JP2000011680A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2000011680A JP11108096A JP10809699A JP2000011680A JP 2000011680 A JP2000011680 A JP 2000011680A JP 11108096 A JP11108096 A JP 11108096A JP 10809699 A JP10809699 A JP 10809699A JP 2000011680 A JP2000011680 A JP 2000011680A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不良救済に必要な不揮発性記憶素子数を減ら
してリダンダンシの面積効率向上を図りながら、高い救
済自由度と救済率を得ることができるリダンダンシ方式
を採用した半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 メモリセルアレイには、不良セルを救済
するためのスペアエレメントがチップ内に複数配置され
ている。ヒューズセットは不良アドレスと、ヒューズセ
ットとスペアエレメントとの対応関係を示すマッピング
情報を含み、不良アドレスと入力アドレスとが一致した
場合、対応するスペアエレメントを活性化する信号を出
力する。更に、チップ内のヒューズセット総数はスペア
エレメントの総数より小さいことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不良メモリセルを
救済するリダンダンシ・システムを半導体記憶装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置には、リダンダンシ・シ
ステムが採用されている。このリダンダンシ・システム
は一部のメモリセルに欠陥があった場合、この欠陥セル
を冗長セルと置き換えることにより救済し、製品の歩留
まりを向上させるものである。現在最も一般的に用いら
れているリダンダンシ・システムは、セルアレイ単位の
置き換えであり、メモリセルアレイの複数行又は複数列
(一列又は一行の場合もある)を単位として置き換えら
れる。すなわち、メモリセルアレイをテストした結果、
欠陥を有するセルがあった場合、そのセルを含むセルア
レイがそれと同じ大きさの冗長セルアレイ(スペアエレ
メント)で置き換えられる。欠陥セルを含むセルアレイ
単位のアドレス情報は、不揮発性の記憶素子により記憶
されている。現在この記憶素子としては一般にフューズ
が用いられている。アドレス情報は通常複数ビットで構
成されるため、それに対応した複数本のフューズを含む
フューズセットがリダンダンシの単位となる。通常、ス
ペアエレメントとフューズセットは1対1に対応され、
チップ内にはスペアエレメントと同数のフューズセット
が設けられる。スペアエレメントを使用する場合、それ
に対応するフューズセット内のフューズがアドレスに応
じて切断される。この方式は構成がシンプルであり、現
在広く使用されている。
【0003】一方、リダンダンシ・システムは通常の回
路に加えてスペアエレメント及びフューズセットを必要
とするため、メモリチップの面積が増大する。救済可能
な欠陥の数と冗長回路の面積はトレードオフの関係にあ
るため、面積効率を向上させるリダンダンシ・システム
が種々提案されている。例えば、Kirihata等が提案した
フレキシブルなリダンダンシ・システム("Fault-Toler
ant Design for 256Mb DRAM"(IEEE JOURNAL of
SOLID-STATE CIRCUITS, VOL.31, NO.4, April 1
996)参照)がある。この方式は、1つのスペアエレメ
ントが広いセルアレイ領域をカバーしているため、欠陥
セルがチップの一部に偏って存在する場合でも、セルア
レイ内に欠陥が均等に分散している場合と同様に救済で
きる。このため、スペアエレメントの数を削減して、リ
ダンダンシ回路の面積効率を高めることができる。この
ように、チップ当たりの欠陥数が判明している場合、或
いは予測できる場合、少数のスペアエレメントで欠陥を
救済することは面積効率を向上でき有効である。特に、
1つのスペアエレメントが広いセルアレイ領域をカバー
できる場合、上記方式は有効である。
【0004】しかし、近年、メモリセルアレイが複数に
分割されたメモリチップが開発されている。例えばチッ
プ内部に複数のバンクを持ち、それらのバンクが同時に
活性化されるメモリチップがある。この様なメモリチッ
プは、他のバンクの欠陥セルを救済するスペアエレメン
トを持つことができない。バンクの数が多くなるほど、
チップ内のメモリセルアレイの分割数は増加し、1つの
スペアエレメントがカバーできるセルアレイ領域は狭く
なる。これは主に、ロウスペアエレメントの問題である
が、カラムスペアエレメントについても同様の問題が生
じる。即ち、メモリデバイスの高速化が進むと、スペア
エレメントで置き換える前と置き換えた後のメモリセル
の位置が物理的に離れた場合、信号又はデータの伝搬遅
延が大きくなり、高速性能を損なう。高速性能を維持し
ようとすると、物理的に近い位置同士の置き換えしかで
きなくなるため、結果的にカラムスペアエレメントは広
いセルアレイ領域をカバーできなくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、バンク
数や高速動作等の制限から、スペアエレメントが狭い範
囲しかカバーできない場合、欠陥がメモリセルアレイの
一部に偏在した場合においても欠陥セルを救済できるよ
うにするためには狭いセルアレイ領域毎にスペアエレメ
ントを設けなければならない。これはチップ全体として
見ると、チップ当たりの平均欠陥数を大幅に超えたスペ
アエレメント数をチップに組み込むことになるため、面
積効率を悪化させる。更に、スペアエレメントとフュー
ズセットを一対一に対応させる従来の方式では、スペア
エレメントの増加に伴ってフューズセットの数も増加し
てしまう。一般にフューズの方がスペアエレメントより
も大きな面積を必要とするため、スペアエレメントとフ
ューズセットを1対1に対応させる方式では、リダンダ
ンシ回路の面積効率が大きく低下してしまう。この発明
は、上記課題を解決するものであり、その目的とすると
ころは、不良救済に必要な不揮発性記憶素子の数を削除
してチップに対するリダンダンシ回路の面積効率を向上
でき、しかも、高い救済率を得ることが可能な半導体記
憶装置を提供しようとするものである
【課題を解決するための手段】本発明にかかる第1の半
導体記憶装置は、複数のサブセルアレイに分割されたメ
モリセルがロウ及びカラムに配列されたメモリセルアレ
イと、前記各サブセルアレイに対応して配置された冗長
セルアレイと、入力されたアドレスに応じて前記メモリ
セルアレイのロウを選択するロウデコーダと、入力され
たアドレスに応じて前記メモリセルアレイのカラムを選
択するカラムデコーダと、前記メモリセルアレイに含ま
れる不良メモリセルのアドレスと前記冗長セルアレイと
の対応関係を示すマッピング情報とを記憶して、前記不
良メモリセルのアドレスと入力されたアドレスとが一致
した場合、一致結果と前記マッピング情報とに基づいて
不良メモリセルの置換制御信号を出力する複数の記憶回
路と、前記記憶回路から供給される置換制御信号に応じ
て活性化され、前記冗長セルアレイを選択するスペアデ
コーダとを具備することを特徴とする。
【0006】本発明にかかる第2の半導体記憶装置は、
複数のサブセルアレイに分割されているメモリセルがロ
ウ及びカラムに配列されたメモリセルアレイと、前記各
サブセルアレイに対応して配置された冗長セルアレイ
と、入力されたアドレスに応じて前記メモリセルアレイ
のロウを選択するロウデコーダと、入力されたアドレス
に応じて前記メモリセルアレイのカラムを選択するカラ
ムデコーダと、前記メモリセルアレイに含まれる不良メ
モリセルのアドレスを記憶する複数の第1の記憶素子
と、前記冗長セルアレイと前記各フューズセットの対応
関係を示すマッピング情報を記憶する複数の第2の記憶
素子と、複数の前記第1の記憶素子に記憶された前記不
良メモリセルのアドレスと入力されたアドレスとを比較
して、前記記憶された前記不良メモリセルのアドレスと
入力されたアドレスとが一致した場合に一致出力信号を
出力する複数の比較器と、前記各比較器から前記一致出
力信号が出力された場合に前記第2の記憶素子に記憶さ
れたマッピング情報をデコードするデコーダとを備える
複数の記憶回路と、前記デコーダの出力信号に応じて活
性化され、前記冗長セルアレイを選択するスペアデコー
ダとを具備することを特徴とする。
【0007】本発明にかかる第3の半導体記憶装置は、
メモリセルがロウ及びカラムに配列されたメモリセルア
レイと、前記各メモリセルアレイに配置された複数の冗
長セルアレイと、前記メモリセルアレイに含まれる不良
メモリセルのアドレスと前記冗長セルアレイとの対応関
係を示すマッピング情報とを記憶して、前記不良メモリ
セルのアドレスと入力されたアドレスとが一致した場
合、一致結果と前記マッピング情報とに基づいて不良メ
モリセルの置換制御信号を出力する複数の記憶回路とを
具備することを特徴とする。本発明によれば、不良アド
レスを記憶する記憶回路内に冗長セルアレイとのマッピ
ング情報を記憶させることにより、不良セルがメモリセ
ルアレイの一部に偏在した場合にも確実に不良セルを救
済できる。しかも、不良セルの救済に必要な冗長セルア
レイの数を削除してリダンダンシ回路の面積効率を向上
することが可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態を説明する。図1は、この発明の一実施の
形態によるDRAMの要部構成を示している。メモリセ
ルアレイ1は、M行×N列のマトリクス状のサブセルア
レイ11(m,n)に分割されている。具体的には、メ
モリセルアレイ1は、横方向(ロウ方向)にM=8個、
縦方向(カラム方向)にN=16個の計8×16=12
8個のサブセルアレイ11(m,n)(m=0〜7、n
=0〜15)に分割されている。サブセルアレイ11の
分割単位は例えば、データ線に同時にデータを転送でき
るカラム数と、1つのセンスアンプ列に接続される連続
するビット線の範囲に含まれるロウ数(ワード線数)と
で決定される。この分割単位はこの実施の形態の場合、
1つのスペアエレメント(冗長セルアレイ)により不良
救済される救済単位でもある。しかし、1つのスペアエ
レメントで複数のサブアレイの不良を救済することも可
能である。ロウ方向に並ぶ8個のサブセルアレイ11
は、1つのバンクを構成しており、この実施の形態の場
合16個のバンクBn(n=0〜15)が配置される。
さらに、カラム方向に並ぶ16個のサブアレイはサブア
レイ列を構成し、図1の場合、8個のサブセルアレイ列
Cm(m=0〜7)が配置されている。メモリセルアレ
イ1のロウ方向端部には外部から供給されるロウアドレ
スRAをデコードするロウデコーダ回路3が配置され、
各セブセルアレイ列Cmには外部から供給されるカラム
アドレスCAをデコードするカラムデコーダ回路2mが
それぞれ配置されている。これらロウデコーダ回路3、
及びカラムデコーダ回路2mにより、メモリセルが選択
される。
【0009】各サブセルアレイ11は、図2に示すよう
に、複数本のワード線WLとダミーワード線DWL、及
びこれらと直交する複数本のカラム選択線CSLを含ん
でいる。サブセルアレイ11の容量は任意であるが、こ
の実施の形態において、カラム選択線CSLは各サブセ
ルアレイ11につき16本であるとする。図1では省略
しているが、図2に示すようにサブセルアレイ11の両
側には、カラム選択線CSLにより選択されるビット線
のデータを読み出すセンスアンプ列6が配置されてい
る。これらセンスアンプ列6は、隣接するサブセルアレ
イにより共有される所謂シェアードセンスアンプ方式と
されている。但し、シェアードセンスアンプ方式に限ら
ず、サブセルアレイ毎に独立にセンスアンプ列が設けら
れる構成であってもよい。各サブセルアレイ11のロウ
方向端部には、冗長セルアレイとしてスペアエレメント
12(m,n)が配置され、このスペアエレメント12
にはスペアエレメント12を選択するためのスペアカラ
ム選択線SCSLm(m=0〜7)がカラム選択線CS
Lと平行に配置されている。図3は、図2を具体的に示
している。図3において、スペアエレメント12は、一
対の冗長ビット線BL,bBL(以下、bは反転信号を
示す)を有している。しかし、これに限らず、複数の冗
長ビット線対を持つスペアエレメントとしてもよい。ス
ペアエレメント12を構成する冗長ビット線対BL,b
BLには、サブセルアレイ11と同様のメモリセルMC
及びダミーセルDMCが配置されている。これらメモリ
セルMC及びダミーセルDMCは、サブセルアレイ11
から延長されたワード線WL及びダミーワード線DWL
により選択される。
【0010】カラム選択線CSLとスペアカラム選択線
SCSLは、図1に示すように、カラム方向に並ぶN=
16個のサブセルアレイ11及びスペアエレメント12
に連続して配設されている。カラム選択線CSLを選択
駆動するカラムデコーダ回路(CD)2は、カラム方向
に並ぶN=16個のサブセルアレイ12に共通に設けら
れている。スペアカラムデコーダ(SCD)9mは、各
カラムデコーダ回路2に隣接して配置されている。この
スペアカラムデコーダ(SCD)9mは、不良救済時に
カラム方向に並ぶN=16個のスペアエレメント12に
共通に接続されたスペアカラム選択線SCSLを駆動す
る。図3に示すように、各セブセルアレイ11及びスペ
アエレメント12のビット線対BL,bBLはセンスア
ンプ列6を構成するセンスアンプ(SA)にそれぞれ接
続されている。これらセンスアンプ(SA)とデータ線
対DQ,bDQの相互間にはカラム選択スイッチ回路
(SW)7が接続されている。これらカラム選択スイッ
チ回路(SW)7はカラム選択線CSLおよびスペアカ
ラム選択線SCSLに接続され、これらカラム選択スイ
ッチ回路(SW)7はカラム選択線CSLおよびスペア
カラム選択線SCSLの信号により選択的にオンオフ制
御される。データの読み出し時に、ビット線対BL,b
BLを伝搬するデータは、センスアンプ(SA)により
増幅され、オンとされたスイッチ回路7を介してデータ
線対DQ,bDQに出力される。
【0011】図1に示すように、この実施の形態ではロ
ウ方向のサブセルアレイ11の個数(即ちバンク数)に
等しいN=16個のフューズセット5n(n=0〜1
5)が設けられている。各フューズセット50〜515
は、不良メモリセルのアドレス(不良アドレス)を記憶
し、外部から供給されるアドレスと不良アドレスとを比
較する。この比較の結果、これらが一致している場合、
スペアエレメント12により不良カラムを置き換えるた
めの信号を出力する。この信号は対応するサブセルアレ
イのスペアカラムデコーダに供給され、この信号の反転
信号が対応するサブセルアレイのカラムデコーダに供給
される。また、この実施の形態において、各フューズセ
ット50〜515は、8本のスペアカラム選択線SCSL0
〜SCSL15との対応関係情報(マッピング情報)を記
憶する。その詳細は後述する。なお、この実施の形態
は、M×N個のサブセルアレイ11に対応してM×N個
のスペアエレメント12を配置し、カラム方向のサブセ
ルアレイ11の個数分のフューズセット5を設けてい
る。しかし、この発明はこの構成に限られるわけではな
い。即ち、この発明において、フューズセットは従来の
ものと異なり、スペアエレメントとの対応関係を示すマ
ッピング情報を有している。従来のフューズセットはス
ペアエレメントと1対1に対応されている。これに対し
て、この実施の形態のフューズセットはマッピング情報
により、任意のスペアエレメントと対応づけられる。こ
れにより、フューズセットの数をスペアエレメントの数
以下とすることができ、しかも、不良が均一に分散した
場合、或いは不良が偏在した場合にも、柔軟に不良を救
済できる。本発明におけるフューズセットの数Nfsとス
ペアエレメントの関係を一般的に示すと次式のようにな
る。
【0012】Nfs<M×N 各フューズセット50〜515は8本の出力線80〜87を
有している。これら出力線80〜87は、不良カラム選択
線の置き換えを行う場合、いずれか1つが活性化され
る。各フューズセット50〜515の出力線80〜87は、
8本の置換制御信号線40〜47は接続され、ワイヤド・
オア回路を構成している。これら8本の置換制御信号線
40〜47は、不良セルの置き換え時に、フューズセット
50〜515のいずれか1つから出力されるハイレベル信
号に応じて、いずれか1本がハイレベルとされる。置換
制御信号線40〜47の1つがハイレベルとなると、この
ハイレベル信号が供給されるスペアカラムデコーダ(S
CD)により1つのスペアカラム選択線SCSLが選択
される。これとともに、前記ハイレベル信号がインバー
タ回路22を介して供給されるカラムデコーダ(CD)
は、サブセルアレイ11内のカラム選択線CSLを非選
択とする。従って8本の置換制御信号線40〜47は、そ
れぞれ8個のカラムデコーダ回路20〜27と、これらに
隣接するスペアカラムデコーダ90〜97を制御する。置
換制御信号線4の作用をより具体的に説明する。第1番
目の置換制御信号線40は、カラムデコーダ回路20とこ
れに隣接するスペアカラムデコーダ90を選択的に活性
化する。従って、カラムデコーダ回路20を構成する各
カラムデコーダ(CD)の入力端はインバータ22を介
して置換制御信号線40に接続され、スペアカラムデコ
ーダ(SCD)90の入力端は置換制御信号線40に直接
接続されている。これにより、置換制御信号線40がハ
イレベルのとき、スペアカラムデコーダ90が活性化さ
れ、カラムデコーダ回路20が非活性化される。この結
果、カラムデコーダ回路20により選択されるカラム選
択線CSLに代わって、スペアカラム選択線SCSL0
が選択され、スペアエレメント12のデータが読み出さ
れる。
【0013】第2番目以下の置換制御信号線41,42,
…も同様に、カラムデコーダ回路21,22,…とこれら
に隣接するスペアカラムデコーダ91,92,…の活性化
を制御する。この構成によれば、任意のサブセルアレイ
内でスペアカラム選択線SCSLが選択されたとき、カ
ラム選択線CSLが非活性化され、不良セルがスペアセ
ルに置き換えられる。図4は、図1に示すフューズセッ
ト50〜515の具体構成を示している。これらフューズ
セット50〜515はいずれも同一構成であるため、1つ
を代表して説明する。フューズセット5は、メモリセル
アレイ1の不良アドレスを記憶するアドレス指定用フュ
ーズ回路501と、このフューズセット5を使用するか
否かを記憶するイネーブル用フューズ回路502を有す
る。さらに、このフューズセット5は、マッピング用フ
ューズ回路503を有している。このマッピング用フュ
ーズ回路503は、フューズセット5が対応された8本
の前記スペアカラム選択線SCSLのうちの1つのアド
レスを予め記憶する。アドレス指定用フューズ回路50
1は、計11本のフューズFSを有する。このうち例え
ば7本のフューズFS(1)〜(7)はカラムアドレス
の最小単位を指定するために用いられる。残り4本のフ
ューズFS(8)〜(11)は、一本のスペアカラム選
択線SCSLにより読み出される16個のスペアエレメ
ント12を選択するために使用される。即ちアドレス指
定用フューズ回路501は、サブセルアレイ11内の不
良メモリセルを指定するためのアドレス情報と、16個
のバンクBn(n=0〜15)を選択するためのアドレ
ス情報とを含んでいる。マッピング用フューズ回路50
3は、8本のスペアカラム選択線SCSLmを選択する
に必要な3本のフューズFS(13)〜(15)を有す
る。即ちマッピング用フューズ回路503は、ロウ方向
に並ぶ8個のサブセルアレイ列Cm(m=0〜7)の1
つを選択するアドレス情報を記憶する。
【0014】各フューズ回路501〜503のフューズ
FSは、いずれもプリチャージ用PMOSトランジスタ
Qp及び選択用NMOSトランジスタQnと共に電源V
ccと接地Vss間に直列接続されている。PMOSトラン
ジスタQpとNMOSトランジスタQnの接続ノードN
は出力ノードである。フューズデータは、PMOSトラ
ンジスタQpをオンとして出力ノードNを電源電圧Vcc
にプリチャージした後、PMOSトランジスタQpをオ
フ、NMOSトランジスタQnをオンとして読み出され
る。即ちフューズFSが破線で示すように切断されてい
る場合、ハイレベル(=Vcc)が出力ノードNから出力
され、フューズFSが切断されていない場合、ローレベ
ル(=Vss)が出力ノードNから出力される。フューズ
回路501の出力信号は、カラムアドレスa0〜a6及
びアドレスb0〜b3と共に複数のコンパレータCMP
により構成されたアドレス一致検出回路504に供給さ
れる。前記アドレスb0〜b3は一本のスペアカラム選
択線SCSLにより選択される16個のスペアエレメン
ト12の選択に必要なアドレスである。このアドレス一
致検出回路504は、フューズ回路501の出力信号と
カラムアドレスa0〜a6、及びアドレスb0〜b3と
が一致しているか否か検出される。このアドレス一致検
出回路504の複数の出力信号とイネーブルフューズ回
路502の出力信号はANDゲート505に供給され
る。このANDゲート505の出力端から、外部から供
給されるアドレスとフューズ情報が一致したことを示す
Match信号507(即ち不良セルの置き換えを行う
ためのイネーブル信号)が出力される。
【0015】前記Match信号507はデコーダ50
6に供給される。このデコーダ506にはマッピング用
フューズ回路503の3本の出力信号線5081、50
82、5083が接続されている。このデコーダ506は
Match信号507が活性化されたとき、マッピング
用フューズ回路503の出力信号をデコードする。その
結果、デコーダ506の8本の出力線8のいずれか1つ
が活性化され、これが前記置換制御信号線4の1つを活
性化するための置換制御信号となる。ここでは、アドレ
ス指定用フューズ回路501が11本のフューズを持
ち、イネーブル用フューズ回路502が1本のフューズ
を有し、マッピング用フューズ回路503が3本のフュ
ーズを持つ例を示している。しかし、これは一例に過ぎ
ない。アドレス指定用フューズ回路501のフューズの
数はサブセルアレイ11の容量及びバンクの容量に応じ
て増減し、マッピング用フューズ回路503のフューズ
の数もサブセルアレイ列の数に応じて増減する。イネー
ブル用フューズ回路502のフューズを複数本とするこ
ともできる。図5は、前記デコーダ506の一例を示し
ている。このデコーダ506はフューズ回路503から
出力される3つの信号とそれらの反転信号、及びMat
ch信号507が供給される8個のANDゲートG1〜
G8により構成される。これらANDゲートG1〜G8
の出力端から置換制御信号が出力される。
【0016】上記実施の形態によれば、128個のサブ
セルアレイ11にそれぞれスペアエレメント12を配置
し、フューズセットはスペアエレメント12の数より少
ない16個とし、16個のサブセルアレイ11の不良を
救済可能としている。しかも、各フューズセット5は、
不良アドレスと共に、16個のフューズセット5を8個
のサブセルアレイ列Cmのどれに対応させるかを示すマ
ッピング情報を有し、このマッピング情報に基づいて8
本の置換制御信号線4のいずれか1つを選択し、フュー
ズセット5を任意のサブセルアレイ列Cmに対応可能と
している。したがって、メモリセルアレイ内部で不良箇
所が分散している場合、或いは不良箇所がメモリセルア
レイの一部分に偏在している場合においても、16個の
フューズセット5を柔軟に対応させることができる。具
体的には、例えば図1に示すメモリセルアレイ1におい
て、サブセルアレイ列C0内の1つのカラム選択線CS
Lに沿って16個の不良セルがある場合を考える。この
場合、16個のフューズセット50〜515の全てに、置
換制御信号線40を活性化するマッピング情報が記憶さ
れ、16個のフューズセット50〜515により1つのカ
ラム選択線に沿った16個の不良セルが救済される。
【0017】具体的にこの実施の形態のリダンダンシ方
式の作用効果を、従来方式を用いた図4及び図15と比
較しながら説明する。図14及び図15において、図1
と同一部分には同一符号を付す。まず、図14に示す従
来方式において、スペアエレメント12(m,n)はメ
モリセルアレイ1の128個のサブセルアレイ11
(m,n)毎に配置されている。この構成は、本実施の
形態と同様である。しかし、フューズセット群601
(6010〜6017)は各スペアカラム選択線SCSL
毎に設けられる。各フューズセット群601はスペアカ
ラム選択線SCSLに沿って分割された16個のスペア
エレメント12と対応させるために16個のフューズセ
ット602(6020〜60215)を有している。例え
ばスペアエレメント12(1,0)にフューズセット6
020を対応させ、スペアエレメント12(1,15)
に対してフューズセット60215を対応させるというよ
うに、各スペアエレメント12と各フューズセット5が
一対一に対応されている。この例の場合、アドレスの数
が上記実施の形態と同じであると仮定すると、フューズ
本数は、{7(アドレスの数)+1(イネーブル)}×
16×8=1024本となる。これは、上記実施の形態
のフューズ本数に比べて4.3倍である。
【0018】また、図14に示す従来方式の場合、12
8個のスペアエレメント12を不良セルと置き換えるこ
とができるため、上記実施の形態と同様、救済の自由度
は大きい。しかし、1チップ内に発生する欠陥数を平均
10個程度とした場合、実際に不良救済に使用されるフ
ューズセットの数は10個程度である。したがって、不
良救済に使用されないフューズセットの数が多い。この
ため、冗長回路がチップの多くの面積を占有する割に不
良セルの救済効率が低い。次に、図15に示す従来方式
において、スペアエレメント12はカラム方向に並ぶ複
数のサブセルアレイ11に対して共通に配置されてい
る。フューズセット7010〜7017は、各サブセルア
レイ列C0〜C7に配置されている。この例の場合、フュ
ーズの数は、{7(アドレスの数)+1(イネーブ
ル)}×8=64本と少ない。しかし、1チップ内に発
生する欠陥数を前述のように平均10個とすると、スペ
アエレメント12が8個しかないため、救済率が低く、
チップの歩留まりが大きく低下してしまう。一方、上記
実施の形態の場合、メモリセルアレイ1は128個のス
ペアエレメント12を有している。しかし、フューズ本
数は、{7(アドレスの数)+4(スペアエレメント選
択)+1(イネーブル)+3(マッピング)}×16=
240本である。即ち、図14に示す方式と比較してフ
ューズの数を大きく削減できる。しかも、128個のス
ペアエレメントの1つを任意に選択して不良セルの書き
換えを行うことができる。したがって、救済効率が良好
である。
【0019】図6は、フューズセットの変形例を示して
いる。上記実施の形態において、あるカラム選択線に沿
って複数個の不良セルがあった場合、各不良セルに対応
するアドレス情報をマッピング用フューズ回路503に
プログラムして複数のフューズセットを対応させてい
る。これに対して、もし一本のカラム選択線に沿った全
てのメモリセルが不良である場合、これらを1つのフュ
ーズセットで救済可能とするには、図4に示すフューズ
セットの構成を、図6のように変形すればよい。即ち、
図4のフューズセットに、フューズ回路511、AND
ゲート513及びORゲート514を付加する。前記フ
ューズ回路511は1本のフューズを有し、このフュー
ズセットが使用されているか否かを示すイネーブルフュ
ーズ回路である。ANDゲート513には、一致検出回
路504の出力信号のうち、バンクアドレス指定用回路
部501bに対応する出力信号が供給される。このAN
Dゲート513の出力信号と前記フューズ回路511の
出力信号はORゲート514に供給され、ORゲート5
14は前記ANDゲート505に供給される。上記構成
において、あるカラム選択線に沿って全てのメモリセル
が不良である場合、対応するフューズセットのフューズ
回路511のフューズを切断する。このとき、アドレス
指定用フューズ回路501のバンクアドレス指定用回路
部501bのプログラムは行う必要がない。
【0020】この様にすれば、不良カラムアドレスが入
力されたとき、バンクアドレスとは無関係に、フューズ
回路511の出力信号によりMatch信号507がハ
イレベルとなる。即ち、一本のカラム選択線に沿った全
てのセルが不良の場合、これら不良セルに対して1つの
フューズセットで不良救済を行うことができる。従っ
て、不良セルの数や場所に応じて、不良セルを柔軟に救
済できる。上記実施の形態では、サブセルアレイ11毎
にスペアエレメント12を配置したが、これに限定され
るものではない。スペアエレメントの配置及び個数は、
図7〜図12に示すように、種々変形できる。図7は、
ロウ方向に並ぶ複数個のサブセルアレイ11に対して1
個のスペアエレメント12を配置する例を示している。
このとき、1つのスペアエレメント12はロウ方向に配
置された複数個のサブセルアレイ11の不良救済に用い
られる。スペアエレメント12の数は、サブセルアレイ
11の数M×Nの整数分の1である。図7に示す構成
は、スペアエレメントの数が少ないため、欠陥セルの密
度が小さい場合に有効である。この構成によれば、救済
効率を低下せずに面積を縮小できる。
【0021】図8は、スペアエレメント12をカラム方
向に配置された複数のサブセルアレイ11に対して共通
に1つ配置した例を示している。この構成によれば、カ
ラム選択線CSLに沿った複数のサブセルアレイ11に
発生した不良セルを一括してスペアエレメント12に置
換えることができる。しかも、この構成とすることによ
り、1つのフューズセット中のフューズの数、比較回路
の数、ANDゲートの数を削減することができ、チップ
面積を削減して高速動作が可能である。図9は、スペア
エレメント12をサブセルアレイ11とロウデコーダ3
の相互間に配置した例を示している。この構成によれ
ば、ロウデコーダの近傍に入出力回路が配置されている
場合、スペアエレメントが選択されると、この選択され
たスペアエレメントと入出力回路との間で高速にデータ
を転送できる。図10は、サブセルアレイ11とスペア
エレメント12の相互間にロウデコーダ3を配置した例
を示している。この構成によっても、図9と同様の効果
を得ることができる。図11は、ロウ方向に並ぶサブセ
ルアレイ11の中間部にスペアエレメント12を配置し
た例を示している。この構成によっても、図9と同様の
効果を得ることができる。
【0022】図9乃至図11において、スペアエレメン
ト12を図8に示す例と同様に、カラム方向に共通に配
置することもできる。図12は、メモリセルアレイの場
所に応じて、スペアエレメントの数を異ならせた例を示
している。具体的には、1つのサブセルアレイ11に対
して、スペアエレメント12を2個設ける部分と、1個
設ける部分があることを示している。一般に、製造プロ
セスの条件により、チップ端部やメモリセルアレイの端
部のようにパターンの連続性が途切れる部分には不良が
発生し易い。そこで、図12に示すように、チップの端
部やメモリセルアレイの端部のようにパターンの連続性
が途切れる部分に位置するサブセルアレイに対して、複
数のスペアエレメントを配置することにより、複数の不
良を救済できる。図13は、サブセルアレイの容量に応
じて、スペアエレメントの数を異ならせた例を示してい
る。例えばパリティビットを有するメモリセルや、ラン
バス(Rambus)準拠DRAMのように、メモリセルアレ
イが均等の容量を有するサブセルアレイに分割されてい
ないメモリ装置がある。このようなサブセルアレイを有
するメモリセルアレイは、サブセルアレイの容量に応じ
て不良の発生密度が異なる。図13に示すメモリセルア
レイ11において、サブセルアレイ11aは例えば16
0Kビットの容量を有し、サブセルアレイ11bは例え
ば128Kの容量を有している。この場合、サブセルア
レイ11bに比べてサブセルアレイ11aの不良発生密
度が高くなる。したがって、各サブセルアレイ11aに
対応して2個のスペアエレメント12を配置し、各サブ
セルアレイ11bに対応して1個のスペアエレメント1
2をしている。
【0023】上記構成によれば、不良発生密度が高いサ
ブセルアレイに対してのみ多くのスペアエレメントを配
置しているため、スペアエレメントの数を必要最小限に
抑えて不良セルの救済効率を向上できる。その他、この
発明は、種々変形実施可能である。例えば上記実施の形
態は、スペアエレメントにより不良カラム選択線、すな
わち不良ビット線を置き換える場合について説明した。
しかし、これに限らず、不良ワード線をスペアエレメン
トに置き換える場合にもこの発明を同様に適用できる。
また、上記実施の形態において、不良アドレス記憶回路
を構成する不揮発性記憶素子としてフューズを用いた
が、ROM,EPROM,EEPROM等、他の各種不
揮発性半導体記憶素子を用いることができる。さらに、
この発明が適用される半導体記憶装置は、単体に限ら
ず、ロジック回路等にマージンされた記憶装置の場合も
含む。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、不良アドレスを記憶す
る記憶回路内に冗長セルアレイとのマッピング情報を記
憶させることにより、不良セルがメモリセルアレイの一
部に偏在した場合にも確実に不良セルを救済できる。し
かも、不良セルの救済に必要な冗長セルアレイの数を削
除してリダンダンシ回路の面積効率を向上することが可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態によるDRAMの要部を
示すブロック図。
【図2】 図1に示すサブアレイの具体な構成を示すブ
ロック図。
【図3】 図1に示すサブセルアレイ及びその周辺回路
を具体的に示す回路図。
【図4】 図1に示すフューズセットを示す回路図。
【図5】 図4に示すデコーダの構成を示す回路図。
【図6】 フューズセットの変形例を示すブロック図。
【図7】 サブセルアレイとスペアエレメントとの配置
の変形例を示すブロック図。
【図8】 サブセルアレイとスペアエレメントとの配置
の変形例を示すブロック図。
【図9】 サブセルアレイとスペアエレメントとの配置
の変形例を示すブロック図。
【図10】 サブセルアレイとスペアエレメントとの配
置の変形例を示すブロック図。
【図11】 サブセルアレイとスペアエレメントとの配
置の変形例を示すブロック図。
【図12】 サブセルアレイとスペアエレメントとの配
置の変形例を示すブロック図。
【図13】 サブセルアレイとスペアエレメントとの配
置の変形例を示すブロック図。
【図14】 従来のリダンダンシ方式の一例を示すブロ
ック図。
【図15】 従来のリダンダンシ方式の他の例を示すブ
ロック図。
【符号の説明】
1・…メモリセルアレイ、2・…カラムデコーダ回路、3
・…ロウデコーダ回路、4・…置換制御信号線、5・…ヒ
ューズセット、6・…センスアンプ列、7・…カラム選択
スイッチ回路、8・…出力端子、9・…スペアカラムデコ
ーダ、11・…サブセルアレイ、12・…スペアエレメン
ト(冗長セルアレイ)、501・…アドレス指定用ヒュ
ーズ回路、502・…イネーブル用ヒューズ回路、50
3・…マッピング用ヒューズ回路、504・…アドレス一
致検出回路、505・…AND回路、506・…デコー
ダ。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のサブセルアレイに分割されたメモ
    リセルがロウ及びカラムに配列されたメモリセルアレイ
    と、 前記各サブセルアレイに対応して配置された冗長セルア
    レイと、 入力されたアドレスに応じて前記メモリセルアレイのロ
    ウを選択するロウデコーダと、 入力されたアドレスに応じて前記メモリセルアレイのカ
    ラムを選択するカラムデコーダと、 前記メモリセルアレイに含まれる不良メモリセルのアド
    レスと前記冗長セルアレイとの対応関係を示すマッピン
    グ情報とを記憶して、前記不良メモリセルのアドレスと
    入力されたアドレスとが一致した場合、一致結果と前記
    マッピング情報とに基づいて不良メモリセルの置換制御
    信号を出力する複数の記憶回路と、 前記記憶回路から供給される置換制御信号に応じて活性
    化され、前記冗長セルアレイを選択するスペアデコーダ
    と、 を具備することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 複数のサブセルアレイに分割されている
    メモリセルがロウ及びカラムに配列されたメモリセルア
    レイと、 前記各サブセルアレイに対応して配置された冗長セルア
    レイと、 入力されたアドレスに応じて前記メモリセルアレイのロ
    ウを選択するロウデコーダと、 入力されたアドレスに応じて前記メモリセルアレイのカ
    ラムを選択するカラムデコーダと、 前記メモリセルアレイに含まれる不良メモリセルのアド
    レスを記憶する複数の第1の記憶素子と、前記冗長セル
    アレイと前記各フューズセットの対応関係を示すマッピ
    ング情報を記憶する複数の第2の記憶素子と、複数の前
    記第1の記憶素子に記憶された前記不良メモリセルのア
    ドレスと入力されたアドレスとを比較して、前記記憶さ
    れた前記不良メモリセルのアドレスと入力されたアドレ
    スとが一致した場合に一致出力信号を出力する複数の比
    較器と、前記各比較器から前記一致出力信号が出力され
    た場合に前記第2の記憶素子に記憶されたマッピング情
    報をデコードするデコーダとを備える複数の記憶回路
    と、 前記デコーダの出力信号に応じて活性化され、前記冗長
    セルアレイを選択するスペアデコーダと、 を具備することを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記サブセルアレイは、M個×N個の
    マトリクス状に配置され、前記記憶回路の数は、N個以
    上でM×N個以下(但し、N<M)であることを特徴と
    する請求項1又は2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記各記憶回路は、前記置換制御信号を
    出力するための複数の出力端子を有し、前記各記憶回路
    の前記出力端子は複数の置換制御信号線により互いに接
    続されワイヤド・オア回路を構成していることを特徴と
    する請求項1乃至3記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記スペアデコーダは前記置換制御信号
    の1つに接続され、前記各スペアデコーダに対応して配
    置されたカラムデコーダは対応する前記スペアデコーダ
    と同じ前記置換制御信号線にインバータ回路を介して接
    続されていることを特徴とする請求項1乃至4記載の半
    導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記サブセルアレイはM行×N列のマト
    リクス状に配置され、前記冗長セルアレイは各サブセル
    アレイに対応して配置され、前記記憶回路はM行の冗長
    セルアレイとの対応関係を示すマッピング情報を含みN
    個配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載
    の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記各記憶回路は、M個配置され、各M
    行の冗長セルアレイの1つを選択するためのN個の出力
    端子を有していることを特徴とする請求項6記載の半導
    体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶回路は、 不良メモリセルのアドレスを記憶するアドレス指定用フ
    ューズ回路と、 冗長セルアレイとの対応関係を示すマッピング情報を記
    憶するマッピング用フューズ回路と、 前記アドレス指定用フューズ回路に記憶されたアドレス
    と入力されたアドレスの一致検出を行うアドレス一致検
    出回路と、 前記アドレス一致検出回路の一致出力信号に応じて前記
    マッピング用フューズ回路の出力信号をデコードし、前
    記置換制御信号を生成するデコーダと、 を具備することを特徴とする請求項1記載の半導体記憶
    装置。
  9. 【請求項9】 前記サブセルアレイは、M行×N列のマ
    トリクス状に配置され、ロウ方向の複数の前記サブセル
    アレイはバンクを構成していることを特徴とする請求項
    1又は2記載の半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記記憶装置は、 不良セルのアドレスを記憶するアドレス指定用フューズ
    回路と、 冗長セルアレイとの対応関係を示すマッピング情報を記
    憶するマッピング用フューズ回路と、 前記バンクのアドレスを記憶するバンクアドレス指定用
    フューズ回路と、 前記記憶回路を使用するか否かを示すイネーブルフュー
    ズ回路と、 前記アドレス指定用フューズ回路に記憶されたアドレス
    と入力されたアドレスの一致検出を行う第1のアドレス
    一致検出回路と、 前記バンクアドレス指定用フューズ回路に記憶されたア
    ドレスと入力されたアドレスの一致検出を行う第2のア
    ドレス一致検出回路と、 前記第2のアドレス一致検出回路の一致出力信号が供給
    される第1のアンド回路と、 前記第1のアンド回路の出力信号と前記イネーブルフュ
    ーズ回路の出力信号が供給されるオア回路と、 前記第2のアドレス一致検出回路の一致出力信号及び前
    記オア回路の出力信号が供給される第2のアンド回路
    と、 前記第2のアンド回路の出力信号に応じて、前記マッピ
    ング用フューズ回路の出力信号をデコードし、前記置換
    制御信号を生成するデコーダと、 を具備することを特徴とする請求項9記載の半導体記憶
    装置。
  11. 【請求項11】 前記メモリセルアレイは、記憶容量が
    大きい第1のサブセルアレイと、前記第1のサブセルア
    レイより記憶容量が少ない第2のサブセルアレイを有
    し、複数の前記冗長セルアレイは、前記第1のサブセル
    アレイに対して配置され、1つの前記冗長セルアレイ
    は、前記第2のサブセルアレイに対して配置されること
    を特徴とする請求項1又は2記載の半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】 前記冗長セルアレイは、ロウ方向の複
    数のサブセルアレイに対して1つ配置されることを特徴
    とする請求項1又は2記載の半導体記憶装置。
  13. 【請求項13】 前記冗長セルアレイは、カラム方向の
    複数のサブセルアレイに対して1つ配置され、この冗長
    セルアレイはカラム方向の複数のサブセルアレイに共有
    されることを特徴とする請求項1又は2記載の半導体記
    憶装置。
  14. 【請求項14】 前記冗長セルアレイは、前記サブセル
    アレイと前記ロウデコーダの相互間に配置されることを
    特徴とする請求項1又は2記載の半導体記憶装置。
  15. 【請求項15】 前記ロウデコーダは、前記冗長セルア
    レイと前記サブセルアレイとの相互間に配置されること
    を特徴とする請求項1又は2記載の半導体記憶装置。
  16. 【請求項16】 前記冗長セルアレイは、ロウ方向に配
    置された前記サブセルアレイの中間に配置されることを
    特徴とする請求項1又は2記載の半導体記憶装置。
  17. 【請求項17】 複数の前記冗長セルアレイは、前記メ
    モリセルアレイの端部に位置するサブセルアレイに対し
    て配置されることを特徴とする請求項1又は2記載の半
    導体記憶装置。
  18. 【請求項18】 メモリセルがロウ及びカラムに配列さ
    れたメモリセルアレイと、 前記メモリセルアレイに配置された複数の冗長セルアレ
    イと、 前記メモリセルアレイに含まれる不良メモリセルのアド
    レスと前記冗長セルアレイとの対応関係を示すマッピン
    グ情報とを記憶して、前記不良メモリセルのアドレスと
    入力されたアドレスとが一致した場合、一致結果と前記
    マッピング情報とに基づいて不良メモリセルの置換制御
    信号を出力する複数の記憶回路と、 を具備することを特徴とする半導体記憶装置。
  19. 【請求項19】 前記記憶回路の数は、前記冗長セルア
    レイの数以下であることを特徴とする請求項18記載の
    半導体記憶装置。
  20. 【請求項20】 前記記憶回路から供給される置換制御
    信号に応じて活性化され、前記冗長セルアレイを選択す
    るスペアデコーダを更に具備したことを特徴とする請求
    項18記載の半導体記憶装置。
  21. 【請求項21】 前記各記憶回路は、前記置換制御信号
    を出力するための複数の出力端子を有し、前記各記憶回
    路の前記出力端子は複数の置換制御信号線により互いに
    接続されワイヤド・オア回路を構成していることを特徴
    とする請求項18乃至20記載の半導体記憶装置。
  22. 【請求項22】 前記スペアデコーダは、前記置換制御
    信号線の1つに接続され、前記各スペアデコーダに対応
    して配置されたカラムデコーダは、対応する前記スペア
    デコーダと同じ前記置換制御信号線にインバータ回路を
    介して接続されることを特徴とする請求項20記載の半
    導体記憶装置。
  23. 【請求項23】 前記記憶装置は、 不良メモリセルのアドレスを記憶するアドレス指定用フ
    ューズ回路と、 冗長セルアレイとの対応関係を示すマッピング情報を記
    憶するマッピング用フューズ回路と、 前記アドレス指定用フューズ回路に記憶されたアドレス
    と入力されたアドレスの一致検出を行うアドレス一致検
    出回路と、 前記アドレス一致検出回路の一致出力信号に応じて前記
    マッピング用フューズ回路の出力信号をデコードし、前
    記置換制御信号を生成するデコーダと、 を具備することを特徴とする請求項18乃至22記載の
    半導体記憶装置。
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