JP2000293994A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2000293994A
JP2000293994A JP9612599A JP9612599A JP2000293994A JP 2000293994 A JP2000293994 A JP 2000293994A JP 9612599 A JP9612599 A JP 9612599A JP 9612599 A JP9612599 A JP 9612599A JP 2000293994 A JP2000293994 A JP 2000293994A
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Kazuyoshi Oshima
一義 大嶋
Toshifumi Noda
敏史 野田
Hiroshi Sato
弘 佐藤
Jiro Kishimoto
次郎 岸本
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大容量化されたフラッシュメモリ等の書き込
み動作の低消費電力化及び高速化ならびにチップサイズ
の縮小を図る。 【解決手段】 書き込み動作時、ローカルビット線LB
0〜LBnに比較的大きな絶対値の内部電圧VWDが選
択的に印加されることを必要とする2層ゲート構造型メ
モリセルMCを含むメモリアレイARYUを具備するフ
ラッシュメモリ等において、書き込み動作時、センスア
ンプデータラッチSADLから各グローバルビット線に
供給される書き込み信号のハイレベルを例えば電源電圧
VCCのような比較的絶対値の小さな電位とするととも
に、ローカルビット線LB0〜LBnを、書き込みデー
タの論理値に関係なく一斉に内部電圧VWDにプリチャ
ージした後、スイッチMOSFETN1を介して、しか
も書き込み信号に従って選択的にグローバルビット線側
にディスチャージすることで、書き込みに必要な内部電
圧VWDをローカルビット線LB0〜LBnに選択的に
印加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体記憶装置に
関し、例えば、FNトンネル現象による消去・書き込み
を行う大容量のフラッシュメモリ及びその書き込み動作
の高速化,低消費電力化ならびにチップサイズの縮小に
利用して特に有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】コントロールゲート及びフローティング
ゲートを有するいわゆる2層ゲート構造型メモリセルが
あり、このような2層ゲート構造型メモリセルが格子配
列されてなるメモリアレイをその基本構成要素とするフ
ラッシュメモリがある。また、大容量化が進むフラッシ
ュメモリの中には、その消費電力の低減を図る意味合い
から、FN(Fowler Nordheim)トンネ
ル現象によって記憶データの消去及び書き込みを行うも
のが多くなりつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願発明者等は、この
発明に先立って、FNトンネル現象により記憶データの
消去及び書き込みを行う大容量のフラッシュメモリの開
発に従事し、次のような問題点に気付いた。すなわち、
このフラッシュメモリは、図10に示されるように、例
えば64個のメモリセルブロックMCB0〜MCB63
からなるメモリアレイARYUを備え、これらのメモリ
セルブロックのそれぞれは、ワード線W00〜W0mな
いしW630〜W63mとローカルビット線LB0〜L
Bnとの交点に格子配列される2層ゲート構造型のメモ
リセルMCを含む。
【0004】メモリアレイARYUの各メモリセルブロ
ックを構成するローカルビット線LB0〜LBnは、そ
のゲートにブロック選択信号MD0〜MD63をそれぞ
れ共通に受けるスイッチMOSFET(金属酸化物半導
体型電界効果トランジスタ。この明細書では、MOSF
ETをして絶縁ゲート型電界効果トランジスタの総称と
する)N1を介して、対応するグローバルビット線GB
U0〜GBUnに結合される。また、各メモリセルブロ
ックのメモリセルMCは、m+1個を単位としてセルユ
ニットを構成し、各セルユニットを構成するメモリセル
MCのドレイン及びソースは、対応するローカルビット
線LB0〜LBnならびにソース線SSL0〜SSLn
にそれぞれ共通結合される。ソース線SSL0〜SSL
nは、そのゲートにブロック選択信号MS0〜MS63
をそれぞれ共通に受けるスイッチMOSFETN3を介
して、共通のソース線SLに結合される。
【0005】メモリアレイARYUを構成するグローバ
ルビット線GBU0〜GBUnは、そのゲートに内部制
御信号TRUを共通に受けるスイッチMOSFETN4
を介して、センスアンプデータラッチSADLの対応す
る単位データラッチUDL0〜UDLnの上部端子にそ
れぞれ結合される。これらの単位データラッチの下部端
子には、そのゲートに内部制御信号TRLを共通に受け
るスイッチMOSFETN5を介して、図示されないメ
モリアレイARYLの対応するグローバルビット線GB
L0〜GBLnがそれぞれ結合される。
【0006】このフラッシュメモリにおいて、記憶デー
タの書き込み動作はFNトンネル現象を用いて、しかも
ワード線単位で行われる。このため、例えばメモリアレ
イARYUの指定されたワード線W00には、図11に
示されるように、例えば+15V(ボルト)のワード線
選択電圧VWWが書込バイアス電圧として印加され、メ
モリセルMCのドレインが結合されるローカルビット線
LB0〜LBnには、ワード線W00に対するワード線
選択電圧VWWの印加に先立って、記憶データの論理レ
ベルに対応した書き込み電圧が印加される。この書き込
み電圧は、センスアンプデータラッチSADLの単位デ
ータラッチUDL0〜UDLnからスイッチMOSFE
TN4,グローバルビット線GBU0〜GBUnならび
にMOSFETN1を介して伝達され、その電位は、メ
モリセルMCに対する書き込みが必要なとき、例えば接
地電位VSSとされ、メモリセルMCに対する書き込み
が必要ないとき、例えば+6Vのような内部電圧VWD
とされる。
【0007】これにより、そのコントロールゲートがワ
ード線W00に共通結合されるn+1個のメモリセルM
Cでは、そのドレインつまり対応するローカルビット線
LB0〜LBnに接地電位VSSのようなロウレベルの
書き込み電圧が印加されることを条件に選択的にFNト
ンネル現象が生じ、そのフローティングゲートに電子が
注入されて、そのしきい値電圧が選択的に高くされる。
言うまでもなく、そのドレインつまり対応するローカル
ビット線LB0〜LBnに内部電圧VWDのようなハイ
レベルの書き込み電圧が印加されるメモリセルMCで
は、FNトンネル現象が発生せず、そのしきい値電圧は
低いままとされる。
【0008】周知のように、FNトンネル現象による2
層ゲート構造型メモリセルの書き込み動作は、いわゆる
ホットエレクトロンによる書き込み動作に比較して所要
電流が少なく、フラッシュメモリの消費電力の削減を図
ることができる。また、書き込み時の所要電流が少ない
ことから、ハイレベルの書き込み電圧となる内部電圧V
WDは内蔵の内部電圧発生回路により生成されることが
多く、これによってフラッシュメモリの所要動作電源を
単一化することが可能となる。
【0009】ところが、このフラッシュメモリでは、前
記のように、記憶データの書き込みがワード線単位で行
われるため、書き込み電圧のハイレベルとなる内部電圧
VWDは、図12に示されるように、メモリアレイAR
YUのグローバルビット線GBU0〜GBUnに一斉に
かつ選択的に供給されるとともに、負荷バランスを図る
ため、対をなすメモリアレイARYLのグローバルビッ
ト線GBL0〜GBLnにも相補的に供給される。この
結果、フラッシュメモリの大容量化が進むにしたがっ
て、グローバルビット線GBU0〜GBUnならびにG
BL0〜GBLnの寄生容量が大きくなり、これらのグ
ローバルビット線を内部電圧VWDにチャージするため
の消費電力が増大するともに、グローバルビット線を内
部電圧VWDにチャージするための所要時間が長くな
る。この結果、フラッシュメモリの低消費電力化が制限
され、その高速化が制約を受けるとともに、内部電圧発
生回路VGに比較的大きな電流供給能力が必要とされる
ことでそのレイアウト所要面積が大きくなり、フラッシ
ュメモリのチップサイズが増大する。
【0010】この発明の目的は、FNトンネル現象によ
り記憶データの消去及び書き込みを行う大容量のフラッ
シュメモリ等の半導体記憶装置の書き込み動作の高速化
及び低消費電力化ならびにチップサイズの縮小を図るこ
とにある。
【0011】この発明の前記ならびにその他の目的と新
規な特徴は、この明細書の記述及び添付図面から明らか
になるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次
の通りである。すなわち、グローバルビット線と、第1
のスイッチ手段を介してグローバルビット線に選択的に
接続されるローカルビット線と、ローカルビット線に結
合され、書き込み動作時、ローカルビット線に比較的大
きな絶対値の内部電圧が書き込みデータの論理値に応じ
て選択的に印加されることを必要とする2層ゲート構造
型のメモリセルとを含むメモリアレイを具備するフラッ
シュメモリ等の半導体記憶装置において、書き込み動作
時、グローバルビット線に書き込みデータの論理値に応
じて選択的に印加される書き込み信号のハイレベルを、
例えば電源電圧のような比較的絶対値の小さな電位とす
るとともに、ローカルビット線を、例えば共通ソース線
から第4のスイッチ手段を介して、書き込みデータの論
理値に関係なく一斉に上記内部電圧にプリチャージした
後、選択的にグローバルビット線側にディスチャージす
ることにより、メモリセルの書き込みに必要な上記内部
電圧をローカルビット線に選択的に印加する。
【0013】上記した手段によれば、比較的寄生容量の
大きなグローバルビット線を上記内部電圧にチャージす
ることなく、指定メモリセルブロックのローカルビット
線のみに選択的に内部電圧を印加することができる。こ
の結果、書き込み動作時におけるローカルビット線のチ
ャージ時間を短縮し、そのチャージ電流を削減すること
ができるとともに、内部電圧発生回路に対する負荷を軽
減し、そのレイアウト所要面積を縮小することができる
ため、フラッシュメモリ等の高速化及び低消費電力化な
らびにチップサイズの縮小を図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1には、この発明が適用された
フラッシュメモリ(半導体記憶装置)の一実施例のブロ
ック図が示され、図2には、そのメモリアレイ及び周辺
回路に関する一実施例の部分的なブロック図が示されて
いる。両図をもとに、まずこの実施例のフラッシュメモ
リの構成及び動作の概要について説明する。なお、図1
及び図2の各ブロックを構成する回路素子は、公知のM
OSFET集積回路の製造技術により、単結晶シリコン
のような1個の半導体基板面上に形成される。
【0015】図1において、この実施例のフラッシュメ
モリは、半導体基板面の大半を占めて配置されるメモリ
アレイARYをその基本構成要素として備え、さらに、
その直接周辺回路となるXアドレスデコーダXD,セン
スアンプデータラッチSADL,Yゲート回路YGなら
びにYアドレスデコーダYDを備える。
【0016】ここで、メモリアレイARYは、実際に
は、図2に示されるように、センスアンプデータラッチ
SADLを挟んで配置される2個のメモリアレイARY
U及びARYLに分割され、これらのメモリアレイAR
YU及びARYLは、さらにそれぞれ64個のメモリセ
ルブロックMCB0〜MCB63あるいはMCB64〜
MCB127に分割される。同様に、Xアドレスデコー
ダXDは、メモリアレイARYU及びARYLに対応し
て、内部電圧発生回路VGを挟んで配置される2個のX
アドレスデコーダXDU及びXDLに分割され、これら
のXアドレスデコーダXDU及びXDLは、さらにそれ
ぞれ64個の単位XアドレスデコーダUXD0〜UXD
63あるいはUXD64〜UXD127に分割される。
【0017】メモリアレイARYU及びARYLを構成
するメモリセルブロックMCB0〜MCB63ならびに
MCB64〜MCB127のそれぞれは、後述するよう
に、図の水平方向に平行して配置されるm+1本のワー
ド線と、垂直方向に平行して配置されるn+1本のロー
カルビット線とを含む。これらのワード線及びローカル
ビット線の交点には、フローティングゲート及びコント
ロールゲートを有する2層ゲート構造型のメモリセルが
格子状に配置される。
【0018】この実施例において、フラッシュメモリ
は、階層ビット線方式をとり、メモリアレイARYU及
びARYLのメモリセルブロックMCB0〜MCB63
ならびにMCB64〜MCB127を構成するメモリセ
ルは、後述するように、同一列に配置されるm+1個を
単位としてセルユニットにグループ分割される。また、
各セルユニットを構成するm+1個のメモリセルのドレ
インは、対応するローカルビット線にそれぞれ共通結合
され、そのソースは、対応する分割ソース線にそれぞれ
共通結合される。各セルユニットのローカルビット線
は、そのゲートに対応するブロック選択信号MD0〜M
D63あるいはMD64〜MD127を受けるNチャン
ネルMOSFETを介して対応するグローバルビット線
にそれぞれ結合され、各セルユニットの分割ソース線
は、そのゲートにブロック選択信号MS0〜MS63あ
るいはMS64〜MS127を受けるNチャンネルMO
SFETを介して共通のソース線SLに結合される。な
お、メモリアレイARYU及びARYLならびにメモリ
セルブロックMCB0〜MCB63ならびにMCB64
〜MCB127の具体的構成については、後で詳細に説
明する。
【0019】図1に戻ろう。メモリアレイARYを構成
するワード線は、その左方においてXアドレスデコーダ
XDに結合され、選択的に所定の選択又は非選択レベル
とされる。XアドレスデコーダXDには、Xアドレスバ
ッファXBから所定ビットの内部Xアドレス信号が供給
されるとともに、メモリ制御回路MCから内部制御信号
XDGが供給され、さらに内部電圧発生回路VGから所
定のワード線選択電圧VWWが供給される。また、Xア
ドレスバッファXBには、データ入出力端子IO0〜I
O7からデータ入出力回路IO及びマルチプレクサMX
を介して所定ビットのXアドレス信号が供給され、メモ
リ制御回路MCから内部制御信号XL1及びXL2が供
給される。なお、ワード線選択電圧VWWは、特に制限
されないが、例えば+15Vのような比較的絶対値の大
きな正電位とされ、後述する書き込み動作時のワード線
書込バイアス電圧となる。
【0020】この実施例において、Xアドレス信号は、
8を超えるビット数とされ、データ入出力端子IO0〜
IO7から2回のサイクルに分けて時分割的に供給され
る。このうち、1回目のサイクルで入力されるXアドレ
ス信号の下位ビットは、内部制御信号XL1に従ってX
アドレスバッファXBの下位ビットに取り込まれ、2回
目のサイクルで入力される上位ビットは、内部制御信号
XL2に従ってXアドレスバッファXBの上位ビットに
取り込まれる。XアドレスバッファXBは、これらのX
アドレス信号をもとにそれぞれ非反転及び反転信号から
なる内部Xアドレス信号を形成し、Xアドレスデコーダ
XDに供給する。
【0021】XアドレスデコーダXDは、Xアドレスバ
ッファXBから供給される内部Xアドレス信号をデコー
ドして、メモリアレイARYの対応するワード線を選択
的に所定の選択又は非選択レベルとするとともに、上記
メモリセルブロックMCB0〜MCB63ならびにMC
B64〜MCB127を選択的に活性化するための図示
されないブロック選択信号MD0〜MD63ならびにM
D64〜MD127,MS0〜MS63ならびにMS6
4〜MS127,MSD0〜MSD63ならびにMSD
64〜MSD127を択一的に有効レベルとする。
【0022】次に、メモリアレイARYを構成するグロ
ーバルビット線は、その下方においてセンスアンプデー
タラッチSADLの対応する単位回路に結合される。セ
ンスアンプデータラッチSADLは、メモリアレイAR
Yの各グローバルビット線に対応して設けられるn+1
個の単位回路を備え、各単位回路は、読み出し回路とな
る単位センスアンプと、読み出し又は書き込みデータを
保持し書き込み回路ともなる単位データラッチとをそれ
ぞれ含む。センスアンプデータラッチSADLの各単位
回路の一方の入出力端子は、メモリアレイARYの対応
するグローバルビット線に結合され、その他方の入出力
端子は、Yゲート回路YGを介して8個つまり1バイト
分ずつ選択的にマルチプレクサMXに結合される。
【0023】ここで、マルチプレクサMXは、その左側
に設けられる第1の入出力端子と、その右側に設けられ
る第2及び第3の出力端子ならびに第4の入出力端子と
を備える。このうち、右側に設けられる第4の入出力端
子は、Yゲート回路YGを介して上記センスアンプデー
タラッチSADLの指定された8個の単位回路の他方の
入出力端子に選択的に接続され、左側に設けられる第1
の入出力端子は、データ入出力回路IOの右側の入出力
端子に結合される。また、その第2の出力端子は、コマ
ンドレジスタCRの入力端子に結合され、その第3の出
力端子は、前記XアドレスバッファXBの入力端子に結
合される。データ入出力回路IOの左側の入出力端子
は、データ入出力端子IO0〜IO7に結合される。
【0024】センスアンプデータラッチSADLの各単
位回路の単位センスアンプには、メモリ制御回路MCか
ら図示されない内部制御信号SAが共通に供給され、単
位データラッチには、メモリ制御回路MCから内部制御
信号TRU及びTRLが共通に供給される。また、コマ
ンドレジスタCRには、メモリ制御回路MCから内部制
御信号CLが供給され、Yゲート回路YGには、Yアド
レスデコーダYDから図示されない所定ビットのビット
線選択信号が供給される。YアドレスデコーダYDに
は、YアドレスカウンタYCから所定ビットの内部Yア
ドレス信号が供給され、メモリ制御回路MCから内部制
御信号YDGが供給される。
【0025】センスアンプデータラッチSADLの各単
位センスアンプは、フラッシュメモリが読み出しモード
とされるとき、内部制御信号SAに従って選択的に動作
状態となり、メモリアレイARYの選択ワード線に結合
されるn+1個のメモリセルから対応するグローバルビ
ット線を介して出力される読み出し信号をそれぞれ増幅
し、その論理レベルを判定して、対応する単位データラ
ッチに伝達する。これらの読み出しデータは、Yゲート
回路YGを介して1バイトつまり8ビットずつ選択さ
れ、マルチプレクサMXからデータ入出力回路IOなら
びにデータ入出力端子IO0〜IO7を介して外部のア
クセス装置に出力される。
【0026】一方、センスアンプデータラッチSADL
の各単位データラッチは、フラッシュメモリが書き込み
モードとされるとき、外部のアクセス装置からデータ入
出力端子IO0〜IO7,データ入出力回路IO,マル
チプレクサMXならびにYゲート回路YGを介して1バ
イトつまり8ビットずつシリアルに入力される書き込み
データを順次取り込み、保持するとともに、すべての書
き込みデータの取り込みが終了した時点で、これらの書
き込みデータを所定の書き込み信号に変換した後、n+
1本のグローバルビット線を介してメモリアレイARY
の選択ワード線に結合されるn+1個のメモリセルに一
斉に書き込む。
【0027】なお、この実施例において、フラッシュメ
モリは、FNトンネル現象を用いて記憶データの消去及
び書き込みを行うが、記憶データの書き込み時、メモリ
アレイARYの各グローバルビット線に供給される書き
込み信号のハイレベルは、例えば+3.3Vのような比
較的絶対値の小さな電源電圧VCC(第1の電源電圧)
とされ、そのロウレベルは、接地電位VSSつまり0V
とされる。この結果、フラッシュメモリが比較的大きな
記憶容量を有し、グローバルビット線に比較的大きな寄
生容量が結合されるにもかかわらず、書き込み信号をハ
イレベルに設定するためのグローバルビット線のチャー
ジ電流が低減され、これによってフラッシュメモリの書
き込み動作時における高速化,低消費電力化ならびにチ
ップサイズの縮小が図られる。このことについては後で
詳細に説明する。
【0028】YアドレスカウンタYCは、図示されない
内部クロック信号に従って歩進動作を行い、所定ビット
の内部Yアドレス信号を形成して、Yアドレスデコーダ
YDに供給する。また、YアドレスデコーダYDは、Y
アドレスカウンタYCから供給される内部Yアドレス信
号をデコードして、Yゲート回路YGに対するビット線
選択信号の対応するビットを順次択一的にハイレベルと
する。さらに、Yゲート回路YGは、ビット線選択信号
の択一的なハイレベルを受けてセンスアンプデータラッ
チSADLの対応する8個の単位回路を順次選択し、マ
ルチプレクサMX及びデータ入出力回路IOとの間を選
択的に接続状態とする。
【0029】一方、データ入出力回路IOは、外部のア
クセス装置からデータ入出力端子IO0〜IO7を介し
て入力されるXアドレス信号,書き込みデータならびに
コマンドデータをマルチプレクサMXに伝達するととも
に、Yゲート回路YGからマルチプレクサMXを介して
伝達される読み出しデータを、データ入出力端子IO0
〜IO7を介して外部のアクセス装置に出力する。ま
た、マルチプレクサMXは、データ入出力回路IOから
伝達されるXアドレス信号,書き込みデータならびにコ
マンドデータを、対応するXアドレスバッファXB,Y
ゲート回路YGあるいはコマンドレジスタCRに伝達す
るとともに、センスアンプデータラッチSADLの指定
された8個の単位回路からYゲート回路YGを介して出
力される8ビットの読み出しデータをデータ入出力回路
IOに伝達する。
【0030】コマンドレジスタCRは、データ入出力端
子IO0〜IO7からデータ入出力回路IOならびにマ
ルチプレクサMXを介して入力される8ビットのコマン
ドデータを内部制御信号CLに従って取り込み、保持す
るとともに、メモリ制御回路MCに伝達する。また、メ
モリ制御回路MCは、例えばマイクロプログラム方式の
ステイトマシンからなり、外部のアクセス装置から起動
制御信号として供給されるシリアルクロック信号SC,
チップイネーブル信号CEB(ここで、それが有効とさ
れるとき選択的にロウレベルとされるいわゆる反転信号
等については、その名称の末尾にBを付して表す。以下
同様),ライトイネーブル信号WEB,出力イネーブル
信号OEB,リセット信号RESBならびにコマンドイ
ネーブル信号CDEBと、コマンドレジスタCRから供
給されるコマンドデータとをもとに上記各種の内部制御
信号等を選択的に形成し、フラッシュメモリの各部に供
給する。また、レディー/ビジー信号R/BBを選択的
に有効又は無効レベルとして、フラッシュメモリの使用
状況を外部のアクセス装置に知らせる。
【0031】この実施例のフラッシュメモリは、さら
に、外部端子VCCを介して供給される電源電圧VCC
と、外部端子VSSを介して供給される接地電位VSS
とをもとに、所定のワード線選択電圧VWW,内部電圧
VWDならびにソース電圧VSを生成するための内部電
圧発生回路VGを備える。このうち、ワード線選択電圧
VWWは、書き込み動作時のワード線選択レベルとして
XアドレスデコーダXDに供給される。また、内部電圧
VWDは、書き込み動作時のローカルビット線のプリチ
ャージ電圧としてメモリアレイARYに供給され、ソー
ス電圧VSは、各動作モード時におけるソース線SLの
有効又は無効レベルとしてメモリアレイARYのソース
線SLに供給される。特に制限されないが、ワード線選
択電圧VWWは、+15Vとされ、内部電圧VWDは、
+6Vとされる。
【0032】図3には、図1のフラッシュメモリに含ま
れるメモリアレイARYU及び周辺回路の第1の実施例
の部分的な回路図が示され、図4には、図3のメモリア
レイARYUを構成する2層ゲート構造型メモリセルM
Cの一実施例の動作特性図が示されている。また、図5
には、図1のフラッシュメモリの書き込み動作時の第1
の実施例の信号波形図が示され、図6には、その書き込
み動作時の一実施例の選択概念図が示されている。これ
らの図をもとに、この実施例のフラッシュメモリに含ま
れるメモリアレイARYU及びARYLの具体的構成及
び動作,2層ゲート構造型メモリセルMCの動作特性,
この実施例のフラッシュメモリの書き込み動作及び接続
形態ならびにその特徴について説明する。
【0033】なお、以下の回路図において、そのチャン
ネル(バックゲート)部に矢印が付されるMOSFET
はPチャンネル型であって、矢印の付されないNチャン
ネルMOSFETと区別して示される。また、図3に
は、センスアンプデータラッチSADLの書き込み動作
に関する部分、つまり単位データラッチUDL0〜UD
Lnと書き込み信号のレベル設定のための回路とが部分
的に示されている。さらに、図3では、メモリアレイA
RYUを例にメモリアレイARYU及びARYLを説明
し、メモリセルブロックMCB0及びMCB63を例に
メモリセルブロックMCB0〜MCB63ならびにMC
B64〜MCB127を説明する。図5及び図6では、
メモリセルブロックMCB0のワード線W00が選択レ
ベルとされる場合を例示し、ローカルビット線について
はLB0を代表例とした。加えて、この発明は、フラッ
シュメモリの書き込み動作に関するものであるため、以
下の記述では、書き込み動作を中心に具体的な説明を展
開する。
【0034】まず、図3において、メモリアレイARY
Uは、64個のメモリセルブロックMCB0〜MCB6
3からなり、これらのメモリセルブロックのそれぞれ
は、メモリセルブロックMCB0及びMCB63に代表
されるように、図の水平方向に平行して配置されるm+
1本のワード線W00〜W0mないしW630〜W63
mと、垂直方向に平行して配置されるn+1本のローカ
ルビット線LB0〜LBnならびに分割ソース線SSL
0〜SSLnとを含む。これらのワード線とローカルビ
ット線及び分割ソース線との交点には、(m+1)×
(n+1)個の2層ゲート構造型メモリセルMCがそれ
ぞれ格子配置される。
【0035】メモリアレイARYUは、特に制限されな
いが、アンド(AND)型アレイとされ、メモリセルブ
ロックMCB0〜MCB63を構成するメモリセルMC
は、同一列に配置されるm+1個を単位としてセルユニ
ットにグループ分割される。これらのセルユニットを構
成するm+1個のメモリセルMCのドレイン及びソース
は、対応するローカルビット線LB0〜LBnならびに
分割ソース線SSL0〜SSLnにそれぞれ共通結合さ
れる。また、各セルユニットのローカルビット線LB0
〜LBnは、そのゲートに対応するブロック選択信号M
D0〜MD63を受けるNチャンネル型のスイッチMO
SFETN1(第1のスイッチ手段)を介して、対応す
るグローバルビット線GBU0〜GBUnに結合され、
各セルユニットの分割ソース線SSL0〜SSLnは、
そのゲートに対応するブロック選択信号MS0〜MS6
3を受けるNチャンネル型のスイッチMOSFETN3
(第2のスイッチ手段)を介して、共通のソース線SL
に結合される。
【0036】この実施例において、メモリセルブロック
MCB0〜MCB63の各セルユニットは、さらに、ロ
ーカルビット線LB0〜LBnと対応する分割ソース線
SSL0〜SSLnとの間にそれぞれ設けられ、そのゲ
ートに対応するブロック選択信号MSD0〜MSD63
を共通に受けるNチャンネル型のスイッチMOSFET
N2(第3のスイッチ手段)をそれぞれ含む。
【0037】一方、メモリアレイARYUを構成するグ
ローバルビット線GBU0〜GBUnは、そのゲートに
内部制御信号TRUを共通に受けるNチャンネル型のス
イッチMOSFETN4を介して、センスアンプデータ
ラッチSADLの対応する単位データラッチUDL0〜
UDLnの上部端子にそれぞれ結合される。これらの単
位データラッチの下部端子には、そのゲートに内部制御
信号TRLを共通に受けるNチャンネル型のスイッチM
OSFETN5を介して、図示されないメモリアレイA
RYLの対応するグローバルビット線GBL0〜GBL
nがそれぞれ結合される。単位データラッチUDL0〜
UDLnには、そのゲートに内部制御信号WCPを受け
るPチャンネルMOSFETP1を介して、書き込み信
号のハイレベルとなる電源電圧VCCが選択的に供給さ
れるとともに、そのゲートに内部制御信号WCNを受け
るNチャンネルMOSFETN6を介して、書き込み信
号のロウレベルとなる接地電位VSSが選択的に供給さ
れる。
【0038】フラッシュメモリが書き込みモードとされ
るとき、センスアンプデータラッチSADLの単位デー
タラッチUDL0〜UDLnには、図5の単位データラ
ッチUDL0の出力信号UDL0outに例示されるよ
うに、MOSFETP1又はN1を介して、書き込みデ
ータの論理レベルに対応した電源電圧VCCのようなハ
イレベル又は接地電位VSSのようなロウレベルの書き
込み信号が選択的に入力され、保持される。これらの書
き込み信号は、内部制御信号TRUが電源電圧VCCよ
りスイッチMOSFETN4のしきい値電圧Vth分以
上高いハイレベルとされることで、レベル低下されるこ
となくメモリアレイARYUのグローバルビット線GB
U0〜GBUnにそれぞれ伝達される。
【0039】メモリアレイARYUでは、センスアンプ
データラッチSADLの単位データラッチUDL0〜U
DLnへの書き込みデータの取り込みとほぼ同時に、内
部電圧発生回路VGからソース線SLに内部電圧VWD
のようなプリチャージ電圧が供給される。また、内部制
御信号TRUがハイレベルとされるのとほぼ同時に、X
アドレスデコーダXDつまり単位XアドレスデコーダU
XD0によってブロック選択信号MSD0及びMS0が
内部電圧VWDよりスイッチMOSFETN2及びN3
のしきい値電圧Vth分以上高いハイレベルとされ、や
や遅れてブロック選択信号MD0が電源電圧VCCのよ
うなハイレベルとされる。
【0040】これらのことから、メモリセルブロックM
CB0では、まずブロック選択信号MSD0及びMS0
のハイレベルを受けて、各セルユニットのスイッチMO
SFETN2及びN3が一斉にオン状態となる。このた
め、ローカルビット線LB0〜LBnには、ソース線S
LからスイッチMOSFETN3,分割ソース線SSL
0〜SSLnLnならびにMOSFETN2を介して、
書き込みデータの論理値に関係なく一斉に内部電圧VW
Dにプリチャージされる。
【0041】次に、ブロック選択信号MD0がハイレベ
ルとされると、メモリセルブロックMCB0では、各セ
ルユニットを構成するスイッチMOSFETN1が、対
応するグローバルビット線GBU0〜GBUnのレベル
に応じて選択的にオン状態となる。すなわち、メモリセ
ルブロックMCB0の各セルユニットを構成するスイッ
チMOSFETN1は、対応するグローバルビット線の
電位VGBに対して図4(a)に示されるような動作特
性を有し、対応するグローバルビット線GBU0〜GB
Unの電位VGBが低くなるほど強いオン状態となる。
したがって、センスアンプデータラッチSADLの単位
データラッチからグローバルビット線GBU0に接地電
位VSSつまり0Vのようなロウレベルの書き込み信号
が印加される場合、スイッチMOSFETN1は、図4
(b)に示されるように、完全なオン状態となり、ロー
カルビット線LB0の内部電圧VWDのプリチャージ電
位は、スイッチMOSFETN1を介してグローバルビ
ット線GBU0側にディスチャージされ、接地電位VS
Sつまり0Vに変化する。
【0042】これにより、ワード線W00とローカルビ
ット線LB0つまりグローバルビット線GBU0との交
点に配置されるメモリセルMCでは、ワード線W00に
ワード線選択電圧VWWつまり例えば+15Vの書込バ
イアス電圧が印加された時点でFNトンネル現象が発生
し、そのドレインからフローティングゲートに対して電
子の注入が行われる。この結果、メモリセルMCのしき
い値電圧は書込バイアス電圧の印加時間に応じて上昇
し、いわゆる書き込み状態となる。
【0043】一方、センスアンプデータラッチSADL
からグローバルビット線GBU0に電源電圧VCCつま
り+3.3Vのようなハイレベルの書き込み信号が印加
される場合、各セルユニットのスイッチMOSFETN
1は、図4(c)に示されるように、完全なオフ状態と
なり、ローカルビット線LB0の内部電圧VWDのプリ
チャージ電位はそのまま保持される。したがって、ワー
ド線W00とローカルビット線LB0つまりグローバル
ビット線GBU0との交点に配置されるメモリセルMC
では、ワード線W00にワード線選択電圧VWWのよう
な書込バイアス電圧が印加されたとしでもFNトンネル
現象は発生せず、メモリセルMCのしきい値電圧は低い
ままとなり、いわゆる消去状態を継続する。
【0044】以上のように、この実施例のフラッシュメ
モリでは、FNトンネル現象による記憶データの消去・
書き込みが行われ、メモリアレイARYU及びARYL
のメモリセルブロックMCB0〜MCB63ならびにM
CB64〜MCB127を構成する2層ゲート構造型メ
モリセルMCは、書き込み動作時、そのドレインつまり
対応するローカルビット線LB0〜LBnが接地電位V
SSのようなロウレベルとされることで、FNトンネル
現象による実質的な書き込みを行い、対応するローカル
ビット線LB0〜LBnが内部電圧VWDのようなハイ
レベルとされることで、その実質的な書き込みを行わな
い。
【0045】この実施例のフラッシュメモリにおいて、
指定メモリセルブロックのローカルビット線LB0〜L
Bnに対する内部電圧VWDの選択的な印加は、まずロ
ーカルビット線LB0〜LBnを、ソース線SLから各
セルユニットのスイッチMOSFETN3,分割ソース
線SSL0〜SSLnならびにスイッチMOSFETN
2を介して、書き込みデータの論理値に関係なく一斉に
内部電圧VWDにプリチャージした後、各ローカルビッ
ト線のプリチャージ電位を、スイッチMOSFETN1
を介して対応するグローバルビット線GBU0〜GBU
n側に選択的にディスチャージすることにより行われ
る。
【0046】このため、内部電圧発生回路VGにより生
成される内部電圧VWDは、図6に太い実線で例示され
るように、比較的寄生容量の小さな128本のソース線
SLと、指定された1個のメモリセルブロックMCB0
のn+1本のローカルビット線LB0〜LBnに供給す
るだけで済む。この結果、ローカルビット線LB0〜L
Bnのチャージ動作を高速化し、その内部電圧VWDへ
のチャージ電流を削減することができるとともに、内部
電圧VWDを生成する内部電圧発生回路VGへの負荷を
軽減して、そのレイアウト所要面積を縮小することがで
き、これによってフラッシュメモリの書き込み動作の低
消費電力化,高速化ならびにチップサイズの縮小を図る
ことができるものである。
【0047】なお、グローバルビット線GBU0〜GB
UnならびにGBL0〜GBLnにおける書き込み信号
のハイレベルとなる電源電圧VCCは、外部の電源装置
から供給されるため、その電流供給能力は充分に大き
く、フラッシュメモリの高速動作やチップサイズつまり
内部電圧発生回路VGのレイアウト所要面積に影響を与
えない。ただ、グローバルビット線が電源電圧VCCに
チャージされることで、フラッシュメモリとしての消費
電力はその分追加されるが、1本あたり例えば1pF
(ピコファラッド)程度の大きな寄生容量を有するグロ
ーバルビット線が約2倍の電位の内部電圧VWDにチャ
ージされる図10に比べれば小さく、低消費電力化に関
しても充分な効果を得ることができる。
【0048】図7には、図1のフラッシュメモリに含ま
れるメモリアレイARYU及び周辺回路の第2の実施例
の部分的な回路図が示され、図4には、図1のフラッシ
ュメモリの書き込み動作時の第2の実施例の選択概念図
が示されている。なお、この実施例は、前記図3及び図
6の実施例を基本的に踏襲するものであるため、これと
異なる部分についてのみ説明を追加する。
【0049】図7において、メモリアレイARYUのメ
モリセルブロックMCB0〜MCB63は、それぞれm
+1個のメモリセルMCを含むn+1個のセルユニット
を備える。また、各セルユニットのm+1個のメモリセ
ルMCのソースが共通結合される分割ソース線SSL0
〜SSLnは、そのゲートに対応するブロック選択信号
MS0〜MS63を受けるスイッチMOSFETN3を
介して対応するブロックソース線SL0〜SL63に結
合され、これらのブロックソース線SL0〜SL63
は、そのゲートに対応するブロック選択信号SS0〜S
S63を受けるNチャンネル型のスイッチMOSFET
N7(第4のスイッチ手段)を介して共通ソース線SL
に結合される。なお、ブロック選択信号SS0〜SS6
3は、通常接地電位VSSとされ、対応するブロック選
択信号MSD0〜MSD63ならびにMS0〜MS63
と同一のタイミングで選択的に、内部電圧VWDよりス
イッチMOSFETN4のしきい値電圧分以上高いハイ
レベルとされる。
【0050】これにより、内部電圧発生回路VGにより
生成される内部電圧VWDは、図8に太い実線で例示さ
れるように、共通ソース線SLと、指定されたメモリセ
ルブロックMCB0のブロックソース線SL0,分割ソ
ース線SSL0〜SSLnならびにローカルビット線L
B0〜LBnにのみ伝達され、他のメモリセルブロック
MCB1〜MCB63ならびにMCB64〜MCB12
7に対応するブロックソース線SL1〜SL63ならび
にSL64〜SL127はプリチャージされない。この
結果、フラッシュメモリの書き込み動作のさらなる低消
費電力化,高速化ならびにチップサイズの縮小を図るこ
とができるものである。
【0051】以上の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。すなわち、 (1)グローバルビット線と、第1のスイッチ手段を介
してグローバルビット線に選択的に接続されるローカル
ビット線と、ローカルビット線に結合され、書き込み動
作時、ローカルビット線に比較的大きな絶対値の内部電
圧が書き込みデータの論理値に応じて選択的に印加され
ることを必要とする2層ゲート構造型のメモリセルとを
含むメモリアレイを具備するフラッシュメモリ等の半導
体記憶装置において、書き込み動作時、グローバルビッ
ト線に書き込みデータの論理値に応じて選択的に印加さ
れる書き込み信号のハイレベルを、電源電圧のような比
較的絶対値の小さな電位とするとともに、ローカルビッ
ト線を、例えば共通ソース線から第4のスイッチ手段を
介して、書き込みデータの論理値に関係なく一斉に上記
内部電圧にプリチャージした後、選択的にグローバルビ
ット線側にディスチャージすることにより、メモリセル
の書き込みに必要な上記内部電圧をローカルビット線に
選択的に印加することで、比較的寄生容量の大きなグロ
ーバルビット線を上記内部電圧にチャージすることな
く、指定メモリセルブロックのローカルビット線のみに
選択的に内部電圧を印加できるという効果が得られる。
【0052】(2)上記(1)項により、フラッシュメ
モリ等の書き込み動作時におけるローカルビット線のチ
ャージ時間を短縮し、そのチャージ電流を削減すること
ができるとともに、内部電圧発生回路に対する負荷を軽
減し、そのレイアウト所要面積を縮小することができる
という効果が得られる。 (3)上記(2)項により、フラッシュメモリ等の高速
化及び低消費電力化ならびにチップサイズの縮小を図る
ことができるという効果が得られる。
【0053】(4)上記(1)項ないし(3)項におい
て、ローカルビット線のプリチャージ動作を、ソース線
から第4のスイッチ手段を介して選択的に行うことで、
フラッシュメモリ等の書き込み動作時におけるローカル
ビット線のチャージ時間をさらに短縮し、そのチャージ
電流をさらに削減し、内部電圧発生回路のレイアウト所
要面積をさらに縮小することができるという効果が得ら
れる。 (5)上記(4)項により、フラッシュメモリ等のさら
なる高速化及び低消費電力化ならびにチップサイズ縮小
を図ることができるという効果が得られる。
【0054】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、この発明は、上記実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例え
ば、図1において、フラッシュメモリのメモリアレイA
RY及びその周辺回路は、任意数のメモリマットに分割
することができる。また、フラッシュメモリは、例えば
×4ビット,×16ビット等、任意のビット構成を採り
うるし、例えば4値等の多値フラッシュメモリとするこ
ともできる。さらに、フラッシュメモリは、この実施例
に制約されることなく任意のブロック構成をとり得る
し、各制御信号等の名称及び有効レベルならびに電源電
圧の極性及び絶対値等も、種々の実施形態を採りうる。
【0055】図2及び図7において、メモリアレイAR
YU及びARYLならびにそのメモリセルブロックMC
B0〜MCB63,MCB64〜MCB127は、任意
数の冗長素子を含むことができる。また、メモリアレイ
ARYU及びARYLは、例えば図9に示されるよう
に、いわゆるナンド(NAND)型アレイとすることが
できるし、メモリセルMCの接続形態やセルブロックへ
のグループ分割方法等も任意に設定できる。センスアン
プデータラッチSADLの具体的構成は、実施例に制約
されることなく種々の実施形態をとりうる。図5におい
て、各信号の絶対的なレベル及び時間関係は、本発明の
主旨に何ら影響を与えない。
【0056】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその背景となった利用分野であるフラ
ッシュメモリに適用した場合について説明したが、それ
に限定されるものではなく、例えば、EEPROM(電
気的に消去・書き換え可能なリードオンリメモリ)等の
各種メモリ集積回路や、このようなメモリ集積回路装置
を含むシングルチップマイクロコンピュータ等にも適用
できる。この発明は、少なくともその書き込み動作時、
比較的大きな絶対値の内部電圧が選択的に印加されるこ
とを必要とするメモリセルを主たる記憶素子とする半導
体記憶装置ならびにこれを含む装置又はシステムに広く
適用できる。
【0057】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。グローバルビット線と、第1のスイッ
チ手段を介してグローバルビット線に選択的に接続され
るローカルビット線と、ローカルビット線に結合され、
書き込み動作時、ローカルビット線に比較的大きな絶対
値の内部電圧が書き込みデータの論理値に応じて選択的
に印加されることを必要とする2層ゲート構造型のメモ
リセルとを含むメモリアレイを具備するフラッシュメモ
リ等の半導体記憶装置において、書き込み動作時、グロ
ーバルビット線に書き込みデータの論理値に応じて選択
的に印加される書き込み信号のハイレベルを、例えば電
源電圧のような比較的絶対値の小さな電位とするととも
に、ローカルビット線を、例えば共通ソース線から第4
のスイッチ手段を介して、書き込みデータの論理値に関
係なく一斉に上記内部電圧にプリチャージした後、選択
的にグローバルビット線側にディスチャージすることに
より、メモリセルの書き込みに必要な上記内部電圧をロ
ーカルビット線に選択的に印加する。
【0058】これにより、比較的寄生容量の大きなグロ
ーバルビット線を上記内部電圧にチャージすることな
く、指定メモリセルブロックのローカルビット線のみに
選択的に内部電圧を印加することができる。この結果、
書き込み動作時におけるローカルビット線のチャージ時
間を短縮し、そのチャージ電流を削減することができる
とともに、内部電圧発生回路に対する負荷を軽減し、そ
のレイアウト所要面積を縮小することができるため、フ
ラッシュメモリ等の高速化及び低消費電力化ならびにチ
ップサイズの縮小を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたフラッシュメモリの一実
施例を示すブロック図である。
【図2】図1のフラッシュメモリに含まれるメモリアレ
イ及び周辺回路の一実施例を示すブロック図である。
【図3】図1のフラッシュメモリに含まれるメモリアレ
イ及び周辺回路の第1の実施例を示す部分的な回路図で
ある。
【図4】図3のメモリアレイを構成する2層ゲート構造
型メモリセルの一実施例を示す動作特性図である。
【図5】図1のフラッシュメモリの書き込み動作時の第
1の実施例を示す信号波形図である。
【図6】図1のフラッシュメモリの第1の実施例を示す
選択概念図である。
【図7】図1のフラッシュメモリに含まれるメモリアレ
イ及び周辺回路の第2の実施例を示す部分的な回路図で
ある。
【図8】図1のフラッシュメモリの第2の実施例を示す
選択概念図である。
【図9】図1のフラッシュメモリに含まれるメモリアレ
イ及び周辺回路の第3の実施例を示す部分的な回路図で
ある。
【図10】この発明が先立って本願発明者等が開発した
フラッシュメモリに含まれるメモリアレイ及び周辺回路
の一例を示す部分的な回路図である。
【図11】図11のフラッシュメモリの書き込み動作時
の一例を示す信号波形図である。
【図12】図11のフラッシュメモリの一例を示す選択
概念図である。
【符号の説明】
ARY……メモリアレイ、XD……Xアドレスデコー
ダ、XB……Xアドレスバッファ、SADL……センス
アンプデータラッチ、YG……Yゲート回路、YD……
Yアドレスデコーダ、YC……Yアドレスカウンタ、M
X……マルチプレクサ、IO……入出力バッファ、CR
……コマンドレジスタ、VG……内部電圧発生回路、M
C……メモリ制御回路、SC……シリアルクロック信号
又はその入力端子、CEB……チップイネーブル信号又
はその入力端子、WEB……ライトイネーブル信号又は
その入力端子、OEB……出力イネーブル信号又はその
入力端子、RESB……リセット信号又はその入力端
子、CDEB……コマンドイネーブル信号又はその入力
端子、R/BB……レディー/ビジー信号又はその出力
端子、IO0〜IO7……入力又は出力データあるいは
その入出力端子、VCC……電源電圧又はその入力端
子、VSS……接地電位又はその入力端子。ARYU,
ARYL……メモリアレイ、MCB0〜MCB63,M
CB64〜MCB127……メモリセルブロック、LB
……ローカルビット線、GBU,GBL……グローバル
ビット線、XDU,XDL……Xアドレスデコーダ、U
XD0〜UXD63,UXD64〜UXD127……単
位Xアドレスデコーダ、SL……ソース線、VWD……
内部電圧、VS……ソース電圧。MC……2層ゲート構
造型メモリセル、W00〜W0mないしW630〜W6
3m……ワード線、MD0〜MD63,MSD0〜MS
D63,MS0〜MS63……ブロック選択信号、LB
0〜LBn……ローカルビット線、SSL0〜SSLn
……分割ソース線、GBU0〜GBUn,GBL0〜G
BLn……グローバルビット線、UDL0〜UDLn…
…単位データラッチ。VWW……ワード線選択電圧、V
th……しきい値電圧。SS0〜SS63……ブロック
選択信号、SL0〜SL63……ブロックソース線、S
L……共通ソース線。N1〜N9……NチャンネルMO
SFET、P1……PチャンネルMOSFET。
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 弘 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 岸本 次郎 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 Fターム(参考) 5B025 AA02 AB01 AD03 AD04 AD11 AD15 AE05 AE06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書き込み動作時、比較的小さな絶対値の
    書き込み信号が書き込みデータの論理値に応じて選択的
    に印加されるグローバルビット線と、 第1のスイッチ手段を介して上記グローバルビット線に
    選択的に接続されるローカルビット線と、 上記ローカルビット線に結合され、書き込み動作時、該
    ローカルビット線に比較的大きな絶対値の第1の電圧が
    書き込みデータの論理値に応じて選択的に印加されるこ
    とを必要とする2層ゲート構造型のメモリセルとを含む
    メモリアレイを具備するものであって、かつ、 上記ローカルビット線が書き込みデータの論理値に関係
    なく上記第1の電圧にプリチャージされた後、上記書き
    込み信号に従って選択的にディスチャージされることに
    より、上記第1の電圧が選択的に上記ローカルビット線
    に印加されることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記書き込み信号は、そのハイレベルが第1の電源電圧
    電位とされ、そのロウレベルが第2の電源電圧電位とさ
    れるものであり、 上記第1のスイッチ手段は、そのハイレベルが第1の電
    源電圧電位とされ、そのロウレベルが第2の電源電圧電
    位とされるブロック選択信号をそのゲートに受けるスイ
    ッチMOSFETからなるものであって、 該スイッチMOSFETは、上記ブロック選択信号がハ
    イレベルとされ、かつ上記グローバルビット線がロウレ
    ベルとされることで選択的にオン状態となり、上記ロー
    カルビット線のプリチャージ電位を上記グローバルビッ
    ト線側に選択的にディスチャージするものであることを
    特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 上記第1の電圧は、上記第1及び第2の電源電圧をもと
    に内部電圧発生回路によって生成されるものであること
    を特徴とする半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,請求項2又は請求項3におい
    て、 上記ローカルビット線は、ソース線から対応する第2の
    スイッチ手段を介して選択的に上記第1の電圧にプリチ
    ャージされるものであることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 上記メモリアレイは、 上記第2のスイッチ手段を介して上記ソース線に選択的
    に接続される分割ソース線と、 該分割ソース線と対応する上記ローカルビット線との間
    に設けられる第3のスイッチ手段とを含むものであり、 上記メモリセルは、その所定数を単位として、上記ロー
    カルビット線と上記分割ソース線との間に並列形態に設
    けられるものであって、 上記ローカルビット線は、上記ソース線から上記第2の
    スイッチ手段,分割ソース線ならびに第3のスイッチ手
    段を介して、上記第1の電圧にプリチャージされるもの
    であることを特徴とする半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 請求項4において、 上記第1のスイッチ手段,メモリセルならびに第2のス
    イッチ手段は、対応する上記グローバルビット線と上記
    ソース線との間に直列形態に設けられるものであること
    を特徴とする半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 請求項4,請求項5又は請求項6におい
    て、 上記ソース線は、 上記グローバルビット線と平行する方向に配置される共
    通ソース線と、 各メモリセルブロックに対応して設けられ、上記ワード
    線と平行する方向に配置されるブロックソース線とを含
    むものであって、 上記第1の電圧は、上記共通ソース線から第4のスイッ
    チ手段を介して選択的に上記ブロックソース線及び分割
    ソース線に供給されるものであることを特徴とする半導
    体記憶装置。
  8. 【請求項8】 請求項1,請求項2,請求項3,請求項
    4,請求項5,請求項6又は請求項7において、 上記半導体記憶装置は、記憶データの消去及び書き込み
    をFNトンネル現象により行うフラッシュメモリである
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
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