JP4627925B2 - 田植機の苗台支持フレーム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、5条植えや6条植え等の多条植えの乗用田植機の苗載台を支持する苗台支持フレームの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
田植機の走行部に昇降可能に植付部を装着し、該植付部の苗載台は苗台支持フレームにより支持されている。従来の苗台支持フレームは、左右両側の支柱と該左右の支柱間を連結する連杆を組み付けて門型とし、この左右支柱の下部を植付チェーンケース上に立設して、該植付チェーンケース間は連結パイプにより連結されて、四角形状に枠組み構成されていたのである。また、ヒッチに連結するトップリンクの上方にローリングシリンダを横設し、苗載台を支える左右一側の支柱にフレーム等を介してシリンダロッドの先端を連結させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の苗台支持フレームは、構造が複雑で、軽量化し難かった。また、トップリンクの上方にローリングシリンダを横設していたので、ロアリンクとトップリンクの上下方向距離を長くとるのが困難となり、安定支持が得難くなり、強度をアップする必要があり、重量増加につながっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0005】
請求項1においては、苗載台(16)を支持する苗台支持フレーム(116)において、該苗台支持フレーム(116)は、左右両側に立設した縦フレーム(116L・116R)と、該縦フレーム(116L・116R)の上部を連結する横フレーム(116T)により、正面視略門型に構成し、前記縦フレーム(116L・116R)は植付部(15)の下部に横設したパイプ状部材である植付伝動フレーム(20)の左右から上方に立設し、前記植付伝動フレーム(20)における縦フレーム(116L・116R)の左右中央部に、ヒッチ台(24a)を固設し、該ヒッチ台(24a)は、走行部(1)側の昇降リンク機構(27)の後部に連結されたヒッチ(24)に対して揺動自在に枢支され、前記ヒッチ(24)に、前記苗台支持フレーム(116)及び植付部(15)の水平を保つように伸縮するローリングシリンダ(119)を横設し、前記ヒッチ台(24a)から、左右両側の縦フレーム(116L・116R)の上部方向へ向けて、斜めフレーム(117L・117R)を斜設し、前記斜めフレーム(117L・117R)の中の、左右片側の斜めフレームの途中部、もしくは、先端部にロッド取付部(118)を固設し、前記ロッド取付部(118)には、前記ローリングシリンダ(119)のシリンダロッド(120)の端部を枢結支持し、更に、前記ロッド取付部(118)から、外側方向の縦フレーム(116L・116R)に向けて、前記シリンダロッド(120)と平行に補強フレーム(121)を固設したものである。
【0006】
請求項2においては、請求項1記載の田植機の苗台支持フレームにおいて、前記ロッド取付部(118)から外側方向の、前記縦フレーム(116L・116R)の下部まで補強斜めフレーム(123)を固設したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施の形態を説明する。
【0008】
図1は本発明の苗台支持フレームを備えた田植機の全体的な構成を示す側面図であり、図2は同じく平面図、図3は植付部の側面図、図4は同じく平面図である。
【0009】
図5は六条植え式田植機における本発明の苗台支持フレームの構成を示す正面図、図6は同じく後面図、図7は五条植え式田植機における本発明の苗台支持フレームの構成を示す後面図である。
【0010】
まず、本発明に係る苗台支持フレームを備えた田植機の全体構成について説明する。なお、本実施例では、乗用田植機に適用した例として説明するが、これに限定されるものではなく、歩行式の田植機にも適応することができる。また、植付部は六条植え式としているが、これに限定されるものではない。
【0011】
図1及び図2に示す如く、乗用田植機は走行部1の後部に昇降リンク機構27を介して植付部15が配置され、該走行部1は機体フレーム3前部上方にエンジン2を搭載し、前下部にフロントアクスルケース5を介して前輪6を支持させると共に、後部にリアアクスルケース7を介して後輪8を支持している。そして、前記エンジン2はボンネット9に覆われ、該ボンネット9の両側には予備苗載台30が配設され、該ボンネット9の後部には操向ハンドル14が配置されている。該操向ハンドル14の下方には操作パネル4等が配置されている。また、走行部1の機体フレーム3を覆う機体カバー12は、ボンネット9後部から座席13前部に渡ってメインステップ10を形成し、該メインステップ10後部では高く盛り上がってその上に座席13が設けられている。操向ハンドル14の左右両側方に主変速レバー、植付部昇降レバー、アクセルレバー等が配設され、前記メインステップ10の前方には油圧式無段変速装置(HST)を操作する副変速ペダル32及びブレーキレペダル33等が配設されている。
【0012】
また、前記植付部15は、図1乃至図5に示す如く、苗載台16や植付爪17・17・・・やセンターフロート34やサイドフロート35等から構成されており、前記苗載台16は前高後低に配設して、苗載台16の下部は下ガイドレール18D、前面の上部は上ガイドレール18Uによって左右往復摺動自在に支持し、該上ガイドレール18Uは、植付伝動フレーム20より前方上方に立設した苗台支持フレーム116に支持されている。そして、植付伝動フレーム20内には図示しない植付アーム軸を介して一方向に回転する回転ケース22・22・・・を植付アーム軸の左右両側に一つずつ配置し、該回転ケース22・22・・・夫々に植付爪17・17・・・を二つずつ配置している。
【0013】
また、図4に示すごとく、植付伝動フレーム20の前中央部に、支持部材であるヒッチ台24aが構成され、該ヒッチ台24aにヒッチ24(図3)を嵌合固定し、図示しないローリング支点軸を該ヒッチ台24a及びヒッチ24の両者に穿設した穴に挿通して揺動自在に支持する構成としている。そして、トップリンク25及びロワーリンク26を含む昇降リンク機構27の後部にヒッチ24を連結し、前記昇降リンク機構27を昇降駆動させる図示しない昇降シリンダをロワーリンク26に連結したリフトアーム28に枢結して、植付部15を昇降できるようにしている。そして、前記前輪6・6及び後輪8・8を走行駆動して移動すると同時に、左右に往復摺動可能な苗載台16から一株分の苗を各植付爪17・17・・・によって取り出し、連続的に苗植え作業を行うように構成している。
【0014】
また、前記植付伝動フレーム20の左右端部近傍より、支持パイプ130・130を左右方向に延設し、該支持パイプ130・130の端部には、線引きマーカ140(140R・140L)を、昇降回動可能に備えるとともに、線引きマーカ解除機構150(150R・150L)を載置固定している。さらに、支持パイプ130の下方より、苗載台16を保護するサイドバンパー131が、該支持パイプ130と側方であって、機体後方に向かうように設置している。該サイドバンパー131は、畦際での植付作業や畦越え等の際に、苗載台16下部に障害物が側方及び下方から衝突するのを防止している。さらに、後輪8・8後方の植付フレーム20と支持パイプ130との固設部には、防泥板122・122が備えられ、車輪が跳ね上げる泥土がサイドフロート35に堆積するのを防いでいる。
【0015】
次に、植付部15の植付伝動フレーム20の構成について説明する。図4及び図5に示す如く、本実施例において植付部15を六条植え式としており、従って回転ケース22と二本の植付爪17・17からなるロータリ式植付装置21・21・・・を六組備え、計十二本の植付爪17・17・・・を有している。従って、前記植付爪17・17・・・を回転駆動させる機構を備えた回転ケース22・22・・・は、伝動パイプ55・55・55に配設されている。なお、該伝動パイプ55・55・55より後方を、植付ユニット29と表現することにする。
【0016】
前記植付ユニット29・29・29の前部に位置する伝動パイプ55・55・55は、十字管継手41L・41C・41R及び入力十字管継手40を介して連結パイプ57L・57C・57Rで連結され、平面視略「櫛」型の植付伝動フレーム20が形成されている。なお、本実施例においては中央十字管継手41Cと右側十字管継手41Rの間に植付伝動フレーム20への入力部である入力十字管継手40が配設されて、中央十字管継手41Cと入力十字管継手40、入力十字管継手40と右側十字管継手41Rが夫々連結パイプ57C・57Rで連結されている。
【0017】
このように構成された植付伝動フレーム20は、櫛型の開放側を後方に向け、左右の開放側端部の左右両側及び中央にロータリ植付装置21・21・・・を具備する植付ユニット29・29・29を夫々配している。また、前記中央十字管継手41Cの上部には、前記ヒッチ24を載置固定するヒッチ台24aが固設されている。
【0018】
次に、本発明の苗台支持フレーム116の構成について説明する。図5乃至図7に示すごとく、苗載台16を支持する苗台支持フレーム116は、左右水平方向に配置する上部連結部材である横フレーム116Tと、該横フレーム116Tの左右両側に連結して上下方向に配置する苗台支柱である縦フレーム116R・116Lより構成され、正面視略門型に構成されている。
【0019】
縦フレーム116R・116Lは、苗載台に横設するパイプ状部材である植付伝動フレーム20の前方上方に立設した支持部材115R・115Lに固設することで、側面視において、該縦フレーム116R・116Lが、苗載台16に対して略平行となるように構成している。また、走行時や格納時に該線引きマーカ140が邪魔にならないようにすべく、線引きマーカ140を引き上げて収納位置とした状態で苗載台16左右端部の直前方に係止するための、マーカ収納フック114が、縦フレーム116R・116Lの上部に備えられている。
【0020】
横フレーム116Tには、左右端部、及び中途部の複数箇所に、シュー取付部材19f・19f・・・を立設し、該シュー取付部材19f・19f・・・の上方に、シュー19を配置している。該シュー19に苗載台16を固定する上ガイドレール18Uを載置している。
【0021】
第一実施例は、図5及び図6に示すごとく、植付伝動フレーム20の左右中央部と、前記縦フレーム116R・116Lと横フレーム116Tとの固定部近傍との間に、斜め部材である斜めフレーム117R・117Lを斜設している。前記植付伝動フレーム20の左右中央部に位置する中央十字管継手41Cに設ける支持部材となるヒッチ台24aに、前記斜めフレーム117R・117Lが後面視略V字状となるように溶接により固定されている。斜めフレーム117R・117Lの下端部は屈曲されてヒッチ台24aと平行となるように配置され、該ヒッチ台24aに溶接により固定されている。また、後面視左側の斜めフレーム117Lの上端部は、横フレーム116Tと平行となるように屈曲され、該横フレーム116Tに溶接により固定され、後面視右側の斜めフレーム117Rの上端部は、縦フレーム116Rと平行となるように屈曲され、該縦フレーム116Rに溶接により固定されている。このような構成にすれば、ローリング剛性を満たし、構造を簡素にできるので、苗台支持フレーム116を軽量化することができる。
【0022】
前記斜めフレーム117Lの略中途部には、ローリングシリンダ119の一端を支持するロッド取付部118を配設し、前記ヒッチ24に横設するローリングシリンダ119のシリンダロッド120の端部を枢設している。該ロッド取付部118は、シリンダロッド120に平行に配置する。このような構成にすれば、強度を必要とするローリングシリンダ119のロッド取付部118を苗台支持フレーム116構成の途中に設けることができるので、構造を簡素にすることができる。また、ローリングシリンダ119と苗台支持フレーム116とを取り付ける部品を別途フレームから張り出して設ける必要がないため、軽量化できる。
【0023】
該ローリングシリンダー119は、走行部1に設けた角速度センサからの傾斜動作速度と、植付部15に設けた傾斜角センサより検知した植付部15の左右の傾きから、シリンダロッド120を摺動させ、苗台支持フレーム116及び植付部15の水平を保つように機能するものである。該ローリングシリンダー119のシリンダ部119aの配置は、ヒッチ24におけるトップリンク枢結部25a及びロワーリンク枢結部26aの間に位置している。このような構成にすると、トップリンク枢結部25aとロワーリンク枢結部26aとの上下方向距離を長くとることができ、強度上有利になり、軽量化も可能となる。また、ヒッチ24に、直接ローリングシリンダ119のシリンダ部119aを取り付けることができるので、ローリングシリンダ119を取り付ける部品を省くことができて、ヒッチ24と一体化が可能となる。
【0024】
さらに、ロッド取付部118と縦フレーム116Lとの間には、補強横フレーム121が横設されている。該補強横フレーム121を、シリンダロッド120と平行に配置し、一側を縦フレーム116Lに、他側をロッド取付部118に固設する。
【0025】
そして、ロッド取付部118と、支持部材115(図4)との間に、補強斜めフレーム123が斜設されている。該補強斜めフレーム123の上端部は、シリンダロッド120と平行となるように屈曲され、ロッド取付部118に溶接で固定され、下端部は、前記縦フレーム116Rと平行となるように屈曲され、前記支持部材115Lに溶接で固定されている。また、該支持部材115に固設することなく、縦フレーム116Rに固設する形態とすることもできる。このような構成にすると、左右方向に摺動するシリンダロッド120の延長上にロッド取付部118と補強横フレーム121を配設するので、苗台支持フレーム116の剛性を、シンプルな補強部材を設けるだけで確保でき、軽量化できる。
【0026】
以上のような構成において、植付部15が傾斜すると角速度センサ及び傾斜角センサからの信号によりローリングシリンダ119が駆動されて、シリンダロッド120を摺動し、苗台支持フレーム116を水平にすることで、植付部15を水平にすることができる。例えば、後面視において植付部15が左上がりに傾いている場合、シリンダロッド120を伸長してロッド支持部118を押すことで、苗台支持フレーム116を水平にし、植付部15全体を水平にする。また、後面視において植付部15が右上がりに傾いている場合、シリンダロッド120を縮小してロッド支持部118を引っ張ることで、苗台支持フレーム116を水平にし、植付部15全体を水平にすることができる。
【0027】
第二実施例として、図7に示すごとく、植付伝動フレーム20の左右中央部と、前記縦フレーム116R・116Lの上部に向けて、斜め部材である斜めフレーム117R・117Lを斜設している。前記植付伝動フレーム20の左右中央部にヒッチ台24aを固設し、前記斜めフレーム117R・117Lが後面視略V字状となるようにしている。斜めフレーム117R・117Lの下端部は、ヒッチ台24aと平行となるように屈曲され、該ヒッチ台24aに溶接により固定されている。また、後面視左側の斜めフレーム117Lの上端部は、ロッド取付部118と平行となるように屈曲され、該ロッド取付部118に溶接により固定され、後面視右側の斜めフレーム117Rの上端部は、縦フレーム116Rと平行となるように屈曲され、該縦フレーム116Rに溶接により固定されている。
【0028】
前記ロッド取付部118は、ローリングシリンダ119の一端を支持し、ヒッチ24に横設するローリングシリンダ119のシリンダロッド120の端部を枢設している。該ロッド取付部118は、シリンダロッド120に平行に配置されている。補強斜めフレーム123を除くその他の部分は、前述の図5及び図6における第一実施例と同様の構成である。
【0029】
以上のような構成において、強度を必要とするローリングシリンダのロッド取付部をフレーム構成の途中に設けることができるので、最も簡単な構成で、ローリング剛性を満たすことができる。また、ローリングシリンダ119とヒッチ24との取付部品を別途フレームから張り出して設ける必要がないため、軽量化になる。
【0030】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
【0031】
請求項1に示す如く、苗載台(16)を支持する苗台支持フレーム(116)において、該苗台支持フレーム(116)は、左右両側に立設した縦フレーム(116L・116R)と、該縦フレーム(116L・116R)の上部を連結する横フレーム(116T)により、正面視略門型に構成し、前記縦フレーム(116L・116R)は植付部(15)の下部に横設したパイプ状部材である植付伝動フレーム(20)の左右から上方に立設し、前記植付伝動フレーム(20)における縦フレーム(116L・116R)の左右中央部に、ヒッチ台(24a)を固設し、該ヒッチ台(24a)は、走行部(1)側の昇降リンク機構(27)の後部に連結されたヒッチ(24)に対して揺動自在に枢支され、
前記ヒッチ(24)に、前記苗台支持フレーム(116)及び植付部(15)の水平を保つように伸縮するローリングシリンダ(119)を横設し、前記ヒッチ台(24a)から、左右両側の縦フレーム(116L・116R)の上部方向へ向けて、斜めフレーム(117L・117R)を斜設し、前記斜めフレーム(117L・117R)の中の、左右片側の斜めフレームの途中部、もしくは、先端部にロッド取付部(118)を固設し、前記ロッド取付部(118)には、前記ローリングシリンダ(119)のシリンダロッド(120)の端部を枢結支持し、更に、前記ロッド取付部(118)から、外側方向の縦フレーム(116L・116R)に向けて、前記シリンダロッド(120)と平行に補強フレーム(121)を固設したので、苗載台を支持する苗台支持フレームにおいて、植付部の下部に横設するパイプ状部材の左右両側に苗台支柱を立設し、該苗台支柱の上部を上部連結部材で連結して正面視略門型に苗台支持フレームを構成し、前記パイプ状部材の左右中央部に設けた支持部材から左右両側の苗台支柱の上部方向へ向けて、斜め部材を斜設したので、苗台支持フレームの構造を簡素にでき、剛性をアップすることができて、ローリング剛性確保して、軽量化を図ることができる。
【0032】
また、前記斜め部材において、左右片側の斜め部材の途中部、もしくは、先端部にローリングシリンダのロッド取付部を設けたので、強度を必要とするローリングシリンダのロッド取付部をフレーム構成の途中に設けることができ、構造を簡素にすることができる。また、ローリングシリンダの取付部部品を別途フレームから張り出して設けることがないため、軽量化となる。
【0033】
また、ロッド取付部から、外側方向に苗台支柱まで補強部材を設けたので、シリンダロッド取付部の剛性を簡単な補強部材を設けるだけで確保でき、軽量化となる。
【0034】
請求項2に示す如く、請求項1記載の田植機の苗台支持フレームにおいて、前記ロッド取付部(118)から外側方向の、前記縦フレーム(116L・116R)の下部まで補強斜めフレーム(123)を固設したので、シリンダロッド取付部の剛性をシンプルな補強部材を設けるだけで確保でき、軽量化となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の苗台支持フレームを備えた田植機の全体的な構成を示す側面図。
【図2】 同じく平面図。
【図3】 植付部の側面図。
【図4】 同じく平面図。
【図5】 六条植え式田植機における本発明の苗台支持フレームの構成を示す後面図。
【図6】 同じく正面図。
【図7】 五条植え式田植機における本発明の苗台支持フレームの構成を示す後面図。
【符号の説明】
1 走行部
15 植付部
16 苗載台苗載台
20 植付伝動フレーム
120 シリンダロッド
116 苗台支持フレーム
119 ローリングシリンダ
Claims (2)
- 苗載台(16)を支持する苗台支持フレーム(116)において、該苗台支持フレーム(116)は、左右両側に立設した縦フレーム(116L・116R)と、該縦フレーム(116L・116R)の上部を連結する横フレーム(116T)により、正面視略門型に構成し、前記縦フレーム(116L・116R)は植付部(15)の下部に横設したパイプ状部材である植付伝動フレーム(20)の左右から上方に立設し、前記植付伝動フレーム(20)における縦フレーム(116L・116R)の左右中央部に、ヒッチ台(24a)を固設し、該ヒッチ台(24a)は、走行部(1)側の昇降リンク機構(27)の後部に連結されたヒッチ(24)に対して揺動自在に枢支され、前記ヒッチ(24)に、前記苗台支持フレーム(116)及び植付部(15)の水平を保つように伸縮するローリングシリンダ(119)を横設し、前記ヒッチ台(24a)から、左右両側の縦フレーム(116L・116R)の上部方向へ向けて、斜めフレーム(117L・117R)を斜設し、前記斜めフレーム(117L・117R)の中の、左右片側の斜めフレームの途中部、もしくは、先端部にロッド取付部(118)を固設し、前記ロッド取付部(118)には、前記ローリングシリンダ(119)のシリンダロッド(120)の端部を枢結支持し、更に、前記ロッド取付部(118)から、外側方向の縦フレーム(116L・116R)に向けて、前記シリンダロッド(120)と平行に補強フレーム(121)を固設したことを特徴とする田植機の苗台支持フレーム。
- 請求項1記載の田植機の苗台支持フレームにおいて、前記ロッド取付部(118)から外側方向の、前記縦フレーム(116L・116R)の下部まで補強斜めフレーム(123)を固設したことを特徴とする田植機の苗台支持フレーム。
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