JP3930659B2 - 田植機の植付フレーム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、8条植えや10条植え等の多条植えの乗用田植機機の苗載台を支持する植付フレームの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、8条植え以上の多条植え型田植機においては、搬送や移動や格納する場合には、苗載台が左右横方向にはみ出し、苗載台が邪魔になることがあるので、苗載台やガイドレールを折り畳めるように構成した技術が公知となっている。
そして、このように苗載台が幅広くなると、その重量に合わせて植付フレームの剛性も高めるように構成している。例えば、特開平9−327217号の技術である。
この技術における植付フレームは、左右両側の支柱と該左右の支柱間を連結する連杆を組み付けて門型とし、この左右支柱の下部を植付チェーンケース上に立設して、該植付チェーンケースは連結パイプにより連結されて、四角形状に枠組み構成として剛性を高めていたのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の植付フレームでは植付部の自重により両側が下がってしまい、両側の植付深さが深くなり植付精度が低下してしまう。これを回避するために、センターケースよりセンターフレームを立設して連杆と連結し、この連結部と支柱下端をターンバックル式のリンクで対角線方向に連結し、該ターンバックルを締め上げることによって、両側を引き上げて撓みを調整できるようにしていたが、斜め方向に引っ張るために上下方向の分力が小さく大きな力が必要となっていた。また、支柱下端とセンターフレームが水平方向のアームで連結されていないと、強く締め付けると連杆の両側が下がることがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するための手段を説明する。即ち、苗載台を支持する植付フレームにおいて、植付フレームを横杆と縦杆によって正面視略門型に構成し、該横杆の左右中央部と植付センターケースの間を、左右の支持パイプと両支持パイプを連結する連結部材で構成したセンターフレームにより連結し、該センターフレームの上部を外方向に開く形状とすると共に、該センターフレームの上部と前記植付フレームの両側下部を緊張ロッドで連結したものである。
また、前記センターフレームの上部を左右方向に広く、下部を狭く、かつ、上部を前方に傾斜させて構成したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の植付フレームを備えた田植機の全体側面図、図2は分割苗載台を主苗載台上に収納した後面図、図3は植付部の側面図、図4は本発明の植付フレームの正面図、図5はセンターフレームの取付部の正面図、図6は同じく側面図である。
【0006】
まず、本発明の植付フレームを8条の乗用田植機に適用した実施例について図1より全体構成から説明する。
乗用田植機Aは走行部1の後部に昇降リンク機構27を介して植付部4が配置され、該走行部1は車体フレーム3の前部上方にエンジン2を搭載し、前下部にフロントアクスルケースを介して前輪6を支持させると共に、後部にリヤアクスルケース7を介して後輪8を支持している。そして、前記エンジン2はボンネット9に覆われ、該ボンネット9の両側に予備苗載台10・10を配設し、該ボンネット9後部のダッシュボード5上に操向ハンドル14を配置し、該ボンネット9両側とその後部の車体フレーム3上を車体カバー12で覆い、操向ハンドル14後方位置に座席13を配置し、ボンネット9の両側と座席13前部と、座席13左右両側及び座席13後方をステップとしている。
【0007】
そして、前記運転席13の側部には走行変速レバー30や植付昇降兼作業走行変速用副変速レバー31や植付感度調節レバーが配置され、ダッシュボード下部のステップ上には主クラッチペダル32や左右ブレーキペダルが配設され、前記座席13後方には8条用の施肥機33が配設されている。
【0008】
また、前記植付部4は図1、図3に示すように、苗載台16や植付爪17やセンターフロート34やサイドフロート35等から構成されており、前記苗載台16は前高後低に配設して、苗載台16の下部は下ガイドレール18、前面の上部は上ガイドレール19によって左右往復摺動自在に支持し、該下ガイドレール18及び上ガイドレール19は植付センターケース20より後述する植付フレーム23等を介して支持されている。そして、植付センターケース20より左右両側方へ連結パイプ29を突設してチェーンケース21を固設し、該チェーンケース21・21・・・を平行に後方へ突出して、該チェーンケース21の後部に一方向に回転させるロータリーケース22を配置し、該ロータリーケース22の両側に一対の植付爪17・17を配置している。
こうして、前進走行とともに苗載台16を左右に往復摺動して、この往復動に同期させて植付爪17を駆動して一株分の苗を切り出し、連続的に植え付け作業を行うように構成している。
【0009】
また、前記植付センターケース20の前部にローリング支点軸を介して前記昇降リンク機構27と連結され、該昇降リンク機構27はトップリンク25やロワーリンク26等より構成され、座席13下方に配置した昇降シリンダ28によって植付部4を昇降できるようにしている。
【0010】
そして、前記苗載台16は、図2に示すように、進行方向右外側の二条分の苗載台を分割して分割苗載台16Dとし、機体中央側の固定された六条分の苗載台を主苗載台16Mとしており、前記分割苗載台16Dを着脱可能に構成して、該分割苗載台16Dを取り外して主苗載台16Mの後部上に載置して係合し、収納可能に構成している。なお、延長した下ガイドレールは前方へ回動して収納できるようにしており、サイドバンパーは内側へ摺動して収納できるようにしている。
【0011】
次に本発明の苗載台16を支持するフレームの構成について説明する。
図3乃至図6に示すように、植付フレーム23は左右水平方向に配置する横杆23aと、該横杆23aの左右両側に連結して上下方向に配置する縦杆23b・23bよりなり、正面視略門型に構成されている。該縦杆23b・23bの上部と該横杆23aの中途部より立設したステー23d・23d上に前記上ガイドレール19を嵌合して支持するシュー24・24・・・が配置されている。
【0012】
また、前記縦杆23b・23bの下部は両側のチェーンケース21・21、または、チェーンケース21・21を連結する連結パイプ29に固設されている。前記横杆23aの左右中央部の下部には略三角形状の取付プレート23c・23cが固設され、該取付プレート23c・23cにセンターフレーム61の上端が固設されている。
【0013】
該センターフレーム61は正面視逆「ハ」字状に配置した支持パイプ61a・61aと、該支持パイプ61a・61aの下部を左右水平方向に連結する連結プレート61bからなり、該支持パイプ61aは正面視及び側面視において「く」字状に曲げられ、その上端は前記植付フレーム23に設けた取付プレート23cにボルト等によって固定される。
【0014】
このように支持パイプ61a・61aを正面視及び側面視において「く」字状に構成することによって、支持パイプ61aと支持パイプ61aの間の上部空間と、該支持パイプ61a・61aの上部と苗載台16の間の空間を大きくすることが可能となり、前記施肥機33より植付位置の側方まで延出される施肥ホース62の中途部を、図4、図6に示すように、この空間に通してガイドし、この通過させるときの施肥ホース62は曲率半径を大きくすることが可能となり、折れ曲がらず、肥料を搬送するときに詰まりが生じ難くなるのである。
【0015】
また、前記連結プレート61bの下部は前記植付センターケース20の上面及び前面にかけて固定した取付ブラケット63に固設され、該植付センターケース20の下部両側より連結パイプ29・29が側方に突設されて、前記植付フレーム23とによって四角形状に連結固定して、この四角形の左右中途部をセンターフレーム61と取付ブラケット63と植付センターケース20によって縦方向に連結して強度アップを図っている。
【0016】
そして更に、前記取付プレート23c・23cと縦杆23b・23b下部との間の対角線方向には、ターンバックル式の緊張ロッド64・64を配置して、ターンバックルを回動して締め付け、両側を引っ張り上げることを可能としている。但し、前記緊張ロッド64の一端の取付部は取付プレート23cの代わりに、横杆23aや支持パイプ61aの上部であっても構わない。また、緊張ロッド64の他端の取付位置は縦杆23bの下部の代わりに、その近傍の最外側に位置するチェーンケース21や連結パイプ29であっても構わない。
【0017】
このように構成することによって、緊張ロッド64とセンターフレーム61は正面視において略M状に配設されることになり、該緊張ロッド64のターンバックルを回動して締め付けたときの引っ張り方向の力は、支持パイプ61aの上端部において略直角方向となり、両側のチェーンケース21を上方へ持ち上げる力が働くようになり、この上方への持ち上げ力は、緊張ロッド64の上側の連結転が左右中心よりも左右両側方へ移動するので、緊張ロッド64の角度は大きくなり持ち上げ方向の分力も増大させることができる。更に、緊張ロッド64の長さも短くできてコスト削減も図れ、重量の軽減も図れるのである。
【0018】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。即ち、請求項1の如く、苗載台を支持する植付フレームにおいて、植付フレームを横杆と縦杆によって正面視略門型に構成し、該横杆の左右中央部と植付センターケースの間を、左右の支持パイプと両支持パイプを連結する連結部材で構成したセンターフレームにより連結し、該センターフレームの上部を外方向に開く形状とすると共に、該センターフレームの上部と前記植付フレームの両側下部を緊張ロッドで連結したので、従来のようにセンターフレームを垂直方向に配置した場合と比較して、緊張ロッドの水平方向に対する角度を大きくすることができて、左右両側の植付部を上方へ引っ張り上げる分力を大きくすることが可能となり、両側の植付フレームを小さな力で持ち上げることが可能となり、安定して水平を保てることとなり、植付精度を向上することができる。
また、緊張ロッドの長さを短くすることが可能とてり、コスト低減化も図れる。
【0019】
また、請求項2記載の如く、前記センターフレームの上部を左右方向に広く、下部を狭く、かつ、上部を前方に傾斜させて構成したので、センターフレームの上部に左右方向の空間、および、センターフレームと苗載台との間の空間を大きくすることが可能となり、この空間に施肥機の施肥ホースを通してガイドすることが可能となり、狭い空間を有効に利用でき、更に、この空間を通過する施肥ホースの曲率半径を大きくすることができ、このガイド部分での詰まりも防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の植付フレームを備えた田植機の全体側面図である。
【図2】分割苗載台を主苗載台上に収納した後面図である。
【図3】植付部の側面図である。
【図4】本発明の植付フレームの正面図である。
【図5】センターフレームの取付部の正面図である。
【図6】同じく側面図である。
【符号の説明】
20 植付センターケース
23 植付フレーム
23a 横杆
23b 縦杆
61 センターフレーム
61a 支持パイプ
61b 連結部材
64 緊張ロッド

Claims (2)

  1. 苗載台を支持する植付フレームにおいて、植付フレームを横杆と縦杆によって正面視略門型に構成し、該横杆の左右中央部と植付センターケースの間を、左右の支持パイプと両支持パイプを連結する連結部材で構成したセンターフレームにより連結し、該センターフレームの上部を外方向に開く形状とすると共に、該センターフレームの上部と前記植付フレームの両側下部を緊張ロッドで連結したことを特徴とする田植機の植付フレーム。
  2. 前記センターフレームの上部を左右方向に広く、下部を狭く、かつ、上部を前方に傾斜させて構成したことを特徴とする請求項1記載の田植機の植付フレーム。
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