイ中に16本のローカルビット線LBがあるものとして説明する。16本のローカルビット線LBには、図2に示すように、平面視で1本おきにその上側にトランジスタTr1(副ビット線選択手段)が接続され、トランジスタTr1が接続されていないものには、平面視で下側にトランジスタTr2(副ビット線選択手段)が接続されている。また、1個のメモリセルアレイについては、2個のトランジスタTr1及び2個のトランジスタTr2の計4個のトランジスタ毎に1本のメインビット線MBが接続されている。従って、1個のメモリセルアレイに対して、メインビット線MBは4本(実際には128本)設けられている。メインビット線MBは列方向に延びており、平面視で互いに上下に位置するメモリセルアレイ間で共有されている。即ち、例えばメモリセルアレイMCA00及びメモリセルアレイMCA02によって、4本(実際には128本)のメインビット線MBが共有されている。同様に、例えばメモリセルアレイMCA11及びメモリセルアレイMCA13によっても、4本(実際には128本)のメインビット線MBが共有されている。
【0024】
なお、1本のメインビット線MBに対して、平面視で各メモリセルアレイMCA00、MCA01、MCA10及びMCA11の上側に夫々8個(実際には256個)ずつ設けられたトランジスタTr1からスイッチ群Y1S0が構成され、平面視で各メモリセルアレイMCA00、MCA01、MCA10及びMCA11の下側に夫々8個(実際には256個)ずつ設けられたトランジスタTr2からスイッチ群Y1S1が構成されている。また、平面視で各メモリセルアレイMCA02、MCA03、MCA12及びMCA13の上側に夫々8個(実際には256個)ずつ設けられたトランジスタTr1からスイッチ群Y1S2が構成され、平面視で各メモリセルアレイMCA02、MCA03、MCA12及びMCA13の下側に夫々8個(実際には256個)ずつ設けられたトランジスタTr2からスイッチ群Y1S3が構成されている。
【0025】
1個のスイッチ群Y1S0を構成するトランジスタTr1のゲートは、1個おきに共通接続され、行方向に延びる2本の信号線D10及びD11によってドライバY1D0に接続されている。同様に、1個のスイッチ群Y1S1を構成するトランジスタTr2のゲートは、行方向に延びる2本の信号線D12及びD13によってドライバY1D1に接続されている。また、1個のスイッチ群Y1S2を構成するトランジスタTr1のゲートは、1個おきに共通接続され、行方向に延びる2本の信号線によってドライバY1D2に接続されている。同様に、1個のスイッチ群Y1S3を構成するトランジスタTr2のゲートは、行方向に延びる2本の信号線によってドライバY1D3に接続されている。
【0026】
ドライバY1D0、Y1D1、Y1D2及びY1D3は、夫々同一バンク内で隣り合う2個のスイッチ群Y1S0間、2個のスイッチ群Y1S1間、2個のスイッチ群Y1S2間及び2個のスイッチ群Y1S3間に配置されている。
【0027】
図3はドライバY1D0及びY1D1の構造を示す回路図である。ドライバY1D0には、2個の3入力ナンドゲートNAND0及びNAND1並びに2個のインバータIV0及びIV1が設けられている。インバータIV0及びIV1の入力端は、夫々ナンドゲートNAND0及びNAND1の出力端に接続されている。一方、ドライバY1D1には、2個の3入力ナンドゲートNAND2及びNAND3並びに2個のインバータIV2及びIV3が設けられている。インバータIV2及びIV3の入力端は、夫々ナンドゲートNAND2及びNAND3の出力端に接続されている。
【0028】
ナンドゲートNAND0には、ビット線選択信号AY0T及びAY1Tが入力され、ナンドゲートNAND1には、ビット線選択信号AY0N及びAY1Tが入力される。ビット線選択信号AY0Nは、ビット線選択信号AY0Tの反転信号である。また、ナンドゲートNAND2には、ビット線選択信号AY0T及びAY1Nが入力され、ナンドゲートNAND3には、ビット線選択信号AY0N及びAY1Nが入力される。ビット線選択信号AY1Nは、ビット線選択信号AY1Tの反転信号である。更に、各ナンドゲートNAND0乃至NAND3には、メモリセルアレイMCA00、MCA01、MCA10又はMCA11を選択するときにアクティブになるセクタ選択信号SECTOR0が入力される。また、インバータIV0乃至IV3からは、夫々デコード信号D10乃至D13が出力される。デコード信号D10は、スイッチ群Y1S0を構成するトランジスタTr1のゲートが共通接続された一方の信号線に入力され、デコード信号D11は、他方の信号線に入力される。また、デコード信号D12は、スイッチ群Y1S1を構成するトランジスタTr2のゲートが共通接続された一方の信号線に入力され、デコード信号D13は、他方の信号線に入力される。
【0029】
ドライバY1D2及びY1D3は、夫々ドライバY1D0及びY1D1と同様の構造を有しているが、各ナンドゲートには、セクタ選択信号SECTOR0の替わりに、メモリセルアレイMCA02、MCA03、MCA12又はMCA13を選択するときにアクティブになるセクタ選択信号SECTOR1が入力される。
【0030】
また、各メインビット線MBには、トランジスタTr3(第1の主ビット線選択手段、スイッチング素子)が接続されている。バンクB0においては、列方向に並んだメモリセルアレイMCA00及びMCA02により共有されたメインビット線MBに夫々接続された4個(実際には128個)のトランジスタTr3からスイッチ群Y2S0が構成され、メモリセルアレイMCA01及びMCA03により共有されたメインビット線に接続された4個(実際には128個)のトランジスタTr3からスイッチ群Y2S1が構成されている。スイッチ群Y2S0及びY2S1は、いずれも平面視でスイッチ群Y1S3の下側に配置されている。スイッチ群Y2S0を構成する各トランジスタTr3のゲートは共通接続され、ドライバY2D0に接続されている。一方、スイッチY2S1を構成する各トランジスタTr3のゲートも共通接続され、ドライバY2D1に接続されている。
【0031】
図4はドライバY2D0の構造を示す回路図である。ドライバY2D0には、インバータIV4及びこの出力端に入力端が接続されたインバータIV5が設けられている。インバータIV4には、メモリセルアレイMCA00又はMCA02を選択するときにアクティブになるグループ選択信号GROUP0が入力され、インバータIV5からは、そのデコード信号D20が出力される。
【0032】
ドライバY2D1は、ドライバY2D0と同様の構造を有しているが、インバータIV4には、グループ選択信号GROUP0の替わりに、メモリセルアレイMCA01又はMCA03を選択するときにアクティブになるグループ選択信号GROUP1が入力される。また、インバータIV5からは、デコード信号D20の替わりに、グループ選択信号GROUP1のデコード信号D21が出力される。
【0033】
バンクB1においても、同様に、スイッチ群Y2S0及びY2S1がスイッチ群Y1S3の下側に配置され、ドライバY2D0及びY2D1が設けられている。
【0034】
ドライバY2D0及びY2D1は、夫々スイッチ群Y2S0及びY2S1に隣接するようにして、これらの間に配置されている。
【0035】
更に、各トランジスタTr3の他端にトランジスタTr4(バンク選択手段)が接続されている。バンクB0においては、スイッチ群Y2S0に接続された4個(実際には128個)のトランジスタTr4からスイッチ群Y3S0が構成され、また、スイッチ群Y2S1に接続された4個(実際には128個)のトランジスタTr4からスイッチ群Y3S0が構成されている。各スイッチ群Y3S0を構成するトランジスタTr4のゲートは共通接続され、夫々個別のドライバY3D0に接続されている。
【0036】
図5はドライバY3D0の構造を示す回路図である。ドライバY3D0には、インバータIV6及びこの出力端に入力端が接続されたインバータIV7が設けられている。インバータIV6には、バンクB0を選択するときにアクティブになるバンク選択信号BANK0が入力され、インバータIV7からは、そのデコード信号D30が出力される。
【0037】
一方、バンクB1においては、スイッチ群Y2S0に接続された実際128個のトランジスタTr4からスイッチ群Y3S1が構成され、また、スイッチ群Y2S1に接続された実際128個のトランジスタTr4からスイッチ群Y3S1が構成されている(図示せず)。各スイッチ群Y3S1を構成するトランジスタTr4のゲートは共通接続され、夫々個別のドライバY3D1に接続されている。
【0038】
ドライバY3D1は、ドライバY3D0と同様の構造を有しているが、インバータIV6には、バンク選択信号BANK0の替わりに、バンク1を選択するときにアクティブになるバンク選択信号BANK1が入力される。また、インバータIV7からは、デコード信号D30の替わりに、バンク選択信号BANK1のデコード信号(図示せず)が出力される。
【0039】
ドライバY3D0及びY3D1は、夫々スイッチ群Y3S0間及びスイッチ群Y3S1間に配置されている。
【0040】
また、バンクB0には、スイッチ群Y3S0及びY3S1の下側に、行方向に延びる4本(実際には128本)のグローバルビット線GBが設けられている。従って、実際には、各グローバルビット線GBには、メモリセルアレイMCA00及びMCA02に共有された128本のメインビット線MB並びにメモリセルアレイMCA01及びMCA03に共有された128本のメインビット線MBから1本ずつが接続されている。そして、各グローバルビット線GBには、1個ずつセンスアンプSAが接続されている。
【0041】
バンクB1においても、同様に、128本のグローバルビット線(図示せず)及び128個のセンスアンプSAが設けられている。
【0042】
なお、センスアンプSAは、図2では、平面視でグローバルビット線GBの下側に配置されているが、実際にはグローバルビット線GBの下層に形成されている。
【0043】
そして、各センスアンプSAの出力端子が接続されたデータの入出力端子としてのDQパッドPAD1が設けられている。
【0044】
また、第1の実施例には、アドレス信号及び制御信号等を入力する入力パッドPAD2、アドレスバッファ等の周辺回路P1、電源生成回路等の周辺回路P2並びに読み出し及び書き込みの制御回路等の周辺回路P3が設けられている。
【0045】
更に、バンクB0には、夫々メモリセルアレイに設けられたワード線WLを選択する副XデコーダXSUB00乃至XSUB03が設けられている。副XデコーダXSUB00及びXSUB01は、メモリセルアレイMCA00及びMCA01間に配置され、副XデコーダXSUB02及びXSUB03は、メモリセルアレイMCA02及びMCA03間に配置されている。バンクB1には、同様に、副XデコーダXSUB10乃至XSUB13が配置されている。
【0046】
更にまた、副XデコーダXSUB00及びXSUB01用の主XデコーダXDEC10、副XデコーダXSUB02及びXSUB03用の主XデコーダXDEC11、副XデコーダXSUB10及びXSUB11用の主XデコーダXDEC12、並びに副XデコーダXSUB12及びXSUB13用の主XデコーダXDEC13が設けられている。主XデコーダXDEC10及びXDEC12は、メモリセルアレイMCA01及びMCA10間に配置され、主XデコーダXDEC11及びXDEC13は、メモリセルアレイMCA03及びMCA12間に配置されている。また、副XデコーダXSUB00乃至XSUB03用の主XデコーダXDEC20並びに副XデコーダXSUB10乃至XSUB13用の主XデコーダXDEC21が設けられている。主XデコーダXDEC20及びXDEC21は、夫々平面視でバンクB0及びB1に設けられたドライバY1D0の上側に配置されている。
【0047】
次に、上述のように構成された第1の実施例に係る不揮発性フラッシュメモリの動作について説明する。
【0048】
入力パッドPAD2に入力されたアドレス信号は、アドレスバッファから主XデコーダXDEC10及びXDEC20等並びにドライバY1D0、Y2D0及びY3D0等に出力される。以下、データを読み出すメモリセルがメモリセルアレイMCA00に設けられている場合について説明するが、他のメモリセルアレイに設けられている場合にも、同様の動作が行われる。
【0049】
ドライバY3D0及びY3D1は、アドレス信号から生成されたバンク選択信号BANK0及びBANK1に基づいてバンクB0を選択し、ドライバY3D0がスイッチ群Y3S0に含まれるトランジスタTr4を導通状態とする。なお、データを読み出すメモリセルがバンクB1に属する場合には、バンクB1を選択し、ドライバY3D1がスイッチ群Y3S1に含まれるトランジスタTr4を導通状態とする。
【0050】
また、ドライバY2D0及びY2D1は、アドレス信号から生成されたグループ選択信号GROUP0及びGROUP1に基づいてメモリセルアレイMCA00及びMCA02を選択し、ドライバY2D0がスイッチ群Y2S0に含まれるトランジスタTr3を導通状態とする。この結果、128本のメインビット線MBが128本のグローバルビット線GBを介して(図2では、4本のメインビット線MBが4本のグローバルビット線GBを介して)、センスアンプSAに接続される。なお、データを読み出すメモリセルがメモリセルアレイMCA01又はMCA03に設けられているときには、ドライバY2D1がスイッチ群Y2S1に含まれるトランジスタTr3を導通状態とする。
【0051】
更に、ドライバY1D0及びY1D1に、アドレス信号から生成されたハイ(アクティブ)のセクタ選択信号SECTOR0並びにビット線選択信号AY0T、AY1T、AY0N及びAY1Nが入力される。この結果、ドライバY1D0からビット線選択信号AY0T及びAY1T等に関連づけて変化するデコード信号D10及びD11が出力され、ドライバY1D1からビット線選択信号AY0T及びAY1T等に関連づけて変化するデコード信号D12及びD13が出力される。そして、スイッチ群Y1S0及びY1S1に含まれる4本の信号線のうちから1本の信号線のみが選択され、この選択された信号線にゲートが接続されたトランジスタTr1又はTr2が導通状態となる。従って、メモリセルアレイMCA00に設けられた512本のローカルビット線LBのうちの128本(図2では、16本のローカルビット線LBのうちの4本)が、互いに異なるメインビット線MBに接続される。即ち、128本のローカルビット線LBが、メインビット線MB及びグローバルビット線GBを介してセンスアンプSAに接続される。
【0052】
なお、メモリセルアレイMCA02については、ドライバY1D2及びY1D3にロウのセクタ選択信号SECTOR1が入力され、ドライバY1D2及びY1D3のデコード信号はロウのまま変化しない。このため、メモリセルアレイMCAに設けられたローカルビット線LBは、いずれもメインビット線MBには接続されない。
【0053】
また、アドレス信号を主XデコーダXDEC10及びXDEC20がデコードし、その両デコード信号の論理により、副XデコーダXSUB00がメモリセルアレイMCA00に設けられた複数本のワード線WLから1本を選択する。
【0054】
この結果、選択された1本のワード線と選択された128本のローカルビット線LBとの交点に配置されている128個のメモリセルMCに書き込まれているデータがセンスアンプSAに入力され、これらのデータが同時にDQパッドPAD1から出力される。
【0055】
このような第1の実施例によれば、1個のセンスアンプSAに1本のグローバルビット線GBを介して2本のメインビット線MBが接続可能となっているので、256個のセンスアンプSAがあれば、512本のメインビット線MBを介して128ビットの同時読出が可能である。従って、センスアンプSAの数を半減することができ、そのレイアウトの自由度を高めることができる。
【0056】
次に、本発明に第2の実施例について説明する。図6は本発明の第2の実施例に係る不揮発性フラッシュメモリのレイアウトを示す模式図である。なお、図6に示す第2の実施例において、図1及び図2に示す第1の実施例と同一の構成要素には、同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0057】
第2の実施例においては、バンクB0及びバンクB1により、128本のグローバルビット線GBが共有され、各グローバルビット線GBに1個ずつ読出用センスアンプRSAが接続されている。従って、読出用センスアンプRSAは、総計で128個設けられている。
【0058】
また、これらの読出用センスアンプRSAの他に書込・消去用センスアンプVSAが設けられている。書込・消去用センスアンプVSAは、各バンクB0及びB1に16個ずつ設けられている。
【0059】
このように構成された第2の実施例においては、読出用センスアンプRSAが第1の実施例の半分の数だけしか設けられていないが、バンクB0及びバンクB1において、同時にデータの読み出しが行われることはなく、また、グループ選択信号に基づくドライバY2D0及びY2D1によるスイッチ群Y2S0及びY2S1の排他的な駆動により、1本のグローバルビット線GBに複数本のメインビット線MBが同時に接続されることはないので、正常なデータの読み出しを行うことができる。従って、第1の実施例より一層レイアウトの自由度を向上させることが可能である。
【0060】
また、書込・消去用センスアンプVSAがバンク毎に設けられているので、一方のバンクにおいてデータの消去及び書き込みを行いながら、他方のバンクにおいてデータの読み出しを行うことができる。
【0061】
なお、書込・消去用センスアンプVSAの数については、少なくとも同時書込を行う1頁当たりのビット数分が各バンクに設けられていれば、16個に限定されるものではないが、最低限の数を設けることにより、他の回路等のレイアウトの自由度を高く確保することができる。
【0062】
次に、本発明の第3の実施例について説明する。図7は本発明の第3の実施例に係る不揮発性フラッシュメモリのレイアウトを示す模式図である。また、図8は第3の実施例に係る不揮発性フラッシュメモリにおけるメモリセルアレイの制御部を示す回路図である。なお、図7及び図8に示す第3の実施例において、図1及び2に示す第1の実施例と同一の構成要素には、同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0063】
第3の実施例においては、第1の実施例におけるスイッチ群Y2S0が4つのスイッチ群Y2S00、Y2S01、Y2S02及びY2S03に分割されている。より具体的には、スイッチ群Y2S00には、4本(実際には128本)のメインビット線MBのうち、左側から1本目(実際には、1、5、9、・・・125本目)のものに接続された1個(実際には32個)のトランジスタTr3が含まれ、スイッチ群Y2S01には、実際128本のメインビット線MBのうち、左側から2、6、10、・・・126本目のものに接続された32個のトランジスタTr3が含まれている。また、スイッチ群Y2S02には、実際128本のメインビット線MBのうち、左側から3、7、11、・・・127本目のものに接続された32個のトランジスタTr3が含まれ、スイッチ群Y2S03には、実際128本のメインビット線MBのうち、左側から4、8、12、・・・126本目のものに接続された32個のトランジスタTr3が含まれている。そして、スイッチ群Y2S00は、平面視でスイッチ群Y1S0の上側に配置され、スイッチ群Y2S01は、平面視でスイッチ群Y1S1の下側に配置され、スイッチ群Y2S02は、平面視でスイッチ群Y1S2の上側に配置され、スイッチ群Y2S03は、平面視でスイッチ群Y1S3の下側に配置されている。
【0064】
スイッチ群Y2S00、Y2S01、Y2S02及びY2S03を構成する各トランジスタTr3のゲートは、夫々共通接続されてドライバY2D00、Y2D01、Y2D02、Y2D03に接続されている。ドライバY2D00、Y2D01、Y2D02及びY2D03は、ドライバY2D0と同様の構造を有しており、メモリセルアレイMCA00又はMCA02を選択するときにアクティブになるグループ選択信号GROUP0を入力し、そのデコード信号D20を出力する。
【0065】
また、第1の実施例におけるスイッチ群Y2S1が4つのスイッチ群Y2S10、Y2S11、Y2S12及びY2S13に分割され、夫々スイッチ群Y2S00、Y2S01、Y2S02及びY2S03と同様に配置されている。スイッチ群Y2S10、Y2S11、Y2S12及びY2S13を構成する各トランジスタTr3のゲートは、夫々共通接続されてドライバY2D10、Y2D11、Y2D12、Y2D13に接続されている。ドライバY2D10、Y2D11、Y2D12及びY2D13は、ドライバY2D1と同様の構造を有しており、メモリセルアレイMCA01又はMCA03を選択するときにアクティブになるグループ選択信号GROUP1を入力し、そのデコード信号D21を出力する。
【0066】
また、第3の実施例においては、図7に示すように、グローバルビット線GBが、各スイッチ群Y2S00乃至Y2S03及びY2S10乃至Y2S13の上層を行方向に延びるように配置されている。即ち、スイッチ群Y2S00の上層には、スイッチ群Y2S00に含まれる32個のトランジスタTr3に夫々接続された32本のグローバルビット線GBが設けられ、他のスイッチ群Y2S10等の上層にも、夫々32本ずつグローバルビット線GBが設けられている。各グローバルビット線GBには、メモリセルアレイMCA00及びMCA02に共有された128本のメインビット線MB並びにメモリセルアレイMCA01及びMCA03に共有された128本のメインビット線MBから1本ずつが接続されている。なお、図8では、便宜上、グローバルビット線GBとスイッチ群Y2S00等とをずらしている。
【0067】
更に、第3の実施例においては、第1の実施例におけるスイッチ群Y3S0が、32本のグローバルビット線GBの束毎に4つのスイッチ群Y3S00、Y3S01、Y3S02及びY3S03に分割されている。同様に、第1の実施例におけるスイッチ群Y3S1が、32本のグローバルビット線GBの束毎に4つのスイッチ群Y3S10、Y3S11、Y3S12及びY3S13に分割されている。スイッチ群Y3S00、Y3S01、Y3S02及びY3S03を構成する各トランジスタTr4のゲートは、夫々共通接続されてドライバY3D00、Y3D01、Y3D02、Y3D03に接続されている。同様に、スイッチ群Y3S10、Y3S11、Y3S12及びY3S13を構成する各トランジスタTr4のゲートは、夫々共通接続されてドライバY3D10、Y3D11、Y3D12、Y3D13に接続されている。また、ドライバY3D00、Y3D01、Y3D02及びY3D03は、ドライバY3D0と同様の構造を有しており、バンクB0を選択するときにアクティブになるバンク選択信号BANK0を入力し、そのデコード信号D30を出力する。一方、ドライバY3D10、Y3D11、Y3D12及びY3D13は、ドライバY3D1と同様の構造を有しており、バンクB1を選択するときにアクティブになるバンク選択信号BANK1を入力し、そのデコード信号D31を出力する。
【0068】
これらのスイッチ群Y3S00等及びドライバY3D00等は、バンクB0及びB1の他のスイッチ群Y2S10等及びY1S0等間に配置されている。
【0069】
また、図7に示すように、主XデコーダXDEC10及びXDEC12間に64個の読出用センスアンプRSAが配置され、主XデコーダXDEC11及びXDEC13間に64個の読出用センスアンプRSAが配置されている。64個の読出用センスアンプRSAは、図8に示すように、平面視で32個ずつ上下2段に区画されており、一の区画内では、行方向に32個の読出用センスアンプRSAが並べられている。
【0070】
スイッチ群Y3S00及びY3S10を構成する32個ずつのトランジスタTr4の他端は、各スイッチ群から1個ずつ共通接続されて1個の読出用センスアンプRSAに接続されている。同様に、スイッチ群Y3S01及びY3S11を構成する32個ずつのトランジスタTr4の他端は、各スイッチ群から1個ずつ共通接続されて1個の読出用センスアンプRSAに接続されている。このような配置は、主XデコーダXDEC11及びXDEC13間の読出用センスアンプRSAについても同様である。
【0071】
更に、読出用センスアンプRSAと主XデコーダXDEC10等との間には、8個ずつ、総計で32個の書込・消去用センスアンプVSAが設けられている。
【0072】
このように構成された第3の実施例においては、第2の実施例と同様のスイッチの切り替えを行うことにより、1本のグローバルビット線GBに複数本のメインビット線MBが同時に接続されることはないので、正常なデータの読み出しを行うことができる。また、書込・消去用センスアンプVSAがバンク毎に設けられているので、一方のバンクにおいてデータの消去及び書き込みを行いながら、他方のバンクにおいてデータの読み出しを行うことができる。
【0073】
更に、レイアウトに関し、列方向では、行方向に延びるグローバルビット線GBがスイッチ群Y2S00等の上層に設けられているので、グローバルビット線GB専用の領域を確保する必要がない。また、読出用センスアンプRSA及び書込・消去用センスアンプVSAのいずれもバンクB0及びB1間に配置されている。一方、第1及び第2の実施例では、128本分のグローバルビット線GBに専用の領域が必要である上、少なくとも読出用センスアンプRSAの領域が必要である。第2の実施例では、更に書込・消去用センスアンプVSAの領域も必要である。従って、第3の実施例では、これらの実施例と比較して列方向のレイアウトの自由度が極めて高くなる。
【0074】
一方、行方向では、各センスアンプRSA及びVSAがバンクB0及びB1間に配置されるため、その分の面積増加が発生するが、読出用センスアンプRSAについては、32個が並列するのみである。また、列方向に延び各センスアンプとスイッチ群Y3S00及びY3S10等とを接続する信号線の全体的な幅は、実質的に32本分である。更に、これらの信号線はセンスアンプの上層に設けることが可能である。従って、行方向におけるレイアウト面積の増加は、列方向におけるレイアウト面積の減少と比較すれば、十分に小さいものといえる。
【0075】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、第1の主ビット線選択手段により、同一のメモリセルアレイに設けられたn本の第1の主ビット線がセンスアンプに1本ずつ接続されるので、第1の主ビット線と同数のセンスアンプを設ける必要がないため、行方向に並列するセンスアンプの数を従来の半数以下にすることができる。このため、レイアウトの自由度が向上し、より一層の高集積化が可能となる。また、前記第1の主ビット線選択手段に、スイッチング素子及びその上層に形成された第2の主ビット線を設け、センスアンプをバンク間に配置することにより、列方向におけるレイアウトの自由度をも向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る不揮発性フラッシュメモリのレイアウトを示す模式図である。
【図2】第1の実施例に係る不揮発性フラッシュメモリにおけるメモリセルアレイの制御部を示す回路図である。
【図3】ドライバY1D0及びY1D1の構造を示す回路図である。
【図4】ドライバY2D0の構造を示す回路図である。
【図5】ドライバY3D0の構造を示す回路図である。
【図6】本発明の第2の実施例に係る不揮発性フラッシュメモリのレイアウトを示す模式図である。
【図7】本発明の第3の実施例に係る不揮発性フラッシュメモリのレイアウトを示す模式図である。
【図8】第3の実施例に係る不揮発性フラッシュメモリにおけるメモリセルアレイの制御部を示す回路図である。
【図9】8頁分のデータを16ビット同時に読み出すことができる従来の不揮発性フラッシュメモリのレイアウトを示す模式図である。
【図10】図9に示す従来の不揮発性フラッシュメモリにおけるメモリセルアレイの制御部を示す回路図である。
【符号の説明】
MCA00、MCA01、MCA02、MCA03、MCA10、MCA11、MCA12、MCA13;メモリセルアレイ
Y1S0、Y1S1、Y1S2、Y1S3;スイッチ群
Y2S0、Y2S1、Y2S00、Y2S01、Y2S02、Y2S03、Y2S10、Y2S11、Y2S12、Y2S13;スイッチ群
Y3S0、Y3S1、Y3S00、Y3S01、Y3S02、Y3S03、Y3S10、Y3S11、Y3S12、Y3S13;スイッチ群
Y1D0、Y1D1、Y1D2、Y1D3;ドライバ
Y2D0、Y2D1、Y2D00、Y2D01、Y2D02、Y2D03、Y2D10、Y2D11、Y2D12、Y2D13;ドライバ
Y3D0、Y3D1、Y3D00、Y3D01、Y3D02、Y3D03、Y3D10、Y3D11、Y3D12、Y3D13;ドライバ
RSA;読出用センスアンプ
VSA;書込・消去用センスアンプ
Claims (6)
- 2個以上のメモリセルアレイを備えた複数個のバンクを有し、n(nは2以上の自然数)ビットのデータの同時読み出しが可能な不揮発性半導体メモリにおいて、1個の前記メモリセルアレイ内において列をなす複数個のメモリセルが共通接続されたn×k(kは自然数)本の副ビット線と、1個の前記メモリセルアレイ毎に、前記副ビット線とk本毎にそれぞれ接続された列方向に延びるn本の主ビット線と、前記n本の主ビット線とそれぞれ対応して接続される行方向に延びるn本のグローバルビット線と、前記n本のグローバルビット線とそれぞれ対応して接続されるn個のセンスアンプと、アドレス信号に基づいて前記主ビット線毎にk本の前記副ビット線のうちの1本を接続させる副ビット線選択手段と、前記アドレス信号に基づいて互いに同一のメモリセルアレイに設けられた前記n本の主ビット線をそれぞれ対応する前記センスアンプに1本ずつ接続させる主ビット線選択手段と、前記アドレス信号に基づいて複数個の前記バンクから活性状態となる1個のバンクを選択するバンク選択手段と、を有し、前記n本のグローバルビット線のそれぞれは、前記バンクにおいて行方向で互いに隣り合う前記メモリセルアレイからそれぞれ列方向に延びる2本の前記主ビット線が接続され、かつ、互いに隣り合う前記バンクにより共有され、前記n個のセンスアンプのそれぞれは、前記バンク間に配置され、前記グローバルビット線と接続されて前記バンク間で共有されていることを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
- 前記グローバルビット線は、前記主ビット線選択手段の上層において行方向に延びて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体メモリ。
- 前記主ビット線は、列方向で隣り合う2個以上の前記メモリセルアレイにより共有されていることを特徴とする請求項1または2に記載の不揮発性半導体メモリ。
- 前記バンク選択手段は、前記バンク間に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の不揮発性半導体メモリ。
- 前記n個のセンスアンプは何れも読出用センスアンプであり、前記読出用センスアンプ以外に、さらに前記バンク毎に複数の書込・消去用センスアンプを備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の不揮発性半導体メモリ。
- 前記nの値は128であり、前記読出用センスアンプを128個備える場合に、前記複数の書込・消去用センスアンプを16個備えることを特徴とする請求項5に記載の不揮発性半導体メモリ。
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